JP2924865B2 - ボイスメールシステム - Google Patents

ボイスメールシステム

Info

Publication number
JP2924865B2
JP2924865B2 JP9198335A JP19833597A JP2924865B2 JP 2924865 B2 JP2924865 B2 JP 2924865B2 JP 9198335 A JP9198335 A JP 9198335A JP 19833597 A JP19833597 A JP 19833597A JP 2924865 B2 JP2924865 B2 JP 2924865B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
mail
voice mail
data
voice
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP9198335A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH1141357A (ja
Inventor
隆平 藤原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Electric Co Ltd filed Critical Nippon Electric Co Ltd
Priority to JP9198335A priority Critical patent/JP2924865B2/ja
Priority to US09/121,270 priority patent/US6157827A/en
Priority to GB9816254A priority patent/GB2329299B/en
Publication of JPH1141357A publication Critical patent/JPH1141357A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2924865B2 publication Critical patent/JP2924865B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M3/00Automatic or semi-automatic exchanges
    • H04M3/42Systems providing special services or facilities to subscribers
    • H04M3/50Centralised arrangements for answering calls; Centralised arrangements for recording messages for absent or busy subscribers ; Centralised arrangements for recording messages
    • H04M3/53Centralised arrangements for recording incoming messages, i.e. mailbox systems
    • H04M3/533Voice mail systems

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はボイスメールシステ
ムに係り、特に端末がサーバに無線通信網を介して接続
されたボイスメールシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ネットワークに接続された端末と
サーバで構成されたローカル・エリア・ネットワーク
(LAN)やワイド・エリア・ネットワーク(WAN)
の端末間では、サーバを介したテキスト電子メールが普
及してきている。また、増大する電子メールを効率良く
編集したり、表示装置に打ち出したりする文書作成シス
テムが提案されている(特開平1−245352号公
報、特開平2−240748号公報)。
【0003】特開平1−245352号公報には、漢字
辞書など共通に使用できる資源を有効に活用するため
に、作成文書データを端末毎に分類して格納エリアに蓄
積するサーバと、サーバの格納エリアの蓄積データを読
み出し、編集する機能を有する端末とで構成される文書
作成システムが開示されている。また、特開平2−24
0748号公報には、データ蓄積資源を有効活用するた
め、情報データをサーバに一元管理し、複数の端末が編
集できるようにする情報処理装置が開示されている。ま
た、情報データの冗長度を減らし、データ蓄積資源、通
信資源などを有効に活用するデータ圧縮方式なども近年
実用化され始めている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来、テキスト電子メ
ールでは、受領したメールに対する自分のコメントを返
送、転送する場合に、参照データとして受領したメール
の一部、あるいは全部を自分のコメントに付加して返
送、転送している。しかし、一般に有線に比べて通信帯
域が狭く、コスト割高な無線通信を利用してこれらの返
送、転送を行う場合、付加される参照データの量の多少
は運用コストに影響し、参照データの添付は敬遠されが
ちであった。
【0005】複数の端末がサーバに無線通信網を介して
接続されたボイスメールシステムで同様の返送、転送を
行うことを想定すると、複雑な内容に答えたり指示した
りするために、受領音声の参照がテキスト以上に重要に
なる。しかし、参照として意味をなすほどの音声データ
は、たとえ圧縮技術を投入したとしてもデータ量として
かなり多くなる。
【0006】これは、簡単に自分の音声データに付加し
て送ることができるテキスト電子メールにくらべて、ボ
イスメールシステムでは、通信資源に対して大変な負担
となることを意味し、まして通信資源として制限の多い
無線通信を伴うボイスメールシステムにおいては致命的
である。このことは、ファクシミリデータや画像データ
のようにあるサイズのデータの塊となって初めて意味を
なす情報について同様な問題があることを示唆してい
る。
【0007】更に、従来のボイスメールシステムは、一
方向にしかボイスメールを伝送できず、複数の端末間の
双方向のボイスメールの送受信はできない。
【0008】本発明は以上の点に鑑みなされたもので、
冗長な音声データをできるだけ削減することで、簡単に
自分の音声データを付加して返送し得るボイスメールシ
ステムを提供することを目的とする。
【0009】また、本発明の他の目的は、双方向のボイ
スメール通信が可能なボイスメールシステムを提供する
ことにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、サーバと一又は二以上の端末とが通信媒
体を介して接続され、サーバは、端末毎に割り当てられ
たメモリ範囲に複数のボイスメールデータを識別可能な
ファイルとして格納するメモリを管理する構成のボイス
メールシステムであって、サーバは、端末から通信媒体
を介してメール要求を受信したときは、その送信元の端
末に割り当てられたメモリのメモリ範囲からボイスメー
ルデータを読み出して送信元の端末へ送信する送信手段
と、メール編集信号を受信したときはメール編集信号中
のボイスメールデータをその送信元の端末に割り当てら
れたメモリのメモリ範囲の、メール編集信号で指示され
た位置に挿入又は付加して再蓄積するメモリ制御手段を
有する。
【0011】また、本発明における端末は、サーバへ通
信媒体を介してメール要求を送信するメール要求送信手
段と、サーバから通信媒体を介してボイスメールデータ
を受信したときは受信ボイスメールデータを記憶する記
憶手段と、記憶手段から読み出した受信ボイスメールデ
ータを音声に変換して出力する変換手段と、任意のボイ
スメールデータを入力する入力手段と、変換手段による
音声出力中に入力手段によりボイスメールを入力したと
きは、入力時点における記憶手段の受信ボイスメールデ
ータ読み出し位置と入力ボイスメールのデータと自己の
端末識別番号とを含む信号をメール編集信号として生成
してサーバへ通信媒体を介して送信する信号送信手段と
を有する構成としたものである。
【0012】この発明では、サーバは、端末毎に割り当
てられたメモリ範囲に複数のボイスメールデータを識別
可能なファイルとして格納するメモリを管理しており、
端末はサーバに対してメール要求信号を送信するか、受
信したボイスメールの任意の位置に自己が挿入したボイ
スメールデータを、挿入位置に対応した記憶手段の受信
ボイスメールデータ読み出し位置と、自己の端末識別番
号と共にメール編集信号として生成してサーバへ通信媒
体を介して送信するようにしたため、端末が受信したボ
イスメールに自己のボイスメールを追加してサーバへ送
信する場合にも、サーバから受信したボイスメールは再
度サーバへ送る必要はなく、端末が発生したボイスメー
ルデータをサーバへメール編集信号として送信するだけ
で済む。
【0013】また、本発明におけるサーバは、メール編
集信号を受信したときはメモリ制御手段によりメール編
集信号中のボイスメールデータをその送信元の端末に割
り当てられたメモリのメモリ範囲の、メール編集信号で
指示された位置に挿入又は付加して再蓄積した後、再蓄
積後のメモリ範囲のボイスメールデータをメール編集信
号中の送信先の端末へ送信する手段を更に有してもよ
い。
【0014】この発明では、メール編集信号を送信した
第1の端末がサーバを介して第2の端末へ第1の端末宛
のボイスメールデータに第1の端末で入力したボイスメ
ールデータが挿入又は付加されたボイスメールデータを
送信することができる。従って、第2の端末がこのボイ
スメールデータを受信再生したときは、第1の端末が受
け取ったボイスメールの第1の人の音声に、第1の端末
のユーザである第2の人の音声が追加されて聞こえる。
つまり、第1の人と第2の人との会話となる。このとき
第1の端末がサーバに送ったメール編集信号中の音声情
報は、第2の人の音声情報のみであり、第1の人の音声
情報は通信されない。このため、本発明では、第1の人
の音声情報と第2の人の音声情報とを加算して通信する
のに比較して、場合によっては倍以上の非常に効率的な
会話通信ができる。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面と共に説明する。図1は本発明になるボイスメー
ルシステムの一実施の形態のブロック図を示す。同図に
おいて、ボイスメールシステムは、メモリ15を管理す
るサーバ11と、端末13及び14と、サーバ11と端
末13及び14とを接続する無線通信網12とより構成
されている。
【0016】メモリ15は、端末毎に割り当てられたメ
モリ範囲に複数のボイスメールデータを識別可能なファ
イルとして格納する記憶手段で、例えば図2に示すよう
な形式でボイスメールが格納されている。図2では、端
末13に割り当てられたメモリ範囲の先頭アドレス(図
2の場合は「0」)に端末識別番号(MS#3)が格納
され、以下メール1件当たりに割り当てられたメモリ範
囲(図2の場合は10番地毎)の先頭にそのメールのメ
ール識別番号(M1、M2)が格納されている。また、
図2中、(イ)〜(ハ)は第1のメールの音声データ
(ボイスメールデータ)、(ニ)及び(ヘ)は第2のメ
ールのボイスメールデータである。
【0017】図4は図1中の端末13及び14の一実施
の形態のブロック図を示す。端末13及び14は、それ
ぞれ無線部(TRX)41、音声符号復号器(CODE
C)42、スピーカ(SP)43、マイクロフォン(M
IC)44、中央処理装置(CPU)45、操作スイッ
チ(SW)46、メモリ47及び表示部(DISP)4
8からなる。
【0018】次に、図4の動作について説明する。CP
U45は無線部41を通じてサーバ11と無線通信す
る。このとき送受信するボイスメールデータは、メモリ
47に一時蓄積される。CPU45はボイスメールデー
タをメモリ47から読み出す時には、メモリ47からボ
イスメールデータを順に読み出し、CODEC42に送
る。CODEC42はディジタル信号である上記のボイ
スメールデータをアナログ音声信号に復号及び変換し、
スピーカ43に供給して音声とする。
【0019】また、ボイスメールデータを送信する場合
は、マイクロフォン44により送信音声を音響−電気変
換して得られた音声信号を、CODEC42によりディ
ジタル信号であるボイスメールデータに符号化した後、
メモリ47のCPU45が指定するアドレスに順次蓄積
する。続いて、CPU45はメモリ47に一時蓄積して
いたボイスメールデータを無線部41に送り、サーバ1
1へ無線送信する。
【0020】操作スイッチ46はCPU45に接続さ
れ、人間が操作することによりCPU45にメールの取
り出し、音声の吹き込み、メールの送信などを指示す
る。表示部48は操作スイッチ46の操作によるCPU
45の動作に伴う結果などを、CPU45の制御に従っ
て表示する。
【0021】次に、図1の実施の形態の動作について説
明する。端末13がサーバ11からメールを取り出すと
きには、まず、サーバ11から事前に知らされていたメ
ール受信情報を表示部48に表示し、取り出したいメー
ルの識別番号を操作スイッチ46で選定してメール選択
読み出し要求をする。すると、端末13は図5(A)の
シーケンス図に示すように、信号aを無線通信網12を
介してサーバ11へ無線送信する。この信号aは図5
(B)に示すように、送信元を示す端末識別番号51
(ここでは端末13の識別番号であるMS#3)と、メ
ール要求を示す制御コード52と、操作スイッチ46で
選んだメール識別番号53(ここではM1とする)とが
時系列的に合成されたフォーマットであり、CPU45
により生成される。
【0022】サーバ11は上記の信号aを受信すると、
信号aを解読してメモリ15の端末識別番号MS#3に
割り当てられたメモリ範囲のメール識別番号M1に続く
ボイスメールデータを読み出す。図2に示したように、
メモリ15の端末識別番号MS#3に割り当てられたメ
モリ範囲のメール識別番号M1に続くボイスメールデー
タは、アドレス2〜4に記憶されている(イ)、(ロ)
及び(ハ)である。そして、図5(A)に示すように、
サーバ11はこのボイスメールデータ(イ)〜(ハ)を
有する信号bを無線通信網12を介して端末13へ無線
送信する。
【0023】この信号bは図5(C)に示すように、送
信先を示す端末識別番号54(ここでは端末13の識別
番号であるMS#3)と、メール読み出しを示す制御コ
ード55と、受信したメール識別番号56(ここではM
1)と、ボイスメールデータ57(ここでは上記の
(イ)〜(ハ))とが時系列的に合成されたフォーマッ
トである。
【0024】端末13のCPU45は受信した信号bの
端末識別番号54に基づいて自己宛への信号であると識
別し、その信号bのメール読み出しを示す制御コード5
5に続くメール識別番号M1とボイスメールデータ
(イ)〜(ハ)を、図6に示すメモリ47の予め決めた
アドレス1番地から順に格納する。その後、CPU45
はメモリ47からボイスメールデータ(イ)〜(ハ)を
アドレス順に読み出してCODEC42に供給する。ボ
イスメールデータ(イ)〜(ハ)は、CODEC42に
より復号されて、スピーカ43よりボイスメールとして
発音される。
【0025】次に、端末13のユーザがこのボイスメー
ルを聞いている途中で、ボイスメールの再生を一時止め
て自分の音声を返事として吹き込み、送り返す場合につ
いて説明する。端末13が例えばメモリ47のアドレス
2番地のボイスメールデータ(イ)を音としてスピーカ
43から発音した時点で、ユーザが操作スイッチ46の
押下を開始したものとする。すると、端末13のCPU
45は、メモリ47に送信メモリエリアを確保し、図7
に示すように、送信メモリエリアの先頭にメール識別番
号(M1)を格納し、続くアドレスには操作スイッチ4
6が押下された時点でのメモリ47の読み出しアドレス
(ここでは図6に示すメール識別番号M1が格納されて
いる1番地との相対位置を示すアドレス)AD2を格納
する。
【0026】そして、CPU45は、メモリ47の送信
メモリエリアのアドレスAD2を格納した次のアドレス
から順に、ユーザがマイクロフォン44から入力し、C
ODEC42でボイスメールデータとしてディジタル化
された音声信号を、操作スイッチ46の押下を解除する
まで格納していく。ここでは、端末13のユーザにより
図7に(A)で模式的に示すボイスメールデータが、メ
モリ47の送信メモリエリアのアドレスAD2を格納し
た次のアドレスに格納されたものとする。
【0027】続いて、ユーザが操作スイッチ46の押下
を解除したものとすると、CPU45は中断していたメ
モリ47の格納ボイスメールデータの読み出しを、中断
したアドレス2番地の次のアドレス3番地から再開す
る。これにより、図6に示すように、ボイスメールデー
タが(ロ)、(ハ)という順で読み出される。なお、端
末13のユーザがボイスメールデータ(ロ)あるいは
(ハ)の読み出し中に、再度操作スイッチ46を押下し
た場合は、図7に示した送信メモリエリアに別のデータ
蓄積エリアが確保され、上記と同様にしてボイスメール
データが蓄積される。
【0028】端末13のユーザが返事の吹き込みを終了
して、受信したボイスメールと自身の返事が含まれたメ
ールを別な端末14にメールする場合、操作スイッチ4
6により送信相手の識別番号(ここでは端末14のMS
#4)を入力する。すると、端末13のCPU45は図
5(A)に示すように、信号cを無線通信網12を介し
てサーバ11へ無線送信する。
【0029】この信号cは図5(D)に示すように、送
信元を示す端末識別番号51(ここでは端末13の識別
番号であるMS#3)と、メール編集を示す制御コード
58と、送信メモリエリアのメール識別番号59(図7
のM1)と、送信先を示す端末識別番号60(ここでは
端末14の識別番号であるMS#4)と、操作スイッチ
46が押下された時点でのメモリ47の読み出しアドレ
ス番地61(図7のAD2)と、ボイスメールデータ6
2(ここでは上記の(A))とが時系列的に合成された
フォーマットである。
【0030】サーバ11は信号cを受信して解読し、図
2に示したメモリ15の端末識別番号MS#3に割り当
てられたメモリ範囲のメール識別番号M1に続くアドレ
スからボイスメールデータを順次に読み出し開始し、ア
ドレス番地AD2に相当するところで読み出しを停止
し、端末13から受けた信号c中のボイスメールデータ
62(すなわち(A))を挿入する。ボイスメールデー
タ62の挿入がすべて終了すると、メモリ15のアドレ
ス番地AD2に相当するアドレスの次からボイスメール
データの読み出しを再開する。
【0031】このようにして、サーバ11は読み出した
データを、メモリ15のMS#4(端末14の端末識別
番号)に割り当てられたメモリ範囲に順次に蓄積してい
く。これにより、メモリ15の端末識別番号MS#4に
割り当てられたメモリ範囲には、図3に示すようにボイ
スメールデータ(イ)と(ロ)との間にボイスメールデ
ータ(A)が挿入されて書き込まれることになる。
【0032】その後、サーバ11は、送信先を示す端末
識別番号(ここでは端末14の識別番号であるMS#
4)と、メール読み出しを示す制御コードに、更に図3
のメモリ15の端末識別番号MS#4に割り当てられた
メモリ範囲から読み出したメール識別番号M1、ボイス
メールデータとが時系列的に合成されたフォーマットの
信号を無線通信網12を介して端末14へ無線送信す
る。
【0033】端末14はこの信号を受信解読することに
より、端末13の信号bの受信時と同様にボイスメール
の受信動作を行い、端末13が受信したボイスメールデ
ータ(イ)〜(ハ)によるボイスメールを聞くことがで
きると共に、ボイスメールデータ(イ)と(ロ)による
各ボイスメールの間に、端末13のユーザのボイスメー
ルデータ(A)によるボイスメールが挿入された状態で
聞くことができる。
【0034】実際の利用形態としては、端末13が受信
したボイスメールが元々端末14からのメールであった
場合は、「問い」と「回答」という会話形式で、また、
端末13が受信したボイスメールが端末14とは無関係
なメールであった場合は、「注釈付きの指示」として使
うことができる。
【0035】このように、この実施の形態では、サーバ
11が管理しているメモリ15の記憶データを、端末1
3と端末14が共用できるようにしているため、端末1
3及び14からの送信は自局で発生した情報のみに限定
することができ、よって、無線通信網12に同じ情報が
何度も通ることがなく、しかも、返事や指示を追加する
こともできる。
【0036】なお、本発明は上記の実施の形態に限定さ
れるものではなく、例えばサーバに接続される端末は一
台だけでもよく、また、サーバと端末は無線通信網でな
く、赤外線を媒体とする通信網に接続されていてもよ
い。更に、操作スイッチ46は、手動によるものに限ら
ず、公知の音声認識によるスイッチでもよい。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
サーバは、端末毎に割り当てられたメモリ範囲に複数の
ボイスメールデータを識別可能なファイルとして格納す
るメモリを管理しており、端末が受信したボイスメール
に自己のボイスメールを追加してサーバへ送信する場合
にも、サーバから受信したボイスメールは再度サーバへ
送る必要はなく、端末が発生したボイスメールデータを
サーバへメール編集信号として送信するだけで済むよう
にしたため、サーバと同じ端末の間には同じボイスメー
ルデータが何度も送受信されることがなく、有線に比べ
て伝送速度が遅く、コストの割高な通信網において極め
て効率的な通信ができる。
【0038】また、本発明によれば、メール編集信号を
送信した第1の端末がサーバを介して第2の端末へ第1
の端末宛のボイスメールデータに第1の端末で入力した
ボイスメールデータが挿入又は付加されたボイスメール
データを送信することができるため、いままで一方向に
しか伝えられなかったボイスメールに返事、指示が追加
でき、よって「実時間ではない会話」という着信側に優
しい新しい通信サービスを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態のブロック図である。
【図2】図1中のメモリの端末13に割り当てられたメ
モリ範囲の記憶データの一例を模式的に示す図である。
【図3】図1中のメモリの端末14に割り当てられたメ
モリ範囲の記憶データの一例を模式的に示す図である。
【図4】図1中の端末の一実施の形態のブロック図であ
る。
【図5】図1の実施の形態の動作説明用のシーケンス図
及び各信号のフォーマットを示す図である。
【図6】図4中のメモリの受信データエリアの記憶デー
タの一例を模式的に示す図である。
【図7】図4中のメモリの送信データエリアの記憶デー
タの一例を模式的に示す図である。
【符号の説明】
11 サーバ 12 無線通信網 13、14 端末 15 メモリ 41 無線部(TRX) 42 音声符号復号器(CODEC) 43 スピーカ(SP) 44 マイクロフォン(MIC) 45 中央処理装置(CPU) 46 操作スイッチ(SW) 47 メモリ 48 表示部(DISP)
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04Q 7/38 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04M 3/42 - 3/58 H04L 12/54 G06F 13/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーバと一又は二以上の端末とが通信媒
    体を介して接続され、前記サーバは、前記端末毎に割り
    当てられたメモリ範囲に複数のボイスメールデータを識
    別可能なファイルとして格納するメモリを管理する構成
    のボイスメールシステムであって、 前記サーバは、前記端末から前記通信媒体を介してメー
    ル要求を受信したときは、その送信元の端末に割り当て
    られた前記メモリのメモリ範囲からボイスメールデータ
    を読み出して送信元の端末へ送信する送信手段と、メー
    ル編集信号を受信したときは該メール編集信号中のボイ
    スメールデータをその送信元の端末に割り当てられた前
    記メモリのメモリ範囲の、該メール編集信号で指示され
    た位置に挿入又は付加して再蓄積するメモリ制御手段を
    有し、 前記端末は、前記サーバへ前記通信媒体を介してメール
    要求を送信するメール要求送信手段と、前記サーバから
    前記通信媒体を介してボイスメールデータを受信したと
    きは受信ボイスメールデータを記憶する記憶手段と、該
    記憶手段から読み出した受信ボイスメールデータを音声
    に変換して出力する変換手段と、任意のボイスメールデ
    ータを入力する入力手段と、該変換手段による音声出力
    中に該入力手段によりボイスメールを入力したときは、
    該入力時点における該記憶手段の受信ボイスメールデー
    タ読み出し位置と前記入力ボイスメールのデータと自己
    の端末識別番号とを含む信号を前記メール編集信号とし
    て生成して前記サーバへ前記通信媒体を介して送信する
    信号送信手段とを有することを特徴とするボイスメール
    システム。
  2. 【請求項2】 前記サーバは、前記メール編集信号を受
    信したときは前記メモリ制御手段により前記メール編集
    信号中のボイスメールデータをその送信元の端末に割り
    当てられた前記メモリのメモリ範囲の、該メール編集信
    号で指示された位置に挿入又は付加して再蓄積した後、
    再蓄積後の該メモリ範囲のボイスメールデータを前記メ
    ール編集信号中の送信先の端末へ送信する手段を更に有
    することを特徴とする請求項1記載のボイスメールシス
    テム。
  3. 【請求項3】 前記通信媒体は、無線又は赤外線による
    通信網であることを特徴とする請求項1又は2記載のボ
    イスメールシステム。
JP9198335A 1997-07-24 1997-07-24 ボイスメールシステム Expired - Fee Related JP2924865B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9198335A JP2924865B2 (ja) 1997-07-24 1997-07-24 ボイスメールシステム
US09/121,270 US6157827A (en) 1997-07-24 1998-07-23 Voice mail system
GB9816254A GB2329299B (en) 1997-07-24 1998-07-24 Voice mail system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9198335A JP2924865B2 (ja) 1997-07-24 1997-07-24 ボイスメールシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1141357A JPH1141357A (ja) 1999-02-12
JP2924865B2 true JP2924865B2 (ja) 1999-07-26

Family

ID=16389411

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9198335A Expired - Fee Related JP2924865B2 (ja) 1997-07-24 1997-07-24 ボイスメールシステム

Country Status (3)

Country Link
US (1) US6157827A (ja)
JP (1) JP2924865B2 (ja)
GB (1) GB2329299B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6882840B2 (en) 2000-06-29 2005-04-19 Nec Corporation Communication system capable of reducing communication load

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6553220B1 (en) * 1998-12-04 2003-04-22 Comverse, Inc. Data network command packet and telephone network call integration in enhanced services system
JP2001292477A (ja) * 2000-04-05 2001-10-19 Nec Corp 携帯電話システム、その制御方法及びその制御プログラムを記録した記録媒体
US7136670B1 (en) * 2002-03-07 2006-11-14 Bellsouth Intellectual Property Corp. Mobile communication device with audio recorder
US7336963B1 (en) 2003-05-22 2008-02-26 Sprint Spectrum L.P. Method and system for delivering location information through a voice messaging system
KR20060022028A (ko) * 2004-09-06 2006-03-09 에스케이 텔레콤주식회사 회신 음성 메시지 전송 시스템 및 그 방법

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS585781A (ja) * 1981-07-01 1983-01-13 近畿車輌株式会社 多色表示装置
JPS60152167A (ja) * 1984-01-19 1985-08-10 Nec Corp ボイスメ−ル装置
JPH01245352A (ja) * 1988-03-28 1989-09-29 Toshiba Corp 文書作成システム
JPH02240748A (ja) * 1989-03-15 1990-09-25 Fuji Xerox Co Ltd 情報処理装置
JPH09172491A (ja) * 1995-12-20 1997-06-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd ボイスメール装置
KR100212577B1 (ko) * 1997-02-25 1999-08-02 윤종용 음성사서함시스템에서 반향제거를 위한 백색잡음 송출 방법
US6069888A (en) * 1997-02-26 2000-05-30 Qualcomm Inc. Integrated voice mail system for CDMA network
US6069940A (en) * 1997-09-19 2000-05-30 Siemens Information And Communication Networks, Inc. Apparatus and method for adding a subject line to voice mail messages

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6882840B2 (en) 2000-06-29 2005-04-19 Nec Corporation Communication system capable of reducing communication load

Also Published As

Publication number Publication date
GB9816254D0 (en) 1998-09-23
GB2329299A (en) 1999-03-17
GB2329299B (en) 1999-11-10
US6157827A (en) 2000-12-05
JPH1141357A (ja) 1999-02-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2228232C (en) Voice-response paging device and method
JPH03238961A (ja) ネットワークシステム
JP3589216B2 (ja) 音声合成システム及び音声合成方法
JP2776458B2 (ja) 通信システム及びそのための小型受信器
JP2924865B2 (ja) ボイスメールシステム
JP2003218999A (ja) 音声認識機能付き携帯電話装置及びその制御プログラム
JP2009005350A (ja) 音声メール・システムを操作する方法。
JPS58197950A (ja) 着信メツセ−ジ表示方式
JPH10215331A (ja) 音声会議システムとその情報端末装置
JP2001109487A (ja) 電子メールの音声再生装置、その音声再生方法、及び音声再生プログラムを記録した記録媒体
JP2000228687A (ja) 情報通信システム
JP2008141348A (ja) 通信装置
JPH11163922A (ja) マルチメディアの通信情報転送方法と蓄積変換システム
JP3998606B2 (ja) 移動通信端末
JP2001306462A (ja) 音声メールシステム及びユニファイドメッセージシステム
WO1997014222A1 (en) Personal audio message processor and method
JPH10303970A (ja) 返信メール提供方法及びシステム
JPH10320318A (ja) マルチメディア電子メール送受信装置
JP2004246777A (ja) 情報伝送システム並びにそのシステムの情報処理装置およびプログラム
JP2001156933A (ja) インターネット電話装置
JPH09261344A (ja) 電子メール読みとり方法
JPS62269548A (ja) パソコンボイスメ−ルシステム
JPH0981200A (ja) 通信器
JPH10229448A (ja) テキスト音声相互変換システム
JPH0823345A (ja) マルチメディア欠落情報補完メール方法及びマルチメディア欠落情報補完メール装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090507

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100507

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees