JPH07230669A - 情報データ記録再生装置及び情報データ処理システム - Google Patents

情報データ記録再生装置及び情報データ処理システム

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Publication number
JPH07230669A
JPH07230669A JP6320106A JP32010694A JPH07230669A JP H07230669 A JPH07230669 A JP H07230669A JP 6320106 A JP6320106 A JP 6320106A JP 32010694 A JP32010694 A JP 32010694A JP H07230669 A JPH07230669 A JP H07230669A
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Application number
JP6320106A
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English (en)
Inventor
Tokuichi Ito
徳一 伊藤
Satoshi Yuya
聡 油谷
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Publication of JPH07230669A publication Critical patent/JPH07230669A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 圧縮/伸張部22は、SDI/F部20から
入力された映像データを圧縮し、圧縮映像データを得る
と共に伸張処理を行う。バッファメモリ部23は、上記
圧縮映像データを一時的に記憶する。ディスク装置部2
8は、バッファメモリ部23から読み出された上記圧縮
映像データを例えば光磁気ディスクへ記録し、該光磁気
ディスクに記録された上記圧縮映像データを再生する。
またバッファメモリ部23は、上記再生圧縮映像データ
を一時的に記憶する。圧縮/伸張部22は、上記再生圧
縮映像データを伸張する。SDI/F部20は、上記伸
張された映像データを出力する。ディスクドライブ制御
部5bは、ディスク装置部28による上記圧縮映像デー
タの上記光磁気ディスクへの記録と、上記光磁気ディス
クからの再生とを時分割に行わせる。 【効果】 複数のチャンネルの入力及び出力を並列的に
連続して行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報データ入力装置か
らの情報データを記録し、この記録された情報データを
再生して情報データ出力装置に出力する情報データ記録
再生装置及び該情報データ記録再生装置を有する情報デ
ータ処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の入力装置によって記録され
た複数の情報データを、複数の出力装置を介して複数の
視聴者に随時供給する際には、複数の視聴者毎に再生装
置が必要であった。
【0003】情報データが例えば映像データであれば複
数の視聴者には図8に示すように、ビデオテープレコー
ダ54が必要であった。例えば、衛星アンテナ51を介
して得た映像信号を入力用ビデオテープレコーダ52で
ビデオテープ53に記録し、この映像信号が記録された
ビデオテープ53を視聴者専用の出力用ビデオテープレ
コーダ54で視聴者に随時供給していた。また、例え
ば、スタジオ用カメラ55で撮影した映像信号を入力用
ビデオテープレコーダ56で記録し、この映像信号を随
時提供する場合や、屋外にて携帯用小型カメラ一体型ビ
デオテープレコーダ57を用いて撮影した映像信号を随
時供給する場合も同様である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図8に示し
たように、入力用ビデオテープレコーダ52及び56や
出力用ビデオテープレコーダ54を用いて、記録した映
像信号を随時視聴者に送出する映像データ記録再生シス
テムでは、記録媒体がビデオテープ53であることから
種々の問題が生じていた。
【0005】先ず、映像信号の一まとまりを映像データ
ファイルと呼ぶとすると、この一つの映像データファイ
ルを記録しているとき、この映像データファイル内の数
10分前に記録した部分を、該映像データファイル全体
の記録を中断することなく再生することが困難であっ
た。
【0006】また、一つの映像データファイルを少ない
時間差でずらして複数の視聴者に供給することができな
かった。これを行うには、該当する映像データファイル
を複写記録したビデオテープを複数本用意する必要があ
った。
【0007】また、同一ビデオテープ内の複数の映像デ
ータファイルを視聴者が所望する任意の順序で途切れる
ことなく再生することができなかった。これを行うに
は、視聴者の所望する任意の順序で複数の映像データフ
ァイルを記録したビデオテープを用意する必要があっ
た。
【0008】また、異なるビデオテープ間で複数の映像
データファイルを途切れることなく再生することができ
なかった。
【0009】また、上記映像データ記録システムでは、
それぞれ専用の入力装置からの映像データを1台の記録
装置で記録し、1台の再生装置で一人の視聴者に再生し
ており、1台の記録/再生装置で複数チャンネルの記録
/再生が不可能であった。このため、何よりもシステム
構築にあたっては、高コストとなっていた。
【0010】本発明は、上述した実情に鑑みてなされた
ものであり、同一データファイル内で例えば数分〜数十
分前に記録した部分を該データファイル全体の記録の中
断を不要として再生できる情報データ記録再生装置及び
情報データ処理システムの提供を目的とする。
【0011】また、本発明は、複数の視聴者に同一のデ
ータファイルを任意の時間差でずらして供給できる情報
データ記録再生装置及び情報データ処理システムの提供
を目的とする。
【0012】さらに、本発明は、複数チャンネルの時分
割記録再生を可能とする情報データ記録再生装置及び情
報データ処理システムの提供を目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明に係る情報データ
処理システムは、連続的に情報データが入力される入力
手段と、上記入力手段から入力された情報データを圧縮
し、圧縮データを得るデータ圧縮手段と、上記データ圧
縮手段によって得た上記圧縮データを一時的に記憶する
入力バッファ手段と、上記入力バッファ手段から読み出
された上記圧縮データを記録媒体へ記録し、該記録媒体
に記録された上記圧縮データを再生する記録再生手段
と、上記記録再生手段によって再生された上記圧縮デー
タを一時的に記憶する出力バッファ手段と、上記出力バ
ッファ手段から読み出された上記圧縮データを伸張する
データ伸張手段と、上記伸張手段によって伸張されたデ
ータを出力する出力手段と、上記記録再生手段による上
記圧縮データの記録媒体への記録と、上記記録媒体から
の再生とが時分割に行われるとともに、上記出力手段か
ら上記情報データが連続的に出力されるよう、上記入力
バッファ手段からの上記圧縮データの読み出しタイミン
グ、上記出力バッファ手段からの上記圧縮データの読み
出しタイミング及び上記記録再生手段による上記圧縮デ
ータの記録及び再生の動作を制御する制御手段とを備え
ることにより上記課題を解決する。
【0014】この場合、上記記録再生手段が、上記圧縮
データを記録再生する複数の記録再生回路からなるとと
もに、上記圧縮手段によって圧縮された上記圧縮データ
を上記複数の記録再生回路に対応して分割する分割手段
とを備える。
【0015】また、上記圧縮データに対しエラー訂正コ
ードを付加するエラー訂正コード付加手段をさらに有
し、上記複数の記録再生回路の少なくとも一つは上記エ
ラー訂正コードのみを記録再生する。
【0016】また、上記入力手段は、複数のインターフ
ェース回路からなり、上記データ圧縮手段は、それぞれ
上記複数のインターフェース回路を介して入力された上
記情報データを圧縮する複数の圧縮回路からなり、上記
入力バッファ手段は、それぞれ上記複数の圧縮回路で圧
縮された上記圧縮データを記憶する複数の入力バッファ
回路からなり、上記記録再生手段は、上記圧縮データを
記録再生する複数の記録再生回路からなり、上記出力バ
ッファ手段は、それぞれ上記複数の記録再生回路で再生
された上記圧縮データを一時的に記憶する複数の出力バ
ッファ回路からなると共に、上記複数の入力バッファ回
路及び上記複数の出力バッファ回路と、上記複数の記録
再生回路の間に接続され、上記複数の入力バッファ回路
の一つから供給された上記圧縮データを分割して上記複
数の記録再生回路に供給し、上記複数の記録再生回路か
らそれぞれ再生された圧縮データを集合させて上記複数
の出力バッファ回路の一つに供給する分配集合手段をさ
らに備える。
【0017】また、上記記録再生回路は、ディスク状記
録媒体に上記圧縮データを記録し、該ディスク状記録媒
体から上記圧縮データを再生するディスク装置である。
【0018】また、上記入力手段と上記出力手段、上記
データ圧縮手段と上記データ伸張手段、上記入力バッフ
ァ手段と上記出力バッファ手段は、それぞれ互いに選択
的に入れ換えて使用可能である。
【0019】本発明に係る情報データ処理システムは、
情報データを生成する少なくとも1台の情報データ入力
装置と、少なくとも一つの情報データ出力装置と、上記
情報データ入力装置から供給された上記情報データを圧
縮し、圧縮データを得るデータ圧縮手段と、上記データ
圧縮手段によって得た上記圧縮データを一時的に記憶す
る入力バッファ手段と、上記入力バッファ手段から読み
出された上記圧縮データを記録媒体へ記録し、上記記録
媒体に記録された上記圧縮データを再生する記録再生手
段と、上記記録再生手段によって再生された上記圧縮デ
ータを一時的に記憶する出力バッファ手段と、上記出力
バッファ手段から読み出された上記圧縮データを伸張す
るデータ伸張手段と、上記記録再生手段による上記圧縮
データの記録媒体への記録と、上記記録媒体からの再生
とが時分割に行われるとともに、上記出力装置に対して
上記情報データが連続的に出力されるよう、上記入力バ
ッファ手段からの上記圧縮データの読み出しタイミン
グ、上記出力バッファからの上記圧縮データの読み出し
タイミング及び上記記録再生手段による上記圧縮データ
の記録及び再生の動作を制御する制御手段とを備えた情
報データ記録再生装置とを備えたことにより上記課題を
解決する。
【0020】また、本発明に係る情報データ処理システ
ムは、情報データを生成する少なくとも1台の情報デー
タ入力装置と、上記情報データ入力装置から供給された
上記情報データを圧縮し、圧縮データを得るデータ圧縮
装置と、上記データ圧縮装置によって得た上記圧縮デー
タを一時的に記憶する入力バッファ手段と、上記入力バ
ッファ手段から読み出された上記圧縮データを記録媒体
へ記録し、上記記録媒体に記録された上記圧縮データを
再生する記録再生手段と、上記記録再生手段によって再
生された上記圧縮データを一時的に記憶する出力バッフ
ァ手段と、上記記録再生手段による上記圧縮データの記
録媒体への記録と、上記記録媒体からの再生とが時分割
に行われるとともに、上記入力バッファ手段からの上記
圧縮データの読み出しタイミング、上記出力バッファ手
段からの上記圧縮データの読み出しタイミング及び上記
記録再生手段による上記圧縮データの記録及び再生の動
作を制御する制御手段とを備えた情報データ記録再生装
置と、上記情報データ記録再生装置から出力された上記
圧縮データを伸張するデータ伸張装置と、上記データ伸
張装置で伸張されたデータを出力する少なくとも一つの
情報データ出力装置とを備えることにより上記課題を解
決する。
【0021】この場合、上記情報データ記録再生装置の
上記記録再生手段は、上記圧縮データを記録再生する複
数の記録再生回路と、該複数の記録再生回路に対応して
上記圧縮データを分割する分割手段とを有して成る。
【0022】また、上記情報データ記録再生装置は、上
記圧縮データに対しエラー訂正コードを付加するエラー
訂正コード付加手段をさらに有し、上記複数の記録再生
回路の少なくとも一つは上記エラー訂正コードのみを記
録再生する。
【0023】また、上記データ圧縮装置は、複数の圧縮
回路からなり、上記入力バッファ手段は、それぞれ上記
複数の圧縮回路で圧縮された上記圧縮データを記憶する
複数の入力バッファ回路からなり、上記記録再生手段
は、上記圧縮データを記録再生する複数の記録再生回路
からなり、上記出力バッファ手段は、それぞれ上記複数
の記録再生回路で再生された上記圧縮データを一時的に
記憶する複数の出力バッファ回路からなるとともに、上
記複数の入力バッファ回路及び上記複数の出力バッファ
回路と、上記複数の記録再生回路の間に接続され、上記
複数の入力バッファ回路の一つから供給された上記圧縮
データを分割して上記複数の記録再生回路に供給し、上
記複数の記録再生回路からそれぞれ再生された圧縮デー
タを集合させて上記複数の出力バッファ回路の一つに供
給する分配集合手段をさらに備える。
【0024】また、上記入力バッファ手段と上記出力バ
ッファ手段は、それぞれ互いに選択的に入れ換えて使用
可能である。
【0025】また、上記記録再生回路は、ディスク状記
録媒体に上記圧縮データを記録し、該ディスク状記録媒
体から上記圧縮データを再生するディスク装置である。
【0026】
【作用】データ圧縮手段が圧縮して出力した圧縮データ
を入力バッファ手段を介して記録再生手段が記録する。
伸張手段は、記録再生手段が再生した上記圧縮データを
出力バッファ手段を介して受け取り伸張する。このと
き、制御手段は、上記記録再生手段による上記圧縮デー
タの記録媒体への記録と、上記記録媒体からの再生とを
時分割に行う。また、上記制御手段は、上記伸張手段に
よって伸張されたデータを出力手段から連続的に出力さ
れるよう、入力バッファ手段からの上記圧縮データの読
み出しタイミング、出力バッファ手段からの上記圧縮デ
ータの読み出しタイミング及び上記記録再生手段による
上記圧縮データの記録及び再生の動作を制御する。この
ため、上記情報記録再生装置は、同一データファイル内
で例えば数分〜数十分前に記録した部分を該データファ
イル全体の記録の中断を不要として再生できる。
【0027】
【実施例】本発明に係る情報データ記録再生装置及び情
報データ処理システムの好ましい実施例について、図面
を参照しながら説明する。
【0028】初めに、本発明に係る情報データ記録再生
装置の実施例を第1の実施例として以下に説明する。こ
の第1の実施例は、情報データとして映像データを扱
い、該映像データの一まとまりを映像データファイルと
して、ハードディスクや光磁気ディスクのようなディス
ク状記録媒体に記録し、該ディスク状記録媒体から上記
映像データファイルを再生する映像データ記録再生装置
である。この映像データ記録再生装置は、複数の端末に
上記映像データファイルを提供するビデオサーバー(Vi
deo Server)システムに用いられる。
【0029】先ず、ビデオサーバーシステムの中に組み
入れた第1の実施例である映像データ記録再生装置を図
1を参照しながら説明する。ビデオサーバーシステム1
1は、図1に示すように、通信衛星用受信アンテナ1、
テレビジョンカメラ2及びビデオテープレコーダ3等の
映像データ入力装置から供給される映像データを1チャ
ンネルあるいは複数チャンネル記録し、この記録された
映像データファイルを1チャンネルあるいは複数チャン
ネルに再生して任意の順序でビデオテープレコーダ3、
信号送出装置4及び画像モニタ装置等の映像データ出力
装置に出力すると共に上記映像データの記録及び再生を
時分割に行う記録再生手段を備えた上記映像データ記録
再生装置5と、上記映像データ入力装置からの映像デー
タを映像データ記録再生装置5にシリアル伝送すると共
に該映像データ記録再生装置5からの映像データファイ
ルを上記映像データ出力装置に転送するデータ転送装置
6と、このデータ転送装置6を介して供給される映像デ
ータファイルを編集する編集制御装置7と、上記ビデオ
テープレコーダ3と、上記信号送出装置4と、上記映像
データ記録再生装置5の動作を制御系ネットワーク8を
介して制御するシステム制御装置9とを有して成る。
【0030】映像データ記録再生装置5は、ディスクド
ライブ5aと、ディスクドライブ制御部5bとを備えて
成る。ディスクドライブ制御部5bは、システム制御装
置9から供給される制御信号に基づいてディスクドライ
ブ5aの動作を制御する。
【0031】データ転送装置6は、SDI(Serial Dig
ital Interface)切り換え部6aと、切り換え制御部6
bとを備えて成る。切り換え制御部6bは、システム制
御装置9から供給される制御信号に基づいてSDI切り
換え部6aに上記映像データをシリアルデータに変換さ
せる。
【0032】映像データ入力装置であり映像データ出力
装置でもあるビデオテープレコーダ3は、ビデオテープ
レコーダ本体部3aと、ビデオテープレコーダ制御部3
bとを備えて成る。ビデオテープレコーダ制御部3a
は、システム制御装置9から供給される制御信号に基づ
いてビデオテープレコーダ本体部3aの動作を制御す
る。
【0033】上記映像データ入力装置、上記映像データ
出力装置、映像データ記録再生装置5、データ転送装置
6及び編集制御装置7の間には、データ転送系ネットワ
ーク10が図示するように設置されている。このデータ
転送系ネットワーク10を介して、上記映像データが伝
送される。そして、このビデオサーバーシステム11の
出力信号は、信号送出装置4からデータ転送系ネットワ
ーク10を介して外部装置、例えば画像モニタ装置にも
出力される。
【0034】映像データ入力装置であるビデオテープレ
コーダ3、衛星アンテナ1及びテレビジョンカメラ2か
ら得られる映像データは、データ転送装置6を介して一
旦、映像データ記録再生装置5に記録される。このと
き、上記映像データ入力装置とデータ転送装置6との間
で上記映像データは、上述したようにシリアルディジタ
ル伝送される。このデータ転送装置6は、SDI切り換
え部6aによって、任意の機器同士を互いに接続する。
【0035】このように、ビデオサーバーシステム11
を構成するデータ転送装置6及び映像データ記録再生装
置5は、制御系ネットワーク8を介してシステム制御装
置9から供給される制御命令に基づき、機器間の接続や
記録場所を設定し、上記入力データ装置からデータ転送
系ネットワーク10を介して供給される映像データを記
録している。制御系ネットワーク8としては、同軸ケー
ブルを用いた中規模のネットワークや、光ファイバーを
用いた大規模ネットワーク等のコンピュータネットワー
クが利用できる。
【0036】映像データ記録再生装置5に記録された映
像データは、編集制御装置7の制御により、ディスクド
ライブ5aから読み出され、該編集制御装置7によって
編集処理が施される。編集制御装置7で編集処理が施さ
れた映像データは、再びディスクドライブ5aに記録さ
れる。この場合、編集前の映像データのアドレスデータ
に加え、編集後の映像データのアドレスデータがシステ
ム制御装置9で保持される。また、編集処理を特に必要
とせず、送出に必要な部分を選び出すような場合には、
必要な部分のアドレスだけあればよいので、そのアドレ
スデータはシステム制御装置9に保持される。
【0037】編集制御装置7の制御に応じて実施された
編集処理に関する情報は、システム制御装置9で保持さ
れると共に、信号送出装置4にも制御系ネットワーク8
を経由して送られる。そして、映像データ記録再生装置
5から読み出された映像データはデータ転送装置6、信
号送出装置4及びデータ系ネットワーク10を介して外
部に送出される。
【0038】第1の実施例となる映像データ記録再生装
置5は、上述したようにディスクドライブ5aと、この
ディスクドライブ5aを制御するディスクドライブ制御
部5bとを有して構成されている。
【0039】先ず、図2を参照しながら、映像データ記
録再生装置5の概略的な構成を説明する。
【0040】この映像データ記録再生装置5は、連続的
に上記映像データが入力される入力手段であるシリアル
ディジタルインターフェース(以下、SDI/Fとい
う。)部20と、このSDI/F部20から入力された
映像データを圧縮し、圧縮映像データを得ると共に後述
する伸張処理を行う圧縮/伸張部22と、この圧縮/伸
張部22によって得た圧縮映像データを一時的に記憶す
る入力バッファ手段となるバッファメモリ部23と、こ
のバッファメモリ部23から読み出された上記圧縮映像
データを例えば光磁気ディスクへ記録し、該光磁気ディ
スクに記録された上記圧縮映像データを再生するディス
ク装置部28と、このディスク装置部28によって再生
された上記圧縮映像データを一時的に記憶する出力バッ
ファ手段でもあるバッファメモリ部23と、このバッフ
ァメモリ部23から読み出された上記圧縮映像データを
伸張するデータ伸張手段でもある上記圧縮/伸張部22
と、この圧縮/伸張部22によって伸張されたデータを
出力する出力手段でもあるSDI/F部20とを有する
ディスクドライブ5aと、ディスク装置部28による上
記圧縮映像データの上記光磁気ディスクへの記録と、上
記光磁気ディスクからの再生とを時分割に行わせると共
に、上記入力バッファ手段としてのバッファメモリ部2
3からの上記圧縮映像データの読み出しタイミング、上
記出力バッファ手段としてのバッファメモリ部23から
の上記圧縮映像データの読み出しタイミング及びディス
ク装置部28による上記圧縮映像データの記録/再生の
動作を制御してSDI/F部20から上記圧縮映像デー
タを連続的に出力させるディスクドライブ制御部5bと
を備えて成る。
【0041】次に、ディスクドライブ5aの詳細な構成
を説明する。
【0042】SDI/F部20から入力されたシリアル
ディジタルの映像データは、該シリアルディジタル映像
データをこのディスクドライブ5a内の処理に適するよ
うにフォーマット化するデータフォーマッター部21を
介して圧縮/伸張部22に供給される。圧縮/伸張部2
2は、データフォーマッター部21を介して供給された
上記映像データを圧縮し、データ転送量を減らす。この
ときの圧縮処理は、ビデオデータのフィールド内又はフ
レーム内差分或は、フィールド間又はフレーム間差分に
応じて行うことが考えられる。通常、このような圧縮処
理を行う場合には、フレームメモリ又はフィールドメモ
リのような記憶手段が必要になるが、この映像データ記
録再生装置では、上記記憶手段としてバッファメモリ部
23を共用することができる。この圧縮/伸張部22の
出力である圧縮映像データは、バッファメモリ部23を
介して分配/集合部24に供給される。この分配/集合
部24は、上記圧縮映像データを、後述するエラーチェ
ックコード付加/検出部25、バッファメモリ部26及
びプロトコルコントローラ部27を介してディスク装置
部28に分配する。
【0043】図2では、ディスク装置部28を複数の光
磁気ディスク装置D1、D2・・・Dm-1、Dmから成る
ように示しているが、本発明は1台の光磁気ディスク装
置D1のみを用いて実現できる。ディスク装置部28が
1台の光磁気ディスク装置D1のみからなる場合、上記
分配/集合部24は上記バッファメモリ部23からの上
記圧縮映像データを単に通過させ、エラーチェックコー
ド付加/検出部25に供給する。また、ディスク装置部
28が複数の光磁気ディスク装置D1、D2・・・D
m-1、Dmからなる場合、分配/集合部24は、上記バッ
ファメモリ部23からの上記圧縮映像データを分割し
て、エラーチェックコード付加/検出部25に供給す
る。
【0044】エラーチェックコード付加/検出部25
は、上記圧縮映像データにエラー訂正用の符号を付加す
る。プロトコルコントローラ部27は、スモール・コン
ピュータ・システム・インターフェース(Small Comput
er Systems Interface:以下、SCSIという。)プロ
トコルコントローラからなる。
【0045】次に、ディスクドライブ制御部5bの詳細
な構成を説明する。
【0046】ディスクドライブ制御部5bでは、制御系
ネットワーク8を通してシステム制御装置9から供給さ
れた制御命令がネットワークインターフェース31を介
して取り込まれる。ネットワークインターフェース31
を介して取り込まれた制御命令は、中央演算処理ユニッ
ト(CPU)34で解読される。そして、必要に応じて
上記制御命令はランダムアクセスメモリ(RAM)32
に格納される。CPU34で解読された上記制御命令
は、制御信号としてインターフェース33を経由してデ
ィスクドライブ5aに供給される。そして、このディス
クドライブ制御部5bは、上記ディスク装置部28によ
る上記圧縮映像データの上記光磁気ディスクへの記録
と、上記光磁気ディスクからの再生とを時分割に行わせ
ると共に、上記入力バッファ手段としてのバッファメモ
リ部23からの上記圧縮映像データの読み出しタイミン
グ、上記出力バッファ手段としてのバッファメモリ部2
3からの上記圧縮映像データの読み出しタイミング及び
ディスク装置部28による上記分割圧縮映像データの記
録/再生の動作を制御してSDI/F部20から上記映
像データを連続的に出力させる。
【0047】次に、上記ディスク装置部28の1台の光
磁気ディスク装置D1のみを用いる場合の動作について
説明する。
【0048】ここで、ビデオサーバーシステム11の中
の映像データ記録再生装置5と、データ転送装置6との
間で映像データの入出力を行うデータ系ネットワーク1
0は、入力と出力とで別のラインとされている。ただ
し、このデータ系ネットワーク10は、入力と出力とを
自由に切り換えることができる。
【0049】分配/集合部24を通過し、エラーチェッ
クコード付加/検出部25でエラーチェックコードが付
加された上記圧縮映像データは、一旦バッファメモリ2
1に書き込まれる。プロトコルコントローラ271は、
バッファメモリ261から読みだした上記圧縮映像デー
タを光磁気ディスク装置D1に記録する。そして、この
記録動作と時分割に、光磁気ディスク装置D1からは、
再生要求のあった圧縮映像データが、プロトコルコント
ローラ271の制御により読み出される。読み出された
圧縮映像データは、バッファメモリ261を介してエラ
ーチェックコード付加/検出部25に供給され、エラー
検出される。エラー検出された圧縮映像データは、分配
/集合部24を通過し、バッファメモリ232に書き込
まれる。そして、この圧縮映像データは、所定のタイミ
ングでバッファメモリ232から読み出され、圧縮/伸
張回路222で伸張され、SDI/F回路201に入力さ
れた時と同じデータ量とされる。そして、伸張された映
像データは、データフォーマッター212及びSDI/
F回路202を介して、データ系ネットワーク10から
データ転送装置6に出力される。
【0050】ここで、この映像データ記録再生装置5の
光磁気ディスク装置D1では、複数の光ピックアップを
有する必要はなく唯一の光ピックアップで記録と再生の
動作を時分割に行うことで、映像記録再生装置5の外か
ら見ると映像データの入力と出力をそれぞれ時間的に途
切れることなく連続的に行わせることができる。また、
SDI/F回路202を介して出力される映像データと
は、同じ映像データファイルである必要はなく、異なる
映像データファイルであっても良い。
【0051】データ転送装置6からデータ系ネットワー
ク10を介してこの映像データ記録再生装置5に入力さ
れる上記映像データは、圧縮/伸張部22により圧縮さ
れ、上記圧縮映像データとなる。圧縮/伸張部22での
圧縮率が例えば1/4であれば、この映像データ記録再
生装置5は、4チャンネルの映像データを同時に扱うこ
とができる。例えば記録動作のみを行うことを考えた場
合、圧縮率が1/4であるとすると、時分割で4つの入
力を記録することができる。
【0052】図3を用いて、4入力IN1、IN2、IN
3及びIN4の時分割記録を説明する。
【0053】先ず、図3に示すような4つの入力I
1、IN2、IN3及びIN4は、それぞれ4つのSDI
/F201、202、203及び204、データフォーマッ
ター21 1、212、213及び214、圧縮/伸張回路2
1、222、223及び224を介して、4つのバッファ
メモリ231、232、233及び234に蓄えられる。こ
の4つの入力IN1、IN2、IN3及びIN4は、それぞ
れ圧縮/伸張回路221、222、223及び224によっ
て圧縮されることにより、1フレーム即ち、1/30秒
分の映像データが図3に示すように1/120秒分の圧
縮映像データとなる。その後、各圧縮映像データは、エ
ラーチェックコード付加/検出部25と、バッファメモ
リ261と、プロトコルコントローラ271を介して上記
1台の光磁気ディスク装置D1において1入力当り1/
120秒の時間をかけて時分割に記録される。したがっ
て、入力IN1から、入力IN4までの記録を行うには合
計1/30秒(=1/120秒×4)かかる。この記録
処理を行っている間、圧縮/伸張部22には、次の1フ
レーム分の映像データが1/30秒で送られて来る。し
かし、上記4つの入力IN1、IN2、IN3及びIN4
記録処理が1/30秒で完了しているので、入力を滞ら
せることがない。このように、4入力IN1、IN2、I
3及びIN4の時分割記録が行われる。
【0054】また、この映像データ記録再生装置5は、
上記映像データを圧縮して時分割に記録と再生を行うこ
とで、ビデオサーバーシステム11の外から見るとある
映像データの入力と、ある映像データの出力をそれぞれ
時間的に途切れることなる連続的に行わせることができ
る。
【0055】図4を用いて、例えば2つの入力及び2つ
の出力に関する、時分割記録再生を説明する。なお、2
つの入力IN1及びIN2は、SDI/F201及び202
からそれぞれ連続的に入力され、2つの出力OUT1
びOUT2は、SDI/F203及び204からそれぞれ
出力されるとする。また、SDI/F201及び202
らの2つの入力IN1及びIN2は、それぞれ1フレーム
分の映像データ毎に処理が行われることとする。
【0056】先ず、図4に示すような2つの入力IN1
及びIN2は、SDI/F201及び202、データフォ
ーマッター211及び212、圧縮/伸張回路221及び
22をそれぞれ介して、1フレーム分の映像データが
2つのバッファメモリ23及び232にそれぞれ蓄え
られる。この2つの入力IN1及びIN2は、それぞれ圧
縮/伸張回路221、222によって圧縮されることによ
り、1フレーム即ち、1/30秒分の映像データが図4
に示すように1/120秒分の圧縮映像データとなる。
その後、各圧縮データは、分配/集合部24と、エラー
チェックコード付加/検出部25と、バッファメモリ2
1と、プロトコルコントローラ271を介して上記1台
の光磁気ディスク装置D1に1入力当り1/120秒の
時間をかけて時分割に記録される。
【0057】一方、上記1台の光磁気ディスク装置D1
からは、2つの出力OUT1及びOUT2がプロトコルコ
ントローラ271の制御により時分割に読み出され、バ
ッファメモリ261を介してエラーチェックコード付加
/検出部25に供給され、エラー検出される。そして、
出力OUT1は、分配/集合部24を通過し、バッファ
メモリ233に書き込まれ、出力OUT2は、分配/集合
部24を通過してバッファメモリ234に書き込まれ
る。バッファメモリ233及び234に書き込まれるまで
に要する時間は、1出力当り1/120秒である。
【0058】バッファメモリ233及び234に書き込ま
れた上記圧縮映像データは、それぞれ圧縮/伸張回路2
3及び224で伸張され1/120秒分の圧縮映像デー
タが1/30秒分の映像データに変換される。圧縮/伸
張回路223及び224で伸張された映像データは、それ
ぞれデータフォーマッター213及び214、SDI/F
回路203及び204を介して、データ系ネットワーク1
0からデータ転送装置6に出力される。この出力に要す
る時間は、それぞれ入力IN1、IN2の入力に要する時
間と同じ1/30秒である。
【0059】したがって、この映像データ記録再生装置
5は、上記映像データを圧縮して時分割に記録と再生を
行うことで、映像データ記録再生装置5の外から見ると
ある映像データの記録と、ある映像データの再生をそれ
ぞれ時間的に途切れることなる連続的に行わせることが
できる。
【0060】ここで、図2において、SDI/F部20
は、複数のSDI/F回路201、202・・・及び20
nからなる。また、データ圧縮/伸張部22は、それぞ
れ上記複数のSDI/F回路201、202・・・及び2
nを介して入力された上記映像データを圧縮する複数
の圧縮/伸張回路221、222・・・及び22nからな
る。また、入力バッファ手段であるバッファメモリ部2
3は、それぞれ複数の圧縮/伸張回路221、222・・
・及び22nで圧縮された上記圧縮映像データを記憶す
る複数のバッファメモリ231、232・・・及び23n
からなる。また、ディスク装置部28は、上記圧縮映像
データを記録再生する複数の光磁気ディスク装置D1、
D2・・・Dm-1及びDmからなる。また、出力バッファ
手段であるバッファメモリ部23は、それぞれ複数の光
磁気ディスク装置D1、D2・・・Dm-1及びDmで読み
出された上記映像圧縮データを一時的に記憶する複数の
バッファメモリ231、232・・・及び23nからな
る。
【0061】また、バッファメモリ部26は、複数のバ
ッファメモリ261、262・・・26m-1及び26mから
なる。また、プロトコルコントローラ部27も、プロト
コルコントローラ271、272・・・27m-1及び27m
からなる。
【0062】そして、分配/集合部24は、複数のバッ
ファメモリ231、232・・・及び23nと、複数の光
磁気ディスク装置D1,D2・・・Dm-1及びDmの間に
接続されている。この分配/集合部24により上記複数
のバッファメモリ231、232・・・及び23nの一つ
から供給された上記圧縮映像データを分割して上記複数
の光磁気ディスク装置D1,D2・・Dm-1及びDmに分
配するようにしてもよい。また、この分配/集合部24
は、後述するように、上記複数の光磁気ディスク装置D
1,D2・・Dm-1及びDmからそれぞれ読み出された分
割圧縮映像データを集合させて上記複数のバッファメモ
リ231、232・・・及び23nの一つに供給してもよ
い。
【0063】実際、分配/集合部24の出力である上記
分割圧縮映像データは、エラーチェックコード付加/検
出部25に供給され、エラーチェックコードが付加され
る。そして、エラーチェックコードが付加された分割圧
縮映像データは、バッファメモリ261、262・・・2
m-1及び26m、プロトコルコントローラ271、272
・・・27m-1及び27mを介して光磁気ディスク装置D
1、D2・・・Dm-1及びDmに記録される。また、光磁
気ディスク装置D1、D2・・・Dm-1及びDmから読み
出され、プロトコルコントローラ271、272・・・2
m-1及び27m、バッファメモリ261、262・・・2
m-1及び26m及びエラーチェックコード付加/検出部
25を介して再生された各分割圧縮映像データは、分配
/集合部24で集合されて上記複数のバッファメモリ2
1、232・・・及び23nのうち、入力用として使用
されていないバッファメモリの一つに供給される。
【0064】そして、バッファメモリ部23の上記一つ
から読み出された上記圧縮映像データは、対応する圧縮
/伸張回路221、222・・・22nで伸張され、対応
するデータフォーマッター211、212・・・21n
対応する、SDI/F部20の一つを介してデータ系ネ
ットワーク10からデータ転送装置6に供給される。
【0065】したがって、複数の光磁気ディスク装置D
1、D2・・・Dm-1、Dmからなるディスク装置部28
は、1台の上記光磁気ディスク装置D1のみからなるデ
ィスク装置部28よりも、上記入力に要する処理時間及
び上記出力に要する処理時間に対して、多くのチャンネ
ルの入力及び出力を並列的に連続して行うことができ
る。また、この映像データ記録再生装置5は、同一映像
データファイル内で例えば数分〜数十分前に記録した部
分を該映像データファイル全体の記録の中断を不要とし
て再生できる。また、この映像データ記録再生装置5
は、複数の視聴者に同一の映像データファイルを任意の
時間差で供給できる。
【0066】ここで、上記ディスク装置部28は、光磁
気ディスク装置D1,D2・・Dm- 1及びDmよりなると
したが、ハードディスク装置等、ランダムアクセス可能
な記録再生装置であればよい。
【0067】また、SDI/F部20と、圧縮/伸張部
22と、バッファメモリ部23と、バッファメモリ部2
6からなる入力チャンネルと出力チャンネルは、それぞ
れ互いに選択的に入れ換えて使用可能である。
【0068】また、複数の光磁気ディスク装置D1,D
2・・Dmー1及びDmの内の少なくとも1台を用いて上記
エラーチェックコードのみを記録再生するようにしても
よい。
【0069】すなわち、この映像データ記録再生装置5
は、アクセス可能な入出力の数を増やすことができ、現
在記録中の映像データをすぐに再生したり、任意の映像
データの入力と、任意の映像データの出力とをそれぞれ
途切れることなく並列に行うことができる。
【0070】次に、本発明に係る情報データ処理システ
ムの第2の実施例を以下に説明する。
【0071】図5に、第2の実施例である映像データ処
理システム12の全体構成を示す。この映像データ処理
システム12は、映像データ入力装置からの入力映像デ
ータを圧縮し、圧縮データを得るデータ圧縮装置や出力
バッファ手段から読み出された圧縮データを伸張するデ
ータ伸張装置を映像データ記録再生装置18の外部に備
えている。上記データ圧縮装置としては、圧縮装置15
及び16と、圧縮/伸張装置13及び17がある。ま
た、上記データ伸張装置としては、伸張装置14と、圧
縮/伸張装置13及び17がある。ここで、圧縮/伸張
装置13は、データ転送装置6と編集制御装置7とを結
ぶデータ転送系ネットワーク10の途中に挿入される。
また、伸張装置14は、データ転送装置6と信号送出装
置4とを結ぶデータ転送系ネットワーク10の途中に挿
入される。また、圧縮装置15及び16は、データ転送
装置6と通信衛星用受信アンテナ1及びデータ転送装置
6とテレビジョンカメラ2とを結ぶデータ転送系ネット
ワーク10の途中にそれぞれ挿入される。また、圧縮/
伸張装置17は、データ転送装置6とビデオテープレコ
ーダ3を結ぶデータ転送系ネットワーク10の途中に挿
入される。
【0072】映像データ記録再生装置18は、図5及び
6に示すように、ディスクドライブ18aと、ディスク
ドライブ制御部18bとを備えて成る。ディスクドライ
ブ制御部18bは、システム制御装置9から供給される
制御信号に基づいてディスクドライブ18aの動作を制
御する。
【0073】したがって、この映像データ処理システム
12の概略的な構成は、図5及び6を参照すると、以下
のようになる。
【0074】映像データ処理システム12は、映像デー
タ記録再生装置18の外部に、ビデオテープレコーダ
3、衛星アンテナ1及びテレビジョンカメラ2のような
映像データを生成する上記映像データ入力装置と、映像
データを出力するビデオテープレコーダ3、信号送出装
置4及び画像モニタ装置等の映像データ出力装置と、上
記映像データ入力装置から供給された上記映像データを
圧縮し、圧縮データを得るデータ圧縮装置である圧縮装
置15及び16と圧縮/伸張装置13及び17と、上記
映像データ出力装置へ上記圧縮データを伸張して供給す
るデータ伸張装置である伸張装置14と圧縮/伸張装置
13及び17とを備えてなる。
【0075】また、この映像データ処理システム12
は、映像データ記録再生装置18の内部に、上記データ
圧縮装置によって得た上記圧縮データを一時的に記憶す
る入力バッファ手段となるバッファメモリ部23と、こ
のバッファメモリ部23から読み出された上記圧縮デー
タを光磁気ディスクへ記録し、該光磁気ディスクに記録
された上記圧縮映像データを再生するディスク装置部2
8と、このディスク装置部28によって再生された上記
圧縮映像データを一時的に記憶する出力バッファ手段で
もあるバッファメモリ部23とを有するディスクドライ
ブ18aと、ディスク装置部28による上記圧縮データ
の上記光磁気ディスクへの記録と、上記光磁気ディスク
からの再生とを時分割に行わせると共に、バッファメモ
リ部23からの上記圧縮映像データの読み出しタイミン
グ、バッファメモリ部23からの上記圧縮映像データの
読み出しタイミング及びディスク装置部28による上記
圧縮データの記録/再生の動作を制御してバッファメモ
リ部23から上記圧縮映像データを連続的に出力させる
ディスクドライブ制御部18bとを備えてなる。
【0076】次に、図6を参照しながら、ディスクドラ
イブ18aの詳細な構成を説明する。
【0077】SDI/F部20から入力されたシリアル
ディジタルの圧縮映像データは、データフォーマッター
部21を介してバッファメモリ部23に供給される。バ
ッファメモリ部23は、上記圧縮映像データを一時的に
記憶する。このバッファメモリ部23で一時的に記憶さ
れた上記圧縮映像データは、分配/集合部24に供給さ
れる。この分配/集合部24は、エラーチェックコード
付加/検出部25、バッファメモリ部26及びプロトコ
ルコントローラ部27を介して上記圧縮映像データを分
配する。
【0078】分配/集合部24は、上記圧縮映像データ
をエラー訂正用の符号を付加するエラーチェックコード
付加/検出部25に供給する。このエラーチェックコー
ド付加/検出部25にてエラーチェックコードが付加さ
れた上記圧縮映像データは、バッファメモリ部26に供
給され、該バッファメモリ部26に書き込まれる。この
バッファメモリ部26に書き込まれたエラーチェックコ
ードが付加された上記圧縮映像データは、プロトコルコ
ントローラ部27を介してディスク装置部28に記録さ
れる。
【0079】ここで、SDI/F部20、データフォー
マッター部21、バッファメモリ部23、バッファメモ
リ部26、プロトコルコントローラ部27、ディスク装
置部28は、上述した映像データ記録再生装置5内の該
当各部と同様、図6に示すように複数の回路、装置を有
している。
【0080】したがって、分配/集合部24は、複数の
バッファメモリ231、232・・・及び23nと、複数
の光磁気ディスク装置D1,D2・・・Dm-1及びDm
間に接続され、上記複数のバッファメモリ231、232
・・・及び23nの一つから供給された上記圧縮映像デ
ータをディスク装置部28の上記複数の光磁気ディスク
装置D1,D2・・Dm-1及びDmに分配している。ま
た、この分配/集合部24は、後述するように、上記複
数の光磁気ディスク装置D1,D2・・Dm-1及びDm
らそれぞれ読み出された圧縮映像データを集合させて上
記複数のバッファメモリ231、232・・・及び23n
の一つに供給する。
【0081】ここで、上記ディスク装置部28は、複数
の光磁気ディスク装置D1,D2・・Dm-1及びDmより
なるとしたが、複数のハードディスク装置よりなっても
よい。
【0082】ディスクドライブ制御部18bの詳細な構
成は、図1に示したディスクドライブ制御部5bと同様
であるので、ここでは各部に同符号を付し説明を省略す
る。
【0083】ここで、この映像データ処理システム12
の中の映像データ記録再生装置18を、データ転送装置
6との間で映像データの入出力を行うデータ系ネットワ
ーク10は、入力と出力とで別のラインとされている。
ただし、このデータ系ネットワーク10は、入力と出力
とを自由に切り換えることができる。
【0084】この映像データ処理システム12に用いら
れる映像データ記録再生装置18は圧縮手段と伸張手段
を内部に持たない。圧縮装置と伸張装置は、この映像デ
ータ記録再生装置18の外部にある。しかし、映像デー
タ処理システム12としては、映像データを圧縮してデ
ィスク装置部28で記録し、再生した圧縮映像データを
伸張している。このため、映像データ処理システム12
は、システム全体として基本的に、上記図3及び4に示
したような入力及び出力動作を行うことできる。
【0085】したがって、この映像データ処理システム
12は、外から見ると多数の映像データの入力と出力を
それぞれ時間的に途切れることなる連続に行わせること
ができる。
【0086】すなわち、この第2実施例の映像データ処
理システム12は、第1の実施例と同様の利点を有す
る。
【0087】次に、本発明に係る情報データ処理システ
ムの他の実施例を第3の実施例として以下に説明する。
この第3の実施例は、上記第1の実施例である映像デー
タ記録再生装置5を用いてたビデオオンデマンド(Vide
o On Demand、以下VODという。)システムである。
【0088】このVODシステムは、図7に示すよう
に、多数の映像データファイルを格納している成るビデ
オライブラリー32と、このビデオライブラリー32か
らの多数の映像データファイルをシステムコントローラ
38の制御により信号伝送装置34を介して視聴要求者
に供給するビデオサーバー33とを有して成る。
【0089】ビデオテープやビデオディスクなどのビデ
オメディアを再生するビデオソフト再生装置30からの
映像データは、圧縮装置31で圧縮された後、ビデオラ
イブラリー32において、光磁気ディスクに記録されて
格納されている。
【0090】ビデオサーバー33は、ビデオライブラリ
ー32の光磁気ディスクに記録されている映像データフ
ァイルを例えば上記第1の実施例の映像データ記録再生
装置5を使ってさらに圧縮し、ディスク装置部28で時
分割で記録する。そして、記録された圧縮映像データを
時分割で再生して伸張し、データ転送装置34に出力す
る。このビデオサーバシステム33の時分割での記録再
生動作は、上記第1の実施例の映像データ記録再生装置
5と同様であるので、ここでは説明を省略する。
【0091】このビデオサーバー33から供給された上
記圧縮映像データは、信号送出装置34を構成する非同
期転送(Asynchronous Transfer Mode、以下ATMとい
う。)インターフェース351・・35nを介してATM
スイッチャー36に供給される。そして、上記圧縮映像
データは、該ATMスイッチャー36によって選択され
たディジタルノードコントローラ(Digital Node Contr
oller、以下DNCという。)371・・37mに供給さ
れる。そして、上記圧縮映像データは、光ファイバーケ
ーブル391・・・39mを介して、NODE(節)受信
装置401・・・40mに送られる。NODE受信装置4
1・・・40mは、例えばユーザが住む地域を単位に配
置されている。例えばNODE受信装置401には、伸
張装置411、412、413、・・・41kが接続されて
いる。また、NODE受信装置40mには、ユーザ毎に
設置された伸張装置421、422、423、・・・42k
が接続されている。
【0092】ユーザからの要求信号は、伸張装置4
1、412、413、・・・41kと共にユーザ側に設置
された図示しない操作装置から、光ファイバーケーブル
391・・・39mと、DNC371・・37mとを介して
ATMスイッチャー36に供給される。ATMスイッチ
ャ36は、この要求信号をシステムコントローラ38に
供給する。システムコントローラ38は、上記要求信号
を解読し、解読した結果に基づいてビデオサーバー33
を制御すると共に、要求信号を受理した等のメッセージ
をATMスイッチャー36等を介してユーザに送る。
【0093】ビデオサーバー33は、システムコントロ
ーラ38からの制御信号に応じた映像データファイルを
ビデオライブラリー32からディスク装置部28により
ディスク装置部28に取り込む。そして、ビデオサーバ
ー33は、上記制御信号に応じた映像データファイルを
再生する。この再生された映像データファイルは、信号
送出装置34、光ファイバーケーブル391・・・3
m、NODE受信装置401・・・40mを介してユー
ザの伸張装置に伝送される。
【0094】このように、第3の実施例となるVODシ
ステムは、上記映像データ記録再生装置5を用いてなる
ので、複数の映像データファイルの記録と再生を時分割
に行うことができる。
【0095】なお、上記第2の実施例の映像データ処理
システム及び上記第3の実施例のVODシステムに使用
される映像データ記録再生装置18及び5も、複数の光
磁気ディスク装置の内の少なくとも一つを上記エラー訂
正コードのみの記録再生に用いてもよい。
【0096】また、上記第1の実施例の映像データ記録
再生装置5を含めたビデオサーバーシステム11と、上
記映像データ入力装置と、上記映像データ出力装置とを
有して映像データ処理システムを構成してもよい。
【0097】さらに、第3の実施例のVODシステムの
変速再生処理の説明では、1チャンネル分の映像データ
ファイルを扱うものとしたが、複数チャンネルに拡張す
ることもできる。
【0098】
【発明の効果】本発明に係る情報データ処理システム
は、連続的に情報データが入力される入力手段と、上記
入力手段から入力された情報データを圧縮し、圧縮デー
タを得るデータ圧縮手段と、上記データ圧縮手段によっ
て得た上記圧縮データを一時的に記憶する入力バッファ
手段と、上記入力バッファ手段から読み出された上記圧
縮データを記録媒体へ記録し、該記録媒体に記録された
上記圧縮データを再生する記録再生手段と、上記記録再
生手段によって再生された上記圧縮データを一時的に記
憶する出力バッファ手段と、上記出力バッファ手段から
読み出された上記圧縮データを伸張するデータ伸張手段
と、上記伸張手段によって伸張されたデータを出力する
出力手段と、上記記録再生手段による上記圧縮データの
記録媒体への記録と、上記記録媒体からの再生とが時分
割に行われるとともに、上記出力手段から上記情報デー
タが連続的に出力されるよう、上記入力バッファ手段か
らの上記圧縮データの読み出しタイミング、上記出力バ
ッファ手段からの上記圧縮データの読み出しタイミング
及び上記記録再生手段による上記圧縮データの記録及び
再生の動作を制御する制御手段とを備えるので、同一デ
ータファイル内で例えば数分〜数十分前に記録した部分
を該データファイル全体の記録の中断を不要として再生
できる。また、複数の視聴者に同一のデータファイルを
任意の時間差でずらして供給できる。さらに、複数チャ
ンネルの時分割記録再生を可能とする。
【0099】本発明に係る情報データ処理システムは、
情報データを生成する少なくとも1台の情報データ入力
装置と、少なくとも一つの情報データ出力装置と、上記
情報データ入力装置から供給された上記情報データを圧
縮し、圧縮データを得るデータ圧縮手段と、上記データ
圧縮手段によって得た上記圧縮データを一時的に記憶す
る入力バッファ手段と、上記入力バッファ手段から読み
出された上記圧縮データを記録媒体へ記録し、上記記録
媒体に記録された上記圧縮データを再生する記録再生手
段と、上記記録再生手段によって再生された上記圧縮デ
ータを一時的に記憶する出力バッファ手段と、上記出力
バッファ手段から読み出された上記圧縮データを伸張す
るデータ伸張手段と、上記記録再生手段による上記圧縮
データの記録媒体への記録と、上記記録媒体からの再生
とが時分割に行われるとともに、上記出力装置に対して
上記情報データが連続的に出力されるよう、上記入力バ
ッファ手段からの上記圧縮データの読み出しタイミン
グ、上記出力バッファからの上記圧縮データの読み出し
タイミング及び上記記録再生手段による上記圧縮データ
の記録及び再生の動作を制御する制御手段とを備えた情
報データ記録再生装置とを備えるので、同一データファ
イル内で例えば数分〜数十分前に記録した部分を該デー
タファイル全体の記録の中断を不要として再生できる。
また、複数の視聴者に同一のデータファイルを任意の時
間差でずらして供給できる。さらに、複数チャンネルの
時分割記録再生を可能とする。
【0100】また、本発明に係る情報データ処理システ
ムは、情報データを生成する少なくとも1台の情報デー
タ入力装置と、上記情報データ入力装置から供給された
上記情報データを圧縮し、圧縮データを得るデータ圧縮
装置と、上記データ圧縮装置によって得た上記圧縮デー
タを一時的に記憶する入力バッファ手段と、上記入力バ
ッファ手段から読み出された上記圧縮データを記録媒体
へ記録し、上記記録媒体に記録された上記圧縮データを
再生する記録再生手段と、上記記録再生手段によって再
生された上記圧縮データを一時的に記憶する出力バッフ
ァ手段と、上記記録再生手段による上記圧縮データの記
録媒体への記録と、上記記録媒体からの再生とが時分割
に行われるとともに、上記入力バッファ手段からの上記
圧縮データの読み出しタイミング、上記出力バッファ手
段からの上記圧縮データの読み出しタイミング及び上記
記録再生手段による上記圧縮データの記録及び再生の動
作を制御する制御手段とを備えた情報データ記録再生装
置と、上記情報データ記録再生装置から出力された上記
圧縮データを伸張するデータ伸張装置と、上記データ伸
張装置で伸張されたデータを出力する少なくとも一つの
情報データ出力装置とを備えるので、同一データファイ
ル内で例えば数分〜数十分前に記録した部分を該データ
ファイル全体の記録の中断を不要として再生できる。ま
た、複数の視聴者に同一のデータファイルを任意の時間
差でずらして供給できる。さらに、複数チャンネルの時
分割記録再生を可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の映像データ記録再生装
置をビデオサーバーシステムに組み入れた状態を示すブ
ロック図である。
【図2】第1の実施例の映像データ記録再生装置の概略
構成を示すブロック図である。
【図3】第1の実施例の映像データ記録再生装置の記録
動作時のタイミングチャートである。
【図4】第1の実施例の映像データ記録再生装置の記録
/再生動作時のタイミングチャートである。
【図5】本発明の第2の実施例である映像データ処理シ
ステムの概略構成を示すブロック図である。
【図6】上記第2の実施例の映像データ処理システムに
用いられる映像データ記録再生装置の概略構成を示すブ
ロック図である。
【図7】本発明の第3の実施例であるビデオオンデマン
ドシステムの概略構成を示すブロック図である。
【図8】従来の映像データ記録再生システムを示す図で
ある。
【符号の説明】
20 SDI/F部 22 圧縮/伸張部 23 バッファメモリ部 24 分配/集合部 25 エラーチェックコード付加/検出部 28 ディスク装置部

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続的に情報データが入力される入力手
    段と、 上記入力手段から入力された情報データを圧縮し、圧縮
    データを得るデータ圧縮手段と、 上記データ圧縮手段によって得た上記圧縮データを一時
    的に記憶する入力バッファ手段と、 上記入力バッファ手段から読み出された上記圧縮データ
    を記録媒体へ記録し、該記録媒体に記録された上記圧縮
    データを再生する記録再生手段と、 上記記録再生手段によって再生された上記圧縮データを
    一時的に記憶する出力バッファ手段と、 上記出力バッファ手段から読み出された上記圧縮データ
    を伸張するデータ伸張手段と、 上記伸張手段によって伸張されたデータを出力する出力
    手段と、 上記記録再生手段による上記圧縮データの記録媒体への
    記録と、上記記録媒体からの再生とが時分割に行われる
    とともに、上記出力手段から上記情報データが連続的に
    出力されるよう、上記入力バッファ手段からの上記圧縮
    データの読み出しタイミング、上記出力バッファ手段か
    らの上記圧縮データの読み出しタイミング及び上記記録
    再生手段による上記圧縮データの記録及び再生の動作を
    制御する制御手段とを有することを特徴とする情報デー
    タ記録再生装置。
  2. 【請求項2】 上記記録再生手段が、上記圧縮データを
    記録再生する複数の記録再生回路からなるとともに、 上記圧縮手段によって圧縮された上記圧縮データを上記
    複数の記録再生回路に対応して分割する分割手段とを備
    えたことを特徴とする請求項1記載の情報データ記録再
    生装置。
  3. 【請求項3】 上記圧縮データに対しエラー訂正コード
    を付加するエラー訂正コード付加手段をさらに有し、上
    記複数の記録再生回路の少なくとも一つは上記エラー訂
    正コードのみを記録再生することを特徴とする請求項2
    記載の情報データ記録再生装置。
  4. 【請求項4】 上記入力手段は、複数のインターフェー
    ス回路からなり、 上記データ圧縮手段は、それぞれ上記複数のインターフ
    ェース回路を介して入力された上記情報データを圧縮す
    る複数の圧縮回路からなり、 上記入力バッファ手段は、それぞれ上記複数の圧縮回路
    で圧縮された上記圧縮データを記憶する複数の入力バッ
    ファ回路からなり、 上記記録再生手段は、上記圧縮データを記録再生する複
    数の記録再生回路からなり、 上記出力バッファ手段は、それぞれ上記複数の記録再生
    回路で再生された上記圧縮データを一時的に記憶する複
    数の出力バッファ回路からなると共に、 上記複数の入力バッファ回路及び上記複数の出力バッフ
    ァ回路と、上記複数の記録再生回路の間に接続され、上
    記複数の入力バッファ回路の一つから供給された上記圧
    縮データを分割して上記複数の記録再生回路に供給し、
    上記複数の記録再生回路からそれぞれ再生された圧縮デ
    ータを集合させて上記複数の出力バッファ回路の一つに
    供給する分配集合手段をさらに備えたことを特徴とする
    請求項1記載の情報データ記録再生装置。
  5. 【請求項5】 上記記録再生回路は、ディスク状記録媒
    体に上記圧縮データを記録し、該ディスク状記録媒体か
    ら上記圧縮データを再生するディスク装置であることを
    特徴とする請求項2記載の情報データ記録再生装置。
  6. 【請求項6】 上記入力手段と上記出力手段、上記デー
    タ圧縮手段と上記データ伸張手段、上記入力バッファ手
    段と上記出力バッファ手段は、それぞれ互いに選択的に
    入れ換えて使用可能であることを特徴とする請求項1記
    載の情報データ記録再生装置。
  7. 【請求項7】 情報データを生成する少なくとも1台の
    情報データ入力装置と、 少なくとも一つの情報データ出力装置と、 上記情報データ入力装置から供給された上記情報データ
    を圧縮し、圧縮データを得るデータ圧縮手段と、上記デ
    ータ圧縮手段によって得た上記圧縮データを一時的に記
    憶する入力バッファ手段と、上記入力バッファ手段から
    読み出された上記圧縮データを記録媒体へ記録し、上記
    記録媒体に記録された上記圧縮データを再生する記録再
    生手段と、上記記録再生手段によって再生された上記圧
    縮データを一時的に記憶する出力バッファ手段と、上記
    出力バッファ手段から読み出された上記圧縮データを伸
    張するデータ伸張手段と、上記記録再生手段による上記
    圧縮データの記録媒体への記録と、上記記録媒体からの
    再生とが時分割に行われるとともに、上記出力装置に対
    して上記情報データが連続的に出力されるよう、上記入
    力バッファ手段からの上記圧縮データの読み出しタイミ
    ング、上記出力バッファからの上記圧縮データの読み出
    しタイミング及び上記記録再生手段による上記圧縮デー
    タの記録及び再生の動作を制御する制御手段とを備えた
    情報データ記録再生装置と、を備えたことを特徴とする
    情報データ処理システム。
  8. 【請求項8】 情報データを生成する少なくとも1台の
    情報データ入力装置と、 上記情報データ入力装置から供給された上記情報データ
    を圧縮し、圧縮データを得るデータ圧縮装置と、 上記データ圧縮装置によって得た上記圧縮データを一時
    的に記憶する入力バッファ手段と、上記入力バッファ手
    段から読み出された上記圧縮データを記録媒体へ記録
    し、上記記録媒体に記録された上記圧縮データを再生す
    る記録再生手段と、上記記録再生手段によって再生され
    た上記圧縮データを一時的に記憶する出力バッファ手段
    と、上記記録再生手段による上記圧縮データの記録媒体
    への記録と、上記記録媒体からの再生とが時分割に行わ
    れるとともに、上記入力バッファ手段からの上記圧縮デ
    ータの読み出しタイミング、上記出力バッファ手段から
    の上記圧縮データの読み出しタイミング及び上記記録再
    生手段による上記圧縮データの記録及び再生の動作を制
    御する制御手段とを備えた情報データ記録再生装置と、 上記情報データ記録再生装置から出力された上記圧縮デ
    ータを伸張するデータ伸張装置と、 上記データ伸張装置で伸張されたデータを出力する少な
    くとも一つの情報データ出力装置と、を備えたことを特
    徴とする情報データ処理システム。
  9. 【請求項9】 上記情報データ記録再生装置の上記記録
    再生手段は、上記圧縮データを記録再生する複数の記録
    再生回路と、該複数の記録再生回路に対応して上記圧縮
    データを分割する分割手段とを有して成ることを特徴と
    する請求項8記載の情報データ処理システム。
  10. 【請求項10】 上記情報データ記録再生装置は、上記
    圧縮データに対しエラー訂正コードを付加するエラー訂
    正コード付加手段をさらに有し、上記複数の記録再生回
    路の少なくとも一つは上記エラー訂正コードのみを記録
    再生することを特徴とする請求項9記載の情報データ処
    理システム。
  11. 【請求項11】 上記データ圧縮装置は、複数の圧縮回
    路からなり、 上記入力バッファ手段は、それぞれ上記複数の圧縮回路
    で圧縮された上記圧縮データを記憶する複数の入力バッ
    ファ回路からなり、 上記記録再生手段は、上記圧縮データを記録再生する複
    数の記録再生回路からなり、 上記出力バッファ手段は、それぞれ上記複数の記録再生
    回路で再生された上記圧縮データを一時的に記憶する複
    数の出力バッファ回路からなるとともに、 上記複数の入力バッファ回路及び上記複数の出力バッフ
    ァ回路と、上記複数の記録再生回路の間に接続され、上
    記複数の入力バッファ回路の一つから供給された上記圧
    縮データを分割して上記複数の記録再生回路に供給し、
    上記複数の記録再生回路からそれぞれ再生された圧縮デ
    ータを集合させて上記複数の出力バッファ回路の一つに
    供給する分配集合手段をさらに備えたことを特徴とする
    請求項8記載の情報データ処理システム。
  12. 【請求項12】 上記入力バッファ手段と上記出力バッ
    ファ手段は、それぞれ互いに選択的に入れ換えて使用可
    能であることを特徴とする請求項8記載の情報データ処
    理システム。
  13. 【請求項13】 上記記録再生回路は、ディスク状記録
    媒体に上記圧縮データを記録し、該ディスク状記録媒体
    から上記圧縮データを再生するディスク装置であること
    を特徴とする請求項9記載の情報データ処理システム。
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