JP2002051310A - 画像処理装置および画像処理方法、並びに記録媒体 - Google Patents

画像処理装置および画像処理方法、並びに記録媒体

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワークを効率的に使用し、応答性を向
上させる。 【解決手段】 ディジタルテレビモニタ31の制御回路
54は、ユーザが操作パネル55を操作することによ
り、通常再生を指令すると、現在再生すべきフレームを
注目フレームとして、その注目フレームの前後それぞれ
に隣接する15フレームの画像データと、注目フレーム
の前後それぞれの2分間の範囲における0.5秒おきの
位置にある画像データを、IEEE1394ケーブル3を介し
て、ハードディスクレコーダ31に要求する。そして、
制御回路54は、要求した画像データが、ハードディス
クレコーダ31から送信されてくると、その画像データ
を、数時間分の画像データの記憶が可能なバッファ56
に記憶させる。このバッファ56に記憶された画像デー
タが、必要に応じて読み出され、ディスプレイ53に表
示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像処理装置およ
び画像処理方法、並びに記録媒体に関し、特に、例え
ば、IEEE(Institute of Electrical and Electronics E
ngineers)1394の規格に準拠したネットワークを、効率
的に使用するとともに、応答性の良い再生等を実現する
ことができるようにする画像処理装置および画像処理方
法、並びに記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタルインタフェースの規格の1つ
であるIEEE1394規格による通信は、データのアイソクロ
ナス転送を行うことができることから、画像や音声とい
ったリアルタイムで再生する必要のあるデータの転送に
適しており、さらに、近年におけるマルチメディアデー
タの通信の要請の高まりもあって、大きく注目されてい
る。
【0003】図1は、IEEE1394規格による通信が可能な
AV(Audio Visual)システム(システムとは、複数の装
置が論理的に集合した物をいい、各構成の装置が同一筐
体中にあるか否かは問わない)の一例の構成を示してい
る。
【0004】図1のAVシステムは、IEEE1394の規格に
準拠した機器としてのIEEE1394機器であるDV(Digital
Video)方式のハードディスクレコーダ31およびディ
ジタルテレビモニタ32、並びにIEEE1394ケーブル3か
ら構成されている。そして、ハードディスクレコーダ3
1とディジタルテレビモニタ32とは、IEEE1394ケーブ
ル3を介して接続されている。
【0005】なお、以下においては、説明が煩雑になる
のを避けるため、画像または音声データのうちの画像デ
ータについてだけ説明する。また、以下では、基本的
に、ハードディスクレコーダ31で再生された画像が、
IEEE1394ケーブル3を介して、ディジタルテレビモニタ
32に送信されて出力(表示)されるものとする。
【0006】ハードディスクレコーダ31は、ハードデ
ィスク41、信号処理回路42、インターフェース回路
43、および制御回路44から構成されている。
【0007】信号処理回路42は、インターフェース回
路43から供給される画像データに対して、必要な信号
処理を施し、ハードディスク41に供給して記録すると
ともに、ハードディスク41に記録された画像データを
再生し(読み出し)、必要な信号処理を施して、インタ
ーフェース回路43に供給する。
【0008】インターフェース回路43は、IEEE1394の
規格に準拠した通信を行うためのインターフェースとし
て機能する。即ち、インターフェース回路43は、信号
処理回路42から供給される画像データ等のフォーマッ
トを、IEEE1394の規格に準拠したものに変換して、IEEE
1394ケーブル3に送信し、また、IEEE1394ケーブル3か
らの画像データ等を受信し、そのフォーマットを先のフ
ォーマットに戻して、信号処理回路42に供給する。
【0009】制御回路44は、例えば、インターフェー
ス回路43で受信される、ディジタルテレビモニタ32
からの要求等に応じて、信号処理回路42およびインタ
ーフェース回路43を制御する。
【0010】ディジタルテレビモニタ32は、インタフ
ェース回路51、信号処理回路52、ディスプレイ5
3、制御回路54、および操作パネル55から構成され
ている。
【0011】インターフェース回路51は、インターフ
ェース回路43と同様に、IEEE1394の規格に準拠した通
信を行うためのインターフェースとして機能し、信号処
理回路52から供給される画像データ等を、IEEE1394ケ
ーブル3に送信し、また、IEEE1394ケーブル3からの画
像データ等を受信して、信号処理回路52に供給する。
【0012】信号処理回路52は、インターフェース回
路51から供給される画像データに対して、必要な信号
処理を施し、ディスプレイ53に供給し、また、制御回
路54からの各種の要求等を、インターフェース回路5
1に供給して、IEEE1394ケーブル3を介して送信させ
る。
【0013】ディスプレイ53は、例えば、CRT(Cat
hode Ray Tube)や液晶パネルで構成され、信号処理回路
52からの画像データを表示する。
【0014】制御回路54は、操作パネル55からの操
作信号等に基づいて、インターフェース回路51および
信号処理回路52を制御する。
【0015】操作パネル55は、画像データの再生や、
一時停止(ポーズ)、早送り等の各種の指令を与えると
きに操作されるボタン等から構成され、操作されたボタ
ンに対応する操作信号を、制御回路54に供給する。な
お、操作パネル55は、ディジタルテレビモニタ32に
一体的に設けられたパネルであっても良いし、ディジタ
ルテレビモニタ32を遠隔制御するリモートコマンダで
あっても良い。
【0016】次に、図1のAVシステムの動作について
説明する。
【0017】なお、AVシステムにおいて、ハードディ
スクレコーダ31のインターフェース回路43と、ディ
ジタルテレビモニタ32のインターフェース回路51
は、ハードディスクレコーダ31およびディジタルテレ
ビモニタ32の電源がオン状態とされると、IEEE1394ケ
ーブル3を介して接続されているIEEE1394機器(図1で
は、ハードディスクレコーダ31とディジタルテレビモ
ニタ32)を認識し、データをやりとりするための論理
的なチャネル(データチャネル)と、制御信号をやりと
りするための論理的なチャネル(制御チャネル)を確立
する。そして、ハードディスクレコーダ31とディジタ
ルテレビモニタ32との間では、そのチャネルを介し
て、データや制御信号のやりとりが行われる。
【0018】まず、例えば、画像データをハードディス
クレコーダ31に記録させる場合には、ユーザが、イン
ターフェース回路43に、IEEE1394ケーブル3を介し
て、図示せぬビデオカメラ等の画像の入力が可能な画像
入力装置を接続し、その画像入力装置から、ハードディ
スクレコーダ31に対して、画像データを入力する。こ
の画像データは、インターフェース回路43で受信さ
れ、信号処理回路42に供給される。
【0019】信号処理回路42は、インターフェース回
路43からの画像データを、例えば、DV方式の画像デ
ータに符号化する等の必要な信号処理を施し、ハードデ
ィスク41に供給して記録する。
【0020】なお、ハードディスクレコーダ31におけ
る画像の記録は、例えば、以下のようにして行うことも
可能である。即ち、ディジタルテレビモニタ32に、入
力端子が設けられている場合には、その入力端子から、
ディジタルテレビモニタ32に画像データを入力し、信
号処理回路52において、DV方式の画像データに符号
化し、そのDV方式の画像データを、インタフェース回
路51から、IEEE1394ケーブル3を介して、ハードディ
スクレコーダ31に供給して記録させることが可能であ
る。
【0021】次に、ハードディスクレコーダ31で記録
された画像データを再生し、ディジタルテレビモニタ3
2に送信して表示させる場合には、ユーザは、操作パネ
ル55の再生(通常再生)を指令するボタン(再生ボタ
ン)を操作する。この場合、操作パネル55は、通常再
生を指令する操作信号を、制御回路54に供給する。制
御回路54は、通常再生を指令する操作信号を受信する
と、装置の動作モードを通常再生モードとし、通常再生
モードとなると、インターフェース回路51、信号処理
回路52、およびディスプレイ53は、画像データの入
力待ちの状態となる。
【0022】さらに、制御回路54は、インターフェー
ス回路51を制御することにより、通常再生モードとな
ったことを表すモード信号を、IEEE1394ケーブル3の制
御チャネルを介して、ハードディスクレコーダ31に送
信させる。
【0023】このモード信号は、ハードディスクレコー
ダ31のインターフェース回路43で受信され、インタ
ーフェース回路43は、モード信号を受信すると、その
モード信号を、制御回路44に供給する。制御回路44
は、インターフェース回路43からのモード信号にした
がって、装置の動作モードを変更する。即ち、いまの場
合、動作モードは、通常再生モードとなる。
【0024】通常再生モードとなると、信号処理回路4
2は、ハードディスク41からの画像データの再生を開
始する。なお、信号処理回路42は、例えば、ユーザが
操作パネル55を操作することにより、再生する画像デ
ータ(コンテンツ)を指定した場合には、そのユーザに
よって指定された画像データの先頭から再生を開始す
る。また、例えば、ユーザが、特に再生すべき画像デー
タを指定しなかった場合には、信号処理回路42は、あ
らかじめ定められた位置(例えば、前回の再生が終了し
た位置)からの再生を開始する。ここで、ユーザが、操
作パネル55を操作して、再生するコンテンツを指定し
た場合、その指定されたコンテンツを表す信号は、IEEE
1394ケーブル3の制御チャネルを介して、ディジタルテ
レビモニタ32からハードディスクレコーダ31に送信
される。
【0025】信号処理回路42は、ハードディスク41
から再生した画像データを復号し、必要に応じて、図示
せぬ出力端子から出力する。即ち、ハードディスク41
には、DV方式の画像データが記録されているため、画
像データを出力端子から出力する場合には、信号処理回
路42は、そのDV方式の画像データを、例えば、NT
SC方式の画像データに復号してから出力する。
【0026】また、信号処理回路42は、ハードディス
ク41から再生したDV方式の画像データを、そのま
ま、インターフェース回路43に供給し、インタフェー
ス回路43は、信号処理回路42からのDV方式の画像
データを、IEEE1394ケーブル3のデータチャネルを介し
て、ディジタルテレビモニタ32に送信する。
【0027】従って、ここでは、ハードディスクレコー
ダ31からディジタルテレビモニタ32に対して、DV
方式で圧縮符号化された画像データが、IEEE1394ケーブ
ル3を介して送信される。なお、ハードディスクレコー
ダ31からディジタルテレビモニタ32に対しては、D
V方式の画像データを復号して、NTSC方式の画像デ
ータ等としたものを送信することも可能であるが、IEEE
1394機器どうしの間では、一般に、DV方式の画像デー
タは、そのままやりとりされる。
【0028】以上のようにして、IEEE1394ケーブル3を
介して、ハードディスクレコーダ31から送信されてく
る画像データは、ディジタルテレビモニタ32のインタ
ーフェース回路51で受信され、インターフェース回路
51は、その画像データを、信号処理回路52に供給す
る。信号処理回路52は、インターフェース回路51か
らのDV方式の画像データを、例えば、NTSC方式の
画像データに復号し、ディスプレイ53に供給して表示
させる。
【0029】次に、ユーザが、例えば、操作パネル55
の早送りを指令するボタン(早送りボタン)を操作する
と、操作パネル55は、早送りを指令する操作信号を、
制御回路54に供給し、この場合、制御回路54は、早
送りモードとなることを指令するモード信号を、インタ
ーフェース回路51を制御することにより、IEEE1394ケ
ーブル3を介して、ハードディスクレコーダ31に送信
させる。
【0030】早送りモードとなることを指令するモード
信号は、ハードディスクレコーダ31のインターフェー
ス回路43で受信され、制御回路44に供給される。制
御回路44は、このモード信号を受信すると、装置の動
作モードを早送りモードとする。
【0031】早送りモードとなると、信号処理回路42
は、ハードディスク41から、Nフレームごとに画像デ
ータを再生する。
【0032】ここで、ハードディスク41には、DV方
式で圧縮符号化された画像データが記録されているが、
DV方式では、1フレームあたりのデータ量が固定であ
り、さらに、イントラ符号化のみで、フレーム間符号化
が行われていないから、複数フレームごとに画像データ
を再生することが可能である。なお、ハードディスク4
1には、例えば、MPEG方式等の、フレーム間符号化
を行う方式によって圧縮符号化された画像データを記録
しておくことも可能である。この場合、所定のフレーム
の画像データの記録位置の検出には、本件出願人が先に
出願した特開平6−325553号や、特開平11−3
12381号等に記載されている方法を採用することが
できる。
【0033】また、信号処理回路42が、ハードディス
ク41から、N−1フレームおきに画像データを再生し
た場合には、N倍速再生ということになる。
【0034】信号処理回路42は、ハードディスク41
から再生した画像データを、インターフェース回路43
に供給し、この画像データは、以下、通常再生モードに
おける場合と同様にして、ディジタルテレビモニタ32
に送信される。
【0035】ディジタルテレビモニタ32では、通常再
生の場合と同様にして、ハードディスクレコーダ31か
らの画像データが、ディスプレイ53に表示される。こ
の場合、ハードディスクレコーダ31から送信されてく
る画像データは、Nフレームおきのものとなっているか
ら、ディスプレイ53には、早送り状態の動画像が表示
される。
【0036】次に、ユーザが、例えば、操作パネル55
のポーズを指令するボタン(ポーズボタン)を操作する
と、操作パネル55は、ポーズを指令する操作信号を、
制御回路54に供給し、この場合、制御回路54は、ポ
ーズモードを指令するモード信号を、インターフェース
回路51を制御することにより、IEEE1394ケーブル3を
介して、ハードディスクレコーダ31に送信させる。
【0037】ポーズモードを指令するモード信号は、ハ
ードディスクレコーダ31のインターフェース回路43
で受信され、制御回路44に供給される。制御回路44
は、このモード信号を受信すると、装置の動作モードを
ポーズモードとする。
【0038】ポーズモードとなると、信号処理回路42
は、ハードディスク41から最後に再生した画像データ
のフレームを、ハードディスク41から繰り返し再生す
ることにより、同一フレームの画像データを、インター
フェース回路43に供給する。インタフェース回路43
は、信号処理回路42からの画像データを、IEEE1394ケ
ーブル3を介して、ディジタルテレビモニタ32に送信
する。なお、ハードディスクレコーダ31においては、
ハードディスク41と信号処理回路42との間にフレー
ムバッファを設け、同一のフレームについては、ハード
ディスク41からではなく、フレームバッファから読み
出すようにすることが可能である。
【0039】ディジタルテレビモニタ32は、通常再生
の場合と同様にして、ハードディスクレコーダ31から
の画像データを、ディスプレイ53に表示させる。この
場合、ハードディスクレコーダ31から送信されてくる
画像データは、上述したように、同一フレームのものと
なっているから、ディスプレイ53には、ポーズ状態の
動画像(静止状態の画像)が表示される。
【0040】その後、ユーザが、例えば、操作パネル5
5のポーズを解除して再生(通常再生)を指令する再生
ボタンを操作すると、操作パネル55は、通常再生を指
令する操作信号を、制御回路54に供給し、この場合、
制御回路54は、通常再生モードを指令するモード信号
を、インターフェース回路51を制御することにより、
IEEE1394ケーブル3を介して、ハードディスクレコーダ
31に送信させる。
【0041】このモード信号は、ハードディスクレコー
ダ31のインターフェース回路43で受信され、制御回
路44に供給される。この場合、制御回路44は、装置
の動作モードを通常再生モードとする。
【0042】通常再生モードとなると、信号処理回路4
2は、ポーズモード時に繰り返し再生していたフレーム
の続きのフレームの画像データからの再生を開始し、こ
の画像データは、上述した場合と同様にして、ディジタ
ルテレビモニタ32に送信され、ディスプレイ53に表
示される。
【0043】従って、ディジタルテレビモニタ32で
は、静止した状態の画像の続きの動画像が表示される。
【0044】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
AVシステムでは、ポーズが指令された場合でも、同一
フレームの画像データが、IEEE1394ケーブル3を介し
て、繰り返し送信される。即ち、ポーズの場合でも、通
常再生における場合と同様の伝送帯域を占有して、画像
データが送信される。具体的には、例えば、送信される
画像データがNTSC方式のものである場合には、2
9.97フレーム/秒に対応する伝送帯域を占有して、
画像データが送信される。
【0045】従って、IEEE1394規格の通信が、その画像
データの送信だけに用いられる場合には、特に問題はな
いが、他のアプリケーションによるデータのやりとりに
も用いられる場合には、有限の伝送帯域が、同一フレー
ムの画像データの送信によって使用されることにより、
他のアプリケーションによるデータのやりとりが制限さ
れることとなって、伝送帯域を効率的に利用していると
は言い難い。
【0046】さらに、従来のAVシステムでは、ユーザ
が操作パネル55を操作した後に、表示すべき画像デー
タが、ハードディスクレコーダ31からディジタルテレ
ビモニタ32に、必ず送信されてくるため、ユーザが操
作パネル55を操作してから、画像が表示されるまでの
応答性が悪い場合があった。
【0047】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たものであり、ネットワークを、効率的に使用するとと
もに、応答性の良い再生等を実現することができるよう
にするものである。
【0048】
【課題を解決するための手段】本発明の画像処理装置
は、送信装置から、所定のネットワークを介して送信さ
れてくる画像データを受信する受信手段と、注目してい
る注目画面を基準として、所定の範囲内にある画面の画
像データを、送信装置に要求する要求手段と、受信手段
において受信された所定の範囲内の画面の画像データを
記憶する、複数画面分以上の記憶容量を有する画像記憶
手段と、画像記憶手段に記憶された画像データを、表示
装置に表示させる表示制御手段とを備えることを特徴と
する。
【0049】本発明の画像処理方法は、送信装置から、
所定のネットワークを介して送信されてくる画像データ
を受信する受信ステップと、注目している注目画面を基
準として、所定の範囲内にある画面の画像データを、送
信装置に要求する要求ステップと、受信ステップにおい
て受信された所定の範囲内の画面の画像データを、複数
画面分以上の記憶容量を有する画像記憶手段に記憶させ
る画像記憶ステップと、画像記憶手段に記憶された画像
データを、表示装置に表示させる表示制御ステップとを
備えることを特徴とする。
【0050】本発明の記録媒体は、送信装置から、所定
のネットワークを介して送信されてくる画像データを受
信する受信ステップと、注目している注目画面を基準と
して、所定の範囲内にある画面の画像データを、送信装
置に要求する要求ステップと、受信ステップにおいて受
信された所定の範囲内の画面の画像データを、複数画面
分以上の記憶容量を有する画像記憶手段に記憶させる画
像記憶ステップと、画像記憶手段に記憶された画像デー
タを、表示装置に表示させる表示制御ステップとを備え
るプログラムが記録されていることを特徴とする。
【0051】本発明の他の画像処理装置は、送信装置
が、受信装置からの要求に応じて、画像データを再生す
る再生手段と、画像データを、所定のネットワークを介
して、受信装置に送信する送信手段とを備え、受信装置
が、送信装置から、所定のネットワークを介して送信さ
れてくる画像データを受信する受信手段と、注目してい
る注目画面を基準として、所定の範囲内にある画面の画
像データを、送信装置に要求する要求手段と、受信手段
において受信された所定の範囲内の画面の画像データを
記憶する、複数画面分以上の記憶容量を有する画像記憶
手段と、画像記憶手段に記憶された画像データを、表示
装置に表示させる表示制御手段とを備えることを特徴と
する。
【0052】本発明の画像処理装置および画像処理方
法、並びに記録媒体においては、注目している注目画面
を基準として、所定の範囲内にある画面の画像データ
が、送信装置に要求され、送信装置から所定のネットワ
ークを介して送信されてくる所定の範囲内の画面の画像
データが、画像記憶手段に記憶される。そして、画像記
憶手段に記憶された画像データが、表示装置に表示され
る。
【0053】本発明の他の画像処理装置においては、送
信装置では、受信装置からの要求に応じて、画像データ
が再生され、所定のネットワークを介して、受信装置に
送信される。受信装置では、送信装置から、所定のネッ
トワークを介して送信されてくる画像データが受信され
る一方、注目している注目画面を基準として、所定の範
囲内にある画面の画像データが、送信装置に要求され、
その所定の範囲内の画面の画像データが、画像記憶手段
に記憶される。そして、その画像記憶手段に記憶された
画像データが、表示装置に表示される。
【0054】
【発明の実施の形態】図2は、本発明を適用したAVシ
ステムの一実施の形態の構成例を示している。なお、図
中、図1における場合と対応する部分については、同一
の符号を付してあり、以下では、その説明は、適宜省略
する。即ち、図2のAVシステムは、ディジタルテレビ
モニタ32にバッファ56が新たに設けられ、かつ制御
回路54が管理メモリ54Aを内蔵している他は、基本
的には、図1における場合と同様に構成されている。
【0055】バッファ56は、例えば、半導体メモリや
ハードディスク等で構成され、数時間分の画像データを
記憶することのできる記憶容量を有しており、制御回路
54の制御の下、インターフェース回路51で受信さ
れ、信号処理回路52を介して供給される画像データを
一時記憶するようになっている。なお、バッファ56に
は、ディジタルテレビモニタ32から、IEEE1394ケーブ
ル3を介して、外部に送信する画像データ等も、必要に
応じて記憶させることができるようになっている。
【0056】管理メモリ54Aは、制御回路54の制御
の下、各フレームの画像データがバッファ56に記憶さ
れているかどうかの管理情報を記憶するようになってい
る。
【0057】なお、本実施の形態では、ハードディスク
レコーダ31のインターフェース回路43と、ディジタ
ルテレビモニタ32のインターフェース回路51との間
では、IEEE1394ケーブル3を介して、画像データを通常
再生するのに必要な最低限の伝送レート(以下、適宜、
通常伝送レートという)よりも高い伝送レート(例え
ば、通常伝送レートの2倍の伝送レート等)で、画像デ
ータのやりとりが行われるようになっている。
【0058】ここで、例えば、DVD(Digital Versati
le Disc)規格によれば、DVDからのデータの読み出し
レートの下限値が11.08Mbps(Mega Bit Per S
econd)であり、DVDビデオ(DVD Video)のVOB(Vid
eo Object)ファイルのデータの最大の転送レートは1
0.08Mbpsである。従って、DVDからのデータ
の読み出しレートの下限値は、VOBファイルのデータ
の最大の転送レートの約1.1倍であるが、インターフ
ェース回路43と51との間における伝送レートは、通
常伝送レートに対して、このような1.1倍等であって
も良い。
【0059】以上のように、IEEE1394ケーブル3を介し
ての画像データの伝送は、通常伝送レートより高い伝送
レートで行われるため、ハードディスクレコーダ31か
らディジタルテレビモニタ32に対しては、通常再生を
途切れることなく行うための画像データの他にも、画像
データ(通常再生にとっては、いわば余分な画像デー
タ)を送信することができる。
【0060】次に、バッファ56への画像データの記憶
のさせ方と、その管理方法について説明する。
【0061】ハードディスクレコーダ31からディジタ
ルテレビモニタ32に対して送信されてくる画像データ
が、例えば、前述したような、DV方式で圧縮されたも
ののように、1フレームあたりのデータ量が固定のもの
である場合には、バッファ56には、画像データを、そ
のフレームの表示順に記憶させることができる。
【0062】この場合、制御回路54は、管理メモリ5
4Aに、例えば、図3に示すような1ビットのフレーム
フラグでなる管理情報を記憶させることで、各フレーム
の画像データがバッファ56に記憶されているかどうか
を管理する。
【0063】即ち、図3の実施の形態では、バッファ5
6には、制御回路54によって、2つの画像コンテンツ
#1および#2を記憶するための記憶領域が確保されて
いる。この場合、制御回路54は、画像コンテンツ#1
と#2のそれぞれについて、各フレームに対応するフレ
ームフラグでなる管理情報を、管理メモリ54Aに記憶
させる。管理情報としてのフレームフラグの初期値は、
0または1のうちの、例えば0となっており、制御回路
54は、フレームフラグに対応するフレームの画像デー
タがバッファ56に記憶されると、そのフレームフラグ
を0から1にする。従って、この場合、管理情報として
のフレームフラグを参照することで、そのフレームフラ
グに対応するフレームの画像データが、バッファ56に
記憶されているかどうかを認識することができる。即
ち、画像コンテンツの先頭からi番目のフレームの画像
データが、バッファ56に記憶されているかどうかは、
対応する管理情報の先頭からi番目のフレームフラグを
参照することで認識することができる。
【0064】ここで、制御回路54は、バッファ56
に、画像コンテンツを記憶するための記憶領域を確保す
ると、その記憶領域の先頭アドレスを、その画像コンテ
ンツの管理情報と対応付けて、管理メモリ54に記憶さ
せる。従って、ある画像コンテンツの先頭からi番目の
フレームの画像データを記憶させるべきバッファ56の
位置、またはその画像データが記憶されているバッファ
56の位置は、画像コンテンツを記憶するための記憶領
域の先頭アドレス、変数(フレーム番号)i、および1
フレームあたりの固定のデータ量から認識することがで
きる。
【0065】なお、図3の実施の形態では、フレームフ
ラグは0または1のうちのいずれかの値をとる1ビット
のフラグであり、従って、画像データのフレームレート
が、例えば、30フレーム/秒であるとすれば、そのよ
うな画像データの、例えば1時間分の管理情報は、10
8000ビット(=60分×60秒×30フレーム/秒
×1ビット)となる。
【0066】次に、図3の実施の形態では、1ビットの
フレームフラグからなる管理情報によって、各フレーム
の画像データがバッファ56に記憶されているかどうか
を管理するようにしたが、その他、例えば、図4に示す
ような管理情報によって、各フレームの画像データがバ
ッファ56に記憶されているかどうかを管理することも
可能である。
【0067】即ち、図4の実施の形態においても、バッ
ファ56には、制御回路54によって、2つの画像コン
テンツ#1および#2を記憶するための記憶領域が確保
されている。
【0068】さらに、図4の実施の形態では、管理情報
は、各フレームごとのフレームフラグ、先頭アドレス、
データ長のセットでなるエントリで構成されている。管
理情報の先頭からi番目のエントリにおけるフレームフ
ラグは、図3における場合と同様に1ビットのフラグ
で、その管理情報によって管理される画像コンテンツの
先頭からi番目のフレームの画像データが、バッファ5
6に記憶されているかどうかを表す。また、i番目のエ
ントリにおける先頭アドレスは、数バイトでなり、i番
目のフレームの画像データが記憶されているバッファ5
6の記憶領域の先頭アドレスを表す。さらに、i番目の
エントリにおけるデータ長は、数バイトでなり、i番目
のフレームの画像データのデータ長を表す。従って、図
4の実施の形態において、例えば、画像コンテンツ#2
のフレーム番号がtt:tt:03のフレームの画像データは、
管理情報を参照することにより、バッファ56のアドレ
スxxxx6から、dddddの長さの記憶領域に記憶されている
ことが分かる。
【0069】なお、図4の実施の形態では、各エントリ
は、そのフレームフラグが1であるときに、そのエント
リの先頭アドレスおよびデータ長が有効になる。即ち、
制御回路54は、i番目のフレームの画像データがバッ
ファ56に記憶されると、管理情報のi番目のフレーム
フラグを0から1にするとともに、その画像データが記
憶されたバッファ56の記憶領域の開始アドレスと大き
さを、それぞれ、管理情報の先頭アドレスとデータ長に
書き込む。
【0070】以上のように、図4の実施の形態では、管
理情報を参照することにより、あるフレームの画像デー
タが、バッファ56に記憶されているかどうかを認識
し、さらに、その画像データがバッファ56に記憶され
ている場合には、その記憶領域の先頭アドレスとデータ
長を認識することができる。従って、図4の実施の形態
においては、図3の実施の形態における場合のように、
1フレームあたりのデータ量が固定の画像データでなく
ても、即ち、例えば、MPEG方式で符号化された画像
データのように、1フレームあたりのデータ量が可変の
画像データであっても、各フレームの画像データがバッ
ファ56に記憶されているかどうかを管理することがで
きる。
【0071】さらに、図3の実施の形態では、バッファ
56には、画像データを、そのフレームの表示順に記憶
させる必要があるが、図4の実施の形態では、各フレー
ムの画像データが記憶されているバッファ56の記憶領
域を認識することができるので、画像データを、そのフ
レームの表示順にバッファ56に記憶させる必要がな
く、任意の順番で記憶させることができる。
【0072】なお、バッファ56に記憶された画像デー
タ、およびその画像データを管理するための、管理メモ
リ54Aに記憶された管理情報は、必要に応じて(例え
ば、所定の時間が経過した場合や、バッファ56に、新
たな画像コンテンツの画像データを記憶する必要がある
が、バッファ56の空き領域が足りない場合等)、制御
回路54によって消去される。この場合、バッファ56
において、フラグメンテーションが生じるが、制御回路
54は、必要に応じて、そのフラグメンテーションを解
消するための、いわゆるデフラグを行う。また、バッフ
ァ56に、画像データを順次記憶させるためには、バッ
ファ56の空き領域の管理を行う必要があるが、制御回
路54は、そのような空き領域の管理も行う。
【0073】次に、ディジタルテレビモニタ32の制御
回路54は、所定の注目フレームを基準として、その注
目フレームから所定の時間の範囲内にある所定の複数フ
レームの画像データが、バッファ56に記憶されていな
い場合には、その記憶されていない画像データ(以下、
適宜、未記憶画像データという)を、インターフェース
回路51を制御することによって、ハードディスクレコ
ーダ31に要求するようになっている。
【0074】即ち、制御回路54は、現在再生すべきフ
レームを注目フレームとして、例えば、図5に斜線を付
して示す位置にあるフレームの画像データを、ハードデ
ィスクレコーダ31に要求する。
【0075】ここで、制御回路54が、上述のようにハ
ードディスクレコーダ31に要求する画像データのフレ
ームの位置を、スコープ(scope)というものとすると、
スコープは、装置の動作モードごとに、あらかじめ設定
されており、従って、制御回路54は、動作モードに対
応するスコープの画像データを要求する。
【0076】即ち、制御回路54は、動作モードが通常
再生(1倍速再生)モードである場合、例えば、図5
(A)に示すように、注目フレームの前後それぞれに隣
接する、連続する15フレームの画像データと、注目フ
レームの前後それぞれの2分間の範囲における0.5秒
おきの位置にある画像データを要求する。
【0077】また制御回路54は、動作モードが早送り
モードである場合、例えば、図5(B)に示すように、
注目フレームの前後それぞれの5分間の範囲における
0.5秒おきの位置にあるフレームの画像データを要求
する。なお、ユーザが、操作パネル55の巻き戻しを指
令するボタン(巻き戻しボタン)を操作した場合、制御
回路54は、動作モードを巻き戻しモード(N倍速での
逆再生を行うモード)とするが、巻き戻しモードの場合
も、例えば、図5(B)に示した早送りモードにおける
場合と同一の画像データを要求する。
【0078】さらに、制御回路54は、動作モードがポ
ーズモードである場合、例えば、図5(C)に示すよう
に、注目フレームの前後それぞれに隣接する、連続する
30フレームの画像データと、注目フレームの前後それ
ぞれの2分間の範囲における0.5秒おきの位置にある
画像データを要求する。なお、ユーザが、操作パネル5
5のスロー再生またはスロー逆再生を指令するボタン
(スロー再生ボタンまたはスロー逆再生ボタン)を操作
した場合、制御回路54は、動作モードを、スロー再生
モード(1/N倍速での再生を行うモード)またはスロ
ー逆再生モード(1/N倍速での逆再生を行うモード)
とするが、スロー再生モードおよびスロー逆再生モード
の場合も、例えば、図5(C)に示したポーズモードに
おける場合と同一の画像データを要求する。
【0079】但し、制御回路54は、管理メモリ54A
の管理情報を参照することにより、上述したようなスコ
ープの画像データのうち、バッファ56に記憶されてい
ないもののみを要求する。
【0080】従って、ハードディスクレコーダ31から
ディジタルビデオモニタ32には、例えば、リアルタイ
ム再生に必要な画像データの他、必要でない画像データ
も伝送される場合があるが、上述したように、本実施の
形態では、ハードディスクレコーダ31からディジタル
ビデオモニタ32へのデータ伝送は、通常伝送レートよ
りも高い伝送レートで行われるから、リアルタイム再生
に必要でない画像データの伝送によって、リアルタイム
再生が妨げられることはない。即ち、スコープの画像デ
ータは、リアルタイム再生に必要な通常伝送レートに対
応する帯域を除いた帯域によって行われるので、スコー
プの画像データの伝送によって、リアルタイム再生は妨
げられない。
【0081】さらに、上述のように、ハードディスクレ
コーダ31からディジタルビデオモニタ32へのスコー
プの画像データの伝送は、ハードディスクレコーダ31
からディジタルビデオモニタ32へのデータ伝送に割り
当てられた伝送帯域(伝送レート)のうち、リアルタイ
ム再生のための画像データの伝送に必要な最低限の伝送
帯域を除いた、残りの伝送帯域を用いて行われるから、
ハードディスクレコーダ31からディジタルビデオモニ
タ32に対して、スコープの画像データのすべてを伝送
することができるとは限らない。そこで、スコープの画
像データには、優先順位が付されており、制御回路54
は、スコープの画像データを、その優先順位にしたがっ
て要求する。
【0082】ここで、優先順位は、例えば、注目フレー
ムに時間的に近いフレームほど高く設定されている。ま
た、時間的に先行するフレームの方が、時間的に後行す
るフレームよりも、優先順位が高く設定されている。こ
の場合、注目フレームから同一の時間だけ離れた時間的
に先行するフレームと、後行するフレームとでは、時間
的に先行するフレームの方が優先順位が高く、従って、
後行するフレームに優先して要求される。なお、このよ
うに優先順位を設定した場合には、注目フレームが最も
優先順位が高くなるが、注目フレームは、いま再生すべ
きフレームであり、このフレームは、通常伝送レートに
対応する帯域によって伝送される。
【0083】以上のように、ディジタルテレビモニタ3
2では、スコープの画像データを、ハードディスクレコ
ーダ31に要求し、バッファ56に記憶しておくように
したので、装置の応答性を向上させることができる。
【0084】即ち、例えば、ディジタルテレビモニタ3
2の動作モードが通常再生モードである場合には、図5
(A)に示したように、注目フレームの前後それぞれに
隣接する15フレームの画像データと、注目フレームの
前後それぞれの2分間の範囲における0.5秒おきの位
置にある画像データが、ハードディスクレコーダ31に
要求され、バッファ56に記憶される。従って、ユーザ
が、操作パネル55を、早送りや巻き戻しをするように
操作した場合には、図5(A)におけるスコープの画像
データのうち、注目フレームの前後それぞれの2分間の
範囲における0.5秒おきの位置にある画像データを、
バッファ56から読み出して、ディスプレイ53に供給
することにより、ディスプレイ53には、即座に、早送
りまたは巻き戻し状態の画像が表示されることとなる。
また、例えば、通常再生モードの場合において、ユーザ
が、操作パネル55を、スロー再生やスロー逆再生をす
るように操作した場合には、図5(A)におけるスコー
プの画像データのうち、注目フレームの前後それぞれに
隣接する画像データを、バッファ56から読み出して、
ディスプレイ53に供給することにより、ディスプレイ
53には、即座に、スロー再生またはスロー逆再生状態
の画像が表示されることとなる。
【0085】なお、動作モードに対するスコープの設定
の仕方や、スコープの画像データに対する優先順位の付
し方は、上述したものに限定されるものではない。
【0086】さらに、ディジタルテレビモニタ32から
ハードディスクレコーダ31に対して、スコープの画像
データを要求する場合において、スコープの画像データ
を、例えば、1フレームずつ要求することとすると、複
数フレームまとめて要求する場合に比較して、その要求
のための信号によるオーバーヘッドが大きくなり、伝送
効率が劣化することになる。そこで、ディジタルテレビ
モニタ32からハードディスクレコーダ31に対して
は、スコープの画像データを、複数フレーム(例えば、
15フレームなど)まとめて要求するようにすることが
可能である。また、スコープ以外の位置にある画像デー
タも要求した方が、スコープの画像データのみを要求す
る場合に比較して、伝送効率が良いような場合には、ス
コープ以外の位置にある画像データも要求するようにす
ることも可能である。
【0087】次に、図6のフローチャートを参照して、
図2のハードディスクレコーダ31の処理について説明
する。
【0088】まず最初に、ステップS1において、制御
回路44は、ディジタルテレビモニタ32から、画像デ
ータの要求があったかどうかを判定する。ステップS1
において、画像データの要求がなかったと判定された場
合、即ち、インターフェース回路43において、ディジ
タルテレビモニタ32からの画像データの要求が受信さ
れていない場合、ステップS1に戻り、以下、同様の処
理を繰り返す。
【0089】また、ステップS1において、画像データ
の要求があったと判定された場合、即ち、インターフェ
ース回路43において、ディジタルテレビモニタ32か
らの画像データの要求が受信された場合、ステップS2
に進み、制御回路44は、その要求された画像データを
再生して送信するように、信号処理回路42およびイン
ターフェース回路43を制御する。
【0090】即ち、これにより、信号処理回路42は、
ディジタルテレビモニタ32から要求されたフレームの
画像データを、ハードディスク41から再生し、インタ
ーフェース回路43に供給する。インターフェース回路
43は、信号処理回路42からの画像データを、IEEE13
94ケーブル3のデータチャネルを介して、ディジタルテ
レビモニタ32に送信する。そして、ステップS1に戻
り、以下、同様の処理を繰り返す。
【0091】以上のように、ハードディスクレコーダ3
1は、ディジタルテレビモニタ32から要求があった場
合にのみ、その要求のあった画像データを、IEEE1394ケ
ーブル3を介して、ディジタルテレビモニタ32に送信
する。
【0092】次に、図7のフローチャートを参照して、
図2のディジタルテレビモニタ32において、バッファ
56に関して行われるバッファ処理について説明する。
【0093】バッファ処理では、まず最初に、ステップ
S1において、制御回路54は、後述する再生制御処理
において、注目フレーム、即ち、ディスプレイ53に現
在表示すべきフレームが変更されたかどうかを判定す
る。ステップS11において、注目フレームが変更され
たと判定された場合、即ち、ディスプレイ53に表示す
べきフレームが変更された場合、ステップS12に進
み、ハードディスクレコーダ31に対して、必要に応じ
て、画像データが要求される。
【0094】即ち、注目フレームが変更されると、図5
で説明したことから、スコープも変わるので、その変更
後のスコープの画像データが、ハードディスクレコーダ
31に要求される。
【0095】なお、ディジタルテレビモニタ32の電源
が投入された場合や、再生するコンテンツが変更された
場合等の、ディスプレイ53に、あるコンテンツのフレ
ームが最初に表示される場合も、ステップS1では、注
目フレームが変更されたと判定される。
【0096】ステップS12では、制御回路54は、デ
ィジタルテレビモニタ32の動作モードを認識し、ステ
ップS13に進む。ステップS13では、制御回路54
は、ステップS12で認識した動作モードについて設定
されているスコープ(図5)を認識し、ステップS14
に進む。
【0097】即ち、図5で説明したように、通常再生モ
ードの場合には、注目フレームの前後それぞれに隣接す
る15フレームの位置と、注目フレームの前後それぞれ
の2分間の範囲における0.5秒おきの位置が、スコー
プとして認識される(図5(A))。また、早送りモー
ドまたは巻き戻しモードの場合には、注目フレームの前
後それぞれの5分間の範囲における0.5秒おきの位置
が、スコープとして認識される(図5(B))。さら
に、ポーズモード、スロー再生モード、またはスロー逆
再生モードの場合には、注目フレームの前後それぞれに
隣接する30フレームの位置と、注目フレームの前後そ
れぞれの2分間の範囲における0.5秒おきの位置が、
スコープとして認識される(図5(C))。
【0098】ステップS14では、制御回路54は、管
理メモリ54Aの管理情報を参照することにより、ステ
ップS12で認識したスコープの画像データのうち、バ
ッファ56に記憶されていないフレームのものである未
記憶画像データを認識する。
【0099】そして、ステップS15に進み、制御回路
54は、未記憶画像データがあるかどうかを判定し、な
いと判定した場合、ステップS16をスキップして、ス
テップS17に進む。
【0100】また、ステップS15において、未記憶画
像データがあると判定された場合、ステップS16に進
み、制御回路54は、インターフェース回路51を制御
することにより、未記憶画像データを、各フレームの優
先順位にしたがい、ハードディスクレコーダ31に要求
し、ステップS17に進む。即ち、これにより、インタ
ーフェース回路51は、ハードディスクレコーダ31に
対して、未記憶画像データを要求する信号を、IEEE1394
ケーブル3の制御チャネルを介して送信する。
【0101】一方、ステップS11において、注目フレ
ームが変更されていないと判定された場合、即ち、ディ
スプレイ53に表示すべきフレームが変更されていない
場合、ステップS17に進み、制御回路54は、ステッ
プS16で要求した画像データが、ハードディスクレコ
ーダ31から送信されてきたかどうかを判定する。ステ
ップS17において、ステップS16で要求した画像デ
ータが、まだ送信されてきていないと判定された場合、
ステップS11に戻り、以下、同様の処理を繰り返す。
【0102】また、ステップS17において、ステップ
S16で要求した画像データが送信されてきたと判定さ
れた場合、即ち、要求した画像データが、インターフェ
ース回路51で受信された場合、ステップS18に進
み、制御回路54は、その画像データを、バッファ56
に記憶させるように、インターフェース回路51および
信号処理回路52を制御する。
【0103】即ち、これにより、インターフェース回路
51は、ハードディスクレコーダ31から送信されてき
た画像データを、信号処理回路52に供給し、信号処理
回路52は、その画像データを、バッファ56に供給し
て記憶させる。
【0104】その後、制御回路54は、ステップS19
において、管理メモリ54Aに記憶された管理情報のう
ち、ステップS18でバッファ56に記憶された画像デ
ータのフレームに対応するものを更新する。そして、ス
テップS11に戻り、以下、同様の処理が繰り返され
る。
【0105】以上のようなバッファ処理によれば、画像
データの再生を開始した直後は、バッファ56には、画
像データが記憶されておらず、従って、ハードディスク
レコーダ31から、IEEE1394ケーブル3を介してディジ
タルテレビモニタ32に、画像データが送信されるが、
再生が続けられると、バッファ56に画像データが記憶
されていき、例えば、最終的には、ある画像コンテンツ
の画像データすべてが、バッファ56に記憶される。そ
の結果、その画像コンテンツを、再度再生する場合に
は、バッファ56から画像データを読み出せばよく、再
度、同一の画像コンテンツの画像データを、ハードディ
スクレコーダ31から送信してもらう必要はないので、
伝送効率を向上させることができる。
【0106】次に、図8のフローチャートを参照して、
図2のディジタルテレビモニタ32において行われる再
生制御処理について説明する。
【0107】再生制御処理では、ユーザによる操作パネ
ル55の操作にしたがって、ディジタルテレビモニタ3
2の動作モードが変更され、その動作モードに対応する
形で、画像データの再生が行われる。
【0108】即ち、再生制御処理では、まず最初に、ス
テップS21において、制御回路54は、操作パネル5
5から操作信号を受信したかどうかを判定し、受信して
いないと判定した場合、即ち、ユーザが操作パネル55
を操作してない場合、ステップS22をスキップして、
ステップS23に進む。
【0109】また、ステップS21において、操作パネ
ル55からの操作信号を受信したと判定された場合、即
ち、ユーザが操作パネル55を操作した場合、ステップ
S22に進み、制御回路54は、ディジタルテレビモニ
タ32の動作モードを、操作パネル55からの操作信号
に対応するモードに変更する。
【0110】そして、ステップS23に進み、制御回路
54は、注目フレームのフレーム番号(以下、適宜、注
目フレーム番号という)を、前回更新してから、1フレ
ームに対応する時間が経過したかどうかを判定し、まだ
経過していないと判定した場合、ステップS21に戻
り、以下、同様の処理を繰り返す。
【0111】また、ステップS23において、注目フレ
ーム番号の前回の更新時から、1フレームに対応する時
間が経過したと判定された場合、ステップS24に進
み、制御回路54は、動作モードにしたがって、注目フ
レーム番号を更新する即ち、動作モードが通常再生モー
ドの場合には、制御回路54は、ステップS23におい
て1フレームに対応する時間が経過したと判定されるご
とに、注目フレーム番号を1だけインクリメントする。
この場合、注目フレーム番号は、1フレームに対応する
時間が経過するごとに、1ずつ増加していくので、その
ような注目フレーム番号に対応する注目フレームは、通
常再生された画像となる。
【0112】また、動作モードが、早送りモードまたは
巻き戻しモードの場合には、制御回路54は、ステップ
S23において1フレームに対応する時間が経過したと
判定されるごとに、注目フレーム番号をNだけインクリ
メントまたはデクリメントする。この場合、注目フレー
ム番号は、1フレームに対応する時間が経過するごと
に、Nずつ増加または減少していくので、そのような注
目フレーム番号に対応する注目フレームは、N倍速で再
生または逆再生された画像となる。
【0113】さらに、動作モードが、ポーズモードの場
合には、制御回路54は、注目フレーム番号を変更しな
い。この場合、注目フレームも変わらないから、注目フ
レーム番号に対応する注目フレームは、同一の画像のま
ま変わらず、ポーズ状態となる。
【0114】また、動作モードが、スロー再生モードま
たはスロー逆再生モードの場合には、制御回路54は、
ステップS23において1フレームに対応する時間が経
過したとの判定がN回されるごとに、注目フレーム番号
を1だけインクリメントまたはデクリメントする。この
場合、注目フレーム番号は、Nフレームに対応する時間
が経過するごとに、1ずつ増加または減少していくの
で、そのような注目フレーム番号に対応する注目フレー
ムは、1/N倍速で再生または逆再生された画像とな
る。
【0115】ステップS24において、以上のようにし
て、注目フレーム番号が更新されると、ステップS25
に進み、制御回路54は、信号処理回路52に、注目フ
レーム番号に対応するフレームを表示するように指示す
る。この場合、信号処理回路52は、注目フレーム番号
に対応するフレームの画像データを、バッファ56から
読み出し、必要に応じてデコードした後、ディスプレイ
53に供給して表示させる。そして、ステップS21に
戻り、以下、同様の処理が繰り返される。
【0116】以上のような再生制御処理によれば、上述
のバッファ処理によってバッファ56に記憶された画像
データが読み出され、ディスプレイ53に表示される。
従って、例えば、ポーズモードの場合(スロー再生モー
ドおよびスロー逆再生モードの場合も同様)に、ハード
ディスク31からディジタルテレビモニタ32に対し
て、従来のように、同一フレームの画像データが繰り返
し送信されることないため、伝送帯域を有効に利用する
ことができ、さらに、他のアプリケーションによる伝送
帯域の使用が制限されることもない。
【0117】次に、図9は、本発明を適用したAVシス
テムの他の実施の形態の構成例を示している。なお、図
中、図13における場合と対応する部分については、同
一の符号を付してあり、以下では、その説明は、適宜省
略する。
【0118】図9のAVシステムは、ハードディスクレ
コーダ31から画像データを受信して表示するディジタ
ルテレビモニタとして、ディジタルテレビモニタ32の
他に、ディジタルテレビモニタ81が設けられている。
【0119】ディジタルテレビモニタ81は、ディジタ
ルテレビモニタ32と同様に構成されている。そして、
ハードディスクレコーダ31から、ディジタルテレビモ
ニタ32と81への画像データの送信は、それぞれ、デ
ィジタルテレビモニタ32と81の要求に応じて、いわ
ば独立に行われるようになっており、従って、ハードデ
ィスクレコーダ31からディジタルテレビモニタ81に
送信される画像データと、ハードディスク31からディ
ジタルテレビモニタ32に送信される画像データとは、
同一であるとは限らない。
【0120】ハードディスクレコーダ31は、2つのデ
ィジタルテレビモニタ32および81への画像データの
送信を独立に行うために、2つの信号処理回路42Aお
よび42Bを有している。さらに、ハードディスクレコ
ーダ31は、スイッチ46と、2つのバッファ47Aお
よび47Bも有している。
【0121】スイッチ46は、制御回路44の制御にし
たがって、端子46Aまたは46Bのうちのいずれか一
方を選択するようになっており、端子46Aはバッファ
47Aに、端子46Bはバッファ47Bに、それぞれ接
続されている。従って、ハードディスク41へのアクセ
スは、信号処理回路42Aからバッファ47Aおよびス
イッチ46を介して、または信号処理回路42Bからバ
ッファ47Bおよびスイッチ46を介して、それぞれ行
われるようになっている。
【0122】即ち、画像データがハードディスク41に
記録される場合には、記録対象の画像データが、信号処
理回路42Aからバッファ47Aに供給され、あるい
は、信号処理回路42Bからバッファ47Bに供給され
る。そして、バッファ47Aは、信号処理回路42Aか
らの画像データを一時記憶し、バッファ47Bは、信号
処理回路42Bからの画像データを一時記憶する。
【0123】スイッチ46は、制御回路44の制御の
下、基本的には、時分割で、端子46Aまたは46Bを
交互に選択する。スイッチ46が端子46Aを選択して
いる場合には、バッファ47Aに記憶された画像データ
が、スイッチ46を介して読み出され、ハードディスク
41に供給されて記録される。また、スイッチ46が端
子46Bを選択している場合には、バッファ47Bに記
憶された画像データが、スイッチ46を介して読み出さ
れ、ハードディスク41に供給されて記録される。
【0124】一方、画像データがハードディスク41か
ら読み出される場合には、スイッチ46が端子46Aを
選択しているときは、ハードディスク41から読み出さ
れた画像データが、スイッチ46を介して、バッファ4
7Aに供給されて一時記憶される。また、スイッチ46
が端子46Bを選択しているときは、ハードディスク4
1から読み出された画像データが、スイッチ46を介し
て、バッファ47Bに供給されて一時記憶される。バッ
ファ47Aに記憶された画像データは、信号処理回路4
2Aを介して、インターフェース回路43に供給され、
さらに、IEEE1394ケーブル3を介して、例えば、ディジ
タルテレビモニタ32に供給される。また、バッファ4
7Bに記憶された画像データは、信号処理回路42Bを
介して、インターフェース回路43に供給され、さら
に、IEEE1394ケーブル3を介して、例えば、ディジタル
テレビモニタ81に供給される。
【0125】このようにして、ディジタルテレビモニタ
32と81には、それぞれが要求する画像データを、そ
のリアルタイム再生に間に合うように、ハードディスク
レコーダ31から送信することが可能となっている。
【0126】なお、図9の実施の形態では、ハードディ
スク41は、ディジタルテレビモニタ32と81それぞ
れに送信する2チャネル分の画像データを読み出すのに
十分な転送レートで動作するようになっているものとす
る。従って、ここでは、ハードディスク41からの画像
データの読み出しレートは、少なくとも、ディジタルテ
レビモニタ32への画像データの伝送レートと、ディジ
タルテレビモニタ81への画像データの伝送レートとを
加算した値以上となっている。
【0127】また、例えば、信号処理回路42Aおよび
バッファ47AをAチャネル系と、信号処理回路42B
およびバッファ47BをBチャネル系と、それぞれいう
とともに、Aチャネル系によって、ディジタルテレビモ
ニタ32への画像データの送信が行われ、Bチャネル系
によって、ディジタルテレビモニタ81への画像データ
の送信が行われるものとすると、ハードディスクレコー
ダ31において、Aチャネル系とBチャネル系では、処
理が、独立して行われる。
【0128】即ち、本実施の形態では、ハードディスク
レコーダ31は、再生モードと定常モードの2つのモー
ドを有し、受信したモード信号にしたがって、その動作
モードを遷移させるが、この動作モードの遷移は、Aチ
ャネル系とBチャネル系のうち、モード信号を送信して
きたディジタルテレビモニタを担当する方についてだけ
行われる。具体的には、例えば、モード信号を送信して
きたのが、ディジタルテレビモニタ32である場合に
は、ディジタルテレビモニタ32を担当するAチャネル
系が、そのモード信号に対応する動作モードとなり、モ
ード信号を送信してきたのが、ディジタルテレビモニタ
81である場合には、ディジタルテレビモニタ81を担
当するBチャネル系が、そのモード信号に対応する動作
モードとなる。
【0129】次に、図10のフローチャートを参照し
て、図9のハードディスク41から画像データが読み出
される場合の、ハードディスクレコーダ31における制
御回路44によるスイッチ46の制御処理について説明
する。
【0130】まず最初に、ステップS31において、制
御回路44は、Aチャネル系が再生モードであるかどう
かを判定し、再生モードでないと判定した場合、即ち、
定常モードである場合、ステップS32およびS33を
スキップして、ステップS34に進む。
【0131】また、ステップS31において、Aチャネ
ル系が再生モードであると判定された場合、ステップS
32に進み、制御回路44は、スイッチ46を制御する
ことにより、バッファ47Aに接続されている端子46
Aを選択させる。そして、ステップS33に進み、制御
回路44は、バッファ47Aにおけるデータ蓄積量が所
定の閾値以上(より大)であるかどうかを判定する。ス
テップS33において、バッファ47Aにおけるデータ
蓄積量が所定の閾値以上でないと判定された場合、即
ち、例えば、バッファ47Aに対するハードディスク4
1からの画像データの供給を一時停止すると、次に、バ
ッファ47Aに対するハードディスク41からの画像デ
ータの供給を開始するまでの間に、バッファ47Aに蓄
積された画像データが、すべてディジタルテレビモニタ
32に送信されてしまい、ディジタルテレビモニタ32
への画像データの送信が途切れてしまう可能性がある場
合、ステップS33に戻る。
【0132】従って、この場合、バッファ47Aに対す
るハードディスク41からの画像データの供給を一時停
止しても、次に、バッファ47Aに対するハードディス
ク41からの画像データの供給を開始するまでの間に、
ディジタルテレビモニタ32への画像データの送信が途
切れない程度の画像データが、バッファ47Aに蓄積さ
れるまでは、ステップS33の処理が繰り返され、その
間、ハードディスク41から読み出された画像データ
は、スイッチ46を介して、バッファ47Aに供給され
て記憶される。
【0133】また、ステップS33において、バッファ
47Aにおけるデータ蓄積量が所定の閾値以上であると
判定された場合、即ち、バッファ47Aに対するハード
ディスク41からの画像データの供給を一時停止して
も、次に、バッファ47Aに対するハードディスク41
からの画像データの供給を開始するまでの間に、ディジ
タルテレビモニタ32への画像データの送信が途切れな
い程度の画像データが、バッファ47Aに蓄積されてい
る場合、ステップS34に進む。
【0134】ステップS34では、制御回路44は、B
チャネル系が再生モードであるかどうかを判定し、再生
モードでないと判定した場合、ステップS35およびS
36をスキップして、ステップS31に戻る。
【0135】また、ステップS34において、Bチャネ
ル系が再生モードであると判定された場合、ステップS
35に進み、制御回路44は、スイッチ46を制御する
ことにより、バッファ47Bに接続されている端子46
Bを選択させる。そして、ステップS36に進み、制御
回路44は、バッファ47Bにおけるデータ蓄積量が所
定の閾値以上(より大)であるかどうかを判定する。ス
テップS36において、バッファ47Bにおけるデータ
蓄積量が所定の閾値以上でないと判定された場合、即
ち、バッファ47Bに対するハードディスク41からの
画像データの供給を一時停止すると、次に、バッファ4
7Bに対するハードディスク41からの画像データの供
給を開始するまでの間に、バッファ47Bに蓄積された
画像データが、すべてディジタルテレビモニタ81に送
信されてしまい、ディジタルテレビモニタ81への画像
データの送信が途切れてしまう場合、ステップS36に
戻る。
【0136】従って、この場合も、上述のステップS3
3における場合と同様に、バッファ47Bに対するハー
ドディスク41からの画像データの供給を一時停止して
も、次に、バッファ47Bに対するハードディスク41
からの画像データの供給を開始するまでの間に、ディジ
タルテレビモニタ81への画像データの送信が途切れな
い程度の画像データが、バッファ47Bに蓄積されるま
では、ステップS36の処理が繰り返され、その間、ハ
ードディスク41から読み出された画像データは、スイ
ッチ46を介して、バッファ47Bに供給されて記憶さ
れる。
【0137】また、ステップS36において、バッファ
47Bにおけるデータ蓄積量が所定の閾値以上であると
判定された場合、即ち、バッファ47Bに対するハード
ディスク41からの画像データの供給を一時停止して
も、次に、バッファ47Bに対するハードディスク41
からの画像データの供給を開始するまでの間に、ディジ
タルテレビモニタ81への画像データの送信が途切れな
い程度の画像データが、バッファ47Bに蓄積されてい
る場合、ステップS31に戻る。
【0138】ここで、ハードディスク41から、バッフ
ァ47Aまたは47Bに対して、画像データを転送しよ
うとする場合に、バッファ47Aまたは47Bにおける
データ蓄積量が、その上限値となっていることがありう
るが、このような場合は、ハードディスク41から、バ
ッファ47Aまたは47Bへの画像データの転送は、バ
ッファ47Aまたは47Bに空き領域ができるまで待っ
てから行われる。なお、このような転送制御は、制御回
路44に行わせることも可能であるし、ハードディスク
41と、バッファ47Aまたは47Bそれぞれとの間に
制御線を設けて、ハードディスク41と、バッファ47
Aまたは47Bそれぞれとの間で行うようにすることも
可能である。
【0139】以上のようなスイッチ制御処理によれば、
Aチャネル系およびBチャネル系のいずれも再生モード
である場合には、スイッチ46は、理論的には、端子4
6Aと46Bとを、交互に、時分割で選択する。そし
て、Aチャネル系またはBチャネル系のうちのいずれか
一方としての、例えば、Aチャネル系だけが定常モード
とされると、スイッチ46は、バッファ47Aに接続さ
れている端子46Aを選択しなくなり、端子46Bだけ
を選択するようになる。そして、Aチャネル系またはB
チャネル系のうちの他方としてのBチャネル系も定常モ
ードとされると、スイッチ46は、端子46Bも選択し
なくなり、これにより、ハードディスク41からの画像
データの読み出しも行われなくなる。
【0140】その後、Aチャネル系またはBチャネル系
のうちの一方としてのAチャネル系だけが再生モードと
されると、スイッチ46は、バッファ47Aに接続され
ている端子46Aだけ選択するようになり、必要に応じ
て、ハードディスク41からの画像データの読み出しが
開始される。さらに、Aチャネル系またはBチャネル系
のうちの他方としてのBチャネル系も再生モードとされ
ると、スイッチ46は、端子46Aと46Bとを、交互
に、時分割で選択するようになる。
【0141】なお、図9のハードディスクレコーダ31
では、ディジタルテレビモニタ32または81それぞれ
において行われる図7のステップS15の処理で要求さ
れる画像データが、ハードディスク41から読み出され
る。
【0142】次に、上述した一連の処理は、専用のハー
ドウェアにより行うこともできるし、ソフトウェアによ
り行うこともできる。一連の処理をソフトウェアによっ
て行う場合には、そのソフトウェアを構成するプログラ
ムが、汎用のコンピュータ等にインストールされる。
【0143】そこで、図11は、上述した一連の処理を
実行するプログラムがインストールされるコンピュータ
の一実施の形態の構成例を示している。
【0144】プログラムは、コンピュータに内蔵されて
いる記録媒体としてのハードディスク105やROM1
03に予め記録しておくことができる。
【0145】あるいはまた、プログラムは、フロッピー
(登録商標)ディスク、CD-ROM(Compact Disc Read Onl
y Memory),MO(Magneto optical)ディスク,DVD(Digita
l Versatile Disc)、磁気ディスク、半導体メモリなど
のリムーバブル記録媒体111に、一時的あるいは永続
的に格納(記録)しておくことができる。このようなリ
ムーバブル記録媒体111は、いわゆるパッケージソフ
トウエアとして提供することができる。
【0146】なお、プログラムは、上述したようなリム
ーバブル記録媒体111からコンピュータにインストー
ルする他、ダウンロードサイトから、ディジタル衛星放
送用の人工衛星を介して、コンピュータに無線で転送し
たり、LAN(Local Area Network)、インターネットとい
ったネットワークを介して、コンピュータに有線で転送
し、コンピュータでは、そのようにして転送されてくる
プログラムを、通信部108で受信し、内蔵するハード
ディスク105にインストールすることができる。
【0147】コンピュータは、CPU(Central Processing
Unit)102を内蔵している。CPU102には、バス1
01を介して、入出力インタフェース110が接続され
ており、CPU102は、入出力インタフェース110を
介して、ユーザによって、キーボードや、マウス、マイ
ク等で構成される入力部107が操作等されることによ
り指令が入力されると、それにしたがって、ROM(Read O
nly Memory)103に格納されているプログラムを実行
する。あるいは、また、CPU102は、ハードディスク
105に格納されているプログラム、衛星若しくはネッ
トワークから転送され、通信部108で受信されてハー
ドディスク105にインストールされたプログラム、ま
たはドライブ109に装着されたリムーバブル記録媒体
111から読み出されてハードディスク105にインス
トールされたプログラムを、RAM(Random Access Memor
y)104にロードして実行する。これにより、CPU10
2は、上述したフローチャートにしたがった処理、ある
いは上述したブロック図の構成により行われる処理を行
う。そして、CPU102は、その処理結果を、必要に応
じて、例えば、入出力インタフェース110を介して、
LCD(Liquid CryStal Display)やスピーカ等で構成され
る出力部106から出力、あるいは、通信部108から
送信、さらには、ハードディスク105に記録等させ
る。
【0148】ここで、本明細書において、コンピュータ
に各種の処理を行わせるためのプログラムを記述する処
理ステップは、必ずしもフローチャートとして記載され
た順序に沿って時系列に処理する必要はなく、並列的あ
るいは個別に実行される処理(例えば、並列処理あるい
はオブジェクトによる処理)も含むものである。
【0149】また、プログラムは、1のコンピュータに
より処理されるものであっても良いし、複数のコンピュ
ータによって分散処理されるものであっても良い。さら
に、プログラムは、遠方のコンピュータに転送されて実
行されるものであっても良い。
【0150】なお、本発明は、ハードディスクレコーダ
や、ディジタルテレビモニタ以外のIEEE1394機器にも適
用可能である。即ち、本発明は、例えば、図11に示し
たようなコンピュータに、IEEE1394インターフェースを
装備したものにも適用可能である。さらに、本発明は、
IEEE1394通信以外の通信によって、画像データの送受信
が行われる機器にも適用可能である。
【0151】また、本実施の形態では、DV方式の画像
データを採用したが、本発明は、DV方式以外の方式で
ある、例えばMPEG(Moving Picture Experts Group)
方式等で圧縮符号化された画像データ、さらには、その
ような圧縮符号化されていない画像データにも適用可能
である。
【0152】さらに、本実施の形態では、画像データを
受信する受信側であるディジタルテレビモニタ32の操
作パネル55をユーザが操作することにより、画像デー
タの送信等が、画像データを送信する送信側であるハー
ドディスクレコーダ31に要求され、その要求に応じ
て、画像データが送信されるという、いわばプル(pull)
型での画像データの送受信が行われるAVシステムにつ
いて説明したが、本発明は、その他、例えば、送信側で
あるハードディスクレコーダ31に操作パネルを設け、
その操作パネルを、ユーザが操作することにより、ハー
ドディスクレコーダ31から、受信側であるディジタル
テレビモニタ32に対して、画像データが自動的に送信
されるという、いわばプッシュ(push)型での画像データ
の送受信が行われるAVシステムにも適用可能である。
【0153】
【発明の効果】本発明の画像処理装置および画像処理方
法、並びに記録媒体によれば、注目している注目画面を
基準として、所定の範囲内にある画面の画像データが、
送信装置に要求され、送信装置から所定のネットワーク
を介して送信されてくる所定の範囲内の画面の画像デー
タが、画像記憶手段に記憶される。そして、画像記憶手
段に記憶された画像データが、表示装置に表示される。
従って、ネットワークを、効率的に使用するとともに、
応答性の良い再生等を実現することが可能となる。
【0154】本発明の他の画像処理装置によれば、送信
装置では、受信装置からの要求に応じて、画像データが
再生され、所定のネットワークを介して、受信装置に送
信される。受信装置では、送信装置から、所定のネット
ワークを介して送信されてくる画像データが受信される
一方、注目している注目画面を基準として、所定の範囲
内にある画面の画像データが、送信装置に要求され、そ
の所定の範囲内の画面の画像データが、画像記憶手段に
記憶される。そして、その画像記憶手段に記憶された画
像データが、表示装置に表示される。ネットワークを、
効率的に使用するとともに、応答性の良い再生等を実現
することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のAVシステムの一例の構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】本発明を適用したAVシステムの一実施の形態
の構成例を示すブロック図である。
【図3】バッファ56への画像データの記憶のさせ方
と、その管理方法を説明するための図である。
【図4】バッファ56への画像データの記憶のさせ方
と、その管理方法を説明するための図である。
【図5】スコープを示す図である。
【図6】ハードディスクレコーダ31の処理を説明する
フローチャートである。
【図7】ディジタルテレビモニタ32によるバッファ処
理を説明するフローチャートである。
【図8】ディジタルテレビモニタ32による再生制御処
理を説明するフローチャートである。
【図9】本発明を適用したAVシステムの他の実施の形
態の構成例を示すブロック図である。
【図10】図9のハードディスクレコーダ31が行うス
イッチ制御処理を説明するフローチャートである。
【図11】本発明を適用したコンピュータの一実施の形
態の構成例を示すブロック図である。
【符号の説明】
3 IEEE1394ケーブル, 31 ハードディスクレコー
ダ, 32 ディジタルテレビモニタ, 41 ハード
ディスク, 42 信号処理回路, 43 インターフ
ェース回路, 44 制御回路, 51 インターフェ
ース回路, 52 信号処理回路, 53 ディスプレ
イ, 54 制御回路, 54A 管理メモリ, 56
バッファ, 81 ディジタルテレビモニタ, 10
1 バス, 102 CPU, 103 ROM, 104
RAM, 105 ハードディスク, 106 出力部,
107 入力部, 108 通信部, 109 ドラ
イブ, 110 入出力インタフェース, 111 リ
ムーバブル記録媒体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/937 H04N 7/08 Z 7/08 7/081

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のネットワークを介して、送信装置
    から送信されてくる画像データを表示する画像処理装置
    であって、 前記送信装置から、前記所定のネットワークを介して送
    信されてくる画像データを受信する受信手段と、 注目している注目画面を基準として、所定の範囲内にあ
    る画面の画像データを、前記送信装置に要求する要求手
    段と、 前記受信手段において受信された前記所定の範囲内の画
    面の画像データを記憶する、複数画面分以上の記憶容量
    を有する画像記憶手段と、 前記画像記憶手段に記憶された画像データを、表示装置
    に表示させる表示制御手段とを備えることを特徴とする
    画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記所定のネットワークは、前記画像デ
    ータを通常再生するのに必要な最低限の伝送レートより
    も高い伝送レートで、前記画像データを伝送することを
    特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記要求手段は、前記所定の範囲内にあ
    る画面の画像データのうち、前記画像記憶手段に記憶さ
    れていないものを要求することを特徴とする請求項1に
    記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 各画面ごとに、その画面の画像データが
    前記画像記憶手段に記憶されているかどうかの管理情報
    を記憶する管理情報記憶手段をさらに備え、 前記要求手段は、前記管理情報に基づいて、前記所定の
    範囲内にある画面の画像データのうちの、前記画像記憶
    手段に記憶されていないものを認識することを特徴とす
    る請求項3に記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記要求手段は、前記所定の範囲内にあ
    る画面の画像データを、所定の優先順位にしたがって要
    求することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装
    置。
  6. 【請求項6】 前記画像データの再生方法を指令する指
    令手段と、 前記画像データの再生方法に対応して、前記所定の範囲
    を設定する設定手段とをさらに備えることを特徴とする
    請求項5に記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記要求手段は、前記所定の範囲内にあ
    る所定の複数の画面の画像データを要求することを特徴
    とする請求項1に記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 前記画像データの再生方法を指令する指
    令手段と、 前記画像データの再生方法に対応して、前記所定の範囲
    内にある所定の複数画面を設定する設定手段とをさらに
    備えることを特徴とする請求項7に記載の画像処理装
    置。
  9. 【請求項9】 前記所定のネットワークは、IEEE(I
    nstitute of Electrical and Electronics Engineers)
    1394の規格に準拠したものであることを特徴とする
    請求項1に記載の画像処理装置。
  10. 【請求項10】 所定のネットワークを介して、送信装
    置から送信されてくる画像データを表示する画像処理方
    法であって、 前記送信装置から、前記所定のネットワークを介して送
    信されてくる画像データを受信する受信ステップと、 注目している注目画面を基準として、所定の範囲内にあ
    る画面の画像データを、前記送信装置に要求する要求ス
    テップと、 前記受信ステップにおいて受信された前記所定の範囲内
    の画面の画像データを、複数画面分以上の記憶容量を有
    する画像記憶手段に記憶させる画像記憶ステップと、 前記画像記憶手段に記憶された画像データを、表示装置
    に表示させる表示制御ステップとを備えることを特徴と
    する画像処理方法。
  11. 【請求項11】 所定のネットワークを介して、送信装
    置から送信されてくる画像データを表示する画像処理
    を、コンピュータに行わせるプログラムが記録されてい
    る記録媒体であって、 前記送信装置から、前記所定のネットワークを介して送
    信されてくる画像データを受信する受信ステップと、 注目している注目画面を基準として、所定の範囲内にあ
    る画面の画像データを、前記送信装置に要求する要求ス
    テップと、 前記受信ステップにおいて受信された前記所定の範囲内
    の画面の画像データを、複数画面分以上の記憶容量を有
    する画像記憶手段に記憶させる画像記憶ステップと、 前記画像記憶手段に記憶された画像データを、表示装置
    に表示させる表示制御ステップとを備えるプログラムが
    記録されていることを特徴とする記録媒体。
  12. 【請求項12】 画像データを再生し、所定のネットワ
    ークを介して送信する送信装置と、 前記所定のネットワークを介して、前記送信装置から送
    信されてくる画像データを受信する受信装置とからなる
    画像処理装置であって、 前記送信装置は、 前記受信装置からの要求に応じて、前記画像データを再
    生する再生手段と、 前記画像データを、前記所定のネットワークを介して、
    前記受信装置に送信する送信手段とを備え、 前記受信装置は、 前記送信装置から、前記所定のネットワークを介して送
    信されてくる画像データを受信する受信手段と、 注目している注目画面を基準として、所定の範囲内にあ
    る画面の画像データを、前記送信装置に要求する要求手
    段と、 前記受信手段において受信された前記所定の範囲内の画
    面の画像データを記憶する、複数画面分以上の記憶容量
    を有する画像記憶手段と、 前記画像記憶手段に記憶された画像データを、表示装置
    に表示させる表示制御手段とを備えることを特徴とする
    画像処理装置。
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