JPH0888845A - ビデオオンデマンドシステム - Google Patents
ビデオオンデマンドシステムInfo
- Publication number
- JPH0888845A JPH0888845A JP6223221A JP22322194A JPH0888845A JP H0888845 A JPH0888845 A JP H0888845A JP 6223221 A JP6223221 A JP 6223221A JP 22322194 A JP22322194 A JP 22322194A JP H0888845 A JPH0888845 A JP H0888845A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slot
- video data
- terminal
- management table
- video
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
- Image Processing (AREA)
- Television Signal Processing For Recording (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 記憶媒体の個数が増加した場合でも、即座に
端末装置の要求に対応することが可能なビデオオンデマ
ンドシステムを提供する。 【構成】 複数のバッファメモリ301〜30nは、分
割された映像データを3個以上格納可能である。スロッ
ト管理装置10は、記憶装置1の各記憶媒体71〜74
からの映像データをいずれのバッファメモリ301〜3
0nに格納するかを表すスロット管理テーブルを保持
し、そのスロット管理テーブルを時間の経過および端末
管理装置9により保持された情報に基づいて書き換え、
そのスロット管理テーブルに基づいて記憶装置1および
データ送出装置2を制御する。スロット入れ換え装置1
1は、スロット管理テーブルの空きスロットを監視し
て、所定の条件が整ったときに、スロット管理装置10
に対して端末装置41〜4nのスロット割り当て位置変
更を指示してスロット管理テーブルを書き換えさせる。
端末装置の要求に対応することが可能なビデオオンデマ
ンドシステムを提供する。 【構成】 複数のバッファメモリ301〜30nは、分
割された映像データを3個以上格納可能である。スロッ
ト管理装置10は、記憶装置1の各記憶媒体71〜74
からの映像データをいずれのバッファメモリ301〜3
0nに格納するかを表すスロット管理テーブルを保持
し、そのスロット管理テーブルを時間の経過および端末
管理装置9により保持された情報に基づいて書き換え、
そのスロット管理テーブルに基づいて記憶装置1および
データ送出装置2を制御する。スロット入れ換え装置1
1は、スロット管理テーブルの空きスロットを監視し
て、所定の条件が整ったときに、スロット管理装置10
に対して端末装置41〜4nのスロット割り当て位置変
更を指示してスロット管理テーブルを書き換えさせる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、利用者からの要求に応
じて映像情報を提供するビデオオンデマンドシステムに
関するものである。
じて映像情報を提供するビデオオンデマンドシステムに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のビデオオンデマンドシステムの一
例として、例えば特開平4−269087号公報に記載
されたものがある。このビデオオンデマンドシステム
は、図12に示すように、記憶装置31と、データ送出
装置32と、バッファメモリ331〜33nと、端末装
置341〜34nと、制御装置35とを備えていた。ま
た記憶装置31は、例えば磁気ディスクからなる複数の
記憶媒体361〜364を備えており、各バッファメモ
リ331〜33nは、2つの領域を備えており、2個の
映像データを格納可能である。記憶装置31には、デー
タ送出装置32が接続されており、データ送出装置32
には、N個のバッファメモリ331〜33nを介して、
N台の端末装置341〜34nが接続されている。さら
に、記憶装置31、データ送出装置32及び各端末装置
341〜34nには、制御装置35が接続されている。
記憶装置31は、4台の記憶媒体361〜364によっ
て構成されており、圧縮された映像データを記憶してい
る。データ送出装置32は、記憶装置31から時分割で
複数の映像データを受け取り、バッファメモリ331〜
33nに各映像データを振り分ける。バッファメモリ3
31〜33nは、データ送出装置32からの映像データ
を一時格納し、その映像データは伸長されて端末装置3
41〜34nに送られ、再生表示される。制御装置35
は、端末装置341〜34nから入力される配信要求信
号に基づいて、記憶装置31およびデータ送出装置32
を制御することにより、記憶装置31に格納された映像
データをデータ送出装置32を介してバッファメモリ3
31〜33nに時分割で書き込ませる。
例として、例えば特開平4−269087号公報に記載
されたものがある。このビデオオンデマンドシステム
は、図12に示すように、記憶装置31と、データ送出
装置32と、バッファメモリ331〜33nと、端末装
置341〜34nと、制御装置35とを備えていた。ま
た記憶装置31は、例えば磁気ディスクからなる複数の
記憶媒体361〜364を備えており、各バッファメモ
リ331〜33nは、2つの領域を備えており、2個の
映像データを格納可能である。記憶装置31には、デー
タ送出装置32が接続されており、データ送出装置32
には、N個のバッファメモリ331〜33nを介して、
N台の端末装置341〜34nが接続されている。さら
に、記憶装置31、データ送出装置32及び各端末装置
341〜34nには、制御装置35が接続されている。
記憶装置31は、4台の記憶媒体361〜364によっ
て構成されており、圧縮された映像データを記憶してい
る。データ送出装置32は、記憶装置31から時分割で
複数の映像データを受け取り、バッファメモリ331〜
33nに各映像データを振り分ける。バッファメモリ3
31〜33nは、データ送出装置32からの映像データ
を一時格納し、その映像データは伸長されて端末装置3
41〜34nに送られ、再生表示される。制御装置35
は、端末装置341〜34nから入力される配信要求信
号に基づいて、記憶装置31およびデータ送出装置32
を制御することにより、記憶装置31に格納された映像
データをデータ送出装置32を介してバッファメモリ3
31〜33nに時分割で書き込ませる。
【0003】この従来のビデオオンデマンドシステムに
おいて、記憶装置31から読み出される映像データは時
分割で転送され、記憶装置31からデータ送出装置32
に時分割的に映像データを転送する場合の1フレームが
4タイムスロットから構成されているものとする。図1
3は1フレームと1タイムスロットとの関係を示す説明
図で、図13では1タイムスロットを時間換算で1TS
で表しているので、1フレームは時間換算で4TSで表
される。1タイムスロットすなわち1TSの間に、記憶
装置31の各記憶媒体361〜364からバッファメモ
リ331〜33nのうちいずれか1つすなわち合計4つ
のバッファメモリに映像データが書き込まれて一時格納
される。よって、1フレームすなわち4TSの間に、バ
ッファメモリ331〜33nのうち16個のバッファメ
モリに映像データが書き込まれ、書き込まれた映像デー
タは端末装置341〜34nのうち対応する端末装置に
4TSかけて転送されて再生表示される。これをバッフ
ァメモリ331〜33n内の2つの領域を入れ換えなが
ら繰り返して、端末装置341〜34nへ映像データを
配信していく。例えばTn で示される端末装置34nに
接続されたバッファメモリ33nには、タイムスロット
TS4において領域BUF1に映像データが格納され、
端末装置34nは、次のフレームでその映像データを再
生表示する。そしてそのフレームのタイムスロットTS
4においてバッファメモリ33nの領域BUF2に次の
映像データが格納され、端末装置34nは、次のフレー
ムでその映像データを再生表示する。そしてそのフレー
ムのタイムスロットTS4においてバッファメモリ33
nの領域BUF1に次の映像データが格納され、端末装
置34nは、次のフレームでその映像データを再生表示
する。以下、同様の動作が繰り返され、端末装置34n
は連続的に映像データを再生表示する。
おいて、記憶装置31から読み出される映像データは時
分割で転送され、記憶装置31からデータ送出装置32
に時分割的に映像データを転送する場合の1フレームが
4タイムスロットから構成されているものとする。図1
3は1フレームと1タイムスロットとの関係を示す説明
図で、図13では1タイムスロットを時間換算で1TS
で表しているので、1フレームは時間換算で4TSで表
される。1タイムスロットすなわち1TSの間に、記憶
装置31の各記憶媒体361〜364からバッファメモ
リ331〜33nのうちいずれか1つすなわち合計4つ
のバッファメモリに映像データが書き込まれて一時格納
される。よって、1フレームすなわち4TSの間に、バ
ッファメモリ331〜33nのうち16個のバッファメ
モリに映像データが書き込まれ、書き込まれた映像デー
タは端末装置341〜34nのうち対応する端末装置に
4TSかけて転送されて再生表示される。これをバッフ
ァメモリ331〜33n内の2つの領域を入れ換えなが
ら繰り返して、端末装置341〜34nへ映像データを
配信していく。例えばTn で示される端末装置34nに
接続されたバッファメモリ33nには、タイムスロット
TS4において領域BUF1に映像データが格納され、
端末装置34nは、次のフレームでその映像データを再
生表示する。そしてそのフレームのタイムスロットTS
4においてバッファメモリ33nの領域BUF2に次の
映像データが格納され、端末装置34nは、次のフレー
ムでその映像データを再生表示する。そしてそのフレー
ムのタイムスロットTS4においてバッファメモリ33
nの領域BUF1に次の映像データが格納され、端末装
置34nは、次のフレームでその映像データを再生表示
する。以下、同様の動作が繰り返され、端末装置34n
は連続的に映像データを再生表示する。
【0004】図14は記憶装置31の記憶媒体361〜
364に記憶されている映像データの説明図で、HD1
〜HD4で示される記憶媒体361〜364に記憶され
ている映像データは、映像を固定長毎に分割して格納さ
れたもので、記憶媒体361〜364の順に分割された
映像データを読み出していくことによって、途切れるこ
との無い映像が再生可能となる。すなわち、映像データ
V1はV1−001〜V1−500に分割され、記憶媒
体361〜364に順に格納されている。この格納方法
では、新規再生時には必ず記憶媒体361からの映像デ
ータの読み出しが必要となる。
364に記憶されている映像データの説明図で、HD1
〜HD4で示される記憶媒体361〜364に記憶され
ている映像データは、映像を固定長毎に分割して格納さ
れたもので、記憶媒体361〜364の順に分割された
映像データを読み出していくことによって、途切れるこ
との無い映像が再生可能となる。すなわち、映像データ
V1はV1−001〜V1−500に分割され、記憶媒
体361〜364に順に格納されている。この格納方法
では、新規再生時には必ず記憶媒体361からの映像デ
ータの読み出しが必要となる。
【0005】端末装置341〜34nは、制御装置35
によってそれぞれのタイムスロットに割り当てられてお
り、フレーム毎に次の映像データが格納されている記憶
媒体361〜364に対応するスロットに割り当てられ
る。図15および図16は制御装置35により保持され
かつ管理されているスロット管理テーブルの説明図で、
図15はあるフレームにおけるスロット管理テーブルの
様子を、図16はフレームFR1、フレームFR2、フ
レームFR3と時間変化していくときのスロット管理テ
ーブルの様子を示している。HD1〜HD4で示される
各記憶媒体361〜364毎に4つのタイムスロットT
S1〜TS4を備え、全部で16スロットについてT1
〜Tnで示される各々1つの端末装置341〜34nが
割り当てられる。なお、スロット管理テーブルの斜線部
分は端末装置341〜34nが割り当てられていない空
きスロットであることを示している。次のフレームでは
端末装置341〜34nの割り当てが次の記憶媒体36
1〜364に対応するスロットへスライドしていき、各
端末装置341〜34nに対する映像データの配信を行
うことによって、先に述べた分割された映像データを途
切れること無く再生していく。
によってそれぞれのタイムスロットに割り当てられてお
り、フレーム毎に次の映像データが格納されている記憶
媒体361〜364に対応するスロットに割り当てられ
る。図15および図16は制御装置35により保持され
かつ管理されているスロット管理テーブルの説明図で、
図15はあるフレームにおけるスロット管理テーブルの
様子を、図16はフレームFR1、フレームFR2、フ
レームFR3と時間変化していくときのスロット管理テ
ーブルの様子を示している。HD1〜HD4で示される
各記憶媒体361〜364毎に4つのタイムスロットT
S1〜TS4を備え、全部で16スロットについてT1
〜Tnで示される各々1つの端末装置341〜34nが
割り当てられる。なお、スロット管理テーブルの斜線部
分は端末装置341〜34nが割り当てられていない空
きスロットであることを示している。次のフレームでは
端末装置341〜34nの割り当てが次の記憶媒体36
1〜364に対応するスロットへスライドしていき、各
端末装置341〜34nに対する映像データの配信を行
うことによって、先に述べた分割された映像データを途
切れること無く再生していく。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
のビデオオンデマンドシステムでは、制御装置35によ
る端末装置341〜34nのスロット割り当ては、最初
にエントリされたスロットに固定され、フレーム毎にそ
のままスライドしていくだけであるため、映像データの
先頭部分からの読み出しが必要となる新規の端末装置を
エントリする際には、先頭の記憶媒体361に対応する
空きスロットが回ってくるフレームまで順番を待つ必要
があるが、記憶媒体の個数が多数になった場合には、個
数に比例してスロット数が増加した分だけ空きスロット
の順番待ちに時間がかかり、端末装置341〜34nか
らの再生要求に直ちに応答するのが困難となるという問
題があった。
のビデオオンデマンドシステムでは、制御装置35によ
る端末装置341〜34nのスロット割り当ては、最初
にエントリされたスロットに固定され、フレーム毎にそ
のままスライドしていくだけであるため、映像データの
先頭部分からの読み出しが必要となる新規の端末装置を
エントリする際には、先頭の記憶媒体361に対応する
空きスロットが回ってくるフレームまで順番を待つ必要
があるが、記憶媒体の個数が多数になった場合には、個
数に比例してスロット数が増加した分だけ空きスロット
の順番待ちに時間がかかり、端末装置341〜34nか
らの再生要求に直ちに応答するのが困難となるという問
題があった。
【0007】本発明はかかる事情に鑑みて成されたもの
であり、記憶媒体の個数が増加した場合でも、即座に端
末装置の要求に対応することが可能なビデオオンデマン
ドシステムを提供することを目的とする。さらに本発明
は、スロット管理テーブルの変更により特殊再生を実現
できるビデオオンデマンドシステムを提供することを目
的とする。
であり、記憶媒体の個数が増加した場合でも、即座に端
末装置の要求に対応することが可能なビデオオンデマン
ドシステムを提供することを目的とする。さらに本発明
は、スロット管理テーブルの変更により特殊再生を実現
できるビデオオンデマンドシステムを提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、所定
長毎に分割された映像データを分担して保持する複数の
記憶媒体からなる記憶装置と、分割された映像データを
3個以上格納可能な複数のバッファメモリと、記憶装置
の各記憶媒体からの映像データをバッファメモリに分配
するデータ送出装置と、バッファメモリからの映像デー
タを表示する複数の端末装置と、端末装置からの指示を
受け付ける端末要求受付手段と、端末要求受付手段によ
り受け付けられた指示の情報を保持する端末管理手段
と、記憶装置の各記憶媒体からの映像データをいずれの
バッファメモリに格納するかを表すスロット管理テーブ
ルを保持し、そのスロット管理テーブルを時間の経過お
よび端末管理手段により保持された情報に基づいて書き
換え、そのスロット管理テーブルに基づいて記憶装置お
よびデータ送出装置を制御するスロット管理手段と、ス
ロット管理テーブルの空きスロットを監視して、所定の
条件が整ったときに、スロット管理装置に対して端末装
置のスロット割り当て位置変更を指示してスロット管理
テーブルを書き換えさせるスロット入れ換え手段と、を
備えたことを特徴としている。
長毎に分割された映像データを分担して保持する複数の
記憶媒体からなる記憶装置と、分割された映像データを
3個以上格納可能な複数のバッファメモリと、記憶装置
の各記憶媒体からの映像データをバッファメモリに分配
するデータ送出装置と、バッファメモリからの映像デー
タを表示する複数の端末装置と、端末装置からの指示を
受け付ける端末要求受付手段と、端末要求受付手段によ
り受け付けられた指示の情報を保持する端末管理手段
と、記憶装置の各記憶媒体からの映像データをいずれの
バッファメモリに格納するかを表すスロット管理テーブ
ルを保持し、そのスロット管理テーブルを時間の経過お
よび端末管理手段により保持された情報に基づいて書き
換え、そのスロット管理テーブルに基づいて記憶装置お
よびデータ送出装置を制御するスロット管理手段と、ス
ロット管理テーブルの空きスロットを監視して、所定の
条件が整ったときに、スロット管理装置に対して端末装
置のスロット割り当て位置変更を指示してスロット管理
テーブルを書き換えさせるスロット入れ換え手段と、を
備えたことを特徴としている。
【0009】請求項2の発明は、請求項1の構成に加え
て、スロット入れ換え手段は、各タイムスロット毎に、
空きスロットが2個でそれらが互いに近接しているとき
に、空きスロットを利用して映像データの先読みを行わ
せ、空きスロットを互いに離れた位置に変更させる構成
としたことを特徴としている。請求項3の発明は、請求
項1の構成に加えて、スロット入れ換え手段は、各タイ
ムスロット毎に、空きスロットが1個で、かつその空き
スロットが先頭の記憶媒体に対応しており、しかも端末
装置からの配信要求がないときに、空きスロットを利用
して映像データの先読みを行わせる構成としたことを特
徴としている。
て、スロット入れ換え手段は、各タイムスロット毎に、
空きスロットが2個でそれらが互いに近接しているとき
に、空きスロットを利用して映像データの先読みを行わ
せ、空きスロットを互いに離れた位置に変更させる構成
としたことを特徴としている。請求項3の発明は、請求
項1の構成に加えて、スロット入れ換え手段は、各タイ
ムスロット毎に、空きスロットが1個で、かつその空き
スロットが先頭の記憶媒体に対応しており、しかも端末
装置からの配信要求がないときに、空きスロットを利用
して映像データの先読みを行わせる構成としたことを特
徴としている。
【0010】請求項4の発明は、請求項1の構成に加え
て、端末管理装置が端末装置からの特殊再生の配信要求
を保持したときに、スロット入れ換え装置に対してスロ
ット割り当て位置変更の指示を行なうことにより、特殊
再生を行わせる端末要求監視手段を備えたことを特徴と
している。
て、端末管理装置が端末装置からの特殊再生の配信要求
を保持したときに、スロット入れ換え装置に対してスロ
ット割り当て位置変更の指示を行なうことにより、特殊
再生を行わせる端末要求監視手段を備えたことを特徴と
している。
【0011】
【作用】請求項1の発明において、記憶装置は、所定長
毎に分割された映像データを分担して保持する複数の記
憶媒体からなる。複数のバッファメモリは、分割された
映像データを3個以上格納可能である。データ送出装置
は、記憶装置の各記憶媒体からの映像データをバッファ
メモリに分配する。複数の端末装置は、バッファメモリ
からの映像データを表示する。端末要求受付手段は、端
末装置からの指示を受け付ける。端末管理手段は、端末
要求受付手段により受け付けられた指示の情報を保持す
る。スロット管理手段は、記憶装置の各記憶媒体からの
映像データをいずれのバッファメモリに格納するかを表
すスロット管理テーブルを保持し、そのスロット管理テ
ーブルを時間の経過および端末管理手段により保持され
た情報に基づいて書き換え、そのスロット管理テーブル
に基づいて記憶装置およびデータ送出装置を制御する。
スロット入れ換え手段は、スロット管理テーブルの空き
スロットを監視して、所定の条件が整ったときに、スロ
ット管理装置に対して端末装置のスロット割り当て位置
変更を指示してスロット管理テーブルを書き換えさせ
る。
毎に分割された映像データを分担して保持する複数の記
憶媒体からなる。複数のバッファメモリは、分割された
映像データを3個以上格納可能である。データ送出装置
は、記憶装置の各記憶媒体からの映像データをバッファ
メモリに分配する。複数の端末装置は、バッファメモリ
からの映像データを表示する。端末要求受付手段は、端
末装置からの指示を受け付ける。端末管理手段は、端末
要求受付手段により受け付けられた指示の情報を保持す
る。スロット管理手段は、記憶装置の各記憶媒体からの
映像データをいずれのバッファメモリに格納するかを表
すスロット管理テーブルを保持し、そのスロット管理テ
ーブルを時間の経過および端末管理手段により保持され
た情報に基づいて書き換え、そのスロット管理テーブル
に基づいて記憶装置およびデータ送出装置を制御する。
スロット入れ換え手段は、スロット管理テーブルの空き
スロットを監視して、所定の条件が整ったときに、スロ
ット管理装置に対して端末装置のスロット割り当て位置
変更を指示してスロット管理テーブルを書き換えさせ
る。
【0012】請求項2の発明において、スロット入れ換
え手段は、各タイムスロット毎に、空きスロットが2個
でそれらが互いに近接しているときに、空きスロットを
利用して映像データの先読みを行わせ、空きスロットを
互いに離れた位置に変更させる。請求項3の発明におい
て、スロット入れ換え手段は、各タイムスロット毎に、
空きスロットが1個で、かつその空きスロットが先頭の
記憶媒体に対応しており、しかも端末装置からの配信要
求がないときに、空きスロットを利用して映像データの
先読みを行わせる。
え手段は、各タイムスロット毎に、空きスロットが2個
でそれらが互いに近接しているときに、空きスロットを
利用して映像データの先読みを行わせ、空きスロットを
互いに離れた位置に変更させる。請求項3の発明におい
て、スロット入れ換え手段は、各タイムスロット毎に、
空きスロットが1個で、かつその空きスロットが先頭の
記憶媒体に対応しており、しかも端末装置からの配信要
求がないときに、空きスロットを利用して映像データの
先読みを行わせる。
【0013】請求項4の発明において、端末管理装置が
端末装置からの特殊再生の配信要求を保持したときに、
スロット入れ換え装置に対してスロット割り当て位置変
更の指示を行なうことにより、特殊再生を行わせる。
端末装置からの特殊再生の配信要求を保持したときに、
スロット入れ換え装置に対してスロット割り当て位置変
更の指示を行なうことにより、特殊再生を行わせる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。 (実施例1)図1は本発明の実施例1におけるビデオオ
ンデマンドシステムの構成図で、このビデオオンデマン
ドシステムは、記憶装置1と、データ送出装置2と、バ
ッファメモリ301〜30nと、端末装置41〜4n
と、制御装置5とを備えている。記憶装置1は、例えば
磁気ディスクからなる記憶媒体71〜74により構成さ
れている。制御装置5は、端末要求受付装置8と、端末
管理装置9と、スロット管理装置10と、スロット入れ
換え装置11とにより構成されている。記憶装置1は、
圧縮された映像データを記憶している。データ送出装置
2は、制御装置5のスロット管理装置10により制御さ
れて、記憶装置1からの映像データを時分割で振り分け
ながらバッファメモリ301〜30nに書き込む。バッ
ファメモリ301〜30nは、各々3つの領域を有して
おり、同時に3つの映像データを格納可能であって、記
憶装置1から読み出された映像データを一時的に格納す
る。端末装置41〜4nは、伸長された映像データを再
生して表示画面に表示する。制御装置5は、端末装置4
1〜4nからの配信要求信号に基づいて、記憶装置1お
よびデータ送出装置2を制御する。記憶媒体71〜74
は、一定タイムスロットで一定時間再生できるように分
割されかつ圧縮された映像データを蓄積しており、制御
装置5のスロット管理装置10により制御されて映像デ
ータをデータ送出装置2に出力する。端末要求受付装置
8は、端末装置41〜4nからの配信要求信号を受け付
ける。端末管理装置9は、端末要求受付装置8により受
け付けられた配信要求信号の情報を保存して全部の端末
装置41〜4nの状態を管理する。スロット管理装置1
0は、端末管理装置9からの情報に基づいて端末装置4
1〜4nをスロットに割り当てるためのスロット管理テ
ーブルを保持かつ管理しており、記憶装置1からのタイ
ムスロット毎の映像データの読み出しと、データ送出装
置2によるバッファメモリ301〜30nの書き込みと
を制御する。スロット入れ換え装置11は、スロット管
理装置10により保持されているスロット管理テーブル
の空きスロットなどを監視し、スロット管理装置10に
対してスロット割り当て変更を指示する。
説明する。 (実施例1)図1は本発明の実施例1におけるビデオオ
ンデマンドシステムの構成図で、このビデオオンデマン
ドシステムは、記憶装置1と、データ送出装置2と、バ
ッファメモリ301〜30nと、端末装置41〜4n
と、制御装置5とを備えている。記憶装置1は、例えば
磁気ディスクからなる記憶媒体71〜74により構成さ
れている。制御装置5は、端末要求受付装置8と、端末
管理装置9と、スロット管理装置10と、スロット入れ
換え装置11とにより構成されている。記憶装置1は、
圧縮された映像データを記憶している。データ送出装置
2は、制御装置5のスロット管理装置10により制御さ
れて、記憶装置1からの映像データを時分割で振り分け
ながらバッファメモリ301〜30nに書き込む。バッ
ファメモリ301〜30nは、各々3つの領域を有して
おり、同時に3つの映像データを格納可能であって、記
憶装置1から読み出された映像データを一時的に格納す
る。端末装置41〜4nは、伸長された映像データを再
生して表示画面に表示する。制御装置5は、端末装置4
1〜4nからの配信要求信号に基づいて、記憶装置1お
よびデータ送出装置2を制御する。記憶媒体71〜74
は、一定タイムスロットで一定時間再生できるように分
割されかつ圧縮された映像データを蓄積しており、制御
装置5のスロット管理装置10により制御されて映像デ
ータをデータ送出装置2に出力する。端末要求受付装置
8は、端末装置41〜4nからの配信要求信号を受け付
ける。端末管理装置9は、端末要求受付装置8により受
け付けられた配信要求信号の情報を保存して全部の端末
装置41〜4nの状態を管理する。スロット管理装置1
0は、端末管理装置9からの情報に基づいて端末装置4
1〜4nをスロットに割り当てるためのスロット管理テ
ーブルを保持かつ管理しており、記憶装置1からのタイ
ムスロット毎の映像データの読み出しと、データ送出装
置2によるバッファメモリ301〜30nの書き込みと
を制御する。スロット入れ換え装置11は、スロット管
理装置10により保持されているスロット管理テーブル
の空きスロットなどを監視し、スロット管理装置10に
対してスロット割り当て変更を指示する。
【0015】図2は記憶装置1に記憶されている映像デ
ータの説明図で、HD1〜HD4で示される記憶媒体7
1〜74に記憶されている映像データは、圧縮されかつ
連続した映像データを固定長毎に分割したものであり、
記憶媒体71、記憶媒体72、記憶媒体73、記憶媒体
74の順に分割された映像データを格納し、これを順次
連続して読み出していくことによって、途切れる事の無
い元の映像が再生可能となる。ここで、連続した元の映
像データを分割する際の固定長は、端末装置41〜4n
において1秒間の再生が可能な量の映像データとし、図
2では、この固定長に基づいて分割を行なうと、連続し
た映像データV1はV1−001からV1−500の5
00個の映像データに分割されることを示している。こ
うして分割された映像データは、HD1で示される記憶
媒体71から順に同じアドレスに格納され、再び記憶媒
体71に戻ったときには、アドレスを1つ進めたところ
に格納される。このように格納した様子を図2に示して
いる。このような格納方法をとることで、映像データの
検索時などは記憶媒体71のアドレスを検索するだけで
よく、映像データの管理を容易にしている。なお、新規
再生時には映像データの先頭部分が記録されている記憶
媒体71からの映像データの読み出しが必要となる。
ータの説明図で、HD1〜HD4で示される記憶媒体7
1〜74に記憶されている映像データは、圧縮されかつ
連続した映像データを固定長毎に分割したものであり、
記憶媒体71、記憶媒体72、記憶媒体73、記憶媒体
74の順に分割された映像データを格納し、これを順次
連続して読み出していくことによって、途切れる事の無
い元の映像が再生可能となる。ここで、連続した元の映
像データを分割する際の固定長は、端末装置41〜4n
において1秒間の再生が可能な量の映像データとし、図
2では、この固定長に基づいて分割を行なうと、連続し
た映像データV1はV1−001からV1−500の5
00個の映像データに分割されることを示している。こ
うして分割された映像データは、HD1で示される記憶
媒体71から順に同じアドレスに格納され、再び記憶媒
体71に戻ったときには、アドレスを1つ進めたところ
に格納される。このように格納した様子を図2に示して
いる。このような格納方法をとることで、映像データの
検索時などは記憶媒体71のアドレスを検索するだけで
よく、映像データの管理を容易にしている。なお、新規
再生時には映像データの先頭部分が記録されている記憶
媒体71からの映像データの読み出しが必要となる。
【0016】図3は1フレームと1タイムスロットとの
関係の説明図で、ここではそれぞれの記憶媒体71〜7
4の性能として、前述した分割された映像データの読み
出しは単位時間(ここでは1秒とする)あたり4回可能
であるものとし、分割された映像データの読み出し1回
に要する時間を1タイムスロットと表す。したがって4
タイムスロットが1秒となる。その動作は、あるタイム
スロットまでに端末装置41〜4nのうちのいずれかの
端末装置からの配信要求信号が制御装置5の端末要求受
付装置8に入力されたときには、1タイムスロットの間
に記憶装置1の記憶媒体71〜74のうちのいずれかか
ら映像データを読み出し、バッファメモリ301〜30
nのうち配信要求信号を出力した端末装置に接続された
バッファメモリに映像データを書き込み、一時格納され
るが、バッファメモリ301〜30nはそれぞれ分割さ
れた映像データ3個分の格納領域を持ち、映像データを
交互に格納することによって端末装置41〜4nにおけ
る連続再生表示を可能としている。図3の下部にTnで
示される端末装置4nに接続されたバッファメモリ30
nの3つの領域のうちの2つの領域BUF1と領域BU
F2との様子を示している。いま、Tnで示される端末
装置4nが、あるフレームのタイムスロットTS4まで
に配信要求信号を出力したものとすると、タイムスロッ
トTS4に割り当てられ、タイムスロットTS4におい
て先ず領域BUF1に映像データが格納される。次のフ
レームでは先ほど格納された領域BUF1の映像データ
が端末装置4nで再生表示に用いられ、タイムスロット
TS4では次の映像データを領域BUF2に格納する。
さらに次のフレームでは領域BUF2の映像データが端
末装置4nで再生表示に用いられ、タイムスロット4で
は次の映像データを領域BUF1に格納する。このよう
な動作を繰り返し、領域BUF1と領域BUF2とを交
互に使うことで、端末装置4nでは連続した映像の再生
表示が可能となる。上記のように1フレームすなわち4
TSの間にバッファメモリ301〜30nのうちの16
個のバッファメモリに映像データが書き込まれるので、
端末装置41〜4nのうちの16台の端末装置に対して
送信が可能となる。すなわち本実施例では記憶装置1を
構成する記憶媒体71〜74を4台と規定しているの
で、1秒間に16台の端末装置に対して送信が可能とな
るが、記憶媒体71〜74の台数を増加させるか、記憶
媒体71〜74の性能を向上させて単位時間あたりの読
み出し回数を増加させれば、1秒間に送信可能な端末装
置の台数を増やすことが可能である。
関係の説明図で、ここではそれぞれの記憶媒体71〜7
4の性能として、前述した分割された映像データの読み
出しは単位時間(ここでは1秒とする)あたり4回可能
であるものとし、分割された映像データの読み出し1回
に要する時間を1タイムスロットと表す。したがって4
タイムスロットが1秒となる。その動作は、あるタイム
スロットまでに端末装置41〜4nのうちのいずれかの
端末装置からの配信要求信号が制御装置5の端末要求受
付装置8に入力されたときには、1タイムスロットの間
に記憶装置1の記憶媒体71〜74のうちのいずれかか
ら映像データを読み出し、バッファメモリ301〜30
nのうち配信要求信号を出力した端末装置に接続された
バッファメモリに映像データを書き込み、一時格納され
るが、バッファメモリ301〜30nはそれぞれ分割さ
れた映像データ3個分の格納領域を持ち、映像データを
交互に格納することによって端末装置41〜4nにおけ
る連続再生表示を可能としている。図3の下部にTnで
示される端末装置4nに接続されたバッファメモリ30
nの3つの領域のうちの2つの領域BUF1と領域BU
F2との様子を示している。いま、Tnで示される端末
装置4nが、あるフレームのタイムスロットTS4まで
に配信要求信号を出力したものとすると、タイムスロッ
トTS4に割り当てられ、タイムスロットTS4におい
て先ず領域BUF1に映像データが格納される。次のフ
レームでは先ほど格納された領域BUF1の映像データ
が端末装置4nで再生表示に用いられ、タイムスロット
TS4では次の映像データを領域BUF2に格納する。
さらに次のフレームでは領域BUF2の映像データが端
末装置4nで再生表示に用いられ、タイムスロット4で
は次の映像データを領域BUF1に格納する。このよう
な動作を繰り返し、領域BUF1と領域BUF2とを交
互に使うことで、端末装置4nでは連続した映像の再生
表示が可能となる。上記のように1フレームすなわち4
TSの間にバッファメモリ301〜30nのうちの16
個のバッファメモリに映像データが書き込まれるので、
端末装置41〜4nのうちの16台の端末装置に対して
送信が可能となる。すなわち本実施例では記憶装置1を
構成する記憶媒体71〜74を4台と規定しているの
で、1秒間に16台の端末装置に対して送信が可能とな
るが、記憶媒体71〜74の台数を増加させるか、記憶
媒体71〜74の性能を向上させて単位時間あたりの読
み出し回数を増加させれば、1秒間に送信可能な端末装
置の台数を増やすことが可能である。
【0017】図4および図5にスロット管理装置10に
よって保持かつ管理されているスロット管理テーブルの
一例を示す。端末装置41〜4nのうち映像データの再
生表示を行っている端末装置は、制御装置5中のスロッ
ト管理装置10によってそれぞれのタイムスロットに割
り当てられており、単位時間毎にスロットがスライド
し、次の映像データが格納されている記憶媒体71〜7
4に対応するスロットに割り当てられる。図4はある時
間におけるスロット管理テーブルの様子を示しており、
図5は動作周期毎にフレーム単位で変化していくスロッ
ト管理テーブルの様子を示している。図4ではHD1〜
HD4で示される各記憶媒体71〜74毎に4つのタイ
ムスロットを備え、全部で16スロットにT1〜T12
で示される端末装置41〜412が割り当てられている
状態を示しており、スロット管理テーブル中の斜線部分
は端末装置41〜4nが割り当てられていない空きスロ
ットであることを示している。図5ではフレームFR
1、フレームFR2、フレームFR3と時間がたつにつ
れ、次の記憶媒体71〜74に対応するスロットへスラ
イドされていき、各端末装置41〜412は同一タイム
スロットに割り当てられたものを1つのグループとして
HD1〜HD4で示される記憶媒体71〜74に対応す
るスロットを巡回しているので、映像データを途切れる
こと無く再生していくことが可能となる。
よって保持かつ管理されているスロット管理テーブルの
一例を示す。端末装置41〜4nのうち映像データの再
生表示を行っている端末装置は、制御装置5中のスロッ
ト管理装置10によってそれぞれのタイムスロットに割
り当てられており、単位時間毎にスロットがスライド
し、次の映像データが格納されている記憶媒体71〜7
4に対応するスロットに割り当てられる。図4はある時
間におけるスロット管理テーブルの様子を示しており、
図5は動作周期毎にフレーム単位で変化していくスロッ
ト管理テーブルの様子を示している。図4ではHD1〜
HD4で示される各記憶媒体71〜74毎に4つのタイ
ムスロットを備え、全部で16スロットにT1〜T12
で示される端末装置41〜412が割り当てられている
状態を示しており、スロット管理テーブル中の斜線部分
は端末装置41〜4nが割り当てられていない空きスロ
ットであることを示している。図5ではフレームFR
1、フレームFR2、フレームFR3と時間がたつにつ
れ、次の記憶媒体71〜74に対応するスロットへスラ
イドされていき、各端末装置41〜412は同一タイム
スロットに割り当てられたものを1つのグループとして
HD1〜HD4で示される記憶媒体71〜74に対応す
るスロットを巡回しているので、映像データを途切れる
こと無く再生していくことが可能となる。
【0018】次に動作を説明する。図6および図7は制
御装置5のスロット管理装置10により保持かつ管理さ
れているスロット管理テーブルの説明図で、スロット管
理テーブルの下側に、例えばT8で示される端末装置4
8に接続されたバッファメモリ308の各領域BUF1
〜BUF3の内容を示している。スロット管理テーブル
中の斜線部分は空きスロットで、バッファメモリ308
の各領域BUF1〜BUF3中の網掛け部分は端末装置
48で再生表示中の映像データ、他は格納している映像
データを表す。また、端末装置41〜4nに接続された
バッファメモリ301〜30nは、1つのバッファメモ
リが図2で示した分割された映像データを3個格納でき
る容量を持ち、バッファメモリ301〜30n内部でそ
れぞれを領域BUF1、領域BUF2、領域BUF3と
分けて区別している。また端末装置41〜4nをT1〜
Tnで表し、記憶装置1中の各記憶媒体71〜74をH
D1〜HD4で表している。また、1フレーム内の4つ
のタイムスロットを順にTS1、TS2、TS3、TS
4とし、起点フレームをFR1としてフレームが進む毎
にFR2、FR3、…としている。
御装置5のスロット管理装置10により保持かつ管理さ
れているスロット管理テーブルの説明図で、スロット管
理テーブルの下側に、例えばT8で示される端末装置4
8に接続されたバッファメモリ308の各領域BUF1
〜BUF3の内容を示している。スロット管理テーブル
中の斜線部分は空きスロットで、バッファメモリ308
の各領域BUF1〜BUF3中の網掛け部分は端末装置
48で再生表示中の映像データ、他は格納している映像
データを表す。また、端末装置41〜4nに接続された
バッファメモリ301〜30nは、1つのバッファメモ
リが図2で示した分割された映像データを3個格納でき
る容量を持ち、バッファメモリ301〜30n内部でそ
れぞれを領域BUF1、領域BUF2、領域BUF3と
分けて区別している。また端末装置41〜4nをT1〜
Tnで表し、記憶装置1中の各記憶媒体71〜74をH
D1〜HD4で表している。また、1フレーム内の4つ
のタイムスロットを順にTS1、TS2、TS3、TS
4とし、起点フレームをFR1としてフレームが進む毎
にFR2、FR3、…としている。
【0019】当初、スロット管理テーブルは全て空きス
ロットであるが、端末装置41〜4nのうちのいずれか
の端末装置から制御装置5の端末要求受付装置8に通常
再生の配信要求信号が出力されると、端末要求受付装置
8が、端末装置からの要求内容を実施するように端末管
理装置9に指示する。これにより端末管理装置9が、端
末要求受付装置8からの指示内容を保持し、その指示に
基づいてスロット管理装置10に所要の情報を出力す
る。これによりスロット管理装置10が、スロット管理
テーブルに配信要求のあった端末装置をエントリする。
端末装置がエントリされると、スロット管理装置10
が、スロット管理テーブルの内容に従って記憶装置1お
よびデータ送出装置2を制御し、バッファメモリ301
〜30nを介して端末装置に映像データを供給させる。
これにより端末装置が、所望の映像を再生表示する。以
上の動作が繰り返されることにより、スロット管理テー
ブルのスロットが徐々に埋まっていき、図6のフレーム
FR1の状態となる。このとき、タイムスロットTS4
に割り当てられたT8で示される端末装置48に接続さ
れたバッファメモリ308に着目すると、図6に示すよ
うに、HD4で示される記憶媒体74から読み出した領
域BUF3の映像データを再生中で、フレームFR1に
おいて読み込んだHD1で示される記憶媒体71の映像
データを領域BUF1に格納している。一方、タイムス
ロットTS4における空きスロットはHD2、HD3で
示される記憶媒体72、記憶媒体73に対応しており、
HD1で示される記憶媒体71からの読み出しが必要な
新規エントリ端末装置の最大待ち時間は2フレームとな
っている。
ロットであるが、端末装置41〜4nのうちのいずれか
の端末装置から制御装置5の端末要求受付装置8に通常
再生の配信要求信号が出力されると、端末要求受付装置
8が、端末装置からの要求内容を実施するように端末管
理装置9に指示する。これにより端末管理装置9が、端
末要求受付装置8からの指示内容を保持し、その指示に
基づいてスロット管理装置10に所要の情報を出力す
る。これによりスロット管理装置10が、スロット管理
テーブルに配信要求のあった端末装置をエントリする。
端末装置がエントリされると、スロット管理装置10
が、スロット管理テーブルの内容に従って記憶装置1お
よびデータ送出装置2を制御し、バッファメモリ301
〜30nを介して端末装置に映像データを供給させる。
これにより端末装置が、所望の映像を再生表示する。以
上の動作が繰り返されることにより、スロット管理テー
ブルのスロットが徐々に埋まっていき、図6のフレーム
FR1の状態となる。このとき、タイムスロットTS4
に割り当てられたT8で示される端末装置48に接続さ
れたバッファメモリ308に着目すると、図6に示すよ
うに、HD4で示される記憶媒体74から読み出した領
域BUF3の映像データを再生中で、フレームFR1に
おいて読み込んだHD1で示される記憶媒体71の映像
データを領域BUF1に格納している。一方、タイムス
ロットTS4における空きスロットはHD2、HD3で
示される記憶媒体72、記憶媒体73に対応しており、
HD1で示される記憶媒体71からの読み出しが必要な
新規エントリ端末装置の最大待ち時間は2フレームとな
っている。
【0020】フレームFR2では、各タイムスロットT
S1〜TS4毎にエントリされている端末装置が順に記
憶媒体71〜74に対応するスロットを巡回するが、制
御装置5のスロット入れ換え装置11が、タイムスロッ
トTS4の空きスロットがHD1で示される記憶媒体7
1に対応するスロットに接近していることを検出し、ス
ロット管理装置10に指示を与えてスロット管理テーブ
ルを変更させることにより、T8で示される端末装置4
8に対して、通常のHD2で示される記憶媒体72から
の映像データに加えて、HD3で示される記憶媒体73
に対応する空きスロットを用いて記憶媒体73からも映
像データを読み出し、記憶媒体72からの映像データを
バッファメモリ308の領域BUF2に格納し、記憶媒
体73からの映像データをバッファメモリ308の領域
BUF3に格納させる。
S1〜TS4毎にエントリされている端末装置が順に記
憶媒体71〜74に対応するスロットを巡回するが、制
御装置5のスロット入れ換え装置11が、タイムスロッ
トTS4の空きスロットがHD1で示される記憶媒体7
1に対応するスロットに接近していることを検出し、ス
ロット管理装置10に指示を与えてスロット管理テーブ
ルを変更させることにより、T8で示される端末装置4
8に対して、通常のHD2で示される記憶媒体72から
の映像データに加えて、HD3で示される記憶媒体73
に対応する空きスロットを用いて記憶媒体73からも映
像データを読み出し、記憶媒体72からの映像データを
バッファメモリ308の領域BUF2に格納し、記憶媒
体73からの映像データをバッファメモリ308の領域
BUF3に格納させる。
【0021】次のフレームFR3では、T8で示される
端末装置48に接続されたバッファメモリ308に既に
HD2およびHD3で示される記憶媒体72および記憶
媒体73の映像データが格納されていることから、スロ
ット入れ換え装置11が、スロット管理装置10に指示
を与えてスロット管理テーブルを変更させることによ
り、本来HD3で示される記憶媒体73に対応するスロ
ットに割り当てられるはずのT8で示される端末装置4
8をHD4で示される記憶媒体74に対応するスロット
に割り当てて、代わりにHD3で示される記憶媒体73
に対応するスロットを空きスロットとさせる。これによ
り、タイムスロットTS4の空きスロットはHD1およ
びHD3で示される記憶媒体71および記憶媒体73に
対応する。このような入れ換えを行なうことにより、H
D1で示される記憶媒体71に対応するスロットへの割
り当てが必要な新規エントリ端末装置の最大待ち時間が
1フレームとなり、フレームFR1のときよりも短縮さ
れる。
端末装置48に接続されたバッファメモリ308に既に
HD2およびHD3で示される記憶媒体72および記憶
媒体73の映像データが格納されていることから、スロ
ット入れ換え装置11が、スロット管理装置10に指示
を与えてスロット管理テーブルを変更させることによ
り、本来HD3で示される記憶媒体73に対応するスロ
ットに割り当てられるはずのT8で示される端末装置4
8をHD4で示される記憶媒体74に対応するスロット
に割り当てて、代わりにHD3で示される記憶媒体73
に対応するスロットを空きスロットとさせる。これによ
り、タイムスロットTS4の空きスロットはHD1およ
びHD3で示される記憶媒体71および記憶媒体73に
対応する。このような入れ換えを行なうことにより、H
D1で示される記憶媒体71に対応するスロットへの割
り当てが必要な新規エントリ端末装置の最大待ち時間が
1フレームとなり、フレームFR1のときよりも短縮さ
れる。
【0022】その後、フレームFR4、フレームFR
5、フレームFR6、フレームFR7と順にHD1〜H
D4で示される記憶媒体71〜74に対応するスロット
を巡回するように端末装置の割り当てを続けていく。次
にフレームFR8で、タイムスロットTS4の直前に新
規にT9で示される端末装置49からの配信要求があっ
たものとすると、フレームFR8のタイムスロットTS
4のHD1で示される記憶媒体71に対応する空きスロ
ットにエントリする必要があるが、フレームFR7から
順当に巡回すると、HD1で示される記憶媒体71に対
応するスロットにはT8で示される端末装置48が割り
当てられてしまい、新規にエントリすることができな
い。そこで、スロット入れ換え装置11が、スロット管
理装置10に指示を与えてスロット管理テーブルを変更
させることにより、T8で示される端末装置48をフレ
ームFR7のときと同じスロットであるHD4で示され
る記憶媒体74に対応するスロットに割り当て、HD1
で示される記憶媒体71に対応するスロットを空きスロ
ットとさせることで、HD1で示される記憶媒体71に
対応するスロットにT9で示される端末装置49をエン
トリする。このとき、T8で示される端末装置48に接
続されたバッファメモリ308においては、領域BUF
1に格納されているHD3で示される記憶媒体73の映
像データを再生に用い、フレームFR8で読み来んだH
D4で示される記憶媒体74の映像データを領域BUF
2に格納されているフレームFR7で読み込んだHD4
で示される記憶媒体74の映像データの上に上書きする
が、そのデータ順序には影響を与えていない。なお、こ
こでは上書きしたが、上書きせずにフレームFR8では
何も読み込まないようにしても、同様の結果が得られ、
データ順序には影響を与えることはない。
5、フレームFR6、フレームFR7と順にHD1〜H
D4で示される記憶媒体71〜74に対応するスロット
を巡回するように端末装置の割り当てを続けていく。次
にフレームFR8で、タイムスロットTS4の直前に新
規にT9で示される端末装置49からの配信要求があっ
たものとすると、フレームFR8のタイムスロットTS
4のHD1で示される記憶媒体71に対応する空きスロ
ットにエントリする必要があるが、フレームFR7から
順当に巡回すると、HD1で示される記憶媒体71に対
応するスロットにはT8で示される端末装置48が割り
当てられてしまい、新規にエントリすることができな
い。そこで、スロット入れ換え装置11が、スロット管
理装置10に指示を与えてスロット管理テーブルを変更
させることにより、T8で示される端末装置48をフレ
ームFR7のときと同じスロットであるHD4で示され
る記憶媒体74に対応するスロットに割り当て、HD1
で示される記憶媒体71に対応するスロットを空きスロ
ットとさせることで、HD1で示される記憶媒体71に
対応するスロットにT9で示される端末装置49をエン
トリする。このとき、T8で示される端末装置48に接
続されたバッファメモリ308においては、領域BUF
1に格納されているHD3で示される記憶媒体73の映
像データを再生に用い、フレームFR8で読み来んだH
D4で示される記憶媒体74の映像データを領域BUF
2に格納されているフレームFR7で読み込んだHD4
で示される記憶媒体74の映像データの上に上書きする
が、そのデータ順序には影響を与えていない。なお、こ
こでは上書きしたが、上書きせずにフレームFR8では
何も読み込まないようにしても、同様の結果が得られ、
データ順序には影響を与えることはない。
【0023】その後フレームFR9、フレームFR1
0、フレームFR11と順にHD1〜HD4で示される
記憶媒体71〜74に対応するスロットを巡回するよう
に端末装置の割り当てを続けていく。図7に示す最後の
フレームFR11からの動きを示すのが、図8である。
図8では、スロット管理テーブルの下側にT7、T8、
T9で示される端末装置47〜49に接続されたバッフ
ァメモリ307〜309の様子を示している。
0、フレームFR11と順にHD1〜HD4で示される
記憶媒体71〜74に対応するスロットを巡回するよう
に端末装置の割り当てを続けていく。図7に示す最後の
フレームFR11からの動きを示すのが、図8である。
図8では、スロット管理テーブルの下側にT7、T8、
T9で示される端末装置47〜49に接続されたバッフ
ァメモリ307〜309の様子を示している。
【0024】フレームFR11において、タイムスロッ
トTS4のHD1で示される記憶媒体71に対応するス
ロットは空きスロットであるが、スロット入れ換え装置
11が、端末装置の新規エントリがないことを検出し、
スロット管理装置10に指示を与えてスロット管理テー
ブルを変更させることにより、この空きスロットにT9
で示される端末装置49を割り当てる。これによりT9
で示される端末装置49に接続されたバッファメモリ3
09には、フレームFR11で再生中のHD3で示され
る記憶媒体73の映像データの他に、HD4およびHD
1で示される記憶媒体74および記憶媒体71の2つの
データが格納される。
トTS4のHD1で示される記憶媒体71に対応するス
ロットは空きスロットであるが、スロット入れ換え装置
11が、端末装置の新規エントリがないことを検出し、
スロット管理装置10に指示を与えてスロット管理テー
ブルを変更させることにより、この空きスロットにT9
で示される端末装置49を割り当てる。これによりT9
で示される端末装置49に接続されたバッファメモリ3
09には、フレームFR11で再生中のHD3で示され
る記憶媒体73の映像データの他に、HD4およびHD
1で示される記憶媒体74および記憶媒体71の2つの
データが格納される。
【0025】フレームFR12では、既に映像データを
先読みしているバッファメモリ309に接続されたT9
で示される端末装置49は、次の映像データであるHD
2で示される記憶媒体72の映像データが必要となるの
で、スロット入れ換え装置11が、スロット管理装置1
0に指示を与えてスロット管理テーブルを変更させるこ
とにより、タイムスロットTS4のHD2で示される記
憶媒体72に対応するスロットにT9で示される端末装
置49を割り当てさせる。そのためタイムスロットTS
4のHD1で示される記憶媒体71に対応するスロット
は空きスロットとなるが、スロット入れ換え装置11
が、端末装置の新規エントリがないことを検出し、スロ
ット管理装置10に指示を与えてスロット管理テーブル
を変更させることにより、フレームFR11におけるT
9で示される端末装置49と同様に、T8で示される端
末装置48についても2つのスロットを割り当てて映像
データの先読みを行なわせ、バッファメモリ308に格
納させる。
先読みしているバッファメモリ309に接続されたT9
で示される端末装置49は、次の映像データであるHD
2で示される記憶媒体72の映像データが必要となるの
で、スロット入れ換え装置11が、スロット管理装置1
0に指示を与えてスロット管理テーブルを変更させるこ
とにより、タイムスロットTS4のHD2で示される記
憶媒体72に対応するスロットにT9で示される端末装
置49を割り当てさせる。そのためタイムスロットTS
4のHD1で示される記憶媒体71に対応するスロット
は空きスロットとなるが、スロット入れ換え装置11
が、端末装置の新規エントリがないことを検出し、スロ
ット管理装置10に指示を与えてスロット管理テーブル
を変更させることにより、フレームFR11におけるT
9で示される端末装置49と同様に、T8で示される端
末装置48についても2つのスロットを割り当てて映像
データの先読みを行なわせ、バッファメモリ308に格
納させる。
【0026】次のフレームFR13においても、フレー
ムFR12におけるT9およびT8で示される端末装置
49および端末装置48と同様に、スロット入れ換え装
置11が、T8およびT7で示される端末装置48およ
び端末装置47について、それぞれスロットの入れ換え
と先読みとを行なわせる。フレームFR14、フレーム
FR15では、タイムスロットTS4に割り当てられて
いる3つの端末装置47〜49に接続されているバッフ
ァメモリ307〜309には映像データを先読みして格
納する容量がないため、HD1〜HD4で示される記憶
媒体71〜74の通常巡回動作が繰り返される。
ムFR12におけるT9およびT8で示される端末装置
49および端末装置48と同様に、スロット入れ換え装
置11が、T8およびT7で示される端末装置48およ
び端末装置47について、それぞれスロットの入れ換え
と先読みとを行なわせる。フレームFR14、フレーム
FR15では、タイムスロットTS4に割り当てられて
いる3つの端末装置47〜49に接続されているバッフ
ァメモリ307〜309には映像データを先読みして格
納する容量がないため、HD1〜HD4で示される記憶
媒体71〜74の通常巡回動作が繰り返される。
【0027】フレームFR16において、タイムスロッ
トTS4の直前に新規にT16で示される端末装置41
6からの要求があったものとすると、タイムスロットT
S4のHD1で示される記憶媒体71に対応する空きス
ロットに端末装置416をエントリする必要があるが、
フレームFR15から順当に巡回すると、HD1で示さ
れる記憶媒体71に対応するスロットにはT8で示され
る端末装置48が割り当てられてしまい、新規にエント
リすることができない。そこで、スロット入れ換え装置
11が、スロット管理装置10に指示を与えてスロット
管理テーブルを変更させることにより、T7およびT8
で示される端末装置47および端末装置48をフレーム
FR15のときと同じスロットに割り当て、HD1で示
される記憶媒体71に対応するスロットを空きスロット
とさせることで、その空きスロットにT16で示される
端末装置416をエントリする。このとき、T7および
T8で示される端末装置47および端末装置48に接続
されているバッファメモリ307およびバッファメモリ
308では、フレームFR16で読み来んだ映像データ
をフレームFR15で読み込んだ映像データの上に上書
きするが、これらは全く同じデータであり、再生するデ
ータ順序には影響を与えない。なお、ここでは上書きし
たが、上書きせずにフレームFR16では何も読み込ま
ないようにしても、同様の結果が得られる。
トTS4の直前に新規にT16で示される端末装置41
6からの要求があったものとすると、タイムスロットT
S4のHD1で示される記憶媒体71に対応する空きス
ロットに端末装置416をエントリする必要があるが、
フレームFR15から順当に巡回すると、HD1で示さ
れる記憶媒体71に対応するスロットにはT8で示され
る端末装置48が割り当てられてしまい、新規にエント
リすることができない。そこで、スロット入れ換え装置
11が、スロット管理装置10に指示を与えてスロット
管理テーブルを変更させることにより、T7およびT8
で示される端末装置47および端末装置48をフレーム
FR15のときと同じスロットに割り当て、HD1で示
される記憶媒体71に対応するスロットを空きスロット
とさせることで、その空きスロットにT16で示される
端末装置416をエントリする。このとき、T7および
T8で示される端末装置47および端末装置48に接続
されているバッファメモリ307およびバッファメモリ
308では、フレームFR16で読み来んだ映像データ
をフレームFR15で読み込んだ映像データの上に上書
きするが、これらは全く同じデータであり、再生するデ
ータ順序には影響を与えない。なお、ここでは上書きし
たが、上書きせずにフレームFR16では何も読み込ま
ないようにしても、同様の結果が得られる。
【0028】フレームFR17以降は、HD1〜HD4
で示される記憶媒体71〜74に対応するスロットを端
末装置が巡回するように割り当てを続けていく。以上の
スロット入れ換え装置11の動作の要点をまとめると、
図9に示すフローチャートのようになる。各タイムスロ
ットTS1〜TS4において、空きスロットが2個にな
り、かつそれらが図6のフレームFR1のように隣接す
れば(ステップS1のYES)、フレームFR2のよう
にそれらの空きスロットを利用して映像データを先読み
し(ステップS2)、フレームFR3のように空きスロ
ットの位置を変更して、空きスロットが互いに隣接しな
いようにする(ステップS3)。このように空きスロッ
トが互いに隣接しないようにするのは、フレームの進行
に伴って空きスロットが先頭の記憶媒体71に対応する
までの時間を短縮でき、新規エントリ時の待ち時間を短
縮できるからである。この効果は、記憶装置1に備えら
れた記憶媒体の数が数十の規模になると特に顕著であ
る。もちろん、空きスロットの位置変更は、両空きスロ
ットの間隔が記憶媒体の数の半分に相当するようにする
のが好ましい。
で示される記憶媒体71〜74に対応するスロットを端
末装置が巡回するように割り当てを続けていく。以上の
スロット入れ換え装置11の動作の要点をまとめると、
図9に示すフローチャートのようになる。各タイムスロ
ットTS1〜TS4において、空きスロットが2個にな
り、かつそれらが図6のフレームFR1のように隣接す
れば(ステップS1のYES)、フレームFR2のよう
にそれらの空きスロットを利用して映像データを先読み
し(ステップS2)、フレームFR3のように空きスロ
ットの位置を変更して、空きスロットが互いに隣接しな
いようにする(ステップS3)。このように空きスロッ
トが互いに隣接しないようにするのは、フレームの進行
に伴って空きスロットが先頭の記憶媒体71に対応する
までの時間を短縮でき、新規エントリ時の待ち時間を短
縮できるからである。この効果は、記憶装置1に備えら
れた記憶媒体の数が数十の規模になると特に顕著であ
る。もちろん、空きスロットの位置変更は、両空きスロ
ットの間隔が記憶媒体の数の半分に相当するようにする
のが好ましい。
【0029】次に図7のフレームFR8のように例えば
端末装置49から配信要求があると(ステップS4のY
ES)、空きスロットが先頭の記憶媒体71に対応する
場合は、もちろんその空きスロットに新規エントリす
る。空きスロットが先頭の記憶媒体71に対応しない場
合でも、記憶媒体71に対応するスロットがフレームF
R8のように既に映像データを先読みしている例えばバ
ッファメモリ308に対応する端末装置48に割り当て
られる場合は(ステップS5のYES)、端末装置49
を新規エントリして、記憶媒体71からの映像信号をバ
ッファメモリ308に供給せずに、バッファメモリ30
9に供給する(ステップS6)。
端末装置49から配信要求があると(ステップS4のY
ES)、空きスロットが先頭の記憶媒体71に対応する
場合は、もちろんその空きスロットに新規エントリす
る。空きスロットが先頭の記憶媒体71に対応しない場
合でも、記憶媒体71に対応するスロットがフレームF
R8のように既に映像データを先読みしている例えばバ
ッファメモリ308に対応する端末装置48に割り当て
られる場合は(ステップS5のYES)、端末装置49
を新規エントリして、記憶媒体71からの映像信号をバ
ッファメモリ308に供給せずに、バッファメモリ30
9に供給する(ステップS6)。
【0030】また、各タイムスロットTS1〜TS4に
おいて、空きスロットが1個になり、その空きスロット
が先頭の記憶媒体71に対応し、しかも端末装置41〜
4nからの配信要求がない場合(ステップS7のYE
S)、図8のフレームFR11〜FR13のようにバッ
ファメモリ307〜309に映像データを先読みする
(ステップS8)。これは、端末装置からの配信要求が
ない場合は先頭の記憶媒体71に対応する空きスロット
は使用されないので、その空きスロットを利用して映像
データを先読みしておき、端末装置から配信要求信号が
出力されたときに、先頭の記憶媒体71に対応するスロ
ットを空きスロットにできるようにするためである。す
なわち、図8のフレームFR16のように、例えば端末
装置416からの配信要求があると(ステップS9のY
ES)、空きスロットは本来記憶媒体73に対応するの
であるが、空きスロットの位置を変更して先頭の記憶媒
体71に対応させ、端末装置416を新規エントリする
(ステップS10)。このようにしても、端末装置4
7,48に接続されたバッファメモリ307,308に
は映像データが先読みされているので、支障はない。
おいて、空きスロットが1個になり、その空きスロット
が先頭の記憶媒体71に対応し、しかも端末装置41〜
4nからの配信要求がない場合(ステップS7のYE
S)、図8のフレームFR11〜FR13のようにバッ
ファメモリ307〜309に映像データを先読みする
(ステップS8)。これは、端末装置からの配信要求が
ない場合は先頭の記憶媒体71に対応する空きスロット
は使用されないので、その空きスロットを利用して映像
データを先読みしておき、端末装置から配信要求信号が
出力されたときに、先頭の記憶媒体71に対応するスロ
ットを空きスロットにできるようにするためである。す
なわち、図8のフレームFR16のように、例えば端末
装置416からの配信要求があると(ステップS9のY
ES)、空きスロットは本来記憶媒体73に対応するの
であるが、空きスロットの位置を変更して先頭の記憶媒
体71に対応させ、端末装置416を新規エントリする
(ステップS10)。このようにしても、端末装置4
7,48に接続されたバッファメモリ307,308に
は映像データが先読みされているので、支障はない。
【0031】このように、バッファメモリ301〜30
nの容量を増やして3つの領域BUF1〜BUF3を設
け、端末装置41〜4nにおける表示用と次データ格納
用とに加えて、更にもう1つ分の映像データを格納でき
るようにし、さらに制御装置5にスロット入れ換え装置
11を設けて、空きスロットを監視し、空きスロットを
利用して1フレーム内に次のフレームで読み込むべき映
像データを先読みさせ、スロットの入れ換えを行なわせ
るようにしたので、端末装置41〜4nのうちのいずれ
かの端末装置の新規エントリ時、すなわち、先頭の映像
データが記憶されているHD1で示される記憶媒体71
からの読み出しが必要な端末装置のエントリ時に、HD
1で示される記憶媒体71に対応する空きスロットが無
い場合でも、スロットが空くまでの待ち時間を短縮する
ことができる。更に、HD1で示される記憶媒体71に
対応する空きスロットが無い場合に、他の記憶媒体72
〜74に対応する空きスロットが1つでもあれば、エン
トリされている他の端末装置のスロット位置を移動させ
て、空きスロットを作ることができるので、待つことな
く端末装置の新規エントリが可能となる。 (実施例2)図10は本発明の実施例2におけるビデオ
オンデマンドシステムの構成図で、このビデオオンデマ
ンドシステムは、図1に示す実施例1におけるビデオオ
ンデマンドシステムの制御装置5に端末要求監視装置1
3を加えた構成であり、その他の構成は実施例1の場合
と同様である。端末要求監視装置13は、端末装置41
〜4nからの背信要求信号を端末管理装置9を介して受
け取り、通常再生以外の特殊再生が要求されたときに、
スロット入れ換え装置11に対してスロット位置の変更
を指示する。なお、映像データの格納方法やスロットと
フレームおよびバッファメモリ書き込みの順序なども、
先に述べた実施例1と同様である。
nの容量を増やして3つの領域BUF1〜BUF3を設
け、端末装置41〜4nにおける表示用と次データ格納
用とに加えて、更にもう1つ分の映像データを格納でき
るようにし、さらに制御装置5にスロット入れ換え装置
11を設けて、空きスロットを監視し、空きスロットを
利用して1フレーム内に次のフレームで読み込むべき映
像データを先読みさせ、スロットの入れ換えを行なわせ
るようにしたので、端末装置41〜4nのうちのいずれ
かの端末装置の新規エントリ時、すなわち、先頭の映像
データが記憶されているHD1で示される記憶媒体71
からの読み出しが必要な端末装置のエントリ時に、HD
1で示される記憶媒体71に対応する空きスロットが無
い場合でも、スロットが空くまでの待ち時間を短縮する
ことができる。更に、HD1で示される記憶媒体71に
対応する空きスロットが無い場合に、他の記憶媒体72
〜74に対応する空きスロットが1つでもあれば、エン
トリされている他の端末装置のスロット位置を移動させ
て、空きスロットを作ることができるので、待つことな
く端末装置の新規エントリが可能となる。 (実施例2)図10は本発明の実施例2におけるビデオ
オンデマンドシステムの構成図で、このビデオオンデマ
ンドシステムは、図1に示す実施例1におけるビデオオ
ンデマンドシステムの制御装置5に端末要求監視装置1
3を加えた構成であり、その他の構成は実施例1の場合
と同様である。端末要求監視装置13は、端末装置41
〜4nからの背信要求信号を端末管理装置9を介して受
け取り、通常再生以外の特殊再生が要求されたときに、
スロット入れ換え装置11に対してスロット位置の変更
を指示する。なお、映像データの格納方法やスロットと
フレームおよびバッファメモリ書き込みの順序なども、
先に述べた実施例1と同様である。
【0032】次に動作を説明する。端末装置から通常速
度の再生要求を表す配信要求信号が制御装置5の端末要
求受付装置8に入力された場合、端末要求監視装置13
は、スロット入れ換え装置11への指示は何も行なわ
ず、先に述べた実施例1の場合と同様の動作が行なわれ
る。しかし、端末装置41〜4nのうちの例えば端末装
置4nから2倍速再生を表す配信要求信号が制御装置5
の端末要求受付装置8に入力された場合には、端末要求
監視装置13が、スロット入れ換え装置11に対して、
空きスロットを利用した映像データの先読みを行なうよ
う指示し、該当する端末装置4nに接続されているバッ
ファメモリ30nに、再生表示している映像データ以外
に2つの映像データを読み込み、領域BUF1〜BUF
3を常に満たすようにする。そして端末装置4nが、バ
ッファメモリ30nに格納されている映像データを1つ
づつ飛ばしながら表示することで、2倍速再生が実現で
きる。次のフレームでは、端末要求監視装置13が、ス
ロット入れ換え装置11に指示を与え、映像データが重
ならないようにスロット位置を入れ換えさせ、これを繰
り返す。このときの端末装置4nに接続されているバッ
ファメモリ30n内部の様子を図11に示す。バッファ
メモリ30n中の網掛け部分は端末装置4nで再生中の
映像データを表し、その他は格納している映像データを
表している。図11では、バッファメモリ30nの再生
中の領域以外の2つの領域をフレーム毎に更新し、領域
BUF1、領域BUF3、領域BUF2、領域BUF1
と1つおきに再生していくことにより、2倍速再生を実
現している。
度の再生要求を表す配信要求信号が制御装置5の端末要
求受付装置8に入力された場合、端末要求監視装置13
は、スロット入れ換え装置11への指示は何も行なわ
ず、先に述べた実施例1の場合と同様の動作が行なわれ
る。しかし、端末装置41〜4nのうちの例えば端末装
置4nから2倍速再生を表す配信要求信号が制御装置5
の端末要求受付装置8に入力された場合には、端末要求
監視装置13が、スロット入れ換え装置11に対して、
空きスロットを利用した映像データの先読みを行なうよ
う指示し、該当する端末装置4nに接続されているバッ
ファメモリ30nに、再生表示している映像データ以外
に2つの映像データを読み込み、領域BUF1〜BUF
3を常に満たすようにする。そして端末装置4nが、バ
ッファメモリ30nに格納されている映像データを1つ
づつ飛ばしながら表示することで、2倍速再生が実現で
きる。次のフレームでは、端末要求監視装置13が、ス
ロット入れ換え装置11に指示を与え、映像データが重
ならないようにスロット位置を入れ換えさせ、これを繰
り返す。このときの端末装置4nに接続されているバッ
ファメモリ30n内部の様子を図11に示す。バッファ
メモリ30n中の網掛け部分は端末装置4nで再生中の
映像データを表し、その他は格納している映像データを
表している。図11では、バッファメモリ30nの再生
中の領域以外の2つの領域をフレーム毎に更新し、領域
BUF1、領域BUF3、領域BUF2、領域BUF1
と1つおきに再生していくことにより、2倍速再生を実
現している。
【0033】このように、実施例1の構成に加えて制御
装置5に端末要求監視装置13を設け、この端末要求監
視装置13が、端末装置41〜4nからの特殊再生の要
求を検出し、スロット入れ換え装置11に対してスロッ
ト管理装置10によるバッファメモリ301〜30nへ
のデータ先読みとスロット割り当て変更とを指示するの
で、2倍速再生が可能になる。
装置5に端末要求監視装置13を設け、この端末要求監
視装置13が、端末装置41〜4nからの特殊再生の要
求を検出し、スロット入れ換え装置11に対してスロッ
ト管理装置10によるバッファメモリ301〜30nへ
のデータ先読みとスロット割り当て変更とを指示するの
で、2倍速再生が可能になる。
【0034】なお上記実施例2では、端末装置41〜4
nにおける2倍速再生について説明したが、空きスロッ
トの数が多いときなどはさらに高速な倍速再生も実現で
き、また、スロー再生などの標準倍速以下の再生時に
も、端末要求監視装置13がスロット入れ換え装置11
に指示を与え、スロット位置を入れ換えて、同一の映像
データを複数回再生するように構成することにより実現
可能である。
nにおける2倍速再生について説明したが、空きスロッ
トの数が多いときなどはさらに高速な倍速再生も実現で
き、また、スロー再生などの標準倍速以下の再生時に
も、端末要求監視装置13がスロット入れ換え装置11
に指示を与え、スロット位置を入れ換えて、同一の映像
データを複数回再生するように構成することにより実現
可能である。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように請求項1,2,3の
発明によれば、分割された映像データを3個以上格納可
能な複数のバッファメモリと、スロット管理テーブルの
空きスロットを監視して、所定の条件が整ったときに、
スロット管理装置に対して端末装置のスロット割り当て
位置変更を指示してスロット管理テーブルを書き換えさ
せるスロット入れ換え手段とを設けたので、空きスロッ
トの位置の移動が可能となり、先頭の記憶媒体からの読
み出しが必要な端末装置の新規エントリが可能になるま
での待ち時間を短縮することができる。更に、他の端末
装置のスロット割り当て位置の移動が可能なことから、
先頭の記憶媒体の位置に空きスロットがなくても、空き
スロットが1つあれば、待つことなく端末装置を新規エ
ントリできる。これは、記憶装置内の記憶媒体の個数が
増加した場合には効果が大きく、特に記憶媒体の個数が
100個以上の場合などはその効果は著しい。
発明によれば、分割された映像データを3個以上格納可
能な複数のバッファメモリと、スロット管理テーブルの
空きスロットを監視して、所定の条件が整ったときに、
スロット管理装置に対して端末装置のスロット割り当て
位置変更を指示してスロット管理テーブルを書き換えさ
せるスロット入れ換え手段とを設けたので、空きスロッ
トの位置の移動が可能となり、先頭の記憶媒体からの読
み出しが必要な端末装置の新規エントリが可能になるま
での待ち時間を短縮することができる。更に、他の端末
装置のスロット割り当て位置の移動が可能なことから、
先頭の記憶媒体の位置に空きスロットがなくても、空き
スロットが1つあれば、待つことなく端末装置を新規エ
ントリできる。これは、記憶装置内の記憶媒体の個数が
増加した場合には効果が大きく、特に記憶媒体の個数が
100個以上の場合などはその効果は著しい。
【0036】また請求項4の発明によれば、端末管理装
置が端末装置からの特殊再生の配信要求を保持したとき
に、スロット入れ換え装置に対してスロット割り当て位
置変更の指示を行なうことにより、特殊再生を行わせる
端末要求監視手段を備えたので、端末装置において標準
速度再生以外の再生表示を行え、空きスロットが多い場
合などはさらにさまざまな特殊再生を行える。
置が端末装置からの特殊再生の配信要求を保持したとき
に、スロット入れ換え装置に対してスロット割り当て位
置変更の指示を行なうことにより、特殊再生を行わせる
端末要求監視手段を備えたので、端末装置において標準
速度再生以外の再生表示を行え、空きスロットが多い場
合などはさらにさまざまな特殊再生を行える。
【図1】本発明の実施例1におけるビデオオンデマンド
システムの構成図である。
システムの構成図である。
【図2】本発明の実施例1におけるビデオオンデマンド
システムに備えられた記憶装置への映像データの配置状
態を説明する説明図である。
システムに備えられた記憶装置への映像データの配置状
態を説明する説明図である。
【図3】本発明の実施例1におけるビデオオンデマンド
システムのタイムスロットとバッファメモリの記憶内容
との関係を説明する説明図である。
システムのタイムスロットとバッファメモリの記憶内容
との関係を説明する説明図である。
【図4】本発明の実施例1におけるビデオオンデマンド
システムに備えられたスロット管理装置により保持およ
び管理されるスロット管理テーブルの説明図である。
システムに備えられたスロット管理装置により保持およ
び管理されるスロット管理テーブルの説明図である。
【図5】本発明の実施例1におけるビデオオンデマンド
システムに備えられたスロット管理装置により保持およ
び管理されるスロット管理テーブルの時間経過による内
容の変化状態を説明する説明図である。
システムに備えられたスロット管理装置により保持およ
び管理されるスロット管理テーブルの時間経過による内
容の変化状態を説明する説明図である。
【図6】本発明の実施例1におけるビデオオンデマンド
システムに備えられたスロット管理装置により保持およ
び管理されるスロット管理テーブルの時間経過による内
容の変化状態とバッファメモリの記憶内容との関係を説
明する説明図である。
システムに備えられたスロット管理装置により保持およ
び管理されるスロット管理テーブルの時間経過による内
容の変化状態とバッファメモリの記憶内容との関係を説
明する説明図である。
【図7】本発明の実施例1におけるビデオオンデマンド
システムに備えられたスロット管理装置により保持およ
び管理されるスロット管理テーブルの時間経過による内
容の変化状態とバッファメモリの記憶内容との関係を説
明する説明図である。
システムに備えられたスロット管理装置により保持およ
び管理されるスロット管理テーブルの時間経過による内
容の変化状態とバッファメモリの記憶内容との関係を説
明する説明図である。
【図8】本発明の実施例1におけるビデオオンデマンド
システムに備えられたスロット管理装置により保持およ
び管理されるスロット管理テーブルの時間経過による内
容の変化状態とバッファメモリの記憶内容との関係を説
明する説明図である。
システムに備えられたスロット管理装置により保持およ
び管理されるスロット管理テーブルの時間経過による内
容の変化状態とバッファメモリの記憶内容との関係を説
明する説明図である。
【図9】本発明の実施例1におけるビデオオンデマンド
システムに備えられたスロット入れ換え装置の動作のフ
ローチャートである。
システムに備えられたスロット入れ換え装置の動作のフ
ローチャートである。
【図10】本発明の実施例2におけるビデオオンデマン
ドシステムの構成図である。
ドシステムの構成図である。
【図11】本発明の実施例2におけるビデオオンデマン
ドシステムに備えられたバッファメモリの2倍速再生時
の内容の変化状態を説明する説明図である。
ドシステムに備えられたバッファメモリの2倍速再生時
の内容の変化状態を説明する説明図である。
【図12】従来のビデオオンデマンドシステムの構成図
である。
である。
【図13】従来のビデオオンデマンドシステムのタイム
スロットとバッファメモリの記憶内容との関係を説明す
る説明図である。
スロットとバッファメモリの記憶内容との関係を説明す
る説明図である。
【図14】従来のビデオオンデマンドシステムに備えら
れた記憶装置への映像データの配置状態を説明する説明
図である。
れた記憶装置への映像データの配置状態を説明する説明
図である。
【図15】従来のビデオオンデマンドシステムに備えら
れたスロット管理装置により保持および管理されるスロ
ット管理テーブルの説明図である。
れたスロット管理装置により保持および管理されるスロ
ット管理テーブルの説明図である。
【図16】従来のビデオオンデマンドシステムに備えら
れたスロット管理装置により保持および管理されるスロ
ット管理テーブルの時間経過による内容の変化状態を説
明する説明図である。
れたスロット管理装置により保持および管理されるスロ
ット管理テーブルの時間経過による内容の変化状態を説
明する説明図である。
1 記憶装置 2 データ送出装置 301〜30n バッファメモリ 41〜4n 端末装置 5 制御装置 71〜74 記憶媒体 8 端末要求受付装置 9 端末管理装置 10 スロット管理装置 11 スロット入れ換え装置 13 端末要求監視装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G09G 5/00 M 9377−5H H04N 5/765 5/937 H04N 5/93 C
Claims (4)
- 【請求項1】 所定長毎に分割された映像データを分担
して保持する複数の記憶媒体からなる記憶装置と、 分割された映像データを3個以上格納可能な複数のバッ
ファメモリと、 前記記憶装置の各記憶媒体からの映像データを前記バッ
ファメモリに分配するデータ送出装置と、 前記バッファメモリからの映像データを表示する複数の
端末装置と、 前記端末装置からの指示を受け付ける端末要求受付手段
と、 前記端末要求受付手段により受け付けられた指示の情報
を保持する端末管理手段と、 前記記憶装置の各記憶媒体からの映像データをいずれの
前記バッファメモリに格納するかを表すスロット管理テ
ーブルを保持し、そのスロット管理テーブルを時間の経
過および前記端末管理手段により保持された情報に基づ
いて書き換え、そのスロット管理テーブルに基づいて前
記記憶装置および前記データ送出装置を制御するスロッ
ト管理手段と、 前記スロット管理テーブルの空きスロットを監視して、
所定の条件が整ったときに、前記スロット管理装置に対
して前記端末装置のスロット割り当て位置変更を指示し
て前記スロット管理テーブルを書き換えさせるスロット
入れ換え手段と、 を備えたことを特徴とするビデオオンデマンドシステ
ム。 - 【請求項2】 スロット入れ換え手段は、各タイムスロ
ット毎に、空きスロットが2個でそれらが互いに近接し
ているときに、空きスロットを利用して映像データの先
読みを行わせ、空きスロットを互いに離れた位置に変更
させる構成としたことを特徴とする請求項1に記載のビ
デオオンデマンドシステム。 - 【請求項3】 スロット入れ換え手段は、各タイムスロ
ット毎に、空きスロットが1個で、かつその空きスロッ
トが先頭の記憶媒体に対応しており、しかも端末装置か
らの配信要求がないときに、空きスロットを利用して映
像データの先読みを行わせる構成としたことを特徴とす
る請求項1に記載のビデオオンデマンドシステム。 - 【請求項4】 端末管理装置が端末装置からの特殊再生
の配信要求を保持したときに、スロット入れ換え装置に
対してスロット割り当て位置変更の指示を行なうことに
より、特殊再生を行わせる端末要求監視手段を備えたこ
とを特徴とする請求項1に記載のビデオオンデマンドシ
ステム。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6223221A JPH0888845A (ja) | 1994-09-19 | 1994-09-19 | ビデオオンデマンドシステム |
US08/509,738 US5764893A (en) | 1994-08-03 | 1995-08-01 | Video-on-demand system uses adjusting positions of slots in a slot table to address additional image data distribution request from terminal devices |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6223221A JPH0888845A (ja) | 1994-09-19 | 1994-09-19 | ビデオオンデマンドシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0888845A true JPH0888845A (ja) | 1996-04-02 |
Family
ID=16794694
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6223221A Pending JPH0888845A (ja) | 1994-08-03 | 1994-09-19 | ビデオオンデマンドシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0888845A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10322681A (ja) * | 1997-05-16 | 1998-12-04 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 映像情報送信方法 |
EP0915617A2 (en) * | 1997-11-10 | 1999-05-12 | Sony Corporation | Relaying information and information repeater system |
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