JPH05167544A - 情報分配装置 - Google Patents

情報分配装置

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JPH05167544A
JPH05167544A JP3329108A JP32910891A JPH05167544A JP H05167544 A JPH05167544 A JP H05167544A JP 3329108 A JP3329108 A JP 3329108A JP 32910891 A JP32910891 A JP 32910891A JP H05167544 A JPH05167544 A JP H05167544A
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JP3329108A
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Tamihei Hiramatsu
民平 平松
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

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  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】端末装置から映像情報を選択するためのデータ
を送出できると共に、低価格で、必要スペース、使用電
力量が少なく、高信頼性の情報分配装置を提供する。 【構成】アドレス信号にて示される位置に情報を記憶す
るメモリ10と、複数の端末装置T0〜T255から供
給される要求に応じた値の複数のアドレス信号を順次発
生するアドレス発生手段6と、このアドレス発生手段6
から出力されるアドレス信号VMAに基づいて上記メモ
リ10から上記情報を読みだして上記複数の端末装置T
0〜T255に供給する情報読出手段11とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、情報特に映像情報を
複数の端末装置に供給する情報分配装置に関する。
【0002】
【従来の技術】映像情報を複数の端末装置に供給する従
来の情報分配装置としては、テレビジョン放送装置、ケ
ーブルテレビジョン(CATV)方式を適用した放送装
置のように一方的に映像情報を端末装置に送信するも
の、テープカセット自動供給選択再生装置(カートマシ
ン)のように端末装置からの通信手段のあるもの、各端
末装置の映像情報蓄積装置たとえばVTRにテレビジョ
ン信号を供給したり映像情報蓄積媒体たとえばテープカ
セットを分配したりするものなどがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記テレビジョン放送
装置およびケーブルテレビジョン(CATV)方式を適
用した放送装置の場合、多チャネルの映像信号を端末装
置へ一方的に送出するものであり、端末装置は上記多チ
ャネルの中からチャネルを選択するのみであり、端末装
置から情報分配装置に対して例えば見たい映像情報の送
出などを要求することができなかった。
【0004】これに対し、カートマシンの場合、端末装
置から映像情報を選択するための情報(映像情報選択情
報)をカートマシンに伝える手段はあるが、カートマシ
ンが端末装置の要求に応えるためには端末装置の数に応
じた装置が必要となり、装置が膨大なものとなり、価
格、使用電力量、必要スペース、信頼性の点で問題があ
った。
【0005】各端末装置の映像情報蓄積装置たとえばV
TRにテレビジョン信号を供給したり映像情報蓄積媒体
たとえばテープカセットを分配したりするものの場合、
端末装置のそれぞれに映像情報蓄積装置あるいはテープ
カセットの再生装置が必要であり、映像情報の供給およ
び映像情報ソースの更新において多大の費用を要すると
いう問題があった。
【0006】この発明は上記事情を考慮してなされたも
のであり、その目的とするところは、端末装置から映像
情報を選択するためのデータを送出できると共に、低価
格で、必要スペース、使用電力量が少なく、高信頼性の
情報分配装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、この発明においては、複数の端末装置からの要求に
応じた内容の情報を上記複数の端末装置に供給する情報
分配装置において、アドレス信号にて示される位置に情
報を記憶するメモリと、上記複数の端末装置から供給さ
れる要求に応じた値の複数のアドレス信号を順次発生す
るアドレス発生手段と、このアドレス発生手段から出力
されるアドレス信号に基づいて上記メモリから上記情報
を読みだして上記複数の端末装置に供給する情報読出手
段とを備えたことを特徴とするものである。
【0008】
【作用】この発明による情報分配装置は、録画モードと
再生モードとを有する。
【0009】録画モードにおいては、図1において例え
ば映像蓄積メモリ10のN番地からM番地まで録画する
場合、図4に示すように、複数の増加メモリ6aと複数
のVMアドレス情報メモリ6bとから成る制御メモリ6
の0番地の増加メモリ6aに「1」を、上記0番地のV
Mアドレス情報メモリ6bに(N−1)を設定する。す
なわち、アドレスVMA0の値を(N−1)とする。
【0010】設定はマイクロコンピュータ1の指令に基
づき行なわれ、コマンドアドレスデータCMMA=0、
制御メモリアドレスデータCMA=0とすることにより
比較器2から「0」がマルチプレクサ3の端子Sへ出力
される。端子Sに「0」が入力されることによりマルチ
プレクサ3は端子Aに入力されるデータを出力する。こ
れにより、増加メモリ6aおよびVMアドレス情報メモ
リ6bに「1」および(N−1)が設定されるようなコ
マンドデータCMMDがマルチプレクサ3の端子Aを介
して制御メモリ6の端子DINに入力される。CMA=
0の設定は、マイクロプロセッサ1から出力される映像
蓄積メモリ10のライトイネーブルデータVMWEバ−
を「0」として、カウンタ4をリセット状態とすること
により行なわれる。
【0011】次に、CMMA≠0とすると、比較器2は
「1」を出力するので、マルチプレクサ3は端子Bに入
力されるデータを出力する。これにより、制御メモリ6
の端子DINには、マルチプレクサ3の端子Bを介し
て、書込みデータCMWDが入力される。書込みデータ
CMWDの値は読出しデータCMRDの値と同じであ
り、この読出しデータCMRDは、増加メモリ6aから
の出力データ値「1」とVMアドレス情報メモリ6bか
らの出力データ値(N−1)とを加算器7で加算して得
られた値Nのデータである。データCMRDはラッチ回
路8でラッチされる。値NのデータCMRDは、映像蓄
積メモリ10のアドレスデータVMAとして映像蓄積メ
モリ10に入力されると共にVMアドレス情報メモリ6
bに入力されるので、0番地メモリのVMアドレス情報
メモリ6bの値は前の値(N−1)を1増加したNとな
る。このように、VMAの値はNから「1」ずつ増加し
ていく。
【0012】これにより、映像蓄積メモリ10のアドレ
スデータVMAは「1」ずつ増加し、映像ソース12か
らの映像情報(書込みデータ)VMWDが若い番地の方
から順次詰め込まれて記憶される。
【0013】再生モードにおいては、マイクロプロセッ
サ1は、各端末装置T0〜T255が映像情報を選択す
るためのデータUKD(Up Key Data)を入力し、各端
末装置のデータUKDに応じた処理を行なう。例えば端
末装置T1が映像蓄積メモリ10の100番地からの映
像情報を要求しているときには、マイクロコンピュータ
1は、端末装置T1に対応する制御メモリ6の番地であ
る1番地の増加メモリ6aに「1」、VMアドレス情報
メモリ6bに「99」を入力する。これにより、CMR
D=VMA=100となり、端末装置T1は、映像蓄積
メモリ10の100番地からの映像情報を、読出し情報
VMRDをパラレルシリアル変換器11で変換して得ら
れた映像信号DVSとして受け取る。
【0014】カウンタ4から出力されるアドレスデータ
CMAの値は、0〜255を繰り返すものであり、CM
A=1と成る毎に1番地のVMアドレス情報メモリ6b
の内容は「1」ずつ増加し、従って読出しデータCMR
Dも「1」ずつ増加する。このようにして、連続した映
像信号が端末装置T1に入力される。
【0015】端末装置T1から映像情報送信停止の要求
があると、マイクロコンピュータ1は、増加メモリ6a
を「0」とする。これにより、映像蓄積メモリ10のア
ドレスデータVMAの値は端末装置T1については一定
となり、一定番地の映像情報のみが端末装置T1に入力
される。
【0016】
【実施例】続いて、この発明による情報分配装置の一実
施例につき、図面を参照して詳細に説明する。
【0017】図1は、この発明による情報分配装置の一
実施例を示すブロック図である。同図において、Aは情
報分配装置、T0〜T255は端末装置である。
【0018】情報分配装置Aは、録画モードと再生モー
ドとの2つのモードを有する。録画モードとするか再生
モードとするかは選択スイッチSW1で選択され、選択
スイッチSW1からはモードデータaがマイクロプロセ
ッサ1に入力される。
【0019】マイクロプロセッサ1には、上記選択スイ
ッチSW1からのモードデータaの他、データUKD、
映像ソース12からのレディ信号b、読出しデータCM
RDおよび再生停止スイッチSW2からの再生停止信号
cが入力される。また、マイクロプロセッサ1からは、
映像蓄積メモリ10のライトイネーブルデータVMWE
バ−、コマンドデータCMMD、コマンドアドレスデー
タCMMAおよび映像蓄積メモリ10に映像情報を書き
込むためのストローブSTRが出力される。
【0020】比較器2はコマンドアドレスCMMAとカ
ウンタ4から出力される制御メモリアドレスデータCM
Aとを比較し、一致したときには「0」を出力する。比
較器2から「0」が出力されているときにはマルチプレ
クサ3は端子Aに入力されるデータを出力し、端子Bに
入力されるデータは出力せず、これにより、コマンドデ
ータCMMDが制御メモリ6の端子DINに書込みデー
タCMWDとして入力される。比較器2から「1」が出
力されているときにはマルチプレクサ3は端子Bに入力
されるデータを出力し、端子Aに入力されるデータは出
力しない。
【0021】アドレス発生手段としての制御メモリ6は
0〜255のアドレスを有するメモリであり、メモリ容
量は28ビット×256ワードである。
【0022】発振器5から出力されるクロックCKをカ
ウンタ4で分周したライトイネーブルCMWEバーが制
御メモリ6の書込みおよび読出しパルスとして端子WE
バーに与えられ、このパルスの立ち上がりで動作するカ
ウンタ4の出力がアドレスデータCMAとして制御メモ
リ6のアドレス端子ADDに与えられる。アドレスデー
タCMAの周期をタイムスロットと呼ぶ(図3参照)。
【0023】制御メモリ6は上記タイムスロットを単位
として周期的に読出しと書込みが行なわれることにな
る。すなわち、タイムスロットの始まりで与えられたア
ドレスに基づいて読出しデータCMRDが読み出され
る。読出しデータCMRDは図3に示すように1ビット
の増加メモリ6aのデータINCとVMアドレス情報メ
モリ6bのデータ(VMAi)(i=0、1、2、・・
・、255)とから成る。VMアドレス情報とは映像蓄
積メモリ10のアドレス情報である。
【0024】制御メモリ6から出力された増加メモリ6
aの出力データINCとアドレス情報メモリ6bの出力
データ(VMAi)とは加算器7で加算され、加算結果
はラッチ回路8にラッチされ、ラッチ回路8からは、読
出しデータCMRDとして、また映像蓄積メモリ10の
アドレスデータVMAとして出力される。
【0025】データCMRDはマルチプレクサ3を介し
て書込みデータCMWDとして制御メモリ6に入力さ
れ、タイムスロットの後半の書込み期間において再び同
一アドレスのVMアドレス情報メモリ6bに書き込まれ
る。これにより、VMアドレス情報メモリ6bの格納デ
ータ値はINC=1だけ増加する。上記データCMRD
は同時に映像蓄積メモリ10のアドレスデータVMAと
してメモリ10に与えられ、これによって読出しデータ
VMRDが読み出される(図5(e)、(f)参照)。
【0026】データVMRDはタイムスロットの最終
端、つまりライトイネーブルCMWEバーの立ち上がり
で情報読出手段としてのシフトレジスタ11にラッチさ
れ、次のタイムスロット内にシリアルに映像信号DVS
として出力される(図5(b)、(f)、(g)参
照))。
【0027】これにより、タイムスロット毎に、制御メ
モリ6の内容を映像蓄積メモリ10のアドレスとした周
期的なメモリ10のアクセスが実行され、メモリ10の
内容が順次送出される。
【0028】さらに、制御メモリ6内に保持された映像
蓄積メモリ10のアドレスVMA0〜VMA255はそ
れぞれ、対応するタイムスロットにおいて+1増加の更
新がなされる。これは等価的に、制御メモリ6内にタイ
ムスロット毎に、映像蓄積メモリ10のアドレスレジス
タを有するものと見なされる。
【0029】タイムスロット毎に送出されるシリアル信
号DVSは光ファイバその他の適当な伝送媒体によって
端末装置T0〜T255に送られる。端末装置T0〜T
255では予め定められたタイムスロット内のDVSを
シフトレジスタ(RSR)121に取り込み、復号化器
(DEC)122でアナログ映像信号に復調し、ディス
プレイ(DSP)123にて表示する。
【0030】映像ソース12からは録画モード時、シリ
アルパラレル変換器9を介して、映像情報である書込み
データVMWDが映像蓄積メモリ10に入力される。映
像ソース12はマイクロプロセッサからの起動信号ST
により起動され、シリアルパラレル変換器9はマイクロ
プロセッサからのストローブSTRに同期して書込みデ
ータVMWDを出力する。
【0031】端末装置には再生、停止、ジャンプ等のキ
ー124があり、これによって映像蓄積メモリ10内の
任意の映像情報を読み出し、表示しようとするものであ
る。これらキー情報は全端末装置分がマイクロプロセッ
サ1に送られており、データUKDとしてマイクロプロ
セッサ1に読み取られている。マイクロプロセッサ1
は、これらUKDにより必要に応じて制御メモリ6の内
容を変更することによって、端末装置の所望する再生、
停止、ジャンプ等の機能を実現する。
【0032】再生とは映像情報の連続的読出し、停止は
その中断、ジャンプは映像蓄積メモリ10内の任意の番
地へのジャンプである。ジャンプにおいてはジャンプ先
の情報(アドレス)がその指令と共にマイクロプロセッ
サ1に送られる。
【0033】再生においては、制御メモリ6内の左端ビ
ット=1とする。これによってリードモードとなり、対
応するタイムスロットにおいてアクセスされる制御メモ
リ6のVMアドレス情報メモリ6b格納のアドレスVM
Ai(iは制御メモリ6における番地)の値がインクリ
メントされ続ける。
【0034】停止においては、制御メモリ6の左端ビッ
ト(増加メモリ6a)=0とする。これによって、加算
器7に入力されるデータINC=0となり、制御メモリ
6のVMアドレス情報メモリ6bの値はインクリメント
されない。つまり、対応するタイムスロットに対しては
映像蓄積メモリ10内の一定アドレスからのデータが与
えられ続ける。
【0035】ジャンプにおいては、制御メモリ6のVM
アドレス情報メモリ6b格納のアドレスVMAiを所望
の値に書き換える。現在番地より大きい番地にジャンプ
する場合には、アドレスVMAiの現在値より大きな値
をVMアドレス情報メモリ6bに書き込み、現在番地よ
り小さい番地にジャンプする場合には、アドレスVMA
iの現在値より小さな値をVMアドレス情報メモリ6b
に書き込む。
【0036】制御メモリ6の各メモリ6a、6bの内容
変更は、要求のある特定の端末装置に対応する制御メモ
リ6の内容だけに対して実行され、要求のない端末装置
に対応する制御メモリ6の内容は変更されない。この動
作について述べる。
【0037】端末装置から発生した要求(ここでは端末
装置T1からの要求)はマイクロプロセッサ1へ送ら
れ、要求内容が解析される。解析結果は、アドレス(端
末装置に対応するアドレス)と内容(再生、停止、ジャ
ンプ等に対応する内容)とが確定した後にマイクロプロ
セッサ1からそれぞれ、コマンドアドレスデータCMM
A、コマンドデータCMMDとして出力される。
【0038】コマンドアドレスデータCMMAは、周期
的なアドレスデータCMAの値と常時、比較器2によっ
て比較されていて、CMMA=CMAにおいて負パルス
(「0」レベル信号)が比較器2から出力されてマルチ
プレクサ3に与えられる。これにより、マルチプレクサ
3は端子Aに入力されるデータをCMWDとして出力
し、制御メモリ6に与える。端子Aにはマイクロプロセ
ッサ1からのコマンドデータCMMDが与えられている
ので、結局、このタイムスロット時の内容がコマンドデ
ータCMMDとなって書き込まれる。この動作はマイク
ロプロセッサ1の発生したコマンドアドレスCMMAに
対応するタイムスロット時刻でのみなされ、他の時刻に
は影響を与えない。
【0039】図2は、図1の装置の動作を説明するため
のフローチャートである。本装置は、ステップS1の電
源起動により、制御メモリ指令データCMMD=0、映
像蓄積メモリ10のライトイネーブルVMWEバー=
1、コマンドアドレスデータCMMA=0とする(ステ
ップS2)。VMWEバー=1とすることにより、カウ
ンタ4はエンドレスに循環するアドレスデータCMAを
出力する。すなわち、カウンタ4は例えば8ビットのシ
フトレジスタであり、CMAの値は0、1、・・・、2
55を1巡として、これを繰り返す。そして、CMAの
値が1巡する時間以上にCMMA=0を保持すると、制
御メモリ6の0番地メモリに記憶されているデータはク
リアされ、0番地メモリのデータは全て「0」となる。
【0040】次に、コマンドアドレスデータCMMA=
1とし、上記と同様に、CMAの値が1巡する時間以上
にCMMA=1を保持する。これにより、制御メモリ6
の1番地メモリに記憶されているデータはクリアされ、
1番地メモリのデータは全て「0」となる。
【0041】上述したような動作を255番地まで繰り
返すことにより、制御メモリ6のすべての記憶データを
「0」とすることができる。
【0042】次に、マイクロコンピュータ1は、選択ス
イッチSW1で選択されたモードが録画モードか再生モ
ードかをモードデータaを入力することにより判別する
(ステップS3)。録画モードの場合にはステップS3
からステップS4へ移行し、再生モードの場合にはステ
ップS3からステップS9へ移行する。
【0043】上述した2つのモードのうち、まず録画モ
ードについて、映像蓄積メモリ10のN番地からM番地
までに映像ソース12からの映像情報を録画する場合の
動作を、図1〜図4を用いて説明する。
【0044】マイクロプロセッサ1は、選択スイッチS
W1からモードデータaを入力すると、まず、映像蓄積
メモリ10のライトイネーブルデータVMWEバーを
「0」とする(ステップS4)。これによりカウンタ4
の出力する制御メモリ6のアドレスデータCMAの値は
すべてのタイムスロットにおいて「0」となり(図3
(a)、図4参照)、制御メモリ6の0番地メモリのア
ドレスVMA0のみが映像蓄積メモリ10のアドレスと
なる(図4参照)。
【0045】次に、コマンドデータCMMDをNとし、
コマンドアドレスデータCMMAを0とする。これによ
り、0番地の増加メモリ6aから出力されるデータIN
Cの値は「1」、VMアドレス情報メモリ6bから出力
されるデータの値すなわちアドレスVMA0のデータ
(VMA0)の値は(N−1)となる。そして、図3
(c)に示すように加算器7から出力される読出しデー
タCMRD=VMAの値は(VMA0)+1=N−1+
1=Nとなり、この値がCMWEバーの書込み期間にラ
ッチ回路8にラッチされ、ラッチ回路8からCMRD=
VMAとして出力される(図3(b)、(c))。
【0046】ステップS5においては、CMMA=0、
CMA=0であるので、マルチプレクサ3は端子Bに入
力されるデータを出力せず、値NのCMRDは制御メモ
リ6の端子DINに入力されない。
【0047】ステップS6においてCMMA≠0とする
と、比較器2は「1」を出力するので、マルチプレクサ
3は端子Bに入力されるデータを出力し、ラッチ回路8
から出力されているデータCMRDがCMWEバーの書
込み期間に制御メモリ6の0番地のVMアドレス情報メ
モリ6bにデータCMWDとして書き込まれ、データ
(VMA0)の値はNとなる。マイクロプロセッサ1
は、CMMA≠0とすると同時に、図1、図4に示すよ
うに、映像ソース12にも動作開始のための起動信号S
Tを出力する。これにより、映像ソース12からシリア
ルパラレル変換器9を介して映像情報VMWDがストロ
ーブSTRに同期して映像蓄積メモリ10の端子DIN
に入力される。
【0048】次に、マイクロコンピュータ1は、CMR
D=VMA≧M(M>N)か否かを判別し、CMRD=
VMA≧Mであれば録画終了と判断してステップS8へ
移行する。CMRD=VMA<Mであれば録画未終了と
してCMRD=VMA≧Mとなるまで待つ(ステップS
7)。
【0049】ステップ8においては、VMWEバー=1
として映像蓄積メモリ10への書込みを停止し、コマン
ドアドレスCMMA=0、コマンドデータCMMD=0
として0番地メモリのデータを「0」とする。これによ
り録画動作は停止し、ステップS3へ移行する。
【0050】次に、選択スイッチSW1で再生モードを
選択した場合の動作について、図1、図2、図5〜図8
を用いて説明する。このモードにおいては既に映像蓄積
メモリ10に映像ソース12からの映像情報がアドレス
順に格納されている。
【0051】再生モードはリードモードとコントロール
モードとから成る。まずリードモード時の動作について
述べる。図5および図6はリードモード時の動作を説明
するためのタイムチャートおよびブロック図である。
【0052】マイクロプロセッサ1は、選択スイッチS
W1から再生モードであることを示すモードデータaが
入力されると、再生モードと判別し(ステップS3)、
コマンドアドレスデータCMMAをCMMA≠CMAた
とえばCMMA=1000とする(ステップS9)。ス
テップS2またはステップS8から、映像蓄積メモリラ
イトイネーブルVMWEバーは「1」であり、制御メモ
リ6のアドレスデータCMAは0から255までを繰り
返す(図5(a))。また、制御メモリライトイネーブ
ルCMWEバーは読出し(R)、書込み(W)を繰り返
す(図5(b))。これにより、加算器7からは、デー
タ(VMAi)とデータINCとを加えたCMRDが出
力され、(VMAi)+INC=CMRD=VMAとし
てラッチ回路8にラッチされる(図5(c)〜
(e))。
【0053】このように映像蓄積メモリ10のアドレス
データVMAの値は変化するが、この時点においては制
御メモリ6の内容はすべて「0」であるので、(VMA
i)+INC=0となり、アドレスデータVMAの値は
「0」のままで変化しない。
【0054】次に、マイクロプロセッサ1は、各端末装
置T0〜T255から、映像情報を選択するためのデー
タUKDを入力し、各端末装置のデータUKDに応じた
処理を行なう(ステップS10、S11)。
【0055】例えば端末装置T1が映像蓄積メモリ10
の100番地からの映像情報を要求しているときには、
マイクロコンピュータ1は、端末装置T1に対応する制
御メモリ6の1番地の増加メモリ6aに「1」、VMア
ドレス情報メモリ6bに「99」を入力する(図6参
照)。
【0056】これにより、端末装置T1は、映像蓄積メ
モリ10の100番地からの映像情報を受け取る。映像
情報は、映像蓄積メモリ10の読出し情報VMRD(図
5(f))をパラレルシリアル変換器11で変換して得
られたシリアルの映像信号DVS(Down Video Signa
l)(図5(g))として情報分配装置Aから端末装置
T1へ送出される。端末装置T1に入力される映像信号
DVS1は、タイムスロットを示すCMA(図5
(a))の値が2の期間にシフトレベル11からシリア
ルに出力される。なお、映像信号DVS1に対応する読
出し情報VMRDの値は(CMRD1)である。
【0057】図6においてはT0用アドレスVMA0の
値は500、T1用アドレスVMA1の値は100、T
2用アドレスVMA2の値は2000、Tn用アドレス
VMAnは1000であるから、アドレスデータCMA
が「0」から増加するに伴い、500番地のメモリ内
容、100番地のメモリ内容、2000番地のメモリ内
容、・・・、1000番地のメモリ内容、・・・が映像
蓄積メモリ10の出力端子DOから出力される。アドレ
スデータCMAが255となって1循した後の2循目
は、各VMアドレス情報メモリ6bの値は1だけ増加し
ているので、T0用アドレスVMA0の値は501、T
1用アドレスVMA1の値は101、T2用アドレスV
MA2の値は2001、Tn用アドレスVMAnの値は
1001となる。
【0058】このようにして各端末装置に、映像蓄積メ
モリ10の任意の番地からの連続した映像情報が信号D
VSとして入力される。よって、各端末装置はそれぞ
れ、共有する映像蓄積メモリ10を任意にアクセスする
ことができる。
【0059】次にコントロールモードについて説明す
る。図7および図8はコントロールモードについて説明
するためのタイムチャートおよびブロック図である。
【0060】端末装置T1からのデータUKDが映像情
報送信停止の要求である場合(図7(a))、マイクロ
コンピュータ1は、制御メモリ6の増加メモリ6aの内
容を「0」とする(図8参照)。これは、コマンドアド
レスデータCMMA=1とし、コマンドデータCMMD
を増加メモリ6aの内容が「0」となるように設定する
ことにより行なわれる(図7(b))。
【0061】この設定により、アドレスデータCMAの
値が1となったときに比較器2から「0」レベルの信号
が出力され(図7(c)、(d))、この「0」レベル
によりマルチプレクサ3は端子Aに入力されるデータを
出力するので、コマンドデータCMMDが制御メモリ6
の入力端子DINに入力され、ライトイネーブル信号C
MWEバーの書込み期間に1番地の増加メモリ6aは
「0」となる。なお、図7(g)はアドレスデータVM
A=CMRDの値を示す。
【0062】これにより、映像蓄積メモリ10のアドレ
スデータVMAの値は端末装置T1については固定さ
れ、固定された番地の映像情報のみが端末装置T1に入
力される。
【0063】上述したように、コントロールモード、リ
ードモードのいずれにおいても動作は端末装置からのデ
ータUKDにより制御される。
【0064】データUKDの処理が完了すると、マイク
ロプロセッサ1は再生停止スイッチSW2からのデータ
cにより指令は再生か停止かを判別する(ステップS1
2)。再生指令の場合にはステップS10に戻る。停止
指令の場合にはステップS2に戻り、制御メモリ6の内
容をクリアする。
【0065】次に、情報分配装置の主要諸元の例を示
す。なお、VMは映像蓄積メモリの略号である。
【0066】 映像信号符号化ビットレート(Mb/s) 1 4 2時間ソースの容量(GB) 0.9 3.6 VMメモリチップ数(16メガビットの場合) 450 1800 VMメモリチップ数(64メガビットの場合) 113 570 VMワード幅(ビット) 64 64 VMアドレス(ビット) 27/112.5MW 29/450MW VMサイクルタイム(ns) 180 180 最大端末数(台) 355 88 消費電力 (ワット) 100/50 400/200 寸法 (cm) 35×35/20×20 70×70/40×40 家庭用VTR程度の画質を目標としたビデオ・コーデッ
クの開発は1〜10Mb/s程度を対象に進められてい
る。DVI(Digital Video Interactive)は1.5M
b/sであり、MPEG(MotionPicture Experts Grou
p)で1.1Mb/sの勧告案がある。ここでは1Mb
/s、4Mb/sの2つの場合で試算し、十分現実的な
規模であることを示した。
【0067】なお、符号化ビットレート1Mb/sにお
ける最大端末数355は次式から求まる。
【0068】 355=64b/(180ns×1000000b/
s) また、消費電力と寸法は、上側が16メガビットの場
合、下側が64メガビットの場合を示す。
【0069】上述したようにマイクロプロセッサ1は、
各端末装置からの要求を制御メモリ6を通して映像蓄積
メモリ10のアドレスデータVMAに変換することを行
なう。端末装置からの要求は本実施例のようなキー操作
から発せられる場合のみならず、端末装置に置かれたパ
ソコン等からRS232C伝送ライン等を通して複雑な
コマンド(N秒前進、後退、n秒ポーズ等)として与え
られることも考えられる。いずれにしても端末装置から
の要求はアプリケーションによって様々な形態となる
が、それらを映像蓄積メモリ10のアドレスデータVM
Aに変換するのがマイクロプロセッサ1の動作である。
【0070】
【発明の効果】以上のように、この発明による情報分配
装置は、複数の端末装置からの要求に応じて任意の番地
からメモリ内容を読み出すことができるので、格納され
た映像情報のうちの任意の映像情報を端末装置は取り出
すことができる。また、映像情報はメモリに格納されて
いるので、装置自体を、低価格で、必要スペース、使用
電力量が少なく、高信頼性のものにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による情報分配装置の一実施例を示す
ブロック図である。
【図2】図1の装置の動作を説明するためのフローチャ
ートである。
【図3】録画モードにおける動作を説明するためのタイ
ムチャートである。
【図4】録画モードにおける動作を説明するためのブロ
ック図である。
【図5】リードモードにおける動作を説明するためのタ
イムチャートである。
【図6】リードモードにおける動作を説明するためのブ
ロック図である。
【図7】コントロールモードにおける動作を説明するた
めのタイムチャートである。
【図8】コントロールモードにおける動作を説明するた
めのブロック図である。
【符号の説明】
1 マイクロプロセッサ 2 比較器 3 マルチプレクサ 4 カウンタ 5 発振器 6 制御メモリ 7 加算器 8 ラッチ回路 9 シリアルパラレル変換器 10 映像蓄積メモリ 11 パラレルシリアル変換器 12 映像ソース SW1 選択スイッチ SW2 再生停止スイッチ G ゲート T0〜T255 端末装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の端末装置からの要求に応じた内容
    の情報を上記複数の端末装置に供給する情報分配装置に
    おいて、 アドレス信号にて示される位置に情報を記憶するメモリ
    と、 上記複数の端末装置から供給される要求に応じた値の複
    数のアドレス信号を順次発生するアドレス発生手段と、 このアドレス発生手段から出力されるアドレス信号に基
    づいて上記メモリから上記情報を読みだして上記複数の
    端末装置に供給する情報読出手段とを備えたことを特徴
    とする情報分配装置。
  2. 【請求項2】 複数の端末装置からの要求に応じた内容
    の情報を上記複数の端末装置に供給する情報分配装置に
    おいて、 アドレス信号にて示される位置に情報を記憶する着脱自
    在のメモリと、 上記複数の端末装置から供給される要求に応じた値の複
    数のアドレス信号を順次発生するアドレス発生手段と、 このアドレス発生手段から出力されるアドレス信号に基
    づいて上記メモリから上記情報を読みだして上記複数の
    端末装置に供給する情報読出手段とを備えたことを特徴
    とする情報分配装置。
JP3329108A 1991-12-12 1991-12-12 情報分配装置 Pending JPH05167544A (ja)

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JP3329108A JPH05167544A (ja) 1991-12-12 1991-12-12 情報分配装置
KR1019920023965A KR930015411A (ko) 1991-12-12 1992-12-11 정보 분배 장치

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07236132A (ja) * 1993-12-27 1995-09-05 Hitachi Ltd 映像蓄積配送装置及び映像蓄積配送システム
US5583561A (en) * 1994-06-07 1996-12-10 Unisys Corporation Multi-cast digital video data server using synchronization groups

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US5583561A (en) * 1994-06-07 1996-12-10 Unisys Corporation Multi-cast digital video data server using synchronization groups

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