JPH11110034A - 遠隔地プラントの作業支援方法及びその支援システム - Google Patents

遠隔地プラントの作業支援方法及びその支援システム

Info

Publication number
JPH11110034A
JPH11110034A JP26546697A JP26546697A JPH11110034A JP H11110034 A JPH11110034 A JP H11110034A JP 26546697 A JP26546697 A JP 26546697A JP 26546697 A JP26546697 A JP 26546697A JP H11110034 A JPH11110034 A JP H11110034A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
remote
work
plants
plant
center
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26546697A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuya Yasu
哲也 安
Yasuhito Kondo
泰人 近藤
Akira Kato
彰 加藤
Koji Miyajima
浩二 宮嶋
Michio Sasaki
道雄 佐々木
Tetsuya Hashimoto
鉄也 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Engineering and Services Co Ltd
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Engineering and Services Co Ltd
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Engineering and Services Co Ltd, Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Engineering and Services Co Ltd
Priority to JP26546697A priority Critical patent/JPH11110034A/ja
Publication of JPH11110034A publication Critical patent/JPH11110034A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Alarm Systems (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】複数の遠隔地プラントの各々の作業をタイミン
グ良く支援することにある。 【解決手段】遠隔地プラント2A〜2Eとデータ通信回
線3を介して遠隔地プラント2A〜2Eに接続した指導
センター1との間でタイムシェアリングに通信し、遠隔
地プラント2A〜2E各々の作業に必要な情報を指導セ
ンター1で選択し送るようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の遠隔地プラ
ントの保守点検等の作業を支援するための作業支援方法
に関するものである。また、その支援システムに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、プラントの保守点検等の作業支援
は、特開平7−234719 号公報に記載のように行ってい
た。すなわち、プラントの監視制御室の運転員が、現場
の機器の映像を見ながら、さらに、現場の作業員の音声
を聞きながら操作・点検すべき箇所を現場の作業員に光
ポインター照射、あるいは、音声により指示していた。
これにより、現場の作業員は、光ポインター照射、ある
いは、音声により受けた指示にしたがって誤りなく機器
の操作・点検を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の作業支援にあっ
ては、支援側と支援受側とが1対1の対応関係にあった
ので、複数の遠隔地プラントの保守点検等の作業支援を
行う場合は、遠隔地プラントの数だけ作業支援するため
の運転員を必要とした。しかも、現場の作業員が決まっ
たスケジュールで効率良く作業できるように、その運転
員は、プラントを構成する膨大な機器の分解,点検,修
理組立て等、多岐の技術に精通した熟練者でなければな
らなかった。
【0004】本発明は、複数の遠隔地プラントの各々の
作業をタイミング良く支援できる遠隔地プラントの作業
支援方法の提供を目的とするものである。また、その支
援システムの提供を目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る遠隔地プラ
ントの作業支援方法は、複数の遠隔地プラントとデータ
通信回線を介して複数の遠隔地プラントに接続した指導
センターとの間でタイムシェアリングに通信し、遠隔地
プラント各々の作業に必要な情報を指導センターで選択
し送るようにしたものである。
【0006】また、本発明に係る遠隔地プラントの作業
支援システムは、複数の遠隔地プラント及びデータ通信
回線を介して複数の遠隔地プラントに接続された指導セ
ンターに設けられると共に、指導センターと複数の遠隔
地プラントとの間でタイムシェアリングに通信可能な通
信システムを有し、複数の遠隔地プラントに設けられた
通信システムは、少なくとも操作装置,音声入出力装置
及び映像入出力装置を備え、指導センターに設けられた
通信システムは、少なくとも操作装置,音声入出力装
置,映像入出力装置及び遠隔地プラント各々の作業に必
要な情報を蓄えたデータファイルを備えたものである。
【0007】ここで、タイムシェアリングとは、ある動
作を区切って繰り返し行うことを意味し、タイムシェア
リングに通信するとは、指導センターと複数の遠隔地プ
ラントとの間の通信を区切って遠隔地プラントの数だけ
繰り返し行うことを意味する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を説明す
る。図1〜図3は、本実施例の作業支援システムを示し
た構成図である。遠隔地プラント2A〜2Eに共通な指
導センター1を設け、遠隔地プラント2A〜2Eと指導
センター1とを双方向データ通信回線3(アナログ電話
回線,高速デジタル回線,光通信回線等)によって接続
している。また、指導センター1,遠隔地プラント2A
〜2Eのそれぞれにテレビ電話システムを設け、指導セ
ンター1の熟練指導者6〜8と遠隔地プラント2A〜2
Eの作業員26との間で、双方向通信を行えるようにし
ている。
【0009】(指導センターの構成)指導センター1に
設けたテレビ電話システムは、複数のパソコン4と、通
信回線接続装置9と、映像,音声の入出力装置と、デー
タファイル5からなっている。
【0010】通信回線接続装置9は、パソコン4から送
られる様々な情報を双方向データ通信回線3に乗せるた
めのもので、モデム(変復調装置),ディジタル回線終
端装置(DSU:Digital Service Unit)等のデータ回
線終端装置であり、複数のパソコン4各々と双方向デー
タ通信回線3との間に設けている。
【0011】映像,音声の入出力装置には、複数のビデ
オカメラ14と、セレクター13と、マイクロホン15
と、アンプ16と、スピーカー17と、大型モニター1
0,多画面モニター11と、ビデオデッキ12を備えて
いる。
【0012】複数のビデオカメラ14は、熟練指導者6
〜8を撮る複数のビデオカメラ14Aと、遠隔地プラント
2A〜2Eからの要望,問い合わせ等に対応する複数の
可搬式ビデオカメラ14Bからなり、セレクター13を
介して複数のパソコン4各々に接続している。
【0013】マイクロホン15は、熟練指導者6〜8の
音声を拾うためのもので、複数のパソコン4各々に接続
している。
【0014】スピーカー17は、遠隔地プラント2A〜
2Eから送られてきた音を聞くためのもので、アンプ1
6を介して複数のパソコン4各々に接続している。
【0015】大型モニター10は、パソコン4の画面上
で確認できない詳細部分(例えば、部品欠陥)を映すた
めのもので、複数のパソコン4に共通に、或いは、各々
に接続している。これにより、熟練指導者6〜8は、プ
ラント機器の細部にわたる作業指示,部品の健全性の確
認による部品使用の有無の判断ができる。
【0016】多画面モニター11は、遠隔地プラント2
A〜2Eの複サイトを同時に映すためのもので、複数の
パソコン4に共通に接続している。これにより、熟練指
導者6〜8は、遠隔地プラント2A〜2Eの作業状況を
リアルタイムに確認したり、部品を比較したりできる。
【0017】ビデオデッキ12は、遠隔地プラント2A
〜2Eの重要部の映像を録画保存するためのもので、大
型モニター10,多画面モニター11に接続している。
【0018】データファイル5は、遠隔地プラント2A
〜2Eの作業員26の作業に必要な情報として、プラン
ト構成機器の来歴,過去の測定データ,点検マニュアル
等を、プラント別,定期点検機器の製造年月日別,プラ
ント機器種類別に登録しているもので、複数のパソコン
4に共通に接続し、プラント機器年式,プラント機器形
式番号により呼び出しできるようにしている。
【0019】このデータファイル5を備えることで、熟
練指導者6〜8は、遠隔地プラント2A〜2Eの作業に
必要なデータを用意し、それを遠隔地プラント2A〜2
Eの作業員26に送信できる。また、データファイル5
内の登録データは、遠隔地プラント2A〜2Eの作業員
26も呼び出すことができる。従って、遠隔地プラント
2A〜2Eの作業員26は、過去の定期点検データを収
納した事務用ファイルを準備する必要がない。また、デ
ータファイル5には、遠隔地プラント2A〜2Eの作業
結果に関するデータを格納することができる。
【0020】また、指導センター1は、双方向データ通
信回線3を介して輸送センターや修理工場等とも接続し
ている。また、緊急連絡のため、或いは、顧客への点検
結果報告のための別の通信回線を備えている。
【0021】(遠隔地プラントの構成)遠隔地プラント
2A〜2Eに設けたテレビ電話システムは、パソコン1
8と、通信回線接続装置19と、映像,音声の入出力装
置からなっている。
【0022】パソコン18は、持ち運びに便利な可搬型
のノート式パソコンであって、コードレス、かつ、高速
通信機能,電波障害防止機能を搭載したものである。ま
た、ディスクトップ式パソコンを使用してもよいが、こ
の場合は、可搬し易いようにキャスター付きテーブルの
上に乗せて使用する。
【0023】通信回線接続装置19は、パソコン18か
ら送信される様々な情報を双方向データ通信回線3に乗
せるためのもので、モデム(変復調装置),ディジタル
回線終端装置(DSU:Digital Service Unit)等のデ
ータ回線終端装置であり、パソコン18と双方向データ
通信回線3との間に設けている。
【0024】映像,音声の入出力装置には、複数のビデ
オカメラ24と、セレクター23と、マイクロホン21
と、スピーカー20と、複数の無線式イヤホンマイク2
2を備えている。また、図示していないが、ディジタル
カメラ等も備えている。
【0025】複数のビデオカメラ24は、作業現場25
の映像を撮るためのもので、セレクター23を介してパ
ソコン18に接続している。また、複数のビデオカメラ
24は、指導センター1側からリモートコントロールで
きるようになっている。
【0026】マイクロホン21は、作業員26の音声,
プラント機器の音を拾うためのもので、パソコン18に
接続している。
【0027】スピーカー20は、指導センター1からの
音声による作業指示を聞くためのもので、パソコン18
に接続している。
【0028】無線式イヤホンマイク22は、作業員26
が作業しながら指導センター1の熟練指導者6〜8と対
話したり、熟練指導者6〜8からの作業指示を聞いたり
するためのものであって、作業員全員、或いは、一部の
作業員が携帯している。パソコン18には、熟練指導者
6〜8からの音声を無線式イヤホンマイク22に送信、
或いは、無線式イヤホンマイク22からの音声(作業員
音声)を受信するための送受信機を接続している。ま
た、無線式イヤホンマイク22には、雑音防止機能を搭
載したものを使用している。
【0029】この無線式イヤホンマイク22を備えるこ
とで、高騒音の現場であっても、作業員26の音声を確
実に熟練指導者6〜8に伝えることができるので、熟練
指導者6〜8は、聞き間違いすることがない。また、作
業員26は、熟練指導者6〜8からの作業指示を聞き漏
らすことがない。
【0030】(作業支援動作)次に、上述の作業支援シ
ステムによる作業支援動作について、いくつかの動作例
を掲げて説明する。
【0031】作業動作例1 作業開始前の作業支援動作について説明する。まず、熟
練指導者6〜8は、指導センター1のテレビ電話システ
ムを遠隔地プラント2Aのテレビ電話システムに接続
し、作業員26と作業開始前の事前打合せを行う。事前
打合せでは、まず、作業員26がその日の作業に関する
情報、例えばビデオカメラ24で撮ったプラント機器に
関する映像を指導センター1に送り、送った映像をパソ
コン18で見ながらマイクロホン21を使って熟練指導
者6〜8に説明する。説明を受けた熟練指導者6〜8
は、その情報に基づいて、そのプラント機器の作業に必
要な情報、例えばその機器の操作マニュアル、その作業
に必要なデータを判断する。次に、その判断に基づいて
選択した情報をデータファイル5から検索し、遠隔地プ
ラント2Aの作業員26Aに送る。この後、熟練指導者
6〜8は、送った情報をパソコン4で見ながらマイクロ
ホン15を使って説明、及び、作業内容を指示する。ま
た、作業上の注意点,安全上の注意点、次の通信時間を
指示する。
【0032】この後、熟練指導者6〜8は、遠隔地プラ
ント2Aの作業員26との通信を終了し、指導センター
1のテレビ電話システムを遠隔地プラント2Bのテレビ
電話システムに接続し、上述と同様に事前打合せを行
う。以後、熟練指導者6〜8は、上記のような区切った
双方向通信を遠隔地プラントの数だけ繰り返す。
【0033】このように、本実施例では、テレビ電話シ
ステムを使った遠隔地プラント2A〜2Eとの双方向通
信を区切って遠隔地プラントの数だけ繰り返す、すなわ
ち、指導センター1と遠隔地プラント2A〜2Eとの間
でタイムシェアリングに双方向通信を行い、遠隔地プラ
ント2A〜2Eの各々で必要な情報を指導センター1側
で選択し送るようにしたので、遠隔地プラント2A〜2
Eの各々の作業をタイミング良く支援できる。尚、熟練
指導者6〜8は、互いに異なった技術に精通した熟練指
導員、例えば熟練指導者6は検査指導者,熟練指導者7
は設計者,熟練指導者8は分解組立指導者としているの
で、多岐の技術分野に精通した指導員を必要としない
し、適確な上情報を迅速に選択し送ることができる。
【0034】また、遠隔地プラント2A〜2Eの作業員
26は、その日の作業に必要な情報を受け取るので、事
務用ファイル等を用意しなくともよい。また、効率良く
作業ができる。
【0035】作業動作例2 作業開始時に指示した通信時間における作業支援動作に
ついて説明する。まず、熟練指導者6〜8は、指導セン
ター1のテレビ電話システムを遠隔地プラント2Aのテ
レビ電話システムに接続し、作業の進行状況を尋ねる。
作業が遅れている場合は、アドバイス等を与え、次の通
信時間を指示して通信を終了する。
【0036】作業が順調に進んでいる場合は、まず、熟
練指導者6〜8は、作業に関する情報を作業員26に要
求する。作業員26は、その要求に基づいて作業に関す
る情報、例えば作業中に記録した点検シート,測定シー
ト、予めビデオカメラ24で撮ったプラント機器の映
像,一連の作業状況の映像を送る。作業に関する情報を
受けた熟練指導者6〜8は、パソコン4A〜4C、また
は、大型モニター10、または、多画面モニター11を
見ながら作業員26の説明を聞く。説明を聞いた熟練指
導者6〜8は、遠隔地プラント2Aから送られてきた映
像,作業員の説明に基づいてプラント機器の異常判断,
誤作業がなかったか等検討する。この後、熟練指導者6
〜8は、その検討結果に基づいて作業員26Aに次の作
業内容、次の通信時間等を指示し通信を終了する。
【0037】このように、本実施例では、作業中に記録
した点検シート,測定シート、予めビデオカメラ24で
撮ったプラント機器の映像,一連の作業状況の映像等の
作業に関する情報、及び、作業員26の説明に基づいて
プラント機器の異常判断、誤作業がなかったか等検討す
るので、適確な判断ができると共に、作業の正当性まで
確認できる。
【0038】作業動作例3 遠隔地プラント2A〜2Eの作業員26から作業支援依
頼があった場合の作業動作について説明する。作業中、
作業支援の必要性が生じた場合、例えばプラント機器の
分解組立て作業に不明な点が生じた場合、遠隔地プラン
ト2Aの作業員26は、遠隔地プラント2Aのテレビ電
話システムを指導センター1のテレビ電話システムに接
続し、作業支援を熟練指導者6〜8に依頼する。まず、
作業員26は、ビデオカメラ24で撮っている作業中の
映像を指導センター1に送り、送っている映像をパソコ
ン18で見ながらマイクロホン21を使って依頼内容を
熟練指導者6〜8に説明する。映像を受けた熟練指導者
6〜8は、その映像をパソコン4A〜4C、または、大
型モニター10、または、多画面モニター11を見なが
ら作業員26の説明を聞き、どのような作業支援すれば
よいか判断する。この後、熟練指導者6〜8は、その判
断に基づいて遠隔地プラント2Aの作業員26の作業支
援を行う。この作業支援方法としては、口頭で足りる場
合は、マイクロホン15を使って作業員26に説明す
る。操作マニュアルを必要とする場合は、その操作マニ
ュアルを用意し、遠隔地プラント2Aに送る。実演を必
要とする場合は、遠隔地プラント2Aのプラント機器と
同様ものを用意し、ビデオカメラ14を使ってその実演
の様子を作業員26に見せる。
【0039】また、その日の作業に重要な作業がある場
合には、予め通信時間を指定し、その通信時間になっら
テレビ電話システムを接続して、マンツウマンで作業支
援すればよい。
【0040】このように、本実施例では、遠隔地プラン
ト2A〜2Eの作業員26から作業支援依頼があった場
合には、その都度対応できるので、遠隔地プラント2A
〜2Eの作業に支障を与えることがなく、遠隔地プラン
ト2A〜2Eでは、作業スケジュール通り作業を続ける
ことができる。
【0041】作業動作例4 緊急時の作業動作について説明する。遠隔地プラント2
Aにおいて緊急事態が発生すると、遠隔地プラント2A
の作業員26は、遠隔地プラント2Aのテレビ電話シス
テムを緊急用のデータ通信回線を使って指導センター1
のテレビ電話システムに接続する。これにより、指導セ
ンター1が別の遠隔地プラントと通信していても、割り
込むことができる。また、指導センター1では、サイレ
ンが鳴ると共に、赤色ランプが点滅し、どこの遠隔地プ
ラントで緊急事態が発生したのか一目で判るようになっ
ている。
【0042】例えば、プラント機器に不具合が生じた場
合、まず、作業員26は、ビデオカメラ24で撮った映
像を指導センター1に送り、送った映像をパソコン18
で見ながらマイクロホン21を使って緊急事態の内容を
熟練指導者6〜8に説明する。映像を受けた熟練指導者
6〜8は、その映像をパソコン4A〜4C、または、大
型モニター10、または、多画面モニター11を見なが
ら作業員26の説明を聞き、どのような緊急事態が発生
したのか確認する。この後、熟練指導者6〜8は、その
緊急事態に対する対策を、その確認内容、今までの作業
ノウハウ,作業データ,熟練指導者6〜8の話合い等に
基づいて検討し、作業員26に対策の指示等を与える。
また、プラント機器を修理工場に搬送し修理する必要が
ある場合は、さらに、修理時間,修理作業員,輸送車等
を検討し、輸送センター,修理工場等と通信し、修理依
頼や輸送車の手配等する。
【0043】このように、本実施例では、緊急事態が生
じた場合には、通常のデータ通信回線とは別の緊急用の
データ通信回線で通信を行うので、指導センター1が別
の遠隔地プラントと通信していても、割り込んで通信す
ることができ、緊急事態に対して迅速に対応できる。ま
た、指導センター1は、双方向データ通信回線3を介し
て輸送センター,修理工場等とも接続されているので、
緊急事態が生じ、修理,輸送車の手配等必要になった場
合でも迅速に対応できる。
【0044】尚、上述した実施例では、複数の遠隔地プ
ラントの作業支援を互いに異なった技術に精通した熟練
指導者6〜8の3人で対応した例を説明したが、互いに
異なった技術に精通した熟練指導者3人を1グループと
し、このグループを指導センター1に複数備え、同時に
2つ以上の遠隔地プラントの作業支援を行ってもよい。
【0045】
【発明の効果】本発明に係る遠隔地プラントの作業支援
方法によれば、複数の遠隔地プラントとデータ通信回線
を介して複数の遠隔地プラントに接続した指導センター
との間でタイムシェアリングに通信し、遠隔地プラント
各々の作業に必要な情報を指導センターで選択し送るよ
うにしたので、また、本発明に係る遠隔地プラントの作
業支援システムによれば、複数の遠隔地プラント及びデ
ータ通信回線を介して複数の遠隔地プラントに接続され
た指導センターに設けられると共に、指導センターと複
数の遠隔地プラントとの間でタイムシェアリングに通信
可能な通信システムを有し、複数の遠隔地プラントに設
けられた通信システムは、少なくとも操作装置,音声入
出力装置及び映像入出力装置を備え、指導センターに設
けられた通信システムは、少なくとも操作装置,音声入
出力装置,映像入出力装置及び遠隔地プラント各々の作
業に必要な情報を蓄えたデータファイルを備えたので、
複数の遠隔地プラントの各々の作業をタイミング良く支
援できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】遠隔地プラントの作業支援システムの構成を示
す構成図。
【図2】図1の指導センター側の構成を示す構成図。
【図3】図1の遠隔地プラント側の構成を示す構成図。
【符号の説明】
1…指導センター、2…遠隔地プラント、3…双方向デ
ータ通信回線、4,18…パソコン、5…データファイ
ル、6,7,8…熟練指導者、9,19…通信回線接続
装置、10…大型モニター、11…多画面モニター、1
2…ビデオデッキ、13,23…セレクター、14,2
4…ビデオカメラ、15,21…マイクロホン、16…
アンプ、17,20…スピーカー、22…無線式イヤホ
ンマイク、25…作業現場、26…作業員。
フロントページの続き (72)発明者 加藤 彰 茨城県日立市幸町三丁目2番2号 株式会 社日立エンジニアリングサービス内 (72)発明者 宮嶋 浩二 茨城県日立市幸町三丁目2番2号 株式会 社日立エンジニアリングサービス内 (72)発明者 佐々木 道雄 茨城県日立市幸町三丁目2番2号 株式会 社日立エンジニアリングサービス内 (72)発明者 橋本 鉄也 茨城県日立市幸町三丁目2番2号 株式会 社日立エンジニアリングサービス内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の遠隔地プラントとデータ通信回線を
    介して前記複数の遠隔地プラントに接続された指導セン
    ターとの間でタイムシェアリングに通信し、前記遠隔地
    プラント各々の作業に必要な情報を前記指導センターで
    選択し送るようにした遠隔地プラントの作業支援方法。
  2. 【請求項2】複数の遠隔地プラント及びデータ通信回線
    を介して前記複数の遠隔地プラントに接続された指導セ
    ンターに設けられると共に、前記指導センターと前記複
    数の遠隔地プラントとの間でタイムシェアリングに通信
    可能な通信システムを有し、前記複数の遠隔地プラント
    に設けられた通信システムは、少なくとも操作装置,音
    声入出力装置及び映像入出力装置を備え、前記指導セン
    ターに設けられた通信システムは、少なくとも操作装
    置,音声入出力装置,映像入出力装置及び前記遠隔地プ
    ラント各々の作業に必要な情報を蓄えたデータファイル
    を備えてなる遠隔地プラントの作業支援システム。
JP26546697A 1997-09-30 1997-09-30 遠隔地プラントの作業支援方法及びその支援システム Pending JPH11110034A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26546697A JPH11110034A (ja) 1997-09-30 1997-09-30 遠隔地プラントの作業支援方法及びその支援システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26546697A JPH11110034A (ja) 1997-09-30 1997-09-30 遠隔地プラントの作業支援方法及びその支援システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11110034A true JPH11110034A (ja) 1999-04-23

Family

ID=17417569

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26546697A Pending JPH11110034A (ja) 1997-09-30 1997-09-30 遠隔地プラントの作業支援方法及びその支援システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11110034A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001197019A (ja) * 1999-10-27 2001-07-19 Sony Corp 情報再生装置および情報再生方法、並びにプログラム格納媒体
JP2004336675A (ja) * 2003-05-02 2004-11-25 Figla Co Ltd 撮像装置を用いた遠隔地の進捗状況管理システム及びそのシステムを用いた遠隔地の進捗状況管理方法。
JP2005078283A (ja) * 2003-08-29 2005-03-24 Toshiba Corp プラント機器遠隔監視システムおよびプラント機器遠隔監視方法
JP2007016142A (ja) * 2005-07-08 2007-01-25 Toray Ind Inc ポリフェニレンスルフィド樹脂の製造方法
JP2009140266A (ja) * 2007-12-06 2009-06-25 Fujitsu Component Ltd Kvmシステム
JP2009268132A (ja) * 1999-10-27 2009-11-12 Sony Corp 情報再生装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001197019A (ja) * 1999-10-27 2001-07-19 Sony Corp 情報再生装置および情報再生方法、並びにプログラム格納媒体
JP2009268132A (ja) * 1999-10-27 2009-11-12 Sony Corp 情報再生装置
JP2004336675A (ja) * 2003-05-02 2004-11-25 Figla Co Ltd 撮像装置を用いた遠隔地の進捗状況管理システム及びそのシステムを用いた遠隔地の進捗状況管理方法。
JP2005078283A (ja) * 2003-08-29 2005-03-24 Toshiba Corp プラント機器遠隔監視システムおよびプラント機器遠隔監視方法
JP2007016142A (ja) * 2005-07-08 2007-01-25 Toray Ind Inc ポリフェニレンスルフィド樹脂の製造方法
JP2009140266A (ja) * 2007-12-06 2009-06-25 Fujitsu Component Ltd Kvmシステム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5924069A (en) Voice-control integrated field support data communications system for maintenance, repair and emergency services
US8125405B2 (en) Wearable computer in a process control environment
JP2002057801A (ja) ネットワーク装置、通信方法及び記録媒体
JPH11110034A (ja) 遠隔地プラントの作業支援方法及びその支援システム
JP5485419B1 (ja) 作業チェックシート読み合わせ・登録方法および作業チェックシート読み合わせ・登録システム
JP3828416B2 (ja) 変電所事故復旧支援システム
US20050135458A1 (en) System and method for distance assistance and coaching
JP2000067064A (ja) 対話記録システム
JPH08139805A (ja) 障害警報・試験方法及びネットワーク管理装置
JP2000333144A (ja) 情報提示システム
JPH1011399A (ja) パーソナルコンピュータ遠隔サポート・システム
JP4603172B2 (ja) 緊急指令システム
JPH10187229A (ja) 監視制御システムの点検支援装置
JP3351478B2 (ja) 音声合成送出システム
JPH06314393A (ja) 音声合成指令システム
WO1998053612A1 (en) A method and apparatus for controlling equipment and advising personnel utilizing long distance communications
JP2919370B2 (ja) アナウンスメント試験装置
JPS61278250A (ja) クロスバ−型電話交換機の障害探索方式
JPH11239196A (ja) 通信装置保守訓練システム
JP2000099131A (ja) プラント監視装置
JP3763600B2 (ja) イベント収束活動支援装置
JP2892979B2 (ja) ビル遠隔監視装置
JP2004192575A (ja) 予約監視方法及び予約監視システム
JP5684419B2 (ja) 作業チェックシート読み合わせ・登録方法
JPH11345021A (ja) 工作機械の保守支援システム

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040224