JPH01289078A - 動作状態設定端子の接続良否確認方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 続し各基板間の動作状態あるいは動作モードの設定を行
う電子機器等に利用する動作状態設定端子の接続良否確
認方式に係わり、特に端子間の接続誤りを確認可能とし
た動作状態設定端子の接続良否確認方式に関する。

（従来の技術） 従来の種々の電子機器においては、動作状態を設定する
ために所要とする本数の動作状態設定端子を設け、その
うち必要な時に所要とする動作状態設定端子どうしを短
絡することにより、ハードウェア上の動作状態を設定し
ている。

（発明が解決しようとする課題） しかしながら、上記各端子間の接続操作は人為的に行う
ので接続誤りが生じ易く、しかもその操作者自身が正し
いと判断して接続しているので非常に初歩的な操作ミス
であるにも拘らず、その接続誤りをなかなか発見しにく
い。また、誤った接続状態のままで電子機器を動作させ
た場合、その電子機器自体あるいは電子機器を用いて所
要の制御を行う制御対象等に重大を支障を来たす問題が
ある。

本発明は以上のような不具合を解決するためになされた
もので、動作状態設定端子の接続状態を容易に確認し得
、その接続状態に誤りが有る場合には直ちにその接続誤
りを操作者に報知し、電子機器およびその機器の制御対
象の与える影響を未然に回避する動作状態設定端子の接
続良否確認方式を提供することを目的とする。

［発明の構成］ （課題を解決するための手段および作用）本発明による
動作状態設定端子の接続良否確認方式は、実機器に設け
た複数の動作状態設定端子どうしを選択的に短絡接続し
て前記実機器の動作状態を設定するものにおいて、ＣＰ
Ｕより導出されたバスラインにＩ／Ｏボートを接続し、
このＩ／Ｏボートで前記複数の動作状態設定端子のうち
所要とする動作状態設定端子を短絡接続したときにその
接続状態データを取得し、この接続状態データと予め定
めた基準接続状態データとを比較して接続状態の良否を
判断する。そして、この判断の結果、接続誤りが有れば
その接続誤りを出力して報知し操作者に知らせることに
より、操作者に速やかに接続替えを行わせるようにする
。

（実施例） 以下、本発明方式を適用したハードウェアの−構成例に
ついて第１図を参照して説明する。同図において１１は
マイクロコンピュータ等を用いた演算処理部、つまりＣ
ＰＵであって、このＣＰＵＩ　１から導出されたバスラ
イン１２にはＩ／Ｏボート１３が接続されている。この
Ｉ／Ｏボート１３には接続状態データを記憶するメモリ
が内蔵されている。１４は複数の動作状態を設定するた
めに複数本の動作状態接続端子１５．・・・を持った実
機器であって、この実機器１４と前記Ｉ／Ｏボート１３
は動作状態接続端子数に応じて必要な数ライン１６．・
・・で接続されている。この実機器１４は動作状態接続
端子１５の開放時、正常短絡時および不良短絡時に応じ
たレベルデータまたはディジタルデータあるいは接地レ
ベル等の状態接続データがライン１６を介してＩ／Ｏポ
ート１３へ送出される様になっており、あるいは動作状
態接続端子１５から直接状態接続データを得る構成でも
よい。従って、Ｉ／Ｏボート１３は自からまたは前記Ｃ
ＰＵＩ　１に読込み指令に基づいてライン１６の状態接
続データを読取ってメモリに記憶する。１７は動作接続
設定端子１５の接続状態を確認するプログラム、基準接
続状態データおよびＩ／Ｏボート１３から読出した接続
状態データ等を記憶するメモリである。なお、基準接続
状態データとは例えば良好な接続状態を表わすレベルま
たはディジタルデータまたは良好な接続状態を表わす組
の端子データ等である。また、バス１２には表示制御回
路１８を介して例えばＣＲＴ等の表示装置１９が接続さ
れている。

次に、以上のような構成を有するシステムの動作につい
て第２図を参照して説明する。先ず、実機器１４はその
動作開始前に操作者が複数の動作状態接続端子１５のう
ち所望とする動作状態に設定するために、所望とする２
つの動作状態接続端子１５−１５を短絡する。そうする
と、この動作状態接続端子１５−１５の短絡結果の状態
接続データが実機器１４側からライン１６を通ってＩ／
Ｏボート１３へ送出される。

この状態においてＣＰＵＩＩはメモリ１７の確認プログ
ラム（第２図）に基づき実行処理を開始する。すなわち
、ステップＳ１において初期化設定を行った後、接続状
態データを読取るか否かを判断する（ステップＳ２）。

接続状態データの読取りであれば該当するＩ／Ｏボート
１３から順次接続状態データを読出してメモリ１７に格
納した後（ステップＳ３）、接続状態の良否を判断する
（ステップＳ４）。この接続状態の判断は、Ｉ／Ｏボー
ト１３から読取った接続状態データとメモリ１７に予め
記憶された基準接続状態データとを比較し接続状態の良
否を判断する。ここで、良好な接続と判断すると、ＣＰ
ＵＩ　１は例えばＩ／Ｏポート１３を介して実機器１４
へ動作開始指令を送出するか、あるいは表示制御回路１
８を介してその旨の信号を表示装置１９に表示する（ス
テップＳ５）。

一方、ステップＳ４において接続不良と判断すると、接
続誤りのデータを表示制御回路１８を介して表示装置１
９に表示する（ステップＳ６）。

従って、以上のような実施例の構成によれば、実機器１
４の動作開始時、動作状態を設定するために動作状態設
定端子１５どうしを選択接続すると、ＣＰＵＩ　１はＩ
／Ｏボート１３から接続状態データを読込んで基準接続
状態データと比較し、接続状態が不良であれば、その旨
を表示装置１９に表示するので、実機器１４を操作する
操作者は速やかに接続状態の不良を知ることができ、適
切な接続状態で実機器１４を動作させることができる。

なお、上記実施例では接続誤りのデータを表示装置１９
に表示するようにしたが、表示装置１９ではなく、記録
装置または警報を出力するものてせもよい。また、基準
接続状態データは実機器１４の動作状態設定端子１５の
配置状態を模擬的にマツプ化し、実際の動作状態接続端
子１５の接続状態データをマツプ上の何れの端子と接続
されたか否かを判断し、接続状態の良否を判断する方法
でもよい。その他、本発明その要旨を逸脱しない範囲で
種々変形して実施できる。

［発明の効果］ 以上詳記したように本発明によれば、動作状態を設定す
る動作状態接続端子どうしの接続不良を短時間に発見で
き、実機器およびその実機器で制御する制御対象の支障
を回避できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係わる動作状態設定端子の接続良否確
認方式を適用した一実施例としてのシステムの構成図、
第２図は本発明方式の動作を説明するフローチャートで
ある。 １　１　・・・　ＣＰＵ、１３　　・・・　　Ｉｌｏ　
　ボ　−　ト　、　　　１４　・・・実機器、１５・・
・動作状態設定端子、１７・・・メモリ、１９・・・表
示装置。 出願人代理人　弁理士　鈴江武彦 第１図 第２区

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 実機器に複数の動作状態設定端子が設けられ、これら端
   子どうしを選択的に短絡接続して前記実機器の動作状態
   を設定するものにおいて、 ＣＰＵより導出されたバスラインにＩ／Ｏポートが接続
   され、前記複数の動作状態設定端子のうち所要とする動
   作状態設定端子を短絡接続したとき、前記Ｉ／Ｏポート
   でその接続状態データを確保する接続状態データ取得手
   段と、この接続状態データ取得手段で取得された接続状
   態データと予め定めた基準接続状態データとを比較し接
   続状態の良否を判断する接続判断手段と、この接続判断
   手段によって接続誤りを確認したときその接続誤りを出
   力して報知する接続誤り出力手段とを備えたことを特徴
   とする動作状態設定端子の接続良否確認方式。