JP2956825B2 - 低速度音声を伝送するためのatm伝送方法および送受信装置 - Google Patents
低速度音声を伝送するためのatm伝送方法および送受信装置Info
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Description
れている低速度音声をATM(asynchronous transfer m
ode :非同期転送モード) セル化して転送することに関
する。
速度音声(64kbps以下の低速度符号化音声)をA
TMセル化して転送することが行われている。その際、
セル化遅延による品質劣化を防ぐために、標準ATMセ
ルのペイロードの内に部分的に有意情報を設定して転送
するパーシャルフィルATMセルが有効とされている。
送受信装置を示す。
ル受信装置である。ATMセル送信装置1は、送信側音
声処理装置3、送信側AAL処理装置5、AAL情報組
立装置7、送信側ATMヘッダ処理装置9、及び送信側
ATMセル伝送装置11で構成されている。また、AT
Mセル受信装置2は、受信側音声処理装置4、受信側A
AL処理装置6、AAL情報切りだし装置8、受信側A
TMヘッダ処理装置10、及び受信側ATMセル伝送装
置12で構成されている。
おける動作を説明する。
速度音声情報を生成し、送信側AAL処理装置5に送出
する。送信側AAL処理装置5は許容されるセル遅延に
応じた時間により音声情報を蓄積し、有意情報フレーム
13を生成する。さらに送信側AAL処理装置5は、有
意情報フレーム13に固定長のATMセルペイロードに
収まるよう無意ビット14を付加することで音声情報フ
レーム15を生成し、送信側AAL情報組立装置7に送
出する。AAL情報組立装置7では、送信側AAL処理
装置5より受信した音声情報フレーム15にAAL(ATM
adaptation layer)情報16を付加し、ATMセル・ペ
イロード17を生成する、ペイロード17は送信側AT
Mヘッダ処理装置9に渡され、標準ATMヘッダ18を
付与される。そして、作成された標準ATMセル19を
送信側ATMセル伝送装置11により受信側ATMセル
伝送装置12に送信される。送信されるATMセル19
は、部分的に有意情報を含んでいるため、パーシャルフ
ィルATMセルと呼ばれる。
受信されたATMセル19を受信側ATMヘッダ処理装
置10に送る。受信側ATMヘッダ処理装置10では、
ヘッダ18をはずし、ペイロード17をAAL情報切り
だし装置8に送る。装置8ではAAL情報16を切り出
し、音声情報フレーム15を受信側AAL処理装置6に
送る。ここで、受信側AAL処理装置6には、音声情報
フレーム15から有意情報フレーム13と無意ビット1
4を切り分ける機能が無いため、音声情報フレーム15
は無意ビットを含んだまま受信側音声処理装置4に送信
される。そして、受信側音声処理装置4は、その無意ビ
ット14を含んだままの音声情報を生成する。
低レート音声をセル化してATM網に転送する場合、パ
ーシャルフィルATMセルを用いたとき、固定速度音声
対応のAALタイプ1で送信している。このとき、受信
側AAL処理では、ペイロードから有意情報のみを切り
出すことができない。このため、受信側では無意ビット
を有意情報に含めて音声情報の組立を行ってしまうの
で、音声での同期はずれや、音声品質劣化を招くおそれ
がある。
る品質劣化を解決するために、本発明では、ATMセル
送信装置において有意情報の長さを情報識別子としてA
AL情報に付加している。そして、ATMセル受信装置
において、その情報識別子を基にペイロード部分から有
意情報を切り出している。これにより、受信側音声処理
装置にわたされる音声情報は有意情報のみとなり、前述
した音声品質劣化は改善できる。
呼に対しても本発明は有効である。すなわち、可変速度
音声呼においては、セル上にマッピングされる有意情報
長が同一呼上において可変になる可能性がある。本発明
のように各セル毎に情報長を提示することで迅速に有意
情報を切り出すことが可能になる。
フィルATMセル内の有意情報長が異なるような多元呼
が混在している移動通信システムにおいても、本発明に
よる新符号化方式を新たに追加しても、システムとして
の新規機能追加を必要としない点で有効である。
セルおよびATMセル送受信装置構成例を示すブロック
図である。この図において、従来の構成を示す図3にお
ける構成と同様の部分には、同じ符号を付与している。
装置において、従来のATMセル送受信装置に、送信側
に送信側ペイロード処理装置20及び受信側に受信側ペ
イロード処理装置21を付加している。
Mセル送受信装置の動作を説明する。
を生成し、送信側AAL処理装置5に送出する。送信側
AAL処理装置5は許容されるセル遅延に応じた時間に
より音声情報を蓄積し、有意情報フレーム13を生成
し、送信側ペイロード処理装置20に送出する。送信側
ペイロード処理装置20では有意情報長をカウントし
て、情報長識別子22を生成し、有意情報フレーム13
には従来通り無意ビット14を付加することで音声情報
フレーム15を生成する。送信側ペイロード処理装置2
0は、さらに音声情報フレーム15と情報長識別子22
とを送信側AAL情報組立装置7に送出する。AAL情
報組立装置7では、情報長識別子22と他のAAL情報
16により、パーシャルフィル用AAL情報23を生成
する。さらにAAL情報組立装置7は、AAL情報23
を装置20より受信した音声情報フレーム15に付加
し、ATMセル・ペイロード17を生成する。ペイロー
ド17は送信側ATMヘッダ処理装置9に渡され、そこ
で標準ATMヘッダ18を付与されて、送信側ATMセ
ル伝送装置11により受信側ATMセル伝送装置12に
送信される。ここで、送信されるATMセル19はパー
シャルフィルセルの形態をとる。
れたATMセル19を受信側ATMヘッダ処理装置10
に送る。受信側ATM処理装置10ではヘッダ18をは
ずし、ペイロード17をAAL情報切りだし装置8に送
る。AAL情報切りだし装置8では、パーシャルフィル
用AAL情報23を情報長識別子22とAAL情報16
とに切り分け、情報長識別子22と音声情報フレーム1
5を受信側ペイロード処理装置21に送る。受信側ペイ
ロード処理装置21では、情報長識別子22により音声
情報フレーム15から有意情報フレーム13を切り出
し、無意ビット14を廃棄する。これにより受信側ペイ
ロード処理装置21は有意情報フレーム13のみを受信
側AAL処理装置6に送ることができ、従来の無意ビッ
ト挿入による品質劣化を防ぐことができる。
の例である。
ィールド22−1と、その情報長フィールドが示す領域
が有意情報なのか、無意情報なのかを示す情報識別フィ
ールド22−2で構成される。図2に示された例では、
情報長フィールド22−1には、2ビット目から8ビッ
トまでの7ビットで構成され、情報長を示す。情報長フ
ィールドは、0byteから47byteまで示すこと
ができるよう6bit以上あればよい。情報種別フィー
ルド22−2は、その情報長が有意情報の場合にbit
で1をたて、無意情報の場合にbitで0をたてる。こ
れにより、ペイロード内の有意情報長を識別することが
可能となる。
ATMセルのペイロードより音声情報フレームとして使
用できる部分が1バイト分少なくなる。しかし、それは
無意ビットの付加部分が少なくなるだけで、実質的に伝
送できる音声情報に対して影響は少ない。
パーシャルフィルATMセル伝送における無意ビット挿
入による、同期はずれや音声再生時の品質劣化を防ぐこ
とができる。
マッピングされる有意情報長が可変となっても、各セル
毎に情報長が提示されているので、迅速に有意情報を切
り出すことができる。
フィルATMセル内の有意情報長が異なるような、多元
呼が混在している移動通信システムにおいて、新符号化
方式を新たに追加しても、システムとしての新規機能追
加を必要としない点で、特に有効である。
成を示すブロック図である。
置の構成を示すブロック図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 標準ATMセルのペイロード部分を部分
的に有意情報用として使用して低速度音声を伝送するA
TM伝送方法において、 ATMセルにペイロード部分の有意情報の長さを示すこ
とができる情報長識別子を含み、 前記情報長識別子は、ペイロード内に含まれる有意情報
または無意情報の長さを示す情報長と、 その情報長が有意情報であるか、無意情報であるかを示
すフラグで構成されることを特徴とするATM伝送方
法。 - 【請求項2】 標準ATMセルのペイロード部分を部分
的に有意情報用として使用して、低速度音声を伝送する
ための送信装置において、 送出すべき低速度音声情報からATMセルを構成すべき
音声情報フレームを生成し、 該音声情報フレームの有意情報または無意情報の長さを
認識して情報長識別子を設定し、 前記音声情報フレームと該情報長識別子とを送信してお
り、 前記情報長識別子は、ペイロード内に含まれる有意情報
または無意情報の長さを示す情報長と、 その情報長が有意情報であるか、無意情報であるかを示
すフラグで構成されることを特徴とするATM送信装
置。 - 【請求項3】 標準ATMセルのペイロード部分を部分
的に有意情報用として使用して、低速度音声を伝送する
ための受信装置において、 受信したATMセルの情報長識別子から有意情報の長さ
を認識し、 該長さを用いて受信したATMセルから無意ビットを削
除して、音声情報フレームを生成しており、 前記情報長識別子は、ペイロード内に含まれる有意情報
または無意情報の長さを示す情報長と、 その情報長が有意情報であるか、無意情報であるかを示
すフラグで構成されることを特徴とするATM受信装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30941795A JP2956825B2 (ja) | 1995-11-28 | 1995-11-28 | 低速度音声を伝送するためのatm伝送方法および送受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30941795A JP2956825B2 (ja) | 1995-11-28 | 1995-11-28 | 低速度音声を伝送するためのatm伝送方法および送受信装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09153899A JPH09153899A (ja) | 1997-06-10 |
JP2956825B2 true JP2956825B2 (ja) | 1999-10-04 |
Family
ID=17992757
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30941795A Expired - Fee Related JP2956825B2 (ja) | 1995-11-28 | 1995-11-28 | 低速度音声を伝送するためのatm伝送方法および送受信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2956825B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3087893B2 (ja) | 1998-12-21 | 2000-09-11 | 日本電気株式会社 | 移動通信システムにおける基地局 |
-
1995
- 1995-11-28 JP JP30941795A patent/JP2956825B2/ja not_active Expired - Fee Related
Non-Patent Citations (2)
Title |
---|
ISS’95,A.Nakajima’Advanced Intelligent Mobile Communications Network,’Vol.2,p.320−324 |
信学全大94秋B425 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09153899A (ja) | 1997-06-10 |
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