JP3252697B2 - ビデオデータ記録装置及びビデオデータ再生装置 - Google Patents

ビデオデータ記録装置及びビデオデータ再生装置

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JP3252697B2
JP3252697B2 JP04737496A JP4737496A JP3252697B2 JP 3252697 B2 JP3252697 B2 JP 3252697B2 JP 04737496 A JP04737496 A JP 04737496A JP 4737496 A JP4737496 A JP 4737496A JP 3252697 B2 JP3252697 B2 JP 3252697B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はニアビデオオンデマ
ンド(Near Video On Demand;NVOD)システムに用
いられるビデオデータ記録装置およびビデオデータ再生
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ビデオテープレコーダ(VTR)装置か
ら再生したオーディオデータおよびビデオデータ(以下
AVデータと呼ぶ)から、所定の時間差を有する複数の
AVデータを生成し、生成したAVデータ、あるいは、
これらのAVデータを変換したアナログ形式の映像信号
それぞれを、複数のケーブルテレビジョン(CATV)
の回線等を用いて視聴者に配信するニアビデオオンデマ
ンド(NVOD)システムが提案されている。従来提案
されてきたNVODシステムにおいては、例えば光磁気
ディスク(MOディスク)といった記録媒体から再生し
たAVデータを所定の時間ずつずらしてNVOD用のA
Vデータ(NVODデータ)を生成する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来提案されてきたN
VODシステムにおいては、NVODデータを配信しよ
うとする度に、人手によりNVOD配信用の装置(NV
ODデータ再生装置)に対して、元のオーディオ・ビデ
オデータの時間長を示すデータ、NVODデータのデー
タレート、MOディスクにおけるAVデータの配列、お
よび、生成するNVODデータの数(回線数)等のデー
タを設定してNVODデータの生成を行わせる必要があ
った。このようなデータの設定の必要性はNVODシス
テムの無人運用を妨げることになる。
【0004】NVODシステムの無人化は、例えばNV
ODデータ再生装置ごとに、NVODデータの生成方法
を固定化することによっても実現可能である。しかしな
がら、このようにNVODデータ再生装置ごとにNVO
Dデータの生成方法を固定化すると、データ再生装置ご
とに専用のデータを記録したMOディスクを作成する必
要がある。従って、所定のNVODデータ再生装置用に
作成したMOディスクが他のNVODデータ再生装置に
用いることができなくなる場合が生じてMOディスクの
可搬性を有効に利用することができなくなり、また、N
VODシステムの柔軟な運用ができなくなるという問題
が生じる。
【0005】本発明の主たる目的は、NVODの配信を
行うときに、配信チャンネル数の設定を再度行う必要の
ないビデオデータ記録装置及びビデオデータ再生装置を
提供することにある。
【0006】本発明の他の目的は、NVODの配信を行
うときに、配信チャンネル数の設定を再度行ったり、デ
ータ圧縮技術を使用したときのデータレートの設定を再
度行う必要のないビデオデータ記録装置及びビデオデー
タ再生装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の主たる目的を達
成するために、本発明のビデオデータ記録装置は、同一
のビデオデータを、互いに所定の時間差を有する複数チ
ャンネルのビデオデータとして配信するときのチャンネ
ル数を入力する入力手段と、ビデオデータをチャンネル
数と等しい数のブロックに分割し、さらに各ブロックを
所定数のサブブロックに分割する分割手段と、分割手段
にて分割された各サブブロックを所定の順番に配列させ
る配列変換手段と、配列変換手段によって配列が変換さ
れた各サブブロックのデータとチャンネル数を示すデー
タを記録媒体に記録する記録手段とを有する。
【0008】また本発明のビデオデータ再生装置は、所
定の順番に配列された複数のサブブロックデータ及び、
同一のビデオデータを互いに所定の時間差を有する複数
チャンネルのビデオデータとして配信するための配信チ
ャンネル数を示すデータを記録媒体から再生する再生手
段と、再生手段にて再生された各サブブロックデータを
記憶する複数の記憶手段と、配信チャンネル数を示すデ
ータに基づいて、各サブブロックデータを複数の記憶手
段に分配する分配手段と、複数の記憶手段に記憶された
サブブロックデータを読み出して複数チャンネルのビデ
オデータとして出力する読出手段とを有する。
【0009】本発明の他の目的を達成するために、本発
明のビデオデータ記録装置は、さらに、ビデオデータの
データレートが指定されたレートとなるようにビデオデ
ータの情報量を圧縮して分割手段に供給する圧縮手段
と、入力手段を介して入力されたデータレートを示すデ
ータを記録媒体に記録する手段を有する。また本発明の
ビデオデータ再生装置は、さらに、記録媒体からデータ
レートを示すデータを読み出し、このデータレートに等
しいレートで記憶手段から各サブブロックデータを読み
出し、この読み出された各サブブロックデータを伸長す
る伸長手段を有する。
【0010】
【発明の実施の形態】NVODデータ記録装置2の実施例 まず、本発明のNVODデータ記録装置2の一実施例を
説明する。図1に示すように、NVODデータ記録装置
2は、ビデオテープレコーダ装置(VTR装置)20、
エンコーダ21、配列変換回路22、セレクタ回路(S
EL)24、光磁気ディスク装置(MOD)26、制御
回路(CPU)28および端末装置30から構成されて
いる。VTR装置20がビデオテープ32から再生した
ディジタル形式のオーディオ・ビデオデータ(AVデー
タ)S20を、NVOD用のAVデータ(NVODデー
タ)を生成するために適した配列に変換してディジタル
形式の変換データS22を生成し、変換データS22か
らNVODデータを生成する際に用いられるディジタル
形式の制御データS28とともに、光磁気ディスク10
に記録する。NVOD用のAVデータを生成するために
適した配列については後で説明する。制御回路28は、
端末装置30からNVODデータ記録装置2の操作者に
より入力された操作データ、たとえば、NVODのチャ
ンネン数(回線数)を示すデータなどに従って、NVO
Dデータ記録装置2の各構成部分を制御し、さらに光磁
気ディスク10の制御データ領域(図2)に記録する制
御データS28を生成してセレクタ回路24に対して出
力する。端末装置30から入力される操作データは、例
えばNVODデータ記録装置2に対する処理の開始また
は終了を指示するデータ、あるいは、光磁気ディスク1
0の制御データ領域(図2)に記録される各データであ
る。
【0011】VTR装置20は、制御信号C20を介し
た制御回路28の制御に従って、磁気テープ32からデ
ィジタル形式のAVデータを再生し、AVデータS20
として、エンコーダ21に供給する。エンコーダ21
は、供給されたAVデータS20を、MPEG等の圧縮
技術を用いて圧縮符号化し、圧縮符号化後のAVデータ
S21を配列変換回路22に供給する。このとき、エン
コーダ21は、圧縮符号化後のAVデータS21のデー
タレートが、制御回路28から制御信号C21を介して
指示されたデータレートになるように、AVデータS2
0を圧縮符号化する。
【0012】配列変換回路22は、制御信号C22を介
した制御回路28の制御に従って、AVデータS20を
NVODデータを生成するために適した配列に変換して
変換データS22としてセレクタ回路24に対して出力
する。配列変換回路22におけるAVデータS21の変
換処理は、以下のように行われる。配列変換回路22
は、AVデータS21から生成されるNVODデータの
数(出力チャネル数)を示す出力チャネル数NOC(図
2)で、AVデータS20を等分する。つまり、AVデ
ータS21が再生時間RTの時間長を有する場合、配列
変換回路22は、例えばAVデータS20を時間長(分
割時間)RT/NOCずつに等分してAVデータS21
1 〜S21n (NOC=n;nは整数)を生成する。
【0013】これらのAVデータS211 〜S21
n を、それぞれさらにm個(mは整数)のAVデータD
1 〜D1m 、D21 〜D2m ,…,Dn1 〜Dnm
分割し、さらに、これらをD11 ,D21 ,…,D
1 ,D12 ,D22 ,…,Dn2 ,D13 ,…,D1
m ,D2m ,…,Dnm の配列に変換して変換データS
22として出力する。なお、AVデータS211 〜S2
m の分割数mは、NVODデータ配信装置1(図3)
のFIFOの容量を考慮して決定される値であり、AV
データD11〜Dnm それぞれのデータ長は、AVデー
タS20のデータ長|S20|とすると、AVデータD
j (i,jは整数、1≦i≦n,1≦j≦m)のデー
タ長|Dij |は|S20|/m・nとなる。また、後
述のように、変換データS22は、セレクタ回路24お
よび光磁気ディスク装置26を介して、それぞれ光磁気
ディスク10の変換データ領域(図2)に記録される。
【0014】セレクタ回路24は、制御信号C24を介
した制御回路28の制御に従って、変換データS22ま
たは制御データS28のいずれかを選択し、選択データ
S24として光磁気ディスク装置26に対して出力す
る。つまり、制御回路28は、光磁気ディスク10の制
御データ領域(図2)に制御データS28を書き込む場
合には、制御データS28をセレクタ回路24に対して
出力するとともにセレクタ回路24が制御データS28
を選択するように制御し、変換データS22を変換デー
タ領域に書き込む場合には、配列変換回路22に変換デ
ータS22をセレクタ回路24に対して出力させ、セレ
クタ回路24が変換データS22を選択するように制御
する。光磁気ディスク装置26は、制御信号C26を介
した制御回路28の制御に従って、セレクタ回路24か
ら入力された選択データS24を光磁気ディスク10に
記録する。
【0015】図2に示すように、光磁気ディスク10は
制御データ領域と変換データ領域とに分割され、制御デ
ータ領域には、上述した再生時間RTおよび出力チャネ
ル数NOCの他に、AVデータD11 〜Dnm それぞれ
を記録するために必要となるセクタ数(NOS)、NV
ODデータ配信装置1が生成したNVODデータを送出
する際のデータレート(DR)といったNVODデータ
配信装置1におけるNVODデータの生成処理に必要と
なるデータ、生成したNVODデータを配信する日付
(DATE)、時間(TIME)、配信する時間間隔を
示す再生インターバル時間(RIT)といったNVOD
システムの無人化に用いられるデータ、および、必要に
応じて光磁気ディスク10に記録されているAVデータ
の題名(タイトル名TITLE)といったNVODシス
テムの運用の便宜を図るためのデータが記録されてい
る。
【0016】また、光磁気ディスク10の変換データ領
域には、配列変換回路22により生成された変換データ
S22が、変換後の順番で記録される。なお、変換デー
タS22に含まれるAVデータD11 〜Dnm は、それ
ぞれ光磁気ディスク10にNOS個のセクタに連続して
記録される。但し、異なるAVデータD11 〜Dnm
士は光磁気ディスク10の同一セクタ内で混在しない。
つまり、例えばAVデータD11 は変換データ領域の第
1〜第NOS番目のセクタに記録され、AVデータD2
1 は変換データ領域の第(NOS+1)〜第(2×NO
S)番目のセクタに記録され、第NOS番目のセクタに
余りの記録領域があったとしても、第NOS番目のセク
タにAVデータD11 の最後の部分とAVデータD21
の先頭部分とは混在しない。
【0017】次に、配列変換回路22による変換につい
て、詳細に説明する。図3は、変換前のAVデータS2
1と変換後のAVデータS22との関係を示す図であ
る。この図3においては、変換前のAVデータS21が
2時間分のビデオ番組であり、送出チャンネル数を12
チャンネル(n=12)とした場合を例にとって説明す
る。
【0018】まず、変換前のAVデータS21がD1か
らD12までの12のブロックに分割される。したがっ
て、各ブロックの長さは夫々ビデオ番組の10分ぶんの
長さとなる。さらに、各ブロックは、例えば、0〜23
99までの2400のサブブロックに分割される。この
ように分割されたサブブロックを夫々D10 ,D11
D12 ,・・・D12399,D20 ,D21 ,D22 ,・
・・D22399,・・・D120 ,D121,D122
・・・D122399とすると、図3に示されるように分割
されたAVデータS21は、図3に示されるように配列
が変換される。即ち、各ブロックD1,D2,・・・D
12のサブブロックのうち、同一のサブブロック番号が
付されたサブブロックが集まるようにサブブロックの配
列が変換される。したがって、配列変換後のサブブロッ
クの配列は、図3に示されるように、D10 ,D20
D30 ,・・・D120 ,D11 ,D21 ,D31 ,・
・・D121 ,・・・D12399,D22399,D32399
・・・D122399となる。
【0019】次に、図1に示されるNVODデータ記録
装置2の動作について、図4に示されるフローチャート
を参照しながら説明する。図4は、NVODデータ記録
装置2の制御回路28の動作の一例を示すフローチャー
トである。制御回路28は、ステップ400にてその制
御動作を開始する。
【0020】ステップ401で、端末装置30を用いて
オペレータが入力した制御データを受け取る。この制御
データとしては、例えば、これから光磁気ディスク10
に記録しようとするAVデータのタイトル、AVデータ
の長さを示す再生時間、AVデータの各チャンネル間に
おける送出開始間隔を示す再生インターバル時間、AV
データの圧縮符号化後のデータレート、AVデータを光
磁気ディスクに記録する際に必要となる光磁気ディスク
のセクタ数、配信時のチャンネル数(回線数)、配信を
開始する日を示す日付、配信を開始する時間を夫々示す
データからなる。
【0021】ステップ402で、制御回路28は、エン
コーダ21に対して圧縮符号化後のAVデータのデータ
レートを示す制御信号C21をエンコーダに供給する。
また、配列変換のためのパラメータとなるAVデータの
長さを示す再生時間及び、配信時のチャンネル数を示す
制御信号C22を配列変換回路22に供給する。
【0022】ステップ403で、制御回路28は、セレ
クタ24が制御回路28からの制御データS28を選択
するようにセレクタ24を制御する。
【0023】ステップ404で、制御回路28は、制御
データ、即ち、タイトル、再生時間、再生インターバル
時間、データレート、セクタ数、チャンネル数、日付、
時間を夫々示すデータをセレクタ24に供給する。
【0024】ステップ405で、制御回路28は、制御
データを光磁気ディスク10に記録するために光磁気デ
ィスク装置26を記録動作状態に制御する。
【0025】ステップ406で、制御回路28は、光磁
気ディスク装置26への制御データの記録が終了したか
どうかを判別し、制御データの記録が終了したときに次
のステップに進む。この判別は、光磁気ディスク10の
所定数のセクタへの制御データの記録が終了したか否か
を判別することにより行われる。
【0026】ステップ407で、制御回路28は、セレ
クタ24が配列変換回路22の出力データS22を選択
するようにセレクタ24を制御信号C24を介して切換
え制御する。
【0027】ステップ408で、制御回路28は、VT
R20が磁気テープ32からAVデータS20の再生を
開始するようにVTR20の動作を制御する。これによ
り、VTR30は磁気テープ32からAVデータS20
の動作を開始し、このAVデータS20がエンコーダ2
1に供給される。エンコーダ21は、供給されたAVデ
ータS20を、圧縮符号化後のデータレートが制御回路
28から指示されたデータレートになるように、情報量
を圧縮し、符号化する。エンコーダ21にて圧縮符号化
されたAVデータは、配列変換回路22に供給され、図
3にて説明したように、サブブロックに分割され、配列
を変換される。この配列変換回路22にて配列変換され
たAVデータS22はセレクタ24に供給され、このセ
レクタ24にて選択されて、AVデータS24として光
磁気ディスク装置26に供給される。光磁気ディスク装
置26は、供給されたAVデータS24を光磁気ディス
ク10に記録する。
【0028】ステップ409で、制御回路28は、VT
R20にて再生される1つのビデオプログラムを示すA
Vデータの光磁気ディスク10への記録が終了したかど
うかを判別する。この判別は、制御回路28が、圧縮符
号化後のAVデータS21のデータ量と、光磁気ディス
ク10の1セクタあたり記録可能なデータ量とから、A
VデータS21の全てを記録するのに必要とするセクタ
数を算出し、実際に記録が終了したセクタ数を算出した
セクタ数になったときに、1つのビデオプログラムを示
すAVデータの記録が終了したことを判別するようにな
されている。
【0029】ステップ409で、記録が終了したことが
判別されると、ステップ410で、制御回路28は、全
ての素材、即ち、全てのビデオプログラムの光磁気ディ
スクへの記録が終了したかどうかが判別される。この複
数のビデオプログラムは、互いに別の磁気テープに記録
されており、これらが互いに別の光磁気ディスクに記録
される。即ち、1つの磁気テープには1つのビデオプロ
グラムが記録されており、1つの光磁気ディスクには1
つの配列変換後のAVデータが記録されることになる。
全ての素材が記録されるまでは、このステップ410か
らステップ401に進み、全ての素材が記録されたこと
が判別されるとステップ411に進み一連の動作を終了
する。
【0030】NVODデータ配信装置1の実施例 次に、NVODデータ配信装置1の一実施例を説明す
る。図5に示すように、NVODデータ配信装置1は、
光磁気ディスク装置12およびNVODデータ生成装置
14とから構成され、NVODデータ生成装置14は、
SCSIインターフェース回路(SCSI)140、制
御装置152および単位NVODデータ生成装置150
1 〜150n から構成され、単位NVODデータ生成装
置1501 〜150n は、それぞれFIFOメモリ回路
1461 〜146n およびデコーダ1481 〜148n
から構成され、制御装置152は、制御回路(CPU)
142および記憶回路(RAM)144から構成され、
光磁気ディスク10に図2に示したように記憶されてい
る制御データおよび変換データを再生し、制御データが
示す方法で変換データからNVODデータS1461
S146n を生成し、それぞれ伸長復号して映像信号S
1481 〜S148n を回線CH1 〜CHn に送出す
る。
【0031】制御回路142は、双方向の制御信号C1
40を介してSCSIインターフェース回路140から
入力される制御データに従って、NVODデータ配信装
置1の各構成部分を制御する。光磁気ディスク装置12
は、制御信号C12を介した制御回路142の制御に従
って、図2に示したように制御データ領域および変換デ
ータ領域にそれぞれ記録された制御データおよび変換デ
ータを再生し、再生データS24としてNVODデータ
生成装置14のSCSIインターフェース回路140に
対して出力する。
【0032】SCSIインターフェース回路140は、
制御信号C140を介した制御回路142の制御に従っ
て、再生データS24のインターフェース処理を行うと
ともに、再生データS24から制御データと変換データ
とを分離し、制御データを制御信号C140として制御
回路142に対して出力し、AVデータS22をFIF
Oメモリ回路1461 〜146n に対して出力する。
【0033】FIFOメモリ回路1461 〜146n
それぞれ、制御信号C1461 〜C146n を介した制
御回路142の制御に従って、入力されたAVデータS
220から対応する回線CH1 〜CHn に出力するAV
データD11 〜D1m ,D2 1 〜D2m ,…,Dn1
Dnm をバッファリングしてNVODデータS146 1
〜S146n を生成し、制御データに含まれるデータレ
ートDRにより示されるデータレートでデコーダ148
1 〜148n に対して出力する。
【0034】つまり、制御回路142は、制御データの
セクタ数NOSに基づいて、D11,D21 ,…,Dn
1 ,D12 ,…,Dnm の順番で含まれるAVデータか
ら、FIFOメモリ回路146i が、それぞれ光磁気デ
ィスク10の変換データ領域の第〔(i+nj−n−
1)×NOS+1〕番目〜第〔(i+nj−n)×NO
S〕番目のセクタに書かれたデータをバッファリングす
る。つまり、FIFOメモリ回路1461 はAVデータ
D11 ,D12 ,…,D1m をバッファリングし、FI
FOメモリ回路1462 はD21 ,D22 ,…,D2m
をバッファリングし、以下同様に、FIFOメモリ回路
146n はDn1 ,Dn2 ,…,Dnm をバッファリン
グし、それぞれデータレートDRにより示されるデータ
レートで出力するように制御する。
【0035】デコーダ1481 〜148n は、制御信号
C1481 〜C148n を介した制御回路142の制御
に従って、それぞれFIFOメモリ回路1461 〜14
nから入力されたNVODデータS1461 〜S14
n を、そのデータレートに対応して伸長復号し、映像
信号S1481 〜148n を生成して回線CH1 〜CH
n を介して視聴者に配信する。
【0036】NVODデータ配信装置1の動作説明 次に、図5に示すNVODデータ配信装置1の動作につ
いて、図6及び図7に示すフローチャートを参照しなが
ら説明する。まず、NVODデータ生成装置14内の制
御回路142であるCPUの動作について、図6に示す
フローチャートを参照しながら説明する。
【0037】まず、ステップ600にて制御回路142
は制御動作を開始する。ステップ601で、ホストコン
ピュータ15から動作開始指示が供給されたかどうかに
ついて判別する。尚、ホストコンピュータ15の動作に
ついては図7のフローチャートを用いて後で説明する。
このステップ601で、ホストコンピュータ15から動
作開始指示が供給されたことが判別されると次のステッ
プに進む。
【0038】ステップ602で、制御回路142は、光
磁気ディスク10から制御データが再生されるように光
磁気ディスク装置12を制御する。この光磁気ディスク
10から再生された制御データは、SCSIインターフ
ェース140を介して制御回路142に供給される。
【0039】ステップ603で、制御回路142は、供
給された制御データを記憶回路144に書き込む。
【0040】ステップ604で、制御回路142は、記
憶回路144から制御データを読み出し、読み出された
制御データをホストコンピュータ15に供給する。
【0041】ステップ605で、制御回路142は、ホ
ストコンピュータ15から配信開始指示が入力されたか
どうかを判別する。ホストコンピュータ15は、制御デ
ータ内の日付データ及び、時間データに基づいて、その
日時になったときに制御回路142に対して配信開始指
示を供給するようになされている。この動作について
は、図7に示すフローチャートを参照して後で再度説明
する。
【0042】ステップ605で、配信開始指示が供給さ
れたことが判別されると、ステップ606にて制御回路
142は、記憶回路144に記憶されている制御データ
のうち、特に、AVデータの圧縮符号化後のデータレー
ト、AVデータを光磁気ディスクに記録する際に必要と
なる光磁気ディスクのセクタ数、送出時のチャンネル数
を夫々示すデータに基づいて、光磁気ディスクからAV
データを再生する再生データレートや、再生領域等を指
定するための制御を行う。
【0043】次に、ステップ607で、制御回路142
は、記憶回路144に記憶されている制御データのう
ち、特に、AVデータの圧縮符号化後のデータレート、
AVデータを光磁気ディスクに記録する際に必要となる
光磁気ディスクのセクタ数、送出時のチャンネル数を夫
々示すデータに基づいて、FIFO1461,1462 ,
・・・146n の書き込み/読出し制御及び、FIFO
1461,1462 ・・・146n に供給する書き込み/
読出しクロック信号を生成し、夫々、制御信号C146
1,1462 ・・・146n としてFIFO1461,14
2 ・・・146 n に供給する。このステップ607に
おいて、SCSIインターフェース140から出力され
る変換データS140の各FIFO1461 ,14
2 ,・・・146n への分配及び、FIFO14
1 ,1462 ,・・・146n からの読出しについて
は、図8を用いて後で詳細に説明する。
【0044】次にステップ608にて、制御回路142
は、制御信号C1481 ,C148 2 ,・・・148n
を介して、デコーダ1481 ,C1482 ,・・・14
nを動作状態とする。
【0045】次にステップ609にて、ホストコンピュ
ータ15から配信終了指示が供給されたかどうかについ
て判断される。このステップ609にて、ホストコンピ
ュータ15から配信終了指示か供給されてないと判断さ
れたときには、ステップ606に戻り、ステップ606
からステップ609の動作を繰り返す。これらのステッ
プ606からステップ609を繰り返している間に、光
磁気ディスク10に記録されているAVデータの再生が
一通り終了したときには、光磁気ディスク装置12は、
再度トラックの先頭からAVデータS22の再生を行
う。但し、2回目の再生時には、ブロックD2のデータ
がFIFO1461 に分配され、ブロックD3のデータ
がFIFO1462 に分配され、ブロックD1のデータ
がFIFO146n に分配されるように制御回路142
が各FIFOを制御する。以下同様に3回目の再生時に
は、ブロックD3のデータがFIFOのデータがFIF
O1461 記録される。ステップ609にて、ホストコ
ンピュータ15から配信終了指示が供給されたと判断さ
れたときには、ステップ610にて、制御142は、配
信を終了するように光磁気ディスク装置12及び、FI
FO1461 ,1462 ,・・・146n 及び、デコー
ダ1481 ,1482 ,・・・148n を制御する。そ
して、ステップ611にて制御動作を終了する。
【0046】ホストコンピュータ15の動作説明 次に、ホストコンピュータ15の動作について、図7に
示すフローチャートを参照しながら説明する。ホストコ
ンピュータ15は、ステップ700にてその動作を開始
する。
【0047】ステップ701で、ホストコンピュータ1
5は、制御回路142に動作開始を指示するデータを供
給する。
【0048】ステップ702で、ホストコンピュータ1
5は,制御回路142から制御データ、即ち、タイト
ル、再生時間、再生インターバル時間、データレート、
セクタ数、チャンネル数、日付、時間を夫々示すデータ
を受信する。
【0049】ステップ703で、ホストコンピュータ1
5は、実際の日付及び、時間が、制御データの日付及び
時間となったかどうかを判別し、実際の日付及び、時間
が、制御データの日付及び時間となったときに次のステ
ップに進む。
【0050】ステップ704で、ホストコンピュータ1
5は、配信開始指示を制御回路142に供給する。
【0051】ステップ705で、ホストコンピュータ1
5は、予め決められた回数だけにビデオプログラムが配
信されたかどうか、即ち、配信を終了するかどうかを判
別する。このステップで配信を終了すると判別されたと
きには、ステップ706に進む。
【0052】ステップ706で、ホストコンピュータ1
5は、制御回路142に配信終了を指示するデータを供
給する。そして、ステップ707で一連の動作を終了す
る。
【0053】次に、SCSIインターフェース140か
ら出力されるAVデータS22の各FIFO1461
1462 、・・・146n への分配及び、FIFO14
1、1462 、・・・146n からの読出しについ
て、図8を用いて説明する。光磁気ディスク10に記録
されているAVデータは、図8において、データS22
として示される。このデータS22として示される各サ
ブブロックのデータD10 ,D20 ,D30 ,・・・D
120 ,D11 ,D21 ,D31 ,・・・D121 ,・
・・D1 2399,D22399,D32399,・・・D122399
は、光磁気ディスク装置12によって、先頭から順に読
み出されてSCSIインターフェース140に供給され
る。そして、このSCSIインターフェース140から
出力される各サブブロックのデータD10 ,D20 ,D
0 ,・・・D120 ,D11 ,D21 ,D31 ,・・
・D121 ,・・・D12399,D22399,D32399,・
・・D122399は、図8に示されるように、制御回路1
42の制御の下にFIFO1461 、146 2 、・・・
146n に順次記憶される。
【0054】即ち、FIFOメモリ1461 には、サブ
ブロックデータD10 , D11 ,D12 ,・・・D1
2399が順次記憶され、FIFOメモリ1462 には、サ
ブブロックデータD20 ,D21 ,D22 ,D22399
順次記憶され、FIFOメモリ146n には、サブブロ
ックデータD120 ,D121 ,D122 ,・・・D1
2399が順次記憶されるように、制御回路142が書き
込み制御信号及び、書き込みクロック信号を各FIFO
メモリ1461 , 1462 ,・・・146n に供給す
る。
【0055】制御回路142は、光磁気ディスク装置1
2が現在サブブロックデータを再生しているセクタの位
置と、記憶回路144に記憶されている制御データとか
ら、現在再生されているサブブロックがどのFIFOメ
モリに書き込まれる必要があるのかを判別することがで
きるように構成されている。そして、制御回路142
は、読出し制御信号及び、読出クロック信号を各FIF
Oメモリ1461 、1462 、・・・146n に供給す
るようになされている。この読出クロック信号の周波数
は、記憶回路144に記憶されている制御データにて示
されるデータレートと対応した周波数に選定されてお
り、その結果、各サブブロックデータが、各FIFOメ
モリ1461 、1462 、・・・146nから記憶回路
144に記憶されている制御データにて示されるデータ
レートで読み出される。
【0056】この結果、図8に示すように、FIFOメ
モリ1461 からは、サブブロックデータD10 ,D1
1 ,D12 ,・・・D12399が順次読み出され、FIF
Oメモリ1462 からは、サブブロックデータD20
D21 ,D22 ,・・・D2 2399が順次読み出され、F
IFOメモリ146n からは、サブブロックデータD1
0 ,D121 ,D122 ,・・・D122399が順次読
み出される。そして、各FIFOメモリ1461 ,14
2 ,・・・146n から夫々読み出された各サブブロ
ックデータは、夫々、デコーダ1481 ,1482 ,・
・・148n に供給される。
【0057】各デコーダ1481 ,1482 ,・・・,
148n は、夫々、S1461 ,S1462 ,S146
n として供給されたサブブロックデータを復号し、夫々
チャンネルCH1 ,チャンネルCH2 ,・・・,チャン
ネルCHn の信号S1481,S1482 ,・・・,S
148n として出力する。したがって、これらの各チャ
ンネルからは、図9に示すように、互いに先頭位置が1
0分ずつオフセットしたAVデータ(ビデオプログラ
ム)が出力される。その結果、視聴者は、チャンネルを
選定することによって、最大でも10分の待ち時間で、
ビデオプログラムを先頭から視聴することができる。
【0058】上述したように、NVODデータ記録装置
2の操作者は、端末装置30からNVODデータ記録装
置2に対して図2に示したタイトル名TITLE,再生
時間RT,再生インターバル時間RIT、データレート
DR、セクタ数NOS、出力チャネル数NOC、日付D
ATE及び時間TIME等の制御データを設定し、VT
R装置20からAVデータS20を読み出させる。
【0059】NVODデータ記録装置2は、上述のよう
にNVODデータを発生するために適した配列にAVデ
ータを変換し、得られた変換データS22を制御データ
S28とを、図2に示した光磁気ディスク10の所定の
位置にそれぞれ記録する。これらのデータが記録された
光磁気ディスク10は、NVODデータ配信装置1の光
磁気ディスク装置12にセットされる。
【0060】NVODデータ配信装置1の制御回路14
2は、まず、光磁気ディスク装置12等を制御して、光
磁気ディスク装置12にセットされた光磁気ディスク1
0から制御データを読み出させ、読み出させた制御デー
タを記憶回路144に記憶し、制御データに含まれる日
付DATEと時刻TIMEとにより指定された時間でN
VODデータの生成を開始する。
【0061】制御回路142は、光磁気ディスク装置1
2とSCSIインターフェース回路140を制御して変
換データS22を読み出させ、FIFOメモリ回路14
1〜146n を制御してNVODデータS1461
S146n を生成させる。制御回路142は、デコーダ
1481 〜148n を制御してNVODデータS146
1 〜146n を伸長させて映像信号S1481 〜S14
n として回線上に送出させる。
【0062】なお、図2に示した制御データの内容およ
び変換データの配列は例示であり、制御データにさらに
他のデータ、例えば映像信号S1481 〜S148n
スーパーインポーズする映像データを加えてもよい。ま
た、制御データとして再生時間RTと出力チャネル数N
OCとを記録する代わりに、直接、分割時間(RT/N
OC)を記録するように構成してもよい。また、NVO
Dデータ配信装置1の単位NVODデータ生成装置15
1 〜150n の数は例示であり、出力チャネル数NO
Cの値と異なっていてもよい。
【0063】また、NVODデータ配信装置1に複数の
光磁気ディスク装置12を設け、それぞれ異なる光磁気
ディスク10に記録された制御データと変換データとか
ら、それぞれ異なるNVODデータを生成し、配送する
ように構成してもよい。また、回線CH1 〜CHn がデ
ィジタル回線の場合は、デコーダ1481 〜148n
省略して構成してもよい。また、NVODデータ配信装
置1およびNVODデータ記録装置2の各構成部分は、
ハードウェア的に構成されていても、同等の機能と性能
とを有するソフトウェアにより構成されていてもよい。
【0064】
【発明の効果】以上述べたように本発明に係るビデオデ
ータ記録装置およびビデオデータ再生装置は、NVOD
データの配信を行う度に、配信チャネル数を設定する必
要がないといった効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明のビデオデータ記録装置の一実施
例を示すブロック図である。
【図2】図2は図1のビデオデータ記録装置によって記
録媒体に記録されるデータの配置を示す略線図である。
【図3】図3は図1のビデオデータ記録装置によるサブ
ブロックデータの配列順序の変換を説明するための略線
図である。
【図4】図4は図1のビデオデータ記録装置内の制御回
路28の動作の一例を示すフローチャートである。
【図5】図5は本発明のビデオデータ再生装置の一実施
例を示すブロック図である。
【図6】図6は図5に示すビデオデータ再生装置内の制
御回路142の動作の一例を示すフローチャートであ
る。
【図7】図7は図5に示すホストコンピュータの動作の
一例を示すフローチャートである。
【図8】図8は図5のビデオデータ再生装置によるサブ
ブロックデータの再生について説明するための略線図で
ある。
【図9】図9は図5のビデオデータ再生装置から配信さ
れるNVOD方式のビデオ信号について説明するための
略線図である。
【符号の説明】
1・・NVODデータ配信装置 10・・光磁気ディスク 12・・光磁気ディスク
装置 14・・NVODデータ生成装置 2・・NVODデータ記録装置 20・・VTR装置 21・・エンコーダ 22・・配列変換回路 24・・セレクタ回路 26・・光磁気ディスク装置 28・・制御回路(C
PU) 30・・端末装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/76 - 5/956 G11B 20/10 - 20/12 H04N 7/14 - 7/173

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】同一のビデオデータを、互いに所定の時間
    差を有する複数チャンネルのビデオデータとして配信す
    るときの上記チャンネル数を入力する入力手段、 上記ビデオデータを上記チャンネル数と等しい数のブロ
    ックに分割し、さらに各ブロックを所定数のサブブロッ
    クに分割する分割手段、 上記分割手段にて分割された各サブブロックを所定の順
    番に配列させる配列変換手段、および、 上記配列変換手段によって配列が変換された上記各サブ
    ブロックのデータと上記チャンネル数を示すデータを記
    録媒体に記録する記録手段を具備するビデオデータ記録
    装置。
  2. 【請求項2】上記ビデオデータのデータレートが指定さ
    れたレートとなるように上記ビデオデータの情報量を圧
    縮して、上記分割手段に供給する圧縮手段をさらに有
    し、 上記データレートを示すデータは上記入力手段を介して
    入力される請求項1に記載のビデオデータ記録装置。
  3. 【請求項3】上記記録手段は上記データレートを示すデ
    ータを上記記録媒体に記録する、請求項2に記載のビデ
    オデータ記録装置。
  4. 【請求項4】上記記録媒体は光磁気ディスクである、請
    求項3に記載のビデオデータ記録装置。
  5. 【請求項5】所定の順番に配列された複数のサブブロッ
    クデータ及び同一のビデオデータを互いに所定の時間差
    を有する複数チャンネルのビデオデータとして配信する
    ための配信チャンネル数を示すデータを記録媒体から再
    生する再生手段、 上記再生手段にて再生された各サブブロックデータを記
    憶する複数の記憶手段、 上記配信チャンネル数を示すデータに基づいて、上記各
    サブブロックデータを上記複数の記憶手段に分配する分
    配手段、および、 上記複数の記憶手段に記憶された上記サブブロックデー
    タを読み出して上記複数チャンネルのビデオデータとし
    て出力する読出手段を具備するビデオデータ再生装置。
  6. 【請求項6】上記再生手段は、上記記録媒体からデータ
    レートを示すデータを読み出し、 上記読出手段は、上記読出されたデータレートに等しい
    レートで上記記憶手段から上記各サブブロックデータを
    読み出す請求項5に記載のビデオデータ再生装置。
  7. 【請求項7】上記各記憶手段から読み出された上記各サ
    ブブロックデータを伸長する伸長手段をさらに具備する
    請求項6に記載のビデオデータ再生装置。
  8. 【請求項8】上記記録媒体は光磁気ディスクである、請
    求項6に記載のビデオデータ再生装置。
  9. 【請求項9】同一のビデオデータを、互いに所定の時間
    差を有する複数チャンネルのビデオデータとして配信す
    るときの上記チャンネル数を入力し、 上記ビデオデータを上記チャンネル数と等しい数のブロ
    ックに分割し、さらに、各ブロックを所定数のサブブロ
    ックに分割し、 分割された各サブブロックを所定の順番に配列し、 配列が変換された上記各サブブロックのデータと上記チ
    ャンネル数を示すデータを記録媒体に記録する段階を有
    するビデオデータを記録媒体に記録する方法。
  10. 【請求項10】所定の順番に配列された複数のサブブロ
    ックデータ及び、同一のビデオデータを互いに所定の時
    間差を有する複数チャンネルのビデオデータとして配信
    するための配信チャンネル数を示すデータを記録媒体か
    ら再生し、 上記配信チャンネル数を示すデータに基づいて、上記再
    生された各サブブロックデータを複数の記憶手段に分配
    し、 上記複数の記憶手段に記憶された上記サブブロックデー
    タを読み出して上記複数チャンネルのビデオデータとし
    て出力する諸段階を有する記録媒体からビデオデータを
    再生する方法。
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