JPH06161540A - 制御系の故障診断装置 - Google Patents

制御系の故障診断装置

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JPH06161540A
JPH06161540A JP4313529A JP31352992A JPH06161540A JP H06161540 A JPH06161540 A JP H06161540A JP 4313529 A JP4313529 A JP 4313529A JP 31352992 A JP31352992 A JP 31352992A JP H06161540 A JPH06161540 A JP H06161540A
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JP
Japan
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signal
governor
failure
control system
sensor signal
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Pending
Application number
JP4313529A
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English (en)
Inventor
Koji Fujita
浩二 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH06161540A publication Critical patent/JPH06161540A/ja
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
    • E02F9/26Indicating devices

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mining & Mineral Resources (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 信号出力手段の数の如何にかかわらず、故障
部位を比較的容易に推定することができる制御系の故障
診断装置の提供。 【構成】 アクセルセンサ信号ASに対して、ガバナセ
ンサ信号GS、エンジン回転数センサ信号NSが対応す
るかどうか判別する判別手段16aと、ガバナセンサ
7、エンジン回転数センサ10、ガバナ8、制御コンピ
ータ11、電磁弁3,4、シリンダ5の故障に対する信
頼度を示す指数をあらかじめ記憶する記憶手段16c
と、判別手段16aでアクセルセンサ信号ASに対し
て、ガバナセンサ信号GS、あるいはエンジン回転数セ
ンサ信号NSが対応していないと判別されたとき、記憶
手段16cに記憶された上述の指数に基づいて対応して
いない信号の関連部品の故障の確率を演算する演算手段
16bと、この演算手段16bで演算された確率を表示
する表示手段17とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、油圧ショベルなどの建
設機械等に備えられ、センサやスイッチ等の複数の信号
出力手段を含む制御系の故障診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、建設機械等の制御系上、互いに関
連する複数のセンサやスイッチなどの信号出力手段から
それぞれ出力される信号が正しく対応していないこと、
すなわち矛盾を生じていることを検出することで故障部
位を推定する方法が提案されている。
【0003】この従来技術では例えば、互いに関連する
3つのセンサが含まれる制御系において、2つのセンサ
の信号が一致しているが他の1つの信号が一致していな
いことが検出されたときには、一致していないセンサあ
るいは当該センサの関連装置に故障を生じているものと
判別している。
【0004】そして、その判別に基づいて故障部位の修
復が行なわれ、修復作業の能率向上を実現させている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来技術では、センサやスイッチの総計が2つである
場合や、2つ以上であっても総計が偶数の場合で、正し
く対応している信号の数と対応していない信号の数が同
数のときなどには、どのセンサ、スイッチに関係する故
障が現実に生じているのか推定できず、結局、各セン
サ、スイッチそれぞれを1つずつ順番に点検し、故障の
有無を検出する作業が必要になり、このため多大の労力
と時間を要し、故障修復作業の能率向上を見込めない問
題がある。
【0006】本発明は、上記した従来技術における実情
に鑑みてなされたもので、その目的は、信号出力手段の
数の如何にかかわらず、故障部位を比較的容易に推定す
ることができる制御系の故障診断装置を提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明は、正常動作時には互いに対応する信号を出
力する複数の信号出力手段を有する制御系の故障診断装
置において、上記信号出力手段から出力される信号のそ
れぞれが正しく対応しているかどうか判別する判別手段
と、上記信号出力手段を含む関連装置の故障に対する信
頼度を示す指数をあらかじめ記憶する記憶手段と、上記
判別手段で複数の信号出力手段から出力される信号が対
応していないと判別されたとき、上記記憶手段で記憶さ
れる指数に基づいて上記対応していない信号出力手段を
含む関連装置の故障の確率を演算する演算手段と、この
演算手段で演算された確率を表示する表示手段とを備え
た構成にしてある。
【0008】
【作用】本発明は以上の構成に伴い、あらかじめ記憶手
段に、例えば過去に発生した当該制御系、あるいは他の
機械などに備えられる類似する制御系に含まれる各信号
出力手段、及びこれらの信号出力手段の関連装置の故障
状態、故障頻度、構成部材の強度等を考慮して、当該制
御系に含まれる各信号出力手段、及びこれらの信号出力
手段の関連装置それぞれの故障に対する信頼度を示す指
数を記憶させておく。
【0009】このように記憶装置に記憶させた状態にお
いて、互いに関連する信号出力手段から出力される信号
のそれぞれが正しく対応しているかどうか、すなわち、
これらの信号出力手段が含まれる制御系に故障を生じて
いるかどうか判別手段で判別される。
【0010】その判別の結果、正しく対応していないと
判別されたときには当該制御系に故障を生じている状態
であり、該当する信号出力手段、及びその信号出力手段
の関連装置の故障に対する信頼度を示す指数が記憶装置
から演算手段に読み出される。
【0011】演算手段は、上述の指数に基づいて該当す
る信号出力手段、及びその信号出力手段の関連装置の故
障の確率を演算する。そして、その演算結果である該当
する信号出力手段、及びその信号出力手段の関連装置の
それぞれの故障の確率が表示手段によって表示される。
【0012】したがって、故障修復処理を行なう作業者
は、故障の確率の高い信号出力手段及びその信号出力手
段の関連装置が故障部位であるものと容易に推定でき、
確率の高い順に点検作業を実施すればよい。これによ
り、手当り次第に各信号出力手段及びその信号出力手段
の関連装置の点検作業を実施するようなことはしなくて
済み、現実の故障部位を比較的少ない労力で短時間のう
ちに探し出すことができ、故障に対する迅速な修復処理
を実現できる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の制御系の故障診断装置の実施
例を図に基づいて説明する。
【0014】図1は本発明の故障診断装置が適用される
制御系の一例として挙げた油圧ショベルの駆動源である
エンジン制御系を示す図、図2は図1に示すエンジン制
御系の故障診断装置の一実施例を示すブロック図、図3
は図2に示す実施例における処理手順を示すフローチャ
ートである。
【0015】図1に示す油圧ショベルのエンジン制御系
は、エンジン9の目標回転数、すなわちアナログ信号で
あるアクセルセンサ信号ASを出力するアクセルセンサ
1と、エンジン9のガバナ8の位置がどの位置にあるか
どうかを、伝達機構部6を介して検出し、アナログ信号
であるガバナセンサ信号GSを出力するガバナセンサ7
と、エンジン9の現実の回転数を検出し、パルス信号で
あるエンジン回転数センサ信号NSを出力するエンジン
回転数センサ10と、伝達機構部6を介してガバナ8の
位置を変更させるシリンダ5と、シリンダ5のボトム側
とタンクとを接続する通路に設けた電磁弁3と、シリン
ダ5のボトム側とロッド側とを接続する通路に設けた電
磁弁4と、シリンダ5のロッド側と電磁弁4とを接続す
る通路に連絡させたパイロットポンプ2と、上述したア
クセルセンサ1、電磁弁3,4、ガバナセンサ7、及び
エンジン回転数センサ10が、中継ボックス12を介し
て接続される制御コンピータ11とを備えている。上述
したアクセルセンサ1、ガバナセンサ7、エンジン回転
数センサ10は、正常動作時には互いに対応する信号を
出力する信号出力手段を構成している。
【0016】このようなエンジン制御系にあっては、制
御コンピータ11は、エンジン回転数の目標値であるア
クセルセンサ信号ASに対してガバナセンサ信号GSが
対応(一致)しているかどうか判別し、対応していない
場合には、それらの信号値の差に相当する駆動信号を中
継ボックス12を介して電磁弁3、あるいは電磁弁4に
出力する。これにより、電磁弁3あるいは電磁弁4が駆
動し、パイロットポンプ2のパイロット圧がシリンダ5
のロッド側、あるいはボトム側に供給されて当該シリン
ダ5が駆動し、アクセルセンサ信号ASに対してガバナ
センサ信号GSが対応するように、伝達機構部6を介し
てガバナ8の位置が変えられる。また、制御コンピュー
タ11は、現実のエンジン回転数を示すエンジン回転数
センサ信号NSがアクセルセンサ信号ASに対応してい
るかどうかも判別する。
【0017】同図1に示す13は、上述したエンジン制
御系に備えられる本実施例の故障診断装置であり、例え
ば、中継ボックス12に接続してある。
【0018】この故障診断装置13は、図2に示すよう
に、アナログ信号であるアクセルセンサ信号AS、ガバ
ナセンサ信号GSをデジタル信号に変換するA/D変換
器14と、パルス信号であるエンジン回転数センサ信号
NSから周波数を求める演算を行なう周波数演算手段1
5と、これらのA/D変換器14、周波数演算手段15
が接続され、判別手段16a、演算手段16b、記憶手
段16cを内蔵するCPU(演算処理装置)16と、こ
のCPU16から出力される信号に応じて後述の表示を
行なう表示手段17とを備えている。
【0019】上述した記憶手段16cには、あらかじ
め、アクセルセンサ信号ASに対応した信号電圧と回転
数の関数関係を記憶させてあり、ガバナセンサ信号GS
に対応した信号電圧と回転数の関数関係を記憶させてあ
り、エンジン回転数センサ信号NSに対応した周波数と
回転数の関数関係を記憶させてある。また、例えば過去
に発生した当該エンジン制御系、あるいは他の機械など
に備えられる類似する制御系に含まれる各信号出力手
段、及びこれらの信号出力手段の関連装置の故障状態、
故障頻度、構成部材の強度等を考慮して、あらかじめ上
述した図1に示すエンジン制御系に備えられる信号出力
手段を含む関連装置の故障に対する信頼度を示す指数を
記憶させてある。すなわち、アクセルセンサ1はサーボ
制御の目標値であることから当該サーボ制御上では必ず
正常であるものと仮定して除外し、ガバナセンサ7(一
体構造体として伝達機構部6を含む)、エンジン回転数
センサ10、ガバナ8、制御コンピータ11、電磁弁
3,4、シリンダ5のそれぞれの故障に対する信頼度を
示す指数をあらかじめ記憶させてある。例えば、100
を信頼度が最高の指数と決め、エンジン回転数センサ1
0の指数を70、ガバナセンサ7の指数を40、ガバナ
8の指数を90と決め、それぞれ記憶させてある。
【0020】また、上述した判別手段16aでは、アク
セルセンサ信号ASに相当する回転数に対してガバナセ
ンサ信号GSに相当する回転数、エンジン回転数センサ
信号NSに相当する回転数が、それぞれ対応(一致)し
ているかどうかの判別を行なう。また、回転数が対応し
ないものがある場合には、ガバナセンサ7、エンジン回
転数センサ10、ガバナ8、制御コンピータ11、電磁
弁3,4、シリンダ5のうち、故障の可能性のある部位
はどれとどれかを、上述の対応していない信号の種類か
ら判断する処理を行なう。また後述する時間要素Iが0
(0秒に相当)かどうかの判別を行なう。
【0021】上述した演算手段16bでは、アクセルセ
ンサ信号AS、ガバナセンサ信号GS、エンジン回転数
センサ信号NSのそれぞれに対応した上述の関数関係か
ら回転数を求める演算を行なうとともに、判別手段16
aで、アクセルセンサ信号ASに相当する回転数に対し
てガバナセンサ信号GSに相当する回転数、あるいはエ
ンジン回転数センサ信号NSに相当する回転数が対応し
ていないと判別されたとき、記憶手段16cで記憶され
た信頼度の指数に基づいて該当する信号出力手段、及び
関連装置の故障の確率を求める演算を行なう。また、時
間要素Iを10(10秒に相当)に設定する演算、はじ
めに10に設定されているIから順次1(1秒に相当)
ずつ引く演算を行なう。
【0022】そして、上述した表示手段17は、演算手
段16bで求められた故障の確率を表示する。
【0023】次に、このように構成した故障診断装置1
3において行なわれる故障診断の一例について、図3の
フローチャートを参照して説明する。
【0024】はじめに、手順S1に示すように、図1に
示すアクセルセンサ1、ガバナセンサ7、エンジン回転
数センサ10のそれぞれから出力されるアクセルセンサ
信号AS、ガバナセンサ信号GS、エンジン回転数セン
サ信号NSが図1に示す中継ボックス12を介して、故
障診断装置13に入力される。このとき、アクセルセン
サ信号AS、ガバナセンサ信号GSのそれぞれは、A/
D変換器14に入力され、その変換されたディジタル信
号(信号電圧)はCPU16の演算手段16bに入力さ
れる。また、エンジン回転数センサ信号NSは周波数演
算手段15に入力され、ここで求められた周波数がCP
U16の演算手段16bに入力される。
【0025】次に手順S2に移り、演算手段16bに、
記憶手段16cに記憶されているアクセルセンサ信号A
Sに対応した信号電圧と回転数の関数関係、ガバナセン
サ信号GSに対応した信号電圧と回転数の関数関係、エ
ンジン回転数センサ信号NSに対応した周波数と回転数
の関数関係が読み込まれ、それぞれの信号値に対応する
回転数を求める演算がこの演算手段16bで行なわれ
る。
【0026】次に手順S3に移り、判別手段16aで上
記のようにして求められたアクセルセンサ信号ASに相
当する回転数とガバナセンサ信号GSに相当する回転数
とが対応(一致)しているかどうか、また、アクセルセ
ンサ信号ASに相当する回転数とエンジン回転数センサ
信号NSに相当する回転数とが対応(一致)しているか
どうか判別される。
【0027】この手順S3における判別が全て対応して
いるものと認められるときは、手順S4において、時間
設定要素Iを10(10秒間に相当する時間)とする処
理がおこなわれ、CPU16からこのエンジン制御系が
正常な状態にあることを示す正常表示信号が表示手段1
7に出力され、手順S5に示すように、表示手段17に
より、このエンジン制御系が正常である旨の表示がなさ
れる。
【0028】また、上述した手順S3における判別の結
果、例えばアクセルセンサ信号ASとガバナセンサ信号
GSとは対応しているものの、アクセルセンサ信号AS
とエンジン回転数センサ信号NSとが対応していない場
合には、サーボ制御の目標値であるアクセルセンサ信号
ASとフィードバック値であるガバナセンサ信号GSと
が対応しているので、制御コンピータ11、電磁弁3,
4、及びシリンダ5は正常に作動していると判断され、
故障の可能性のある部位は、エンジン回転数センサ1
0、ガバナセンサ7、及びガバナ8のどれかであると判
断され、手順S6に移る。なお、上述の判別手段16a
における判断のために、対応しない信号の種類と故障の
可能性のある部位との組み合わせが、動作の関連等を考
慮してあらかじめ定められている。したがって、判別手
段16aは、対応しない信号があると判別したとき、上
記の組み合わせに基づいて故障の可能性のある部位を選
定する。
【0029】次に手順6では、演算手段16bで、時間
要素I=I−1の演算が行なわれる。今までは手順S4
においてI=10に設定されていることから、この手順
S6における演算結果はI=9となる。次に手順S7に
移り、判別手段16aにおいてI=0かどうか判別され
る。今はI=9であることから、この手順S7における
判別が満足されず、手順S3に戻る。この手順S3にお
ける判別で、上記同様アクセルセンサ信号ASとガバナ
センサ信号GSとは対応しているものの、アクセルセン
サ信号ASとエンジン回転数センサ信号NSとが対応し
ていないと判別された場合には手順S6に移り、I=I
−1が演算され、今度はI=8と求められ、手順S7に
移ってI=0かどうか判別される。以下、同様の処理判
断がI=0になるまで繰り返される。
【0030】この間の処理は約10秒であり、誤った判
別を生じさせないために実行させる処理である。仮にこ
の約10秒の間に、アクセルセンサ信号ASとガバナセ
ンサ信号GS、エンジン回転数センサ信号NSの双方が
共に対応すると判別された場合には、このエンジン制御
系は正常な状態にあり、前述した手順S4に移り、I=
10に設定する演算が行なわれた後、手順S5に移り、
前述と同様に表示手段17において、このエンジン制御
系が正常である旨が表示される。
【0031】そして、上述した手順S7でI=0と判別
されたときは手順S8に移る。この手順S8では、手順
S3の判断で求められた故障の可能性のある部位である
エンジン回転数センサ10、ガバナセンサ7、及びガバ
ナ8の信頼度を示す指数が記憶手段16cから演算手段
16bに読み込まれる。上述したように、これらの指数
は例えばエンジン回転数センサ10が70であり、ガバ
ナセンサ7が40であり、ガバナ8が90である。
【0032】演算手段16bでは、これらの指数から、
この3つの部品に対する個々の部品の占める信頼度を%
で求める演算が行なわれる。すなわち、 [エンジン回転数センサ10の信頼度] {70/(70+40+90)}×100=35 [ガバナセンサ7の信頼度] {40/(70+40+90)}×100=20 [ガバナ8の信頼度] {90/(70+40+90)}×100=45 そして、さらに、各部位の故障の確率は、これらの信頼
度に反比例することから、まず、 100−35=65 100−20=80 100
−45=55 が演算され、次に以下のようにして各部位の故障の確率
が演算される。
【0033】[エンジン回転数センサ10の故障の確
率] {65/(65+80+55)}×100=32.5
(%) [ガバナセンサ7の故障の確率] {80/(65+80+55)}×100=40(%) [ガバナ8の故障の確率] {55/(65+80+55)}×100=27.5
(%) 次に手順S9に移り、CPU16から表示手段17に、
上述のようにして求めた故障の確率、すなわち、ガバナ
センサ7の故障の確率が40(%)であり、エンジン回
転数センサ10の故障の確率が32.5(%)であり、
ガバナ8の故障の確率が27.5(%)である旨の表示
がなされる。
【0034】したがって、故障修復処理を行なう作業者
は、表示手段17の表示を見て、確率の高い順に、すな
わちガバナセンサ7、エンジン回転数センサ10、ガバ
ナ8の順に点検作業を実施すればよい。
【0035】このように構成した実施例にあっては、故
障部位を比較的容易に推定することができ、現実に故障
している部位を比較的少ない労力で短時間のうちに探し
出すことができ、故障修復作業の能率向上を図ることが
できる。
【0036】上記実施例では、アクセルセンサ1、ガバ
ナセンサ7、エンジン回転数センサ10の3つのセンサ
を例示したが、本願発明は、4つ以上のセンサが含まれ
ていてもよく、また信号出力手段としてスイッチ等が含
まれていてもよく、さらに油圧ショベルのエンジン制御
系に適用されることには限定されない。
【0037】
【発明の効果】本発明は以上の構成にしてあることか
ら、信号検出手段の数の如何にかかわらず、故障部位を
比較的容易に推定することができ、現実に故障している
部位を比較的少ない労力で短時間のうちに探し出すこと
ができ、従来に比べて故障修復作業の能率向上を図るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の故障診断装置が適用される制御系の一
例を示す図である。
【図2】本発明の制御系の故障診断装置の一実施例を示
すブロック図である。
【図3】図2に示す実施例における処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1 アクセルセンサ 2 パイロットポンプ 3 電磁弁 4 電磁弁 5 シリンダ 6 伝達機構部 7 ガバナセンサ 8 ガバナ 9 エンジン 10 エンジン回転数センサ 11 制御コンピュータ 12 中継ボックス 13 故障診断装置 14 A/D変換器 15 周波数演算手段 16 CPU(中央演算処理装置) 16a 判別手段 16b 演算手段 16c 記憶手段 17 表示手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正常動作時には互いに対応する信号を出
    力する複数の信号出力手段を有する制御系の故障診断装
    置において、 上記信号出力手段から出力される信号のそれぞれが正し
    く対応しているかどうか判別する判別手段と、 上記信号出力手段を含む関連装置の故障に対する信頼度
    を示す指数をあらかじめ記憶する記憶手段と、 上記判別手段で複数の信号出力手段から出力される信号
    が対応していないと判別されたとき、上記記憶手段で記
    憶される指数に基づいて上記対応していない信号出力手
    段を含む関連装置の故障の確率を演算する演算手段と、 この演算手段で演算された確率を表示する表示手段とを
    備えたことを特徴とする制御系の故障診断装置。
  2. 【請求項2】 信号出力手段がセンサ及びスイッチの少
    なくとも一方であることを特徴とする請求項1記載の制
    御系の故障診断装置。
JP4313529A 1992-11-24 1992-11-24 制御系の故障診断装置 Pending JPH06161540A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4313529A JPH06161540A (ja) 1992-11-24 1992-11-24 制御系の故障診断装置

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JP4313529A JPH06161540A (ja) 1992-11-24 1992-11-24 制御系の故障診断装置

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JP (1) JPH06161540A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100621464B1 (ko) * 1998-07-07 2006-09-06 가부시키가이샤 고마쓰 세이사쿠쇼 건설기계의 데이터 기억장치 및 데이터 처리장치
JP2019031205A (ja) * 2017-08-08 2019-02-28 住友重機械工業株式会社 ショベル

Cited By (2)

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KR100621464B1 (ko) * 1998-07-07 2006-09-06 가부시키가이샤 고마쓰 세이사쿠쇼 건설기계의 데이터 기억장치 및 데이터 처리장치
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