JP2009140266A - Kvmシステム - Google Patents

Kvmシステム Download PDF

Info

Publication number
JP2009140266A
JP2009140266A JP2007316458A JP2007316458A JP2009140266A JP 2009140266 A JP2009140266 A JP 2009140266A JP 2007316458 A JP2007316458 A JP 2007316458A JP 2007316458 A JP2007316458 A JP 2007316458A JP 2009140266 A JP2009140266 A JP 2009140266A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
data
console
information processing
image data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007316458A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4850819B2 (ja
Inventor
Ryohei Okada
了平 岡田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Component Ltd
Original Assignee
Fujitsu Component Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Component Ltd filed Critical Fujitsu Component Ltd
Priority to JP2007316458A priority Critical patent/JP4850819B2/ja
Publication of JP2009140266A publication Critical patent/JP2009140266A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4850819B2 publication Critical patent/JP4850819B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
  • Debugging And Monitoring (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Abstract

【課題】各監視者が各情報処理装置の異常の発見をすることが可能なKVMシステムを提供する。
【解決手段】KVMシステムは、複数のサーバユニット、メインユニット、複数のコンソールユニットを備えている。各サーバユニットは操作対象のサーバを含む周辺環境を撮影するカメラを有し、各コンソールユニットはカメラで撮影された画像データを、対応するコンソールに送信する。メインユニットは、複数のサーバユニット及び複数のコンソールに接続され、各カメラで撮影されたカメラ画像データを受信し、受信されたカメラ画像データを、対応するコンソールユニットに送信し、各コンソールから対応するコンソールユニットを介して受信される操作対象のサーバの切換指示に応じて、当該切換指示を送出したコンソールユニットに送信されるカメラ画像データを切り換える。
【選択図】図3

Description

本発明は、複数のコンピュータを切り替えて使用できるKVMスイッチを用いて複数のコンピュータの状態を監視するKVMシステムに関する。
従来より、監視者が遠隔の監視所にいたままで現場の映像を確認しながら異常事態発生の確認が可能になる電話回線を利用した遠隔異常監視システムが知られている。
この遠隔異常監視システムは、各種のセンサーと、マイクロホンと、スチールカメラと、映像用モデムを介したビデオカメラとが接続された非常警報機を現場側に備え、映像信号を受信するための映像用モデムが接続されたビデオ受信機を監視所側に備えており、非常警報機と監視所側の映像用モデムとが電話回線を介して互いに接続されている。
特開平8−65757号公報
しかしながら、上記の遠隔異常監視システムでは、複数の監視対象や複数の監視場所又は複数の監視者がある場合に対応することができない。また、複数の監視対象がある場合に、上記の遠隔異常監視システムは監視対象を選択することもできない。
本発明の目的は、各監視者が各情報処理装置の異常の発見をすることが可能なKVMシステムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明のKVMシステムは、複数の情報処理装置、及び前記複数の情報処理装置を操作するために使用される複数のコンソールと接続され、各コンソールの操作対象の情報処理装置からの画面データを当該コンソールに送信すると共に各コンソールでの操作データを操作対象の情報処理装置へ送信するKVMシステムであって、前記複数の情報処理装置に対応して設けられる複数の情報処理装置ユニットと、前記複数のコンソールに対応して設けられる複数のコンソールユニットと、前記複数の情報処理装置ユニット及び前記複数のコンソールユニットに接続されるメインユニットとを備え、各情報処理装置ユニットが前記操作対象の情報処理装置を含む周辺環境を撮影する撮影手段を有し、 各コンソールユニットが前記撮影手段で撮影された画像データを、対応するコンソールに送信する第1送信手段を有し、前記メインユニットが、前記撮影手段で撮影された画像データを受信する受信手段と、前記受信手段で受信された画像データを、対応するコンソールユニットに送信する第2送信手段と、各コンソールから対応するコンソールユニットを介して受信される操作対象の情報処理装置の切換指示に応じて、当該切換指示を送出したコンソールユニットに送信される画像データを切り換える切換手段とを有することを特徴とする。
かかる構成によれば、各監視者がコンソールを利用して、操作対象の情報処理装置を含む周辺環境を撮影した画像データを観ることができ、操作対象の情報処理装置の切換を指示した場合にも、切換指示に応じた画像データを観ることができるので、各監視者が各情報処理装置の異常の発見をすることが可能である。
好ましくは、前記各情報処理装置ユニットは、前記操作対象の情報処理装置から発せられる音を集音する集音手段を有し、前記各コンソールユニットは、前記集音手段で集音された音声データを放音する放音手段と接続され、前記受信手段は、前記集音手段で集音された音声データを受信し、前記第2送信手段は、前記受信手段で受信された音声データを、対応するコンソールユニットに送信し、前記切換手段は、各コンソールから対応するコンソールユニットを介して受信される操作対象の情報処理装置の切換指示に応じて、当該切換指示を送出したコンソールユニットに送信される音声データを切り換えることを特徴とする。
かかる構成によれば、各監視者が放音手段を利用して、操作対象の情報処理装置から発せられる音声データを聴き、操作対象の情報処理装置の切換を指示した場合にも、切換指示に応じた音声データを聴くことができるので、各監視者が各情報処理装置の異常の発見をすることが可能である。
好ましくは、前記各情報処理装置ユニットは、前記操作対象の情報処理装置の周辺温度を計測する温度計測手段を有し、前記第1送信手段は、前記温度計測手段で計測された温度データを画像データとして、対応するコンソールに送信し、前記受信手段は、前記温度計測手段で計測された温度データを受信し、前記第2送信手段は、前記受信手段で受信された温度データを、対応するコンソールユニットに送信し、前記切換手段は、各コンソールから対応するコンソールユニットを介して受信される操作対象の情報処理装置の切換指示に応じて、当該切換指示を送出したコンソールユニットに送信される温度データを切り換えることを特徴とする。
かかる構成によれば、各監視者がコンソールを利用して、操作対象の情報処理装置の周辺温度を計測した温度データを観ることができ、操作対象の情報処理装置の切換を指示した場合にも、切換指示に応じた温度データを観ることができるので、各監視者が各情報処理装置の異常の発見をすることが可能である。
より好ましくは、前記メインユニットは、前記画面データ、前記撮影手段で撮影された画像データ、前記集音手段で集音された音声データ、及び前記温度計測手段で計測された温度データのうち少なくとも1つを情報処理装置毎に分けて記憶する記憶手段をさらに備え、前記第2送信手段は、各コンソールから対応するコンソールユニットを介して受信される再生指示に応じて、前記記憶手段に記憶された画面データ、画像データ、音声データ及び温度データのうち少なくとも1つを当該再生指示を送出したコンソールに接続されるコンソールユニットに送信することを特徴とする。
かかる構成によれば、画面データ、画像データ、音声データ及び温度データのうち少なくとも1つを情報処理装置毎に分けて記録し、また、再生することができる。
さらに好ましくは、前記メインユニットは、前記画面データ、前記画像データ、前記音声データ及び前記温度データのうち少なくとも1つを前記記憶手段に記録するための記録日時又は前記画面データ、前記画像データ、前記音声データ及び前記温度データのうち少なくとも1つを再生するための再生日時を設定する第1設定手段を備えることを特徴とする。
かかる構成によれば、画面データ、画像データ、音声データ及び温度データのうち少なくとも1つの日時を指定した記録又は再生を実行することができる。
より好ましくは、前記メインユニットは、前記操作対象の情報処理装置からの画面データを表示するかしないか、前記撮影手段で撮影された画像データを表示するかしないか、前記温度計測手段で計測された温度データを表示するかしないか及び前記集音手段で集音された音声データを出力するかしないかを情報処理装置毎に且つコンソール毎に設定する第2設定手段を備えることを特徴とする。
かかる構成によれば、画面データを表示するかしないか、画像データを表示するかしないか、温度データを表示するかしないか及び音声データを出力するかしないかを情報処理装置毎に且つコンソール毎に設定することができる。
より好ましくは、前記メインユニットは、各情報処理装置の故障判別条件として、前記温度計測手段で計測される温度データの値、前記集音手段で集音される音声データの大きさの値、及び前記集音手段で集音される音声データの周波数値のうち少なくとも1つを設定する第3設定手段と、前記受信手段が受信する温度データ又は音声データと、前記第3設定手段で設定された値とに基づいて、各情報処理装置の故障診断を実行する故障診断手段とを備えることを特徴とする。
かかる構成によれば、温度データ又は音声データに基づいて各情報処理装置の故障診断を実行することができる。
さらに好ましくは、前記各情報処理装置ユニットは、対応する情報処理装置へ電源供給を行う電源供給装置に接続されており、前記故障診断手段は、故障と診断した情報処理装置に接続される情報処理装置ユニットに電源供給を中止する制御コマンドを送信し、当該情報処理装置ユニットは、当該制御コマンドを受信すると、接続されている情報処理装置への電源供給を中止するように前記電源供給装置を制御することを特徴とする。
かかる構成によれば、故障と診断された情報処理装置の電源が自動的にオフにされる。
さらに好ましくは、前記メインユニットは、故障と診断された情報処理装置を特定する情報を前記画面データに重畳する重畳手段を備えているを特徴とする。
かかる構成によれば、故障と診断された情報処理装置を特定する情報を各コンソールに送信することができ、各監視者が各情報処理装置の異常の発見をすることが可能である。
好ましくは、前記メインユニットは、各コンソールから対応するコンソールユニットを介して受信される表示対象のデータの切換指示に応じて、当該コンソールユニットに送信されるデータを前記操作対象の情報処理装置からの画面データ及び前記撮影手段で撮影された画像データのいずれか一方に切り換えることを特徴とする。
かかる構成によれば、各コンソールから、表示対象のデータを操作対象の情報処理装置からの画面データ及び撮影手段で撮影された画像データのいずれか一方に切り換えることができる。
本発明によれば、各監視者が各情報処理装置の異常の発見をすることができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本実施の形態にかかるKVM(K:キーボード、V:ビデオ、M:マウス)スイッチを備えるKVMシステムの構成を示す図である。
図1に示す情報処理システムは、サーバ101〜116、マルチユーザKVMスイッチ1、コンソール201〜216及び電源ユニット351〜366を備えている。コンソール201〜216は、各々モニタ、キーボード及びマウスを備えている。以下、モニタは対応するコンソールの参照番号に符号aを付けて表し、キーボード及びマウスは参照番号に符号bを付けて表す。
マルチユーザKVMスイッチ1は、サーバユニット11〜26、メインユニット50及びコンソールユニット31〜46を備えている。サーバユニット11〜26は、それぞれサーバ101〜116に接続されており、コンソールユニット31〜46は、それぞれコンソール201〜216に接続されている。サーバユニット11〜26とメインユニット50との間は、最長約100mのケーブルで接続されており、コンソールユニット31〜46とメインユニット50との間は、最長約300mのケーブルで接続されている。また、電源ユニット351〜366は、それぞれサーバ101〜116及びサーバユニット11〜26に接続されており、それぞれサーバ101〜116に電源を供給している。サーバユニット11〜26は、電源ユニット351〜366のサーバ101〜116への電源供給を制御する。
ここでは、マルチユーザKVMスイッチ1のメインユニット50は、1台のサーバを操作する1組のコンソールを選択的に切り替える。即ち、1台のサーバは1組のコンソールからのマウス又はキーボードのデータを受信し、当該サーバからのRGB信号は当該コンソールのモニタに出力される。また、各コンソールは、各サーバ及びその周辺状況を監視することができる。
本実施の形態では、マルチユーザKVMスイッチ1は、サーバユニット11〜26と、メインユニット50と、コンソールユニット31〜46とがそれぞれ分離しているが、コンソールユニット31〜46及びサーバユニット11〜26のいずれか一方又は両方がメインユニット50と一体化されて構成されていてもよい。また、各サーバに対して1つの電源ユニットを接続しているが、全てのサーバに対して1つの電源ユニットを接続し、各サーバユニットが、当該電源ユニットを制御するようにしてもよい。
図2は、サーバユニット11の構成図である。
サーバユニット11は、ビデオポート121、PS/2ポート122、USBポート123、MCU(Micro Controller Unit)124、差動変換回路125、カメラポート126、画像データ処理回路127、温度計ポート128、温度データ処理回路129、マイクポート130、音声データ処理回路131及び電源ユニット用ポート132を備えている。
ビデオポート121は、サーバ101に接続されており、サーバ101からの画面データを受信し、差動変換回路125に出力する。画面データとは1画面分のRGB信号からなるデータである。差動変換回路125は、画面データを平衡伝送信号に変換してメインユニット50に出力すると共にメインユニット50からキーボード又はマウスの操作データを受信し、PS/2ポート122又はUSBポート123用の操作データに変換し、MCU124に出力する。
MCU124は、PS/2ポート122又はUSBポート123を介してPS/2ポート122又はUSBポート123用の操作データをサーバ101に出力する。サーバユニット11は、さらに、外部機器と接続するためのCOMポートを備えていてもよい。また、USBポート123は、サーバ以外のUSB機器と接続することができる。
MCU124には、電源ユニット用ポート132が接続されている。MCU124は、メインユニット50から電源供給の中止を指示する制御コマンドを受信すると、電源ユニット用ポート132を介してサーバ101への電源供給を中止するように電源ユニット301を制御する。つまり、MCU124は、電源供給の中止を指示する制御コマンドを電源ユニット301へ送信し、電源ユニット301はこの制御コマンドを受信し、サーバ101への電源供給を中止する。
カメラポート126には、サーバ101及びその周辺を撮影するカメラ151(撮影手段)が接続されており、カメラ151で撮影されたカメラ画像データは、カメラポート126を介して画像データ処理回路127に送られる。画像データ処理回路127は、カメラ画像データに対して圧縮・符号化などの処理を実行し、差動変換回路125に出力する。差動変換回路125は、カメラ画像データを平衡伝送信号に変換してメインユニット50に出力する。
温度計ポート128には、サーバ101及びその周辺の温度を計測する温度計152(温度計測手段)が接続されており、温度計152で計測された温度データは、温度データ処理回路129に送信される。温度データ処理回路129は、入力された温度データを後述するOSD機能で、画面データに含めて表示するための処理を実行する。温度データは、MCU124を介して、差動変換回路125に出力する。差動変換回路125は、温度データを平衡伝送信号に変換してメインユニット50に出力する。
マイクポート130には、サーバ101及びその周辺の音声を集音するためのマイク153(集音手段)が接続されており、マイク153で集音された音声データは音声データ処理回路131に送信される。音声データ処理回路131は、音声データに対して圧縮・符号化などの処理を実行し、差動変換回路125に出力する。差動変換回路125は、音声データを平衡伝送信号に変換してメインユニット50に出力する。
カメラ151、温度計152及びマイク153は、それぞれカメラポート126、温度計ポート128及びマイクポート130に固定されているが、取り外し可能に接続されていてもよい。カメラ151は、ネットワークカメラ又は首振りカメラ(PTZカメラ)等で構成されている。尚、他のサーバユニットの構成は、サーバユニット11の構成と同様であるので、その説明は省略する。
図3は、メインユニット50の構成図である。
メインユニット50は、差動変換回路501(受信手段)、スイッチング回路502(切換手段)、不揮発性メモリ503aを含むMCU503(第2送信手段、切換手段、第1〜第3設定手段、故障診断手段),OSDコントローラ504−N(N=1,2、…)(第3設定手段、重畳手段)、差動変換回路505(第2送信手段)、及びハードディスクドライブ(HDD)507(記憶手段)を備えている。
差動変換回路501は、各サーバユニット11〜26からの画面データ及びカメラ画像データの平衡伝送信号をそれぞれ画面データ(RGB信号)及びカメラ画像データに変換してスイッチング回路502に出力すると共にキーボード又はマウスの操作データを所定の形式に変換する。さらに、差動変換回路501は、各サーバユニット11〜26からの音声データの平衡伝送信号を音声データに変換してスイッチング回路502に出力する。
スイッチング回路502は、MCU503の制御コマンドに従って、変換された画面データ(RGB信号)、カメラ画像データ、音声データ及び操作データの出力先を切り替える。
OSD(オンスクリーンディスプレイ)コントローラ504−N(Nは自然数)は、不揮発性メモリ503aに保存されているオンスクリーンディスプレイ(OSD)機能の設定画面のデータをMCU503から受信して、画面データに設定画面のデータを重畳して、差動変換回路505を介して各コンソールユニット31〜46に出力する。また、OSDコントローラ504−Nは、画面データに温度データを重畳する。
差動変換回路505は、カメラ画像データ、画面データ、音声データ及び温度データを平衡伝送信号に変換して各コンソールユニットに出力すると共に、キーボード及びマウスの操作データを所定の操作データに変換して、MCU503に出力する。
MCU503は、スイッチング回路502及びOSDコントローラ504−Nの動作を制御する。また、MCU503は、各コンソールからのホットキーによる指示又は後述する設定画面での指示に応じて、カメラ画像データと画面データとの切り換えを実行し、切り換え後のカメラ画像データ又は画面データのいずれか一方を差動変換回路505に出力する。さらに、MCU503は、受信したカメラ画像データ、画面データ、音声データ及び温度データをサーバ毎にHDD507に保存する。
また、MCU503は、予め設定されたサーバの故障判別条件と各サーバの音声データ又は温度データとを使って、各サーバの故障診断を行う。MCU503は、故障していると診断したサーバに接続されているサーバユニットに、電源供給の中止を指示する制御コマンドを出力する。各サーバユニットは、MCU503から当該制御コマンドを受信すると、接続されているサーバへの電源供給を中止するように電源ユニットを制御する。
ここで、サーバ101の故障判別条件の設定画面の一例を図4に示す。
サーバ101の故障判別条件の設定画面のデータは、不揮発性メモリ503aに記録されており、OSDコントローラ504−Nが、MCU503を介して所定のキーボードの操作データ(ここでは、ホットキーの操作データ)を受信すると、サーバ101の故障判別条件の設定画面のデータを不揮発性メモリ503aから読み出し、対応するコンソールユニットを介してユーザが使用しているモニタに出力する。例えば、ユーザがキーボード201bのホットキー(例えば、Ctrl+M)を押下すると、モニタ201aには、サーバ101の故障判別条件の設定画面が表示される。この故障判別条件の設定画面のデータは、サーバ毎に不揮発性メモリ503aに記録されているが、全てのサーバに対して1つの故障判別条件の設定画面のデータが不揮発性メモリ503aに記録されていてもよい。
図4に示すように、監視者は、サーバ101の故障判別条件として、サーバ101周辺の温度、サーバ101が発する音の大きさ、及びサーバ101が発する音の周波数の少なくとも1つを設定することができる。この設定内容は、MCU503の揮発性メモリ503aに記録される。
例えば、サーバの故障判別条件として、サーバ101周辺の温度が25度以上であると設定された場合には、MCU503は、サーバ101の温度データをHDD507から読み出し、この設定条件を満たすと、サーバ101を故障と判断し、サーバ101に接続されているサーバユニット11に、電源供給の中止を指示する制御コマンドを出力する。また、MCU503はOSDコントローラ504−Nに故障しているサーバの識別情報(番号やIDなど)を通知し、OSDコントローラ504−Nは、画面データに、故障しているサーバを特定する情報(例えば「サーバ101に異常があります」等の文字列、又は故障を示すマーク、アイコンなど)を重畳し、差動変換回路505及び各コンソールユニットを介してモニタに出力する。故障しているサーバを特定する情報を表示するモニタの画面の例を図5(A),(B)に示す。これにより、ユーザや監視者は、故障しているサーバを画面表示で確認することができる。
以上のように、MCU503は、故障判別条件の設定画面の入力に基づき、各サーバの故障判別条件として、温度データの値、音声データの大きさの値、及び音声データの周波数値のうち少なくとも1つを設定し、サーバから受信した温度データ又は音声データと、上記設定された値とに基づいて、各サーバの故障診断を実行するので、温度データ又は音声データに基づいて各サーバの故障診断を実行することができる。
図6は、記録再生用の設定画面の一例を示す図である。
記録再生用の設定画面のデータは、不揮発性メモリ503aに記録されており、OSDコントローラ504−NがMCU503を介して所定のキーボードの操作データ(ここでは、ホットキーの操作データ)を受信すると、記録再生用の設定画面のデータを不揮発性メモリ503aから読み出し、対応するコンソールユニットを介してユーザ又は監視者が使用しているモニタに出力する。例えば、ユーザ又は監視者がキーボード201bのホットキー(例えば、Ctrl+F1)を押下すると、モニタ201aには、記録再生用の設定画面が表示される。
図6において、符号121は、各種のデータの記録又は再生の対象となるサーバを選択するためのプルダウンメニューであり、符号122は、各種のデータの記録開始時間及び記録終了時間を設定するための設定欄であり、符号123は、各種のデータの再生開始時間及び再生終了時間を設定するための設定欄であり、符号124は、設定欄122,123の選択及び記録又は再生の対象となるデータの選択のためのチェックボックスである。
ユーザ又は監視者が、この記録再生用の設定画面で、対象サーバとしてサーバ101を選択し、記録開始時間及び記録終了時間をそれぞれ「2007年1月1日0時0分0秒」、「2007年1月2日1時1分0秒」と設定し、画面データを選択して、OKボタンを押下すると、MCU503は、この条件を満たす画像データをサーバ101から取得し、HDD507に記録する。また、ユーザ又は監視者が、この記録再生用の設定画面で、対象サーバとしてサーバ101を選択し、再生開始時間及び再生終了時間をそれぞれ「2007年1月1日0時0分0秒」、「2007年1月2日1時1分0秒」と設定し、画面データを選択して、OKボタンを押下すると、MCU503は、この条件を満たす画像データをHDD507から読み出し、対応するコンソールユニットを介してユーザ又は監視者が使用しているモニタに出力する。
また、図6の記録再生用の設定画面では、ユーザ又は監視者が使用しているモニタに出力される画像を画面データとカメラ画像データとで切り換えができる。画面データ及びカメラ画像データのいずれか一方のチェックボックスをチェックすると、そのチェックされた方に対応するデータがユーザ又は監視者が使用しているモニタに出力される。
尚、画面データとカメラ画像データとで切り換えは、ホットキーの押下により実行してもよい。例えば、ユーザ又は監視者がキーボード201bのホットキー(例えば、Ctrl+N)を押下すると、MCU503がそのホットキーによる指示を操作データとして入力し、差動変換回路501から画面データを受信するようにスイッチング回路502を制御し、受信した画面データをコンソールユニット31に出力する。これにより、モニタ201aには、画面データが表示される。また、例えば、ユーザ又は監視者がキーボード201bのホットキー(例えば、Ctrl+M)を押下すると、MCU503がそのホットキーによる指示を操作データとして入力し、差動変換回路501からカメラ画像データを受信するようにスイッチング回路502を制御し、受信したカメラ画像データをコンソールユニット31に出力する。これにより、モニタ201aには、カメラ画像データが表示される。
以上のように、メインユニット50は、画面データ、カメラ画像データ、音声データ、及び温度データのうち少なくとも1つをサーバ毎に分けて記憶するHDD507を備え、MCU503は、各コンソールから対応するコンソールユニットを介して受信される再生指示に応じて、HDD507に記憶された画面データ、カメラ画像データ、音声データ及び温度データのうち少なくとも1つを当該再生指示を送出したコンソールに接続されるコンソールユニットに送信するので、画面データ、カメラ画像データ、音声データ及び温度データのうち少なくとも1つをサーバ毎に分けて記録し、また、再生することができる。
また、MCU503は、記録再生用の設定画面又はホットキー入力により、画面データ、カメラ画像データ、音声データ及び温度データのうち少なくとも1つをHDD507に記録するための記録日時又は画面データ、カメラ画像データ、音声データ及び温度データのうち少なくとも1つを再生するための再生日時を設定するので、画面データ、カメラ画像データ、音声データ及び温度データのうち少なくとも1つの日時を指定した記録又は再生を実行することができる。
図7は、表示・音声出力用の設定画面の一例を示す図である。
表示・音声出力用の設定画面のデータは、不揮発性メモリ503aに記録されており、OSDコントローラ504−NがMCU503を介して所定のキーボードの操作データ(ここでは、ホットキーの操作データ)を受信すると、表示・音声出力用の設定画面のデータを不揮発性メモリ503aから読み出し、対応するコンソールユニットを介してユーザが使用しているモニタに出力する。不揮発性メモリ503aは、コンソール毎に表示・音声出力用の設定画面のデータを備えている。
例えば、ユーザがキーボード201bのホットキー(例えば、Ctrl+shift+A)を押下すると、モニタ201aには、表示・音声出力用の設定画面が表示される。
図7は、コンソール201の表示・音声出力用の設定画面であり、この設定画面では、サーバ毎に、カメラ画像データを表示するかしないか、画面データを表示するかしないか、温度データを表示するかしないか、及び音声データを出力するかしないかの設定ができる。この設定内容は、MCU503内の不揮発性メモリ503aに保存される。
このように設定画面で各種データの表示・音声出力を設定する方法以外にも、ユーザがキーボードの各設定に対応するホットキーを押下することで、サーバ毎に、カメラ画像データを表示するかしないか、画面データを表示するかしないか、温度データを表示するかしないか、及び音声データを出力するかしないかの設定ができるようにしてもよい。
例えば、ユーザがキーボード201bのホットキー(例えば、Ctrl+shift+C101)を押下すると、サーバ101のカメラ画像データがモニタ201aに表示される設定がなされ、再度、ユーザがキーボード201bのホットキー(例えば、Ctrl+shift+C101)を押下すると、サーバ101のカメラ画像データがモニタ201aに表示されない設定がなされる。これらの設定内容もMCU503内の不揮発性メモリ503aに保存される。
このように、OSDコントローラ504−N及びMCU503は、カメラ画像データを表示するかしないか、画面データを表示するかしないか、温度データを表示するかしないか、及び音声データを出力するかしないかをサーバ毎に且つコンソール毎に設定することができる。
図8は、コンソールユニット31の構成図である。
コンソールユニット31は、差動変換回路311、MCU(Micro Controller Unit)312(第1送信手段)、ビデオポート313(第1送信手段)、PS/2ポート314、USBポート315、音声データ処理回路316及びスピーカポート317を備えている。
差動変換回路311は、画面データ及びカメラ画像データの平衡伝送信号をそれぞれ画面データ及びカメラ画像データに変換してMCU312及びビデオポート313を介してモニタ201aに出力すると共にPS/2ポート314又はUSBポート315用の操作データをPS/2ポート314又はUSBポート315及びMCU312を介してキーボード又はマウス201bから受信し、キーボード又はマウスの操作データに変換し、メインユニット50に出力する。また、差動変換回路311は、音声データをメインユニット50から受信し、音声データ回路316に出力する。温度データが重畳された画面データの平衡伝送信号は、差動変換回路311により温度データが重畳された画面データに変換される。尚、画面データに温度データを重畳するのは、OSDコントローラ504−Nである。
ビデオポート313は、モニタ201aに接続されており、差動変換回路311で変換された画面データ(温度データが重畳されたものも含む)をモニタ201aに出力する。温度データが重畳された画面データを表示するモニタ201aの画面の一例を図9に示す。
MCU312は、PS/2ポート314又はUSBポート315を介してキーボード又はマウスの操作データを差動変換回路311に出力する。コンソールユニット31は、さらに、外部機器と接続するためのCOMポートを備えていてもよい。また、USBポート315は、キーボード又はマウス以外のUSB機器と接続することができる。音声データ回路316は、受信した音声データに対して復号化等の処理を実行し、処理後の音声データをスピーカポート317を介してスピーカ331(放音手段)に出力する。
尚、他のコンソールユニットの構成は、コンソールユニット31の構成と同様であるので、その説明は省略する。
図10は、サーバ切換用の設定画面の一例を示す図である。
サーバ切換用の設定画面のデータは、不揮発性メモリ503aに記録されており、OSDコントローラ504−NがMCU503を介して所定のキーボードの操作データ(ここでは、ホットキーの操作データ)を受信すると、サーバ切換用の設定画面のデータを不揮発性メモリ503aから読み出し、対応するコンソールユニットを介してユーザ又は監視者が使用しているモニタに出力する。
例えば、ユーザ又は監視者がキーボード201bのホットキー(例えば、Ctrl+E)を押下すると、モニタ201aには、サーバ切換用の設定画面が表示される。
この状態でユーザ又は監視者が、マウス201bを使って図10のプルダウンメニュー171で切換先のサーバを指定し、OKボタンを押下すると、サーバの切換指示がキーボード又はマウスの操作データとして、コンソールユニット31を介してメインユニット50のMPU503に送信される。MPU503は、このサーバの切換指示に従って、スイッチング回路502を制御する、即ちスイッチング回路502による、画面データ、カメラ画像データ、温度データ及び音声データの送信先及びキーボード又はマウスの操作データの受信先であるサーバの切り換えを制御する。
尚、例えば、ユーザ又は監視者がキーボード201bのホットキー(例えば、Ctrl+R+切換先のサーバのID)を押下すると、このホットキー入力がサーバの切換指示として、コンソールユニット31を介してメインユニット50のMPU503に送信されるようにしてもよい。このとき、MPU503は、このサーバの切換指示に従って、スイッチング回路502を制御する。
以上詳細に説明したように、本実施の形態によれば、KVMシステムは、複数のサーバ101〜116に対応して設けられる複数のサーバユニット11〜26、複数のサーバユニット11〜26及び複数のコンソール201〜216に接続されるメインユニット50、複数のコンソール201〜216に対応して設けられる複数のコンソールユニット31〜46を備えている。各サーバユニットは操作対象のサーバを含む周辺環境を撮影するカメラを有し、各コンソールユニットはカメラで撮影された画像データを、対応するコンソールに送信するMCU及びビデオポートを有する。メインユニット50は、各カメラで撮影されたカメラ画像データを受信する差動変換回路501と、受信された画像データを、対応するコンソールユニットに送信するMCU503及び差動変換回路505と、各コンソールから対応するコンソールユニットを介して受信される操作対象のサーバの切換指示(即ち、図9の設定画面による操作対象のサーバの切換指示又はホットキーによる操作対象のサーバの切換指示)に応じて、当該切換指示を送出したコンソールユニットに送信される画像データを切り換えるMCU503及びスイッチング回路502とを備えている。
よって、各監視者がモニタ、キーボード及びマウスからなるコンソールを利用して、操作対象のサーバを含む周辺環境を撮影したカメラ画像データを観ることができ、操作対象のサーバの切換を指示した場合にも、切換指示に応じたカメラ画像データを観ることができるので、各監視者が各サーバの異常の発見をすることが可能である。
また、各サーバユニットは、操作対象のサーバから発せられる音を集音するマイクを有し、各コンソールユニットは、マイクで集音された音声データを放音するスピーカと接続され、MCU503及びスイッチング回路502は、各コンソールから対応するコンソールユニットを介して受信される操作対象のサーバの切換指示に応じて、当該切換指示を送出したコンソールユニットに送信される音声データを切り換えるので、各監視者がスピーカを利用して、操作対象のサーバから発せられる音声データを聴くことができ、操作対象のサーバの切換を指示した場合にも、切換指示に応じた音声データを聴くことができるので、各監視者が各サーバの異常の発見をすることが可能である。
また、各サーバユニットは、操作対象のサーバの周辺温度を計測する温度計を有し、各コンソールユニットは、温度データを画像データとして、対応するコンソールに送信し、MCU503及びスイッチング回路502は、各コンソールから対応するコンソールユニットを介して受信される操作対象のサーバの切換指示に応じて、当該切換指示を送出したコンソールユニットに送信される温度データを切り換えるので、各監視者がコンソールを利用して、操作対象のサーバの周辺温度を計測した温度データを観ることができ、操作対象のサーバの切換を指示した場合にも、切換指示に応じた温度データを観ることができるので、各監視者が各サーバの異常の発見をすることが可能である。
メインユニット50の機能を実現するためのソフトウェアのプログラムが記録されている記録媒体を、いずれかのサーバに供給し、このサーバから記憶媒体に格納されたプログラムを読み出し、メインユニット50のMCU503に送信することによっても、上記実施の形態と同様の効果を奏する。プログラムを供給するための記憶媒体としては、例えば、CD−ROM、DVD、又はSDカードなどがある。
また、メインユニット50のMCU503が、メインユニット50の機能を実現するためのソフトウェアのプログラム(例えば、ドライバ)を実行することによっても、上記実施の形態と同様の効果を奏する。
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で種々変形して実施することが可能である。
本実施の形態にかかるKVM(K:キーボード、V:ビデオ、M:マウス)スイッチを備えるKVMシステムの構成を示す図である。 サーバユニット11の構成図である。 メインユニット50の構成図である。 サーバ101の故障判別条件の設定画面の一例を示す図である。 (A),(B)は故障しているサーバを特定する情報を表示するモニタの画面の例を示す図である。 記録再生用の設定画面の一例を示す図である。 表示・音声出力用の設定画面の一例を示す図である。 コンソールユニット31の構成図である。 温度データ及びカメラ画像データが重畳された画面データを表示するモニタ201aの画面の一例を示す図である。 サーバ切換用の設定画面の一例を示す図である。
符号の説明
1 マルチユーザKVMスイッチ
11〜26 サーバユニット
31〜46 コンソールユニット
101〜116 サーバ
121,313 ビデオポート
122,314 PS/2ポート
123,315 USBポート
124,312,503 MCU(Micro Controller Unit)
125,311,501,505 差動変換回路
126 カメラポート
127 画像データ処理回路
128 温度計ポート
129 温度データ処理回路
130 マイクポート
131,316 音声データ処理回路
151 カメラ
152 温度計
153 マイク
201〜216 コンソール
317 スピーカポート
331 スピーカ
351〜366 電源ユニット
502 スイッチング回路
504−1〜504−N OSDコントローラ
507 ハードディスクドライブ(HDD)

Claims (10)

  1. 複数の情報処理装置、及び前記複数の情報処理装置を操作するために使用される複数のコンソールと接続され、各コンソールの操作対象の情報処理装置からの画面データを当該コンソールに送信すると共に各コンソールでの操作データを操作対象の情報処理装置へ送信するKVMシステムであって、
    前記複数の情報処理装置に対応して設けられる複数の情報処理装置ユニットと、前記複数のコンソールに対応して設けられる複数のコンソールユニットと、前記複数の情報処理装置ユニット及び前記複数のコンソールユニットに接続されるメインユニットとを備え、
    各情報処理装置ユニットが前記操作対象の情報処理装置を含む周辺環境を撮影する撮影手段を有し、
    各コンソールユニットが前記撮影手段で撮影された画像データを、対応するコンソールに送信する第1送信手段を有し、
    前記メインユニットが、前記撮影手段で撮影された画像データを受信する受信手段と、前記受信手段で受信された画像データを、対応するコンソールユニットに送信する第2送信手段と、各コンソールから対応するコンソールユニットを介して受信される操作対象の情報処理装置の切換指示に応じて、当該切換指示を送出したコンソールユニットに送信される画像データを切り換える切換手段とを有することを特徴とするKVMシステム。
  2. 前記各情報処理装置ユニットは、前記操作対象の情報処理装置から発せられる音を集音する集音手段を有し、
    前記各コンソールユニットは、前記集音手段で集音された音声データを放音する放音手段と接続され、
    前記受信手段は、前記集音手段で集音された音声データを受信し、
    前記第2送信手段は、前記受信手段で受信された音声データを、対応するコンソールユニットに送信し、
    前記切換手段は、各コンソールから対応するコンソールユニットを介して受信される操作対象の情報処理装置の切換指示に応じて、当該切換指示を送出したコンソールユニットに送信される音声データを切り換えることを特徴とする請求項1に記載のKVMシステム。
  3. 前記各情報処理装置ユニットは、前記操作対象の情報処理装置の周辺温度を計測する温度計測手段を有し、
    前記第1送信手段は、前記温度計測手段で計測された温度データを画像データとして、対応するコンソールに送信し、
    前記受信手段は、前記温度計測手段で計測された温度データを受信し、
    前記第2送信手段は、前記受信手段で受信された温度データを、対応するコンソールユニットに送信し、
    前記切換手段は、各コンソールから対応するコンソールユニットを介して受信される操作対象の情報処理装置の切換指示に応じて、当該切換指示を送出したコンソールユニットに送信される温度データを切り換えることを特徴とする請求項1又は2に記載のKVMシステム。
  4. 前記メインユニットは、前記画面データ、前記撮影手段で撮影された画像データ、前記集音手段で集音された音声データ、及び前記温度計測手段で計測された温度データのうち少なくとも1つを情報処理装置毎に分けて記憶する記憶手段をさらに備え、
    前記第2送信手段は、各コンソールから対応するコンソールユニットを介して受信される再生指示に応じて、前記記憶手段に記憶された画面データ、画像データ、音声データ及び温度データのうち少なくとも1つを当該再生指示を送出したコンソールに接続されるコンソールユニットに送信することを特徴とする請求項3に記載のKVMシステム。
  5. 前記メインユニットは、前記画面データ、前記画像データ、前記音声データ及び前記温度データのうち少なくとも1つを前記記憶手段に記録するための記録日時又は前記画面データ、前記画像データ、前記音声データ及び前記温度データのうち少なくとも1つを再生するための再生日時を設定する第1設定手段を備えることを特徴とする請求項4に記載のKVMシステム。
  6. 前記メインユニットは、前記操作対象の情報処理装置からの画面データを表示するかしないか、前記撮影手段で撮影された画像データを表示するかしないか、前記温度計測手段で計測された温度データを表示するかしないか及び前記集音手段で集音された音声データを出力するかしないかを情報処理装置毎に且つコンソール毎に設定する第2設定手段を備えることを特徴とする請求項3乃至5のいずれか1項に記載のKVMシステム。
  7. 前記メインユニットは、
    各情報処理装置の故障判別条件として、前記温度計測手段で計測される温度データの値、前記集音手段で集音される音声データの大きさの値、及び前記集音手段で集音される音声データの周波数値のうち少なくとも1つを設定する第3設定手段と、
    前記受信手段が受信する温度データ又は音声データと、前記第3設定手段で設定された値とに基づいて、各情報処理装置の故障診断を実行する故障診断手段と
    を備えることを特徴とする請求項3乃至6のいずれか1項に記載のKVMシステム。
  8. 前記各情報処理装置ユニットは、対応する情報処理装置へ電源供給を行う電源供給装置に接続されており、
    前記故障診断手段は、故障と診断した情報処理装置に接続される情報処理装置ユニットに電源供給を中止する制御コマンドを送信し、
    当該情報処理装置ユニットは、当該制御コマンドを受信すると、接続されている情報処理装置への電源供給を中止するように前記電源供給装置を制御する
    ことを特徴とする請求項7に記載のKVMシステム。
  9. 前記メインユニットは、故障と診断された情報処理装置を特定する情報を前記画面データに重畳する重畳手段を備えているを特徴とする請求項7又は8に記載のKVMシステム。
  10. 前記メインユニットは、各コンソールから対応するコンソールユニットを介して受信される表示対象のデータの切換指示に応じて、当該コンソールユニットに送信されるデータを前記操作対象の情報処理装置からの画面データ及び前記撮影手段で撮影された画像データのいずれか一方に切り換えることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載のKVMシステム。
JP2007316458A 2007-12-06 2007-12-06 Kvmシステム Expired - Fee Related JP4850819B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007316458A JP4850819B2 (ja) 2007-12-06 2007-12-06 Kvmシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007316458A JP4850819B2 (ja) 2007-12-06 2007-12-06 Kvmシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009140266A true JP2009140266A (ja) 2009-06-25
JP4850819B2 JP4850819B2 (ja) 2012-01-11

Family

ID=40870803

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007316458A Expired - Fee Related JP4850819B2 (ja) 2007-12-06 2007-12-06 Kvmシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4850819B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011170445A (ja) * 2010-02-16 2011-09-01 Nec Corp サーバシステムの障害監視装置、サーバシステム、及びサーバシステムの障害監視方法

Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02153499A (ja) * 1988-12-06 1990-06-13 Fujitsu Ltd 運用区分選択方式
JPH0865757A (ja) * 1994-08-18 1996-03-08 Fuji Denki Kk 電話回線を利用した遠隔異常監視システム
JPH08305447A (ja) * 1995-05-11 1996-11-22 Toshiba Keiso Kk システム監視制御装置
JPH11110034A (ja) * 1997-09-30 1999-04-23 Hitachi Ltd 遠隔地プラントの作業支援方法及びその支援システム
JPH11327732A (ja) * 1998-05-08 1999-11-30 Digital Electronics Corp 表示装置
JP2000047962A (ja) * 1998-07-31 2000-02-18 Kawasaki Steel Corp 遠隔制御装置
JP2001146389A (ja) * 1999-11-19 2001-05-29 Hitachi Constr Mach Co Ltd 電装品の故障診断案内装置
JP2004145742A (ja) * 2002-10-25 2004-05-20 Aida Eng Ltd プレス機械システム
JP2005056098A (ja) * 2003-08-04 2005-03-03 Digital Electronics Corp 表示装置
JP2005286732A (ja) * 2004-03-30 2005-10-13 Ntt Comware Corp 監視システム及び監視方法並びにそのプログラム
JP2007141271A (ja) * 2001-11-09 2007-06-07 Aten Internatl Co Ltd コンソールデバイス及び周辺デバイスの信号スイッチ
JP2007538419A (ja) * 2004-03-12 2007-12-27 リープ,インコーポレイテッド 無線技術によるスイッチレスkvmネットワーク

Patent Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02153499A (ja) * 1988-12-06 1990-06-13 Fujitsu Ltd 運用区分選択方式
JPH0865757A (ja) * 1994-08-18 1996-03-08 Fuji Denki Kk 電話回線を利用した遠隔異常監視システム
JPH08305447A (ja) * 1995-05-11 1996-11-22 Toshiba Keiso Kk システム監視制御装置
JPH11110034A (ja) * 1997-09-30 1999-04-23 Hitachi Ltd 遠隔地プラントの作業支援方法及びその支援システム
JPH11327732A (ja) * 1998-05-08 1999-11-30 Digital Electronics Corp 表示装置
JP2000047962A (ja) * 1998-07-31 2000-02-18 Kawasaki Steel Corp 遠隔制御装置
JP2001146389A (ja) * 1999-11-19 2001-05-29 Hitachi Constr Mach Co Ltd 電装品の故障診断案内装置
JP2007141271A (ja) * 2001-11-09 2007-06-07 Aten Internatl Co Ltd コンソールデバイス及び周辺デバイスの信号スイッチ
JP2004145742A (ja) * 2002-10-25 2004-05-20 Aida Eng Ltd プレス機械システム
JP2005056098A (ja) * 2003-08-04 2005-03-03 Digital Electronics Corp 表示装置
JP2007538419A (ja) * 2004-03-12 2007-12-27 リープ,インコーポレイテッド 無線技術によるスイッチレスkvmネットワーク
JP2005286732A (ja) * 2004-03-30 2005-10-13 Ntt Comware Corp 監視システム及び監視方法並びにそのプログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011170445A (ja) * 2010-02-16 2011-09-01 Nec Corp サーバシステムの障害監視装置、サーバシステム、及びサーバシステムの障害監視方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4850819B2 (ja) 2012-01-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006345479A (ja) リモコン・システム、リモート・コマンダ及びリモコン操作方法、リモコン制御対象機器、並びにコンピュータ・システム
CN101621613A (zh) 通信设备和控制方法
US9817736B2 (en) Communication system, communication terminal, and computer program product
JP2015191515A (ja) 電子機器
US20080285956A1 (en) Multimedia digital video recorder and player
US9042704B2 (en) Reproduction apparatus and control method thereof
JP2007258939A (ja) テレビジョン受信装置
JP4850819B2 (ja) Kvmシステム
JP2008258910A (ja) ワイヤレス音声伝送システム,ワイヤレスマイクロホン,音声送信装置,音声受信装置,撮像装置,記録装置及びオーディオミキサー
JP6503516B2 (ja) 集中制御装置
JP6856424B2 (ja) 医療用装置、情報処理装置、処理方法、プログラム、および医療用情報処理システム
US20170272705A1 (en) Multimedia playing system for automatically notifying abnormal situations and information processing method of the same
US10020022B2 (en) Multitrack recording system with wireless LAN function
JP2006089273A (ja) エレベータかご内監視システム
JP2000013411A (ja) ディジタル放送装置
AU2012343370A1 (en) Information processing apparatus, control method and computer-readable recording medium
JP2005107895A (ja) セキュリティシステム及びセキュリティ方法
KR100883537B1 (ko) 연결 구간 진단이 가능한 디지털 네트워크 믹서 장치 및 그연결 구간 진단 방법
JP2008067267A (ja) 表示装置
JP4553833B2 (ja) 電子機器を遠隔診断するための通信端末
JPWO2009144788A1 (ja) 音声出力機能を備えた映像表示装置、該映像表示装置で行う音量制御方法
JP4421857B2 (ja) 監視装置および監視システム
JP2008099179A (ja) リモコン装置およびリモコン信号パターンの変更方法
KR20080022837A (ko) 디지털 비디오 레코더에서의 카메라 영상 기록 방법
JP2013065962A (ja) 映像操作システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101007

TRDD Decision of grant or rejection written
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111012

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111018

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111019

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4850819

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141028

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees