JP2001146389A - 電装品の故障診断案内装置 - Google Patents

電装品の故障診断案内装置

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JP2001146389A
JP2001146389A JP32993899A JP32993899A JP2001146389A JP 2001146389 A JP2001146389 A JP 2001146389A JP 32993899 A JP32993899 A JP 32993899A JP 32993899 A JP32993899 A JP 32993899A JP 2001146389 A JP2001146389 A JP 2001146389A
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controller
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input device
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Toshiyuki Miyamoto
敏之 宮本
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 所定の電装品の点検作業に際し、当該所定の
電装品とコネクタとの誤接続と、当該所定の電装品の電
源の切断ミスとによる不具合の発生を未然に防止できる
電装品の故障診断案内装置の提供。 【解決手段】 荷重計1がコネクタ2を介して接続され
るとともに、荷重計1の点検作業の点検項目を記憶する
記憶部6を含むコントローラ3と、上述の点検項目の表
示を指示する信号をコントローラ3に出力する点検指示
部13を有する入力装置12と、コントローラ3から出
力される信号に応じて記憶部6に記憶された点検項目を
表示する表示装置15とを備えるとともに、コントロー
ラ3が、入力装置12によって荷重計1の点検作業の点
検項目の表示が指示されたとき、荷重計1の電源16を
自動的に切断する処理をおこなう電源切断指令手段10
を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建設機械を含む各
種機械に備えられ、所定の電装品の故障診断に際し点検
項目を表示して、当該所定の電装品の故障診断に係る点
検作業の案内をおこなう電装品の故障診断案内装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】電装品の故障診断に係る点検作業の案内
をおこなう故障診断案内装置の機能を含むものとして、
従来、特開平5−26782号公報に記載のものがあ
る。この従来技術は、電気−機械系装置、すなわち電装
品の故障診断に係る点検作業の案内をおこなう診断装置
であり、電気−機械系装置に対する点検項目等を記憶す
る記憶部を含む制御装置すなわちコントローラと、上述
の点検項目の表示を指示する信号を上述の制御装置に出
力するキーすなわち点検指示部を有するキーボード等か
ら成る入力装置と、上述の制御装置から出力される信号
に応じてその記憶部に記憶された点検項目を表示するC
RT制御装置すなわち表示装置とを備えている。
【0003】この従来技術では、キーボード等を操作し
てCRT制御装置に診断対象の電気−機械系装置の点検
項目を表示させることにより、その電気−機械系装置の
故障診断に係る最適な点検作業の案内をおこなうように
なっている。
【0004】ところで、建設機械等の各種機械にあって
は、荷重計、角度計などのセンサ等の電気−機械系装置
すなわち電装品が装備され、当該電装品がコネクタを介
して制御装置すなわちコントローラに接続されることが
多い。このような電装品から出力されるデータはコント
ローラに含まれる演算処理部で処理され、種々の制御の
実施に活用される。
【0005】したがって、建設機械等の各種機械におい
て、上述した公報に示されるような診断装置を常時装備
し、センサ等の電装品をコネクタを介して制御装置すな
わちコントローラに接続し、当該建設機械によって本来
実施される作業時には、センサ等の電装品から出力され
るデータをコントローラに取りこんで所望の制御を実施
し、センサ等の故障診断に係る点検作業時には、上述し
た入力装置を操作してCRT制御装置すなわち表示装置
に点検項目を表示させ、その表示内容に従ってそのセン
サ等をコネクタから外し、このセンサ等の点検作業を実
施することが考えられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ように各種機械において、上述の公報に示されるような
診断装置を常時装備し、センサ等の電装品をコネクタを
介してコントローラに接続したものにあっては、電装品
の故障診断に係る点検作業を実施しようとしたときに、
不具合を生じる懸念がある。
【0007】すなわち、一般にはこのような電装品とコ
ネクタとは、多数の接続端子と、これらの接続端子が挿
入される穴との嵌合によって接続されており、その嵌合
作業がかなり煩雑になり、慎重な操作が要求される。し
たがって、例えばセンサ等の点検作業とは別の点検作業
に際して、一旦当該センサ等をコネクタから取り外し該
当する別の点検作業の終了後に再び当該センサ等をコネ
クタに接続する際などに誤った形態で嵌合接続させてし
まう事態が起こり得る。そして、このように当該センサ
等が誤った形態でコネクタに接続されていることに気が
付かずに、例えばさらに別の点検作業などが実施され、
その後に当該センサ等の点検作業を実施しようとして、
コントローラをそれまでの停止状態から起動させ、セン
サ等をコネクタから取り外したときなどに、当該センサ
等の電源が入ったままの状態のために回路が短絡し、そ
のセンサ等が破損してしまう懸念がある。なお、このよ
うなとき、コントローラ側に損傷を生じてしまうことも
ある。
【0008】従来上述した懸念を考慮して、当該センサ
等の点検作業の実施に際し、表示装置に、センサ等をコ
ネクタから外す作業をおこなう前に一旦当該センサ等の
電源を切るように指示する案内を表示させるものもあ
る。しかし、このような内容を表示装置に表示させるも
のにあっても、点検作業者がその案内表示に気が付かな
いために、あるいは気が付いていても案内表示の指示ど
おりに電源を切らないために、上述のように回路を短絡
させ、センサ等を損傷させてしまうことも起こり得る。
【0009】本発明は、上記した従来技術における実情
に鑑みてなされたもので、その目的は、所定の電装品の
点検作業に際し当該所定の電装品とコネクタとの誤接続
と、当該所定の電装品の電源の切断ミスとによる不具合
の発生を未然に防止できる電装品の故障診断案内装置を
提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本願の請求項1に係る発明は、所定の電装品がコネ
クタを介して接続されるとともに、当該所定の電装品に
対する故障診断に係る点検作業の点検項目を記憶する記
憶部を含むコントローラと、上記所定の電装品の電源
と、上記点検項目の表示を指示する信号を上記コントロ
ーラに出力する点検指示部を有する入力装置と、上記コ
ントローラから出力される信号に応じて、上記記憶部に
記憶された上記点検作業の上記点検項目を表示する表示
装置とを備え、上記入力装置の上記点検指示部の操作で
上記表示装置に上記所定の電装品の点検項目を表示させ
ることにより、当該所定の電装品の故障診断に係る点検
作業の案内をおこなう電装品の故障診断案内装置におい
て、上記コントローラが、上記入力装置の上記点検指示
部の操作によって上記所定の電装品の点検作業の点検項
目の表示が指示されたとき、上記電源を自動的に切断す
る処理をおこなう電源切断指令手段を含む構成にしてあ
る。
【0011】このように構成した請求項1に係る発明に
あっては、所定の電装品の点検に際し、入力装置の点検
指示部の操作によって指示があったときには、コントロ
ーラに含まれる電源切断指令手段が作動して、自動的に
所定の電装品の電源が切られる。したがって、所定の電
装品をコネクタから外す際に回路が短絡する等の不具合
を生じることがない。
【0012】また,上記目的を達成するために、本願の
請求項2に係る発明は,請求項1に係る発明において、
上記入力装置が、上記所定の電装品の点検作業が終了し
た旨を指示する信号を出力する終了指示部を有するとと
もに、上記コントローラが、上記所定の電装品の点検作
業が終了したかどうかを判別する判別手段と、上記入力
装置の上記終了指示部の操作に伴って上記判別手段で当
該所定の電装品の点検作業が終了したと判別されたと
き、上記電源を自動的に接続する処理をおこなう電源接
続指令手段とを含む構成にしてある。
【0013】このように構成した請求項2に係る発明に
あっては、所定の電装品の点検が終了した旨が、入力装
置の終了指示部の操作によって指示されたときには、コ
ントローラに含まれる判別手段でその旨が判別され、コ
ントローラに含まれる電源接続指令手段が作動して自動
的に所定の電装品の電源が接続される。したがって、直
ちに所定の電装品を稼動状態とすることができる。
【0014】また,上記目的を達成するために、本願の
請求項3に係る発明は,請求項1または2に係る発明に
おいて、上記所定の電装品が、センサから成る構成にし
てある。
【0015】また,上記目的を達成するために、本願の
請求項4に係る発明は,請求項1〜3のいずれかに係る
発明において、上記所定の電装品が備えられる機械が建
設機械から成る構成にしてある。
【0016】
【発明の実施の形態】以下,本発明の電装品の故障診断
案内装置の実施形態を、図に基づいて説明する。図1は
本発明の電装品の故障診断案内装置の一実施形態が備え
られる機械の一例として挙げた建設機械、すなわちクレ
ーン作業機を示す側面図である。この図1において、1
は荷重計、17は角度計で、これらのセンサは本発明の
対象とする所定の電装品を構成している。
【0017】図2は本発明の一実施形態の構成を示すブ
ロック図である。この図2において1は前述した荷重
計、3はコントローラ、2は荷重計1をコントローラ3
に接続するコネクタである。12は入力装置で、荷重計
1の故障診断に係る点検作業とは異なる各種の故障診断
に係る点検作業の点検項目の表示を指示する信号を出力
する点検指示部を有するとともに、荷重計1の点検作業
の点検項目の表示を指示する信号を出力する点検指示部
13と、荷重計1の点検作業が終了した旨を指示する信
号を出力する終了指示部14を有する。15はコントロ
ーラ3から出力される信号に応じて各作業に対応する点
検項目を表示する表示装置である。
【0018】上述したコントローラ3は、入力装置12
から出力される信号を入力する入力部4、及び表示装置
15に所定の表示をおこなわせる信号を出力する出力部
5を備えるとともに、荷重計1の電源16と、荷重計1
の点検作業とは異なる各種の点検作業の点検項目を記憶
するとともに、荷重計1の点検作業の点検項目を記憶す
る記憶部6と、演算部7とを備えている。
【0019】上述した演算部7は、入力装置12の点検
指示部13が操作されて荷重計1の点検作業の表示が指
示されたとき、電源16を自動的に切断する処理をおこ
なう電源切断指令手段10と、入力装置12の各種作業
に対応する点検指示部の操作に応じて該当する作業の点
検項目を記憶部6から読み出し、その点検項目を表示装
置15に表示させる信号を出力する処理をおこなう表示
指示手段8とを備えている。また、入力装置12の終了
指示部14が操作されて荷重計1の点検作業が終了した
旨が指示されたかどうか判別する判別手段9と、この判
別手段9で荷重計1の点検作業が終了したと判別された
とき、荷重計1の電源16を自動的に接続する処理をお
こなう電源接続指令手段11を備えている。
【0020】なお、図示しないが、コントローラ3の演
算部7には、例えば当該クレーン作業機の転倒モーメン
トを演算し、転倒モーメントが許容範囲を越えたときに
警報信号等を出力させる演算処理をおこなうモーメント
リミッタが備えられており、前述した図2にも示す荷重
計1、及び図1に示す角度計17は、このモーメントリ
ミッタにデータを供給するようになっている。このモー
メントリミッタは、当該クレーン作業機の作業中には、
荷重計1及び角度計17から出力される信号に基づいて
転倒モーメントを計算する処理をおこなう。
【0021】以下、上述の図2に示すように構成した本
実施形態の動作について、図3のフローチャートに基づ
いて説明する。
【0022】はじめに入力装置12から出力される信号
に基づいて、点検する作業内容すなわち故障診断に係る
点検作業の点検項目が記憶部6から読み出される(手順
S1)。ここで判別手段9で、荷重計1を取り外す必要
があるかどうか、すなわち、入力装置12の点検指示部
13が操作されたかどうか判別される(手順S2)。今
仮に入力装置12の点検指示部13が操作されて、該当
する信号が入力部4から入力され、荷重計1の点検のた
めにこの荷重計1を取り外す必要があると判別されたと
すると、電源切断指令手段10が作動して自動的に荷重
計1の電源16を切る処理がおこなわれる(手順S
3)。また、この状態にあっては前述した手順S1にお
いては、記憶部6から荷重計1の点検作業の点検項目が
読み出されていることになる。
【0023】次いで、表示指示手段8が作動し、まず荷
重計1を取り外す指示を表示させるための処理がなさ
れ、該当する表示信号が出力部5を介して表示装置15
に出力される。これにより表示装置15は荷重計1を取
り外す指示を表示する(手順S4)。次に、表示指示手
段8で前述の手順S1で読み込まれた点検する作業内
容、すなわち荷重計1の点検項目を表示させるための処
理がなされ、該当する表示信号が出力部5を介して表示
装置15に出力される。これにより表示装置15は該当
する荷重計1の点検作業の点検項目を表示する(手順S
5)。ここで作業者は、表示装置15に表示されている
点検項目にしたがって点検作業を実施するに先立ち、ま
ず、コネクタ2から荷重計1を外す処理をおこなう。次
いで、表示された点検項目にしたがって、荷重計1の所
定の点検作業を実施する。
【0024】そして所定の点検作業が逐次おこなわれ、
例えば点検作業の最後の項目として表示指示手段8にお
いて、荷重計1を取付ける指示を表示させるための処理
がなされ、該当する表示信号が出力部5を介して表示装
置15に出力される。これにより表示装置15は、荷重
計1を取付ける指示を表示する(手順S6)。ここでま
た、荷重計1に係る点検作業が確実に終了したかどうか
のガイダンスが表示される(手順S7)。作業者は、こ
のガイダンスを見て、例えば点検作業の漏れがないかど
うかチェックする。
【0025】荷重計1の所定の点検作業を終えたときに
は、作業者は、コネクタ2に荷重計1を慎重な操作によ
って接続し、入力装置12の終了指示部14を操作する
(手順S8)。判別手段9はこの終了指示部14からの
信号が入力されたかどうか判別する(手順S9)。今の
場合は、入力装置12の終了指示部14からの信号が入
力されているので、電源接続指令手段11が作動し、自
動的に荷重計1の電源16が入れられる処理がなされる
(手順S10)。なお、上述した手順S9の判別で、入
力装置12の終了指示部14からの信号が入力されてい
ないと判別されたときには、手順S4に戻り、上述した
手順S4,S5,S6,S7,S8の処理及び手順S9
の判別が繰り返される。
【0026】上述した手順S10に続いて、次に点検す
る作業、すなわち荷重計1の点検作業とは異なる別の点
検作業のための入力装置12の操作があったときには、
表示指示手段8が作動して、記憶部6から該当する点検
作業の点検項目が読み込まれる(手順S15)。作業者
は、ここで該当する点検作業を実施する。
【0027】次いで、判別手段9により全ての点検作業
が終了したかどうか、すなわち入力装置12からの各種
の点検作業に該当する信号が入力されていないかどうか
判別される(手順S16)。この判別手段9における判
別で、全ての点検作業が終了したと判別されたときには
表示装置15において作業内容の案内を表示させる上述
の処理が終了する。
【0028】なお、上述した手順S2で、点検作業に際
し荷重計1を取り外す必要がないと判別されたとき、す
なわち入力装置12の荷重計1に係る点検指示部13か
らの信号が入力されていないときには、荷重計1の点検
作業とは異なる別の点検作業が実施されようとしている
場合であり、表示指示手段8が作動して、該当する点検
作業の点検項目を表示させるための処理がなされ、相当
する表示信号が出力部5を介して表示装置15に出力さ
れる。これにより表示装置15は、該当する点検作業の
点検項目を表示する(手順S11)。作業者は、表示さ
れた点検項目にしたがって該当する点検作業を実施す
る。ここでまた、点検作業が終了したかどうかのガイダ
ンスが表示される(手順S12)。
【0029】該当する点検作業を終えたときには、作業
者は入力装置12を操作して点検作業の終了に相応する
信号を出力させる(手順S13)。判別手段9は該当す
る点検作業の終了に相応する信号が入力されているかど
うか判別し、その信号が入力されていると判別したとき
には、前述した手順S15に移る。すなわち、入力装置
12の点検指示部が再び操作されていれば、その該当す
る点検作業の点検項目が記憶部6から読み出される。
【0030】なお、手順S14における判別で該当する
点検作業がまだ終了していないと判別されたときには、
手順S12に戻る。以下、上述した手順S11,S1
2,S13の処理及び手順S14の判別がなされる。全
ての点検作業が終了したときには(手順S16)、入力
装置12における操作が終了することから、表示装置1
5における点検作業の点検項目を表示させる処理も終了
する。
【0031】以上のように、荷重計1の点検作業、この
ような荷重計1の点検作業とは異なる点検作業に際し、
入力装置12の点検指示部13等の操作に応じて、その
点検作業の点検項目が表示装置15に表示され、作業者
はその表示にしたがって、すなわち表示に案内されて該
当する作業を実施する。
【0032】以上のように構成した本実施形態にあって
は、荷重計1の点検作業に際し、入力装置12の点検指
示部13の操作によって表示の指示があったときには、
コントローラ3に含まれる電源切断指令手段10が作動
して自動的に荷重計1の電源16が切られるので、仮に
コネクタ2と荷重計1とがそれまで適切な嵌合状態にな
く誤接続を生じていたとしても、荷重計1をコネクタ2
から外す際に回路が短絡する等の事態を生じることがな
い。したがって、この荷重計1の破損、あるいはコント
ローラ3側の損傷を防止できる。
【0033】また、荷重計1の点検作業が終了し、入力
装置12の終了指示部14が操作されたときには、コン
トローラ3に含まれる判別手段9でその旨が判別され、
コントローラ3に含まれる電源接続指令手段11が作動
して自動的に荷重計1の電源16が接続されるので、直
ちに荷重計1を稼動状態とすることができ、モーメント
リミッタ等の演算に活用させることができる。
【0034】なお、上記実施形態では、電源接続指令手
段11を設け、入力装置12の終了指示部14を操作し
たときには、電源接続指令手段11が作動して自動的に
荷重計1の電源16が入るようになっているが、このよ
うな電源接続指令手段11及び入力装置12の終了指示
部14を設けずに、手動のスイッチ操作等によって電源
16を接続するようにしてもよい。
【0035】また、上記実施形態では荷重計1の点検作
業、すなわち故障診断の場合を例に挙げたが、図1に示
す角度計17の点検作業の点検項目の表示の場合も同様
にしておこなわれる。すなわち、角度計17の点検作業
が入力装置12によって指示されたときに、コントロー
ラ3に含まれる電源接続指令手段10が作動して、その
角度計17の電源が自動的に切られる処理がなされる。
したがって、作業者は電源が切られた後に、コネクタか
ら角度計17を外し、表示装置15の点検項目の表示に
案内されて所定の点検作業を実施する。また、角度計1
7の点検作業が終了した旨が入力装置12によって指示
されたときには、例えば、コントローラ3に含まれる電
源接続指令手段11が作動して、その角度計17の電源
が自動的に接続される処理がなされる。
【0036】また、所定の電装品としては、上述した荷
重計1、角度計17の他にも各種のものがあるが、コン
トローラ3にコネクタを介して接続されるものであれ
ば、本発明を適用させることができる。
【0037】
【発明の効果】本発明の各請求項に係る発明によれば、
所定の電装品の点検作業に際し、当該所定の電装品とコ
ネクタとの誤接続と、当該所定の電装品の切断ミスとに
よる不具合の発生を未然に防止でき、従来生じていたよ
うな当該所定の電装品の破損やコントローラ側の損傷を
確実に防ぐことができる。
【0038】また特に、請求項2に係る発明によれば、
当該所定の電装品の点検作業が終了した旨の入力操作に
より自動的に当該所定の電装品の電源が接続されるの
で、当該所定の電装品を直ちに稼動状態とすることがで
き、その所定の電装品を介しておこなわれる操作を無駄
時間を要することなく実施させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電装品の故障診断案内装置の一実施形
態が備えられる機械の一例として挙げたクレーン作業機
を示す側面図である。
【図2】本発明の一実施形態の全体構成を示すブロック
図である。
【図3】図2に示す一実施形態における動作手順の一例
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 荷重計(所定の電装品) 2 コネクタ 3 コントローラ 4 入力部 5 出力部 6 記憶部 7 演算部 8 表示指示手段 9 判別手段 10 電源切断指令手段 11 電源接続指令手段 12 入力装置 13 点検指示部 14 終了指示部 15 表示装置 16 電源 17 角度計(所定の電装品)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の電装品がコネクタを介して接続さ
    れるとともに、当該所定の電装品に対する故障診断に係
    る点検作業の点検項目を記憶する記憶部を含むコントロ
    ーラと、上記所定の電装品の電源と、上記点検項目の表
    示を指示する信号を上記コントローラに出力する点検指
    示部を有する入力装置と、上記コントローラから出力さ
    れる信号に応じて上記記憶部に記憶された上記点検作業
    の上記点検項目を表示する表示装置とを備え、上記入力
    装置の上記点検指示部の操作で上記表示装置に上記所定
    の電装品の点検項目を表示させることにより、当該所定
    の電装品の故障診断に係る点検作業の案内をおこなう電
    装品の故障診断案内装置において、 上記コントローラが、 上記入力装置の上記点検指示部の操作によって上記所定
    の電装品の点検作業の点検項目の表示が指示されたと
    き、上記電源を自動的に切断する処理をおこなう電源切
    断指令手段を含むことを特徴とする電装品の故障診断案
    内装置。
  2. 【請求項2】 上記入力装置が、上記所定の電装品の点
    検作業が終了した旨を指示する信号を出力する終了指示
    部を有するとともに、 上記コントローラが、 上記所定の電装品の点検作業が終了したかどうかを判別
    する判別手段と、 上記入力装置の上記終了指示部の操作に伴って上記判別
    手段で当該所定の電装品の点検作業が終了したと判別さ
    れたとき、上記電源を自動的に接続する処理をおこなう
    電源接続指令手段とを含むことを特徴とする請求項1記
    載の電装品の故障診断案内装置。
  3. 【請求項3】 上記所定の電装品がセンサであることを
    特徴とする請求項1または2記載の電装品の故障診断案
    内装置。
  4. 【請求項4】 上記所定の電装品が備えられる機械が建
    設機械であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか
    に記載の電装品の故障診断案内装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009140266A (ja) * 2007-12-06 2009-06-25 Fujitsu Component Ltd Kvmシステム
ES2550686A1 (es) * 2015-03-23 2015-11-11 Talleres Gruyma, S.L. Dispositivo de verificación de un sistema limitador de carga instalado en una grúa y procedimiento de verificación correspondiente
CN113848856A (zh) * 2021-09-29 2021-12-28 马鞍山钢铁股份有限公司 一种起重机电气控制模拟实验平台及其实验方法

Cited By (3)

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