JP3399496B2 - 情報供給方法と情報供給システム及び情報読出装置 - Google Patents

情報供給方法と情報供給システム及び情報読出装置

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JP3399496B2
JP3399496B2 JP19281496A JP19281496A JP3399496B2 JP 3399496 B2 JP3399496 B2 JP 3399496B2 JP 19281496 A JP19281496 A JP 19281496A JP 19281496 A JP19281496 A JP 19281496A JP 3399496 B2 JP3399496 B2 JP 3399496B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一連に再生される
映像情報又は音声情報の一つに対応する一連のデータ
を、必要に応じて読出位置が異なる複数のデータとして
記憶手段から読み出して、複数の端末に送信する情報供
給方法と情報供給システム、及び、一連に再生される映
像情報又は音声情報の一つに対応する一連のデータを、
必要に応じて読出位置が異なる複数のデータとして記憶
手段から読み出す情報読出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一連に再生される映像情報又は音声情報
の一つに対応する一連のデータを、必要に応じて読出位
置が異なる複数のデータとして記憶手段から読み出し
て、複数の端末に送信する技術として、例えば特開平5
−167544号公報に記載されているように、書換え
可能な記憶手段としての半導体メモリに所定の映像情報
に対応する一連のデータ全部を予め書き込んでおき、必
要に応じて読出位置が異なる複数のデータとしてその半
導体メモリから読み出して、複数の端末に送信する技術
が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術によれ
ば、所定の情報に対応する一連のデータ全部を記憶手段
に予め書き込んでおいてから、必要に応じて読出位置が
異なる複数のデータとしてその記憶手段から読み出すの
で、記憶手段に予め書き込まれていない情報に対応する
一連のデータについては、その一連のデータ全部の記憶
手段への書き込みが終了するまでの間は、必要に応じて
読出位置が異なる複数のデータとして記憶手段から読み
出して、複数の端末に迅速に送信できない欠点がある。
【0004】特に、半導体メモリに比べてアクセス速度
が低速の光ディスク等の大容量記憶手段に記録されてい
る一連のデータ全部を読み出して記憶手段に書き込むよ
うな場合は、その一連のデータ全部の大容量記憶手段か
らの読み出しに比較的長い時間を要するので、上記欠点
が一層顕著になっている。そこで、必要に応じて読出位
置が異なる複数のデータとして記憶手段から読み出し
て、複数の端末に迅速に送信できるように、各種の情報
毎に、その情報に対応する一連のデータ全部を記憶手段
に予め書き込んでおくと、多数の記憶手段を必要とする
欠点がある。
【0005】また、端末からの送信要求があるとその送
信要求に応じた情報に対応する一連のデータを読み出し
て送信する場合に、送信要求に応じて読出位置が異なる
複数のデータとして記憶手段から読み出して、複数の端
末に迅速に送信できるように、送信要求の有無にかかわ
らず、各種の情報毎に、その情報に対応する一連のデー
タ全部を記憶手段に予め書き込んでおくと、多数の記憶
手段を必要とするだけでなく、その書き込んだ一連のデ
ータについての送信要求が長時間に亘って一度もない場
合があるので、それらの記憶手段を有効活用できない欠
点があり、記憶手段の有効活用を図るべく、記憶手段に
既に書き込まれている一連のデータを必要に応じて別の
情報に対応する一連のデータに書き換えるようにする
と、書き換えるべき情報を予め的確に選択して、送信要
求に応じて迅速に送信できるようにその情報に対応する
一連のデータ全部をタイミング良く書き換えなければな
らない等、記憶手段に書き込むべき一連のデータの管理
が煩雑化する欠点がある。
【0006】また、所定の情報に対応する一連のデータ
全部を記憶手段に予め書き込んでから、必要に応じて読
出位置が異なる複数のデータとしてその記憶手段から読
み出すので、動画情報のようなデータ量の多い情報ほど
記憶容量の大きい記憶手段を設けなければ、必要に応じ
て読出位置が異なる複数のデータとして記憶手段から読
み出せない欠点がある。
【0007】また、スポーツ実況やコンサート実況,ニ
ュース等の放送局から送信される情報に対応する一連の
データは、その一連のデータの記憶手段への書き込みが
終了するまでの間は、必要に応じて読出位置が異なる複
数のデータとして記憶手段から読み出すことができない
ので、複数の端末に迅速に送信できない欠点がある。
【0008】本発明は上記実情に鑑みてなされたもので
あって、一連に再生される映像情報又は音声情報の一つ
に対応する一連のデータの記憶手段への書き込みタイミ
ングとその記憶手段からの読み出しタイミングを工夫す
ることにより、多数の記憶手段を必要とすることなく、
記憶手段に書き込まれていない映像情報又は音声情報の
一つに対応する一連のデータでも、必要に応じて読出位
置が異なる複数のデータとして記憶手段から読み出し
て、複数の端末に迅速に送信できるようにすることを目
的とする。
【0009】他の目的は、端末からの送信要求があると
その送信要求に応じた映像情報又は音声情報の一つに対
応する一連のデータを読み出して送信する場合に、多数
の記憶手段を必要とすることなく、記憶手段に書き込ま
れていない映像情報又は音声情報の一つに対応する一連
のデータでも、送信要求に応じて読出位置が異なる複数
のデータとして記憶手段から読み出して、複数の端末に
迅速に送信できるようにしながら、記憶手段に書き込む
べき一連のデータの管理を煩雑化することなく、記憶手
段の有効活用を図ることができるようにすることにあ
る。他の目的は、データ量の多い映像情報又は音声情報
の一つに対応する一連のデータでも、記憶容量の大きい
記憶手段を設けることなく、必要に応じて読出位置が異
なる複数のデータとして記憶手段から読み出せるように
することにある。他の目的は、放送局から送信される映
像情報又は音声情報の一つに対応する一連のデータで
も、必要に応じて読出位置が異なる複数のデータとして
記憶手段から読み出して、複数の端末に迅速に送信でき
るようにすることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の情報供給
方法の特徴構成は、一つのデータ入力部に入力されたデ
ータを書込可能な書込領域を備えた記憶手段を用い、前
記一つのデータ入力部に入力された一連に再生される映
像情報又は音声情報の一つに対応する一連のデータを、
前記書込領域に端末への送信用のデータとして読出可能
な記憶データとして記憶されるように書き加えながら、
その書込領域に書き込まれている前記記憶データを、そ
の記憶データが書き込まれている書込領域中の任意の
数の位置の各々から端末への送信用のデータとして読み
出して、複数の端末に送信する点にある。
【0011】つまり、記憶手段に書き込まれていない一
連に再生される映像情報又は音声情報の一つに対応する
一連のデータを、そのデータ全部を記憶手段に書き込み
終えるまで待つことなく、記憶手段の書込領域に端末へ
の送信用のデータとして読出可能な記憶データとして記
憶されるように書き加えながら、その書込領域に書き込
まれている記憶データを、必要に応じてその記憶データ
が書き込まれている書込領域中の任意の複数の位置の各
々から端末への送信用のデータとして読み出して、複数
の端末に送信できる。
【0012】従って、多数の記憶手段を必要とすること
なく、記憶手段に書き込まれていない一連に再生される
映像情報又は音声情報の一つに対応する一連のデータで
も、放送局から送信される映像情報又は音声情報の一つ
に対応する一連のデータでも、その一連のデータ全部を
記憶手段に書き込み終えるまで待つことなく、必要に応
じて記憶手段に端末への送信用のデータとして読出可能
な記憶データとして記憶されるように書き加えながら、
その記憶データを、一連に再生される映像情報又は音声
情報の一つに対応する読出位置が異なる複数の端末への
送信用のデータとして記憶手段から読み出して、複数の
端末に迅速に送信できる。しかも、一連に再生される映
像情報又は音声情報の一つに対応する一連のデータ全部
を記憶手段に予め書き込んでおくことを要しないので、
記憶手段に書き込むべきデータの管理が煩雑化すること
なく、記憶手段の有効活用を図ることができる。
【0013】請求項2記載の情報供給方法の特徴構成
は、一つのデータ入力部に入力されたデータを書込可能
な書込領域を備えた記憶手段を用い、前記一つのデータ
入力部に入力されたデータを前記書込領域に書き込む書
込み用のタイムスロットと、前記書込領域に書き込まれ
ているデータを読み出す読出し用のタイムスロットの複
数とを時分割で周期的に設けて、前記書込み用のタイム
スロットにおいて前記一つのデータ入力部に入力された
データを前記書込領域に書き込む動作を周期的に繰り返
すことにより、前記一つのデータ入力部に入力された一
連に再生される映像情報又は音声情報の一つに対応する
一連のデータを、前記書込領域に端末への送信用のデー
タとして読出可能な記憶データとして記憶されるように
書き加えながら、前記読出し用のタイムスロットの各々
において、前記書込領域に書き込まれているデータをそ
の書込領域中の前記読出し用のタイムスロット毎に対応
する位置から読み出す動作を周期的に繰り返すことによ
り、その書込領域に書き込まれている前記記憶データ
を、その記憶データが書き込まれている書込領域中の
意の複数の位置の各々から端末への送信用のデータとし
て読み出して、複数の端末に送信する点にある。
【0014】つまり、書込み用のタイムスロットにおい
て一連に再生される映像情報又は音声情報の一つに対応
する一連のデータを書込領域に書き込む動作を周期的に
繰り返すことにより、一連に再生される映像情報又は音
声情報の一つに対応する一連のデータを、その書込領域
に端末への送信用のデータとして読出可能な記憶データ
として記憶されるように書き加えながら、読出し用のタ
イムスロットの各々において、書込領域に書き込まれて
いる記憶データをその書込領域中の読出し用のタイムス
ロット毎に対応する位置から読み出す動作を周期的に繰
り返すことにより、その書込領域に書き込まれている記
憶データを、その記憶データが書き込まれている書込領
域中の任意の複数の位置の各々から端末への送信用のデ
ータとして読み出すことができるので、配置上の制約を
受け易い書込み用や読出し用の多数のヘッドを同時に駆
動することなく簡便に、記憶手段に書き込まれていない
一連に再生される映像情報又は音声情報の一つに対応す
る一連のデータを、そのデータ全部を記憶手段に書き込
み終えるまで待つことなく、記憶手段の書込領域に端末
への送信用のデータとして読出可能な記憶データとして
記憶されるように書き加えながら、その書込領域に書き
込まれている記憶データを、必要に応じてその記憶デー
タが書き込まれている書込領域中の任意の複数の位置の
各々から端末への送信用のデータとして読み出して、複
数の端末に送信できる。
【0015】従って、多数の記憶手段を必要とすること
なく、記憶手段に書き込まれていない一連に再生される
映像情報又は音声情報の一つに対応する一連のデータで
も、放送局から送信される映像情報又は音声情報の一つ
に対応する一連のデータでも、その一連のデータ全部を
記憶手段に書き込み終えるまで待つことなく、また、配
置上の制約を受け易い書込み用や読出し用の多数のヘッ
ドを同時に駆動することなく簡便に、必要に応じて記憶
手段に端末への送信用のデータとして読出可能な記憶デ
ータとして記憶されるように書き加えながら、その記憶
データを、一連に再生される映像情報又は音声情報の一
つに対応する読出位置が異なる複数の端末への送信用の
データとして記憶手段から読み出して、複数の端末に迅
速に送信できる。しかも、一連に再生される映像情報又
は音声情報の一つに対応する一連のデータ全部を記憶手
段に予め書き込んでおくことを要しないので、記憶手段
に書き込むべきデータの管理が煩雑化することなく、記
憶手段の有効活用を図ることができる。
【0016】請求項3記載の情報供給方法の特徴構成
は、前記記憶手段として前記書込領域を書換え可能に備
えた記憶手段を用い、前記書込領域に前記一連のデータ
のうちの一定量を書き込んだ後は、その書込領域に書き
込まれている前記記憶データのうちの最先に書き加えた
データを、最新に書き加えたデータに後続して書き加え
るデータに書き換えて、前記一連のデータを前記書込領
域に端末への送信用のデータとして読出可能な記憶デー
タとして記憶されるように書き加える点にある。
【0017】つまり、書込領域に別の情報のデータが既
に書き込まれている場合は、その既に書き込まれている
別の情報のデータを書き換えながら書き加えることがで
きるだけでなく、一連に再生される映像情報又は音声情
報の一つに対応する一連のデータのうちの一定量を書込
領域に書き込んだ後は、その書込領域に書き込まれてい
る記憶データのうちの最先に書き加えたデータを、最新
に書き加えたデータに後続して書き加えるデータに書き
換えて、一連に再生される映像情報又は音声情報の一つ
に対応する一連のデータを書込領域に端末への送信用の
データとして読出可能な記憶データとして記憶されるよ
うに書き加えながら、その書込領域に書き込まれている
記憶データを、必要に応じてその記憶データが書き込ま
れている書込領域中の任意の複数の位置の各々から端末
への送信用のデータとして読み出すことができる。
【0018】従って、データ量の多い一連に再生される
映像情報又は音声情報の一つに対応する一連のデータで
も、記憶容量の大きい記憶手段を設けることなく、必要
に応じて記憶手段に端末への送信用のデータとして読出
可能な記憶データとして記憶されるように書き加えなが
ら、一連に再生される映像情報又は音声情報の一つに対
応する読出位置が異なる複数の端末への送信用のデータ
として記憶手段から読み出せる。
【0019】請求項4記載の情報供給システムの特徴構
成は、一つのデータ入力部に入力されたデータを書込可
能な書込領域を備えた記憶手段を設け、前記一つのデー
タ入力部に入力された一連に再生される映像情報又は音
声情報の一つに対応する一連のデータを、前記書込領域
に端末への送信用のデータとして読出可能な記憶データ
として記憶されるように書き加えながら、その書込領域
に書き込まれている前記記憶データを、その記憶データ
が書き込まれている書込領域中の任意の複数の位置の各
々から端末への送信用のデータとして読み出して、複数
の端末に送信する点にある。
【0020】つまり、記憶手段に書き込まれていない一
連に再生される映像情報又は音声情報の一つに対応する
一連のデータを、そのデータ全部を記憶手段に書き込み
終えるまで待つことなく、記憶手段の書込領域に端末へ
の送信用のデータとして読出可能な記憶データとして記
憶されるように書き加えながら、その書込領域に書き込
まれている記憶データを、必要に応じてその記憶データ
が書き込まれている書込領域中の任意の複数の位置の各
々から端末への送信用のデータとして読み出して、複数
の端末に送信できる。
【0021】従って、多数の記憶手段を必要とすること
なく、記憶手段に書き込まれていない一連に再生される
映像情報又は音声情報の一つに対応する一連のデータで
も、放送局から送信される映像情報又は音声情報の一つ
に対応する一連のデータでも、その一連のデータ全部を
記憶手段に書き込み終えるまで待つことなく、必要に応
じて記憶手段に端末への送信用のデータとして読出可能
な記憶データとして記憶されるように書き加えながら、
その記憶データを、一連に再生される映像情報又は音声
情報の一つに対応する読出位置が異なる複数の端末への
送信用のデータとして記憶手段から読み出して、複数の
端末に迅速に送信できる。しかも、一連に再生される映
像情報又は音声情報の一つに対応する一連のデータ全部
を記憶手段に予め書き込んでおくことを要しないので、
記憶手段に書き込むべきデータの管理が煩雑化すること
なく、記憶手段の有効活用を図ることができる。
【0022】請求項5記載の情報供給システムの特徴構
成は、一つのデータ入力部に入力されたデータを書込可
能な書込領域を備えた記憶手段を設け、前記一つのデー
タ入力部に入力されたデータを前記書込領域に書き込む
書込み用のタイムスロットと、前記書込領域に書き込ま
れているデータを読み出す読出し用のタイムスロットの
複数とを時分割で周期的に設けて、前記書込み用のタイ
ムスロットにおいて前記一つのデータ入力部に入力され
たデータを前記書込領域に書き込む動作を周期的に繰り
返すことにより、前記一つのデータ入力部に入力された
一連に再生される映像情報又は音声情報の一つに対応す
る一連のデータを、前記書込領域に端末への送信用のデ
ータとして読出可能な記憶データとして記憶されるよう
に書き加えながら、前記読出し用のタイムスロットの各
々において、前記書込領域に書き込まれているデータを
その書込領域中の前記読出し用のタイムスロット毎に対
応する位置から読み出す動作を周期的に繰り返すことに
より、その書込領域に書き込まれている前記記憶データ
を、その記憶データが書き込まれている書込領域中の
意の複数の位置の各々から端末への送信用のデータとし
て読み出して、複数の端末に送信する点にある。
【0023】つまり、書込み用のタイムスロットにおい
て一連に再生される映像情報又は音声情報の一つに対応
する一連のデータを書込領域に書き込む動作を周期的に
繰り返すことにより、一連に再生される映像情報又は音
声情報の一つに対応する一連のデータを、その書込領域
に端末への送信用のデータとして読出可能な記憶データ
として記憶されるように書き加えながら、読出し用のタ
イムスロットの各々において、書込領域に書き込まれて
いる記憶データをその書込領域中の読出し用のタイムス
ロット毎に対応する位置から読み出す動作を周期的に繰
り返すことにより、その書込領域に書き込まれている記
憶データを、その記憶データが書き込まれている書込領
域中の任意の複数の位置の各々から端末への送信用のデ
ータとして読み出すことができるので、配置上の制約を
受け易い書込み用や読出し用の多数のヘッドを同時に駆
動することなく簡便に、記憶手段に書き込まれていない
一連に再生される映像情報又は音声情報の一つに対応す
る一連のデータを、そのデータ全部を記憶手段に書き込
み終えるまで待つことなく、記憶手段の書込領域に端末
への送信用のデータとして読出可能な記憶データとして
記憶されるように書き加えながら、その書込領域に書き
込まれている記憶データを、必要に応じてその記憶デー
タが書き込まれている書込領域中の任意の複数の位置の
各々から端末への送信用のデータとして読み出して、複
数の端末に送信できる。
【0024】従って、多数の記憶手段を必要とすること
なく、記憶手段に書き込まれていない一連に再生される
映像情報又は音声情報の一つに対応する一連のデータで
も、放送局から送信される映像情報又は音声情報の一つ
に対応する一連のデータでも、その一連のデータ全部を
記憶手段に書き込み終えるまで待つことなく、また、配
置上の制約を受け易い書込み用や読出し用の多数のヘッ
ドを同時に駆動することなく簡便に、必要に応じて記憶
手段に端末への送信用のデータとして読出可能な記憶デ
ータとして記憶されるように書き加えながら、その記憶
データを、一連に再生される映像情報又は音声情報の一
つに対応する読出位置が異なる複数の端末への送信用の
データとして記憶手段から読み出して、複数の端末に迅
速に送信できる。しかも、一連に再生される映像情報又
は音声情報の一つに対応する一連のデータ全部を記憶手
段に予め書き込んでおくことを要しないので、記憶手段
に書き込むべきデータの管理が煩雑化することなく、記
憶手段の有効活用を図ることができる。
【0025】請求項6記載の情報供給システムの特徴構
成は、前記記憶手段として前記書込領域を書換え可能に
備えた記憶手段を設け、前記記憶手段が、前記書込領域
に前記一連のデータのうちの一定量を書き込んだ後は、
その書込領域に書き込まれている前記記憶データのうち
の最先に書き加えたデータを、最新に書き加えたデータ
に後続して書き加えるデータに書き換えて、前記一連の
データを前記書込領域に端末への送信用のデータとして
読出可能な記憶データとして記憶されるように書き加え
る機能を備えている点にある。
【0026】つまり、書込領域に別の情報のデータが既
に書き込まれている場合は、その既に書き込まれている
別の情報のデータを書き換えながら書き加えることがで
きるだけでなく、一連に再生される映像情報又は音声情
報の一つに対応する一連のデータのうちの一定量を書込
領域に書き込んだ後は、その書込領域に書き込まれてい
る記憶データのうちの最先に書き加えたデータを、最新
に書き加えたデータに後続して書き加えるデータに書き
換えて、一連に再生される映像情報又は音声情報の一つ
に対応する一連のデータを書込領域に端末への送信用の
データとして読出可能な記憶データとして記憶されるよ
うに書き加えながら、その書込領域に書き込まれている
記憶データを、必要に応じてその記憶データが書き込ま
れている書込領域中の任意の複数の位置の各々から端末
への送信用のデータとして読み出すことができる。
【0027】従って、データ量の多い一連に再生される
映像情報又は音声情報の一つに対応する一連のデータで
も、記憶容量の大きい記憶手段を設けることなく、必要
に応じて記憶手段に端末への送信用のデータとして読出
可能な記憶データとして記憶されるように書き加えなが
ら、一連に再生される映像情報又は音声情報の一つに対
応する読出位置が異なる複数の端末への送信用のデータ
として記憶手段から読み出せる。
【0028】請求項7記載の情報読出装置の特徴構成
は、一つのデータ入力部に入力されたデータを書込可能
な書込領域を備えた記憶手段を、前記一つのデータ入力
部に入力された一連に再生される映像情報又は音声情報
の一つに対応する一連のデータを、前記書込領域に端末
への送信用のデータとして読出可能な記憶データとして
記憶されるように書き加えながら、その書込領域に書き
込まれている前記記憶データを、その記憶データが書き
込まれている書込領域中の任意の複数の位置の各々から
端末への送信用のデータとして読み出し可能に設けてあ
る点にある。
【0029】つまり、記憶手段に書き込まれていない一
連に再生される映像情報又は音声情報の一つに対応する
一連のデータを、そのデータ全部を記憶手段に書き込み
終えるまで待つことなく、記憶手段の書込領域に端末へ
の送信用のデータとして読出可能な記憶データとして記
憶されるように書き加えながら、その書込領域に書き込
まれている記憶データを、必要に応じてその記憶データ
が書き込まれている書込領域中の任意の複数の位置の各
々から端末への送信用のデータとして読み出すことがで
きる。
【0030】従って、多数の記憶手段を必要とすること
なく、記憶手段に書き込まれていない一連に再生される
映像情報又は音声情報の一つに対応する一連のデータで
も、放送局から送信される映像情報又は音声情報の一つ
に対応する一連のデータでも、その一連のデータ全部を
記憶手段に書き込み終えるまで待つことなく、必要に応
じて記憶手段に端末への送信用のデータとして読出可能
な記憶データとして記憶されるように書き加えながら、
その記憶データを、一連に再生される映像情報又は音声
情報の一つに対応する読出位置が異なる複数の端末への
送信用のデータとして記憶手段から読み出すことができ
る。しかも、一連に再生される映像情報又は音声情報の
一つに対応する一連のデータ全部を記憶手段に予め書き
込んでおくことを要しないので、記憶手段に書き込むべ
きデータの管理が煩雑化することなく、記憶手段の有効
活用を図ることができる。
【0031】請求項8記載の情報読出装置の特徴構成
は、一つのデータ入力部に入力されたデータを書込可能
な書込領域を備えた記憶手段を、前記一つのデータ入力
部に入力されたデータを前記書込領域に書き込む書込み
用のタイムスロットと、前記書込領域に書き込まれてい
るデータを読み出す読出し用のタイムスロットの複数と
を時分割で周期的に設けて、前記書込み用のタイムスロ
ットにおいて前記一つのデータ入力部に入力されたデー
タを前記書込領域に書き込む動作を周期的に繰り返すこ
とにより、前記一つのデータ入力部に入力された一連に
再生される映像情報又は音声情報の一つに対応する一連
のデータを、前記書込領域に端末への送信用のデータと
して読出可能な記憶データとして記憶されるように書き
加えながら、前記読出し用のタイムスロットの各々にお
いて、前記書込領域に書き込まれているデータをその書
込領域中の前記読出し用のタイムスロット毎に対応する
位置から読み出す動作を周期的に繰り返すことにより、
その書込領域に書き込まれている前記記憶データを、そ
の記憶データが書き込まれている書込領域中の任意の
数の位置の各々から端末への送信用のデータとして読み
出し可能に設けてある点にある。
【0032】つまり、書込み用のタイムスロットにおい
て一連に再生される映像情報又は音声情報の一つに対応
する一連のデータを書込領域に書き込む動作を周期的に
繰り返すことにより、一連に再生される映像情報又は音
声情報の一つに対応する一連のデータを、その書込領域
に端末への送信用のデータとして読出可能な記憶データ
として記憶されるように書き加えながら、読出し用のタ
イムスロットの各々において、書込領域に書き込まれて
いる記憶データをその書込領域中の読出し用のタイムス
ロット毎に対応する位置から読み出す動作を周期的に繰
り返すことにより、その書込領域に書き込まれている記
憶データを、その記憶データが書き込まれている書込領
域中の任意の複数の位置の各々から端末への送信用のデ
ータとして読み出すことができるので、配置上の制約を
受け易い書込み用や読出し用の多数のヘッドを同時に駆
動することなく簡便に、記憶手段に書き込まれていない
一連に再生される映像情報又は音声情報の一つに対応す
る一連のデータを、そのデータ全部を記憶手段に書き込
み終えるまで待つことなく、記憶手段の書込領域に端末
への送信用のデータとして読出可能な記憶データとして
記憶されるように書き加えながら、その書込領域に書き
込まれている記憶データを、必要に応じてその記憶デー
タが書き込まれている書込領域中の任意の複数の位置の
各々から端末への送信用のデータとして読み出すことが
できる。
【0033】従って、多数の記憶手段を必要とすること
なく、記憶手段に書き込まれていない一連に再生される
映像情報又は音声情報の一つに対応する一連のデータで
も、放送局から送信される映像情報又は音声情報の一つ
に対応する一連のデータでも、その一連のデータ全部を
記憶手段に書き込み終えるまで待つことなく、また、配
置上の制約を受け易い書込み用や読出し用の多数のヘッ
ドを同時に駆動することなく簡便に、必要に応じて記憶
手段に端末への送信用のデータとして読出可能な記憶デ
ータとして記憶されるように書き加えながら、その記憶
データを、一連に再生される映像情報又は音声情報の一
つに対応する読出位置が異なる複数の端末への送信用の
データとして記憶手段から読み出すことができる。しか
も、一連に再生される映像情報又は音声情報の一つに対
応する一連のデータ全部を記憶手段に予め書き込んでお
くことを要しないので、記憶手段に書き込むべきデータ
の管理が煩雑化することなく、記憶手段の有効活用を図
ることができる。
【0034】請求項9記載の情報読出装置の特徴構成
は、前記書込領域を書換え可能に設け、前記記憶手段
が、前記書込領域に前記一連のデータのうちの一定量を
書き込んだ後は、その書込領域に書き込まれている前記
記憶データのうちの最先に書き加えたデータを、最新に
書き加えたデータに後続して書き加えるデータに書き換
えて、前記一連のデータを前記書込領域に端末への送信
用のデータとして読出可能な記憶データとして記憶され
るように書き加える機能を備えている点にある。
【0035】つまり、書込領域に別の情報のデータが既
に書き込まれている場合は、その既に書き込まれている
別の情報のデータを書き換えながら書き加えることがで
きるだけでなく、一連に再生される映像情報又は音声情
報の一つに対応する一連のデータのうちの一定量を書込
領域に書き込んだ後は、その書込領域に書き込まれてい
る記憶データのうちの最先に書き加えたデータを、最新
に書き加えたデータに後続して書き加えるデータに書き
換えて、一連に再生される映像情報又は音声情報の一つ
に対応する一連のデータを書込領域に端末への送信用の
データとして読出可能な記憶データとして記憶されるよ
うに書き加えながら、その書込領域に書き込まれている
記憶データを、必要に応じてその記憶データが書き込ま
れている書込領域中の任意の複数の位置の各々から端末
への送信用のデータとして読み出すことができる。
【0036】従って、データ量の多い一連に再生される
映像情報又は音声情報の一つに対応する一連のデータで
も、記憶容量の大きい記憶手段を設けることなく、必要
に応じて記憶手段に端末への送信用のデータとして読出
可能な記憶データとして記憶されるように書き加えなが
ら、一連に再生される映像情報又は音声情報の一つに対
応する読出位置が異なる複数の端末への送信用のデータ
として記憶手段から読み出せる。
【0037】
【発明の実施の形態】〔第1実施形態〕 図1は、いわゆるオン・ディマンド・サービス方式によ
り、情報の一例としてのビデオ映像等の音声を含む映像
情報のデータVAを、複数の端末としての情報再生手段を
備えた端末装置Eからの送信要求に応じて送信する情報
供給システムのブロック図を示し、種々の映像情報の映
像データVAを送出する情報送出装置Aと、その情報送出
装置Aから送出された映像データVAを送信要求に応じて
複数の端末装置Eに送信する情報供給装置Bとを備えた
センタ装置Cが、B−ISDNのようなデジタル交換回
線網Fを介して多数の端末装置Eと双方向に通信可能に
設けられている。
【0038】前記端末装置Eの各々は、情報供給装置B
から送信されてきた送信映像データVEをバッファリング
しながらディスプレイに再生する情報再生手段を備え、
送信要求としての要求する映像情報のタイトルとその送
信開始位置TCm とを指定する送信要求データDAと、送信
映像データVEの受信終了を示す受信終了データDBとをそ
の端末装置Eの識別データとともに必要に応じてセンタ
装置Cに送信できるように設けられている。
【0039】前記情報供給装置Bは、端末装置Eから送
信要求データDAが入力されるとその送信要求データDAに
対応する読出映像データVDm を読み出してその端末装置
Eに送信するもので、書換え可能な記憶手段としての情
報蓄積メモリ(半導体メモリ)2に送信要求データDAに
対応する所定の書込映像データVBを送信順に書き込みな
がら、複数の端末装置Eからの送信要求データDAに応じ
て読出位置が異なる複数の送信順の読出映像データVDm
(m=1〜62、以下同じ) をその情報蓄積メモリ2か
ら読み出し可能な読出手段としての情報読出装置B3の複
数と、情報読出装置B3の各々をデジタル交換回線網F及
び他の情報読出装置B3に接続する通信制御装置B4と、各
情報読出装置B3と通信制御装置B4の作動を制御する供給
制御部B1と、情報読出装置B3に既に書き込まれている特
定の映像情報について多数の送信要求が予想される場合
等に、その映像情報のタイトルとその再書き込みとを指
示する再書込要求データDCを必要に応じて供給制御部B1
に入力可能なキーボード等を備えた制御データ入力装置
B5とが設けられている。
【0040】前記供給制御部B1には、端末装置E毎の作
動データと情報読出装置B3毎の作動データ及び制御デー
タ入力装置B5又は情報読出装置B3から入力された再書込
要求データDCを供給制御データとして記憶する供給制御
データ記憶部B2が設けられ、供給制御部B1は、この供給
データ記憶部B2に記憶されている供給制御データに基づ
いて、必要な映像データが読み出されるように各情報読
出装置B3の作動を制御するとともに、情報読出装置B3の
各々で読み出した読出映像データVDn(n=1〜63、以
下同じ) をシリアルのデジタル映像信号に変換して、そ
のうちの読出映像データVDm が送信映像データVEとして
送信要求データDAに応じて複数の端末装置Eに送信さ
れ、かつ、読出映像データVD63が再書込映像データとし
て所定の情報読出装置B3に送信されるように通信制御装
置B4の作動を制御する。従って、この供給制御部B1が、
情報読出装置B3で読み出した複数の送信順の読出映像デ
ータVDm が複数の端末装置Eからの送信要求データDAに
応じてそれら複数の端末装置Eに送信されるように制御
可能な供給制御手段に構成されている。
【0041】前記情報読出装置B3の各々には、情報送出
装置Aから送出される映像データVA又は別の情報読出装
置B3から送信される再書込映像データVD63を書込映像デ
ータVBとして選択する選択スイッチ4と、その選択スイ
ッチ4で選択された書込映像データVBが書き込まれる情
報蓄積メモリ2と、その情報蓄積メモリ2の書込・読出
動作を制御するメモリ制御部1とが設けられ、メモリ制
御部1には、読出制御データを記憶する読出制御データ
記憶部1aが設けられている。
【0042】前記メモリ制御部1は、選択スイッチ4で
選択された書込映像データVBを情報蓄積メモリ2に書込
みながら、その情報蓄積メモリ2に記憶されている記憶
映像データVCが、複数の端末装置Eからの送信要求デー
タDAに応じて読出位置が異なる複数の読出映像データVD
n として時分割で読み出されるように情報蓄積メモリ2
の書込・読出動作を制御可能に構成され、情報蓄積メモ
リ2に書き込まれていない情報について、その情報の送
出を要求する送出要求データDEをその情報読出装置B3の
識別データとともに必要に応じて情報送出装置Aに送信
できるように設けられている。
【0043】前記情報送出装置Aには、種々の映像情報
の映像データVAを各別に出力する多数の情報出力装置A
6,A7 を備えた情報源A3と、情報源A3から出力された映
像データVAが所定の情報読出装置B3に送出されるように
デジタル通信回線を接続する回線制御装置A4と、各情報
読出装置B3のメモリ制御部1から送信される送出要求デ
ータDEに基づいて、各情報出力装置A6,A7 と回線制御装
置A4の作動を制御する送出制御部A1とが設けられ、送出
制御部A1には、情報読出装置B3毎の作動データと各情報
出力装置A6,A7 毎の作動データを送出制御データとして
記憶する送出制御データ記憶部A2が設けられている。
【0044】前記情報源A3には、光ディスクに記録され
ている種々の映像データVAを読み出してシリアルのデジ
タル映像信号で出力する多数の光ディスク装置等の再生
情報出力装置A7と、放送局等の番組制作局A5からリアル
タイムで送信されてくるスポーツ実況映像やコンサート
実況映像,ニュース映像等の情報の映像データVAをシリ
アルのデジタル映像信号で出力するリアルタイム情報出
力装置A6が設けられている。
【0045】図2は、情報読出装置B3の詳細なブロック
図を示し、選択スイッチ4で選択されたシリアルの書込
映像データVBをバッファリングしながらパラレルのデジ
タル映像信号に変換して出力するシリアル・パラレル変
換回路5と、その書込映像データVBがM0番地からME番地
までの書込領域ARに書き込まれる情報蓄積メモリ2と、
情報蓄積メモリ2のアドレスデータADM が書換え可能に
書き込まれるアドレス制御メモリ(半導体メモリ)3
と、アドレス制御メモリ3の制御アドレスデータADC を
出力するカウンタ6と、情報蓄積メモリ2の書込・読出
動作を制御するマイクロプロセッサー等を備えたメモリ
制御部1とが設けられている。
【0046】次に、前記情報読出装置B3の作動を、図3
に示すタイムチャートを参照しながら説明する。前記カ
ウンタ6は、例えば「0」から最大値「63」までカウ
ントアップした後にその出力が「0」に戻って再びカウ
ントアップする6ビットのシフトレジスタを設けて構成
され、アドレス制御メモリ3に対して「0」から「6
3」までのエンドレスに循環する制御アドレスデータAD
C を出力する。
【0047】第1比較器7は、メモリ制御部1から出力
されるコマンドアドレスデータADCMとカウンタ6から出
力される制御アドレスデータADC とを比較して、一致し
たときは「0」を出力し、第1マルチプレクサ8は、第
1比較器7から「0」が出力されると、メモリ制御部1
からA端子に入力されているコマンドデータDCM を書込
アドレスデータADMWとしてアドレス制御メモリ3のデー
タ入力端子DIN に入力し、第1比較器7から「0」が出
力されない場合は、B端子に入力されているアドレスデ
ータADM を書込アドレスデータADMWとしてデータ入力端
子DIN に入力する。
【0048】前記アドレス制御メモリ3は、0番地から
63番地のアドレスの各々に、増加データINC が書き込
まれる増加データメモリ3AとアドレスデータADM が書き
込まれるアドレスデータメモリ3Bとを備え、0番地のア
ドレスデータメモリ3Bには情報蓄積メモリ2への書込用
のアドレスデータADM(ADM0) が書き込まれ、n番地(n
=1〜63、以下同じ)のアドレスデータメモリ3Bには
情報蓄積メモリ2からの読出用のアドレスデータADM(AD
Mn:n=1〜63、以下同じ) が書き込まれるように設
けられている。
【0049】そして、発振器9から出力されるクロック
CKをカウンタ6で分周したライトイネーブル信号WEC バ
ーがアドレス制御メモリ3のライトイネーブル入力端子
WEバーに入力され、このライトイネーブル信号WEC バー
の立ち上がりで順次カウントアップされるカウンタ6の
出力が制御アドレスデータADC としてアドレス制御メモ
リ3のアドレス入力端子ADD に入力され、カウンタ6が
アドレス制御メモリ3に対して一つの制御アドレスデー
タADC を出力している期間をタイムスロットとして、こ
のタイムスロット毎に、アドレス制御メモリ3に対する
アドレスデータADM の読み出しと書き込みが繰り返され
る。
【0050】以下、カウンタ6が0番地の制御アドレス
データADC 、つまり、「0」を出力していて、書込用の
アドレスデータADM0の読み出しと書き込みが行われる期
間を書込タイムスロット0といい、カウンタ6がn番地
の制御アドレスデータADC 、つまり、「n」(n=1〜
63、以下同じ)を出力していて、読出用のアドレスデ
ータADMnの読み出しと書き込みが行われる期間を読出タ
イムスロットn(n=1〜63、以下同じ)という。
【0051】そして、書込タイムスロット0又は読出タ
イムスロットnの始まりで入力された制御アドレスデー
タADC に基づいて増加データメモリ3Aから読み出した増
加データINC とアドレスデータメモリ3Bから読み出した
読出アドレスデータADMRとが加算器10に入力されて、
その加算結果がラッチ回路11にラッチされ、情報蓄積
メモリ2のアドレスデータADM(ADM0,ADMn)としてそのア
ドレス入力端子ADD に入力されるとともに、第2比較器
12と第2マルチプレクサ13のB端子とメモリ制御部
1に入力される。
【0052】前記第2比較器12は、書込タイムスロッ
ト0及び読出タイムスロットnの各々において、情報蓄
積メモリ2のアドレスデータADM とメモリ制御部1から
入力されている書込領域ARのME番地を示す最終アドレス
データADMEとを比較して、一致したときは「0」を出力
し、第2マルチプレクサ13は、第2比較器12から
「0」が出力されるとメモリ制御部1からA端子に入力
されている書込領域ARの(M0−1)番地を示す更新アド
レスデータADMKをアドレスデータADM として第1マルチ
プレクサ8のB端子に入力し、第2比較器12から
「0」が出力されていない場合は、そのB端子に入力さ
れているアドレスデータADM を第1マルチプレクサ8の
B端子に入力する。
【0053】前記第1マルチプレクサ8のB端子に入力
されたアドレスデータADM は、第1比較器7から「0」
が出力されていない場合に、書込アドレスデータADMWと
してアドレス制御メモリ3に入力され、書込タイムスロ
ット0又は読出タイムスロットnの後半の書込み期間に
おいて、読出時と同じ番地のアドレスデータメモリ3Bに
書き込まれる。従って、増加データINC が「1」に設定
されているときは、書込タイムスロット0又は読出タイ
ムスロットnの始まりで読み出した読出アドレスデータ
ADMRに増加データINC の「1」を加算したアドレスデー
タADM がラッチ回路11から出力されるので、制御アド
レスデータADC が「0」から「63」を一巡する毎に、
書込タイムスロット0又は読出タイムスロットnに対応
するアドレスデータADMが「1」ずつ増加し、増加デー
タINC が「0」に設定されているときは、書込タイムス
ロット0又は読出タイムスロットnの始まりで読み出し
た読出アドレスデータADMRと同じ値のアドレスデータAD
M がラッチ回路11から出力されるので、アドレスデー
タADM は変化しない。
【0054】前記シリアル・パラレル変換回路5は、情
報送出装置A或いは別の情報読出装置B3から入力される
書込映像データVBをメモリ制御部1から入力されるライ
トクロック信号CKW に同期して順次取り込むシフトレジ
スタ5Aと、シフトレジスタ5Aからパラレルに入力される
書込映像データVBを第3比較器14から出力されるライ
トロード信号WLの立ち下がりでラッチして情報蓄積メモ
リ2のデータ入力端子DIN に入力するライトラッチ回路
5Bとを備えている。
【0055】前記第3比較器14は、メモリ制御部1か
ら出力される「0」の比較データと制御アドレスデータ
ADC とを比較して、制御アドレスデータADC として
「0」が出力されている間、つまり、書込タイムスロッ
ト0の期間において「0」のライトロード信号WLを出力
する。そして、第3比較器14から「0」のライトロー
ド信号WLが出力されている期間において、アドレス制御
メモリ3に対する「0」のライトイネーブル信号WECバ
ーが出力されると、ゲート回路15は情報蓄積メモリ2
に対する「0」のライトイネーブル信号WEM バーを出力
し、データ入力端子DIN に入力されている書込映像デー
タVBは、書込タイムスロット0の後半において、情報蓄
積メモリ2のアドレスデータADM0で指定された位置に書
き込まれる。
【0056】従って、増加データメモリ3Aの内容を
「1」とし、かつ、アドレスデータメモリ3Bの内容を
「M0−1」とするコマンドデータDCM を出力しながら、
「0」のコマンドアドレスデータADCMを出力することに
より、制御アドレスデータADC が「0」から「63」を
一巡する間に、0番地の増加データメモリ3Aに「1」
が、また、アドレスデータメモリ3Bに「M0−1」が各々
書き込まれ、次に、「0」以外のコマンドアドレスデー
タADCMを出力すると、選択スイッチ4で選択された映像
データVBが、書込タイムスロット0の期間において情報
蓄積メモリ2のM0番地から順に書き込まれる。
【0057】また、情報蓄積メモリ2に記憶されている
記憶映像データVCを読出タイムスロットnの期間におい
てMX番地から順に読み出したい場合は、増加データメモ
リ3Aの内容を「1」とし、かつ、アドレスデータメモリ
3Bの内容を「MX−1」とするコマンドデータDCM を出力
しながら、「n」のコマンドアドレスデータADCMを出力
することにより、制御アドレスデータADC が「0」から
「63」を一巡する間に、n番地の増加データメモリ3A
に「1」が、また、アドレスデータメモリ3Bに「MX−
1」が各々書き込まれ、次に、「n」以外のコマンドア
ドレスデータADCMを出力すると、読出タイムスロットn
の期間において読出映像データVDn が情報蓄積メモリ2
のMX番地から順に読み出され、複数の読出タイムスロッ
トnの各々における読出映像データVDn が時分割で読み
出される。
【0058】従って、情報蓄積メモリ2が、書込アドレ
スとしての書込用のアドレスデータADM0で指定される位
置に書込映像データVBを書き込み可能、かつ、読出アド
レスとしての読出用のアドレスデータADMnで指定される
位置から読出映像データVDnを読み出し可能に設けら
れ、情報読出装置B3は、書込用のアドレスデータADM0と
複数の読出用のアドレスデータADMnとを同じ周期で時分
割で指定して、書込映像データVBを情報蓄積メモリ2に
書き込みながら、その情報蓄積メモリ2に記憶されてい
る記憶映像データVCを読出位置が異なる複数の読出映像
データVDn として時分割で読み出し可能に設けられてい
る。
【0059】また、書込タイムスロット0における情報
蓄積メモリ2への書込用のアドレスデータADM0が「ME」
に達すると、0番地のアドレスデータメモリ3Bに「M0−
1」が書き込まれて、ラッチ回路11から出力される書
込用のアドレスデータADM0が「M0」に戻り、情報蓄積メ
モリ2に既に書き込まれている映像データがM0番地から
順に書き換えられるとともに、読出タイムスロットnの
いずれかにおいて情報蓄積メモリ2からの読出用のアド
レスデータADMnが「ME」に達すると、n番地のアドレス
データメモリ3Bに「M0−1」が書き込まれて、ラッチ回
路11から出力される読出用のアドレスデータADMnが
「M0」に戻り、書込タイムスロット0において書き換え
られた映像データがM0番地から順に読み出される。
【0060】従って、情報読出装置B3は、書込用のアド
レスデータADM0と複数の読出用のアドレスデータADMnと
をM0番地からME番地までのアドレス範囲を循環させる状
態で時分割で指定して、先に書き込んだデータを書き換
えて情報蓄積メモリ2に書込映像データVBを書き込みな
がら、複数の端末装置Eからの送信要求データDAに応じ
た読出位置が異なる複数の読出映像データVDm をその情
報蓄積メモリ2から読み出し可能に設けられている。
【0061】以下の説明において、図4〜図6で概念的
に示すように、一つのタイトルの書込映像データVBの全
部のデータ量を、その映像データの全部を送信するに要
する時間TAとして表現し、情報蓄積メモリ2(2a,2b,2c)
のM0番地からME番地までの書込領域ARの書込容量を、そ
の書込領域ARの全部に書き込まれている映像データを送
信するのに要する時間TAR として表現し、現在時刻TRに
おいて情報蓄積メモリ2へ書き込んでいる書込映像デー
タVBの位置である現在書込位置を、その書込映像データ
VBの書込開始時刻TSからの経過時間TBとして表現し、現
在時刻TRにおいてタイムスロットnで情報蓄積メモリ2
から読出映像データVDn の読み出しを開始する映像デー
タの位置である読出開始位置を、その書込映像データVB
の書込開始時刻TSからその位置の映像データが情報蓄積
メモリ2へ書き込まれる時までの経過時間TCn(n=1〜
63、以下同じ) として表現し、現在時刻TRにおいてタ
イムスロットnで読出映像データVDn を読み出している
位置である現在読出位置を、その書込映像データVBの書
込開始時刻TSからその位置の映像データが情報蓄積メモ
リ2へ書き込まれる時までの経過時間TDn(n=1〜6
3、以下同じ) として表現する。
【0062】尚、書込映像データVBがリアルタイム情報
出力装置A6から出力された映像データVAである場合、そ
のデータ量TAを、書込終了時刻TEが後述するように入力
されるまでは、その書込映像データVBの書込開始時刻TS
からの経過時間、つまり、現在書込位置を現す経過時間
TBとし、書込終了時刻TEが入力された後は、その書き込
みに要した時間、つまり、TE−TSとする。そして、端末
装置Eは、要求する映像情報の送信開始位置を読出開始
位置TCnとして所定の一定時間単位、例えば10秒単位
で指定するように決められており、メモリ制御部1は、
情報蓄積メモリ2への書込映像データVBの書込開始時刻
TSからの経過時間に対応して、その経過時間における情
報蓄積メモリ2への書込用のアドレスデータADM0を予め
記憶している。
【0063】次に、供給制御部B1による制御動作を、図
7〜図11のフローチャートを参照しながら説明する。
前記供給制御データ記憶部B2は、端末装置E毎の作動デ
ータとして「情報供給開始処理」が終了していない未処
理の送信要求データDAと「情報供給終了処理」が終了し
ていない未処理の受信終了データDBを記憶し、情報読出
装置B3毎の作動データとしてその情報蓄積メモリ2の書
込容量TAR 、現在書き込まれている映像情報のタイト
ル、その書込開始時刻TSと書込終了時刻TE及び読出映像
データVDnを読出中の読出タイムスロットnとその読出
映像データVDn を受信している端末装置E及び情報読出
装置B3を記憶し、更に、「再書込開始処理」が終了して
いない未処理の再書込要求データDCと「再書込データ読
出終了処理」が終了していない未処理の再書込終了デー
タDDを記憶するように構成されている。
【0064】そして、図7のフローチャートに示すよう
に、起動電源を入力してから最初の送信要求データFDA
が端末装置Eから入力されると制御動作を開始し(#1)、
供給データ記憶部B2に記憶されている未処理の送信要求
データDAと未処理の受信終了データDBと未処理の再書込
要求データDCと未処理の再書込終了データDDを処理対象
データとして読み出す(#2)。
【0065】次に、処理対象データ中の未処理の送信要
求データDAの有無を判別して(#3)、有りの場合は、送信
を要求する情報のタイトルとその送信開始位置が同じ送
信要求データDA毎に、その送信要求データDAを入力した
端末装置Eに要求されている映像情報を同報送信する
「情報供給開始処理」を実行し(#4)、無しの場合又は処
理対象データ中の未処理の送信要求データDAが無くなっ
た場合は、処理対象データ中の未処理の再書込要求デー
タDCの有無を判別して(#5)、有りの場合はその再書込要
求データDC毎に「再書込開始処理」を実行し(#6)、無し
の場合又は処理対象データ中の未処理の再書込要求デー
タDCが無くなった場合は、処理対象データ中の未処理の
受信終了データDBの有無を判別して(#7)、有りの場合は
その受信終了データDB毎に「情報供給終了処理」を実行
し(#8)、無しの場合又は処理対象データ中の未処理の受
信終了データDBが無くなった場合は、処理対象データ中
の未処理の再書込終了データDDの有無を判別して(#9)、
有りの場合はその再書込終了データDD毎に「再書込デー
タ読出終了処理」を実行し(#10) 、無しの場合又は処理
対象データ中の未処理の再書込終了データDDが無くなっ
た場合は、新たに供給制御データ記憶部B2に記憶された
処理対象データについて、ステップ#2〜#10 の制御動作
を繰り返す。
【0066】従って、供給制御部B1は、ステップ#2〜#1
0 の制御動作を一回実行するに要する時間を所定時間と
して、送信を要求する情報のタイトルとその読出開始位
置TCm (m=1〜62、以下同じ)が同じ送信要求デー
タDAがその所定時間内に複数の端末装置Eから入力され
ると、次回のステップ#2〜#10 の制御動作において、そ
の同じ送信要求データDAに応じた一つの読出映像データ
VDm を情報蓄積メモリ2から読み出して、それら複数の
端末装置Eに同報送信するように制御可能に設けられ、
ステップ#2〜#10 の制御動作を一回実行するに要する所
定時間内に入力される送信要求データDAの数が増える
と、次回のステップ#2〜#10 の制御動作を実行するに要
する時間が長くなる結果、その所定時間が長くなり、ス
テップ#2〜#10 の制御動作を一回実行するに要する所定
時間内に入力される送信要求データDAの数が減ると、次
回のステップ#2〜#10 の制御動作を実行するに要する時
間が短くなる結果、その所定時間が短くなるように制御
可能に設けられている。
【0067】前記「情報供給開始処理」では、図8のフ
ローチャートに示すように、要求されているタイトルの
映像情報が書き込まれている情報読出装置B3の有無を判
別し(#21) 、その映像情報が書き込まれている情報読出
装置B3が有る場合は、要求されている送信開始位置がそ
の情報読出装置B3の現在読出可能な範囲内にあるか否か
を判別する(#22) 。この判別は、その映像情報が書き込
まれている情報読出装置B3が複数ある場合はその一つず
つについて実行し、書込開始時刻TSと現在時刻TRから、
要求されている送信開始位置、つまり、読出開始位置TC
n がその情報蓄積メモリ2から読出可能な範囲内にある
否かを判別するもので、TR−TS≦TAで書込映像データVB
を現在書き込み途中である場合は、その読出可能な範囲
を、図4に示すようにTA≦TAR のとき、及び、図5(a),
(b),(c) に示すようにTR−TS≦TAR のときは0≦TCn≦T
Bとして、また、図5(d) に示すようにTAR <TR−TSの
ときはTB−TAR ≦TCn≦TBとして判別し、TA<TR−TSで
書込映像データVBの書き込みが終了している場合は、そ
の読出可能な範囲を、図4に示すようにTA≦TAR のとき
は0≦TCn ≦TAとして、また、図5に示すようにTAR <
TAのときはTA−TAR ≦TCn ≦TAとして判別する。
【0068】そして、読出可能な範囲内の情報読出装置
B3が有る場合は、その情報読出装置B3の読出タイムスロ
ットm(m=1〜62、以下同じ)のうちに使用されて
いない空タイムスロットが残っている情報読出装置B3の
有無を判別し(#23) 、空タイムスロットの残っている情
報読出装置B3が有る場合は、空タイムスロットの一つを
要求されている映像情報の読出タイムスロットmとし
て、その読出タイムスロットmで読み出された読出映像
データVDm をその送信要求データDAを入力した端末装置
Eに同報送信するための回線接続データDL1 を通信制御
装置B4に入力し(#24) 、その読出タイムスロットmと読
出開始位置TCm を指示する読出開始データDGm(m=1〜
62、以下同じ) をその情報読出装置B3のメモリ制御部
1に入力する(#25) 。
【0069】前記ステップ#23 において空タイムスロッ
トの残っている情報読出装置B3が無い場合は、その映像
情報のタイトルとその再書込とを指示する再書込要求デ
ータDCを供給制御データ記憶部B2に記憶させた後(#26)
、その送信要求データDAを未処理の送信要求データDA
として供給制御データ記憶部B2に再記憶させ(#27) 、ス
テップ#22 において読出可能な範囲内の情報読出装置B3
が無い場合も、その送信要求データDAを未処理の送信要
求データDAとして供給制御データ記憶部B2に再記憶させ
る(#27) 。
【0070】また、ステップ#21 において要求されてい
るタイトルの映像情報が書き込まれている情報読出装置
B3が無い場合は、書込動作も読出動作も現在実行してい
ない待機中の情報読出装置B3の有無を判別し(#28) 、待
機中の情報読出装置B3が有る場合は、待機中の情報読出
装置B3の一つにその映像情報のタイトルとその書き込み
を指示する通常書込開始データDFを入力した後(#29) 、
その送信要求データDAを未処理の送信要求データDAとし
て供給制御データ記憶部B2に再記憶させ(#27)、待機中
の情報読出装置B3がない場合は、その送信要求データDA
を未処理の送信要求データDAとして供給制御データ記憶
部B2に再記憶させる(#27) 。
【0071】前記「再書込開始処理」は、再書込要求デ
ータDCで要求されているタイトルの映像情報が書き込ま
れている情報読出装置B3、又は、再書込要求データDCを
入力した情報読出装置B3でタイムスロット63において
読み出した読出映像データVD63を再書込映像データとし
て別の情報読出装置B3に書き込むもので、図9のフロー
チャートに示すように、書込動作も読出動作も現在実行
していない待機中の情報読出装置B3の有無を判別し(#3
1) 、待機中の情報読出装置B3が有る場合は、その情報
読出装置B3の一つを書込先情報読出装置B3とし、かつ、
その再書込映像データVD63が書き込まれている情報読出
装置B3を読出元情報読出装置B3として、その読出元情報
読出装置B3で読み出された再書込映像データVD63を書込
先情報読出装置B3に入力するための回線接続データDL1
を通信制御装置B4に入力し(#32) 、書込先情報読出装置
B3にその再書込映像データVD63の書き込みを指示する再
書込開始データDHを入力するとともに(#33) 、読出元情
報読出装置B3にその再書込映像データVD63の読み出し、
つまり、読出タイムスロット63と読出開始位置TD63=
0からの読み出しを指示する読出開始データDG63を入力
する(#34) 。また、ステップ#31 において待機中の情報
読出装置B3が無い場合は、その再書込要求データDCを未
処理の再書込要求データDCとして供給制御データ記憶部
B2に再記憶させる(#35) 。
【0072】前記「情報供給終了処理」では、図10の
フローチャートに示すように、その受信終了データDBを
入力した端末装置Eと対応する情報読出装置B3との通信
回線を切断するための回線切断データDL2 を通信制御装
置B4に入力するとともに(#41) 、その受信を終了した送
信映像データVEを受信している別の端末装置Eの有無を
判別し(#42) 、その別の端末装置Eが無い場合は、その
送信映像データVEに対応する読出タイムスロットmにお
ける読み出しの終了を指示する読出終了データDJm(m=
1〜62、以下同じ) を対応する情報読出装置B3のメモ
リ制御部1に入力する(#43) 。
【0073】前記「再書込データ読出終了処理」では、
図11のフローチャートに示すように、その再書込終了
データDDを入力した書込先情報読出装置B3と対応する読
出元情報読出装置B3との通信回線を切断するための回線
切断データDL2 を通信制御装置B4に入力するとともに(#
51) 、その読出元情報読出装置B3のメモリ制御部1に読
出タイムスロット63における読み出しの終了を指示す
る読出終了データDJ63を入力する(#52) 。
【0074】次に、前記メモリ制御部1による制御動作
を、図12〜図17のフローチャートを参照しながら説
明する。前記読出制御データ記憶部1aは、読出制御デー
タとして、「書込開始処理」が終了していない未処理の
通常書込開始データDFと未処理の再書込開始データDH、
「読出開始処理」が終了していない未処理の読出開始デ
ータDGn(n=1〜63、以下同じ) 及び「読出終了処
理」が終了していない未処理の読出終了データDJn(n=
1〜63、以下同じ) を記憶するように構成されてい
る。
【0075】そして、図12,図13のフローチャート
に示すように、通常書込フラグFGAと書込開始フラグFGB
と再書込要求フラグFGC を「0」に初期化し(#101)、
最初の通常書込開始データFDF 又は最初の再書込開始デ
ータFDH が供給制御部B1から入力されると書込・読出制
御の実行を開始し(#102)、読出制御データ記憶部1aに
記憶されている未処理の通常書込開始データDFと未処理
の再書込開始データDHと未処理の読出開始データDGn と
未処理の読出終了データDJn を処理対象データとして読
み出す(#103)。
【0076】次に、処理対象データ中の未処理の再書込
開始データDHの有無を判別して(#104)、有りの場合は、
通常書込フラグFGA を「1」とした後(#105)、「書込開
始処理」を実行し(#106)、未処理の再書込開始データDH
が無い場合は、処理対象データ中の未処理の通常書込開
始データDFの有無を判別して(#107)、有りの場合は「書
込開始処理」を実行する(#106)。
【0077】次に、処理対象データ中の未処理の読出開
始データDGn の有無を判別して(#108)、有りの場合は
「読出開始処理」を実行し(#109)、無しの場合又は処理
対象データ中の未処理の読出開始データDGn が無くなっ
た場合は、処理対象データ中の未処理の読出終了データ
DJn の有無を判別して(#110)、有りの場合は「読出終了
処理」を実行し(#111)、無しの場合又は処理対象データ
中の未処理の読出終了データDJn が無くなった場合は、
書込開始フラグFGB が「1」か否かを判別する(#112)。
【0078】そして、書込開始フラグFGB が「1」の場
合は、再書込要求フラグFGC が「0」か否かを判別して
(#113)、再書込要求フラグFGC が「0」の場合は、情報
蓄積メモリ2に残っている残書込容量、つまり、書込容
量TBと書込映像データVBの書込開始時刻TSからの経過時
間TRとの差TB−TRが設定最小時間Tminを下回っているか
否かを判別し(#114)、下回っている場合は、その映像情
報のタイトルとその映像情報の別の情報読出装置B3への
再書き込みとを指示する再書込要求データDCを供給制御
部B1に入力して(#115)、再書込要求フラグFGC を「1」
とし(#116)、次に、書込映像データVBの末尾に付与され
ている情報終了データSBの検出の有無を判別して(#11
7)、情報終了データSBの検出が有る場合は「書込終了処
理」を実行した後(#118)、新たに読出制御データ記憶部
1aに記憶された処理対象データについて、ステップ#103
〜#118の制御動作を繰り返す。従って、メモリ制御部1
が、端末装置Eからの送信要求データDAに対応する書込
映像データVBが情報蓄積メモリ2に書き込まれるように
制御可能な書込制御手段と、情報蓄積メモリ2から複数
の読出映像データVDm が送信要求データDAに応じて読み
出されるように制御可能な読出制御手段とに構成されて
いる。
【0079】前記「書込開始処理」では、図14のフロ
ーチャートに示すように、0番地の増加データメモリ3A
に「1」を、アドレスデータメモリ3Bに「M0−1」を各
々書き込むとともに(#121)、通常書込フラグFGA が
「0」か否かを判別し(#122)、通常書込フラグFGA が
「0」のときは、情報送出装置Aから送出される映像デ
ータVAを書込映像データVBとして選択する選択信号SCT
を選択スイッチ4に入力して(#123)、書き込むべき映像
情報のタイトルとその送出を要求する送出要求データDE
を送出制御部A1に入力し(#124)、通常書込フラグFGA が
「0」でないときは、再書込映像データVD63を書込映像
データVBとして選択する選択信号SCT を選択スイッチ4
に入力する(#125)。
【0080】そして、書込映像データVBの頭部に付与さ
れている情報開始データSAを検出すると(#126)、コマン
ドアドレスデータADCMを「0」〜「63」以外の値、例
えば「100」とすることにより(#127)、シリアル・パ
ラレル変換回路5から出力されるその書込映像データVB
の情報蓄積メモリ2への書き込みを開始し、その書込開
始時刻TSを供給制御部B1に入力するとともに(#128)、書
込開始フラグFGB を「1」とし、再書込要求フラグFGC
を「0」とする(#129)。
【0081】前記「読出開始処理」では、図15のフロ
ーチャートに示すように、読出開始位置TCn に対応する
位置の映像データが書き込まれている書込用のアドレス
データADM0をその読出開始位置TCn のアドレスデータAD
Mnとして、読出開始データDGn で指示されている読出タ
イムスロットnに対応するn番地の増加データメモリ3A
に「1」を、アドレスデータメモリ3Bに「ADMn−1」を
夫々書き込んだ後(#131)、コマンドアドレスデータADCM
を「0」〜「63」以外の値、例えば「100」とする
ことにより(#132)、読出映像データVDn の読み出しが開
始され、読出タイムスロットmの期間において読み出さ
れた読出映像データVDm は送信映像データVEとして所定
の端末装置Eに送信され、読出タイムスロット63の期
間において読み出された読出映像データVD63は再書込映
像データとして別の情報読出装置B3に送信される。
【0082】従って、情報読出装置B3の複数が、一つの
情報読出装置B3で情報蓄積メモリ2に書込映像情報VBを
書き込みながら、読出位置が異なる複数の読出映像デー
タVDn をその情報蓄積メモリ2から読み出して、その読
み出した複数の読出映像データVDn のうちの一つの読出
映像データVD63を再書込映像データとして別の情報読出
装置B3で別の情報蓄積メモリ2に書込可能な状態で互い
に連係され、その再書込映像データVD63を別の情報蓄積
メモリ2に書き込みながら、その別の情報蓄積メモリ2
から読出位置が異なる複数の読出映像データVDm を読み
出すことができるように設けられている。
【0083】前記「読出終了処理」では、図16のフロ
ーチャートに示すように、増加データメモリ3A及びアド
レスデータメモリ3Bの内容を「0」とするコマンドデー
タDCM を出力しながら、読出終了データDJn で指示され
た読出タイムスロットnに対応する「n」のコマンドア
ドレスデータADCMを出力することにより、制御アドレス
データADC が「0」から「63」を一巡する間に、n番
地の増加データメモリ3A及びアドレスデータメモリ3Bの
内容を「0」に初期化した後(#141)、コマンドアドレス
データADCMを「0」〜「63」以外の値、例えば「10
0」とする(#142)。
【0084】前記「書込終了処理」では、図17のフロ
ーチャートに示すように、アドレス制御メモリ3の書込
タイムスロット0に対応する0番地の増加データメモリ
3Aの内容を「0」とするコマンドデータDCM を出力しな
がら、「0」のコマンドアドレスデータADCMを出力する
ことにより、制御アドレスデータADC が「0」から「6
3」を一巡する間に、0番地の増加データメモリ3Aの内
容を「0」に初期化した後(#151)、コマンドアドレスデ
ータADCMを「0」から「63」以外の値、例えば「10
0」とし(#152)、書込終了時刻TEを供給制御部B1に入力
するとともに(#153)、書込開始フラグFGB を「0」とし
(#154)、通常書込フラグFGA が「0」か否かを判別して
(#155)、「0」の場合は書込終了データDKを送出制御部
A1に入力し(#156)、通常書込フラグFGA が「0」でない
場合は、再書込終了データDDを供給制御部B1に入力して
(#157)、通常書込フラグFGA を「0」とする(#158)。
【0085】従って、図4(a) に示すように、書込容量
TAR が書込映像データVBの全部のデータ量TAよりも大き
い情報蓄積メモリ2にその書込映像データVBの書き込み
を開始した場合は、図4(b) に示すように、その書込映
像データVBを書き込みながら、その情報蓄積メモリ2に
既に書き込んだ記憶映像データVCから、読出開始位置TC
n が異なる複数の読出映像データVDn を読み出すことが
でき、図4(c) に示すようにその書込映像データVBの書
き込みが終了すると、任意の読出開始位置TCnから複数
の読出映像データVDn を読み出すことができる。
【0086】また、図5(a) に示すように、書込容量TA
R が書込映像データVBの全部のデータ量TAよりも小さい
情報蓄積メモリ2にその書込映像データVBの書き込みを
開始した場合は、図5(b) に示すように、その書込領域
ARの全部に書込映像データVBが書き込まれるまでは、そ
の書き込み開始部分を含む記憶映像データVCから読出開
始位置TCn が異なる複数の読出映像データVDn を読み出
すことができ、図5(C) に示すように書込領域ARの全部
に書込映像データVBが書き込まれたあとは、図5(d) に
示すように、先に書き込んだ記憶映像データVCを書き換
えてその書込映像データVBを書き込みながら、その記憶
映像データVCから読出開始位置TCn が異なる複数の読出
映像データVDn を読み出すことができる。
【0087】そして、図6に示すように、書込容量TAR
が書込映像データVBの全部のデータ量TAよりも小さい情
報蓄積メモリ2(2a)にその書込映像データVBの書き込む
場合は、その書込映像データVBを複数の情報蓄積メモリ
2(2a,2b,2c)に分担して記憶させる状態でそれらの情報
蓄積メモリ2(2a,2b,2c)に書き込みながら、それら複数
の情報蓄積メモリ2(2a,2b,2c)の各々から、読出開始位
置TCm が異なる複数の読出映像データVDm を読み出すこ
とができる。
【0088】つまり、図6(a) に示すように情報蓄積メ
モリ2(2a)への書込映像データVBの書き込みを開始して
から、その情報蓄積メモリ2(2a)に残っている残書込容
量が設定最小時間Tminを下回ると、図6(b) に示すよう
に、その情報蓄積メモリ2(2a)から読み出した再書込映
像データVD63の別の情報読出装置B3の情報蓄積メモリ2
(2b)への書き込みが開始され、図6(c) に示すように、
それらの情報蓄積メモリ2(2a), 2(2b)の各々から読出
開始位置TCm が異なる複数の読出映像データVDm を読み
出しながら、その情報蓄積メモリ2(2b)に残っている残
書込容量が設定最小時間Tminを下回ると、図6(d) に示
すように、その情報蓄積メモリ2(2b)から読み出した再
書込映像データVD63の別の情報読出装置B3の情報蓄積メ
モリ2(2c)への書き込みが開始され、図6(e) に示すよ
うに、それらの情報蓄積メモリ2(2a), 2(2b), 2(2c)
の各々から読出開始位置TCm が異なる複数の読出映像デ
ータVDm を読み出すことができる。
【0089】前記送出制御部A1の制御動作を、図18〜
図20のフローチャートを参照しながら説明する。尚、
送出制御データ記憶部A2は、情報読出装置B3毎の作動デ
ータとして、「送出開始処理」が終了していない未処理
の送出要求データDEと「送出終了処理」が終了していな
い未処理の書込終了データDKを記憶し、情報出力装置A
6,A7 毎の作動データとして、その情報出力装置A6,A7
から出力可能な映像情報のタイトルを記憶している。
【0090】そして、図18のフローチャートに示すよ
うに、起動電源を入力してから最初の送出要求データFD
E が情報読出装置B3から送信されると制御動作を開始し
(#201)、送出制御データ記憶部A2から未処理の送出要求
データDEと未処理の書込終了データDKを処理対象データ
として読み出す(#202)。次に、処理対象データ中の未処
理の送出要求データDEの有無を判別して(#203)、有りの
場合はその送出要求データDE毎に「送出開始処理」を実
行し(#204)、無しの場合又は処理対象データ中の未処理
の送出要求データDEが無くなった場合は、処理対象デー
タ中の未処理の書込終了データDKの有無を判別して(#20
5)、有りの場合はその書込終了データDK毎に「送出終了
処理」を実行し(#206)、無しの場合又は処理対象データ
中の未処理の書込終了データDKが無くなった場合は、新
たに送出データ記憶部A2に記憶された処理対象データに
ついて、ステップ#202〜#206の制御動作を繰り返す。
【0091】前記「送出開始処理」では、図19のフロ
ーチャートに示すように、送出要求データDEで要求され
ているタイトルの映像情報を出力する情報出力装置A6,A
7 とその送出要求データDEを送信した情報読出装置B3と
のデジタル通信回線を接続するための回線接続データDM
1 を回線制御装置A4に入力し(#211)、映像データVAの出
力開始を指示する出力開始指示信号SCをその情報出力装
置A6,A7 に入力して(#212)、その映像データVAの情報読
出装置B3への送出を開始する。従って、情報読出装置B3
は、リアルタイム情報出力装置A6から出力される映像情
報のタイトルとその送出を要求する送出要求データDEを
送出制御部A1に送信することにより、番組制作局A5から
送信される情報の映像データVAを情報蓄積メモリ2に書
き込み可能に設けられ、その映像データVAを情報蓄積メ
モリ2に書き込みながら、読出位置が異なる複数の読出
映像データVDn をその情報蓄積メモリ2から読すことが
できる。
【0092】前記「送出終了処理」では、図20のフロ
ーチャートに示すように、その書込終了データDKを入力
した情報読出装置B3と対応する情報出力装置A6,A7 との
デジタル通信回線を切断するための回線切断データDM2
を回線制御装置A4に入力し(#221)、映像情報VAの出力終
了を指示する出力終了指示信号SDをその情報出力装置A
6,A7 に入力して(#222)、映像データVAの情報読出装置B
3への送出を終了する。
【0093】〔第2実施形態〕 図21は情報供給システムの別実施形態をブロック図で
示し、複数に区分されたサービス地域H毎に第1実施形
態で示した情報供給装置Bと同様の情報供給装置(以
下、地域情報供給装置という)Dを設け、第1実施形態
で示したと同様のセンタ装置Cに、これらの地域情報供
給装置Dの各々をその端末としてデジタル伝送回線Gで
双方向に通信可能に接続するとともに、地域情報供給装
置Dの各々とそのサービス地域Hに設けられている多数
の端末装置Eとを第1実施形態で示したと同様にデジタ
ル交換回線網Fを介して双方向に通信可能に接続して、
センタ装置Cが、情報蓄積メモリ2に書込映像データVB
を書き込みながら、読出位置が異なる複数の読出映像デ
ータVDm をその情報蓄積メモリ2から読み出して、それ
ら複数の中継用情報供給手段としての地域情報供給装置
Dからの送信要求データDAに応じて送信する情報供給手
段に構成されている。
【0094】そして、地域情報供給装置Dの各々は、そ
の情報読出装置B3の情報蓄積メモリ2から現在読み出せ
ない映像情報についての送信要求データDAがそのサービ
ス地域Hの端末装置Eから送信されると、待機中の情報
読出装置B3の一つが、その映像データVAの送出を要求す
る送出要求データDEを送信要求データDAとしてセンタ装
置Cの供給制御部B1に送信し、センタ装置Cは、その情
報読出装置B3の情報蓄積メモリ2から現在読み出せない
映像情報についての送信要求データDAが地域情報供給装
置Dから送信されると、その送信要求データDAに対応す
る映像データVAを待機中の情報読出装置B3の情報蓄積メ
モリ2に書き込みながら、複数の地域情報供給装置Dか
らの送信要求データDAに応じた読出位置が異なる複数の
読出映像データVDm をその情報蓄積メモリ2から読み出
して、それら複数の地域情報供給装置Dに送信し、地域
情報供給装置Dの各々は、センタ装置Cから送信されて
きた映像データVE(VA)をその情報読出装置B3の情報蓄積
メモリ2に書き込みながら、複数の端末装置Eからの送
信要求データDAに応じた読出位置が異なる複数の読出映
像データVDm をその情報蓄積メモリ2から読み出して、
それら複数の端末装置Eに送信するように設けられてい
る。その他の構成は第1実施形態と同様である。
【0095】〔第3実施形態〕 図22は情報供給システムの別実施形態のブロック図の
要部を示し、第1実施形態で示したセンタ装置Cの情報
供給装置B又は第2実施形態で示した地域情報供給装置
Dに、情報読出装置B3の各々で読み出した読出映像デー
タVDm を多重化する多重化装置Jを設け、その多重化し
た多重化映像データVFをケーブルテレビ用の有線通信網
Kで端末装置Eの各々に送信するとともに、端末装置E
の各々は、その情報供給装置B又は地域情報供給装置D
の供給制御部B1から予め送信された受信チャンネルデー
タDNに基づいて、送信要求データDAに対応する映像デー
タを受信できるように構成してある。その他の構成は、
第1又は第2実施形態と同様である。
【0096】〔その他の実施形態〕 1.本発明による情報供給方法と情報供給システム及び
情報供給装置において扱う情報のデータは、映像情報の
データの他、音声情報のデータがあり、その種類,用途
は限定されない。 2.記憶手段から読み出した複数のデータを、無線通信
或いは無線通信と有線通信とを組み合わせて、送信要求
に応じて複数の端末に送信するように構成されていても
良い。 3.記憶手段から読み出した複数のデータを、パケット
交換方式により、送信要求に応じて複数の端末に送信す
るように構成されていても良い。 4.記憶手段から読み出した複数のデータを、アナログ
電話回線網を利用して送信要求に応じて複数の端末に送
信するように構成されていても良い。 5.データを送信要求の有無にかかわらず記憶手段に書
き込みながら、その書き込み中のデータについて複数の
端末から送信要求があると、その記憶手段から読出位置
が異なる複数のデータを読み出すように構成されていて
も良い。 6.データを記憶手段に書き込みながら、読出位置が所
定間隔で異なる複数のデータを送信要求の有無にかかわ
らずその記憶手段から読み出して、送信要求に応じて複
数の端末に送信するように構成されていても良い。 7.データを記憶手段としての書換え可能な光磁気ディ
スクに書き込みながら、複数の読出ヘッドを駆動して、
その光磁気ディスクから読出位置が異なる複数のデータ
を読み出すように構成されていても良い。 8.パーソナルコンピュータが端末として設けられてい
ても良い。 9.タイトルの異なる複数の情報を共通の記憶手段に順
に記憶しながら、タイトルの異なる複数の情報をその共
通の記憶手段から読み出すように構成しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】情報供給システムのブロック図
【図2】情報読出装置のブロック図
【図3】タイムチャート
【図4】情報供給方法を模式的に説明する説明図
【図5】情報供給方法を模式的に説明する説明図
【図6】情報供給方法を模式的に説明する説明図
【図7】供給制御部の制御動作を示すフローチャート
【図8】情報供給開始処理のフローチャート
【図9】再書込開始処理のフローチャート
【図10】情報供給終了処理のフローチャート
【図11】再書込データ読出終了処理のフローチャート
【図12】メモリ制御部の制御動作を示すフローチャー
【図13】メモリ制御部の制御動作を示すフローチャー
【図14】書込開始処理のフローチャート
【図15】読出開始処理のフローチャート
【図16】読出終了処理のフローチャート
【図17】書込終了処理のフローチャート
【図18】送出制御部の制御動作を示すフローチャート
【図19】送出開始処理のフローチャート
【図20】送出終了処理のフローチャート
【図21】第2実施形態の情報供給システムを示すブロ
ック図
【図22】第3実施形態の情報供給システムの要部を示
すブロック図
【符号の説明】
2 記憶手段 ADM0 書込アドレス ADMm 読出アドレス AR 書込領域 B1 供給制御手段 B3 読出手段 C 情報供給手段(センタ装置) D 情報供給手段 DA 送信要求 E 端末 TCm 送信開始位置 VA,VB,VDn,VDm,VD63,VE データ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04N 7/173 H04N 7/173

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一つのデータ入力部に入力されたデータ
    を書込可能な書込領域を備えた記憶手段を用い、 前記一つのデータ入力部に入力された一連に再生される
    映像情報又は音声情報の一つに対応する一連のデータ
    を、前記書込領域に端末への送信用のデータとして読出
    可能な記憶データとして記憶されるように書き加えなが
    ら、その書込領域に書き込まれている前記記憶データ
    を、その記憶データが書き込まれている書込領域中の
    意の複数の位置の各々から端末への送信用のデータとし
    て読み出して、複数の端末に送信する情報供給方法。
  2. 【請求項2】 一つのデータ入力部に入力されたデータ
    を書込可能な書込領域を備えた記憶手段を用い、 前記一つのデータ入力部に入力されたデータを前記書込
    領域に書き込む書込み用のタイムスロットと、前記書込
    領域に書き込まれているデータを読み出す読出し用のタ
    イムスロットの複数とを時分割で周期的に設けて、 前記書込み用のタイムスロットにおいて前記一つのデー
    タ入力部に入力されたデータを前記書込領域に書き込む
    動作を周期的に繰り返すことにより、前記一つのデータ
    入力部に入力された一連に再生される映像情報又は音声
    情報の一つに対応する一連のデータを、前記書込領域に
    端末への送信用のデータとして読出可能な記憶データと
    して記憶されるように書き加えながら、 前記読出し用のタイムスロットの各々において、前記書
    込領域に書き込まれているデータをその書込領域中の前
    記読出し用のタイムスロット毎に対応する位置から読み
    出す動作を周期的に繰り返すことにより、その書込領域
    に書き込まれている前記記憶データを、その記憶データ
    が書き込まれている書込領域中の任意の複数の位置の各
    々から端末への送信用のデータとして読み出して、複数
    の端末に送信する情報供給方法。
  3. 【請求項3】 前記記憶手段として前記書込領域を書換
    え可能に備えた記憶手段を用い、 前記書込領域に前記一連のデータのうちの一定量を書き
    込んだ後は、その書込領域に書き込まれている前記記憶
    データのうちの最先に書き加えたデータを、最新に書き
    加えたデータに後続して書き加えるデータに書き換え
    て、前記一連のデータを前記書込領域に端末への送信用
    のデータとして読出可能な記憶データとして記憶される
    ように書き加える請求項1又は2記載の情報供給方法。
  4. 【請求項4】 一つのデータ入力部に入力されたデータ
    を書込可能な書込領域を備えた記憶手段を設け、 前記一つのデータ入力部に入力された一連に再生される
    映像情報又は音声情報の一つに対応する一連のデータ
    を、前記書込領域に端末への送信用のデータとして読出
    可能な記憶データとして記憶されるように書き加えなが
    ら、その書込領域に書き込まれている前記記憶データ
    を、その記憶データが書き込まれている書込領域中の
    意の複数の位置の各々から端末への送信用のデータとし
    て読み出して、複数の端末に送信する情報供給システ
    ム。
  5. 【請求項5】 一つのデータ入力部に入力されたデータ
    を書込可能な書込領域を備えた記憶手段を設け、 前記一つのデータ入力部に入力されたデータを前記書込
    領域に書き込む書込み用のタイムスロットと、前記書込
    領域に書き込まれているデータを読み出す読出し用のタ
    イムスロットの複数とを時分割で周期的に設けて、 前記書込み用のタイムスロットにおいて前記一つのデー
    タ入力部に入力されたデータを前記書込領域に書き込む
    動作を周期的に繰り返すことにより、前記一つのデータ
    入力部に入力された一連に再生される映像情報又は音声
    情報の一つに対応する一連のデータを、前記書込領域に
    端末への送信用のデータとして読出可能な記憶データと
    して記憶されるように書き加えながら、 前記読出し用のタイムスロットの各々において、前記書
    込領域に書き込まれているデータをその書込領域中の前
    記読出し用のタイムスロット毎に対応する位置から読み
    出す動作を周期的に繰り返すことにより、その書込領域
    に書き込まれている前記記憶データを、その記憶データ
    が書き込まれている書込領域中の任意の複数の位置の各
    々から端末への送信用のデータとして読み出して、複数
    の端末に送信する情報供給システム。
  6. 【請求項6】 前記記憶手段として前記書込領域を書換
    え可能に備えた記憶手段を設け、 前記記憶手段が、前記書込領域に前記一連のデータのう
    ちの一定量を書き込んだ後は、その書込領域に書き込ま
    れている前記記憶データのうちの最先に書き加えたデー
    タを、最新に書き加えたデータに後続して書き加えるデ
    ータに書き換えて、前記一連のデータを前記書込領域に
    端末への送信用のデータとして読出可能な記憶データと
    して記憶されるように書き加える機能を備えている請求
    項4又は5記載の情報供給システム。
  7. 【請求項7】 一つのデータ入力部に入力されたデータ
    を書込可能な書込領域を備えた記憶手段を、 前記一つのデータ入力部に入力された一連に再生される
    映像情報又は音声情報の一つに対応する一連のデータ
    を、前記書込領域に端末への送信用のデータとして読出
    可能な記憶データとして記憶されるように書き加えなが
    ら、その書込領域に書き込まれている前記記憶データ
    を、その記憶データが書き込まれている書込領域中の
    意の複数の位置の各々から端末への送信用のデータとし
    て読み出し可能に設けてある情報読出装置。
  8. 【請求項8】 一つのデータ入力部に入力されたデータ
    を書込可能な書込領域を備えた記憶手段を、 前記一つのデータ入力部に入力されたデータを前記書込
    領域に書き込む書込み用のタイムスロットと、前記書込
    領域に書き込まれているデータを読み出す読出し用のタ
    イムスロットの複数とを時分割で周期的に設けて、 前記書込み用のタイムスロットにおいて前記一つのデー
    タ入力部に入力されたデータを前記書込領域に書き込む
    動作を周期的に繰り返すことにより、前記一つのデータ
    入力部に入力された一連に再生される映像情報又は音声
    情報の一つに対応する一連のデータを、前記書込領域に
    端末への送信用のデータとして読出可能な記憶データと
    して記憶されるように書き加えながら、 前記読出し用のタイムスロットの各々において、前記書
    込領域に書き込まれているデータをその書込領域中の前
    記読出し用のタイムスロット毎に対応する位置から読み
    出す動作を周期的に繰り返すことにより、その書込領域
    に書き込まれている前記記憶データを、その記憶データ
    が書き込まれている書込領域中の任意の複数の位置の各
    々から端末への送信用のデータとして読み出し可能に設
    けてある情報読出装置。
  9. 【請求項9】 前記書込領域を書換え可能に設け、 前記記憶手段が、前記書込領域に前記一連のデータのう
    ちの一定量を書き込んだ後は、その書込領域に書き込ま
    れている前記記憶データのうちの最先に書き加えたデー
    タを、最新に書き加えたデータに後続して書き加えるデ
    ータに書き換えて、前記一連のデータを前記書込領域に
    端末への送信用のデータとして読出可能な記憶データと
    して記憶されるように書き加える機能を備えている請求
    項7又は8記載の情報読出装置。
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