JPH0535407A - 情報ライブラリシステム - Google Patents
情報ライブラリシステムInfo
- Publication number
- JPH0535407A JPH0535407A JP3210182A JP21018291A JPH0535407A JP H0535407 A JPH0535407 A JP H0535407A JP 3210182 A JP3210182 A JP 3210182A JP 21018291 A JP21018291 A JP 21018291A JP H0535407 A JPH0535407 A JP H0535407A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- information
- medium
- time
- audio
- terminal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
- Automatic Tape Cassette Changers (AREA)
- Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ビデオライブラリシステムなどにおいて、同
時に利用できる端末の数を多くした場合にも、記憶装置
の金物量が小さく、待ち時間が短かく、同一記憶媒体の
情報を複数端末から同時に利用できるようにする。 【構成】 同時にサービスを受けられる端末1は60台
ある。制御部6の指示に従って、第1の時分割多重処理
で、媒体自動交換型記憶装置4が4台の光ディスク装置
5に媒体交換を行い、第2の時分割多重処理で、光ディ
スク装置5の各1台が15台の端末1に情報をサービス
する。例えばA1の端末1からの要求に対し、該端末に
割当てられたタイムスロットA1の先頭で、Aの光ディ
スク装置5の媒体交換を行い、引き続く時間で情報の読
取りと、Aの切換え部3を介してのA1のバッファ2へ
の転送を行う。A1の端末1は、該タイムスロットの1
5倍の時間で当該バッファから情報を取込む。
時に利用できる端末の数を多くした場合にも、記憶装置
の金物量が小さく、待ち時間が短かく、同一記憶媒体の
情報を複数端末から同時に利用できるようにする。 【構成】 同時にサービスを受けられる端末1は60台
ある。制御部6の指示に従って、第1の時分割多重処理
で、媒体自動交換型記憶装置4が4台の光ディスク装置
5に媒体交換を行い、第2の時分割多重処理で、光ディ
スク装置5の各1台が15台の端末1に情報をサービス
する。例えばA1の端末1からの要求に対し、該端末に
割当てられたタイムスロットA1の先頭で、Aの光ディ
スク装置5の媒体交換を行い、引き続く時間で情報の読
取りと、Aの切換え部3を介してのA1のバッファ2へ
の転送を行う。A1の端末1は、該タイムスロットの1
5倍の時間で当該バッファから情報を取込む。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、符号化された音声映像
情報等を多数蓄積し、端末装置からの要求に応じて、そ
の要求された音声映像情報等を再生し、端末装置に出力
する情報ライブラリシステムに関するものである。
情報等を多数蓄積し、端末装置からの要求に応じて、そ
の要求された音声映像情報等を再生し、端末装置に出力
する情報ライブラリシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の情報ライブラリシステムの一つで
あるビデオライブラリシステムの構成を図3に示す。図
において、11は端末装置、14は媒体自動交換型記憶
装置、15はビデオテープレコーダ(VTR)、16は
制御装置、17は媒体ハンドラ、18は保管棚である。
端末装置11とVTR15とはそれぞれ1対1に対応し
て設けられる。
あるビデオライブラリシステムの構成を図3に示す。図
において、11は端末装置、14は媒体自動交換型記憶
装置、15はビデオテープレコーダ(VTR)、16は
制御装置、17は媒体ハンドラ、18は保管棚である。
端末装置11とVTR15とはそれぞれ1対1に対応し
て設けられる。
【0003】端末装置11は、利用者の要求情報を制御
装置16へ送出するとともに、対応するVTR15から
送られて来る音声映像情報を利用者に対して出力するも
のであり、音声映像モニタなどで構成される。媒体自動
交換型記憶装置14は、複数のVTR15、媒体ハンド
ラ17、保管棚18などで構成される、いわゆるビデオ
テープライブラリ装置である。制御装置16は、端末装
置11から送られて来る要求情報を受信・解読して、媒
体自動交換型記憶装置14に媒体交換を指示し、VTR
15に再生などの動作を指示するものであり、マイクロ
プロセッサ制御装置で構成される。
装置16へ送出するとともに、対応するVTR15から
送られて来る音声映像情報を利用者に対して出力するも
のであり、音声映像モニタなどで構成される。媒体自動
交換型記憶装置14は、複数のVTR15、媒体ハンド
ラ17、保管棚18などで構成される、いわゆるビデオ
テープライブラリ装置である。制御装置16は、端末装
置11から送られて来る要求情報を受信・解読して、媒
体自動交換型記憶装置14に媒体交換を指示し、VTR
15に再生などの動作を指示するものであり、マイクロ
プロセッサ制御装置で構成される。
【0004】端末装置11は、利用者が希望した音声映
像情報を送信せよとの要求情報を制御装置16へ送出す
る。これを受けて制御装置16は、該音声映像情報が蓄
積されている記憶媒体(ビデオテープ)を該端末装置と
接続されたVTR15へ装着し、再生せよとの指示を媒
体自動交換型記憶装置14へ送出する。これを受けて媒
体自動交換型記憶装置14は、保管棚18に格納されて
いる該ビデオテープを媒体ハンドラ17によって該VT
R15へ装着する。装着が完了すると、該VTR15が
音声映像情報を再生し、該端末装置11へ送信する。音
声映像情報を受信した端末装置11は、これを音声映像
モニタへ出力する。該音声映像情報の再生完了情報また
は利用者からの終了要求情報を受けて制御装置16は、
該ビデオテープを保管棚18へ格納せよとの指示を媒体
自動交換型記憶装置14へ送出する。これを受けて媒体
自動交換型記憶装置14は、該VTR15から該ビデオ
テープをイジェクトし、媒体ハンドラ17によって保管
棚18へ格納する。
像情報を送信せよとの要求情報を制御装置16へ送出す
る。これを受けて制御装置16は、該音声映像情報が蓄
積されている記憶媒体(ビデオテープ)を該端末装置と
接続されたVTR15へ装着し、再生せよとの指示を媒
体自動交換型記憶装置14へ送出する。これを受けて媒
体自動交換型記憶装置14は、保管棚18に格納されて
いる該ビデオテープを媒体ハンドラ17によって該VT
R15へ装着する。装着が完了すると、該VTR15が
音声映像情報を再生し、該端末装置11へ送信する。音
声映像情報を受信した端末装置11は、これを音声映像
モニタへ出力する。該音声映像情報の再生完了情報また
は利用者からの終了要求情報を受けて制御装置16は、
該ビデオテープを保管棚18へ格納せよとの指示を媒体
自動交換型記憶装置14へ送出する。これを受けて媒体
自動交換型記憶装置14は、該VTR15から該ビデオ
テープをイジェクトし、媒体ハンドラ17によって保管
棚18へ格納する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のビテオ
ライブラリシステムは、同時に利用できる端末装置の数
と同じ数だけの媒体可換型記憶装置(図3ではVTR)
を必要としたので、システムの金物量が極めて大きくな
るという欠点があった。また、このために同時に利用で
きる端末装置が多くなると、媒体自動交換型記憶装置内
の媒体ハンドラの移動距離が大きくなり、媒体交換時間
すなわち待ち時間が長くなるという欠点があった。さら
に、ある端末装置が利用中の記憶媒体はその端末装置が
占用するので、同一記憶媒体に蓄積された音声映像情報
に対する他の端末装置からの要求が、長時間に亘って待
されるという欠点があった。
ライブラリシステムは、同時に利用できる端末装置の数
と同じ数だけの媒体可換型記憶装置(図3ではVTR)
を必要としたので、システムの金物量が極めて大きくな
るという欠点があった。また、このために同時に利用で
きる端末装置が多くなると、媒体自動交換型記憶装置内
の媒体ハンドラの移動距離が大きくなり、媒体交換時間
すなわち待ち時間が長くなるという欠点があった。さら
に、ある端末装置が利用中の記憶媒体はその端末装置が
占用するので、同一記憶媒体に蓄積された音声映像情報
に対する他の端末装置からの要求が、長時間に亘って待
されるという欠点があった。
【0006】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、同時に利用できる端末装置の数
を多くした場合にも金物量が小さく、待ち時間が短く。
かつ同一記憶媒体に蓄積された音声映像情報等を複数の
端末装置から同時に利用することができる情報ライブラ
リシステムを提供することにある。
のであり、その目的は、同時に利用できる端末装置の数
を多くした場合にも金物量が小さく、待ち時間が短く。
かつ同一記憶媒体に蓄積された音声映像情報等を複数の
端末装置から同時に利用することができる情報ライブラ
リシステムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、複数の高速な媒体可換型記憶装置を内蔵
する媒体自動交換型記憶装置と、前記媒体可換型記憶装
置で読取る情報の送出先を複数の伝送路に順次切替える
切替え部と、前記各伝送路に接続されたバッファメモリ
と、前記各バッファメモリに接続された端末装置と、こ
れらの各部を制御する制御部とを有し、前記制御部の指
示に従って、第1の時分割多重処理によって前記複数の
媒体可換型記憶装置の媒体交換を実行し、第2の時分割
多重処理によって、前記媒体可換型記憶装置の各々が複
数の前記端末装置から要求された情報を読取りつつ、前
記切替え部を経由して前記要求元の端末装置に接続され
たバッファメモリに順次高速に転送し、前記端末装置で
は当該バッファメモリより比較的低速に情報を読取るよ
うにしたことである。
に、本発明は、複数の高速な媒体可換型記憶装置を内蔵
する媒体自動交換型記憶装置と、前記媒体可換型記憶装
置で読取る情報の送出先を複数の伝送路に順次切替える
切替え部と、前記各伝送路に接続されたバッファメモリ
と、前記各バッファメモリに接続された端末装置と、こ
れらの各部を制御する制御部とを有し、前記制御部の指
示に従って、第1の時分割多重処理によって前記複数の
媒体可換型記憶装置の媒体交換を実行し、第2の時分割
多重処理によって、前記媒体可換型記憶装置の各々が複
数の前記端末装置から要求された情報を読取りつつ、前
記切替え部を経由して前記要求元の端末装置に接続され
たバッファメモリに順次高速に転送し、前記端末装置で
は当該バッファメモリより比較的低速に情報を読取るよ
うにしたことである。
【0008】
【作用】本発明では、第1の時分割多重処理の多重数だ
けの媒体可換型記憶装置によって、最大で第1の時分割
多重処理の多重数と第2の時分割多重処理の多重数との
積の数だけの端末装置に対して同時に音声映像情報等の
送出を行うことができる。
けの媒体可換型記憶装置によって、最大で第1の時分割
多重処理の多重数と第2の時分割多重処理の多重数との
積の数だけの端末装置に対して同時に音声映像情報等の
送出を行うことができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面により
詳細に説明する。
詳細に説明する。
【0010】図1は本発明の一実施例を示す全体構成図
であって、1は端末装置、2はバッファメモリ、3は切
替え部、4は媒体自動交換型記憶装置、5は媒体可換型
記憶装置、6は制御部である。以下の説明では、媒体可
変型記憶装置5は光ディスク装置からなるとする。
であって、1は端末装置、2はバッファメモリ、3は切
替え部、4は媒体自動交換型記憶装置、5は媒体可換型
記憶装置、6は制御部である。以下の説明では、媒体可
変型記憶装置5は光ディスク装置からなるとする。
【0011】端末装置1は、バッファメモリ2から音声
映像符号情報を読取って復号し、これを音声映像モニタ
に出力するとともに、利用者の要求情報を制御部6に送
信するものである。バッファメモリ2は、切替え部3か
ら送られて来る音声映像符号情報を一時蓄積するもので
あり、FIFOメモリで構成される。切替え部3は、制
御部6の指示に従って、光ディスク装置5が読取る音声
映像符号情報の送出先を切替えるものであり、回線交換
方式を採用した場合には電子スイッチで、またパケット
交換方式を採用した場合にはプロトコル処理装置で構成
される。媒体自動交換型記憶装置4は、制御部6の指示
に従って記憶媒体(光ディスク)の光ディスク装置5へ
の装着と保管棚(図示せず)への格納とを行うものであ
り、いわゆるマスストレージシステム(MSS)やビデ
オライブラリ装置で構成される。光ディスク装置5は、
媒体自動交換型記憶装置4に内蔵される媒体可換型記憶
装置であり、制御部6の指示に従って光ディスクにアク
セスして音声映像符号情報の読取りを行う。制御部6
は、端末装置1からの要求を受信・解読し、切替え部3
および媒体自動交換型記憶装置4への指示を与えるもの
であり、マイクロプロセッサ制御装置で構成される。
映像符号情報を読取って復号し、これを音声映像モニタ
に出力するとともに、利用者の要求情報を制御部6に送
信するものである。バッファメモリ2は、切替え部3か
ら送られて来る音声映像符号情報を一時蓄積するもので
あり、FIFOメモリで構成される。切替え部3は、制
御部6の指示に従って、光ディスク装置5が読取る音声
映像符号情報の送出先を切替えるものであり、回線交換
方式を採用した場合には電子スイッチで、またパケット
交換方式を採用した場合にはプロトコル処理装置で構成
される。媒体自動交換型記憶装置4は、制御部6の指示
に従って記憶媒体(光ディスク)の光ディスク装置5へ
の装着と保管棚(図示せず)への格納とを行うものであ
り、いわゆるマスストレージシステム(MSS)やビデ
オライブラリ装置で構成される。光ディスク装置5は、
媒体自動交換型記憶装置4に内蔵される媒体可換型記憶
装置であり、制御部6の指示に従って光ディスクにアク
セスして音声映像符号情報の読取りを行う。制御部6
は、端末装置1からの要求を受信・解読し、切替え部3
および媒体自動交換型記憶装置4への指示を与えるもの
であり、マイクロプロセッサ制御装置で構成される。
【0012】本実施例のシステムでは、同時にサービス
を受けられる端末装置1は60台としている。また、媒
体自動交換型記憶装置4に内蔵される光ディスク装置5
は4台としている。バッファメモリ2は端末装置1と同
数の60からなり、切替え部3は光ディスク装置5と同
数の4からなる。60台の端末装置1、バッファメモリ
2はA1〜A15、B1〜B15、C1〜C15、D1
〜D15の4群に分けられ、それぞれA〜Dの切替え部
3を通して4台の光ディスク装置5(DKA〜DKD)
に接続される。動作の基本は2種類の時分割多重処理で
ある。即ち、第1の時分割多重処理により、媒体自動交
換型記憶装置4が4台の光ディスク装置5の媒体交換を
行う。第2の時分割多重処理により、光ディスク装置5
の各1台が各々15台の端末装置1に音声映像符号情報
をサービスする。
を受けられる端末装置1は60台としている。また、媒
体自動交換型記憶装置4に内蔵される光ディスク装置5
は4台としている。バッファメモリ2は端末装置1と同
数の60からなり、切替え部3は光ディスク装置5と同
数の4からなる。60台の端末装置1、バッファメモリ
2はA1〜A15、B1〜B15、C1〜C15、D1
〜D15の4群に分けられ、それぞれA〜Dの切替え部
3を通して4台の光ディスク装置5(DKA〜DKD)
に接続される。動作の基本は2種類の時分割多重処理で
ある。即ち、第1の時分割多重処理により、媒体自動交
換型記憶装置4が4台の光ディスク装置5の媒体交換を
行う。第2の時分割多重処理により、光ディスク装置5
の各1台が各々15台の端末装置1に音声映像符号情報
をサービスする。
【0013】各端末装置1は、ランダムに音声映像符号
情報を要求する制御情報を制御部6に送出する。制御部
6は、この要求に対して、300秒の周期を15種類に
等分したタイムスロットの中の1種類を割当て、該タイ
ムスロットの間は光ディスク装置5が読取る音声映像符
号情報を該端末装置1と接続されたバッファメモリ2へ
送信せよとの指示を該バッファメモリが接続された切替
え部3に発するとともに、該音声映像符号情報が蓄積さ
れている光ディスクを該切替え部3に接続された光ディ
スク装置5へ装着し(既に装着されている光ディスクが
ある場合はその光ディスクを保管棚に格納した後で)、
該音声映像符号情報にアクセスせよとの指示を媒体自動
交換型記憶装置4へ送出する。媒体自動交換型記憶装置
4は、該当光ディスクを該当光ディスク装置5に装着す
る(既に装着されている光ディスクがあった場合にはそ
の光ディスクを保管棚に格納した後で)。該当光ディス
ク5は、音声映像符号情報へのアクセスが完了した後、
直ちに音声映像符号情報を30Mビット/秒の速度で読
取りつつ該当切替え部3へ送出する。該当切替え部3
は、該音声映像符号情報を30Mビット/秒の速度で該
当バッファメモリ2へ送出する。要求を出した端末装置
1は、音声映像符号化速度の1.5Mビット/秒の速度
で該当バッファメモリ2から音声映像情符号情報の読出
しを開始するとともに、逐次復号して音声映像モニタに
出力する。
情報を要求する制御情報を制御部6に送出する。制御部
6は、この要求に対して、300秒の周期を15種類に
等分したタイムスロットの中の1種類を割当て、該タイ
ムスロットの間は光ディスク装置5が読取る音声映像符
号情報を該端末装置1と接続されたバッファメモリ2へ
送信せよとの指示を該バッファメモリが接続された切替
え部3に発するとともに、該音声映像符号情報が蓄積さ
れている光ディスクを該切替え部3に接続された光ディ
スク装置5へ装着し(既に装着されている光ディスクが
ある場合はその光ディスクを保管棚に格納した後で)、
該音声映像符号情報にアクセスせよとの指示を媒体自動
交換型記憶装置4へ送出する。媒体自動交換型記憶装置
4は、該当光ディスクを該当光ディスク装置5に装着す
る(既に装着されている光ディスクがあった場合にはそ
の光ディスクを保管棚に格納した後で)。該当光ディス
ク5は、音声映像符号情報へのアクセスが完了した後、
直ちに音声映像符号情報を30Mビット/秒の速度で読
取りつつ該当切替え部3へ送出する。該当切替え部3
は、該音声映像符号情報を30Mビット/秒の速度で該
当バッファメモリ2へ送出する。要求を出した端末装置
1は、音声映像符号化速度の1.5Mビット/秒の速度
で該当バッファメモリ2から音声映像情符号情報の読出
しを開始するとともに、逐次復号して音声映像モニタに
出力する。
【0014】図2は、全ての端末装置1から音声映像符
号情報の要求があった場合の動作タイミングを示してい
る。A1〜A15(またはB1〜B15またはC1〜C
15またはD1〜D15)の端末装置1に対しては、そ
れぞれ300秒を15等分したA1〜A15(またはB
1〜B15またはC1〜C15またはD1〜D15)の
タイムスロットが割当てられている。したがって、A1
〜A15(またはB1〜B15またはC1〜C15また
はD1〜D15)のタイムスロットでは、A(またはB
またはCまたはD)の切替え部3は20秒間隔で、A
(またはBまたはCまたはD)の光ディスク装置5の出
力をそれぞれA1〜A15(またはB1〜B15または
C1〜C15またはD1〜D15)のバッファメモリ2
へ接続する。ここで、A1の端末装置1に関する動作を
説明すると、時刻0〜20秒のタイムスロットA1の先
頭の5秒以内に、Aの光ディスク装置5の媒体交換と音
声映像符号情報へのアクセスが完了する。時刻5秒か
ら、30Mビット/秒の速度で、56.25Mバイトの
音声映像符号情報の読取りとA1とバッファメモリ2へ
の送出が開始される。この動作は同一タイムスロット内
に終了する。A1の端末装置1では、時刻5〜305秒
の間にA1のバッファメモリ2から、1.5Mビット/
秒の速度で音声映像符号情報を読出し、逐次復号(伸
長)して音声映像モニタに出力する。同様にして、時刻
300〜320秒の次のタイムスロットA1の先頭の5
秒以内に、Aの光ディスク装置5に対する媒体交換と先
の音声映像符号情報に引続く音声映像符号情報へのアク
セスが完了する。その後直ちに、30Mビット/秒の速
度で、56.25Mバイトの音声映像符号情報の読取り
とA1のバッファメモリ2への送出が開始される。この
動作は同一タイムスロット内に終了する。A1の端末装
置1では、時刻305〜605秒の間にA1のバッファ
メモリ2から1.5Mビット/秒の速度で音声映像符号
情報を読出し、逐次復号(伸長)して音声映像モニタに
出力される。以下、同様の動作により、A1の端末装置
1では音声映像情報が途切れることなく出力される。A
2〜A15の端末装置1に関する動作も同様である。ま
た、B1〜B15、C1〜C15、D1〜D15の端末
装置に関する動作も同様に説明できる。ただし、B,
C,Dの光ディスク装置5に関するタイムスロットは、
Aの光ディスク装置5に関するタイムスロットに対し
て、それぞれ5,10,15秒位相が遅れている。これ
により、1つの媒体ハンドラによりA〜Dの4台の光デ
ィスク装置5に対する媒体交換が時分割で多重処理され
る。
号情報の要求があった場合の動作タイミングを示してい
る。A1〜A15(またはB1〜B15またはC1〜C
15またはD1〜D15)の端末装置1に対しては、そ
れぞれ300秒を15等分したA1〜A15(またはB
1〜B15またはC1〜C15またはD1〜D15)の
タイムスロットが割当てられている。したがって、A1
〜A15(またはB1〜B15またはC1〜C15また
はD1〜D15)のタイムスロットでは、A(またはB
またはCまたはD)の切替え部3は20秒間隔で、A
(またはBまたはCまたはD)の光ディスク装置5の出
力をそれぞれA1〜A15(またはB1〜B15または
C1〜C15またはD1〜D15)のバッファメモリ2
へ接続する。ここで、A1の端末装置1に関する動作を
説明すると、時刻0〜20秒のタイムスロットA1の先
頭の5秒以内に、Aの光ディスク装置5の媒体交換と音
声映像符号情報へのアクセスが完了する。時刻5秒か
ら、30Mビット/秒の速度で、56.25Mバイトの
音声映像符号情報の読取りとA1とバッファメモリ2へ
の送出が開始される。この動作は同一タイムスロット内
に終了する。A1の端末装置1では、時刻5〜305秒
の間にA1のバッファメモリ2から、1.5Mビット/
秒の速度で音声映像符号情報を読出し、逐次復号(伸
長)して音声映像モニタに出力する。同様にして、時刻
300〜320秒の次のタイムスロットA1の先頭の5
秒以内に、Aの光ディスク装置5に対する媒体交換と先
の音声映像符号情報に引続く音声映像符号情報へのアク
セスが完了する。その後直ちに、30Mビット/秒の速
度で、56.25Mバイトの音声映像符号情報の読取り
とA1のバッファメモリ2への送出が開始される。この
動作は同一タイムスロット内に終了する。A1の端末装
置1では、時刻305〜605秒の間にA1のバッファ
メモリ2から1.5Mビット/秒の速度で音声映像符号
情報を読出し、逐次復号(伸長)して音声映像モニタに
出力される。以下、同様の動作により、A1の端末装置
1では音声映像情報が途切れることなく出力される。A
2〜A15の端末装置1に関する動作も同様である。ま
た、B1〜B15、C1〜C15、D1〜D15の端末
装置に関する動作も同様に説明できる。ただし、B,
C,Dの光ディスク装置5に関するタイムスロットは、
Aの光ディスク装置5に関するタイムスロットに対し
て、それぞれ5,10,15秒位相が遅れている。これ
により、1つの媒体ハンドラによりA〜Dの4台の光デ
ィスク装置5に対する媒体交換が時分割で多重処理され
る。
【0015】以上説明したように、60台の端末装置1
からの要求が60種類のタイムスロットに次々に割当て
られる。最後の1種類のタイムスロットを割当てられた
端末装置1は、要求から音声映像情報が出力さるまで
に、最悪の場合で300秒=5分間待されることにな
る。しかし、従来のシステムでも、最悪の場合すなわち
60台の端末装置から同時に要求があった場合には、最
悪の端末装置は媒体交換の総時間すなわち5秒×60台
=300秒待たされるのと同等である(厳密には、従来
システムでは媒体ハンドラの移動距離が大きくなるの
で、1回の媒体交換時間は5秒よりも長くなる)。ま
た、ある記憶媒体が使用中の場合は、そのタイムスロッ
トに重なる他の6種類のタイムスロットでは同一記憶媒
体を使用できないが、残りの53種類のタイムスロット
では同一記憶媒体の使用が可能である。すなわち、本実
施例では、60台までの端末装置を同時に接続すること
ができ、かつ54台までの端末装置に対しては同時に同
一記憶媒体に蓄積された音声映像情報を提供することが
できる。
からの要求が60種類のタイムスロットに次々に割当て
られる。最後の1種類のタイムスロットを割当てられた
端末装置1は、要求から音声映像情報が出力さるまで
に、最悪の場合で300秒=5分間待されることにな
る。しかし、従来のシステムでも、最悪の場合すなわち
60台の端末装置から同時に要求があった場合には、最
悪の端末装置は媒体交換の総時間すなわち5秒×60台
=300秒待たされるのと同等である(厳密には、従来
システムでは媒体ハンドラの移動距離が大きくなるの
で、1回の媒体交換時間は5秒よりも長くなる)。ま
た、ある記憶媒体が使用中の場合は、そのタイムスロッ
トに重なる他の6種類のタイムスロットでは同一記憶媒
体を使用できないが、残りの53種類のタイムスロット
では同一記憶媒体の使用が可能である。すなわち、本実
施例では、60台までの端末装置を同時に接続すること
ができ、かつ54台までの端末装置に対しては同時に同
一記憶媒体に蓄積された音声映像情報を提供することが
できる。
【0016】図1の実施例では、端末装置1の数を同時
に利用できる台数に等しくしたが、これよりも多くても
また少なくてもよい。また、端末装置1とバッファメモ
リ2の間、またはバッファメモリ2と切替え部3の間を
ネットワークで接続してもよく、また制御情報線と音声
映像情報線を共用化する等、種々の変形が可能である。
光ディスク装置5は、これに限定されるものではなく、
媒体可換型記憶装置であれば何でもよい。また、その台
数を4および1台当たりの端末装置1の台数を15とし
たが、読取り速度、音声映像符号化速度、媒体交換時間
に応じて種々の値に変更することが可能である。さら
に、対象とする情報は音声映像情報に限定されるもので
もない。
に利用できる台数に等しくしたが、これよりも多くても
また少なくてもよい。また、端末装置1とバッファメモ
リ2の間、またはバッファメモリ2と切替え部3の間を
ネットワークで接続してもよく、また制御情報線と音声
映像情報線を共用化する等、種々の変形が可能である。
光ディスク装置5は、これに限定されるものではなく、
媒体可換型記憶装置であれば何でもよい。また、その台
数を4および1台当たりの端末装置1の台数を15とし
たが、読取り速度、音声映像符号化速度、媒体交換時間
に応じて種々の値に変更することが可能である。さら
に、対象とする情報は音声映像情報に限定されるもので
もない。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、第1
の時分割多重処理によって複数の媒体可換型記憶装置の
媒体交換を実行し、第2の時分割多重処理によって、媒
体可換型記憶装置の各々が複数の端末装置から要求され
た情報を読取りつつ、切替え部を経由して、要求元の端
末装置に接続されたバッファメモリに順次高速に転送す
るようにしたので、最大で第1の時分割多重処理の多重
数と第2の時分割多重処理の多重数との積だけの端末装
置に対して同時に送出が可能であり、同時に利用できる
端末装置の数を多くした場合にも金物量が小さく、待ち
時間が短く、かつ同一記憶媒体に蓄積された情報を複数
の端末装置から同時に利用することができるという利点
がある。
の時分割多重処理によって複数の媒体可換型記憶装置の
媒体交換を実行し、第2の時分割多重処理によって、媒
体可換型記憶装置の各々が複数の端末装置から要求され
た情報を読取りつつ、切替え部を経由して、要求元の端
末装置に接続されたバッファメモリに順次高速に転送す
るようにしたので、最大で第1の時分割多重処理の多重
数と第2の時分割多重処理の多重数との積だけの端末装
置に対して同時に送出が可能であり、同時に利用できる
端末装置の数を多くした場合にも金物量が小さく、待ち
時間が短く、かつ同一記憶媒体に蓄積された情報を複数
の端末装置から同時に利用することができるという利点
がある。
【図1】本発明の一実施例のシステム構成図である。
【図2】図1の動作を説明するためのタイミングチャー
トである。
トである。
【図3】従来の情報ライブラリシステムの構成例を示す
図である。
図である。
1 端末装置2 バッファメモリ 3 切替え部 4 媒体自動交換型記憶装置 5 光ディスク装置(媒体可換型記憶装置) 6 制御部
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 複数の高速な媒体可換型記憶装置を内蔵
する媒体自動交換型記憶装置と、前記媒体可換型記憶装
置で読取る情報の送出先を複数の伝送路に順次切替える
切替え部と、前記各伝送路に接続されたバッファメモリ
と、前記各バッファメモリに接続された端末装置と、こ
れらの各部を制御する制御部とを有し、前記制御部の指
示に従って、第1の時分割多重処理によって前記複数の
媒体可換型記憶装置の媒体交換を実行し、第2の時分割
多重処理によって、前記媒体可換型記憶装置の各々が複
数の前記端末装置から要求された情報を読取りつつ、前
記切替え部を経由して前記要求元の端末装置に接続され
たバッファメモリに順次高速に転送し、前記端末装置で
は当該バッファメモリより比較的低速に情報を読取るこ
とを特徴とする情報ライブラリシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3210182A JPH0535407A (ja) | 1991-07-26 | 1991-07-26 | 情報ライブラリシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3210182A JPH0535407A (ja) | 1991-07-26 | 1991-07-26 | 情報ライブラリシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0535407A true JPH0535407A (ja) | 1993-02-12 |
Family
ID=16585144
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3210182A Pending JPH0535407A (ja) | 1991-07-26 | 1991-07-26 | 情報ライブラリシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0535407A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07200380A (ja) * | 1993-12-09 | 1995-08-04 | Internatl Business Mach Corp <Ibm> | ビデオ・ファイル配布システムおよび方法 |
US5473362A (en) * | 1993-11-30 | 1995-12-05 | Microsoft Corporation | Video on demand system comprising stripped data across plural storable devices with time multiplex scheduling |
US5487035A (en) * | 1993-08-26 | 1996-01-23 | Nippon Telegraph And Telephone Corporation | Method of multiplexed data reading/writing suitable for video-on-demand system |
US5506615A (en) * | 1993-09-20 | 1996-04-09 | Fujitsu Limited | Video-on-demand system and method with high speed repeating transmission of video data, and video cassette recording capability |
US5652614A (en) * | 1995-04-24 | 1997-07-29 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Video server apparatus comprising optical disks, hard disk drive and main memory |
US5673264A (en) * | 1994-07-21 | 1997-09-30 | Hitachi, Ltd. | Image information distribution system |
US5757798A (en) * | 1994-07-21 | 1998-05-26 | Hitachi, Ltd. | Image information distribution system |
US6070201A (en) * | 1996-09-26 | 2000-05-30 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Alternate selection of virtual data buffer pathways |
US10470341B2 (en) | 2015-09-17 | 2019-11-05 | Fujitsu Limited | Movement management device, movement management method, and computer-readable recording medium |
-
1991
- 1991-07-26 JP JP3210182A patent/JPH0535407A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5487035A (en) * | 1993-08-26 | 1996-01-23 | Nippon Telegraph And Telephone Corporation | Method of multiplexed data reading/writing suitable for video-on-demand system |
US5506615A (en) * | 1993-09-20 | 1996-04-09 | Fujitsu Limited | Video-on-demand system and method with high speed repeating transmission of video data, and video cassette recording capability |
US5473362A (en) * | 1993-11-30 | 1995-12-05 | Microsoft Corporation | Video on demand system comprising stripped data across plural storable devices with time multiplex scheduling |
JPH07200380A (ja) * | 1993-12-09 | 1995-08-04 | Internatl Business Mach Corp <Ibm> | ビデオ・ファイル配布システムおよび方法 |
US5673264A (en) * | 1994-07-21 | 1997-09-30 | Hitachi, Ltd. | Image information distribution system |
US5757798A (en) * | 1994-07-21 | 1998-05-26 | Hitachi, Ltd. | Image information distribution system |
US5652614A (en) * | 1995-04-24 | 1997-07-29 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Video server apparatus comprising optical disks, hard disk drive and main memory |
US6070201A (en) * | 1996-09-26 | 2000-05-30 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Alternate selection of virtual data buffer pathways |
US10470341B2 (en) | 2015-09-17 | 2019-11-05 | Fujitsu Limited | Movement management device, movement management method, and computer-readable recording medium |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6005599A (en) | Video storage and delivery apparatus and system | |
US5822528A (en) | Audio-video data transmission apparatus, audio-video data transmission system and audio-video data server | |
KR100246070B1 (ko) | 비디오 데이터 전송, 라인 속도 변경, 데이터 구조 준비 및 가변 속도 클럭의 속도 결정 방법과 컴퓨터 판독가능 매체 | |
KR100192723B1 (ko) | 매체 스트리머 | |
KR100228937B1 (ko) | 매체 스트리머 | |
US5832287A (en) | Wideband on-demand video distribution system and method | |
US5606359A (en) | Video on demand system with multiple data sources configured to provide vcr-like services | |
US5899582A (en) | Movie-on-demand disk storage loop architecture | |
JP3110987B2 (ja) | 等時性データ・ストリームを生成するビデオ用に最適化された媒体ストリーマ | |
KR100377092B1 (ko) | 다중 사용자 데이터 분배 시스템내 저장장치 서브세트상에 데이터 스트림을 스트라이핑하는 방법 | |
KR0184627B1 (ko) | 분산형 비디오 데이타 저장 장치를 구비하고 비디오에 최적화된 매체 스트리머 | |
KR100293856B1 (ko) | 인터액티브텔레비젼시스템용프로그램서버 | |
JP3234752B2 (ja) | 媒体ストリーマ | |
US6067108A (en) | Solid-state mass storage data stream generator | |
KR100401400B1 (ko) | 영상신호기록재생장치 | |
JP3557216B2 (ja) | 対話型通信システム | |
JPH0535407A (ja) | 情報ライブラリシステム | |
JP2000232622A (ja) | データ蓄積装置および方法、ならびに、データ送出装置および方法 | |
US6144796A (en) | Video data system | |
JP2978294B2 (ja) | 情報蓄積システム | |
JP2652595B2 (ja) | 音声映像情報提供システム | |
JPH0854990A (ja) | 動画像情報提供装置 | |
JPH07212737A (ja) | データ伝送装置 | |
EP0577362A2 (en) | An expanded architecture for image storage and distribution | |
JP2001028741A (ja) | データ配信システム、データ配信方法、及びデータ入出力装置 |