JPH0823345A - マルチメディア欠落情報補完メール方法及びマルチメディア欠落情報補完メール装置 - Google Patents

マルチメディア欠落情報補完メール方法及びマルチメディア欠落情報補完メール装置

Info

Publication number
JPH0823345A
JPH0823345A JP6153930A JP15393094A JPH0823345A JP H0823345 A JPH0823345 A JP H0823345A JP 6153930 A JP6153930 A JP 6153930A JP 15393094 A JP15393094 A JP 15393094A JP H0823345 A JPH0823345 A JP H0823345A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
mail
voice
image
image information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6153930A
Other languages
English (en)
Inventor
Haruhisa Ito
晴久 井藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP6153930A priority Critical patent/JPH0823345A/ja
Publication of JPH0823345A publication Critical patent/JPH0823345A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、メディア変換によって欠落
した情報を別の手段で救済することが可能なマルチメデ
ィア欠落情報補完メール方法及びマルチメディア欠落情
報補完メール装置を提供することである。 【構成】 本発明は、一定時間メールボックスに受信し
た電子メールが残っていることを確認後、電子メールよ
り文字情報、画像情報、音声情報毎にメールボックスの
記憶手段に格納し、格納されている音声情報または、画
像情報をアクセスするためのアクセス情報を、記憶手段
内に格納されている画像情報または、音声情報に付加し
て受信側の端末装置に送信し、受信側の端末装置がアク
セス情報に基づいてメールセンタに音声情報または、画
像情報をアクセスする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マルチメディア欠落情
報補完メール方法及びマルチメディア欠落情報補完メー
ル装置に係り、特に、文字、画像、音声を含むマルチメ
ディア情報をメールセンタを介して電子メールを送受信
通信端末間で送受信する場合に、種々のマルチメディア
データを扱うためのマルチメディア欠落情報補完メール
方法及びマルチメディア欠落情報補完メール装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図19は、従来のマルチメディア通信を
示す。同図に示す通信形態として、電子メールを例とす
る通信を示す。送信側端末装置10から音声データを含
むマルチメディア電子メールを、受信側端末装置30で
あるファクシミリ端末に送信する場合には、文字データ
及び画像データは送信することができる。このとき、音
声データが欠落するため、受信側端末装置30は、この
音声データは破棄し、文字データ及び画像データを受信
する。
【0003】また、送信側端末装置10から画像データ
を含む電子メールを、受信側の電話端末31からのアク
セス要求に応じて再生する場合に、電子メールボックス
21より電子メールの文字部分を抽出し、文字音声変換
部22で音声変換して電話端末31に送信する。このと
き画像データが欠落するが受信側端末装置30はこの画
像データは破棄し、音声データ及び文字データが変換さ
れた音声データを受信する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術においては、文字データ以外に、画像データ、
音声データを扱うことが可能な電子メールは存在してい
るが、電子メールに含まれるメディアを扱うことができ
ない端末装置で読み出そうとすると、以下のような問題
がある。
【0005】第1に、音声データを含むマルチメディア
電子メールを、ファクシミリ端末装置に送信する場合
に、文字データと画像データは送信できるが、音声デー
タが欠落するため、例えば、画像データのみが出力され
ても、当該画像データに対応する音声が聞けないという
問題がある。
【0006】第2に、画像データを含むマルチメディア
電子メールを、電話端末を利用してアクセスされ、これ
を再生する場合に、文字データ部分は文字音声変換手段
により変換可能であるが、現状では画像データ部分につ
いては、音声変換が不可能である。これは、現在の技術
では、完全な音声認識や、画像理解ができないという状
況であり、以下の表1に示すように、“×”で示すメデ
ィア間の変換は現状では不可能である。
【0007】
【表1】 つまり、文字データから画像データまたは音声データに
は変換可能であるが、画像データから文字データまたは
音声データへの変換、及び音声データから文字データま
たは画像データへの変換は、不可能であることを示して
いる。従って、データ属性間の変換が不可能な場合に
は、当該データは欠落することになる。
【0008】本発明は、上記の点に鑑みなされたもの
で、メディア変換の限界を認識しつつ、メディア変換に
よって欠落した情報を別の手段で救済することが可能な
マルチメディア欠落情報補完メール方法及びマルチメデ
ィア欠落情報補完メール装置を提供することを目的とす
る。
【0009】また、本発明の更なる目的は、メールボッ
クスに格納されている情報をマルチメディア情報のう
ち、音声情報が扱えない端末装置である場合に、音声情
報が欠落しないマルチメディア欠落情報補完メール方法
及びマルチメディア欠落情報補完メール装置を提供する
ことを目的とする。
【0010】また、本発明の更なる目的は、受信者側の
ユーザがマルチメディアを扱うことができる端末を所有
しない場合に、代替メディアを用いても欠落する情報が
発生しないようなマルチメディア欠落情報補完メール方
法及びマルチメディア欠落情報補完メール装置を提供す
ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の原理を
説明するためのシーケンスチャート(その1)である。
【0012】本発明のマルチメディア欠落情報補完メー
ル方法は、送信側である送信側の端末装置から文字情
報、画像情報、音声情報を含む情報(以下、マルチメデ
ィア情報)を扱う蓄積型通信メッセージ(電子メール)
を文字情報、画像情報、音声情報毎に格納するメールボ
ックスを有するメールセンタを介して受信側の端末装置
に送信する場合に、送信側の端末装置から送信されたマ
ルチメディア情報をメールセンタで受信し(ステップ
1)、一定時間メールボックスに電子メールが残ってい
ることを確認後、電子メールより文字情報、画像情報、
音声情報毎にメールボックスの記憶手段に格納し(ステ
ップ2)、格納されている音声情報(又は、画像情報)
をアクセスするためのアクセス情報を記憶手段内に格納
された画像情報(又は、音声情報)に付加して(ステッ
プ3)受信側の端末装置(ファクシミリ端末)に送信し
(ステップ4)、受信側の端末装置がアクセス情報に基
づいてメールセンタに音声情報(または、画像情報)を
アクセスする(ステップ5)。
【0013】図2は、本発明の原理を説明するためのシ
ーケンスチャート(その2)である。本発明は、メール
センタにて、画像情報を受信側の端末装置に送信する場
合に、記憶手段に登録されている文字情報を画像情報に
変換し(ステップ10)、記憶手段に登録されている画
像情報と合成し(ステップ11)、合成された画像情報
に音声情報の有無情報を付与し(ステップ12)、受信
側の端末装置にファクシミリ送信を行い(ステップ1
3)、ファクシミリ送信された情報に音声情報が存在す
る旨が表示されている場合に(ステップ14)、電話端
末によりアクセス情報に基づいてメールセンタにアクセ
スし(ステップ15)、メールセンタより音声情報を取
得する。
【0014】図3は、本発明の原理を説明するためのシ
ーケンスチャート(その3)である。本発明は、メール
センタにてメールボックスの電子メールから文字情報を
抽出して音声情報に変換し(ステップ21)、変換され
た音声情報にアクセス情報を付加して(ステップ22)
電話端末に出力し(ステップ23)、受信側のファクシ
ミリ端末よりアクセス情報を入力し(ステップ24)、
アクセス情報に基づいてメールセンタにアクセスし(ス
テップ25)、画像情報をメールセンタよりファクシミ
リ通信により取得する(ステップ26)。
【0015】また、上記のアクセス情報として、記憶手
段に格納されている音声情報または画像情報の所定のア
クセス番号及び連絡番号を用いる。
【0016】また、本発明は、受信側の端末装置が音声
情報の授受が可能である場合に、メールセンタにて電子
メールに音声情報が含まれている場合には、音声情報に
アクセス情報を付与して記憶手段に蓄積し、音声情報が
含まれている旨を受信側の端末装置に送信し、受信側の
端末装置に音声情報が存在するメッセージを表示し、受
信側の端末装置から音声メッセージ出力指示が入力され
ると、メールセンタの記憶手段に蓄積されている音声情
報をアクセス情報により検索し、音声情報を受信側の端
末装置に出力する。
【0017】図4は、本発明の原理構成図である。本発
明のマルチメディア欠落情報補完メール装置は、文字情
報、画像情報及び音声情報を同時に扱う蓄積型通信であ
る電子メールとして通信する通信端末10、31、32
と、通信端末毎にメールボックスを有し、通信端末1
0、31、32からのメールの送信、配信を行うメール
センタ20と、メールセンタ20に接続され、メールボ
ックスの情報のうち音声情報を抽出し、蓄積する音声情
報蓄積手段400と、メールセンタ20に接続され、メ
ールボックスの情報のうち、文字情報を画像情報に変換
し、変換した画像情報と、メールボックスの画像情報を
合成し、合成された画像情報に音声情報蓄積手段400
をアクセスするためのアクセス情報を付加して蓄積する
画像情報蓄積手段500と、通信端末32に対して画像
情報蓄積手段500に蓄積されている画像情報をファク
シミリ通信により送出するファクシミリ通信手段600
と、ファクシミリ通信手段600により取得した画像情
報に付与されているアクセス情報に基づいて音声情報蓄
積手段400の音声情報を取得する電話端末31とを有
する。
【0018】また、本発明は、文字情報、画像情報及び
音声情報を同時に扱う蓄積型通信である電子メールとし
て通信する通信端末10、31、32と、通信端末毎に
メールボックスを有し、通信端末からのメールの送信、
配信を行うメールセンタ20と、メールセンタ20に接
続され、メールボックスの情報のうち画像情報を抽出
し、蓄積する画像情報蓄積手段500と、音声によりメ
ールボックスに蓄積されている情報の取得要求を発行す
る電話端末31と、電話端末31より情報取得要求が発
行された場合に、メールボックスに蓄積されている文字
情報を音声情報に変換し、変換された音声情報とメール
ボックスの音声情報を合成し、画像情報をアクセスする
ためのアクセス情報を合成された音声情報に付加して電
話端末31に送信する音声情報送信手段700と、音声
情報送信手段700により取得したアクセス情報に基づ
いて画像情報蓄積手段500に蓄積されている画像情報
を検索し、ファクシミリ通信により送出するファクシミ
リ通信手段600とを有する。
【0019】
【作用】本発明は、アクセスする場合に、欠落する情報
が音声情報部分である場合に、文字情報を画像情報に変
換し、音声情報をアクセスするためのアクセス情報を付
与して受信側の端末装置に送信し、受信側でこの画像情
報を読み取り、読み取った内容より当該アクセス情報を
抽出し、そのアクセス情報を電話端末より入力する。即
ち、電話端末よりダイヤルすることによりメールセンタ
に接続され、受話器より音声情報を聴くことが可能であ
る。
【0020】また、本発明は、受信側の端末装置におい
て音声情報の出力が可能であれば、端末装置に音声情報
がメールセンタ内のメールボックス内に存在しているこ
とを表示し、受信側の端末装置より所定の出力操作を行
うことにより、音声情報が取得できる。
【0021】また、本発明は、アクセス場合に、欠落す
る情報が画像情報部分である場合に、文字情報を音声情
報に変換し、当該音声情報に画像情報のアクセス情報を
付与して電話端末に出力し、これをユーザが聴取し、フ
ァクシミリ装置より当該アクセス情報を入力して、画像
情報をファクシミリ装置に出力させるものである。
【0022】これにより、マルチメディアデータを扱う
ことが可能な端末装置を所有していない場合でも、電話
端末とファクシミリ装置を用いて、電子メールの情報を
取得することができる。
【0023】このように、本発明は、欠落する情報が音
声情報か画像情報であるかにより、言い換えれば情報を
取得しようとする端末装置の種類により、欠落するする
情報を補完する。
【0024】さらに、本発明は、音声情報も扱うことが
可能な通信端末装置を使用する場合には、音声情報が存
在するメッージを表示しておき、音声情報出力指示を入
力することにより、音声情報を取得できる。
【0025】
【実施例】以下、図面と共に本発明の実施例を詳細に説
明する。
【0026】図5は、本発明の一実施例のマルチメディ
アシステムの構成を示す。同図において、マルチメディ
ア欠落情報補完メールシステムは、送信側通信端末装置
10、ユーザ不在や端末の故障等により受信可能な状態
にない受信側端末装置30(但し、本発明の情報補完方
法では、受信側端末装置30は必須構成要件ではな
い)、メールセンタ20、通信網50、電話端末31、
ファクシミリ端末32、メールセンタ20に接続されて
いるメール操作装置群40より構成される。
【0027】メール操作装置群40は、メールセンタ2
0内のメールボックスに格納されているメールの情報を
抽出する情報抽出部23、文字情報を画像情報に変換す
る文字画像変換装置24、音声情報を蓄積する音声蓄積
装置25、文字情報を音声情報に変換する文字音声変換
装置26、画像情報を蓄積する画像蓄積装置27、時間
情報を取得するための時計28、回線に対して発信動作
を実行する回線発信装置29より構成される。
【0028】送信側端末装置10及び受信側端末装置3
0は、マルチメディアの情報を送受信できる通信機能を
有し、メールセンタ20と通信する機能を有する。
【0029】図6は、本発明の一実施例のメールセンタ
の構成を示す。メールセンタ20は、メール操作装置群
40を制御するための欠落情報補完制御装置201、メ
ールボックス202、及びメールセンタ20に収容され
ているユーザの情報が格納されているユーザ情報データ
ベース204を有する。
【0030】本実施例では、メールセンタ20は、通信
網50に対して回線発信装置29により操作される回線
制御により発信し、通信網50に接続されているファク
シミリ端末32にファクシミリ出力用の情報を送信す
る。送信先のファクシミリ番号は、電子メール利用者の
ユーザ登録により予め格納されているユーザ情報データ
ベース202を検索することにより、指定されたユーザ
の最寄りのファクシミリ番号を取得する。
【0031】メールセンタ20に接続されている情報抽
出部23は、メールセンタ20の欠落情報補完制御装置
201の制御により、送信側端末装置10から送信され
たメール内の、種々の情報種別を判定することにより、
文字情報部分、画像情報部分及び音声情報部分を認識し
て抽出する。文字画像変換装置24は、情報抽出部23
で抽出された文字情報が欠落情報補完制御装置201の
制御により入力されると、画像情報に変換する。文字音
声変換装置26は、情報抽出部23で検出された文字情
報が同様に、欠落情報補完制御装置201の制御により
入力されると、音声情報に変換する。
【0032】音声蓄積装置25は、情報抽出部23で抽
出された音声情報を蓄積する。また、音声蓄積装置25
は、音声情報と共に、当該音声情報に対応するように格
納位置情報(アクセス情報)も格納される。図7は、本
発明の一実施例の音声蓄積装置の構成を示す。同図に示
す音声蓄積装置25は、制御部251、通信制御部25
2、音声メール管理テーブル用メモリ253及び音声記
憶部254より構成される。通信制御部252がメール
センタ20との間で音声情報の送受信を行い、音声情報
を音声記憶部254に蓄積する。音声情報を蓄積する際
に、メールセンタ20より連絡番号を取得し、音声メー
ル管理テーブル用メモリ253に格納する。音声記憶部
254に蓄積される音声情報は、音声メール管理テーブ
ル253に格納された連絡番号を制御部251が検索
し、当該連絡番号と対応させて音声記憶部254の領域
が指定され、音声情報が蓄積される。
【0033】画像蓄積装置27は、マルチメディアの情
報に含まれる画像情報を蓄積する。図8は、本発明の一
実施例の画像蓄積装置の構成を示す。同図に示す画像蓄
積装置27は、制御部271、通信制御部272、画像
メール管理テーブル用メモリ273及び画像記憶部27
4より構成される。同図の構成において、メールセンタ
20から通信制御部272を介して画像情報が入力され
ると、制御部271はメールセンタ20より入力された
画像情報を画像記憶部274に登録すると共に、画像記
憶部274に登録した画像情報の登録位置情報を画像メ
ール管理テーブル用メモリ273に記録する。
【0034】時計28は、その時点における時刻情報を
得て、送信側端末装置10から送信された電子メールの
情報を、メールセンタ20内の受信側端末装置30に対
応するメールボックス202に格納してからの経過時間
を測定する。
【0035】図9は、本発明の一実施例のマルチメディ
ア電子メールのデータ構成例を示す。同図に示すデータ
構成は、宛先情報110、ヘッダ120及びボディ13
0より構成される。ボディ130は、各情報に対応する
メディアの種別情報を当該情報と共に格納する。同図に
おいて、ボディ130はメディア種別131と文字情報
132、メディア種別133と画像情報134、メディ
ア種別135と音声情報136により構成される。例え
ば、文字情報132に対応するメディア種別を“1”、
画像情報134に対応するメディア種別を“2”、音声
情報に対応するメディア種別を“3”とする。これによ
り、情報抽出部23は、このメディア種別131、13
3、134を参照することにより、情報の種別を判定す
る。
【0036】[第1の実施例]以下に第1の実施例とし
て、メールセンタ20のメールボックス202に蓄積さ
れている送信側端末装置10より送信された文字情報、
画像情報及び音声情報を受信側端末装置30に送信する
場合に、音声情報を補完する場合について説明する。本
実施例では、受信側のユーザが所持している端末装置
は、ファクシミリ端末32と電話端末31であるとす
る。
【0037】図10は、本発明の第1の実施例のシステ
ム構成を示す。送信側端末装置10及び受信側端末装置
30は、マルチメディアの情報を送受信できる通信機能
を有し、メールセンタ20と通信するものとし、同図の
例においては、送信側端末装置10が電子メール(以
下、メールと記す)をメールセンタ20に送信し、送信
された情報は、メールセンタ20のメールボックス20
2に蓄積される。メールセンタ20の欠落情報補充制御
装置201は、メールボックス202に蓄積されている
情報のうち、文字情報を文字画像変換装置24により画
像情報に変換するように制御する。変換された画像情報
は回線発信装置29を介してファクシミリ端末31に送
信する。このとき、メールボックス202に蓄積されて
いるメールのメディア種別135及び音声情報136に
データが存在する場合には、ファクシミリ端末31に送
信するデータに音声情報が存在する旨と連絡番号を付加
して送信する。
【0038】受信側のユーザがファクシミリ端末31に
出力された結果を見て、送信されたデータに音声情報の
存在を示す表示がある場合には、ユーザが電話端末32
よりメールセンタ20により指定されている連絡番号に
発呼し、発呼先より音声情報を取得する。
【0039】図11は、本発明の第1の実施例のメール
センタの動作の概要を示すフローチャートである。
【0040】ステップ101)送信側端末装置10は、
受信側端末装置30宛の文字情報、音声情報及び画像情
報を含むマルチメディアメール(以下、メールと記す)
を通信網50を介してメールセンタ20に送信する。
【0041】ステップ102)メールセンタ20は、メ
ールの宛先情報110を参照して受信側の端末に対応す
るメールボックス202にメールを格納する。
【0042】ステップ103)さらに、メールセンタ2
0は、メールボックス202にメールが送信された時点
からの経過時間を時計28を用いて測定する。
【0043】ステップ104)メールセンタ20は、時
計28による測定の結果、受信側の端末が、受信したメ
ールを取り出さないまま所定の時間が経過している場合
には、受信者の最寄りのファクシミリ番号及び受信側端
末装置30のアクセス番号をユーザ情報データベース2
04より取得する。さらに、送信側ユーザ情報データベ
ース205より送信側端末の識別情報を取得する。メー
ルセンタ20は、これらのファクシミリ番号及び送信側
の識別情報を図9に示す形式のヘッダ120に設定し、
画像蓄積装置27に蓄積する。
【0044】ステップ105)メールセンタ20は、メ
ールボックス202に格納されているメールの内容よ
り、テキスト部分(文字情報)を抽出し、文字画像変換
装置24により画像情報に変換する。変換された画像情
報とメールボックス202に格納されている画像情報と
合成し、画像蓄積装置27に蓄積する。また、メールセ
ンタ20のメールボックス202に格納されている情報
に音声情報136に情報が格納されている場合には、受
信側が音声情報を取得するための所定の連絡番号(電話
番号)も併せて蓄積する。
【0045】ステップ106)メールセンタ20は、ス
テップ105で合成され、画像蓄積装置27に蓄積され
ている画像情報を回線発信装置29を介して、ステップ
104で取得したファクシミリ番号に基づいて、それぞ
れの端末に送信する。
【0046】ステップ107)メールセンタ20から画
像情報を取得したファクシミリ端末32は、取得した情
報を出力する。
【0047】ステップ108)受信側端末装置30また
は、ファクシミリ端末32に音声情報が存在する旨のメ
ッセージが表示されている場合に、ユーザが電話端末3
1により所定のアクセス番号に発呼して、受話器より音
声情報を取得する。
【0048】上記のステップ105において、メールセ
ンタ20が受信側のファクシミリ端末32に画像情報を
送信する場合の画像蓄積装置27の動作を説明する。図
12は、本発明の一実施例の画像蓄積装置に画像情報を
登録する動作のフローチャートである。
【0049】ステップ1051)メールセンタ20の欠
落情報補完制御装置201は、メールボックス202に
格納されているメールより、メディア種別を参照して文
字情報を抽出し、文字画像変換装置24に出力する。
【0050】ステップ1052)文字画像変換装置24
は、入力された文字情報を画像情報に変換し、画像蓄積
装置27に出力する。
【0051】ステップ1053)また、欠落情報補完制
御装置201は、メールボックス202に格納されてい
るメールより、メディア種別を参照して画像情報を抽出
し、画像蓄積装置27に出力する。画像蓄積装置27
は、制御部271により文字画像変換装置24で変換さ
れた画像情報と、抽出された画像情報を合成し、画像記
憶部274に出力する。
【0052】ステップ1054)図13は、本発明の第
1の実施例の画像記憶部に格納されるデータの構成例を
示す。画像記憶部374は、合成された画像情報をファ
クシミリ通信用の画像データとして合成情報格納位置3
46に格納する。ここで、メディア種別“4”は、ファ
クシミリ通信用合成情報を意味する。さらに、ステップ
104で取得したファクシミリ番号等の宛先情報格納位
置310、送信側端末装置10の識別情報及び受信側端
末装置30の識別情報等をヘッダ部320に格納する。
メールボックス202中に抽出された画像情報及び文字
情報と共に音声情報が存在する場合には、音声情報存在
フラグ331に“1”を設定し、存在しない場合には、
“0”とする。
【0053】ステップ1055)通信制御部272は、
制御部271にファクシミリ端末装置番号と、メールの
ヘッダ欄120に設定されている送信側端末の識別情報
や情報のタイトルを管理情報として送信する。
【0054】ステップ1057)制御部271は、通信
制御部272より上記の管理情報を取得すると、画像メ
ール管理テーブル用メモリ273に格納する。
【0055】上記の図12の処理により登録された情報
を受信側のファクシミリ端末に送信する場合には、以下
の図14に示す処理を行う。図14は、本発明の第1の
実施例の画像情報を受信側のファクシミリ端末32に送
信する動作のフローチャートである。
【0056】ステップ1061)メールセンタ20は、
画像蓄積装置27の通信制御部272にメール転送要求
を入力する。
【0057】ステップ1062)画像蓄積装置27の通
信制御部272は、メールセンタ20のメール転送要求
指示により、制御部271に指示情報を通知する。制御
部271は、画像メール管理テーブル用メモリ273よ
り指示情報に対応する管理情報を検索すると共に、画像
記憶部274より指示情報に対応する画像情報を取得
し、通信制御部272に転送する。ファクシミリ通信を
行う場合には、図13に示すメディア種別“4”の合成
情報と、音声情報存在フラグ331が“1”である場合
には、音声情報存在メッセージ332を抽出して転送す
る。
【0058】ステップ1063)通信制御部272は、
管理情報と画像情報を回線発信装置29に送出する。
【0059】ステップ1064)回線発信装置29は、
管理情報に含まれるファクシミリ番号に対して、合成情
報及び音声情報存在メッセージを送信する。
【0060】これにより、欠落する音声情報を補完する
ために、ファクシミリ送信する合成情報(画像情報)に
所定の音声情報存在メッセージとして連絡番号を付加し
て送信し、受信側のファクシミリ装置の出力時にユーザ
が認識することにより、当該連絡番号により連絡をと
る。
【0061】上記のフローチャートは、メールセンタ2
0が送信する受信側の端末装置は、ファクシミリ端末3
2の例であるが、受信側において、文字、画像、音声等
の種々の情報を受信可能な端末装置30を用いる場合に
は、メールセンタ20のメールボックス202に格納さ
れているメールの文字情報、画像情報は変換せずに、そ
のまま回線発信装置29を介して受信側端末装置30に
送信する。
【0062】また、図12に示すフローチャートのステ
ップ1053において、合成される前の文字情報をボデ
ィ部340の文字情報格納位置342に格納し、同様に
合成される前の画像情報を画像情報格納位置344に格
納する。また、ステップ1053において制御部271
により合成された合成情報は合成情報格納位置346に
格納される。これにより、格納された文字情報及び画像
情報はそれぞれ受信側端末装置30に送信することがで
き、合成情報格納位置346に格納されている合成情報
は、ファクシミリ通信に使用することが可能である。
【0063】このとき、メール中に音声情報が存在する
場合には、音声情報を音声蓄積装置25に登録すると共
に、登録した領域の位置情報を音声メール管理テーブル
用メモリ253に登録する。さらに、メールセンタ20
は、画像情報に音声情報が存在する旨の通知情報を付与
して送信するものとする。ユーザは、受信側端末装置3
0のディスプレイに通知情報が表示されていれば、マウ
スをクリックする等して音声情報の出力要求をメールセ
ンタ20に行う。これにより、メールセンタ20の欠落
情報補充制御装置201は、音声蓄積装置25に格納さ
れている音声情報を取得して受信側端末装置30に送信
する。ユーザは受信側端末装置30よりメールセンタ2
0の音声情報をアクセスして聴く。
【0064】図15は、本発明の第1の実施例の受信側
の出力例を示す。
【0065】同図(A)は受信側端末装置30のディス
プレイに表示された例であり、同図(B)は受信側のフ
ァクシミリ端末32に出力された例である。同図に示す
情報は、画像蓄積装置27の画像記憶部274及び画像
メール管理テーブル用メモリ273より取得する。
【0066】同図(A)において、ヘッダ部分aは、画
像蓄積装置27のヘッダ320より取得した情報であ
り、送信側端末装置10の送信者の識別情報(名前等)
と受信側の識別情報及びその画像情報のタイトル等が記
載される。
【0067】ボディ部分bの文字情報部分は、画像記憶
部274の合成情報格納位置346に格納されていた情
報であり、ファクシミリ通信及び端末との通信のために
文字画像変換装置24により画像情報に変換された部分
である。画像情報部分cは、画像記憶部274の画像情
報格納位置に344に格納されている情報である。
【0068】図15(A)の左下に表示されている“音
声メッセージ再生”表示は、メールンタ20の音声蓄積
装置25に音声情報が蓄積されている場合に表示され
る。即ち、画像蓄積装置27の画像記憶部274の音声
情報存在フラグ331が“1”である場合に、表示され
る。この“音声メッセージ再生”をクリックすることに
より、音声メッセージが再生される。
【0069】図15(B)はファクシミリ端末32に出
力された例であるが、左下に出力されている“音声メッ
セージ再生”の表示と共に、『音声メッセージがありま
す。
【0070】アクセス番号03−3509−0001,
連絡番号12345678』が表示されている。ユーザ
は、この表示に従って電話端末31よりアクセスするこ
とにより、メールセンタ20の音声蓄積装置25に蓄積
されている音声情報が再生され、聴くことが可能とな
る。なお、上記の表示されるメッセージは、システム側
で付与してもよいし、または、画像記憶部274の音声
情報存在メッセージ332に予め格納しておき、転送す
ることにより表示する方法でもよい。
【0071】次に、上記の図11のフローチャートのス
テップ108に対応する受信側からの音声情報のアクセ
スがあった場合の動作について説明する。
【0072】図16は、本発明の第1の実施例の音声情
報のアクセス動作のシーケンスチャートである。同図に
示す動作は受信側のユーザがファクシミリ端末32に出
力された“音声情報有り”の表示をみて、電話端末31
により音声情報をアクセスする場合を示す。
【0073】ステップ1081)受信側の電話端末31
を用いてユーザが所定のアクセス番号に通信網50を介
してアクセスする。
【0074】ステップ1082)メールセンタ20は、
ユーザからのアクセスを受け付けると、音声蓄積装置2
5に対してユーザから入力された連絡番号に基づいて出
力指示を行う。
【0075】ステップ1083)音声蓄積装置25の制
御部251は、連絡番号により音声メール管理テーブル
用メモリ253を参照して、音声記憶部254に蓄積さ
れている音声情報を取得する。取得した音声情報を再生
して、通信制御部252に渡す。
【0076】ステップ1084)通信制御部252は、
取得した音声情報を回線発信装置29を介してユーザの
電話端末31に送出する。
【0077】なお、連絡番号に対応する音声情報を再生
する時に、受信者とメールセンタ20との間において予
め暗証番号を指定しておき、暗号番号が合致した場合の
み音声情報を再生する方法も考えられる。
【0078】上記ように、マルチメディア電子メールの
音声部分を記録しておき、受信者に音声情報がメールボ
ックス中に存在していることを通知し、電話端末31か
らアクセスされた際に再生することが可能である。ま
た、電話端末31を用いずに、受信端末装置30使用時
において、音声情報が存在するメッセージが出力されて
いる場合に、音声情報を出力する所定の操作を行い、メ
ールセンタ20の音声蓄積装置25をアクセスして音声
情報を再生する。
【0079】このように、本実施例によれば、文字情報
及び画像情報を送信する際に欠落する音声情報が、音声
蓄積装置25蓄積されているため、受信側からシステム
により付与されているアクセス番号によりアクセスされ
た場合に、回線を介して音声情報を送出することが可能
となる。
【0080】[第2の実施例]次に、本発明の第2の実
施例について説明する。本実施例は、上述の第1の実施
例と同様の構成を用いて、マルチメディア電子メールを
ファクシミリ端末32に出力するのではなく、ユーザよ
り電話端末31を用いてアクセスされた場合に、メール
を音声で提供する例を示す。本実施例は、受信者がマル
チメディア端末を所持していない場合等を想定してい
る。
【0081】図17は、本発明の第2の実施例のシステ
ム構成を示す。同図に示すシステムは、送信側端末装置
10、受信側の電話端末31、メールセンタ20、メー
ル操作装置郡40より構成される。
【0082】図18は、本発明の第2の実施例の動作の
シーケンスチャートを示す。同図において、メールセン
タ20のメールボックス202には、送信側端末装置1
0よりすでに電子メールが送信されており、蓄積されて
いるものとし、受信側より電話端末31及びファクシミ
リ端末32を用いてメールボックス202の内容を取得
するものとする。
【0083】ステップ201)まず、受信側のユーザが
電話端末31を用いてメールセンタに所定の番号により
アクセスする。
【0084】ステップ202)メールセンタ20の欠落
情報補完制御装置231は、受信側からのアクセスを受
け付けると、情報抽出部23に画像情報抽出の指示を発
行する。情報抽出部23によりメールボックス202に
蓄積されている画像情報を抽出し、画像情報蓄積装置2
7に蓄積する。
【0085】ステップ203)次に、メールセンタ20
の欠落情報補完制御装置231は、情報抽出部23に文
字情報抽出の指示を発行する。情報抽出部23は、メー
ルボックス202に蓄積されている文字情報を抽出し、
文字音声変換装置26に出力する。 ステップ204)文字音声変換装置26は、抽出された
文字情報を音声情報に変換し、ステップ202で蓄積さ
れている画像情報をアクセスするためのアクセス番号と
連絡番号を付加して回線発信装置29を介してアクセス
元の電話端末31に送出する。
【0086】ステップ205)ユーザは、電話端末31
によりアクセス番号と連絡番号が付与された音声情報を
受け取ると、ファクシミリ端末32よりアクセス番号と
連絡番号を用いてメールセンタ20に画像情報の送信要
求を発行する。
【0087】ステップ206)メールセンタ20が、フ
ァクシミリ端末32より画像情報の送信要求を受け取る
と、欠落情報補完制御部201は、画像蓄積装置27に
対して蓄積されている画像情報の送信指示を行う。
【0088】ステップ207)画像蓄積装置27は、蓄
積されている画像情報を回線発信装置29を介してファ
クシリ端末32に送信する。
【0089】なお、上記のステップ202以降の処理
は、受信側の電話端末31よりアクセスされてから実行
されているが、この例に限定されることなく、メールボ
ックス202にメールが蓄積された時点で画像蓄積装置
27に画像情報を蓄積しておいてもよい。
【0090】また、受信側のユーザからアクセス要求が
発行される前に、文字音声変換装置26により文字情報
から音声情報に変換された情報を音声蓄積装置26に予
め蓄積しておき、アクセス要求が入力された時点で音声
情報を読出し、電話端末31に送出してもよい。
【0091】このように、電話端末31からアクセスさ
れた場合に画像情報が欠落するが、文字情報を音声情報
に変換してアクセス元に送信する際に、画像情報を取得
するためのアクセス番号と連絡番号を付与して電話端末
31に送出することにより、ファクシミリ端末32から
入力されるアクセス番号と連絡番号に基づいてメールセ
ンタ20は、連絡番号に対応する画像情報を画像情報蓄
積部27より読み出して受信側に提供することが可能と
なる。
【0092】なお、本発明は、上記実施例に限定される
ことなく、特許請求の範囲で種々変更や応用が可能であ
る。
【0093】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、マルチメ
ディア電子メール文字部分を画像情報に変換して、ファ
クシミリ送信すると共に、音声部分をそのまま音声蓄積
装置に登録し、電話端末からアクセスして音声情報を取
得することができるため、従来メディア変換において欠
落していた音声情報を補完してユーザ受信することが可
能となる。
【0094】また、本発明によれば、文字部分を音声に
変換して電話端末からのアクセスにも応えると共に、画
像部分を画像蓄積装置に蓄積することにより、ファクシ
ミリ端末から取り出すことが可能となる。これにより、
従来、メディア変換において欠落していた画像情報を補
完してユーザが受信可能となる。
【0095】また、本発明によれば、受信者がマルチメ
ディアが扱えるような端末を最初から所持していない場
合や、所持していても故障して使用できない場合には、
ファクシミリと電話端末により補完を通して文字・音声
・画像の情報を取得することができる。これにより、従
来は、欠落していた情報についても、組合せによって総
合的に情報に欠落が生じないように受信側に具備されて
いる代替のメディアを用いてメールボックスの情報を送
信することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明の原理説明図である。
【図3】本発明の原理構成図である。
【図4】本発明の原理構成図である。
【図5】本発明の一実施例のマルチメディアシステムの
構成図である。
【図6】本発明の一実施例のメールネタの構成図であ
る。
【図7】本発明の一実施例の音声蓄積装置の構成図であ
る。
【図8】本発明の一実施例の画像蓄積装置の構成図であ
る。
【図9】本発明の一実施例のマルチメディア電子メール
のデータ構成例を示す図である。
【図10】本発明の第1の実施例のシステム構成図であ
る。
【図11】本発明の第1の実施例のメールセンタの動作
の概要を示すフローチャートである。
【図12】本発明の第1の実施例の画像蓄積装置に画像
情報を登録する動作のフローチャートである。
【図13】本発明の第1の実施例の画像記憶部に格納さ
れるデータの構成例を示す図である。
【図14】本発明の第1の実施例の画像情報を受信側に
送信する動作のフローチャートである。
【図15】本発明の第1の実施例の受信側の出力例を示
す図である。
【図16】本発明の第1の実施例の音声情報のアクセス
動作のシーケンスチャートである。
【図17】本発明の第2の実施例のシステム構成図であ
る。
【図18】本発明の第2の実施例の動作のシーケンスチ
ャートである。
【図19】従来のマルチメディア通信を示す図である。
【符号の説明】
10 送信側端末装置 20 メールセンタ 23 情報抽出部 24 文字画像変換装置 25 音声蓄積装置 26 文字音声変換装置 27 画像蓄積装置 28 時計 29 回線発信装置 30 受信側端末装置 31 電話端末 32 ファクシミリ端末 40 メール操作装置群 100 メールボックス内データ 110 宛先情報 120 ヘッダ 130 ホディ 131 メディア種別 132 テキスト情報 133 メディア種別 134 画像情報 135 メディア種別 136 音声情報 201 欠落情報補完制御装置 202 メールボックス 204 ユーザ情報データベース 251 制御部 252 通信制御部 253 音声メール管理テーブル用メモリ 254 音声記憶装置 271 制御部 272 通信制御部 273 画像メール管理テーブル用メモリ 274 画像記憶部 300 画像記憶部に格納されるデータ 310 宛先情報 320 ヘッダ 331 音声情報存在フラグ 332 音声情報存在メッセージ 340 ボディ 341 メディア種別 342 文字情報格納位置 343 メディア種別 344 画像情報格納位置 345 メディア種別 346 合成情報格納位置 400 音声情報蓄積手段 500 画像情報蓄積手段 600 ファクシミリ通信手段 700 音声情報送信手段

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信側である送信側の端末装置から文字
    情報、画像情報、音声情報を含む情報(以下、マルチメ
    ディア情報)を扱う蓄積型通信メッセージ(電子メー
    ル)を該文字情報、該画像情報、該音声情報毎に格納す
    るメールボックスを有するメールセンタを介して受信側
    である受信側の端末装置に送信する場合に、 該送信側の端末装置から送信された該マルチメディア情
    報を該メールセンタで受信し、 一定時間該メールボックスに該電子メールが残っている
    ことを確認後、該電子メールより文字情報、画像情報、
    音声情報毎に該メールボックスの該記憶手段に格納し、 格納されている音声情報または、画像情報をアクセスす
    るためのアクセス情報を、該記憶手段内に格納されてい
    る画像情報または、音声情報に付加して該受信側の端末
    装置に送信し、 該受信側の端末装置が該アクセス情報に基づいて該メー
    ルセンタに該音声情報または、該画像情報をアクセスす
    ることを特徴とするマルチメディア欠落情報補完メール
    方法。
  2. 【請求項2】 前記メールセンタにて、前記画像情報を
    前記受信側の端末装置に送信する場合に、前記記憶手段
    に登録されている前記文字情報を画像情報に変換し、前
    記記憶手段に登録されている前記画像情報と合成し、 合成された画像情報に音声情報の有無情報を付与し、前
    記受信側の端末装置にファクシミリ送信を行い、 ファクシミリ送信された情報に音声情報が存在する旨が
    表示されている場合に、電話端末により前記アクセス情
    報に基づいて前記メールセンタより前記音声情報を取得
    する請求項1記載のマルチメディア欠落情報補完メール
    方法。
  3. 【請求項3】 前記メールセンタにて前記メールボック
    スの該電子メールから文字情報を抽出して音声情報に変
    換し、 変換された該音声情報に前記アクセス情報を付加して前
    記電話端末に出力し、 前記受信側のファクシミリ端末より前記アクセス情報を
    入力し、 前記アクセス情報に基づいて前記メールセンタにアクセ
    スし、前記画像情報をファクシミリ通信により取得する
    請求項1記載のマルチメディア欠落情報補完メール方
    法。
  4. 【請求項4】 前記アクセス情報として、記憶手段に格
    納されている前記音声情報または、前記画像情報の所定
    のアクセス番号及び連絡番号を用いる請求項1記載のマ
    ルチメディア欠落情報補完メール方法。
  5. 【請求項5】 前記受信側の端末装置が前記音声情報の
    授受が可能である場合に、 前記メールセンタにて該電子メールに音声情報が含まれ
    ている場合には、該音声情報にアクセス情報を付与して
    前記記憶手段に蓄積し、該音声情報が含まれている旨を
    前記受信側の端末装置に送信し、 前記受信側の端末装置に該音声情報が存在するメッセー
    ジを表示し、 前記受信側の端末装置から音声情報出力指示が入力され
    ると、前記メールセンタの前記記憶手段に蓄積されてい
    る音声情報を該アクセス情報により検索し、 該音声情報を前記受信側の端末装置に出力する請求項1
    記載のマルチメディア欠落情報補完メール方法。
  6. 【請求項6】 文字情報、画像情報及び音声情報を同時
    に扱う蓄積型通信である電子メールとして通信する通信
    端末と、 該通信端末毎にメールボックスを有し、該通信端末から
    のメールの送信、配信を行うメールセンタと、 該メールセンタに接続され、該メールボックスの情報の
    うち音声情報を抽出し、蓄積する音声情報蓄積手段と、 メールセンタに接続され、該メールボックスの情報のう
    ち、文字情報を画像情報に変換し、該変換した画像情報
    と、メールボックスの画像情報を合成し、合成された画
    像情報に該音声情報蓄積手段をアクセスするためのアク
    セス情報を付加して蓄積する画像情報蓄積手段と、 該通信端末に対して該画像情報蓄積手段に蓄積されてい
    る該画像情報をファクシミリ通信により送出するファク
    シミリ通信手段と、 該ファクシミリ通信手段により取得した該画像情報に付
    与されている該アクセス情報に基づいて該音声情報蓄積
    手段の該音声情報を取得する電話端末とを有することを
    特徴とするマルチメディア欠落情報補完メール装置。
  7. 【請求項7】 文字情報、画像情報及び音声情報を同時
    に扱う蓄積型通信である電子メールの通信を行う通信端
    末と、 該通信端末に対応するメールボックスを有し、該通信端
    末からのメールの送信、配信を行うメールセンタと、 該メールセンタに接続され、該メールボックスの情報の
    うち画像情報を抽出し、蓄積する画像情報蓄積手段と、 音声により該メールボックスに蓄積されている情報の取
    得要求を発行する電話端末と、 該電話端末より該情報取得要求が発行された場合に、該
    メールボックスに蓄積されている文字情報を音声情報に
    変換し、変換された音声情報とメールボックスの音声情
    報を合成し、該画像情報をアクセスするためのアクセス
    情報を合成された音声情報に付加して該電話端末に送信
    する音声情報送信手段と、 該音声情報送信手段により取得した該アクセス情報に基
    づいて該画像情報蓄積手段に蓄積されている該画像情報
    を検索し、ファクシミリ通信により送出するファクシミ
    リ通信手段とを有することを特徴とするマルチメディア
    欠落情報補完メール装置。
  8. 【請求項8】 前記アクセス情報として、記憶手段に格
    納されている前記音声情報または前記画像情報の所定の
    アクセス番号及び連絡番号を用いる請求項6及び7記載
    のマルチメディア欠落情報補完メール装置。
JP6153930A 1994-07-05 1994-07-05 マルチメディア欠落情報補完メール方法及びマルチメディア欠落情報補完メール装置 Pending JPH0823345A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6153930A JPH0823345A (ja) 1994-07-05 1994-07-05 マルチメディア欠落情報補完メール方法及びマルチメディア欠落情報補完メール装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6153930A JPH0823345A (ja) 1994-07-05 1994-07-05 マルチメディア欠落情報補完メール方法及びマルチメディア欠落情報補完メール装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0823345A true JPH0823345A (ja) 1996-01-23

Family

ID=15573194

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6153930A Pending JPH0823345A (ja) 1994-07-05 1994-07-05 マルチメディア欠落情報補完メール方法及びマルチメディア欠落情報補完メール装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0823345A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1040188A (ja) * 1996-07-22 1998-02-13 Kokusai Denshin Denwa Co Ltd <Kdd> マルチメディアメール送信および受信装置
JP2000172594A (ja) * 1997-06-20 2000-06-23 Matsushita Graphic Communication Systems Inc 画像通信装置
US7069302B2 (en) 1997-06-20 2006-06-27 Panasonic Communications Co., Ltd. Internet facsimile and E-mail reception method

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1040188A (ja) * 1996-07-22 1998-02-13 Kokusai Denshin Denwa Co Ltd <Kdd> マルチメディアメール送信および受信装置
JP2000172594A (ja) * 1997-06-20 2000-06-23 Matsushita Graphic Communication Systems Inc 画像通信装置
US7069302B2 (en) 1997-06-20 2006-06-27 Panasonic Communications Co., Ltd. Internet facsimile and E-mail reception method

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20020077082A1 (en) Voice message presentation on personal wireless devices
US5146488A (en) Multi-media response control system
US5475738A (en) Interface between text and voice messaging systems
JP3789535B2 (ja) 情報処理装置および情報処理方法
US6272530B1 (en) Transmitter-receiver for electronic mail that provides convenience to a user receiving mail services from various mail service providers at different terminals and different places
US8023007B2 (en) Automatic file transmission system
JP2000101714A (ja) 一般化メッセ―ジング構成
KR19990015748A (ko) 전자우편
JPH10107833A (ja) マルチメディア電子メールシステム
JPH0823345A (ja) マルチメディア欠落情報補完メール方法及びマルチメディア欠落情報補完メール装置
JPH05327762A (ja) 電子メールシステム
JPH11163922A (ja) マルチメディアの通信情報転送方法と蓄積変換システム
JP2846103B2 (ja) データベース検索通信制御装置
JP2001306462A (ja) 音声メールシステム及びユニファイドメッセージシステム
JPH08237299A (ja) オムニメディア通信サービスシステム
WO2012152081A1 (zh) 消息的发送方法及装置
JPH10304068A (ja) 音声情報交換方式
JPH04302561A (ja) マルチメディア通信システム
Chong et al. Towards a unified messaging environment over the Internet
JPH10303970A (ja) 返信メール提供方法及びシステム
JP5326539B2 (ja) 留守番電話システム、留守番電話サービスサーバ及び留守番電話サービス方法
JP3022469B2 (ja) 通信方法および通信システム
JP3442098B2 (ja) 電子メール/音声メール連携装置
JPS59104851A (ja) 音声メデイア変換システム
JP2004246777A (ja) 情報伝送システム並びにそのシステムの情報処理装置およびプログラム