JP2016066914A - 放送受信機、携帯端末、リモート視聴システム及びリモート視聴方法 - Google Patents

放送受信機、携帯端末、リモート視聴システム及びリモート視聴方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2016066914A
JP2016066914A JP2014194741A JP2014194741A JP2016066914A JP 2016066914 A JP2016066914 A JP 2016066914A JP 2014194741 A JP2014194741 A JP 2014194741A JP 2014194741 A JP2014194741 A JP 2014194741A JP 2016066914 A JP2016066914 A JP 2016066914A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
content
mobile terminal
broadcast receiver
broadcast
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014194741A
Other languages
English (en)
Inventor
陽市郎 兼子
Yoichiro Kaneko
陽市郎 兼子
菅野 勝
Masaru Sugano
勝 菅野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KDDI Corp
Original Assignee
KDDI Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KDDI Corp filed Critical KDDI Corp
Priority to JP2014194741A priority Critical patent/JP2016066914A/ja
Publication of JP2016066914A publication Critical patent/JP2016066914A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

【課題】複数の人が同時にリモート視聴できる放送受信機を提供する。【解決手段】放送受信機1は、コンテンツを受信する放送受信部12と、リモート視聴が可能な携帯端末の識別情報を記憶するコンテンツ記憶部16と、携帯端末2から、コンテンツを要求するコンテンツ要求を受信する受信部111と、受信部111が、上記の識別情報に対応する複数の携帯端末から所定の時間範囲内にコンテンツ要求を受けた場合に、複数の携帯端末に対して、時分割で配信先を切り替えながらコンテンツを配信する送信部112と、を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、放送受信機、放送受信機から受信した放送コンテンツを視聴可能な携帯端末、リモート視聴システム及びリモート視聴方法に関する。
スマートフォン及びタブレット等の携帯端末の普及に伴い、屋外で移動中にデジタルテレビ放送を視聴したいというニーズが高まっている。このような背景の中、予め放送受信機とペアリングされた携帯端末において、放送受信機が選局中の放送コンテンツを屋外で視聴できるリモート視聴要件が規定化され、非特許文献1に開示されている。
「デジタル放送受信機におけるリモート視聴要件」、[online]、平成26年2月17日、一般社団法人次世代放送推進フォーラム、[平成26年6月20日検索]、インターネット(URL: http://www.nextv-f.jp/pdf/NEXTVF_TR-0001_V1_0.pdf)
放送受信機が、リモート視聴技術を利用して携帯端末に放送コンテンツを転送することにより、携帯端末のユーザは、屋外でデジタルテレビ放送をリモート視聴することができる。しかしながら、コンテンツの保護の観点から、非特許文献1にて示される規定要件としては、リアルタイムで同時にリモート視聴することができる携帯端末の台数は1台に制限されている。また、同じ観点から、コンテンツ同時配信数を1台に制約する実装仕様を持った放送受信機が存在することも考えられる。したがって、家族で放送受信機を共用している場合、家族のうちの一人がリモート視聴をしていると、他の家族がリモート視聴することができないという問題があった。
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、コンテンツを保護しつつ、複数の人が同時にリモート視聴をできるようにすることを目的とする。
本発明の第1の態様においては、コンテンツを受信するコンテンツ受信部と、リモート視聴が可能な携帯端末の識別情報を記憶する記憶部と、前記携帯端末から、前記コンテンツを要求するコンテンツ要求を受信する要求受信部と、前記要求受信部が、前記識別情報に対応する複数の前記携帯端末から所定の時間範囲内に前記コンテンツ要求を受けた場合に、複数の前記携帯端末に対して、時分割で配信先を切り替えながら前記コンテンツを配信する送信部と、を備える放送受信機を提供する。
前記送信部は、例えば、前記携帯端末が有するバッファの大きさに基づくタイミングで、時分割で配信先を切り替えながら前記コンテンツを配信する。前記送信部は、複数の前記携帯端末のうちの第1携帯端末に前記コンテンツを配信中に、複数の前記携帯端末のうちの第2携帯端末に前記コンテンツを配信せず、前記第2携帯端末に前記コンテンツを配信中に、前記第1携帯端末に前記コンテンツを配信しないでもよい。
また、前記記憶部は、前記識別情報に関連付けて、前記コンテンツを配信する優先度をさらに記憶し、前記送信部は、前記第2携帯端末よりも前記優先度が高い前記第1携帯端末に前記コンテンツを配信中に前記第2携帯端末から前記コンテンツ要求を受信した場合に、前記第1携帯端末への前記コンテンツの配信を継続し、前記第2携帯端末に前記コンテンツを配信中に前記第1携帯端末から前記コンテンツ要求を受信した場合に、前記第2携帯端末への前記コンテンツの配信を停止して、前記第1携帯端末への前記コンテンツの配信を開始してもよい。
また、前記送信部は、前記第2携帯端末よりも前記優先度が高い前記第1携帯端末に対して、前記第2携帯端末に配信する前記コンテンツよりも品質が高いコンテンツを配信してもよい。
上記の放送受信機は、前記携帯端末との通信のスループットを取得する取得部を備え、前記送信部は、前記スループットに対応する品質の前記コンテンツを前記携帯端末に配信してもよい。また、前記送信部は、前記所定の時間範囲内に前記コンテンツを配信する対象となっている前記携帯端末の台数に対応する時間ごとに、前記配信先を切り替えてもよい。前記送信部は、前記放送受信機における負荷の大きさに基づいて、前記コンテンツを時分割で配信対象とする前記携帯端末の上限台数を決定してもよい。
本発明の第2の態様においては、上記の放送受信機が受信したコンテンツを要求するコンテンツ要求を前記放送受信機に配信する端末送信部と、前記コンテンツを前記放送受信機から受信する端末受信部と、前記端末受信部が受信した所定時間分の前記コンテンツを保持するバッファ部と、を備える携帯端末を提供する。上記の携帯端末は、前記放送受信機が前記所定の時間範囲内に前記コンテンツを配信する対象となっている前記携帯端末の台数に基づいて、前記バッファ部が前記コンテンツを保持する前記所定時間を変更してもよい。
本発明の第3の態様においては、コンテンツを受信する放送受信機と、前記放送受信機が受信した前記コンテンツをリモート視聴可能な複数の携帯端末と、を備え、複数の前記携帯端末のそれぞれは、前記コンテンツを要求するコンテンツ要求を前記放送受信機に送信する端末送信部と、前記コンテンツを前記放送受信機から受信する端末受信部と、前記端末受信部が受信した所定時間分の前記コンテンツを保持するバッファ部と、を有し、前記放送受信機は、コンテンツを受信するコンテンツ受信部と、リモート視聴が可能な携帯端末の識別情報を記憶する記憶部と、前記携帯端末から、前記コンテンツ要求を受信する要求受信部と、前記要求受信部が、前記識別情報に対応する複数の前記携帯端末から所定の時間範囲内に前記コンテンツ要求を受けた場合に、複数の前記携帯端末に対して、時分割で配信先を切り替えながら前記コンテンツを配信する送信部と、を有するリモート視聴システムを提供する。
前記端末送信部は、例えば、前記バッファ部が保持している前記コンテンツの量が所定の量よりも少なくなったタイミングで、前記コンテンツ要求を前記放送受信機に配信する。
本発明の第4の態様においては、リモート視聴が可能な携帯端末から放送受信機に、前記放送受信機が受信したコンテンツを要求するコンテンツ要求を配信するステップと、前記放送受信機が、複数の前記携帯端末から所定の時間範囲内に前記コンテンツ要求を受けた場合に、複数の前記携帯端末に対して、時分割で配信先を切り替えながら前記コンテンツを配信するステップと、を有するリモート視聴方法を提供する。
本発明によれば、コンテンツを保護しつつ、複数の人が同時にリモート視聴をできるという効果を奏する。
第1の実施形態に係るリモート視聴システムの構成を示す図である。 放送受信機が時分割で放送コンテンツを配信する動作の概要を示す図である。 第1の実施形態に係る放送受信機の構成を示す図である。 放送受信機の記憶部が記憶している優先度テーブルである。 放送コンテンツごとの優先度を示す優先度テーブルである。 時間帯ごとの優先度を示す優先度テーブルである。 第1の実施形態に係る携帯端末の構成を示す図である。 リモート視聴時の動作シーケンス図である。 複数の携帯端末が同時にリモート視聴をする時の動作シーケンス図である。 複数の携帯端末が同時にリモート視聴をする時の動作シーケンス図である。 第2の実施形態に係る放送受信機1の構成を示す図である。 第3の実施形態に係るリモート視聴システムの構成を示す図である。 第3の実施形態に係るサーバの構成を示す図である。 第3の実施形態におけるリモート視聴時の動作シーケンス図である。
<第1の実施形態>
[リモート視聴システムS1の構成]
図1は、第1の実施形態に係るリモート視聴システムS1の構成を示す図である。リモート視聴システムS1は、放送受信機1と、複数の携帯端末2(携帯端末2A、2B、2C)とを備える。
放送受信機1は、放送局3から配信される放送コンテンツを受信するチューナーを有するセットトップボックスである。放送受信機1は、例えばHDMI(High-Definition Multimedia Interface、登録商標)ケーブルを介して液晶ディスプレイ等のモニタ(不図示)と接続することが可能であり、受信した放送コンテンツをモニタに表示する。
携帯端末2は、基地局4と無線通信回線により接続され、屋外で通信可能なスマートフォン及びタブレット等の端末である。携帯端末2には、放送受信機1から転送された放送コンテンツをリモート視聴するためのアプリケーションソフトがインストールされている。携帯端末2のユーザが、アプリケーションソフトを起動して所定の操作をすると、携帯端末2は、リモート視聴を要求するメッセージであるリモート視聴要求を放送受信機1に配信する。
放送受信機1は、予めペアリングされた携帯端末2からのリモート視聴要求に応じて、インターネット等のネットワークNを介して、受信した放送コンテンツを携帯端末2に転送する。その結果、携帯端末2のユーザは、転送された放送コンテンツを、放送受信機1から離れた場所においてリモート視聴することができる。ここで、ペアリングは、携帯端末2を識別するための識別情報を、予め放送受信機1に記憶させておく処理である。携帯端末2のユーザは、例えば、放送受信機1と携帯端末2とが屋内の無線通信回線(例えば、Wi−Fi(登録商標)回線)で接続可能な状態で所定の操作をすることにより、放送受信機1と携帯端末2とをペアリングさせることができる。
放送受信機1は、複数の携帯端末2に対して、時分割で配信先を切り替えながら放送コンテンツを配信することができる。
図2は、放送受信機1が時分割で放送コンテンツを配信する動作の概要を示す図である。図2は、放送受信機1が、携帯端末2Aに放送コンテンツを配信した後に、携帯端末2Cに放送コンテンツを配信し、その後、携帯端末2Bに放送コンテンツを配信する動作を示している。
携帯端末2は、受信した放送コンテンツを所定の時間にわたって保持するバッファを有しており、放送コンテンツを受信している間、及び放送コンテンツを受信していない間に、放送コンテンツを再生する。例えば、放送受信機1が再生中の番組と同じ番組を視聴するために、携帯端末2が放送受信機1に対して取得要求を送信した場合において、放送受信機1が、放送コンテンツの再生時間よりも短い時間で当該放送コンテンツを携帯端末2に送信することにより、放送受信機1が複数の携帯端末2に、バッファリングしておいた放送コンテンツを時分割で送信しても、それぞれの携帯端末2は、放送コンテンツを継続的に再生することができる。放送受信機1は、例えば、放送コンテンツを時分割で配信する携帯端末2の台数に基づいて定められる時間で放送コンテンツを配信できるように、放送コンテンツを圧縮したり、放送コンテンツの解像度を下げて配信したりする。このようにすることで、放送受信機1は、放送コンテンツを同時に複数の携帯端末2に配信しないことでコンテンツを保護しつつ、複数の携帯端末2のユーザが、実質的に同時にリモート視聴することが可能になる。
放送受信機1は、携帯端末2が有するバッファの大きさに基づくタイミングで、時分割で配信先を切り替えながら放送コンテンツを配信してもよい。放送受信機1は、例えば、携帯端末2が、バッファに残っている放送コンテンツの残量が少なくなったことを通知してきたタイミングで、配信先を切り替える。放送受信機1は、それぞれの携帯端末2のバッファの大きさを記憶しておき、携帯端末2のバッファの大きさに対応する量の放送コンテンツを配信した後に、他の携帯端末2への放送コンテンツの配信を開始してもよい。
また、放送受信機1は、バッファの大きさ、及び放送受信機1と携帯端末2との間のネットワークNの通信速度に基づくタイミングで、時分割で配信先を切り替えながら放送コンテンツを配信してもよい。放送受信機1は、例えば、通信速度が高速な場合に、通信速度が低速な場合よりも短い時間間隔で配信先を切り替えることにより、放送コンテンツが高速な通信速度で携帯端末2に送信されることでバッファが枯渇することを防ぐことができる。
以下、放送受信機1及び携帯端末2の構成と動作を詳細に説明する。
[放送受信機1の構成]
図3は、放送受信機1の構成を示す図である。放送受信機1は、通信部11と、放送受信部12と、出力部13と、記憶部14と、制御部15と、コンテンツ記憶部16とを有する。
通信部11は、ネットワークNを介して携帯端末2と通信するための通信インターフェイスであり、例えばLANコントローラを含んで構成される。通信部11は、受信部111及び送信部112を有する。
受信部111は、携帯端末2から、リモート視聴の開始を要求するリモート視聴要求を受信する。リモート視聴要求には、リモート視聴をする放送コンテンツ又はチャネルを特定するための情報が含まれている。受信部111は、受信したリモート視聴要求を制御部15に出力する。また、受信部111は、リモート視聴中の携帯端末2から、放送コンテンツの配信を要求するコンテンツ配信要求を受信する。
送信部112は、制御部15により選択された携帯端末2に対して、放送局3から受信した放送コンテンツを配信する。送信部112は、受信部111が、リモート視聴が許可されている複数の携帯端末2から所定の時間範囲内にコンテンツ配信要求を受けた場合に、複数の携帯端末2に対して、時分割で配信先を切り替えながら放送コンテンツを配信する。すなわち、送信部112は、携帯端末2Aに放送コンテンツを配信中に、携帯端末2Bに放送コンテンツを配信せず、携帯端末2Bに放送コンテンツを配信中に、携帯端末2Aに前記コンテンツを配信しない。送信部112は、同一の放送コンテンツを時分割で複数の携帯端末2に配信してもよく、複数の携帯端末2から要求されたそれぞれ異なる放送コンテンツを、対応する携帯端末2に配信してもよい。
具体的には、送信部112は、携帯端末2Aに所定の時間にわたって放送コンテンツを配信した後に、携帯端末2Aへの放送コンテンツの配信を停止し、携帯端末2Bへの放送コンテンツの配信を開始する。また、送信部112は、携帯端末2Bに所定の時間にわたって放送コンテンツを配信した後に、携帯端末2Bへの放送コンテンツの配信を停止し、携帯端末2Aへの放送コンテンツの配信を開始する。送信部112が、このような時分割での放送コンテンツの配信を繰り返すことにより、複数の携帯端末2に並行して放送コンテンツを配信することができる。
放送受信部12は、放送局3から放送コンテンツを受信するチューナーである。放送受信部12は、受信した放送コンテンツを、放送受信機1に接続されたモニタ、又はコンテンツ記憶部16へと出力する。具体的には、ユーザがリモコン操作によりモニタでの放送コンテンツの視聴を選択した場合、放送受信部12は、放送コンテンツを出力部13に出力する。また、放送受信部12は、リモート視聴の対象となる放送コンテンツを、コンテンツ記憶部16に格納する。
出力部13は、放送受信部12から入力された放送コンテンツをモニタに出力する。出力部13は、例えばHDMIコントローラであり、放送受信部12から入力された放送コンテンツを所定のフォーマットに変換してからモニタへと出力する。
記憶部14は、ROMやフラッシュメモリ等の不揮発性メモリ及びRAM等の揮発性メモリを含んで構成される。記憶部14は、制御部15により実行されるプログラムを記憶している。また、記憶部14は、ペアリングされた携帯端末2の識別情報に関連付けて、それぞれの携帯端末2がリモート視聴をする優先度を示す優先度テーブルを記憶している。
図4は、記憶部14が記憶している優先度テーブルの一例である。図4に示す優先度テーブルにおいては、携帯端末2の識別情報と、携帯端末2の所有者と、それぞれの携帯端末2の優先度を示す優先度情報と、それぞれの携帯端末2のユーザが優先的に視聴したいチャネルを示す優先チャネル情報と、それぞれの携帯端末2のユーザが優先的に視聴したい放送コンテンツのジャンルを示す優先ジャンル情報とが関連付けられている。優先度は、1から10までの数値により表され、数値が小さいほど優先度が高い。図4に示す例においては、父が所有する携帯端末2Aの優先度が最も高い。記憶部14は、放送受信機1に表示される操作画面、又は携帯端末2のリモート視聴アプリケーションソフトを用いてユーザが入力する情報に基づいて、優先度テーブルを更新する。
また、記憶部14は、リモート視聴が許可されている携帯端末2を示す情報を一時的に記憶する。具体的には、受信部111がリモート視聴要求を受信し、リモート視聴要求を送信した携帯端末2と放送受信機1との間でリモート視聴をするための認証処理が完了すると、当該携帯端末2の識別情報を、リモート視聴中の携帯端末2の識別情報を格納したリモート視聴中端末リストに加える。記憶部14は、リモート視聴中の携帯端末2の識別情報と、放送コンテンツを配信する優先度を示す優先度情報とを関連付けて、リモート視聴中端末リストに記憶させてもよい。
制御部15は、例えばCPUを含んで構成される。制御部15は、記憶部14に記憶されたプログラムを実行することにより、放送受信機1の機能を統括的に制御する。制御部15は、決定部151と、選択部152と、送信制御部153とを有する。
決定部151は、それぞれの携帯端末2のリモート視聴の優先度を決定する。決定部151は、放送受信機1に接続されたモニタ、又はWi−Fi回線で接続された携帯端末2に、複数の携帯端末2の優先度を入力するための操作画面を表示させ、操作画面において入力された情報に基づいて優先度を決定する。決定部151は、決定した優先度を示す情報を記憶部14に記憶させる。決定部151は、例えば、ユーザにより入力された情報に基づいて図4に示す優先度テーブルを作成し、作成した優先度テーブルを記憶部14に記憶させる。
決定部151は、ユーザが操作画面において入力した優先度の代わりに、他の情報に基づいて優先度を決定してもよい。例えば、決定部151は、放送コンテンツの属性と、携帯端末2のユーザの属性とに基づいて、優先度を決定する。具体的には、決定部151は、以下の手順により優先度を決定する。
まず、決定部151は、携帯端末2のユーザの属性として、予め記憶部14に記憶された、ユーザが関心を持っている放送コンテンツの属性を示す情報を取得する。放送コンテンツの属性情報は、例えば、「ビジネス」、「ドラマ」、「バラエティ」、「スポーツ」のように、放送コンテンツの特徴を示す情報である。続いて、決定部151は、放送局3から取得した電子番組ガイド(EPG:Electronic Program Guide)に基づいて、放送される予定の放送コンテンツの属性情報を取得する。決定部151は、それぞれの放送コンテンツに対して、放送コンテンツの属性情報と、ユーザが関心を持っている放送コンテンツの属性情報とを比較し、比較結果の一致度合いが大きければ大きいほど、優先度を高くする。
図5は、このようにして決定部151が決定した放送コンテンツごとの優先度を示す優先度テーブルである。当該優先度テーブルにおいては、放送コンテンツと、携帯端末2A、携帯端末2B及び携帯端末2Cの優先度とが関連付けられている。
また、決定部151は、放送受信機1に接続されたモニタに表示される操作画面、又は携帯端末2のリモート視聴アプリケーションソフトを用いてユーザが入力する情報に基づいて、時間帯ごとの優先度を決定してもよい。図6は、時間帯ごとの優先度を示す優先度テーブルである。図6に示す優先度テーブルにおいては、3時間ごとの時間帯と優先度とが関連付けられている。
選択部152は、所定の時間範囲内に複数の携帯端末2から放送コンテンツの配信要求を受けた場合に、記憶部14に記憶された優先度テーブルに基づいて、一の携帯端末2を選択する。具体的には、選択部152は、携帯端末2Aに放送コンテンツを配信中に、携帯端末2Aと並行してリモート視聴をしている携帯端末2Bから放送コンテンツの配信要求を受けた場合に、携帯端末2A及び携帯端末2Bのうち、優先度の高い携帯端末2を放送コンテンツの配信先として選択する。
より具体的には、選択部152は、携帯端末2Aに放送コンテンツを配信中に、受信部111が、携帯端末2Aよりも優先度が高い他の携帯端末2から放送コンテンツの配信要求を受信すると、携帯端末2Aへの放送コンテンツの配信を停止させ、他の携帯端末2への放送コンテンツの配信を開始させる。例えば、選択部152は、携帯端末2Aへの放送コンテンツの配信中に、携帯端末2Bから放送コンテンツの配信要求を受けた場合において、携帯端末2Bの優先度が携帯端末2Aの優先度よりも高いならば、携帯端末2Bを選択する。この場合、送信部112は、携帯端末2Aに対して、放送コンテンツの配信を一時的に停止する旨のメッセージを配信する。また、送信部112は、携帯端末2Bへの放送コンテンツの配信を開始する。
選択部152は、携帯端末2Aに放送コンテンツを配信中に、携帯端末2Bから放送コンテンツの配信要求を受けた場合において、携帯端末2Aの優先度が携帯端末2Bの優先度よりも高いならば、携帯端末2Aを選択する。この場合、送信部112は、携帯端末2Aへの放送コンテンツの配信を継続する。また、送信部112は、携帯端末2Bに対して、放送コンテンツを配信できない旨のメッセージを配信する。
このように、放送受信機1が、携帯端末2の優先度に基づいて放送コンテンツの配信先を制御することで、放送受信機1が時分割で放送コンテンツを配信している携帯端末2の台数が増えて、1台の携帯端末2に連続して放送コンテンツを配信できる時間が短くなった場合に、優先度が高い携帯端末2への連続配信時間を相対的に長くできる。その結果、優先度の高い携帯端末2においては、途切れることなく放送コンテンツを再生することができる。
選択部152は、図4に示す優先度テーブル内の優先度情報とともに、優先チャネル情報を用いて、放送コンテンツの配信を許可する携帯端末2を選択してもよい。図4に示す例の場合、選択部152は、携帯端末2Aが、携帯端末2Aの優先チャネル以外のチャネルの放送コンテンツの配信を受けている間に、携帯端末2Bの優先チャネルに対応する放送コンテンツの配信要求を携帯端末2Bから受信すると、優先度情報が示す優先度によらず、携帯端末2Bを選択してもよい。選択部152は、携帯端末2Aが、携帯端末2Aの優先チャネルに対応する放送コンテンツの配信中に、携帯端末2Bの優先チャネルに対応する放送コンテンツの配信要求を携帯端末2Bから受信すると、優先度情報が示す優先度が高い携帯端末2Aを選択し、携帯端末2Aへの放送コンテンツの配信を継続させる。
同様に、選択部152は、優先ジャンル情報を用いて、放送コンテンツの配信を許可する携帯端末2を選択してもよい。図4に示す例の場合、選択部152は、携帯端末2Aが、携帯端末2Aの優先ジャンル以外のジャンルの放送コンテンツの配信を受けている間に、携帯端末2Bの優先ジャンルに対応する放送コンテンツの配信要求を携帯端末2Bから受信すると、優先度情報が示す優先度によらず、携帯端末2Bを選択してもよい。選択部152は、携帯端末2Aが、携帯端末2Aの優先ジャンルの放送コンテンツの配信を受けている間に、携帯端末2Bの優先ジャンルの放送コンテンツの配信要求を携帯端末2Bから受信すると、優先度情報が示す優先度が高い携帯端末2Aを選択し、携帯端末2Aへの放送コンテンツの配信を継続させる。
また、選択部152は、図5に示す優先度テーブルを用いて、放送コンテンツの配信を許可する携帯端末2を選択してもよい。具体的には、選択部152は、携帯端末2Aが放送コンテンツbの配信を受けている間に、放送コンテンツbに対する優先度が携帯端末2Aよりも高い携帯端末2Bから、放送コンテンツbの配信要求を受信すると、携帯端末2Bを選択することにより、携帯端末2Aへの放送コンテンツの配信を一時的に停止させ、携帯端末2Bへの放送コンテンツの配信を開始させる。なお、選択部152は、携帯端末2Aが放送コンテンツの配信を受けている放送コンテンツが図5に示す優先度テーブルに含まれていない場合には、図4に示す優先度テーブルに基づいて、放送コンテンツを配信する携帯端末2を選択する。
また、選択部152は、携帯端末2Aが優先度1の放送コンテンツaを携帯端末2Aに配信中に、携帯端末2Bから、携帯端末2Bが優先度1の放送コンテンツbの配信要求を受信した場合、図4の優先度テーブルに含まれる優先度情報、優先チャネル情報、又は優先ジャンル情報に基づいて、放送コンテンツを配信する携帯端末2を選択する。
さらに、選択部152は、図6に示す優先度テーブルを用いて放送コンテンツを配信する携帯端末2を選択してもよい。具体的には、選択部152は、6:00〜9:00の時間帯に携帯端末2Aが放送コンテンツの配信を受けている間に、当該時間帯における優先度が携帯端末2Aよりも高い携帯端末2Bから放送コンテンツの配信要求を受信すると、携帯端末2Bを選択することにより、携帯端末2Aへの放送コンテンツの配信を中止させ、携帯端末2Bへの放送コンテンツの配信を開始させる。
選択部152が、図4から図6に示す優先度テーブルのうち、どの優先度テーブルを優先的に使用して携帯端末2を選択するかは任意である。選択部152は、例えば、ユーザの設定に基づいて、どの優先度テーブルを優先的に使用するかを決定することができる。
送信制御部153は、携帯端末2に通知する各種の情報を送信部112に配信させる。例えば、送信制御部153は、放送コンテンツの配信を受けていた携帯端末2Bが、優先度が携帯端末2Bよりも高い携帯端末2Aへの放送コンテンツの配信の開始により、放送コンテンツの配信が一時的に停止されていた場合、携帯端末2Bへの放送コンテンツの配信が終了すると、携帯端末2Bに、放送コンテンツの配信が可能であることを通知する。
リモート視聴システムS1は、携帯端末2のユーザが、リモート視聴を活用しやすくするために、送信制御部153が、携帯端末2に対して、リモート視聴が可能な他の携帯端末2によるリモート視聴の状況に関する情報を送信してもよい。例えば、送信制御部153は、図6に示した優先度テーブルに基づいて、優先度が切り替わるタイミングにおいて、切り替え後の優先度に関する情報を携帯端末2に通知してもよい。送信制御部153は、午前9時の時点で最も高い優先度になった携帯端末2Cに対して、優先度が高くなったことを通知することで、携帯端末2Cのユーザに対してリモート視聴を促すことができる。
また、送信制御部153は、いずれの携帯端末2もリモート視聴をしていない場合、各時間帯における優先度が高い順番に、順次、リモート視聴が可能であることを携帯端末2に通知してもよい。例えば、送信制御部153は、午前9時から12時の間において所定の時間以上にわたって携帯端末2A、2B、2Cがリモート視聴をしていない場合に、携帯端末2Cに対して、リモート視聴が可能であることを通知する。その後、所定の時間が経過した後に、送信制御部153は、携帯端末2Aに対して、リモート視聴が可能であることを通知する。このようにすることで、リモート視聴システムS1は、携帯端末2のユーザに、リモート視聴を促すことができる。
また、送信制御部153は、送信部112を介して、例えば、放送受信機1にペアリングされた複数の携帯端末2がアクセス可能なSNS(Social Network Service)やメッセージ交換サービス等のグループ間通信サイトに、リモート視聴できることを示す情報を送信してもよい。送信制御部153は、所定の時間範囲内に複数の携帯端末2からリモート視聴要求を受けた場合に、複数の携帯端末2がアクセス可能なグループ間通信サイトに、リモート視聴の競合が発生したことを示す情報を送信してもよい。
また、送信制御部153は、いずれかの携帯端末2がリモート視聴をしている場合、当該携帯端末2がリモート視聴中の放送コンテンツを特定するための情報を、送信部112を介して、ペアリングしている複数の携帯端末2に通知してもよい。この場合に、送信制御部153は、放送コンテンツをリモート視聴中の携帯端末2を特定する情報を、他の複数の携帯端末2に通知してもよい。携帯端末2においては、番組選局時にユーザが用いる番組表に、リモート視聴中の放送コンテンツを示すフラグを表示する。このようにすることで、リモート視聴していない携帯端末2のユーザは、どの放送コンテンツがリモート視聴されているかを認識することができる。したがって、ユーザは、必要に応じてリモート視聴中のユーザに連絡して、リモート視聴を中止することを要求し、自らがリモート視聴を開始することができる。
さらに、送信制御部153は、所定の時間範囲内に複数の携帯端末2からリモート視聴要求を受けた放送コンテンツに関連付けられた他のコンテンツのアクセス先を示すアドレス情報を、送信部112を介して、リモート視聴要求を送信した携帯端末2に通知してもよい。例えば、当該放送コンテンツが、VOD(Video On Demand)サーバに格納されている場合、送信制御部153は、VODサーバにアクセスするための情報を携帯端末2に通知する。このようにすることで、1台の携帯端末2が放送コンテンツをリモート視聴している場合に、他の携帯端末2が、同じ時間帯に放送されている放送コンテンツを視聴することができる。
送信制御部153は、リモート視聴要求を受けた放送コンテンツと同一又は類似の属性の他のビデオコンテンツにアクセスするための情報を携帯端末2に通知してもよい。このようにすることで、リモート視聴をすることができないユーザにとって興味がある他のコンテンツを楽しむことが可能になる。
コンテンツ記憶部16は、放送受信部12を介して放送局3から受信した放送コンテンツを記憶する。コンテンツ記憶部16は、制御部15の制御に基づいて、携帯端末2からリモート視聴の要求を受けると、放送コンテンツの記憶を開始する。コンテンツ記憶部16は、携帯端末2からリモート視聴の予約を受けた放送コンテンツがある場合、当該放送コンテンツが放送局3から配信される時刻になると、当該放送コンテンツの記憶を開始してもよい。
[携帯端末2の構成]
図7は、携帯端末2の構成を示す図である。携帯端末2は、受信部21と、送信部22と、記憶部23と、表示部24と、バッファ部25と、制御部26とを有する。
受信部21は、放送受信機1から放送コンテンツ及び各種のメッセージを受信する。送信部22は、放送受信機1に対して、放送受信機が受信したコンテンツを要求するコンテンツ要求等の各種のメッセージを送信する。
記憶部23は、ROM及びRAMを含んで構成されている。記憶部23には、制御部26に実行されるプログラム、及び制御部26が処理するデータが記憶される。表示部24は、例えば液晶ディスプレイであり、放送受信機1から受信した放送コンテンツが表示される。バッファ部25は、放送受信機1から受信した所定時間分の放送コンテンツを一時的に記憶しておく書き込み/読み出し可能なメモリである。
制御部26は、例えばCPUであり、携帯端末2の各部の動作を制御する。制御部26は、受信部21が受信した放送コンテンツをバッファ部25に書き込む。また、制御部26は、放送コンテンツをバッファ部25から読み出されて、表示部24に放送コンテンツを表示させる。
制御部26は、所定の時間範囲内に放送受信機1が放送コンテンツを送信する対象となっている携帯端末2の台数に基づいて、バッファ部25が放送コンテンツを保持する時間を変更する。具体的には、制御部26は、同時にリモート視聴をする携帯端末2の台数が多い場合に、バッファ部25が放送コンテンツを保持する所定時間を長くして、例えば第1の時間が経過するまで、受信部21に放送コンテンツの受信を継続させる。他方、制御部26は、同時にリモート視聴をする携帯端末2の台数が少ない場合に、バッファ部25が放送コンテンツを保持する所定時間を短くして、例えば第1の時間よりも短い第2の時間が経過した時点で、送信部22に、放送受信機1に対してコンテンツ停止要求を送信させる。
[動作シーケンス]
図8は、リモート視聴時の動作シーケンス図である。図8は、携帯端末2Aが単独でリモート視聴を開始してからリモート視聴を終了するまでの動作シーケンスを示している。
放送受信機1は、携帯端末2Aが送信したリモート視聴要求を受信すると(S1)、携帯端末2Aでのリモート視聴の開始に先立ち、携帯端末2Aとの間でDTCP−IP(Digital Transmission Content Protection over IP network)認証処理を実行する(S2)。具体的には、放送受信機1は、携帯端末2Aとの間で証明書を交換することにより、携帯端末2Aがリモート視聴可能な端末であることを確認し、放送コンテンツの暗号化に用いる暗号鍵を生成し、携帯端末2Aに暗号鍵を送信する。
携帯端末2Aは、暗号鍵を受信すると、放送コンテンツの取得要求を放送受信機1に送信する(S3)。放送受信機1は、放送コンテンツの取得要求を受信すると、放送コンテンツの配信を開始する(S4)。放送受信機1は、放送コンテンツの視聴時間よりも短い時間で放送コンテンツを配信する。具体的には、放送受信機1は、例えば携帯端末2Aの画面サイズに基づく大きさに放送コンテンツを圧縮し、例えば10分の視聴時間に相当する放送コンテンツを3分間で携帯端末2Aに配信する。
携帯端末2Aは、放送コンテンツの配信が始まると、受信した放送コンテンツのバッファリングを開始する(S6)。具体的には、携帯端末2Aは、受信した放送コンテンツを、順次、書き込み/読み出しが可能なメモリであるバッファ部25に蓄積する。携帯端末2Aは、放送コンテンツを受信中に、必要量をバッファリングできたかどうかを監視し(S7)、必要量をバッファリングできるまで放送コンテンツの受信を継続する。携帯端末2Aは、例えば、ユーザが設定した視聴予定時間、又は携帯端末2Aに設定されたバッファリングサイズに対応する量の放送コンテンツを受信するまで、放送コンテンツの受信を継続する。
携帯端末2Aは、必要量の放送コンテンツをバッファリングできた場合、バッファリングを終了し(S8)、放送受信機1に対して、コンテンツ配信停止要求を送信する(S9)。放送受信機1は、携帯端末2Aからコンテンツ配信停止要求を受信すると、携帯端末2Aへの放送コンテンツの配信を一時的に停止する(S10)。
続いて、携帯端末2Aは、バッファリングした放送コンテンツの再生を開始する(S11)。携帯端末2Aは、放送コンテンツの再生中に、バッファに残っている放送コンテンツの量を監視し(S12)、放送コンテンツの残量が所定の量より小さくなると、コンテンツ取得要求を放送受信機1に送信する(S13)。放送受信機1は、携帯端末2Aからコンテンツ取得要求を受信すると、携帯端末2Aへの放送コンテンツの配信を再開する(S14)。
放送受信機1及び携帯端末2Aは、携帯端末2Aのユーザがリモート視聴を終了するまで、S4からS14までの手順を繰り返す。携帯端末2Aは、ユーザがリモート視聴を終了する操作をするかどうかを監視し(S15)、リモート視聴を終了する操作を受けると、リモート視聴終了要求を放送受信機1に送信する(S13)。放送受信機1は、携帯端末2Aからリモート視聴終了要求を受信すると、携帯端末2Aへの放送コンテンツの配信を終了する。
図9は、携帯端末2A及び携帯端末2Bが同時にリモート視聴をする場合の動作シーケンス図である。図9Aは、放送受信機1が携帯端末2Aに放送コンテンツを配信中に、配信先を携帯端末2Bに切り替えて携帯端末2Bに放送コンテンツを配信した後に、携帯端末2Aへの放送コンテンツの配信を再開するまでの動作を示している。図9Bは、携帯端末2Aへの放送コンテンツの配信を再開してから、携帯端末2Bへの放送コンテンツの配信を再開するまでの動作を示している。
以下、図9A及び図9Bを参照して、放送受信機1、携帯端末2A及び携帯端末2Bの動作を説明する。
放送受信機1が携帯端末2Aに放送コンテンツを配信中に、携帯端末2Bが送信したコンテンツ取得要求を受信すると(S21)、放送受信機1は、携帯端末2Bよりも優先度が高い携帯端末2に放送コンテンツを配信中であるか否かを確認する(S22)。放送受信機1が携帯端末2Bよりも優先度が高い携帯端末2に放送コンテンツを配信している場合、放送受信機1は、携帯端末2Bに対して拒否通知を送信する(S23)。
他方で、放送受信機1は、携帯端末2Bよりも優先度が高い携帯端末2に放送コンテンツを配信しておらず、携帯端末2Bよりも優先度が低い携帯端末2Aに放送コンテンツを配信している場合、携帯端末2Aに対して、一時的に放送コンテンツの配信を停止することを通知する(S24)。その後、放送受信機1は、携帯端末2Aへの放送コンテンツの配信を停止し、携帯端末2Bへの放送コンテンツの配信を開始する。
ここで、放送受信機1の送信部112は、携帯端末2Aよりも優先度が高い携帯端末2Bに対して、携帯端末2Aに送信する放送コンテンツよりも品質が高い放送コンテンツを配信し、携帯端末2Aには相対的に品質が低い放送コンテンツを配信してもよい。放送コンテンツの品質は、空間解像度、時間解像度、符号化レート、又は色空間等により定められる。例えば、放送受信機1の送信部112は、携帯端末2Aよりも優先度が高い携帯端末2Bに対して、携帯端末2Aに送信する放送コンテンツよりも解像度が高い放送コンテンツ(例えば、画素数が1280×720の720pのコンテンツ)を配信し、携帯端末2Aには相対的に解像度が低い放送コンテンツ(例えば、画素数が640×480のVGAのコンテンツ)を配信してもよい。このようにすることで、優先度が低い携帯端末2Aへの放送コンテンツの配信に必要な時間を短縮して、同時にリモート視聴できる携帯端末2の数を増やしつつ、優先度が高い携帯端末2Bにおいて表示される放送コンテンツの品質を維持できる。
放送受信機1が携帯端末2Bへの放送コンテンツの配信を開始すると、携帯端末2Bは、放送コンテンツのバッファリングを開始する(S26)。S26からS28までの動作は、図8におけるS6からS8までの動作と同一なので、詳細な説明を省略する。なお、S26からS28までの動作中、携帯端末2Aにおいては、放送コンテンツの配信が一時的に停止されるまでにバッファリングしていた放送コンテンツを再生している。
携帯端末2Bは、バッファリングを終了すると(S28)、放送受信機1に対してコンテンツ配信停止要求を送信し(S29)、放送コンテンツの再生を開始する(S30)。放送受信機1は、携帯端末2Bからコンテンツ配信停止要求を受信すると、放送コンテンツの配信を一時的に停止していた携帯端末2Aに対する放送コンテンツの配信を再開する(S31)。
続いて、図9Bに示すように、携帯端末2Aは、図8におけるS6からS8までの動作と同様に、バッファリングを実行する(S32〜S34)。携帯端末2Aは、バッファリングを終了すると、放送受信機1に対してコンテンツ配信停止要求を送信し(S35)、コンテンツの再生を継続する(S36)。
他方で、携帯端末2Bは、S30において放送コンテンツの再生を開始後、バッファに残存している放送コンテンツが不足していないかどうかを監視している(S37)。携帯端末2Bは、残存している放送コンテンツの量が不足してきたと判定すると、放送受信機1に対してコンテンツ取得要求を送信する(S38)。図9Bにおいては、携帯端末2AがS34において放送コンテンツのバッファリングを終了した後に、携帯端末2Bがコンテンツ取得要求を送信しているが、携帯端末2Bは、S34の前にコンテンツ取得要求を送信してもよい。
放送受信機1は、コンテンツ取得要求を受信すると、図9AにおけるS22と同様に、携帯端末2Bよりも優先度が高い携帯端末2に放送コンテンツを配信中であるか否かを確認する(S39)。放送受信機1が携帯端末2Bよりも優先度が高い携帯端末2に放送コンテンツを配信している場合、放送受信機1は、携帯端末2Bに対して拒否通知を送信する(S40)。
放送受信機1は、携帯端末2Bよりも優先度が高い携帯端末2に放送コンテンツを配信していない場合、携帯端末2Bへの放送コンテンツの配信を再開する(S41)。放送受信機1が携帯端末2Bへの放送コンテンツの配信を開始すると、携帯端末2Bは、放送受信機1から送信される放送コンテンツのバッファリングを開始する(S42)。以下、携帯端末2A又は携帯端末2Bのユーザがリモート視聴を終了する操作を行うまで、上記の動作を繰り返し、放送受信機1は、携帯端末2A及び携帯端末2Bに対して、時分割で送信先を切り替えながら放送コンテンツを配信する。
上記の説明においては、携帯端末2A及び携帯端末2Bが、所定の時間範囲内にリモート視聴をする場合の例について説明したが、放送受信機1は、より多くの携帯端末2に対して同時にリモート視聴をさせることもできる。この場合、放送受信機1の送信部112は、所定の時間範囲内に放送コンテンツを送信する対象となっている携帯端末2の台数に対応する時間ごとに、送信先を切り替える。例えば、送信部112は、携帯端末2の台数が増えれば増えるほど、短い時間間隔で送信先を切り替えることで、それぞれの携帯端末2が放送コンテンツの配信を待つ時間を短くし、放送コンテンツを表示できない状態が発生することを防止できる。
また、送信部112は、放送受信機1における負荷の大きさに基づいて、放送コンテンツを時分割で送信する対象とする携帯端末2の上限台数を決定してもよい。具体的には、送信部112は、制御部15から、CPU使用率又はメモリ使用率等の負荷を示す情報を取得し、負荷が第1の範囲である場合に、第1の台数の携帯端末2に時分割で放送コンテンツを配信し、負荷が第1の範囲よりも大きい第2の範囲である場合に、第1の台数よりも少ない第2の台数の携帯端末2に時分割で放送コンテンツを配信する。送信部112は、上限台数を超える携帯端末2からリモート視聴の要求があった場合、リモート視聴を拒否する通知を当該携帯端末2に送信する。このようにすることで、放送受信機1は、放送コンテンツの配信処理が間に合わないことにより、携帯端末2において放送コンテンツを視聴できない状態が発生することを防止できる。
[第1の実施形態における効果]
以上のとおり、第1の実施形態に係る放送受信機1は、所定の時間範囲内に複数の携帯端末2からリモート視聴の要求を受信した場合に、複数の携帯端末2に対して、時分割で配信先を切り替えながら放送コンテンツを配信する。そして、複数の携帯端末2においては、配信された放送コンテンツを所定量バッファリングし、他の携帯端末2に放送コンテンツが配信されている間に放送コンテンツを再生する。このようにすることで、放送受信機1が複数の携帯端末2に対して同時に放送コンテンツを送信することなく、複数の携帯端末2の複数のユーザが、同時に放送コンテンツを視聴することができる。
<第2の実施形態>
図10は、第2の実施形態に係る放送受信機1の構成を示す図である。第2の実施形態に係る放送受信機1は、放送受信機1から携帯端末2に放送コンテンツを配信する際のスループットを取得する取得部17を有する点で、第1の実施形態に係る放送受信機1と異なり、他の点で同じである。
取得部17は、例えば、送信部112が所定量の放送コンテンツの送信を開始してから、放送コンテンツの送信が完了するまでに要する時間に基づいてスループットを算出する。取得部17は、放送受信機1と携帯端末2との間の通信回線を管理する通信キャリアから、スループットを示す情報を取得してもよい。
送信部112は、取得部17が取得したスループットに対応する解像度の放送コンテンツを携帯端末2に送信する。例えば、送信部112は、スループットが所定値よりも大きい場合、携帯端末2のバッファに所定量の放送コンテンツが蓄積されるまでの時間が短くなると考えられるので、解像度が高い放送コンテンツを送信する。送信部112は、スループットが所定値以下である場合、解像度が低い放送コンテンツを送信する。
[第2の実施形態における効果]
以上のとおり、第2の実施形態に係る放送受信機1は、放送受信機1と携帯端末2との間で放送コンテンツを配信する際のスループットに基づいて、配信する放送コンテンツの解像度を制御する。したがって、スループットが低い間は、解像度を低くすることにより、できるだけ多くの携帯端末2が同時にリモート視聴できるようにするとともに、スループットが高い間は、解像度を高くすることにより、携帯端末2のユーザが高品質の映像を視聴できるようにすることができる。
<第3の実施形態>
図11は、第3の実施形態に係るリモート視聴システムS2の構成を示す図である。リモート視聴システムS2は、サーバ5をさらに備えており、放送受信機1がサーバ5と連携して動作する点で、第1の実施形態に係るリモート視聴システムS1と異なる。サーバ5は、放送受信機1とペアリングされた複数の携帯端末2から、コンテンツを配信する携帯端末2を選択する選択装置である。
図12は、サーバ5の構成を示す図である。サーバ5は、通信部51と、記憶部52と、制御部53とを有する。通信部51は、図3に示した放送受信機1における通信部11に対応し、受信部111及び送信部112に対応する受信部511及び送信部512を有する。記憶部52は、放送受信機1における記憶部14に対応する。制御部53は、放送受信機1における制御部15に対応する。制御部53は、決定部151及び選択部152に対応する決定部531及び選択部532を有する。また、制御部53は、通知部533を有する。通知部533は、選択部532が選択した携帯端末2を、送信部512を介して放送受信機1に通知する。
記憶部52は、放送受信機1とペアリングされた複数の携帯端末2の識別情報に関連付けて、リモート視聴の優先度を記憶する。受信部511は、携帯端末2から、リモート視聴の開始を要求するリモート視聴要求を受信する。また、受信部511は、リモート視聴中の携帯端末2から、放送コンテンツの配信を要求するコンテンツ配信要求を受信する。選択部532は、所定の時間範囲内に複数の携帯端末2からコンテンツ配信要求を受けた場合に、記憶部52に記憶された優先度に基づいて、放送受信機1に放送コンテンツを配信させる携帯端末2を選択する。送信部512は、選択部532により選択された携帯端末2を特定する情報を放送受信機1に送信する。放送受信機1は、選択部532により選択された携帯端末2を特定する情報を受信すると、当該携帯端末2に対して、放送コンテンツの配信を開始する。
図13は、第3の実施形態におけるリモート視聴時の動作シーケンス図である。図13は、携帯端末2Aがリモート視聴中に携帯端末2Bからリモート視聴開始の要求が送信された場合の動作シーケンスを示している。
携帯端末2Bは、ユーザがリモート視聴を開始する操作をすると、サーバ5に対してコンテンツ取得要求を送信する(S51)。サーバ5は、携帯端末2Bが送信したコンテンツ取得要求を受信すると、携帯端末2Bよりも優先度が高い携帯端末2にコンテンツを配信中であるかどうかを判定する(S52)。サーバ5は、コンテンツ配信中の携帯端末2Aの優先度が携帯端末2Bよりも高いと判定すると、携帯端末2Bに対して、コンテンツの配信を開始できない旨を示す拒否通知を配信する(S53)。
サーバ5は、リモート視聴中の携帯端末2Aの優先度が携帯端末2Bよりも低いと判定すると、携帯端末2Aに対して、コンテンツの配信を一時的に停止する旨を示す配信停止通知を送信する(S54)。また、サーバ5は、携帯端末2Bに対して、コンテンツ配信許可通知を送信する(S55)。さらに、サーバ5は、放送受信機1に対して、放送コンテンツの配信先を携帯端末2Aから携帯端末2Bに切り替える指示を送信する(S56)。その後、放送受信機1は、携帯端末2Bへの放送コンテンツの配信を開始する。
携帯端末2Bは、必要量の放送コンテンツをバッファリングすると、サーバ5に対して、コンテンツ配信停止要求を送信し(S57)、放送コンテンツの再生を開始する。サーバ5は、コンテンツ配信停止要求を受信すると、携帯端末2Aに対して、放送コンテンツの配信を再開する旨を通知し(S59)、放送受信機1に対して、放送コンテンツの配信先を切り替える指示を送信する(S60)。その後、放送受信機1は、携帯端末2Aへの放送コンテンツの配信を開始する。
[第3の実施形態における効果]
以上のとおり、第3の実施形態においては、サーバ5が、複数の携帯端末2への放送コンテンツの配信の優先度と、放送コンテンツの配信状態を管理する。したがって、ユーザが使用する放送受信機1が、放送コンテンツの配信先を時分割で切り替える機能を有していない場合であっても、複数の携帯端末2に時分割で放送コンテンツを配信し、複数の携帯端末2のユーザが同時にリモート視聴をすることができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。特に、装置の分散・統合の具体的な実施形態は以上に図示するものに限られず、その全部又は一部について、種々の付加等に応じて、又は、機能負荷に応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。
例えば、上記の説明においては、放送受信機1が、放送コンテンツの再生時間よりも短い時間で当該放送コンテンツを携帯端末2に送信するものとして説明したが、これに限らない。放送受信機1が放送コンテンツをリアルタイムで携帯端末2に送信する場合、放送受信機1は、放送コンテンツを携帯端末2で再生できるようにトランスコーディングした後に、放送コンテンツの再生時間と同じ時間で携帯端末2に送信してもよい。
1・・・放送受信機、2・・・携帯端末、3・・・放送局、4・・・基地局、5・・・サーバ、11・・・通信部、12・・・放送受信部、13・・・出力部、14・・・記憶部、15・・・制御部、16・・・コンテンツ記憶部、21・・・受信部、22・・・送信部、23・・・記憶部、24・・・表示部、25・・・バッファ部、26・・・制御部、51・・・通信部、52・・・記憶部、53・・・制御部、111・・・受信部、112・・・送信部、151・・・決定部、152・・・選択部、153・・・送信制御部、511・・・受信部、512・・・送信部、531・・・決定部、532・・・選択部、533・・・送信制御部

Claims (14)

  1. コンテンツを受信するコンテンツ受信部と、
    リモート視聴が可能な携帯端末の識別情報を記憶する記憶部と、
    前記携帯端末から、前記コンテンツを要求するコンテンツ要求を受信する要求受信部と、
    前記要求受信部が、前記識別情報に対応する複数の前記携帯端末から所定の時間範囲内に前記コンテンツ要求を受けた場合に、複数の前記携帯端末に対して、時分割で配信先を切り替えながら前記コンテンツを配信する送信部と、
    を備える放送受信機。
  2. 前記送信部は、前記携帯端末が有するバッファの大きさに基づくタイミングで、時分割で配信先を切り替えながら前記コンテンツを配信する、
    請求項1に記載の放送受信機。
  3. 前記送信部は、複数の前記携帯端末のうちの第1携帯端末に前記コンテンツを配信中に、複数の前記携帯端末のうちの第2携帯端末に前記コンテンツを配信せず、前記第2携帯端末に前記コンテンツを配信中に、前記第1携帯端末に前記コンテンツを配信しない、
    請求項1又は2に記載の放送受信機。
  4. 前記記憶部は、前記識別情報に関連付けて、前記コンテンツを配信する優先度をさらに記憶し、
    前記送信部は、前記第2携帯端末よりも前記優先度が高い前記第1携帯端末に前記コンテンツを配信中に前記第2携帯端末から前記コンテンツ要求を受信した場合に、前記第1携帯端末への前記コンテンツの配信を継続し、前記第2携帯端末に前記コンテンツを配信中に前記第1携帯端末から前記コンテンツ要求を受信した場合に、前記第2携帯端末への前記コンテンツの配信を停止して、前記第1携帯端末への前記コンテンツの配信を開始する、
    請求項3に記載の放送受信機。
  5. 前記送信部は、前記第2携帯端末よりも前記優先度が高い前記第1携帯端末に対して、前記第2携帯端末に配信する前記コンテンツよりも品質が高いコンテンツを配信する、
    請求項4に記載の放送受信機。
  6. 前記携帯端末との通信のスループットを取得する取得部を備え、
    前記送信部は、前記スループットに対応する品質の前記コンテンツを前記携帯端末に配信する、
    請求項1から5のいずれか1項に記載の放送受信機。
  7. 前記送信部は、前記所定の時間範囲内に前記コンテンツを配信する対象となっている前記携帯端末の台数に対応する時間ごとに、前記配信先を切り替える、
    請求項1から6のいずれか1項に記載の放送受信機。
  8. 前記送信部は、前記放送受信機における負荷の大きさに基づいて、前記コンテンツを時分割で配信する対象とする前記携帯端末の上限台数を決定する、
    請求項1から7のいずれか1項に記載の放送受信機。
  9. 前記送信部は、前記携帯端末に対して、リモート視聴が可能な他の前記携帯端末によるリモート視聴の状況に関する情報を送信する、
    請求項1から8のいずれか1項に記載の放送受信機。
  10. 請求項1から7のいずれか1項に記載の放送受信機が受信したコンテンツを要求するコンテンツ要求を前記放送受信機に配信する端末送信部と、
    前記コンテンツを前記放送受信機から受信する端末受信部と、
    前記端末受信部が受信した所定時間分の前記コンテンツを保持するバッファ部と、
    を備える携帯端末。
  11. 前記所定の時間範囲内に前記放送受信機が前記コンテンツを配信する対象となっている前記携帯端末の台数に基づいて、前記バッファ部が前記コンテンツを保持する前記所定時間を変更する制御部を有する、
    請求項10に記載の携帯端末。
  12. コンテンツを受信する放送受信機と、前記放送受信機が受信した前記コンテンツをリモート視聴可能な複数の携帯端末と、を備え、
    複数の前記携帯端末のそれぞれは、
    前記コンテンツを要求するコンテンツ要求を前記放送受信機に配信する端末送信部と、
    前記コンテンツを前記放送受信機から受信する端末受信部と、
    前記端末受信部が受信した所定時間分の前記コンテンツを保持するバッファ部と、
    を有し、
    前記放送受信機は、
    コンテンツを受信するコンテンツ受信部と、
    リモート視聴が可能な携帯端末の識別情報を記憶する記憶部と、
    前記携帯端末から、前記コンテンツ要求を受信する要求受信部と、
    前記要求受信部が、前記識別情報に対応する複数の前記携帯端末から所定の時間範囲内に前記コンテンツ要求を受けた場合に、複数の前記携帯端末に対して、時分割で配信先を切り替えながら前記コンテンツを配信する送信部と、
    を有するリモート視聴システム。
  13. 前記端末送信部は、前記バッファ部が保持している前記コンテンツの量が所定の量よりも少なくなったタイミングで、前記コンテンツ要求を前記放送受信機に送信する、
    請求項12に記載のリモート視聴システム。
  14. リモート視聴が可能な携帯端末から放送受信機に、前記放送受信機が受信したコンテンツを要求するコンテンツ要求を配信するステップと、
    前記放送受信機が、複数の前記携帯端末から所定の時間範囲内に前記コンテンツ要求を受けた場合に、複数の前記携帯端末に対して、時分割で配信先を切り替えながら前記コンテンツを配信するステップと、
    を有するリモート視聴方法。
JP2014194741A 2014-09-25 2014-09-25 放送受信機、携帯端末、リモート視聴システム及びリモート視聴方法 Pending JP2016066914A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014194741A JP2016066914A (ja) 2014-09-25 2014-09-25 放送受信機、携帯端末、リモート視聴システム及びリモート視聴方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014194741A JP2016066914A (ja) 2014-09-25 2014-09-25 放送受信機、携帯端末、リモート視聴システム及びリモート視聴方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016066914A true JP2016066914A (ja) 2016-04-28

Family

ID=55805914

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014194741A Pending JP2016066914A (ja) 2014-09-25 2014-09-25 放送受信機、携帯端末、リモート視聴システム及びリモート視聴方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2016066914A (ja)

Citations (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04269087A (ja) * 1991-02-25 1992-09-25 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> ビデオライブラリシステム
JPH0823531A (ja) * 1994-07-07 1996-01-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd ビデオオンデマンドシステム
JPH0888845A (ja) * 1994-09-19 1996-04-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd ビデオオンデマンドシステム
JPH09222957A (ja) * 1996-02-16 1997-08-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd ディスクアクセス装置及びビデオオンデマンド装置
JP2000148639A (ja) * 1998-11-09 2000-05-30 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> データ送信制御方法およびデータ送信制御プログラムを記録した記録媒体
JP2000231776A (ja) * 1999-02-10 2000-08-22 Oki Electric Ind Co Ltd メディアサーバシステム
JP2000250714A (ja) * 1999-02-25 2000-09-14 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 読み書き制御方法及びその装置並びに読み書き制御プログラムを記録した媒体
JP2001292396A (ja) * 1995-12-01 2001-10-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd データ転送ネットワークにおける情報処理装置およびその方法
JP2005303783A (ja) * 2004-04-14 2005-10-27 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> ストリーム再生方法とそのプログラム
WO2006080291A1 (ja) * 2005-01-25 2006-08-03 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 情報配信装置、及び情報配信方法
JP2007194974A (ja) * 2006-01-20 2007-08-02 Hitachi Ltd 映像表示装置、映像録画装置および映像配信制御方式
JP2007324931A (ja) * 2006-05-31 2007-12-13 Adoin Kenkyusho:Kk 通信装置、会議システムその制御方法及びプログラム
WO2010007749A1 (ja) * 2008-07-17 2010-01-21 パナソニック株式会社 送信装置、受信装置、レート制御装置、送信方法及び受信方法
JP2010525738A (ja) * 2007-04-26 2010-07-22 テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) ビデオ・オン・デマンドストリーミングのためのフレームの正確な配信
JP2010268174A (ja) * 2009-05-14 2010-11-25 Hitachi Ltd コンテンツ送信装置及びコンテンツ受信装置
JP2012004969A (ja) * 2010-06-18 2012-01-05 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> コンテンツ配信装置及びプログラム

Patent Citations (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04269087A (ja) * 1991-02-25 1992-09-25 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> ビデオライブラリシステム
JPH0823531A (ja) * 1994-07-07 1996-01-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd ビデオオンデマンドシステム
JPH0888845A (ja) * 1994-09-19 1996-04-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd ビデオオンデマンドシステム
JP2001292396A (ja) * 1995-12-01 2001-10-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd データ転送ネットワークにおける情報処理装置およびその方法
JPH09222957A (ja) * 1996-02-16 1997-08-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd ディスクアクセス装置及びビデオオンデマンド装置
JP2000148639A (ja) * 1998-11-09 2000-05-30 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> データ送信制御方法およびデータ送信制御プログラムを記録した記録媒体
JP2000231776A (ja) * 1999-02-10 2000-08-22 Oki Electric Ind Co Ltd メディアサーバシステム
JP2000250714A (ja) * 1999-02-25 2000-09-14 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 読み書き制御方法及びその装置並びに読み書き制御プログラムを記録した媒体
JP2005303783A (ja) * 2004-04-14 2005-10-27 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> ストリーム再生方法とそのプログラム
WO2006080291A1 (ja) * 2005-01-25 2006-08-03 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 情報配信装置、及び情報配信方法
JP2007194974A (ja) * 2006-01-20 2007-08-02 Hitachi Ltd 映像表示装置、映像録画装置および映像配信制御方式
JP2007324931A (ja) * 2006-05-31 2007-12-13 Adoin Kenkyusho:Kk 通信装置、会議システムその制御方法及びプログラム
JP2010525738A (ja) * 2007-04-26 2010-07-22 テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) ビデオ・オン・デマンドストリーミングのためのフレームの正確な配信
WO2010007749A1 (ja) * 2008-07-17 2010-01-21 パナソニック株式会社 送信装置、受信装置、レート制御装置、送信方法及び受信方法
JP2010268174A (ja) * 2009-05-14 2010-11-25 Hitachi Ltd コンテンツ送信装置及びコンテンツ受信装置
JP2012004969A (ja) * 2010-06-18 2012-01-05 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> コンテンツ配信装置及びプログラム

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
"NEXTVF TR−0001 デジタル放送受信機におけるリモート視聴要件", 次世代放送推進フォーラム 技術報告, vol. 1.0版, JPN6018050033, 17 February 2014 (2014-02-17), JP, pages 1 - 7, ISSN: 0003943382 *

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11363323B2 (en) Method and system for providing content
US8731370B2 (en) Method and device for transmitting audio and video for playback
US9071797B2 (en) Systems and methods for remote access to programming information
US20130057762A1 (en) Source device, sink device, system, and recording medium
US12010374B2 (en) Controlling delivery of video programs using user defined identifiers for video receiver devices
KR20190026801A (ko) 복수의 사용자를 위한 재생 목록의 미디어에 대한 지속적인 액세스를 보장하기 위한 시스템 및 방법
US9083996B2 (en) Remote monitoring method for smart TV, and smart TV system
JP2012095123A (ja) テレビジョン受像機
JP2015513844A (ja) セットトップボックスのインタラクション方法および関連するセットトップボックスとシステム
US9282364B2 (en) Systems and methods for enabling simultaneous second screen video segment replay during ongoing primary screen programming
KR20150082075A (ko) 가상채널 서비스를 제공하는 서비스 서버 및 가상채널 서비스 제공방법
US20140359668A1 (en) Method, electronic device, and computer program product
US11212575B2 (en) Methods and apparatus for initiating a playback pause operation on one device and resuming playback on another playback device
US20190075373A1 (en) Acquisition of extracts of a multimedia stream on a terminal
JP2016066914A (ja) 放送受信機、携帯端末、リモート視聴システム及びリモート視聴方法
JP2016066913A (ja) 放送受信機、リモート視聴システム及びリモート視聴方法
US10075561B2 (en) Server, client apparatus, arbitration method, service requesting method, and data distribution system
US20150350740A1 (en) System, method and program
CN102595233B (zh) 电视显示控制方法、装置和系统,及机顶盒
KR20090120920A (ko) Iptv 서비스에서 관련 콘텐츠 정보 제공 방법 및 이를구현하기 위한 셋탑박스
CN105915992A (zh) 视频播放方法和装置
TWM517856U (zh) 隨頻道產生聊天室之播放裝置
KR101653627B1 (ko) 시청 모드 전환 방법, 시스템 및 미디어 재생 장치
JP4940375B1 (ja) コンテンツ表示システム
CN117420928A (zh) 一种投屏控制方法、装置及电子设备

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170310

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20171207

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180116

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180228

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20180828

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181019

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20181030

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20181221