JP2000228687A - 情報通信システム - Google Patents

情報通信システム

Info

Publication number
JP2000228687A
JP2000228687A JP2847299A JP2847299A JP2000228687A JP 2000228687 A JP2000228687 A JP 2000228687A JP 2847299 A JP2847299 A JP 2847299A JP 2847299 A JP2847299 A JP 2847299A JP 2000228687 A JP2000228687 A JP 2000228687A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
communication
information
voice
terminal device
communication system
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2847299A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Kobayashi
広幸 小林
Kanji Inagaki
完治 稲垣
Ryuichi Otsu
隆一 大津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2847299A priority Critical patent/JP2000228687A/ja
Publication of JP2000228687A publication Critical patent/JP2000228687A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Communication Control (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
  • Information Transfer Between Computers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】通信回線に合わせた設定作業を極力廃し、接続
した通信回線の通信速度と使用状況に合った最適な設定
環境で画像、音声、データ等の情報を送受する。 【解決手段】端末装置1,1 相互間で通信回線7 を介して
双方向通信を行なうデータ通信システムにおいて、一方
の端末装置1 から伝送する情報として画像、音声及びデ
ータのうちの少なくとも1つを選択して他方に対して接
続要求を行ない、通信回線7 が接続された時点で上記接
続要求を受けた他方の端末装置1 が選択された内容を認
識して情報の伝送に必要な機能を起動し、上記端末装置
1,1 間で通信回線7 の転送速度に応じて選択した情報の
圧縮方式を設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遠隔位置での作業
で複数の端末装置を使用する情報通信システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より遠隔位置での作業で複数の端末
装置を使用する情報通信システムでは、通信する情報の
圧縮方式毎にアプリケーションプログラムが必要であ
り、それらアプリケーションプログラムは通信回線によ
っても選択する必要があった。また、使用する機器に対
して通信前に予めアプリケーションプログラムを設定し
ておく必要があるばかりか、通信して作業を実行する場
合に該当するアプリケーションプログラムを起動させる
ための連絡方法等を決定しておく必要があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように遠隔位置で
の作業で複数の端末装置を使用する情報通信システムで
は、通信する情報の内容等により行なわなければならな
い設定作業が大変に煩雑であり、使い勝手が非常に悪い
ものであった。
【0004】本発明は上記のような実情に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、通信回線に合わせ
た設定作業を極力廃し、接続した通信回線の通信速度と
使用状況に合致した最適な設定環境で画像、音声、デー
タ等の情報を送受することが可能な情報通信システムを
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
端末装置相互間で通信回線を介して双方向通信を行なう
データ通信システムにおいて、一方の端末装置から伝送
する情報として画像、音声及びデータのうちの少なくと
も1つを選択して他方に対して接続要求を行ない、通信
回線が接続された時点で上記接続要求を受けた他方の端
末装置が選択された内容を認識して情報の伝送に必要な
機能を起動し、上記端末装置間で通信回線の転送速度に
応じて選択した情報の圧縮方式を設定することを特徴と
する。
【0006】このようなシステム構成とすれば、端末装
置を用いた一対の通信環境での端末装置間の通信で画
像、音声、データを転送速度に合わせて最適な設定をす
ることができ、調整等の必要なしに使用できる。
【0007】請求項2記載の発明は、上記請求項1記載
の発明において、上記一方の端末装置は、すでに通信回
線を接続している一対の他方の端末装置に対して接続要
求を行なうことで、上記通信回線での相互間接続が可能
な環境下で3台以上の端末装置による同時通信を行な
い、通信する情報の共有を行なうことを特徴とする。
【0008】このようなシステム構成とすれば、上記請
求項1記載の発明の作用に加えて、通信回線の相互間接
続が可能であれば1対1だけではなく3台以上の端末装
置間でも通信でき、多地点間での通信作業を実現するこ
とができる。
【0009】請求項3記載の発明は、上記請求項1記載
の発明において、情報として画像の通信時には、通信速
度、画像サイズ及びフレーム数に応じた圧縮方式を選択
し、通信途中も通信先に設定変更の要求を行なうことで
その要求を受信した端末装置が設定変更を実行すること
を特徴とする。
【0010】このようなシステム構成とすれば、上記請
求項1記載の発明の作用に加えて、画像通信での回線の
通信速度に合わせた画像圧縮方式に設定するため圧縮方
式の選定等を省略することができ、また設定してある画
像圧縮方式を新たな条件で変更する場合にも通信中に再
設定することができるので通信を終了することなく運用
できる。
【0011】請求項4記載の発明は、上記請求項1記載
の発明において、情報として音声の通信時には、音声圧
縮方式及びその種類、デジタル音声方式、音声データ方
式のいずれか一つと通信速度とを選択することを特徴と
する。
【0012】このようなシステム構成とすれば、上記請
求項1記載の発明の作用に加えて、音声通信での回線の
通信速度に合わせた音声方式を設定するために音声の選
定等を省略することができ、また設定してある音声方式
を新たな条件で変更する場合にも通信中に再設定するこ
とができるために通信を終了することなく運用できる。
【0013】請求項5記載の発明は、上記請求項4記載
の発明において、音声データ方式による音声の通信時
に、発信側の端末装置では入力された音声を音声認識し
てテキストと基本音声パターンとして発信し、これを受
信した端末装置は基本音声パターンによってテキストを
音声再生することを特徴とする。
【0014】このようなシステム構成とすれば、上記請
求項4記載の発明の作用に加えて、音声通信が音声デー
タ方式の場合に送信者は基本音声パターンを予め設定し
ておき通信時に受信端末に設定することによって、少な
いデータ伝送速度で送信者の音声による音声再生を行な
うことができる。
【0015】請求項6記載の発明は、上記請求項5記載
の発明において、上記基本音声パターンは、端末装置の
使用者の声紋と発声パターンを構造化して予め作成して
おき、通信時にこれを受信した端末装置で音声を発信側
の端末装置の使用者の声と話し方で再生することを特徴
とする。
【0016】このようなシステム構成とすれば、上記請
求項5記載の発明の作用に加えて、音声データ方式で使
用する基本音声パターンを事前に作成することにより、
接続時に基本音声パターンを作成する必要がなく、通信
設定の時間短縮に寄与できる。
【0017】請求項7記載の発明は、上記請求項5記載
の発明において、上記基本音声パターンは、通信アドレ
スに応じてライブラリ化し、その登録を行なった2回目
以降の通信時には基本音声パターンの通信を省略するこ
とを特徴とする。
【0018】このようなシステム構成とすれば、上記請
求項5記載の発明の作用に加えて、音声データ方式での
通信を行なう場合に使用する基本音声パターンを受信時
に通信アドレス毎でライブラリ化することにより、通信
履歴がある場合には持っているライブラリから基本音声
パターンを使用できるため、初期設定の時間短縮に寄与
できる。
【0019】請求項8記載の発明は、上記請求項4記載
の発明において、デジタル音声方式の音声通信時には、
デジタル音声の情報を受信した端末装置で基本音声パタ
ーンを作成することを特徴とする。
【0020】このようなシステム構成とすれば、上記請
求項4記載の発明の作用に加えて、音声による通信がデ
ジタル音声方式の場合に発信者の音声を通常使用中にサ
ンプリングして音声データ方式用の基本音声パターンを
作成しライブラリに設定することで、デジタル音声方式
で通信できない場合にも基本音声パターンを用いて受信
側で音声再生させることができる。
【0021】請求項9記載の発明は、上記請求項5記載
の発明において、音声データ方式の音声通信時で、且つ
基本音声パターンの受信がない場合には、予め用意した
標準の基本音声データを使用して再生を行なうことを特
徴とする。
【0022】このようなシステム構成とすれば、上記請
求項5記載の発明の作用に加えて、音声データ方式によ
る音声通信時で、緊急等の理由により発信者の基本音声
パターンがない場合でも、標準の基本音声パターンを代
用して音声再生を行なうことにより緊急時に発信者を特
定せずに運用が可能となる。
【0023】請求項10記載の発明は、上記請求項4記
載の発明において、音声データ方式の音声通信時には、
音声入力時の発声速度と強弱を構造化して簡易的に感情
を表現することを特徴とする。
【0024】このようなシステム構成とすれば、上記請
求項4記載の発明の作用に加えて、音声データ方式での
音声通信時に発信者の発声速度と発音の強弱をデータ化
することにより、受信側の端末装置は発信者の感情の入
った簡易的な音声再生を少ない伝送容量で行なうことが
できる。
【0025】請求項11記載の発明は、上記請求項4記
載の発明において、情報として少なくとも画像と音声を
通信し、且つ音声圧縮方式または音声データ方式による
音声の通信を選択した場合には、さらに画像と音声の同
期/非同期の選択を行なうことを特徴とする。
【0026】このようなシステム構成とすれば、上記請
求項4記載の発明の作用に加えて、画像と音声の同時通
信時で且つ音声が圧縮方式の場合に、同期方式を選択す
ると圧縮時間の違いから同期していない画像と音声は再
生時に違和感が発生するので、音声圧縮に画像を同期さ
せることにより、音声が途切れることなく画像と同期し
た違和感のないものとすることができる。また、音声デ
ータ方式の音声と画像の通信時に同期方式を選択するこ
とで、いくつかの画像圧縮の方式を用いるために圧縮時
間の相違によって発生する再生時の違和感を確実に解消
し、音声データ方式で画像圧縮に同期して音声を再生し
ても出力される音声が途切れることがない。
【0027】請求項12記載の発明は、上記請求項4記
載の発明において、情報として少なくとも画像と音声を
通信し、且つ音声データ方式またはデジタル音声方式に
よる音声の通信を選択した場合には、画像中に音声の吹
出しまたは字幕情報を含ませることを特徴とする。
【0028】このようなシステム構成とすれば、上記請
求項4記載の発明の作用に加えて、音声データ方式また
はデジタル音声方式の音声と画像との通信時に、作業環
境等で音声が聞き取りづらい場合でも、音声に該当する
文字を表示画像内に吹出しまたは字幕で表示することに
より視覚的に確認することができる。
【0029】請求項13記載の発明は、上記請求項4記
載の発明において、音声データ方式またはデジタル音声
方式の音声通信時で、発信側の端末装置から外国語の音
声が入力された場合に、これを受信する側の端末装置で
上記外国語を翻訳した表示出力または音声出力を行なう
ことを特徴とする。
【0030】このようなシステム構成とすれば、上記請
求項4記載の発明の作用に加えて、画像と音声データ方
式またはデジタル音声方式の音声の通信時に、音声が外
国語であればこれを翻訳して対応する翻訳を表示または
音声で出力することにより、外国人または海外との作業
でも障害とならずに円滑に作業を遂行することができ
る。
【0031】請求項14記載の発明は、上記請求項1記
載の発明において、上記通信回線を片方向毎に選択して
送受信を実行することで、伝送速度により双方向通信が
制限された上記通信回線での双方向通信を実現すること
をする特徴とする。
【0032】このようなシステム構成とすれば、上記請
求項1記載の発明の作用に加えて、通信回線の伝送速度
の問題から同時に双方向通信が行なえない状態でも送信
と受信とを交互に切換えて使用することで双方向通信の
運用が可能となる。
【0033】請求項15記載の発明は、上記請求項1記
載の発明において、テキストを含んだ情報の通信時に
は、情報を受信した端末装置がテキストに対応した音声
再生を行なうことを特徴とする。
【0034】このようなシステム構成とすれば、上記請
求項1記載の発明の作用に加えて、データ通信で文書等
のテキストを含んだ音声再生が可能な情報が伝送されて
きた場合には、表示だけではなく音声再生も行なわせる
ことができる。
【0035】請求項16記載の発明は、上記請求項1記
載の発明において、テキストを含んだ情報の通信時に
は、該情報に基本音声パターン、または通信アドレスに
応じて複数の基本音声パターンを有するライブラリに対
する通信アドレスを付加して通信し、受信側の端末装置
で基本音声パターンを用いて上記テキストを音声再生す
ることを特徴とする。
【0036】このようなシステム構成とすれば、上記請
求項1記載の発明の作用に加えて、通信情報に基本音声
パターンまたは基本音声ライブラリを使用するための通
信アドレスを添付して伝送することにより、受信側の端
末装置でその情報を展開した時に音声再生を行なうこと
ができる。
【0037】請求項17記載の発明は、上記請求項1記
載の発明において、情報の共有を行なう場合に、発信側
の端末装置で起動したアプリケーションを受信側の端末
装置でも起動させ、上記端末装置間で同じ情報を転送し
て展開させることを特徴とする。
【0038】このようなシステム構成とすれば、上記請
求項1記載の発明の作用に加えて、データ通信機能を用
いて情報の共有を行なう場合には発信側の端末装置で使
用するアプリケーシヨンを起動してデータを展開するこ
とで、受信側の端末装置でも同じアプリケーションを起
動させ、展開したデータを伝送させるため、より確実に
情報の共有が実現でき、操作性を向上させることができ
る。
【0039】請求項18記載の発明は、上記請求項1記
載の発明において、通信回線の通信速度と使用率から転
送すべき情報の量が多いと判断した場合に発信側の端末
装置が情報を圧縮し、これを受信した側の端末装置が圧
縮された情報を解凍して展開することを特徴とする。
【0040】このようなシステム構成とすれば、上記請
求項1記載の発明の作用に加えて、情報通信時に通信回
線の効率を考慮し、送信側の端末装置が圧縮した情報を
送信し、受信側の端末装置でこれを解凍して展開するた
め、通信時間を削減することができる。
【0041】請求項19記載の発明は、上記請求項1記
載の発明において、複数の端末装置で情報の共有をして
いる場合に、個々の端末装置で展開された情報を変更す
る際は情報の変更分のみを圧縮して転送することを特徴
とする。
【0042】このようなシステム構成とすれば、上記請
求項1記載の発明の作用に加えて、通信する情報の量を
極力少なくして、通信回線の伝送速度が低い場合でも短
い時間で通信を実行することができる。
【0043】請求項20記載の発明は、上記請求項1記
載の発明において、通信を行なわない端末装置では情報
を圧縮して当該装置内に記録することで作業記録を作成
することを特徴とする。
【0044】このようなシステム構成とすれば、上記請
求項1記載の発明の作用に加えて、通信を行なわない場
合でも情報の圧縮機能を用いて作業記録として保存記録
することにより、作業の見直し等にも活用できる。
【0045】請求項21記載の発明は、上記請求項1記
載の発明において、通信時に他の端末装置との間で送受
した情報を圧縮して自装置内に記録することで議事録を
作成することを特徴とする。
【0046】このようなシステム構成とすれば、上記請
求項1記載の発明の作用に加えて、通信中に発信者と受
信者の情報を記録していく上で作業記録および通信議事
録として活用できる。
【0047】
【発明の実施の形態】図1に本発明の実施の一形態に係
る情報通信システムの基本構成を示す。同図では一対の
みしか示さないが、端末装置1,1が通信回線7に対し
て接続されている。
【0048】各端末装置1内では、各情報の送受信制御
及び演算処理を行なう演算制御部5に対して、例えばテ
レビカメラ装置でなる画像入力部2、マイクロホンとス
ピーカとでなる音声入出力部3、及びCRT等のモニタ
ディスプレイ装置でなる画像表示部4が接続され、この
画像表示部4が直接上記通信回線7と接続され、情報の
インタフェースを行なう通信部6に接続されている。
【0049】続いて図2乃至図8で同実施の形態におけ
る基本的な情報の流れについて説明する。
【0050】送信側の端末装置1にあっては、伝送すべ
き情報としての画像、音声及びデータがそれぞれの情報
パケットに情報種類を表わす識別情報を付加された上で
送信される。
【0051】受信側の端末装置1では、受信したパケッ
トの識別情報を確認してそれぞれの情報を展開、出力す
るためのアプリケーションプログラムを起動する。起動
終了後、各情報パケットはそれぞれのアプリケーション
プログラムに従って出力される。
【0052】図2は情報として画像、音声及びデータの
全てを伝送する場合の流れについて、図3は情報として
画像のみを伝送する場合の流れについて、図4は情報と
して音声のみを伝送する場合の流れについて、図5は情
報としてデータのみを伝送する場合の流れについて、図
6は情報として画像及び音声を伝送する場合の流れにつ
いて、図7は情報として画像及びデータを伝送する場合
の流れについて、図8は情報として音声及びデータを伝
送する場合の流れについて、それぞれ示すものである。
【0053】このように、端末装置1を用いた一対の通
信環境での端末装置1,1間の通信で画像、音声、デー
タを転送速度に合わせて最適な設定をすることができ、
調整等の必要なしに使用することができる。
【0054】(第1の変形例)図9に本実施の形態の第
1の変形例を示す。同図(a)では、端末装置1(1)
と端末装置1(2)の通信中に端末装置1(3)から端
末装置1(1)に対して接続要求が行なわれ、この接続
要求を受けた端末装置1(1)から端末装置1(3)に
対して接続開始の返信を行なった場合に、以後図9
(b)に示すように端末装置1(1)〜1(3)の相互
間での通信が可能となる状態を示している。
【0055】このように、通信回線7の相互間接続が可
能であれば、1対1だけではなく3台以上の端末装置
1,1,‥‥間でも通信することができ、多地点間での
通信作業を実現することができる。
【0056】(第2の変形例)図10に本実施の形態の
第2の変形例を示す。同図では、情報として各なくとも
画像を伝送し、且つその画像の伝送にあたって、予め用
意された複数の画像圧縮の方式の中から任意のものを決
定する手順を例示するものであり、通信速度の値に対応
し、各画像圧縮方式のパラメータに合わせて選択してお
り、これは通信途中であってもその変更設定ができるも
のとする。
【0057】このように、画像通信での回線の通信速度
に合わせた画像圧縮方式に設定するために圧縮方式の選
定等を省略することができ、また設定してある画像圧縮
方式を新たな条件で変更する場合にも通信中に再設定す
ることができるので、通信を一旦終了させることなく運
用することができる。
【0058】(第3の変形例)図11に本実施の形態の
第3の変形例を示す。同図では、情報として少なくとも
音声を伝送し、且つその音声の伝送にあたって、予め用
意された複数の音声の伝送方式から任意のものを決定す
る手順を例示するものである。ここでは、通信速度に対
応し、デジタル方式、圧縮方式及び音声データ方式の中
から選択し、さらに圧縮方式が選択された場合は具体的
な圧縮方式が通信速度に対応して決定される。
【0059】このように、音声通信での回線の通信速度
に合わせた音声方式を設定するために音声の選定等を省
略することができ、また設定してある音声方式を新たな
条件で変更する場合にも通信中に再設定することができ
るために通信を一旦終了させることなく運用することが
できる。
【0060】(第4の変形例)図12に本実施の形態の
第4の変形例を示す。同図では、情報として少なくとも
音声を選択し、且つ音声データ方式を選択した場合での
伝送手順を示す。発信を行なう端末装置1は、通信接続
時に受信側の端末装置1に対して基本音声パターンを通
信する。そして、基本音声パターンの設定完了後に実際
の音声データ方式による音声の送信を行なう。
【0061】受信側の端末装置1では、基本音声パター
ンに登録されている情報、すなわち発信側の端末装置1
の使用者本人の声による音の種類登録と、会話及びリズ
ム登録の情報等を用いて発信者の声で音声再生を行な
う。
【0062】このように、音声通信が音声データ方式の
場合に送信者の基本音声パターンを予め受信側の端末装
置1で設定しておくことによって、少ないデータ伝送速
度で送信者の音声による音声再生を行なうことができ
る。
【0063】(第5の変形例)図13に本実施の形態の
第5の変形例を示す。同図は、基本音声パターンの作成
方法について説明するもので、発信側の端末装置1でそ
の使用者が発音指示通りに発音を行なうことで、基本音
声パターンが作成され、受信側の端末装置1へ伝送され
る。
【0064】このように、音声データ方式で使用する基
本音声パターンを事前に作成することにより、接続時に
基本音声パターンを作成する必要がなく、通信設定の時
間短縮に寄与できる。
【0065】(第6の変形例)図14に本実施の形態の
第6の変形例を示す。同図は、端末装置1から発信され
た基本音声パターンが、受信側の端末装置1内で、通信
している発信側の端末装置1のアドレスと共にライブラ
リ化され、登録される状態を示す。
【0066】このように、音声データ方式での通信を行
なう場合に使用する基本音声パターンを受信時に通信ア
ドレス毎でライブラリ化しておくことにより、通信履歴
がある場合には持っているライブラリから基本音声パタ
ーンを使用できるため、初期設定の時間短縮に寄与する
ことができる。
【0067】(第7の変形例)図15に本実施の形態の
第7の変形例を示す。同図は、端末装置1から発信され
たデジタル音声が、受信側の端末装置1で音声再生され
ると共に、予め基本音声パターンの作成を選択設定して
おくことにより、デジタル音声からサンプリングした音
声から基本音声パターンを作成し、完了後にライブラリ
へ登録される状態を示す。
【0068】このように、音声による通信がデジタル音
声方式の場合に、発信者の音声を通常使用中にサンプリ
ングして音声データ方式用の基本音声パターンを作成し
ライブラリに設定することで、デジタル音声方式で通信
できない場合にも基本音声パターンを用いて受信側の端
末装置1で音声再生させることができる。
【0069】(第8の変形例)図16は本実施の形態の
第8の変形例を示す。同図は、通信接続後に第1の端末
装置1(1)から第2の端末装置1(2)へ音声データ
が送信され、受信した端末装置1(2)で、接続した端
末装置1(1)の該当する基本音声ライブラリがない場
合に標準の基本音声パターンを設定して音声データの再
生を行なう状態を示す。
【0070】このように、音声データ方式による音声通
信時で、緊急等の理由により発信者の基本音声パターン
がない場合でも、標準の基本音声パターンを代用して音
声再生を行なうことにより緊急時に発信者を特定せずに
運用することが可能となる。
【0071】(第9の変形例)図17は本実施の形態の
第9の変形例を示す。同図は、音声データの作成例を示
すもので、ここでは例として「こんにちは」と発音した
場合を示す。発音によりテキストデータ「こんにちは」
に変換すると同時に、このテキストデータ「こんにち
は」の1文字毎の発生速度データ及び1文字毎の音声強
弱のデータを音声データとして構成する状態を示す。
【0072】このように、音声データ方式での音声通信
時に、テキストデータに合わせて発信者の発声速度と発
音の強弱をデータ化することにより、受信側の端末装置
1は発信者の感情の入った簡易的な音声再生を少ない伝
送容量で行なうことができる。
【0073】(第10の変形例)図18は本実施の形態
の第10の変形例を示す。同図は、音声圧縮方式と画像
圧縮方式双方を採用している場合の同期方式を示す。発
信側の端末装置1で、音声と画像の入力時に同期用の信
号も入力する。それぞれの圧縮を完了した後に端末装置
1が送信すると、これを受信した側の端末装置1では、
再生時に同期信号を合わせて再生し、音声が途切れない
ように音声に合わせて画像を同期させて再生を行なうも
のとする。
【0074】このように、画像と音声の同時通信時で且
つ音声が圧縮方式である場合に、同期方式を選択すると
圧縮時間の違いから、同期していない画像と音声の再生
時には違和感が発生するので、音声圧縮に画像を同期さ
せることにより、再生時に音声が途切れることなく画像
と同期した、違和感のないものとすることができる。
【0075】(第11の変形例)図19は本実施の形態
の第11の変形例を示す。同図は、音声データ方式と画
像圧縮方式を採用した場合の同期方式を示す。発信側の
端末装置1では、音声と画像とが入力した時点で同時に
同期用の信号を入力する。入力した音声は音声データに
変換し、画像の圧縮が完了後にそれぞれを送信する。こ
れらを受けた受信側の端末装置1では、再生時に同期信
号を合わせて再生するもので、この方式では音声はいつ
でも再生可能なために画像に同期させて再生を行なうこ
ととする。
【0076】このように、音声データ方式の音声と画像
の通信時に同期方式を選択することで、いくつかの画像
圧縮の方式を用いるために圧縮時間の相違によって発生
する再生時の違和感を確実に解消し、音声データ方式で
画像圧縮に同期して音声を再生しても出力される音声が
途切れることがない。
【0077】(第12の変形例)図20は本実施の形態
の第12の変形例を示す。同図は、音声データ方式を用
いて音声を通信した場合に、これを受信した受信側の端
末装置1で音声データを音声として再生せず、画像内に
文字としてインポーズして表示を行なう状態を示す。
【0078】このように、音声データ方式またはデジタ
ル音声方式の音声と画像との通信時に、作業環境等で音
声が聞き取りづらい場合でも、音声に該当する文字を表
示画像内に吹出しまたは字幕で表示することにより、音
声を視覚的に確認することができるようになる。
【0079】(第13の変形例)図21は本実施の形態
の第13の変形例を示す。同図で、情報としての音声を
音声データ方式を用いて発信側の端末装置1に外国語で
入力した場合、当該外国語による音声は音声データに変
換されて発信される。これを受信した受信側の端末装置
1では、音声データを翻訳して画像内にインポーズ表示
するか、あるいは音声出力を行なう。
【0080】このように、画像と音声データ方式または
デジタル音声方式の音声の通信時には、音声が外国語で
あればこれを翻訳して対応する訳語を表示するか、ある
いは音声で出力することにより、外国人または海外との
作業による通信時でも言語が障害とならずに円滑に作業
を遂行することができる。
【0081】(第14の変形例)図22は本実施の形態
の第14の変形例を示す。同図で、通信回線7の伝送速
度が必要な伝送速度に比して遅い場合、例えば通信回線
7の伝送速度の上限が9600[bps]であるのに対
し、送受する情報の伝送速度が7600[bps]であ
る場合には、端末装置1,1′間での情報の送受を交互
に切換えることで通信回線7を使用し、通信を行なうよ
うにする。
【0082】このように、通信回線の伝送速度の問題か
ら同時に双方向通信が行なえない状態でも、送信と受信
とを交互に切換えて通信回線7を使用することで、双方
向通信の運用が可能となる。
【0083】(第15の変形例)図23は本実施の形態
の第15の変形例を示す。同図で、データ転送時に発信
側の端末装置1から送信したデータが、例えば図示する
ような何らかの装置の取扱説明書のようなテキストを含
んだ音声再生可能なデータである場合には、これを受信
した受信側の端末装置1でデータ確認時に音声再生を行
なうようにすることも考えられる。
【0084】このように、データ通信で文書等のテキス
トを含んだ音声再生が可能な情報が伝送されてきた場合
には、表示だけではなく音声再生も行なわせることがで
きる。
【0085】(第16の変形例)図24は本実施の形態
の第16の変形例を示す。同図で、発信側の端末装置1
から基本音声パターンまたは基本音声ライブラリを使用
するための通信アドレスを添付して送信することによ
り、これを受信した受信側の端末装置1では、情報(メ
ール)の展開時に音声再生を行なわせることができる。
【0086】(第17の変形例)図25は本実施の形態
の第17の変形例を示す。同図で、データ通信時に発信
側の端末装置1で必要なアプリケーションを起動し、デ
ータ表示を行なうと、この発信側の端末装置1から受信
側の端末装置1に対して伝送すべき情報とアプリケーシ
ョン起動情報とが送信される。
【0087】これを受信した受信側の端末装置1では、
発信側の端末装置1と同じアプリケーションを起動して
情報を展開することにより、双方の端末装置1,1間で
データの共有を行なうことができるようになる。
【0088】(第18の変形例)図26は本実施の形態
の第18の変形例を示す。同図で、発信側の端末装置1
では、情報通信時に情報の展開、変更、追加を行なった
際に通信回線の伝送速度と伝送すべき情報の量とから回
線の使用率を判断し、その使用率が少なければそのまま
伝送を行なう一方、使用率が大きい場合には情報を圧縮
してその圧縮方式と共に受信側の端末装置1に伝送し、
これを受けた受信側の端末装置1では、受信した情報を
解凍して表示を行なう。
【0089】また、情報の変更・追加時はその変更、追
加を行なった箇所のみを送信する。
【0090】このように、情報通信時に通信回線の効率
を考慮し、必要により送信側の端末装置が圧縮した情報
を送信し、受信側の端末装置でこれを解凍して展開する
ため、通信回線をより高い効率で使用すると共に、通信
時間を削減することができる。
【0091】(第19の変形例)図27は本実施の形態
の第19の変形例を示す。同図で、端末装置1を単独で
使用する場合、取扱っていた画像、音声、データ等の情
報に対して圧縮を行ない、その圧縮した情報を端末装置
1内の記憶装置9に保存しておくことで、作業記録とし
て使用する。
【0092】このように、通信を行なわない場合でも端
末装置1内で情報の圧縮機能を用いて作業記録として取
扱った情報を保存記録しておくことにより、作業の見直
し等にも活用できる。
【0093】また、複数の端末装置1,1間での相互通
信時に、その個々の端末装置1において通信した情報を
保存記録しておくことにより、送信と受信双方の作業記
録を行なうことができる。
【0094】(第20の変形例)図28は本実施の形態
の第20の変形例での処理の流れを示す。同図で、各端
末装置1においては、まず議事録作成モードを選択し
(S1)、時間、打合わせ等の議事録の種類の選択を行
ない(S2)、それから実際の議事録の記録を行なう
(S3)。
【0095】そして、該議事録の記録終了後に(S
4)、記録した議事録の編集モードに移行し(S5)、
必要な編集を施して以上で処理を終了する。
【0096】このように、通信中に発信者と受信者の情
報を個々の端末装置1において随時記録していくこと
で、作業記録および通信議事録として活用できる。
【0097】その他、本発明はその要旨を逸脱しない範
囲内で種々変形して実施することが可能であるものとす
る。
【0098】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、端末装置
を用いた一対の通信環境での端末装置間の通信で画像、
音声、データを転送速度に合わせて最適な設定をするこ
とができ、調整等の必要なしに使用できる。
【0099】請求項2記載の発明によれば、上記請求項
1記載の発明の効果に加えて、通信回線の相互間接続が
可能であれば1対1だけではなく3台以上の端末装置間
でも通信でき、多地点間での通信作業を実現することが
できる。
【0100】請求項3記載の発明によれば、上記請求項
1記載の発明の効果に加えて、画像通信での回線の通信
速度に合わせた画像圧縮方式に設定するため圧縮方式の
選定等を省略することができ、また設定してある画像圧
縮方式を新たな条件で変更する場合にも通信中に再設定
することができるので通信を終了することなく運用でき
る。
【0101】請求項4記載の発明によれば、上記請求項
1記載の発明の作用に加えて、音声通信での回線の通信
速度に合わせた音声方式を設定するために音声の選定等
を省略することができ、また設定してある音声方式を新
たな条件で変更する場合にも通信中に再設定することが
できるために通信を終了することなく運用できる。
【0102】請求項5記載の発明によれば、上記請求項
4記載の発明の効果に加えて、音声通信が音声データ方
式の場合に送信者は基本音声パターンを予め設定してお
き通信時に受信端末に設定することによって、少ないデ
ータ伝送速度で送信者の音声による音声再生を行なうこ
とができる。
【0103】請求項6記載の発明によれば、上記請求項
5記載の発明の効果に加えて、音声データ方式で使用す
る基本音声パターンを事前に作成することにより、接続
時に基本音声パターンを作成する必要がなく、通信設定
の時間短縮に寄与できる。
【0104】請求項7記載の発明によれば、上記請求項
5記載の発明の効果に加えて、音声データ方式での通信
を行なう場合に使用する基本音声パターンを受信時に通
信アドレス毎でライブラリ化することにより、通信履歴
がある場合には持っているライブラリから基本音声パタ
ーンを使用できるため、初期設定の時間短縮に寄与でき
る。
【0105】請求項8記載の発明によれば、上記請求項
4記載の発明の効果に加えて、音声による通信がデジタ
ル音声方式の場合に発信者の音声を通常使用中にサンプ
リングして音声データ方式用の基本音声パターンを作成
しライブラリに設定することで、デジタル音声方式で通
信できない場合にも基本音声パターンを用いて受信側で
音声再生させることができる。
【0106】請求項9記載の発明によれば、上記請求項
5記載の発明の効果に加えて、音声データ方式による音
声通信時で、緊急等の理由により発信者の基本音声パタ
ーンがない場合でも、標準の基本音声パターンを代用し
て音声再生を行なうことにより緊急時に発信者を特定せ
ずに運用が可能となる。
【0107】請求項10記載の発明によれば、上記請求
項4記載の発明の効果に加えて、音声データ方式での音
声通信時に発信者の発声速度と発音の強弱をデータ化す
ることにより、受信側の端末装置は発信者の感情の入っ
た簡易的な音声再生を少ない伝送容量で行なうことがで
きる。
【0108】請求項11記載の発明によれば、上記請求
項4記載の発明の効果に加えて、画像と音声の同時通信
時で且つ音声が圧縮方式の場合に、同期方式を選択する
と圧縮時間の違いから同期していない画像と音声は再生
時に違和感が発生するので、音声圧縮に画像を同期させ
ることにより、音声が途切れることなく画像と同期した
違和感のないものとすることができる。また、音声デー
タ方式の音声と画像の通信時に同期方式を選択すること
で、いくつかの画像圧縮の方式を用いるために圧縮時間
の相違によって発生する再生時の違和感を確実に解消
し、音声データ方式で画像圧縮に同期して音声を再生し
ても出力される音声が途切れることがない。
【0109】請求項12記載の発明によれば、上記請求
項4記載の発明の効果に加えて、音声データ方式または
デジタル音声方式の音声と画像との通信時に、作業環境
等で音声が聞き取りづらい場合でも、音声に該当する文
字を表示画像内に吹出しまたは字幕で表示することによ
り視覚的に確認することができる。
【0110】請求項13記載の発明によれば、上記請求
項4記載の発明の効果に加えて、画像と音声データ方式
またはデジタル音声方式の音声の通信時に、音声が外国
語であればこれを翻訳して対応する翻訳を表示または音
声で出力することにより、外国人または海外との作業で
も障害とならずに円滑に作業を遂行することができる。
【0111】請求項14記載の発明によれば、上記請求
項1記載の発明の効果に加えて、通信回線の伝送速度の
問題から同時に双方向通信が行なえない状態でも送信と
受信とを交互に切換えて使用することで双方向通信の運
用が可能となる。
【0112】請求項15記載の発明によれば、上記請求
項1記載の発明の効果に加えて、データ通信で文書等の
テキストを含んだ音声再生が可能な情報が伝送されてき
た場合には、表示だけではなく音声再生も行なわせるこ
とができる。
【0113】請求項16記載の発明によれば、上記請求
項1記載の発明の効果に加えて、通信情報に基本音声パ
ターンまたは基本音声ライブラリを使用するための通信
アドレスを添付して伝送することにより、受信側の端末
装置でその情報を展開した時に音声再生を行なうことが
できる。
【0114】請求項17記載の発明によれば、上記請求
項1記載の発明の効果に加えて、データ通信機能を用い
て情報の共有を行なう場合には発信側の端末装置で使用
するアプリケーシヨンを起動してデータを展開すること
で、受信側の端末装置でも同じアプリケーションを起動
させ、展開したデータを伝送させるため、より確実に情
報の共有が実現でき、操作性を向上させることができ
る。
【0115】請求項18記載の発明によれば、上記請求
項1記載の発明の効果に加えて、情報通信時に通信回線
の効率を考慮し、送信側の端末装置が圧縮した情報を送
信し、受信側の端末装置でこれを解凍して展開するた
め、通信時間を削減することができる。
【0116】請求項19記載の発明によれば、上記請求
項1記載の発明の効果に加えて、通信する情報の量を極
力少なくして、通信回線の伝送速度が低い場合でも短い
時間で通信を実行することができる。
【0117】請求項20記載の発明によれば、上記請求
項1記載の発明の効果に加えて、通信を行なわない場合
でも情報の圧縮機能を用いて作業記録として保存記録す
ることにより、作業の見直し等にも活用できる。
【0118】請求項21記載の発明によれば、上記請求
項1記載の発明の効果に加えて、通信中に発信者と受信
者の情報を記録していく上で作業記録および通信議事録
として活用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係る情報通信システム
の基本構成を示すブロック図。
【図2】同実施の形態に係る基本的な情報の流れについ
て説明する図。
【図3】同実施の形態に係る基本的な情報の流れについ
て説明する図。
【図4】同実施の形態に係る基本的な情報の流れについ
て説明する図。
【図5】同実施の形態に係る基本的な情報の流れについ
て説明する図。
【図6】同実施の形態に係る基本的な情報の流れについ
て説明する図。
【図7】同実施の形態に係る基本的な情報の流れについ
て説明する図。
【図8】同実施の形態に係る基本的な情報の流れについ
て説明する図。
【図9】同実施の形態に係る第1の変形例を説明する
図。
【図10】同実施の形態に係る第2の変形例を説明する
図。
【図11】同実施の形態に係る第3の変形例を説明する
図。
【図12】同実施の形態に係る第4の変形例を説明する
図。
【図13】同実施の形態に係る第5の変形例を説明する
図。
【図14】同実施の形態に係る第6の変形例を説明する
図。
【図15】同実施の形態に係る第7の変形例を説明する
図。
【図16】同実施の形態に係る第8の変形例を説明する
図。
【図17】同実施の形態に係る第9の変形例を説明する
図。
【図18】同実施の形態に係る第10の変形例を説明す
る図。
【図19】同実施の形態に係る第11の変形例を説明す
る図。
【図20】同実施の形態に係る第12の変形例を説明す
る図。
【図21】同実施の形態に係る第13の変形例を説明す
る図。
【図22】同実施の形態に係る第14の変形例を説明す
る図。
【図23】同実施の形態に係る第15の変形例を説明す
る図。
【図24】同実施の形態に係る第16の変形例を説明す
る図。
【図25】同実施の形態に係る第17の変形例を説明す
る図。
【図26】同実施の形態に係る第18の変形例を説明す
る図。
【図27】同実施の形態に係る第19の変形例を説明す
る図。
【図28】同実施の形態に係る第20の変形例を説明す
る図。
【符号の説明】
1、1′…端末装置 2…画像入力部 3…音声入出力部 4…画像表示部 5…演算制御部 6…通信部 7…通信回線 8…サーバ 9…記憶装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/24 H04N 7/14 7/14 H03M 7/30 Z // H03M 7/30 H04N 7/13 Z

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端末装置相互間で通信回線を介して双方
    向通信を行なうデータ通信システムにおいて、 一方の端末装置から伝送する情報として画像、音声及び
    データのうちの少なくとも1つを選択して他方に対して
    接続要求を行ない、 通信回線が接続された時点で上記接続要求を受けた他方
    の端末装置が選択された内容を認識して情報の伝送に必
    要な機能を起動し、 上記端末装置間で通信回線の転送速度に応じて選択した
    情報の圧縮方式を設定することを特徴とする情報通信シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 上記一方の端末装置は、すでに通信回線
    を接続している一対の他方の端末装置に対して接続要求
    を行なうことで、上記通信回線での相互間接続が可能な
    環境下で3台以上の端末装置による同時通信を行ない、
    通信する情報の共有を行なうことを特徴とする請求項1
    記載の情報通信システム。
  3. 【請求項3】 情報として画像の通信時には、通信速
    度、画像サイズ及びフレーム数に応じた圧縮方式を選択
    し、 通信途中も通信先に設定変更の要求を行なうことでその
    要求を受信した端末装置が設定変更を実行することを特
    徴とする請求項1記載の情報通信システム。
  4. 【請求項4】 情報として音声の通信時には、音声圧縮
    方式及びその種類、デジタル音声方式、音声データ方式
    のいずれか一つと通信速度とを選択することを特徴とす
    る請求項1記載の情報通信システム。
  5. 【請求項5】 音声データ方式による音声の通信時に、
    発信側の端末装置では入力された音声を音声認識してテ
    キストと基本音声パターンとして発信し、これを受信し
    た端末装置は基本音声パターンによってテキストを音声
    再生することを特徴とする請求項4記載の情報通信シス
    テム。
  6. 【請求項6】 上記基本音声パターンは、端末装置の使
    用者の声紋と発声パターンを構造化して予め作成してお
    き、通信時にこれを受信した端末装置で音声を発信側の
    端末装置の使用者の声と話し方で再生することを特徴と
    する請求項5記載の情報通信システム。
  7. 【請求項7】 上記基本音声パターンは、通信アドレス
    に応じてライブラリ化し、その登録を行なった2回目以
    降の通信時には基本音声パターンの通信を省略すること
    を特徴とする請求項5記載の情報通信システム。
  8. 【請求項8】 デジタル音声方式の音声通信時には、デ
    ジタル音声の情報を受信した端末装置で基本音声パター
    ンを作成することを特徴とする請求項4記載の情報通信
    システム。
  9. 【請求項9】 音声データ方式の音声通信時で、且つ基
    本音声パターンの受信がない場合には、予め用意した標
    準の基本音声データを使用して再生を行なうことを特徴
    とする請求項5記載の情報通信システム。
  10. 【請求項10】 音声データ方式の音声通信時には、音
    声入力時の発声速度と強弱を構造化して簡易的に感情を
    表現することを特徴とする請求項4記載の情報通信シス
    テム。
  11. 【請求項11】 情報として少なくとも画像と音声を通
    信し、且つ音声圧縮方式または音声データ方式による音
    声の通信を選択した場合には、さらに画像と音声の同期
    /非同期の選択を行なうことを特徴とする請求項4記載
    の情報通信システム。
  12. 【請求項12】 情報として少なくとも画像と音声を通
    信し、且つ音声データ方式またはデジタル音声方式によ
    る音声の通信を選択した場合には、画像中に音声の吹出
    しまたは字幕情報を含ませることを特徴とする請求項4
    記載の情報通信システム。
  13. 【請求項13】 音声データ方式またはデジタル音声方
    式の音声通信時で、発信側の端末装置から外国語の音声
    が入力された場合に、これを受信する側の端末装置で上
    記外国語を翻訳した表示出力または音声出力を行なうこ
    とを特徴とする請求項4記載の情報通信システム。
  14. 【請求項14】 上記通信回線を片方向毎に選択して送
    受信を実行することで、伝送速度により双方向通信が制
    限された上記通信回線での双方向通信を実現することを
    する特徴とする請求項1記載の情報通信システム。
  15. 【請求項15】 テキストを含んだ情報の通信時には、
    情報を受信した端末装置がテキストに対応した音声再生
    を行なうことを特徴とする請求項1記載の情報通信シス
    テム。
  16. 【請求項16】 テキストを含んだ情報の通信時には、
    該情報に基本音声パターン、または通信アドレスに応じ
    て複数の基本音声パターンを有するライブラリに対する
    通信アドレスを付加して通信し、受信側の端末装置で基
    本音声パターンを用いて上記テキストを音声再生するこ
    とを特徴とする請求項1記載の情報通信システム。
  17. 【請求項17】 情報の共有を行なう場合に、発信側の
    端末装置で起動したアプリケーションを受信側の端末装
    置でも起動させ、上記端末装置間で同じ情報を転送して
    展開させることを特徴とする請求項1記載の情報通信シ
    ステム。
  18. 【請求項18】 通信回線の通信速度と使用率から転送
    すべき情報の量が多いと判断した場合に発信側の端末装
    置が情報を圧縮し、これを受信した側の端末装置が圧縮
    された情報を解凍して展開することを特徴とする請求項
    1記載の情報通信システム。
  19. 【請求項19】 複数の端末装置で情報の共有をしてい
    る場合に、個々の端末装置で展開された情報を変更する
    際は情報の変更分のみを圧縮して転送することを特徴と
    する請求項1記載の情報通信システム。
  20. 【請求項20】 通信を行なわない端末装置では情報を
    圧縮して当該装置内に記録することで作業記録を作成す
    ることを特徴とする請求項1記載の情報通信システム。
  21. 【請求項21】 通信時に他の端末装置との間で送受し
    た情報を圧縮して自装置内に記録することで議事録を作
    成することを特徴とする請求項1記載の情報通信システ
    ム。
JP2847299A 1999-02-05 1999-02-05 情報通信システム Pending JP2000228687A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2847299A JP2000228687A (ja) 1999-02-05 1999-02-05 情報通信システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2847299A JP2000228687A (ja) 1999-02-05 1999-02-05 情報通信システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000228687A true JP2000228687A (ja) 2000-08-15

Family

ID=12249603

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2847299A Pending JP2000228687A (ja) 1999-02-05 1999-02-05 情報通信システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000228687A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003037545A (ja) * 2001-07-23 2003-02-07 Nec Corp 近距離無線機能付き移動局及びその消費電力低減方法
JP2007317222A (ja) * 2007-07-23 2007-12-06 Hitachi Ltd リモート操作システム
JP2009175968A (ja) * 2008-01-23 2009-08-06 Nec Corp データ記憶装置、データ記憶システム、リンク自動設定方法、及びプログラム
JP2010520665A (ja) * 2007-02-28 2010-06-10 マイクロソフト コーポレーション 測定された帯域幅に基づいてデータ送信のフォーマットを選択する方法
JP2012230719A (ja) * 2012-08-03 2012-11-22 Toshiba Corp 印刷システム
US9087054B2 (en) 2002-09-04 2015-07-21 Oce-Technologies B.V. Method and apparatus for managing document data for eventual presentation to a user
JP2015192409A (ja) * 2014-03-28 2015-11-02 株式会社東芝 通信管理装置、通信管理装置の制御方法及び制御プログラム

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003037545A (ja) * 2001-07-23 2003-02-07 Nec Corp 近距離無線機能付き移動局及びその消費電力低減方法
US9087054B2 (en) 2002-09-04 2015-07-21 Oce-Technologies B.V. Method and apparatus for managing document data for eventual presentation to a user
JP2010520665A (ja) * 2007-02-28 2010-06-10 マイクロソフト コーポレーション 測定された帯域幅に基づいてデータ送信のフォーマットを選択する方法
US8139487B2 (en) 2007-02-28 2012-03-20 Microsoft Corporation Strategies for selecting a format for data transmission based on measured bandwidth
JP2007317222A (ja) * 2007-07-23 2007-12-06 Hitachi Ltd リモート操作システム
JP2009175968A (ja) * 2008-01-23 2009-08-06 Nec Corp データ記憶装置、データ記憶システム、リンク自動設定方法、及びプログラム
JP2012230719A (ja) * 2012-08-03 2012-11-22 Toshiba Corp 印刷システム
JP2015192409A (ja) * 2014-03-28 2015-11-02 株式会社東芝 通信管理装置、通信管理装置の制御方法及び制御プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8704869B2 (en) Videoconferencing systems with recognition ability
JP2006325241A (ja) 携帯端末機の画像表示装置及び方法
EP1465423A1 (en) Videophone device and data transmitting/receiving method applied thereto
JP2008288974A (ja) ビデオ会議システム及びビデオ会議装置
JP2000228687A (ja) 情報通信システム
JP2001326979A (ja) 無線携帯端末及び無線携帯端末の通信方法
JPH11355747A (ja) 映像・音声通信装置と同装置を用いたテレビ会議装置
JP2932027B2 (ja) テレビ電話装置
JP2924865B2 (ja) ボイスメールシステム
JP3031320B2 (ja) ビデオ会議装置
KR100945162B1 (ko) 링백톤제공시스템 및 그 방법
JPH1023383A (ja) テレビ会議システム
JPH10126757A (ja) ビデオ会議システム
WO2022252928A1 (zh) 投屏方法、装置、无线终端、投屏设备及存储介质
JP4557812B2 (ja) テレビ電話装置
JP2664679B2 (ja) 通信システム
JPH03166888A (ja) 留守番テレビ電話方式および留守番テレビ電話機
JP2003209600A (ja) 通話システム、通話端末、方法、プログラム、及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
KR100203280B1 (ko) 자동응답기능을 개선하기 위한 방법 및 이를 적용한 화상전화기
JP3359065B2 (ja) 画像通信装置及び方法
JP2005222410A (ja) 車載用ハンドフリーメール装置
JPH10320318A (ja) マルチメディア電子メール送受信装置
JPS59182687A (ja) 静止画像通信会議方式
KR20010010157A (ko) 동영상 전자우편 시스템
JP3591022B2 (ja) テレビ電話装置