JP2959476B2 - セルフレーム変換装置 - Google Patents

セルフレーム変換装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はセルフレーム変換装
置に関し、特にセルリレーサービスを実行可能に構築し
た幹線系とフレームリレーサービスを実行可能に構築し
た支線系とを接続して音声通信を行うネットワークシス
テムのセルフレーム変換方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ネットワーク構築に際しては、幹
線系にセルリレーを用い、支線系にフレームリレーを用
いる場合が多く、今後もその傾向が継続すると考えられ
る。これは支線系が低速な回線で構築されるのが一般的
であり、ネットワークの支線ではオーバヘッドの少ない
フレームリレーが効率的であり、適用しやすいためであ
る。
【0003】ここで、セルリレーとはセルリレーサービ
スを示し、高速ディジタル専用線等を用いてセル転送を
行うサービスのことである。また、フレームリレーとは
フレームリレーサービスを示し、レイヤ2によるフレー
ム中継サービスで、網が応答確認を行わず、ユーザのエ
ンドツーエンドで送達確認をするものである。
【0004】通常、上記のようなネットワークにおいて
音声通信を行う場合、支線系のフレームリレー内でフラ
グメントや優先制御を行い、待合せ遅延を減少させる方
法が用いられている。この支線系のフレームリレー内で
フラグメント(分割)された音声フレームはセルフレー
ム変換装置内でセル化される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のセルフ
レーム変換装置では、支線系のフレームリレーと幹線系
のセルリレーとの間において音声フレームも他のフレー
ムと同様に、AAL[ATM(Asynchronou
s Transfer Mode) Adaptati
on Layer]3,4,5等によるセルフレーム変
換[ITU−T(International Tel
ecomunication Union−Telec
omunication Sector)勧告のI.3
62,I.363に準拠したセルフレーム変換]がなさ
れるため、音声通信が要求する低遅延性や低廃棄率等の
高品質を保つことができない。
【0006】すなわち、図5に示すように、支線系のフ
レームリレー内でフラグメントされた音声フレームEは
セルフレーム変換装置15内でセル化される。この場
合、音声フレームEのFR(フレーム)ヘッダE1がセ
ルFのペイロード内に格納されたり、フラグメントされ
たフレームEのサイズがセルF,Gのサイズを意識して
いないため、2つのセルF,Gに分割されることがあ
る。
【0007】つまり、音声フレームEのFRヘッダE1
及び音声データE2が、ATMヘッダF1とFRヘッダ
F2と音声データF3とからなるセルFとATMヘッダ
G1と音声データG2とからなるセルGとに分割される
ことがある。そのため、支線系のフレームリレーと幹線
系のセルリレーとの間において音声フレームをセルフレ
ーム変換すると、転送効率が悪くなってしまう。
【0008】また、通常、フレームリレーのデータはベ
ストエフォート(装置のリソース中、許される範囲内で
最大の処理効率で処理を行うこと)で転送されるため、
音声通信が要求する低遅延性や低廃棄率等の高品質を保
つことができない。
【0009】そこで、本発明の目的は上記の問題点を解
消し、幹線系にセルリレーを用いかつ支線系にフレーム
リレーを用いるネットワークを効率よく接続し、低遅延
性でかつ低廃棄率の高品質な音声通信を行うことができ
るセルフレーム変換装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によるセルフレー
ム変換装置は、幹線系をセルリレーサービスを実行可能
に構築しかつ前記幹線系に接続される支線系をフレーム
リレーサービスを実行可能に構築したネットワークシス
テムのセルフレーム変換装置であって、前記フレームリ
レーサービスにより伝送されるフレームがペイロード部
分の大きさが前記セルリレーサービスにより伝送される
セルのペイロード部分の大きさに略同一とされた音声フ
レームか否かを判別する判別手段と、前記判別手段で前
記音声フレームと判別されたフレームを前記幹線系に送
出するセルに変換する際に前記フレームのヘッダ部分の
みを前記セルのヘッダ部分に変換する変換手段とを備え
ている。
【0011】本発明による他のセルフレーム変換装置
は、幹線系をセルリレーサービスを実行可能に構築しか
つ前記幹線系に接続される支線系をフレームリレーサー
ビスを実行可能に構築したネットワークシステムのセル
フレーム変換装置であって、前記セルリレーサービスに
より伝送されるセルが音声セルか否かを判別する判別手
段と、前記判別手段で前記音声セルと判別された前記セ
ルのヘッダ部分のみを前記フレームリレーサービスによ
り伝送されるフレームのヘッダ部分に変換する変換手段
とを備えている。
【0012】本発明による別のセルフレーム変換装置
は、幹線系をセルリレーサービスを実行可能に構築しか
つ前記幹線系に接続される支線系をフレームリレーサー
ビスを実行可能に構築したネットワークシステムのセル
フレーム変換装置であって、前記フレームリレーサービ
スにより伝送されるフレームがペイロード部分の大きさ
が前記セルリレーサービスにより伝送されるセルのペイ
ロード部分の大きさに略同一とされた音声フレームか否
かを判別する第1の判別手段と、前記第1の判別手段で
前記音声フレームと判別されたフレームを前記幹線系に
送出するセルに変換する際に前記フレームのヘッダ部分
のみを前記セルのヘッダ部分に変換する第1の変換手段
と、前記セルリレーサービスにより伝送されるセルが音
声セルか否かを判別する第2の判別手段と、前記第2の
判別手段で前記音声セルと判別された前記セルのヘッダ
部分のみを前記フレームリレーサービスにより伝送され
るフレームのヘッダ部分に変換する第2の変換手段とを
備えている。
【0013】
【発明の実施の形態】まず、本発明の作用について以下
に述べる。
【0014】フレームリレーサービスにより伝送される
フレームが、フレームフィルタでペイロード部分の大き
さがセルリレーサービスにより伝送されるセルのペイロ
ード部分の大きさに略同一とされた音声フレームと判別
された時に、音声用セルアセンブリ部3でそのフレーム
を幹線系に送出するセルに変換する際にフレームのヘッ
ダ部分のみをセルのヘッダ部分に変換する。
【0015】また、セルリレーサービスにより伝送され
るセルがセルフィルタで音声セルと判別された時に、音
声用セルディスアセンブリ部でそのセルのヘッダ部分の
みをフレームリレーサービスにより伝送されるフレーム
のヘッダ部分に変換する。
【0016】これによって、幹線系にセルリレーを用い
かつ支線系にフレームリレーを用いるネットワークを効
率よく接続し、低遅延性でかつ低廃棄率の高品質な音声
通信を行うことが可能となる。
【0017】次に、本発明の一実施例について図面を参
照して説明する。図1は本発明の一実施例によるセルフ
レーム変換装置の支線系から幹線系方向への変換部の構
成を示すブロック図である。
【0018】図において、セルフレーム変換装置の支線
系から幹線系方向への変換部はフレーム受信回路1と、
フレームフィルタ2と、音声用セルアセンブリ部3と、
FR(フレームリレー)用セルアセンブリ部4と、セル
多重回路5と、セル送信回路6とから構成されている。
【0019】音声用セルアセンブリ部3はヘッダ・ペイ
ロード分離回路31と、DLCI(Data Link
Connection Identifier)識別
回路32と、DLCI/VPI(Virtual Pa
th Identifier),VCI(Virtua
l Channel Identifier)変換回路
33と、DLCI/VPI,VCI変換テーブル34
と、セル組立て回路35とから構成されている。
【0020】支線系のフレームリレーで伝送される音声
フレームは各端末(図示せず)でセルを意識したサイズ
「ヘッダ+48バイト」でフラグメント(分割)されて
おり、このフラグメントされたフレームがフレーム受信
回路1に入力されると、フレームフィルタ2はそのフレ
ームを音声フレームとそれ以外のフレームとに選別す
る。
【0021】フレームフィルタ2は音声フレームとして
選別したフレームを音声用セルアセンブリ部3に送出
し、それ以外のフレームとして選別したフレームをFR
用セルアセンブリ部4に送出する。FR用セルアセンブ
リ部4はそれ以外のフレームとして選別したフレームを
セル化してセル多重回路5に送出する。
【0022】音声用セルアセンブリ部3ではヘッダ・ペ
イロード分離回路31が音声フレームとして選別したフ
レームのヘッダとペイロードとを分離し、ヘッダをDL
CI識別回路32に送出し、フレームリレー用のままの
ペイロードをセル組立て回路35に出力する。
【0023】ヘッダはDLCI識別回路32とDLCI
/VPI,VCI変換回路33とを経由して、例えばA
AL1等でセル化される。DLCI/VPI,VCI変
換テーブル34には予め音声用のテーブルが格納されて
おり、ヘッダ変換時に参照される。
【0024】すなわち、DLCI識別回路32はヘッダ
に記載されたDLCIによりフレーム(データ)の方路
を識別する。DLCI/VPI,VCI変換回路33は
DLCI識別回路32で識別されたフレームの方路を基
にDLCI/VPI,VCI変換テーブル34を参照し
てATM型のVPI,VCIの記述に変換する。
【0025】DLCI/VPI,VCI変換テーブル3
4はヘッダに記載されたDLCIをATM型のVPI,
VCIに変換するためのルーティングテーブルであり、
DLCI/VPI,VCI変換回路33はDLCI/V
PI,VCI変換テーブル34によって決定した行き先
にしたがってヘッダの値を変換する。
【0026】セル組立て回路35はヘッダ・ペイロード
分離回路31で分離されたペイロード(セルリレー用に
変換されていない音声データ)と、DLCI/VPI,
VCI変換回路33で変換されたヘッダとを組立ててセ
ル多重回路5に送出する。
【0027】セル多重回路5は音声用セルアセンブリ部
3でヘッダのみを変換してセル化したセルと、FR用セ
ルアセンブリ部4でセル化したセルとを多重してセル送
信回路6から幹線系方向に送信する。尚、セル多重回路
5及びセル送信回路6では音声セルの優先制御が行わ
れ、CBR(Constant Bit Rate)伝
送が行われる。
【0028】図2は本発明の一実施例によるセルフレー
ム変換装置の幹線系から支線系方向への変換部の構成を
示すブロック図である。図において、セルフレーム変換
装置の幹線系から支線系方向への変換部はセル受信回路
7と、セルフィルタ8と、音声用セルディスアセンブリ
部9と、FR用セルディスアセンブリ部10と、フレー
ム多重回路11と、フレーム送信回路12とから構成さ
れている。
【0029】音声用セルディスアセンブリ部9はヘッダ
・ペイロード分離回路91と、VPI,VCI識別回路
92と、VPI,VCI/DLCI変換回路93と、V
PI,VCI/DLCI変換テーブル94と、フレーム
組立て回路95とから構成されている。
【0030】セルがセル受信回路7に入力されると、セ
ルフィルタ8はそのセルを音声セルとそれ以外のセルと
に選別し、音声セルとして選別したセルを音声用セルデ
ィスアセンブリ部9に送出し、それ以外のセルとして選
別したセルをFR用セルディスアセンブリ部10に送出
する。FR用セルディスアセンブリ部10はそれ以外の
セルとして選別したセルをフレーム化してフレーム多重
回路11に送出する。
【0031】音声用セルディスアセンブリ部9ではヘッ
ダ・ペイロード分離回路91が音声セルとして選別した
セルのヘッダとペイロードとを分離し、ヘッダをVP
I,VCI識別回路92に送出し、フレームリレー用の
ままのペイロードをフレーム組立て回路95に出力す
る。
【0032】ヘッダはVPI,VCI識別回路92とV
PI,VCI/DLCI変換回路93とを経由してフレ
ーム化される。VPI,VCI/DLCI変換テーブル
94には予め音声用のテーブルが格納されており、ヘッ
ダ変換時に参照される。
【0033】すなわち、VPI,VCI識別回路92は
ヘッダに記載されたVPI,VCIによりセルの方路を
識別する。VPI,VCI/DLCI変換回路93はV
PI,VCI識別回路92で識別されたセルの方路を基
にVPI,VCI/DLCI変換テーブル94を参照し
てDLCIの記述に変換する。
【0034】VPI,VCI/DLCI変換テーブル9
4はヘッダに記載されたVPI,VCIをDLCIに変
換するためのルーティングテーブルであり、VPI,V
CI/DLCI変換回路93はVPI,VCI/DLC
I変換テーブル94によって決定した行き先にしたがっ
てヘッダの値を変換する。
【0035】フレーム組立て回路95はヘッダ・ペイロ
ード分離回路91で分離されたペイロード(セルリレー
用に変換されていない音声データ)と、VPI,VCI
/DLCI変換回路93で変換されたヘッダとを組立て
てフレーム多重回路11に送出する。
【0036】フレーム多重回路11は音声用セルディス
アセンブリ部9でヘッダのみを変換してフレーム化した
フレームと、FR用セルディスアセンブリ部10でセル
化したセルとを多重してフレーム送信回路12から支線
系方向に送信する。尚、フレーム多重回路11及びフレ
ーム送信回路12では音声フレームの優先制御が行われ
る。
【0037】図3は本発明の一実施例によるセルフレー
ム変換を説明するための図である。図において、支線系
のフレームリレーで伝送される音声フレームAはセルを
意識したサイズ「ヘッダ+48バイト」でフラグメント
されている。
【0038】また、音声フレームA及び音声セルBのペ
イロード内には、セルフレーム変換装置13内のフレー
ムフィルタ2及びセルフィルタ8が音声か否かの判断を
行うためのオリジナルヘッダA2,B2がついている。
尚、セルフレーム変換装置13は上記の図1及び図2に
示す変換部を備えている。
【0039】さらに、オリジナルヘッダA2,B2とし
てはサイズを1バイトとし、例えば音声用に「0XXX
XXXX」を、それ以外に「1XXXXXXX」を夫々
設定すれば、音声用とそれ以外とを選別することができ
る。
【0040】ここで、音声フレームAはDLCIからな
るヘッダA1と、オリジナルヘッダA2及びフレームリ
レー用のままの音声データA3からなるペイロード(4
8バイト)とから構成されている。音声セルBはVP
I,VCIからなるヘッダB1と、オリジナルヘッダB
2及びフレームリレー用のままの音声データB3からな
るペイロード(48バイト)とから構成されている。
【0041】このオリジナルヘッダA2,B2によって
選別された音声フレームA及び音声セルBはDLCIと
VPI,VCIとの変換によって効率よくセルフレーム
変換される。
【0042】図4は本発明の他の実施例によるセルフレ
ーム変換を説明するための図である。図において、支線
系のフレームリレーで伝送される音声フレームCはセル
を意識したサイズ「ヘッダ+48バイト」でフラグメン
トされている。
【0043】また、音声フレームC及び音声セルDのヘ
ッダC1,D1のDLCI及びVPI,VCIは音声用
の値の範囲内に設定されており、この値によってセルフ
レーム変換装置14内のフレームフィルタ2及びセルフ
ィルタ8が音声か否かの判断を行う。尚、セルフレーム
変換装置14は上記の図1及び図2に示す変換部を備え
ている。
【0044】さらに、DLCIの音声用の値の範囲とし
ては、例えば音声用に0〜511を割当て、それ以外に
512〜1024を割当てることで、音声用とそれ以外
とを選別することができるようにしている。このDLC
Iの音声用の値の範囲の設定は音声用とそれ以外とを選
別することができればどの様な値でもよい。また、VP
I,VCIの値についても上記のDLCIの音声用の値
の範囲の設定と同様に、音声用とそれ以外とを選別する
ことができればどの様な値でもよい。
【0045】ここで、音声フレームCはDLCIからな
るヘッダC1と、フレームリレー用のままの音声データ
C2からなるペイロード(48バイト)とから構成され
ている。音声セルDはVPI,VCIからなるヘッダD
1と、フレームリレー用のままの音声データD2からな
るペイロード(48バイト)とから構成されている。
【0046】このDLCI及びVPI,VCIの音声用
の値の範囲によって選別された音声フレームC及び音声
セルDはDLCIとVPI,VCIとの変換によって効
率よくセルフレーム変換される。
【0047】このように、フレームリレーサービスによ
り伝送されるフレームが、フレームフィルタ2でペイロ
ード部分の大きさがセルリレーサービスにより伝送され
るセルのペイロード部分の大きさに略同一とされた音声
フレームと判別された時に、音声用セルアセンブリ部3
でそのフレームを幹線系に送出するセルに変換する際に
フレームのヘッダ部分のみをセルのヘッダ部分に変換す
るとともに、セルリレーサービスにより伝送されるセル
がセルフィルタ8で音声セルと判別された時に、音声用
セルディスアセンブリ部9でそのセルのヘッダ部分のみ
をフレームリレーサービスにより伝送されるフレームの
ヘッダ部分に変換することによって、幹線系にセルリレ
ーを用いかつ支線系にフレームリレーを用いるネットワ
ークを効率よく接続し、低遅延性でかつ低廃棄率の高品
質な音声通信を行うことができる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、幹
線系をセルリレーサービスを実行可能に構築しかつ幹線
系に接続される支線系をフレームリレーサービスを実行
可能に構築したネットワークシステムにおいて、フレー
ムリレーサービスにより伝送されるフレームがペイロー
ド部分の大きさがセルリレーサービスにより伝送される
セルのペイロード部分の大きさに略同一とされた音声フ
レームと判別された時にそのフレームを幹線系に送出す
るセルに変換する際にフレームのヘッダ部分のみをセル
のヘッダ部分に変換するとともに、セルリレーサービス
により伝送されるセルが音声セルと判別された時にその
セルのヘッダ部分のみをフレームリレーサービスにより
伝送されるフレームのヘッダ部分に変換することによっ
て、幹線系にセルリレーを用いかつ支線系にフレームリ
レーを用いるネットワークを効率よく接続し、低遅延性
でかつ低廃棄率の高品質な音声通信を行うことができる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるセルフレーム変換装置
の支線系から幹線系方向への変換部の構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】本発明の一実施例によるセルフレーム変換装置
の幹線系から支線系方向への変換部の構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】本発明の一実施例によるセルフレーム変換を説
明するための図である。
【図4】本発明の他の実施例によるセルフレーム変換を
説明するための図である。
【図5】従来例によるセルフレーム変換を説明するため
の図である。
【符号の説明】
1 フレーム受信回路 2 フレームフィルタ 3 音声用セルアセンブリ部 4 FR用セルアセンブリ部 5 セル多重回路 6 セル送信回路 7 セル受信回路 8 セルフィルタ 9 音声用セルディスアセンブリ部 10 FR用セルディスアセンブリ部 11 フレーム多重回路 12 フレーム送信回路 13,14 セルフレーム変換装置 31,91 ヘッダ・ペイロード分離回路 32 DLCI識別回路 33 DLCI/VPI,VCI変換回路 34 DLCI/VPI,VCI変換テーブル 35 セル組立て回路 92 VPI,VCI識別回路 93 VPI,VCI/DLCI変換回路 94 VPI,VCI/DLCI変換テーブル 95 フレーム組立て回路
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04L 12/66 H04L 12/28 H04L 12/56

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 幹線系をセルリレーサービスを実行可能
    に構築しかつ前記幹線系に接続される支線系をフレーム
    リレーサービスを実行可能に構築したネットワークシス
    テムのセルフレーム変換装置であって、 前記フレームリレーサービスにより伝送されるフレーム
    がペイロード部分の大きさが前記セルリレーサービスに
    より伝送されるセルのペイロード部分の大きさに略同一
    とされた音声フレームか否かを判別する判別手段と、 前記判別手段で前記音声フレームと判別されたフレーム
    を前記幹線系に送出するセルに変換する際に前記フレー
    ムのヘッダ部分のみを前記セルのヘッダ部分に変換する
    変換手段とを有することを特徴とするセルフレーム変換
    装置。
  2. 【請求項2】 前記判別手段は、前記フレームのペイロ
    ード部分に予め付与されかつ前記音声フレームであるこ
    とを示す音声情報の有無に応じて前記音声フレームか否
    かを判別するよう構成したことを特徴とする請求項1記
    載のセルフレーム変換装置。
  3. 【請求項3】 前記判別手段は、前記フレームのヘッダ
    部分に予め付加されかつ前記音声フレームであることを
    示す値に応じて前記音声フレームか否かを判別するよう
    構成したことを特徴とする請求項1記載のセルフレーム
    変換装置。
  4. 【請求項4】 幹線系をセルリレーサービスを実行可能
    に構築しかつ前記幹線系に接続される支線系をフレーム
    リレーサービスを実行可能に構築したネットワークシス
    テムのセルフレーム変換装置であって、 前記セルリレーサービスにより伝送されるセルが音声セ
    ルか否かを判別する判別手段と、 前記判別手段で前記音声セルと判別された前記セルのヘ
    ッダ部分のみを前記フレームリレーサービスにより伝送
    されるフレームのヘッダ部分に変換する変換手段とを有
    することを特徴とするセルフレーム変換装置。
  5. 【請求項5】 前記判別手段は、前記セルのペイロード
    部分に予め付与されかつ前記音声フレームであることを
    示す音声情報の有無に応じて前記音声セルか否かを判別
    するよう構成したことを特徴とする請求項4記載のセル
    フレーム変換装置。
  6. 【請求項6】 前記判別手段は、前記セルのヘッダ部分
    に予め付加されかつ前記音声セルであることを示す値に
    応じて前記音声セルか否かを判別するよう構成したこと
    を特徴とする請求項4記載のセルフレーム変換装置。
  7. 【請求項7】 幹線系をセルリレーサービスを実行可能
    に構築しかつ前記幹線系に接続される支線系をフレーム
    リレーサービスを実行可能に構築したネットワークシス
    テムのセルフレーム変換装置であって、 前記フレームリレーサービスにより伝送されるフレーム
    がペイロード部分の大きさが前記セルリレーサービスに
    より伝送されるセルのペイロード部分の大きさに略同一
    とされた音声フレームか否かを判別する第1の判別手段
    と、 前記第1の判別手段で前記音声フレームと判別されたフ
    レームを前記幹線系に送出するセルに変換する際に前記
    フレームのヘッダ部分のみを前記セルのヘッダ部分に変
    換する第1の変換手段と、 前記セルリレーサービスにより伝送されるセルが音声セ
    ルか否かを判別する第2の判別手段と、 前記第2の判別手段で前記音声セルと判別された前記セ
    ルのヘッダ部分のみを前記フレームリレーサービスによ
    り伝送されるフレームのヘッダ部分に変換する第2の変
    換手段とを有することを特徴とするセルフレーム変換装
    置。
  8. 【請求項8】 前記第1の判別手段は、前記フレームの
    ペイロード部分に予め付与されかつ前記音声フレームで
    あることを示す音声情報の有無に応じて前記音声フレー
    ムか否かを判別するよう構成し、 前記第2の判別手段は、前記セルのペイロード部分に予
    め付与されかつ前記音声フレームであることを示す音声
    情報の有無に応じて前記音声セルか否かを判別するよう
    構成したことを特徴とする請求項7記載のセルフレーム
    変換装置。
  9. 【請求項9】 前記第1の判別手段は、前記フレームの
    ヘッダ部分に予め付加されかつ前記音声フレームである
    ことを示す値に応じて前記音声フレームか否かを判別す
    るよう構成し、 前記第2の判別手段は、前記セルのヘッダ部分に予め付
    加されかつ前記音声セルであることを示す値に応じて前
    記音声セルか否かを判別するよう構成したことを特徴と
    する請求項7記載のセルフレーム変換装置。
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