JPH08237299A - オムニメディア通信サービスシステム - Google Patents

オムニメディア通信サービスシステム

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JPH08237299A
JPH08237299A JP7063543A JP6354395A JPH08237299A JP H08237299 A JPH08237299 A JP H08237299A JP 7063543 A JP7063543 A JP 7063543A JP 6354395 A JP6354395 A JP 6354395A JP H08237299 A JPH08237299 A JP H08237299A
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JP7063543A
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Takehiro Nishiyama
岳洋 西山
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NEC Corp
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NEC Corp
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M3/00Automatic or semi-automatic exchanges
    • H04M3/42Systems providing special services or facilities to subscribers
    • H04M3/50Centralised arrangements for answering calls; Centralised arrangements for recording messages for absent or busy subscribers ; Centralised arrangements for recording messages
    • H04M3/53Centralised arrangements for recording incoming messages, i.e. mailbox systems
    • H04M3/5307Centralised arrangements for recording incoming messages, i.e. mailbox systems for recording messages comprising any combination of audio and non-audio components
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M2201/00Electronic components, circuits, software, systems or apparatus used in telephone systems
    • H04M2201/60Medium conversion

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 パソコン、FAX、電話機等の異なるメデ
ィア間で共通のメールボックスを利用して相互間のメデ
ィア変換を可能にし、かつ端末側の負担を軽減して経済
的に有利な通信システムを提供する。 【構成】 パソコン、FAX、電話機等の端末T1〜T
3と、これら端末に回線を通して接続されるパソコン通
信用、FAX通信用、音声通信用の各メールボックスM
1〜M3と、これら端末とメールボッスクとの間に介在
されて各端末とメールボッスクとの任意間で相互にデー
タの双方向通信を行なうオムニメディア通信サービス装
置1とを備える。オムニメディア通信サービス装置1に
おいて音声認識機能や文字認識機能等のメディア変換機
能が行われるため、パソコン通信、FAX通信、音声通
信の各通信システム間でのメールボックスの利用が可能
となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、メディア変換機能を用
いて、音声データ、テキストデータおよびイメージデー
タを相互に変換するオムニメディア通信サービスシステ
ムに関し、特にパソコン通信、FAX通信および音声通
信において、音声認識機能、文字認識機能などを用いて
相互にメールボックスを利用する通信システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のパソコン通信サービス、FAX通
信サービスおよび音声通信サービスに関する通信サービ
スにおいては、直接相手端末にアクセス出来ない場合で
も、一旦データをメールボックスに格納することによ
り、メールボックスを介して相手端末と通信を行ってい
る。図5は、従来のパソコン通信サービス、FAX通信
サービスおよび音声通信サービスの一例を示すブロック
図である。パソコンT1は、公衆網を介しパソコン通信
サービスS1にアクセスする。このパソコン通信サービ
スS1にはパソコン通信制御部51とパソコン通信用メ
ールボックス54が有り、パソコン通信制御部51は、
パソコンT1からのコマンドを受信し、パソコンT1か
らの入力データをパソコン用メールボックス54に入力
し、パソコン用メールボックス54からの出力データを
パソコンT1に出力する。パソコン用メールボックス5
4は、パソコン通信制御部51を介してパソコン1から
入力されたデータを蓄積するものである。
【0003】同様に、FAXT2は、公衆網を介しFA
X通信サービスS2にアクセスする。このFAX通信サ
ービスS2にはFAX通信制御部52とFAX通信用メ
ールボックス55があり、FAX通信制御部52は、F
AXT2からのトーンを受信し、FAXT2からの入力
データをFAX通信用メールボックス55に入力し、F
AX通信用メールボックス55からの出力データをFA
XT2に出力する。FAX通信用メールボックス55は
FAX通信制御部52を介してFAXT2から入力され
たデータを蓄積するものである。
【0004】また、電話機T3は、公衆網を介し、音声
通信サービスS3にアクセスする。音声通信サービスS
3には音声通信制御部53と音声通信用メールボックス
56が有り、音声通信制御部53は、電話機T3からの
パルスを受信し、電話機T3からの入力データを音声通
信用メールボックス56に入力し、音声通信用メールボ
ックス56からの出力データを電話機T3に出力する。
音声通信用メールボックス56は、音声通信制御部53
を介して電話機T3から入力されたデータを蓄積するも
のである。
【0005】一方、従来では、この種の通信システムに
おいて、異なるメディア間の連携、一例としてテキスト
メールに音声メッセージを付加したサービスを取り扱う
ような場合に、例えば、特開平1─293063号公報
に示されるように、従来のパソコン通信サービス、FA
X通信サービスおよび音声通信サービスとは異なる新た
なマルチメディア通信サービスを導入したものが提案さ
れている。図6は、この種のマルチメディア通信システ
ムの一例を示すブロック図である。パソコンT1および
FAXまたは電話機T2,T3は、公衆網を介してマル
チメディア通信システムMSにアクセスする。このマル
チメディア通信システムMSには、パソコン通信制御部
61と、FAX/VOICE通信制御部62と、連携フ
ァイル63と共通サービス部64とが有る。
【0006】パソコン通信制御部61は、パソコンT1
との間でメール情報とテキストデータとの通信を行う。
FAX/VOICE通信制御部62は、FAXおよび電
話機T2,T3との間でイメージデータおよび音声デー
タの通信を行う。連携ファイル63は、パソコン通信制
御部61およびFAX/VOICE通信制御部62から
のデータを格納する。共通サービス部64は、入力デー
タによって電子メール、電子掲示板、電子情報提供等の
サービスを行う。
【0007】このマルチメディア通信サービスでは、利
用者からの複合メディアのデータが、パソコン通信制御
部61またはFAX/COICE通信制御部62を経て
一旦連携ファイル63に格納される。この後、データは
共通サービス部64に入力され指定されたサービスが行
われる。また、パソコンT1からの取り出し要求に従っ
て、共通サービス部64における複合メールをパソコン
通信制御部61またはFAX/VOICE通信制御部6
2を経て利用者に出力する。出力を行う際には、出力先
により必要であれば、FAX/VOICE通信制御部6
2にて、テキストからイメージまたはテキストから音声
への変換を行うことにより、FAXまたは電話T2,T
3に出力する。
【0008】さらにまた、従来の通信システムにおいて
は、異なるメディアを同時に扱う、いわゆるマルチメデ
ィア通信サービスを実現するため、一つの端末にてテキ
スト、イメージおよび音声それぞれのデータを同時に扱
えるようにすることにより、これを実現したものも提案
されている。図7は、この種のマルチメディア通信シス
テムの一例を示すISDNネットワークのブロック図で
ある。ISDN端末T111,T12におけるテキスト
入出力装置71A,71B、イメージ入出力装置72
A,72Bおよび音声入出力装置73A,73Bは、そ
れぞれ、利用者に対し、テキスト、イメージおよび音声
の入出力を行う装置である。
【0009】また、ISDN端末T11,T12のテキ
スト制御部74A,74B、イメージ制御部75A,7
5Bおよび音声制御部76A,76Bは、それぞれ、テ
キスト入出力装置71A,71B、イメージ入出力装置
72A,72Bおよび音声入出力装置73A,73Bか
ら入力されたデータをISDNネットワークNを介し
て、メールボックスMまたは相手端末に送信すると共
に、相手端末およびメールボックスMから入力されたデ
ータを受信する。このように、テキスト、イメージおよ
び音声それぞれのデータを同時に取り扱うことを実現し
ている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た従来の通信サービスシステムにおいては、いずれの通
信システムにおいても、テキスト、イメージ、音声のメ
ディアを問わず自由に各メディア間相互の双方向通信を
行うことが出来ないという問題があった。
【0011】図5に示した従来のパソコン通信システ
ム、FAX通信システムおよび音声通信システムでは、
通信システム側においては、メディア変換機能を用意し
ていないため、メディア間相互の通信が出来ないという
技術的問題がある。たとえば、一般のFAXや電話から
パソコン通信にアクセスし、パソコン通信用メールボッ
クスのデータ内容をFAXや電話に取り出すということ
が出来ない。また、端末側においては、充分な能力を持
つメディア変換機能を豊富に容易するためには、端末価
格の上昇を招かざるを得ないという経済的な問題があ
る。例えば、現在パソコンにてテキストデータをイメー
ジデータに変換しFAXに送信することは安価に実現で
きるが、音声認識機能や文字認識機能などの、その他の
メディア変換機能を端末側で用意するとなると一般ユー
ザーが入手できる価格で端末を実現するには困難があ
る。また逆に、低価格でこれらの機能を端末で実現しよ
うとすると、認識率などの変換能力を犠牲にせざるを得
ない。
【0012】一方、図6に示したマルチメディア通信シ
ステムでは、通信システム側で用意されるメディア変換
機能が、テキストからイメージへの変換とテキストから
音声への変換に限られ、またパソコンにより取り出し要
求を行う方式であるため、テキスト、イメージおよび音
声の各メディア間で自由に双方向通信を行うことが出来
ないという技術的問題がある。たとえば、電話からパソ
コン通信用メールボックスにアクセスを行い、パソコン
によって入力されたテキストデータを音声に変換して電
話に取り出すといったことは出来ない。
【0013】また、共通サービス部のメールボックス
は、従来のパソコン通信システム、FAX通信システム
または音声通信システムのメールボックスを利用して改
造したものであるか、または独立に用意するものである
ため、従来から存在するそれぞれのメールボックスをそ
のまますべて利用できず、システム構築のための設備投
資額が増大するという経済的問題がある。
【0014】さらに、図7に示した従来のマルチメディ
ア通信システムにおいては、一つの端末にてテキストデ
ータ、イメージデータおよび音声データを扱う通信シス
テムについて考えた場合、通信システム側においてはメ
ディア変換機能を用意していないため、メディア間相互
の自由な通信が出来ないという技術的問題がある。ま
た、端末側においては、テキスト、イメージおよび音声
のすべてのメディアに対応するため、充分な能力を持つ
メディア変換機能を豊富に用意するためには、端末価格
の上昇を招かざるを得ないという経済的な問題がある。
【0015】
【発明の目的】本発明の目的は異なるメディア間で共通
のメールボックスを利用して相互間のメディア変換を可
能にし、かつ端末側の負担を軽減して経済的に有利な通
信システムを提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の通信システム
は、パソコン通信システム、FAX通信システム及び音
声通信システムにおいて、音声認識機能、文字認識機能
などのメディア変換機能を持つオムニメディア通信サー
ビス装置を備えることにより、異なるメディア間で相互
にメールボックスを利用する通信システムを実現してい
る。
【0017】
【作用】オムニメディア通信サービス装置において音声
認識機能や文字認識機能等のメディア変換機能が行われ
るため、パソコン通信、FAX通信、音声通信の各通信
システム間でのメールボックスの利用が可能となる。ま
た、メディア変換機能を中央処理することで端末側にメ
ディア変換機能を備えることはなく、端末側の負担を軽
減し、経済的に有利なものとする。
【0018】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の基本構成を示す図であり、パソコン
T1、FAXT2、電話機T3は公衆網に接続され、オ
ムニメディア通信サービス装置1に接続される。また、
このオムニメディア通信サービス装置1には公衆網を介
してパソコン通信用メールボックスM1、FAX通信用
メールボックスM2、音声通信用メールボックスM3が
接続される。前記オムニメディア通信サービス装置1
は、公衆網を介してFAXT2および音声通信用メール
ボックスM3に接続される本発明の通信サービスを行う
装置である。このオムニメディア通信サービス装置は大
別すると、端末のメディアの認識を行うメディア認識部
2、相手先によりメディアの変換を行うメディア変換部
3、及び接続するメールボックスとの通信を行うメディ
ア接続部4の三つの部分から構成される。
【0019】図2は前記オムニメディア通信サービス装
置1の各メディア認識部2、メディア変換部3、メディ
ア接続部4の詳細な構造を示す図である。メディア認識
部2において、送受信部21は、パソコンT1、FAX
T2、電話機T3に対し信号の送受信を行う。パソコン
検出部22、FAX検出部23、電話検出部24は、そ
れぞれ送受信部21にて受信したパソコンT1、FAX
T2、電話機T3からのコマンド、トーン、パルス信号
を検出する。メールボックス入/出力コマンド検出部2
5は、パソコンT1、FAXT2、電話機T3からそれ
ぞれ送出されたメールボックスへの入/出力コマンドを
検出し、かつ宛先検出部26はそれぞれから送出された
メールボックスの宛先を検出する。一方、パソコン通信
制御部27、FAX通信制御部28、音声通信制御部2
9は、メディア変換部3からのデータの先頭に配置され
ている送出先により送受信部21の適切なチャンネルに
データを接続する。
【0020】メディア変換部3は、イメージデータ、テ
ステトデータ、音声データの相互変換を行うものであ
り、ここではイメージ・テキスト変換部31A,31
B、音声・テキスト変換部32A,32B、テキスト・
イメージ変換部33A,33B、音声・テキスト及びテ
キスト・イメージ変換部34A,34B、テキスト・音
声変換部35A,35B、イメージ・テキスト及びテキ
スト・イメージ変換部36A,36Bが設けられる。
【0021】メディア接続部4は、パソコン通信制御部
41、FAX通信制御部42、音声通信制御部43を有
しており、それぞれ検出された入/出力コマンドとメー
ルボックスとの宛先によってパソコン通信用メールボッ
クスM1、FAX通信用メールボックスM2、音声通信
用メールボックスM3にアクセスし、これらとの通信を
行う。また、変換部接続部44は、パソコン通信制御部
41、FAX通信制御部42、音声通信制御部43のそ
れぞれからデータを受け取ると共に、前記宛先検出部2
6から通知される端末のメディアと宛先メールボックス
の関係によりデータをメディア変換部3の各変換部に接
続する。
【0022】以上の構成になる本発明の通信サービスシ
ステムの動作を説明する。先ず、各端末、即ちパソコン
T1、FAXT2、電話機T3からのデータをそれぞれ
任意の通信用メールボックスM1,M2,M3に格納す
る動作を説明する。図3はその一例として、FAXから
送られる文字データを音声通信用メールボックスに格納
するまでの処理を示す図である。先ず、FAXT2から
通信サービス識別番号、メールボックス入/出力コマン
ド、メールボックスサービスのダイヤル番号およびメー
ルボックスのID番号を続けてダイヤルする。
【0023】本通信サービスの識別番号としては、ファ
クシミリ用F−NET(161)と同様3桁の番号を割
り当てる。たとえば、「181」とする。まず、FAX
T2から「181」をダイヤルし、続けてメールボック
ス入/出力コマンド(たとえば、入力コマンドとして
「#1」をダイヤルする)、そしてFAXデータを格納
したいメールボックスサービスのダイヤル番号をダイヤ
ルし、最後に格納したいメールボックスのID番号をダ
イヤルする。ダイヤル例としてたとえば、「181−#
1−XXX−XXXX−XXXX−#XXXX」のよう
な形式にて入力する。
【0024】通信サービス識別番号である「181」の
検出により、FAXT2は回線交換機により公衆網を介
してオムニメディア通信サービス装置1に接続される。
接続されたFAXT2からの信号は、送受信部21にて
受信され、次にFAX検出部23にてFAX送信トーン
の検出が行われる。FAX検出部23にてFAX送信ト
ーンの検出が完了すると、送受信部21はFAXT2に
対しデータの送信を開始するよう指令する。FAXT2
は送受信部21からの指令を受けデータの送信を行う。
FAXT2から送信するデータは、この場合一旦テキス
トに変換され、さらに音声に変換する目的で送出するた
め、あらかじめ定形の枠を印刷したフォーマットを用意
し、その枠の中に書き込むことにより文字認識の認識率
を向上することが可能である。
【0025】送受信部にて受信されたイメージデータ
は、「181」を除くダイヤル番号情報をデータの先頭
に加えた形に加工され、こんどはFAX検出部23をバ
イパスしてメールボックス入/出力コマンド検出部25
に送られる。メールボックス入/出力コマンド検出部2
5においては、メールボックス入/出力コマンドの検出
を行うと共に、メールボックス入/出力コマンドの「#
1」によりメールボックスへの入力動作であることを認
識し、データを宛先検出部26に送る。宛先検出部26
は、データ先頭のメールボックスサービスのダイヤル番
号を検出し、宛先が音声通信用のメールボックスM3で
あることを認識し、データをメディア変換部3のイメー
ジから音声に変換する変換部36Aに送る。
【0026】このメディアの変換部36Aでは、イメー
ジ・テキスト変換により文字認識を行い、手書きの文字
をテキストとして認識しテキストデータに変換する。次
に、テキスト・音声変換によりテキストデータを音声デ
ータに変換する。このようにして最終的に変換された音
声データと、その先頭に配置されるメールボックス入/
出力コマンド、メールボックスサービスのダイヤル番号
およびメールボックスのID番号がメディア接続部4の
音声通信制御部43に送られる。音声通信制御部43で
は、まずメールボックス入/出力コマンド、メールボッ
クスサービスのダイヤル番号およびメールボックスのI
D番号を読み込み、相手先メールボックスとの通信回線
をメールボックスによって定められた手続きにしたがっ
て接続し、音声データを音声通信用メールボックスM3
に格納する。
【0027】次に、メールボックスに格納されているデ
ータを取り出す処理について述べる。図4はその一例と
して、パソコン通信用メールボックスM1に格納されて
いるデータを電話機T3から取り出すまでの処理を示す
図である。電話機T3においてパソコン通信用メールボ
ックスM1からデータを取り出すにあたり、電話機T3
から通信サービス識別番号、メールボックス入/出力コ
マンド(例えば、「#2」とする)、メールボックスサ
ービスのダイヤル番号およびメールボックスのID番号
を続けてダイヤルする。
【0028】通信サービス識別番号の検出により、電話
機T3は回線交換機ににより公衆網を介してオムニメデ
ィア通信サービス装置1に接続される。接続された電話
機T3からの信号は、送受信部21にて受信され、次に
電話検出部24にてパルス信号の検出が行われる。パル
ス信号の検出が完了すると、次にメールボックス入/出
力コマンド検出部25にデータが送られる。メールボッ
クス入/出力コマンド検出部25においては、メールボ
ックス入/出力コマンドの検出を行うと共に、メールボ
ックス入/出力コマンド「#2」によりメールボックス
への出力動作であることを認識し、データを宛先検出部
26に送る。宛先検出部26は、メールボックスサービ
スのダイヤル番号を検出し、宛先がパソコン通信用のメ
ールボックスM1であることを認識し、データをパソコ
ン通信制御部41に送る。
【0029】パソコン通信制御部41では、受信した出
力コマンド、メールボックスサービスのダイヤル番号お
よびメールボックスのID番号をもとに相手先のパソコ
ン通信用メールボックスM1にアクセスし、メールボッ
クスサービスによって定められた手順にしたがって、こ
のメールボックスM1に格納されているテキストデータ
を受信し、変換部接続部44に送る。変換部接続部44
では、パソコン通信制御部41からデータを受信すると
共に、宛先検出部26から送られた端末メディアとメー
ルボックスのメディアの関係に従って、データの先頭を
メディア変換部3のテキスト・音声変換部35Bに送
る。すなわち、この場合は、パソコン通信用メールボッ
クスM1のテキストデータを電話機T3に出力するの
で、テキスト・音声変換部35Bが接続されることにな
る。
【0030】テキスト・音声変換部35Bでは、受信し
たテキストデータを音声データに変換し、音声通信制御
部29に送る。音声通信制御部29では、音声データの
先頭に配置されている送出先により送受信部21の適切
なチャンネルにデータを接続する。送受信部21は、接
続されている電話機T3に対し、変換された音声データ
を送信する。
【0031】なお、前記実施例については、FAXから
送られる文字データを音声通信用メールボックスに格納
するまでの処理と、パソコン通信用メールボックスに格
納されているデータを電話から取り出すまでの処理のみ
を説明したが、すべての端末メディアとメールボックス
メディア間で自由にデータ通信を行うことが可能であ
る。その処理は前記した処理においてメディアやデータ
が相違するだけであり、処理手順は全く同様に行われる
ため、説明は省略する。
【0032】また、電話機から入力される音声データを
各メールボックスに格納する際の音声データ認識に際し
ては、メディア変換部にて定形文章を音声認識する機能
を有することにより、音声認識率を向上することが可能
である。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による通信
システムは、パソコン通信システム、FAX通信システ
ムおよび音声通信システムにおいて、音声認識機能、文
字認識機能などのメディア変換機能を持つ通信サービス
装置を備えたことにより、異なるメディア間で相互にメ
ールボックスを利用出来るという技術的効果がある。
【0034】また、メディア変換機能を端末側で用意す
るのではなく、通信サービス装置により中央処理するこ
とにより、端末機のコストを上昇すること無くサービス
を提供できると共に、高度の認識率を持つメディア変換
機能を安価に提供できるという経済的効果がある。
【0035】さらに、既存のパソコン通信システム、F
AX通信システムおよび音声通信システムのメールボッ
クスに通信サービス装置を付加することにより、新たな
メールボックスを用いた通信システムを導入する必要が
無くなるという経済的効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の通信サービスシステムの基本構成を示
すブロック図である。
【図2】本発明におけるオムニメディア通信サービス装
置の詳細を示すブロック図である。
【図3】本発明において端末からメールボックスにデー
タを送る処理動作の一例を示す機能ブロック図である。
【図4】本発明においてメールボックスから端末にデー
タを送る処理動作の一例を示す機能ブロック図である。
【図5】従来の通信システムの一例を示すブロック図で
ある。
【図6】従来のマルチメディア通信システムの一例を示
すブロック図である。
【図7】従来の別のマルチメディア通信システムを示す
ブロック図である。
【符号の説明】
T1 パソコン T2 FAX T3 電話機 M1 パソコン通信用メールボックス M2 FAX通信用メールボックス M3 音声通信用メールボックス 1 オムニメディア通信サービス装置 2 メディア認識部 3 メディア変換部 4 メディア接続部 21 送受信部 22〜24 検出部 25 メールボックス入/出力コマンド検出部 26 宛先検出部 27〜29 通信制御部 31A,31B〜36A,36B イメージ,テキス
ト,音声の変換部 41〜43 通信制御部 44 変換部接続部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パソコン、ファクシミリ(FAX)、電
    話機等の端末と、これら端末に回線を通して接続される
    パソコン通信用メールボックス、FAX通信用メールボ
    ックス、音声通信用メールボックス等のメールボックス
    と、これら端末とメールボッスクとの間に介在されて前
    記端末とメールボッスクとの任意間で相互にデータの双
    方向通信を行なうオムニメディア通信サービス装置とを
    備え、前記オムニメディア通信サービス装置は、回線接
    続される端末に接続され、その端末と接続が要求される
    メールボッスクの各メディアを認識するメディア認識部
    と、認識された端末とメールボッスクとの間でデータメ
    ディアの変換を行うメディア変換部と、このメディア変
    換部と前記メールボッスクとを接続するメディア接続部
    とを備えることを特徴とするオムニメディア通信サービ
    スシステム。
  2. 【請求項2】 メディア認識部は、各端末から送られる
    通信サービス識別番号により回線接続され、各端末から
    送られるデータを受信し、かつ各メールボックスから送
    られたデータを各端末に送信する送受信部と、前記送受
    信部により受信した信号に対し、コマンド、トーン信
    号、パルス信号等の検出を行い、かつ受信データをメー
    ルボックス入/出力コマンド検出部に送るパソコン、F
    AX、電話機の各検出部と、前記各検出部から入力され
    たデータを受信し、データ中のメールボックス入/出力
    コマンドを検出し、入/出力コマンドが検出された場合
    にはさらにデータを宛先検出部に送るメールボックス入
    /出力コマンド検出部と、前記メールボックス入/出力
    コマンド検出部から入力されたデータ中のメールボック
    スサービスのダイヤル番号およびメールボックスのID
    番号の検出を行い、かつデータ中のメールボックス入/
    出力コマンドが入力コマンドであった場合は、端末のメ
    ディアと検出されたメールボックスのメディアの組み合
    わせにより前記メディア変換部にデータを送り、データ
    中のメールボックス入/出力コマンドが出力コマンドで
    あった場合は、端末のメディアと宛先メールボックスの
    メディアの情報を前記メディア接続部に送る宛先検出部
    と、前記メディア変換部から送られたデータを、送出先
    端末の宛先により適切な送受信部のチャンネルに送るパ
    ソコン通信制御部とを備える請求項1のオムニメディア
    通信サービスシステム。
  3. 【請求項3】 メディア変換部は、宛先検出部から送ら
    れたデータを端末のメディアと検出されたメールボック
    スのメディアの組み合わせによりメディア変換を行うイ
    メージ・テキスト変換部、音声・テキスト変換部、テキ
    スト・イメージ変換部、音声・テキスト及びテキスト・
    イメージ変換部、テキスト・音声変換部、イメージ・テ
    キスト及びテキスト・音声変換部とを備える請求項1ま
    たは2のオムニメディア通信サービスシステム。
  4. 【請求項4】 メールボックス入/出力コマンドが入力
    コマンドであった場合は、メディア変換部から送られた
    データを、メールボックスサービスのダイヤル番号およ
    びメールボックスのID番号に従って各メディアボック
    スに送って格納し、メールボックス入/出力コマンドが
    出力コマンドであった場合は、宛先検出部から送られた
    メールボックスサービスのダイヤル番号およびメールボ
    ックスのID番号に従って各メールボックスに格納され
    ているデータを取り出し変換部接続部に送るパソコン、
    FAX、音声の各通信制御部と、これらの通信制御部か
    らデータを受け取り、前記宛先検出部から端末のメディ
    アと宛先メールボックスの情報を受け取り、その組み合
    わせによりメディア変換部にデータを送る変換部接続部
    とを備える請求項1ないし3のオムニメディア通信サー
    ビスシステム。
  5. 【請求項5】 FAXから入力されるデータに関し、メ
    ディア変換部にて定形フォーマットに書かれた文章を文
    字認識する機能を有することにより、文字認識率を向上
    した請求項1ないし4ののオムニメディア通信サービス
    システム。
  6. 【請求項6】 電話機から入力されるデータに関し、メ
    ディア変換部にて定形文章を音声認識する機能を有する
    ことにより、音声認識率を向上した請求項1ないし4の
    オムニメディア通信サービスシステム。
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