JP2750396B2 - ビデオライブラリシステム - Google Patents
ビデオライブラリシステムInfo
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- JP2750396B2 JP2750396B2 JP3053310A JP5331091A JP2750396B2 JP 2750396 B2 JP2750396 B2 JP 2750396B2 JP 3053310 A JP3053310 A JP 3053310A JP 5331091 A JP5331091 A JP 5331091A JP 2750396 B2 JP2750396 B2 JP 2750396B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、音声情報を含むビデオ
情報を多数蓄積し、端末装置からの要求に応じて、その
要求されたビデオ情報を再生し、端末装置のビデオモニ
タに映し出すビデオライブラリシステムに関するもので
ある。
情報を多数蓄積し、端末装置からの要求に応じて、その
要求されたビデオ情報を再生し、端末装置のビデオモニ
タに映し出すビデオライブラリシステムに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来のビデオライブラリシステ
ムの構成の一例を示す図である。
ムの構成の一例を示す図である。
【0003】ビデオテープ自動交換装置10は、複数台
のビデオテープレコーダVTR1〜VTRnと、図示し
ない制御部、自動交換機構、複数のビデオテープとで構
成されている。端末装置T1は、ビデオモニタM1と図
示しない操作パネルとで構成され、システム内には、端
末装置T1と同じ端末装置T2〜Tnが存在する。
のビデオテープレコーダVTR1〜VTRnと、図示し
ない制御部、自動交換機構、複数のビデオテープとで構
成されている。端末装置T1は、ビデオモニタM1と図
示しない操作パネルとで構成され、システム内には、端
末装置T1と同じ端末装置T2〜Tnが存在する。
【0004】ビデオスイッチVSは、複数のビデオ信号
入力端子と複数のビデオ信号出力端子とを有し、それら
のビデオ信号入力端子とビデオ信号出力端子との間を制
御装置C0の指示に従って切換接続するものである。な
お、制御装置C0は、パーソナルコンピュータ等で構成
されている。
入力端子と複数のビデオ信号出力端子とを有し、それら
のビデオ信号入力端子とビデオ信号出力端子との間を制
御装置C0の指示に従って切換接続するものである。な
お、制御装置C0は、パーソナルコンピュータ等で構成
されている。
【0005】この従来例において、利用者は、端末装置
T1の操作パネルから希望するビデオテープの番号を入
力し、このビデオテープの番号は、制御線を介して、制
御装置C0に入力される。制御装置C0は、ビデオテー
プレコーダVTR1〜VTRnのうちで空いているビデ
オテープレコーダに、上記番号のビデオテープを装着さ
せる指示を、ビデオテープ自動交換装置10に送出す
る。これとともに、制御装置C0は、ビデオテープを装
着するように指示されたビデオテープレコーダのビデオ
信号出力端子と、希望するビデオテープの番号を入力し
た端末装置のビデオモニタのビデオ信号入力端子とを信
号線Lを介して接続するような指示を、ビデオスイッチ
VSに送出する。
T1の操作パネルから希望するビデオテープの番号を入
力し、このビデオテープの番号は、制御線を介して、制
御装置C0に入力される。制御装置C0は、ビデオテー
プレコーダVTR1〜VTRnのうちで空いているビデ
オテープレコーダに、上記番号のビデオテープを装着さ
せる指示を、ビデオテープ自動交換装置10に送出す
る。これとともに、制御装置C0は、ビデオテープを装
着するように指示されたビデオテープレコーダのビデオ
信号出力端子と、希望するビデオテープの番号を入力し
た端末装置のビデオモニタのビデオ信号入力端子とを信
号線Lを介して接続するような指示を、ビデオスイッチ
VSに送出する。
【0006】そして、ビデオテープ自動交換装置10
は、自動交換機構を駆動して、指定されたビデオテープ
を指定されたビデオテープレコーダに装着する。そのビ
デオテープレコーダは、ビデオテープが装着されると、
再生を開始し、そのビデオ情報に基づいた画像がビデオ
モニタに映し出される。
は、自動交換機構を駆動して、指定されたビデオテープ
を指定されたビデオテープレコーダに装着する。そのビ
デオテープレコーダは、ビデオテープが装着されると、
再生を開始し、そのビデオ情報に基づいた画像がビデオ
モニタに映し出される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のビデオライ
ブラリシステムにおいては、同時に利用できる端末装置
T1〜Tnの数と同じ数だけ、ビデオテープレコーダV
TRを準備する必要があるので、同時に利用できる端末
装置の設置数を多くすると、ビデオテープ自動交換装置
10が大型、高価になるという問題がある。また、ある
端末装置が利用しているビデオ情報を、他の端末装置で
同時に利用することができないという問題もある。
ブラリシステムにおいては、同時に利用できる端末装置
T1〜Tnの数と同じ数だけ、ビデオテープレコーダV
TRを準備する必要があるので、同時に利用できる端末
装置の設置数を多くすると、ビデオテープ自動交換装置
10が大型、高価になるという問題がある。また、ある
端末装置が利用しているビデオ情報を、他の端末装置で
同時に利用することができないという問題もある。
【0008】本発明は、音声情報を含むビデオ情報を多
数蓄積し、端末装置からの要求に応じて、その要求され
たビデオ情報を再生し、端末装置のビデオモニタに映し
出すビデオライブラリシステムにおいて、各端末装置が
互いに異なる時刻に所望の番組を要求したとしても、所
望の番組の先頭から再生可能であり、また、ビデオ情報
を蓄積すべき記憶媒体の容量を従来よりも少なくするこ
とができるビデオライブラリシステムを提供することを
目的とするものである。
数蓄積し、端末装置からの要求に応じて、その要求され
たビデオ情報を再生し、端末装置のビデオモニタに映し
出すビデオライブラリシステムにおいて、各端末装置が
互いに異なる時刻に所望の番組を要求したとしても、所
望の番組の先頭から再生可能であり、また、ビデオ情報
を蓄積すべき記憶媒体の容量を従来よりも少なくするこ
とができるビデオライブラリシステムを提供することを
目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、圧縮符号化さ
れたビデオ情報が蓄積されたディスクから、その情報を
再生し、この再生情報のうちで所定タイムスロットの再
生情報を所定バッファメモリに書込み蓄積し、そのバッ
ファメモリからの圧縮符号化情報を伸長器で伸長し、こ
の伸長された情報に基づいた画像をビデオモニタに映し
出すようにしたものである。
れたビデオ情報が蓄積されたディスクから、その情報を
再生し、この再生情報のうちで所定タイムスロットの再
生情報を所定バッファメモリに書込み蓄積し、そのバッ
ファメモリからの圧縮符号化情報を伸長器で伸長し、こ
の伸長された情報に基づいた画像をビデオモニタに映し
出すようにしたものである。
【0010】
【実施例】図1は、本発明の一実施例を示す構成図であ
る。
る。
【0011】 ディスク装置DKは、圧縮符号化された
ビデオ情報(オーディオ情報を含む情報)が蓄積された
ディスクを再生する磁気ディスク装置である。また、図
2に示すように、第1周期において、ディスク装置DK
の利用タイムスロットがTS1〜TSnの順で割振ら
れ、第2周期以降の各周期も、第1周期と同じ順序でタ
イムスロットTS1〜TSnが設定されている。そし
て、ディスク装置DKで再生されるべきディスクには、
複数の情報が細切れに記録されている。そして、第1周
期の第1タイムスロットTS1と、第2周期の第1タイ
ムスロットTS1と、……、第n周期の第1タイムスロ
ットTS1とでアクセスして読取った細切れ情報を順
次、継なぐと、1つの情報が連続するように読取られ
る。第2タイムスロットも第1タイムスロットの場合と
同様に、各周期の第2タイムスロットを順序正しく継な
ぐと、別の情報が連続するようにアクセスと読取りとが
行なわれる。他のタイムスロットについても同様であ
る。
ビデオ情報(オーディオ情報を含む情報)が蓄積された
ディスクを再生する磁気ディスク装置である。また、図
2に示すように、第1周期において、ディスク装置DK
の利用タイムスロットがTS1〜TSnの順で割振ら
れ、第2周期以降の各周期も、第1周期と同じ順序でタ
イムスロットTS1〜TSnが設定されている。そし
て、ディスク装置DKで再生されるべきディスクには、
複数の情報が細切れに記録されている。そして、第1周
期の第1タイムスロットTS1と、第2周期の第1タイ
ムスロットTS1と、……、第n周期の第1タイムスロ
ットTS1とでアクセスして読取った細切れ情報を順
次、継なぐと、1つの情報が連続するように読取られ
る。第2タイムスロットも第1タイムスロットの場合と
同様に、各周期の第2タイムスロットを順序正しく継な
ぐと、別の情報が連続するようにアクセスと読取りとが
行なわれる。他のタイムスロットについても同様であ
る。
【0012】バッファメモリBM1〜BMnは、ディス
ク装置DKで再生された圧縮符号化ビデオ情報を書込み
蓄積するメモリであり、半導体メモリで構成されてい
る。なお、たとえばバッファメモリBM1と伸長器E1
と端末装置T1とで1つの端末系を構成しており、1つ
の端末系で1つのバッファメモリBM1を有するように
図1で示してあるが、実際には、図2に示すように、1
つの端末系に2つのバッファメモリが存在し(第1端末
系においては、2つのバッファメモリBM1a、BM1
bが設けられている)、つまりバッファメモリの蓄積領
域が2分割され、分割された2つのバッファメモリは互
いに独立動作が可能である。そして、第1周期において
はバッファメモリBM1aが再生情報を書込み蓄積し、
第2周期においてはバッファメモリBM1bが再生情報
を書込み蓄積し、これを繰り返すというように、奇数周
期ではバッファメモリBM1aが再生情報を書込み蓄積
し、偶数周期ではバッファメモリBM1bが再生情報を
書込み蓄積する。
ク装置DKで再生された圧縮符号化ビデオ情報を書込み
蓄積するメモリであり、半導体メモリで構成されてい
る。なお、たとえばバッファメモリBM1と伸長器E1
と端末装置T1とで1つの端末系を構成しており、1つ
の端末系で1つのバッファメモリBM1を有するように
図1で示してあるが、実際には、図2に示すように、1
つの端末系に2つのバッファメモリが存在し(第1端末
系においては、2つのバッファメモリBM1a、BM1
bが設けられている)、つまりバッファメモリの蓄積領
域が2分割され、分割された2つのバッファメモリは互
いに独立動作が可能である。そして、第1周期において
はバッファメモリBM1aが再生情報を書込み蓄積し、
第2周期においてはバッファメモリBM1bが再生情報
を書込み蓄積し、これを繰り返すというように、奇数周
期ではバッファメモリBM1aが再生情報を書込み蓄積
し、偶数周期ではバッファメモリBM1bが再生情報を
書込み蓄積する。
【0013】スイッチSは、ディスク装置DKが再生し
た再生情報を、所定タイムスロット毎に、バッファメモ
リBM1a、BM1b〜BMna、BMnbの1つに振
分けるスイッチである。具体的には、第1周期のタイム
スロットTS1、TS2、……、TSnのそれぞれにお
いて、ディスク装置DKからの再生情報を、たとえばバ
ファメモリBM1a、BM2a、……、BMnaの順で
送るようにスイッチ切換を行ない、第2周期のタイムス
ロットTS1、TS2、……、TSnのそれぞれにおい
て、ディスク装置DKからの再生情報を、たとえばバフ
ァメモリBM1b、BM2b、……、BMnbの順で送
るようにスイッチ切換を行ない、これらを繰り返す。も
っとも、タイムスロットTS1、TS2、……、TSn
のそれぞれにおいて、ディスク装置DKからの再生情報
を、どのバファメモリにどのような順序で送るかは、制
御装置Cが指令する。
た再生情報を、所定タイムスロット毎に、バッファメモ
リBM1a、BM1b〜BMna、BMnbの1つに振
分けるスイッチである。具体的には、第1周期のタイム
スロットTS1、TS2、……、TSnのそれぞれにお
いて、ディスク装置DKからの再生情報を、たとえばバ
ファメモリBM1a、BM2a、……、BMnaの順で
送るようにスイッチ切換を行ない、第2周期のタイムス
ロットTS1、TS2、……、TSnのそれぞれにおい
て、ディスク装置DKからの再生情報を、たとえばバフ
ァメモリBM1b、BM2b、……、BMnbの順で送
るようにスイッチ切換を行ない、これらを繰り返す。も
っとも、タイムスロットTS1、TS2、……、TSn
のそれぞれにおいて、ディスク装置DKからの再生情報
を、どのバファメモリにどのような順序で送るかは、制
御装置Cが指令する。
【0014】伸長器E1〜Enは、バッファメモリBM
1a、BM1b〜BMna、BMnbからの圧縮符号化
情報を伸長し、この伸長された再生情報をビデオモニタ
M1〜Mnに送るものである。
1a、BM1b〜BMna、BMnbからの圧縮符号化
情報を伸長し、この伸長された再生情報をビデオモニタ
M1〜Mnに送るものである。
【0015】端末装置T1〜Tnと、ビデオモニタM1
〜Mnとは、上記従来例におけるものと同じものであ
る。なお、ビデオモニタM1〜Mnは、上記伸長された
情報に基づいた画像を映し出すビデオモニタである。
〜Mnとは、上記従来例におけるものと同じものであ
る。なお、ビデオモニタM1〜Mnは、上記伸長された
情報に基づいた画像を映し出すビデオモニタである。
【0016】次に、上記実施例の動作について説明す
る。
る。
【0017】ある利用者が所定ビデオ情報を視聴したい
場合に、その利用者は、ある端末装置、たとえば端末装
置T1の操作パネルにおいて、希望するビデオ情報をた
とえば番号で入力する。この番号は、制御線を介して制
御装置Cに入力される。そして、制御装置Cの制御のも
とに、希望したビデオ情報が、スイッチS、バッファメ
モリBM1a、BM1b、伸長器S1を介して、端末装
置T1に送られ、そのビデオ情報に基づいた画像がビデ
オモニタM1に映し出されるとともに音声が流れる。
場合に、その利用者は、ある端末装置、たとえば端末装
置T1の操作パネルにおいて、希望するビデオ情報をた
とえば番号で入力する。この番号は、制御線を介して制
御装置Cに入力される。そして、制御装置Cの制御のも
とに、希望したビデオ情報が、スイッチS、バッファメ
モリBM1a、BM1b、伸長器S1を介して、端末装
置T1に送られ、そのビデオ情報に基づいた画像がビデ
オモニタM1に映し出されるとともに音声が流れる。
【0018】図2は、上記実施例におけるディスク装置
DKの利用タイムスロットと各端末系の動作との関係を
示す図である。
DKの利用タイムスロットと各端末系の動作との関係を
示す図である。
【0019】 まず、利用者が端末装置T1のビデオモ
ニタM1であるビデオ情報を見たいと思い、そのビデオ
情報の番号が1であるとする。したがって、その利用者
は端末装置T1のキーボードから1を入力する。これに
よって、制御装置Cが、タイムスロットTS1で、ディ
スク装置DKに対して、当該ビデオ情報の細切れ情報へ
のアクセスと読取りとを指令し、スイッチSに対して、
その読取り情報のみをバッファメモリBM1に送るよう
に切換え接続する。
ニタM1であるビデオ情報を見たいと思い、そのビデオ
情報の番号が1であるとする。したがって、その利用者
は端末装置T1のキーボードから1を入力する。これに
よって、制御装置Cが、タイムスロットTS1で、ディ
スク装置DKに対して、当該ビデオ情報の細切れ情報へ
のアクセスと読取りとを指令し、スイッチSに対して、
その読取り情報のみをバッファメモリBM1に送るよう
に切換え接続する。
【0020】実際には、バッファメモリBM1aは、デ
ィスク装置DKの利用タイムスロットのうち、奇数周期
の第1タイムスロットTS1においてのみ、ディクス装
置DKからの再生情報を書込み、バッファメモリBM1
bは、ディスク装置DKの利用タイムスロットのうち、
偶数周期の第1タイムスロットTS1においてのみ、デ
ィクス装置DKからの再生情報を書込む。
ィスク装置DKの利用タイムスロットのうち、奇数周期
の第1タイムスロットTS1においてのみ、ディクス装
置DKからの再生情報を書込み、バッファメモリBM1
bは、ディスク装置DKの利用タイムスロットのうち、
偶数周期の第1タイムスロットTS1においてのみ、デ
ィクス装置DKからの再生情報を書込む。
【0021】バッファメモリBM1aに書込まれた再生
情報は、伸長器E1によって伸長され、この伸長された
情報は、バッファメモリBM1aへの書込みが終了した
直後から1周期分の間(奇数周期の第2タイムスロット
TS2〜次の周期の第1タイムスロットTS1の間)、
ビデオモニタM1に送られ、そのビデオモニタM1に画
像が映し出されるとともに音声が流れる。そして、伸長
器E1からビデオモニタM1に伸長情報が送られる最後
の部分(偶数周期の第1タイムスロットTS1)で、第
1端末系のバッファメモリBM1bは、ディスク装置D
Kからの再生情報を書込み、その直後の1周期分の間
(偶数周期の第2タイムスロットTS2〜次の周期の第
1タイムスロットTS1の間)、ビデオモニタM1に送
られ、そのビデオモニタM1に画像が映し出されるとと
もに音声が流れる。
情報は、伸長器E1によって伸長され、この伸長された
情報は、バッファメモリBM1aへの書込みが終了した
直後から1周期分の間(奇数周期の第2タイムスロット
TS2〜次の周期の第1タイムスロットTS1の間)、
ビデオモニタM1に送られ、そのビデオモニタM1に画
像が映し出されるとともに音声が流れる。そして、伸長
器E1からビデオモニタM1に伸長情報が送られる最後
の部分(偶数周期の第1タイムスロットTS1)で、第
1端末系のバッファメモリBM1bは、ディスク装置D
Kからの再生情報を書込み、その直後の1周期分の間
(偶数周期の第2タイムスロットTS2〜次の周期の第
1タイムスロットTS1の間)、ビデオモニタM1に送
られ、そのビデオモニタM1に画像が映し出されるとと
もに音声が流れる。
【0022】このようにして、第1端末系においては、
バッファメモリBM1a、BM1bに、ディスク装置D
Kからの再生情報を1周期毎に交互に書込み、その書込
みが終了した後に直ちに書込み情報を再生しビデオモニ
タM1に映し出す。そして一方のバッファメモリからの
読み出し終了直前のタイムスロットTS1において、他
方のバッファメモリがディスク装置DKからの再生情報
を書込む。このようにしてバッファメモリBM1aとB
M1bとが交互に書込み読み出しを行なうので、ビデオ
モニタM1に映し出される画像に切れ目がない。
バッファメモリBM1a、BM1bに、ディスク装置D
Kからの再生情報を1周期毎に交互に書込み、その書込
みが終了した後に直ちに書込み情報を再生しビデオモニ
タM1に映し出す。そして一方のバッファメモリからの
読み出し終了直前のタイムスロットTS1において、他
方のバッファメモリがディスク装置DKからの再生情報
を書込む。このようにしてバッファメモリBM1aとB
M1bとが交互に書込み読み出しを行なうので、ビデオ
モニタM1に映し出される画像に切れ目がない。
【0023】 端末装置T2においてもビデオ情報が要
求されていれば、上記と同様にして、第2タイムスロッ
トTS2でディスク装置DKの当該ビデオ情報の細切れ
情報へのアクセスと読取りとを行ない、第2端末系のバ
ッファメモリBM2aは奇数周期の第2タイムスロット
TS2で情報を書込み、その直後の1周期分の間、再生
情報を伸長し、その伸長された情報がビデオモニタM2
に画像として映し出され音声が流れる。次の周期の第2
タイムスロットTS2において、バッファメモリBM2
bがディスク装置DKの再生情報を書き込み、その直後
の1周期分の間、再生情報を伸長し、その伸長された情
報がビデオモニタM2に画像として映し出され、音声が
流れる。なお、バッファメモリBM2aとバッファメモ
リBM2bとによって、バッファメモリBM2が構成さ
れている。第3端末系〜第n端末系における動作も、上
記と同様である。
求されていれば、上記と同様にして、第2タイムスロッ
トTS2でディスク装置DKの当該ビデオ情報の細切れ
情報へのアクセスと読取りとを行ない、第2端末系のバ
ッファメモリBM2aは奇数周期の第2タイムスロット
TS2で情報を書込み、その直後の1周期分の間、再生
情報を伸長し、その伸長された情報がビデオモニタM2
に画像として映し出され音声が流れる。次の周期の第2
タイムスロットTS2において、バッファメモリBM2
bがディスク装置DKの再生情報を書き込み、その直後
の1周期分の間、再生情報を伸長し、その伸長された情
報がビデオモニタM2に画像として映し出され、音声が
流れる。なお、バッファメモリBM2aとバッファメモ
リBM2bとによって、バッファメモリBM2が構成さ
れている。第3端末系〜第n端末系における動作も、上
記と同様である。
【0024】 上記実施例の動作の一例として、 圧縮ビデオ情報の転送速度を0.14Mバイト/秒、 ディスク装置DKの最大アクセス時間を0.06秒、 ディスク装置DKの実効読み取り速度を2.8Mバイト
/秒、 バッファメモリ片側領域(たとえばバッファメモリBM
1a)の記憶容量を0.98Mバイト、 端末装置M1〜Mnの台数を16台 とすると、 バッファメモリ片側(たとえばバッファメモリBM1
a)の領域の読み取り 時間(=時分割制御の1周期)が7秒、 1つのタイムスロット時間が0.4375秒、 になる。この1タイムスロット内に、ビデオ情報の細切
れ情報へのアクセス(最大0.06秒)とその片側のバ
ッファメモリへの書き込み(0.35秒)が実行でき
る。
/秒、 バッファメモリ片側領域(たとえばバッファメモリBM
1a)の記憶容量を0.98Mバイト、 端末装置M1〜Mnの台数を16台 とすると、 バッファメモリ片側(たとえばバッファメモリBM1
a)の領域の読み取り 時間(=時分割制御の1周期)が7秒、 1つのタイムスロット時間が0.4375秒、 になる。この1タイムスロット内に、ビデオ情報の細切
れ情報へのアクセス(最大0.06秒)とその片側のバ
ッファメモリへの書き込み(0.35秒)が実行でき
る。
【0025】すなわち、ビデオ情報を蓄積しているディ
スク装置DKが1台であるにもかかわらず、16台の端
末装置を接続して各端末装置に希望のビデオ情報を同時
に提供することができる。ディスク装置DKの記憶容量
を1.26Gバイトに設定すると、ビデオ情報を2.5
時間分(すなわち15分のビデオプログラムを10本
分)蓄積することができる。このように、1つのディス
ク装置DKで多数(多種類)の情報を再生できるので、
同時に利用できる端末装置の数を多くしても、デイスク
装置DK等のビデオ情報蓄積装置の寸法を大きくする必
要がなく、また、価格が増大することが少ない。
スク装置DKが1台であるにもかかわらず、16台の端
末装置を接続して各端末装置に希望のビデオ情報を同時
に提供することができる。ディスク装置DKの記憶容量
を1.26Gバイトに設定すると、ビデオ情報を2.5
時間分(すなわち15分のビデオプログラムを10本
分)蓄積することができる。このように、1つのディス
ク装置DKで多数(多種類)の情報を再生できるので、
同時に利用できる端末装置の数を多くしても、デイスク
装置DK等のビデオ情報蓄積装置の寸法を大きくする必
要がなく、また、価格が増大することが少ない。
【0026】また、複数のディスク装置DKをスイッチ
Sに増設接続すれば、同時に利用可能な端末装置の数お
よびビデオ情報量をより一層、増大することができる。
Sに増設接続すれば、同時に利用可能な端末装置の数お
よびビデオ情報量をより一層、増大することができる。
【0027】 上記実施例において、複数の端末装置か
ら同一ビデオ情報をほとんど同時に利用できるが、さら
に、たとえば端末装置T3のビデオモニタM3で上記と
同じ番号(番号1)のビデオ情報を、端末装置T1の利
用者と完全に同時に見たいという利用者が出現しても、
これに対応することができる。つまり、ディスク装置D
Kが第1タイムスロットTS1で再生しているときに、
その再生情報出力をバッファメモリBM1に供給すると
同時に、バッファメモリBM3に供給するようにスイッ
チSを切換えればよい。このようにすれば、同一ビデオ
情報を複数の端末装置から完全に同時に利用することが
できる。
ら同一ビデオ情報をほとんど同時に利用できるが、さら
に、たとえば端末装置T3のビデオモニタM3で上記と
同じ番号(番号1)のビデオ情報を、端末装置T1の利
用者と完全に同時に見たいという利用者が出現しても、
これに対応することができる。つまり、ディスク装置D
Kが第1タイムスロットTS1で再生しているときに、
その再生情報出力をバッファメモリBM1に供給すると
同時に、バッファメモリBM3に供給するようにスイッ
チSを切換えればよい。このようにすれば、同一ビデオ
情報を複数の端末装置から完全に同時に利用することが
できる。
【0028】 なお、図1に示す実施例において、端末
装置T1〜Tnを遠方に設置し、ネットワークで結合す
る構成にしてもよい。また、第1端末系において、伸長
器E1、バッファメモリBM1a、BM1bを端末装置
T1内に組込むようにしてもよい。バッファメモリBM
は、各々1つのファーストイン・ファーストアウト・メ
モリとしてもよい。さらに、スイッチSは、計算機バス
あるいはバケット交換の構成としてもよく、ディクス装
置DKは、光磁気ディスク装置、光ディスク装置、半導
体ディスク装置であってもよい。
装置T1〜Tnを遠方に設置し、ネットワークで結合す
る構成にしてもよい。また、第1端末系において、伸長
器E1、バッファメモリBM1a、BM1bを端末装置
T1内に組込むようにしてもよい。バッファメモリBM
は、各々1つのファーストイン・ファーストアウト・メ
モリとしてもよい。さらに、スイッチSは、計算機バス
あるいはバケット交換の構成としてもよく、ディクス装
置DKは、光磁気ディスク装置、光ディスク装置、半導
体ディスク装置であってもよい。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、音声情報を含むビデオ
情報を多数蓄積し、端末装置からの要求に応じて、その
要求されたビデオ情報を再生し、端末装置のビデオモニ
タに映し出すビデオライブラリシステムにおいて、各端
末装置が互いに異なる時刻に所望の番組を要求したとし
ても、所望の番組の先頭から再生可能であり、また、ビ
デオ情報を蓄積すべき記憶媒体の容量を従来よりも少な
くすることができるという効果を奏する。
情報を多数蓄積し、端末装置からの要求に応じて、その
要求されたビデオ情報を再生し、端末装置のビデオモニ
タに映し出すビデオライブラリシステムにおいて、各端
末装置が互いに異なる時刻に所望の番組を要求したとし
ても、所望の番組の先頭から再生可能であり、また、ビ
デオ情報を蓄積すべき記憶媒体の容量を従来よりも少な
くすることができるという効果を奏する。
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】上記実施例におけるディスク装置DKの利用タ
イムスロットと各端末系の動作との関係を示す図であ
る。
イムスロットと各端末系の動作との関係を示す図であ
る。
【図3】従来のビデオライブラリシステムの一例を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
DK…ディクス装置、 C…制御装置、 S…スイッチ、 BM1a〜BMnb…バッファメモリ、 E1〜En…伸長器、 T1〜Tn…端末装置、 M1〜Mn…ビデオモニタ。
Claims (1)
- 【請求項1】 圧縮符号化されたオーディオビデオ情報
が蓄積されたディスクを再生するディスク装置と;蓄積されている上記オーディオビデオ情報を上記ディス
クからランダムアクセスして再生する再生手段と; 上記ディスクの再生情報のうちで所定タイムスロットに
対応した再生情報を書込み蓄積する複数のバッファメモ
リと; 上記ディスクの再生情報を所定タイムスロット毎に、上
記各バッファメモリに振分けるスイッチと; 上記バッファメモリからの圧縮符号化情報を伸長する複
数の伸長器と; この伸長された情報に基づいた画像を映し出す複数のビ
デオモニタと; を有することを特徴とするビデオライブラリシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3053310A JP2750396B2 (ja) | 1991-02-25 | 1991-02-25 | ビデオライブラリシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3053310A JP2750396B2 (ja) | 1991-02-25 | 1991-02-25 | ビデオライブラリシステム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH04269087A JPH04269087A (ja) | 1992-09-25 |
JP2750396B2 true JP2750396B2 (ja) | 1998-05-13 |
Family
ID=12939147
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP3053310A Expired - Lifetime JP2750396B2 (ja) | 1991-02-25 | 1991-02-25 | ビデオライブラリシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2750396B2 (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1991
- 1991-02-25 JP JP3053310A patent/JP2750396B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPH04269087A (ja) | 1992-09-25 |
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