JPH06332529A - 設備異常診断方法及び装置 - Google Patents
設備異常診断方法及び装置Info
- Publication number
- JPH06332529A JPH06332529A JP5125622A JP12562293A JPH06332529A JP H06332529 A JPH06332529 A JP H06332529A JP 5125622 A JP5125622 A JP 5125622A JP 12562293 A JP12562293 A JP 12562293A JP H06332529 A JPH06332529 A JP H06332529A
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- JP
- Japan
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- cause
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 時系列的な動作をする設備の異常を正確に診
断する。 【構成】 設備の動作の判定装置12と、異常の原因推
定装置14と、異常と原因の関係を示すフォールトツリ
ーを含む記憶装置16と、フォールトツリーの学習装置
18を備え、設備の動作状態と動作順序を、各々の基準
と比較して異常の有無を判定すると共に、異常の原因を
推定しフォールトツリーを自動的に学習し修正すること
により、常に正確な診断を可能とする。
断する。 【構成】 設備の動作の判定装置12と、異常の原因推
定装置14と、異常と原因の関係を示すフォールトツリ
ーを含む記憶装置16と、フォールトツリーの学習装置
18を備え、設備の動作状態と動作順序を、各々の基準
と比較して異常の有無を判定すると共に、異常の原因を
推定しフォールトツリーを自動的に学習し修正すること
により、常に正確な診断を可能とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、時系列的に動作する設
備の異常と、その原因を精度良く診断する方法と診断装
置に関する。
備の異常と、その原因を精度良く診断する方法と診断装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般の設備診断方法としては、以下に示
すようないくつかの方法がある。
すようないくつかの方法がある。
【0003】特開平3−137518、特開平3−15
4846及び特開平3−154847は一連の発明とし
て、故障の原因に関して複数の選択肢を持つフォールト
ツリーを用いて質問と回答の選択とを対話形式で行うこ
とにより、1つの故障原因を得ると共に、その故障の修
復項目を表示し、且つ変更された故障修復項目も表示で
き、又フォールトツリーの各質問に対する回答の選択が
正しく行われて、正しい故障原因に到達した場合は、使
用された回答の状態が生じる確率が高くなるような学習
機能が働く、故障診断装置が紹介されている。
4846及び特開平3−154847は一連の発明とし
て、故障の原因に関して複数の選択肢を持つフォールト
ツリーを用いて質問と回答の選択とを対話形式で行うこ
とにより、1つの故障原因を得ると共に、その故障の修
復項目を表示し、且つ変更された故障修復項目も表示で
き、又フォールトツリーの各質問に対する回答の選択が
正しく行われて、正しい故障原因に到達した場合は、使
用された回答の状態が生じる確率が高くなるような学習
機能が働く、故障診断装置が紹介されている。
【0004】又、特開平3−288230においては、
予め故障診断に関するデータを格納している知識データ
ベースと対象プラントからの入力情報とをマッチングす
ることにより推論して故障診断を行い、その診断結果た
る故障情報を提供する故障診断エキスパートシステムに
おいて、対象プラントで起り得る各故障にそれぞれ対応
した情報と関連情報を、予めツリー構造に定義して格納
しておき、推論することで得られる対象プラントの故障
情報と共に、その故障に対応する関連情報と、その関連
情報から逆推論することで得られる故障予報を同時に提
供する故障診断エキスパートシステムが紹介されてい
る。
予め故障診断に関するデータを格納している知識データ
ベースと対象プラントからの入力情報とをマッチングす
ることにより推論して故障診断を行い、その診断結果た
る故障情報を提供する故障診断エキスパートシステムに
おいて、対象プラントで起り得る各故障にそれぞれ対応
した情報と関連情報を、予めツリー構造に定義して格納
しておき、推論することで得られる対象プラントの故障
情報と共に、その故障に対応する関連情報と、その関連
情報から逆推論することで得られる故障予報を同時に提
供する故障診断エキスパートシステムが紹介されてい
る。
【0005】更に、特開平3−259716には、設備
情報入力信号を監視する監視手段と、複数監視点の状態
パターンを記憶する記憶部と、設備の被監視点の変化を
検出して現在の被監視点状態パターンと前記記憶部の複
数の異常パターンを比較し、設備の正常/異常を判断す
る検知手段とを具備した設備異常状態検出システムが紹
介されている。
情報入力信号を監視する監視手段と、複数監視点の状態
パターンを記憶する記憶部と、設備の被監視点の変化を
検出して現在の被監視点状態パターンと前記記憶部の複
数の異常パターンを比較し、設備の正常/異常を判断す
る検知手段とを具備した設備異常状態検出システムが紹
介されている。
【0006】又、一般に時系列的に動作する設備が正常
であるか異常であるかを診断するには、ウォッチドッグ
タイマによって、或る動作が行われてから次に行われる
べき動作までの経過時間を監視し、その時間が所定の値
を超えた時に警報を発する方法が取られている。
であるか異常であるかを診断するには、ウォッチドッグ
タイマによって、或る動作が行われてから次に行われる
べき動作までの経過時間を監視し、その時間が所定の値
を超えた時に警報を発する方法が取られている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
設備診断方法又は診断システムは、全て、前述したよう
に、瞬時の状態を基準の状態と対比することにより診断
するものであり、時系列的に動作する設備が正常である
か異常であるかを診断するには適していないという問題
があった。
設備診断方法又は診断システムは、全て、前述したよう
に、瞬時の状態を基準の状態と対比することにより診断
するものであり、時系列的に動作する設備が正常である
か異常であるかを診断するには適していないという問題
があった。
【0008】本発明は、前記従来の問題点を解決するべ
くなされたもので、設備の動作状態だけでなく、動作順
序に関しても正常であるか異常であるかを判定すると共
に、異常の原因を推定し、時系列的動作を行う設備の異
常の診断を正確に実施できる設備異常診断方法及び装置
を提供することを目的とする。
くなされたもので、設備の動作状態だけでなく、動作順
序に関しても正常であるか異常であるかを判定すると共
に、異常の原因を推定し、時系列的動作を行う設備の異
常の診断を正確に実施できる設備異常診断方法及び装置
を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、設備の異常と
その原因を診断する設備異常診断方法において、正常時
の設備の各部分の動作状態と、それらの動作順序のパタ
ーン、及び異常現象と、それを引起す原因との関係を示
すフォールトツリーを予め記憶装置に記憶しておき、設
備の各部分の動作状態を示す信号を入力装置に入力し、
動作判定装置において動作状態とそれらの動作順序のパ
ターンが正常であるか異常であるかを判定すると共に、
原因推定装置において異常の原因を推定することによ
り、時系列的な動作をする設備の異常を診断するように
して、前記目的を達成したものである。
その原因を診断する設備異常診断方法において、正常時
の設備の各部分の動作状態と、それらの動作順序のパタ
ーン、及び異常現象と、それを引起す原因との関係を示
すフォールトツリーを予め記憶装置に記憶しておき、設
備の各部分の動作状態を示す信号を入力装置に入力し、
動作判定装置において動作状態とそれらの動作順序のパ
ターンが正常であるか異常であるかを判定すると共に、
原因推定装置において異常の原因を推定することによ
り、時系列的な動作をする設備の異常を診断するように
して、前記目的を達成したものである。
【0010】本発明は、又、前記設備異常診断方法にお
いて、前記動作順序の1つ以上の箇所にチェックポイン
トを設け、設備の各部分の動作状態が、そのチェックポ
イントを通過する時刻毎に、それぞれのチェックポイン
トに対応する動作状態と動作順序の基準を、前記記憶装
置から前記動作判定装置に転送することにより、時系列
的な動作をする設備の異常を正確に診断するようにし
て、同様に前記目的を達成したものである。
いて、前記動作順序の1つ以上の箇所にチェックポイン
トを設け、設備の各部分の動作状態が、そのチェックポ
イントを通過する時刻毎に、それぞれのチェックポイン
トに対応する動作状態と動作順序の基準を、前記記憶装
置から前記動作判定装置に転送することにより、時系列
的な動作をする設備の異常を正確に診断するようにし
て、同様に前記目的を達成したものである。
【0011】本発明は又、前記設備異常診断方法におい
て、前記フォールトツリーを、異常診断後の設備の真の
状態と、その状態を引起した真の原因により、自動的に
修正するようにして、同様に前記目的を達成したもので
ある。
て、前記フォールトツリーを、異常診断後の設備の真の
状態と、その状態を引起した真の原因により、自動的に
修正するようにして、同様に前記目的を達成したもので
ある。
【0012】本発明は、設備の異常とその原因を診断す
る設備異常診断装置において、正常時の設備の各部分の
動作状態と、それらの動作順序のパターン、及び異常現
象と、それを引起す原因との関係を示すフォールトツリ
ーを予め記憶しておく記憶装置と、設備の各部分の動作
状態を示す信号を入力する入力装置と、動作状態とそれ
らの動作順序のパターンが正常であるか異常であるかを
判定する動作判定装置と、異常の原因を推定する原因推
定装置と、該動作判定装置と該原因推定装置の出力を出
力表示する出力表示装置とを備え、時系列的な動作をす
る設備の異常を診断するようにして、前記目的を達成し
たものである。
る設備異常診断装置において、正常時の設備の各部分の
動作状態と、それらの動作順序のパターン、及び異常現
象と、それを引起す原因との関係を示すフォールトツリ
ーを予め記憶しておく記憶装置と、設備の各部分の動作
状態を示す信号を入力する入力装置と、動作状態とそれ
らの動作順序のパターンが正常であるか異常であるかを
判定する動作判定装置と、異常の原因を推定する原因推
定装置と、該動作判定装置と該原因推定装置の出力を出
力表示する出力表示装置とを備え、時系列的な動作をす
る設備の異常を診断するようにして、前記目的を達成し
たものである。
【0013】本発明は更に、前記設備異常診断装置にお
いて、前記フォールトツリーを、異常診断後の設備の真
の状態と、その状態を引起した真の原因により、自動的
に修正する学習装置を備えたことにより、同様に前記目
的を達成したものである。
いて、前記フォールトツリーを、異常診断後の設備の真
の状態と、その状態を引起した真の原因により、自動的
に修正する学習装置を備えたことにより、同様に前記目
的を達成したものである。
【0014】
【作用】本発明によれば、正常時の設備の各部分の動作
状態と、それらの動作順序のパターン、及び異常現象
と、それを引起す原因との関係を示すフォールトツリー
を利用することにより、設備の動作状態だけでなく、動
作順序に関しても、正常であるか異常であるかを判定す
ると共に、異常の場合にはその原因を推定するものであ
り、動作順序の1つ以上の箇所にチェックポイントを設
け、各チェックポイント通過毎に、基準の状態や、基準
の順序と比較することにより、時系列的な動作をする設
備を、正確に診断することができる。
状態と、それらの動作順序のパターン、及び異常現象
と、それを引起す原因との関係を示すフォールトツリー
を利用することにより、設備の動作状態だけでなく、動
作順序に関しても、正常であるか異常であるかを判定す
ると共に、異常の場合にはその原因を推定するものであ
り、動作順序の1つ以上の箇所にチェックポイントを設
け、各チェックポイント通過毎に、基準の状態や、基準
の順序と比較することにより、時系列的な動作をする設
備を、正確に診断することができる。
【0015】又、診断後、真の原因が判明した時点で、
真の状態と、その状態を引起した真の原因を入力するこ
とにより、フォールトツリーを自動的に修正することに
より、常に高精度の診断を可能とすることができる。
真の状態と、その状態を引起した真の原因を入力するこ
とにより、フォールトツリーを自動的に修正することに
より、常に高精度の診断を可能とすることができる。
【0016】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
に説明する。
【0017】図1は、本実施例の設備異常診断方法の処
理手順を示すフローチャートであり、図2は、本実施例
の診断装置の構成例を示すブロック線図である。
理手順を示すフローチャートであり、図2は、本実施例
の診断装置の構成例を示すブロック線図である。
【0018】図2において、Aは被診断設備の動作の信
号を発信するセンサで、1、2、・・・、i はセンサの
番号を示す。10は、設備の動作の信号を入力する入出
力装置、12は、設備の動作の状態と順序が正常である
か否かを判定する判定装置、14は、動作異常の真の原
因が判明した時点で、真の状態と真の原因を推定する原
因推定装置、16は、設備の動作の状態と順序及び診断
に使うフォールトツリーと基準の動作の状態と基準の動
作順序を記憶する記憶装置、18は、設備の動作の状態
と順序と、動作異常の真の原因が判明した時点で、入力
された真の状態と真の原因からフォールトツリーを修正
する学習装置、20は、設備の動作の状態と順序が正常
であるか否かの判定結果と、動作が異常である場合のそ
の原因の推定結果を出力・表示すると共に、動作異常の
真の原因が判明した時点で、真の状態と真の原因を入力
する入出力・表示装置である。
号を発信するセンサで、1、2、・・・、i はセンサの
番号を示す。10は、設備の動作の信号を入力する入出
力装置、12は、設備の動作の状態と順序が正常である
か否かを判定する判定装置、14は、動作異常の真の原
因が判明した時点で、真の状態と真の原因を推定する原
因推定装置、16は、設備の動作の状態と順序及び診断
に使うフォールトツリーと基準の動作の状態と基準の動
作順序を記憶する記憶装置、18は、設備の動作の状態
と順序と、動作異常の真の原因が判明した時点で、入力
された真の状態と真の原因からフォールトツリーを修正
する学習装置、20は、設備の動作の状態と順序が正常
であるか否かの判定結果と、動作が異常である場合のそ
の原因の推定結果を出力・表示すると共に、動作異常の
真の原因が判明した時点で、真の状態と真の原因を入力
する入出力・表示装置である。
【0019】以下、図1、図2を用いて本実施例の作用
を説明する。
を説明する。
【0020】図1のステップ100において、被診断設
備の動作の信号を発信する、図2のセンサAからの信号
を入出力装置10に入力し、それをステップ114にお
いて記憶装置16の被診断設備の動作状態と動作順序の
エリアに書き込むと共に、ステップ102において、記
憶装置16に記憶されているフォールトツリー及び基準
の動作状態と基準の動作順序を読み出す。
備の動作の信号を発信する、図2のセンサAからの信号
を入出力装置10に入力し、それをステップ114にお
いて記憶装置16の被診断設備の動作状態と動作順序の
エリアに書き込むと共に、ステップ102において、記
憶装置16に記憶されているフォールトツリー及び基準
の動作状態と基準の動作順序を読み出す。
【0021】次にステップ104及び106において、
設備の動作状態及び動作順序が正常であるか否かを判定
装置12で判定する。判定の結果、動作状態と動作順序
が正常の場合には、ステップ107で入出力・表示装置
20に判定結果を表示し、スタートに戻る。
設備の動作状態及び動作順序が正常であるか否かを判定
装置12で判定する。判定の結果、動作状態と動作順序
が正常の場合には、ステップ107で入出力・表示装置
20に判定結果を表示し、スタートに戻る。
【0022】又、動作状態又は動作順序が異常である場
合には、ステップ108へ進み、原因推定装置14で、
設備の動作の信号と、記憶装置16から読み出されたフ
ォールトツリー及び基準の動作状態と基準の動作順序を
比較推論して、動作異常の真の原因が判明した時点で、
真の状態と真の原因を推定する。
合には、ステップ108へ進み、原因推定装置14で、
設備の動作の信号と、記憶装置16から読み出されたフ
ォールトツリー及び基準の動作状態と基準の動作順序を
比較推論して、動作異常の真の原因が判明した時点で、
真の状態と真の原因を推定する。
【0023】次に、ステップ110では、動作異常の原
因の推定結果を入出力・表示装置20に表示すると共
に、動作異常の真の原因が判明した時点で、ステップ1
12において真の状態と真の原因を入力する。
因の推定結果を入出力・表示装置20に表示すると共
に、動作異常の真の原因が判明した時点で、ステップ1
12において真の状態と真の原因を入力する。
【0024】更にステップ116において、学習装置1
8で、設備の動作状態及び動作順序と、動作異常の真の
原因が判明した時点で入力された真の状態と真の原因か
ら、フォールトツリーを学習し修正する。
8で、設備の動作状態及び動作順序と、動作異常の真の
原因が判明した時点で入力された真の状態と真の原因か
ら、フォールトツリーを学習し修正する。
【0025】最後にステップ118において、記憶装置
16に、学習されたフォールトツリー及び基準の動作状
態と基準の動作順序を書き込み、スタートへ戻る。
16に、学習されたフォールトツリー及び基準の動作状
態と基準の動作順序を書き込み、スタートへ戻る。
【0026】なお、処理を停止させる場合には、任意の
時点に手動で停止させればよい。
時点に手動で停止させればよい。
【0027】又、ステップ102で、読み出される基準
の動作順序の情報には、一連の動作の中の1つ以上のチ
ェックポイントと、そのチェックポイントを起点とする
基準の動作順序が含まれており、ステップ106の動作
順序の判定に使われる。
の動作順序の情報には、一連の動作の中の1つ以上のチ
ェックポイントと、そのチェックポイントを起点とする
基準の動作順序が含まれており、ステップ106の動作
順序の判定に使われる。
【0028】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、被
診断設備の動作状態だけでなく、動作順序に関しても正
常であるか異常であるかを判定すると共に、異常の場合
には、その原因を動作状態だけでなく動作順序に関して
も、基準の状態や基準の順序と比較し推論することによ
り、時系列的な動作をする設備を正確に診断することが
できるという効果を有する。
診断設備の動作状態だけでなく、動作順序に関しても正
常であるか異常であるかを判定すると共に、異常の場合
には、その原因を動作状態だけでなく動作順序に関して
も、基準の状態や基準の順序と比較し推論することによ
り、時系列的な動作をする設備を正確に診断することが
できるという効果を有する。
【0029】更に、真の原因が判明した時点で真の状態
と真の原因を入力することにより、記憶されているフォ
ールトツリーや基準の動作状態と基準の動作順序を自動
的に学習し記憶内容を修正するので、常に高精度な診断
が可能である。
と真の原因を入力することにより、記憶されているフォ
ールトツリーや基準の動作状態と基準の動作順序を自動
的に学習し記憶内容を修正するので、常に高精度な診断
が可能である。
【図1】本実施例の設備異常診断方法の処理手順を示す
フローチャート
フローチャート
【図2】本実施例の診断装置の構成例を示すブロック線
図
図
A1 、A2 、・・・、Ai …センサ 10…入出力装置 12…判定装置 14…原因推定装置 16…記憶装置 18…学習装置 20…入出力・表示装置
Claims (5)
- 【請求項1】設備の異常とその原因を診断する設備異常
診断方法において、 正常時の設備の各部分の動作状態と、それらの動作順序
のパターン、及び異常現象と、それを引起す原因との関
係を示すフォールトツリーを予め記憶装置に記憶してお
き、 設備の各部分の動作状態を示す信号を入力装置に入力
し、 動作判定装置において動作状態とそれらの動作順序のパ
ターンが正常であるか異常であるを判定すると共に、 原因推定装置において異常の原因を推定することによ
り、時系列的な動作をする設備の異常を診断することを
特徴とする設備異常診断方法。 - 【請求項2】請求項1において、前記動作順序の1つ以
上の箇所にチェックポイントを設け、設備の各部分の動
作状態が、そのチェックポイントを通過する時刻毎に、
それぞれのチェックポイントに対応する動作状態と動作
順序の基準を、前記記憶装置から前記動作判定装置に転
送することにより、時系列的な動作をする設備の異常を
正確に診断することを特徴とする設備異常診断方法。 - 【請求項3】請求項1において、前記フォールトツリー
を、異常診断後の設備の真の状態と、その状態を引起し
た真の原因により、自動的に修正することを特徴とする
設備異常診断方法。 - 【請求項4】設備の異常とその原因を診断する設備異常
診断装置において、 正常時の設備の各部分の動作状態と、それらの動作順序
のパターン、及び異常現象と、それを引起す原因との関
係を示すフォールトツリーを予め記憶しておく記憶装置
と、 設備の各部分の動作状態を示す信号を入力する入力装置
と、 動作状態とそれらの動作順序のパターンが正常であるか
異常であるかを判定する動作判定装置と、 異常の原因を推定する原因推定装置と、 該動作判定装置と該原因推定装置の出力を出力表示する
出力表示装置とを備え、 時系列的な動作をする設備の異常を診断することを特徴
とする設備異常診断装置。 - 【請求項5】請求項4において、更に、前記フォールト
ツリーを、異常診断後の設備の真の状態と、その状態を
引起した真の原因により、自動的に修正する学習装置を
備えたことを特徴とする設備異常診断装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5125622A JPH06332529A (ja) | 1993-05-27 | 1993-05-27 | 設備異常診断方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5125622A JPH06332529A (ja) | 1993-05-27 | 1993-05-27 | 設備異常診断方法及び装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06332529A true JPH06332529A (ja) | 1994-12-02 |
Family
ID=14914628
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5125622A Pending JPH06332529A (ja) | 1993-05-27 | 1993-05-27 | 設備異常診断方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06332529A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020255684A1 (ja) * | 2019-06-19 | 2020-12-24 | 住友重機械工業株式会社 | 支援装置、表示装置、支援方法及び支援プログラム |
US11322014B2 (en) | 2018-08-07 | 2022-05-03 | Mitsubishi Power, Ltd. | Notification device, notification method, and program |
-
1993
- 1993-05-27 JP JP5125622A patent/JPH06332529A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11322014B2 (en) | 2018-08-07 | 2022-05-03 | Mitsubishi Power, Ltd. | Notification device, notification method, and program |
WO2020255684A1 (ja) * | 2019-06-19 | 2020-12-24 | 住友重機械工業株式会社 | 支援装置、表示装置、支援方法及び支援プログラム |
TWI837371B (zh) * | 2019-06-19 | 2024-04-01 | 日商住友重機械工業股份有限公司 | 支援裝置、顯示裝置、支援方法及支援程式 |
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