JP3351214B2 - 制御情報伝送方法 - Google Patents

制御情報伝送方法

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JP3351214B2
JP3351214B2 JP00773096A JP773096A JP3351214B2 JP 3351214 B2 JP3351214 B2 JP 3351214B2 JP 00773096 A JP00773096 A JP 00773096A JP 773096 A JP773096 A JP 773096A JP 3351214 B2 JP3351214 B2 JP 3351214B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一つの制御装置から
複数の機能装置に対する制御信号の伝送方法に関する。
交換機のシステムにおいて、実装条件などによりある制
御部装置と複数の同等機能装置を組合せて何枚かのパッ
ケージ基板の構成により、一つの機能を実現し動作する
装置構成を有する装置類、例えば電話機に接続するため
の回線系のLCパッケージ等の装置がある。
【0002】これらの装置は、分割された装置間の制御
信号の送受を、各装置毎にシリアル形式の制御信号の固
定チャネルを使用して制御装置との間で信号を送受信す
る。制御装置からn個分(最大接続可能な機能装置の
数)のフリップフロップに保持されているパラレル信号
をシフトレジスタによりシリアル信号に変換して送出
し、複数の機能装置でシリアル信号をパラレル信号に変
換してそれぞれの機能装置に制御信号を認識させ、また
各機能装置の状態を制御装置に送る上りの信号も同様に
して返送し、制御情報の送受を行っている。
【0003】
【従来の技術】従来の全体の装置構成例を図12に示
す。図において、41は制御装置、42は機能装置(#0〜
#3)、43は下り信号線、44は上り信号線、45はDIP
−SWを示す。制御装置41は機能装置#0と下り/上り
信号線で接続し、機能装置#0と#1との間、#1と#
2との間、#2と#3との間も下り/上り信号線で接続
する。
【0004】制御装置から4個分のフリップフロップに
保持されているパラレル信号の下り制御情報をシフトレ
ジスタによりシリアル信号に変換して送出し、機能装置
#0で#0チャネルを予め設定されたDIP−SWで取
り出してシリアル信号をパラレル信号に変換して機能装
置#0の制御情報を取り出す。
【0005】同様に機能装置#1で#1チャネルをDI
P−SWで取り出してシリアル信号をパラレル信号に変
換して機能装置#1の制御情報を取り出す。以下同様に
して機能装置毎に固定チャネルを予め設定されたDIP
−SWで取り出して機能装置毎に制御情報を取り出すこ
とができる。
【0006】また、各機能装置からフリップフロップに
保持されているパラレル信号の上り制御情報をシフトレ
ジスタによりシリアル信号に変換して送出し、各機能装
置毎に予め下り信号線で設定されているDIP−SWで
固定チャネルを取り出して上り信号線により制御装置に
送出することができる。
【0007】下り/上りの制御データのフォーマットを
図13に示す。図において、は上り制御信号チャネル
構成、は下り制御信号チャネル構成、は下り制御デ
ータ(制御装置→各機能装置)、は上り制御データ
(各機能装置→制御装置)を示す。各機能装置とは#
0,#1,#2,#3機能装置を指す。
【0008】下り制御データは制御装置から機能装置#
0〜#3への制御信号であり、1本の信号線を時分割す
ることによりそれぞれの装置に対し、SD0〜SD7の
制御信号を送出する。上り制御データは同様に機能装置
#0〜#3からのスキャン信号であり、各機能装置の状
態を制御装置に送出するためにSCN0〜SCN7の制
御情報が出力される。
【0009】図において、下り/上り制御信号チャネル
のCH0は機能装置#0に割り当てられ、CH1は機能
装置#1に、CH2は機能装置#2に、CH3は機能装
置#3により割り当てられ、各CHは機能装置毎に設け
られているDIP−SWにより予め装置単位に固定され
ている。なお制御信号チャネルは1フレーム32CHに
より構成される。
【0010】次にシリアル/パラレル変換機能図を図1
4に示す。図(a)はパラレル→シリアル変換、図
(b)はシリアル→パラレル変換を示す。図は#0機能
装置におけるパラレル信号/シリアル信号の変換例を示
す。
【0011】図(a)のパラレル→シリアル変換におい
て、パラレル信号をシリアル信号に変換する為には、デ
ータを保持するFF(フリップフロップ)とシフトレジ
スタ(パラレルイン−シリアルアウト)を接続し、FF
をデータに書き込むタイミング、シフトレジスタを動作
させるクロック等の設定により指定するチャネルに制御
信号を送信させることができる。
【0012】逆に、図(b)のシリアル→パラレル変換
において、シリアル信号をパラレル信号に変換する為に
は、シフトレジスタ(シリアルイン−パラレルアウト)
とFF(フリップフロップ)を接続し、シフトレジスタ
のクロック、FFのデータを保持する為のクロック等を
設定することによりそのチャネルのシリアル信号をパラ
レルデータの信号として取り出すことができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】従来の方法では、機能
装置を共通に使用するため各装置が使用する制御チャネ
ルの選択に、複数の機能装置の受信・送信クロックの該
当チャネル以外をDIP−SW等により、個別に設定す
ることにより強制的にマスク信号を作り出して使用チャ
ネルを固定していた。
【0014】しかしこの方法では、複数(1〜n)の機
能装置についてDIP−SWの設定が必要であり、実装
位置などの条件があるので、誤設定による動作不良等も
考えられる。本発明ではDIP−SW等による工注設定
を行わずに使用チャネルを決定する為の方法を提供する
ことを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の原理構成図を図
1に示す。図において、1は制御装置A、2は機能装置
(#0〜#3)、3はシリアル−パラレル変換部、4は
固定ビット検出部、5は制御情報送出部、6はドライバ
ーゲート部、7はケーブル接続部、8はリセット信号、
9は反転器を示す。
【0016】図は制御装置1から各機能装置2にシリア
ル制御信号を送信し、各機能装置2においてそれぞれ自
チャネルの先頭のビットをそれぞれの機能装置の使用チ
ャネル選択のための認識用信号として使用し、制御装置
1から送出される固定ビットを固定ビット検出部4で検
出し、残りの7ビットを機能装置にアクセスする命令信
号を載せたシリアル信号とし、シリアル−パラレル変換
部3でパラレル信号に変換して制御情報送出部5より命
令信号を送出する。
【0017】シリアル−パラレル変換部3では、固定ビ
ットを検出した時だけパラレル信号に変換された信号を
ラッチしてパラレル信号として取り出すことができる。
この時、取り出された固定ビットを反転させて該機能装
置へのシリアル制御信号の挿入を停止すると共に、反転
信号をドライバーゲート部6に挿入し、次チャネル以降
のシリアル制御信号を次段機能装置へ送出する。
【0018】次段機能装置では自チャネルの固定ビット
を認識することにより上記の内容を繰り返して多数の機
能装置に信号を送信することができる。そして、最大接
続可能な機能装置のチャネルが送信された後に全機能装
置のリセット信号8を一斉に検出し、次のフレームにお
いて上記内容を繰り返す。
【0019】この様に、上記機能を各機能装置に追加す
ることにより、各機能装置の個別の工注設定が不要とな
る。なお、各機能装置からの命令信号を制御装置に返送
する場合も、同様に固定ビットを設けることによりシリ
アル制御信号チャネルを構成することが可能である。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の実施例1の機能構成図
(下り制御例)を図2に示し、図2のタイムチャートを
図3に示す。実施例1は各チャネルの先頭ビットを固定
ビットにして制御装置と各機能装置間の制御信号の送受
信を行う方法である。
【0021】図2の機能構成図において、11は制御装
置、12は機能装置、13はシフトレジスタ(SREG
1)、14は固定ビット検出用フリップフロップ(FF−
A)、15は固定ビットラッチ用フリップフロップ(FF
−B)、16は制御情報送出用フリップフロップ(FF−
C)、17は反転器(NOT)、18はドライバーゲート
(DR1)を示す。
【0022】図3のタイムチャートにおいて、はシリ
アル制御信号、’は#1機能装置用制御信号、は制
御信号送信クロック、は固定ビット、は固定ビット
認識用クロック、は固定ビット認識信号、は固定ビ
ットラッチ用クロック、は制御情報ラッチ用信号、
は制御情報ラッチ用固定ビット、は固定ビット反転用
信号、”は#2機能装置用制御信号を示す。
【0023】図2の機能構成図と図3のタイムチャート
により実施例1を説明する。図は、制御装置より複数の
機能装置に制御信号を送信する場合について示す。シリ
アル制御信号が制御装置Aから送信されるが、この各
チャネル(1チャネル8ビット構成)の先頭ビットはそ
れぞれの機能装置の使用チャネル選択のための認識用信
号として使用し、制御装置Aからは固定ビット“HL
V”が出力される。
【0024】また、残りの7ビットに対しては機能装置
へアクセスする命令信号を載せたシリアル信号が送信さ
れる。このシリアル制御信号を各機能装置に該当するチ
ャネルにおいてパラレル信号変換する為に固定ビットを
使用する方法についての流れを機能図とタイムチャート
で説明する。
【0025】まずシリアル制御信号が制御装置Aから
送信され、機能装置#0に入力される。シフトレジスタ
SREG1のA入力に接続され、制御信号送信クロック
がCLK端子に入力されている。SREG1でシリア
ル−パラレル変換を行う時に最初のクロックの立ち上
がりにより、SREG1のQA端子には固定ビットが
取り込まれる。
【0026】クロック信号は、固定ビットがSRE
G1に取り込まれる時にビットの有無を定期的に検出す
る固定ビット検出用フリップフロップ(FF−A)の固
定ビット認識用クロックであり、固定ビットを認識す
ればFF−AのQ端子には固定ビット認識信号が出力
され、認識しなければ“LLV”のままで固定ビット
以降の内容は無関係になる。
【0027】固定ビットラッチ用フリップフロップ(F
F−B)では、固定ビットを検出した時だけ制御情報
送出用フリップフロップ(FF−C)でパラレル信号に
変換する為の機能を有し、制御情報ラッチ用信号によ
り制御情報ラッチ用固定ビットをラッチしてパラレル
信号として取り出す事が出来る。
【0028】この時、ラッチされたFF−CのQ7端子
が固定ビットであるので当然“HLV”になり、反転器
(NOT)で反転させて、固定ビット反転用信号がS
REG1のB端子とドライバーゲート(DR1)に接続
される。SREG1のB入力が“LLV”になることに
より、AとBのANDが入力されるのでの#1以降の
シリアル制御信号が全て“LLV”になる。
【0029】#1以降の固定ビットは#0のFF−Aで
は認識しないのでFF−Cでは#0のデータがリセット
されるまで保持する。また同時に、DR1のゲートが開
くので#1の信号が次段機能装置に送出され、次段機能
装置で#1チャネルの固定ビットを認識する事により上
記の内容を繰り返して多数の装置に信号を送信すること
ができる。
【0030】そして、最大接続可能な機能装置のチャネ
ルが送信された後に全機能装置のFF−Cを一斉にリセ
ット信号を送ることにより、次々のフレームにおいて上
記の内容が繰り返される。この様にして、図2の接続構
成図と図3のタイムチャートによる機能を各機能装置に
付加することで、各機能装置個別の工注設定を無くして
自動的にチャネル設定することができる。
【0031】本発明の実施例1の機能構成図(上り制御
例)を図4に示し、図4のタイムチャートを図5に示
す。図4の機能構成図において、19は各機能装置からの
情報をラッチするフリップフロップ(FF−E)、20は
上り制御信号線によりシリアル信号を制御装置Aに送信
するシフトレジスタ(SREG2)を示す。
【0032】図5のタイムチャートにおいて、は下り
制御信号、’は上り制御信号、は制御信号受信クロ
ック、’は反転クロック、は固定ビット、はフレ
ームクロック、は固定ビット認識信号、は固定ビッ
ト認識反転信号、は上り制御信号を示す。
【0033】図4の機能構成図と図5のタイムチャート
により実施例1を説明する。図は、複数の機能装置より
制御装置に制御信号を送信する場合について示す。フレ
ームクロック受信時に、各機能装置は一斉にシフトレ
ジスタにデータをロードする。フレームクロックは32
チャネルの先頭の所が“LLV”になる。
【0034】固定ビット認識信号の反転が固定ビット
反転信号になり、それがパラレルイン−シリアルアウ
トのシフトレジスタ(SREG2)のクロックインビッ
ト端子CIに入力される。このピンは“HLV”の時は
全ての動作が禁止状態なので、データやクロックが入力
されても動作は停止しているので、反転波形の間だけ
SREG2がシフト動作を行う。
【0035】これは上り制御信号の固定ビットの認識機
能を同様に利用しているので、上り下り同じチャネルを
使って制御データを同時に送受信することができる。し
たがって、各機能装置は下り固定ビットを受信時にパラ
レル信号をシリアル信号に変換し、上り制御信号線によ
り制御装置Aにデータを送信することができる。
【0036】フレームクロックで、各機能装置#0〜
#3までの上り制御信号をロードして、固定ビット反
転信号が“LLV”の時のみ直列シフトを行う。反転
信号が“HLV”のときは直列シフトは禁止されてい
る。即ちフレームクロックが“LLV”の時の受信ク
ロックの立ち上がりでロードする。
【0037】次に、本発明の実施例2の機能構成図(下
り制御例)を図6に示し、図6のタイムチャートを図7
に示す。実施例2は実施例1のように固定ビットにより
チャネルを設定するのではなく、チャネル幅信号を設定
することによりチャネルを設定する方法である。
【0038】図6において、21は制御装置、22は機能装
置、23はチャネル幅設定用フリップフロップ(FF−
A)、24はアンド回路(AND)、25はシフトレジス
タ、26は制御情報送出用フリップフロップ(FF−C)
を示す。機能装置22は#0,#1,#2,#3の4装置
からなるものとする。
【0039】図7において、はシリアル制御信号、
はシフトクロック、はチャネル幅信号、は#0チャ
ネル幅制御信号、は#1チャネル幅制御信号、は#
2チャネル幅制御信号、は#3チャネル幅制御信号、
は制御信号送信クロック、は制御情報送出信号を示
す。
【0040】図6の機能構成図と図7のタイムチャート
により実施例2を説明する。図は、制御装置より複数の
機能装置に制御信号を送信する場合について示す。上り
下りの制御信号とは別にチャネル決定のための信号線
と、各機能装置にチャネルシフト機能を設け、制御装置
Bから各機能装置に共通のシフトクロックと同時に1
チャネル幅分の信号を送信する。
【0041】まず#0の機能装置のフリップフロップF
F−A0でシフトクロックとチャネル幅信号を受信
することによりの信号が1チャネルシフトされた状態
になり、FF−A0の出力Q0が次段装置へ送信され、
段々と基準のチャネル幅分だけシシフトしていく。
(,,,・・・)それと同時にFF−A0の出
力とクロック信号のAND出力をシフトレジスタB
0のCK端子に接続することにより、そのチャネル分だ
けしかクロックが入力されず、そのチャネル内のシリア
ルデータをパラレルデータに変換し、FF−A0のQ0
Nの立ち上がりでFF−C0にラッチされる。
【0042】これらを各機能装置が順番に行う事によ
り、制御情報の送信を各装置毎の工注がいらずに可能と
なる。上記は制御装置より複数の機能装置に各チャネル
幅分の制御信号を送信する場合を示したが、各機能装置
からのチャネル幅分の制御信号を制御装置で順次受信す
ることにより、制御情報の受信を自動的に行うことがで
きる。
【0043】本発明の実施例2の機能構成図(上り制御
例)を図8に示し、図8のタイムチャートを図9に示
す。図8の機能構成図において、21は制御装置、22は機
能装置、23はチャネル幅設定用フリップフロップ(FF
−A)、24はアンド回路(AND)、25はシフトレジス
タA、26は制御情報送出用フリップフロップ(FF−C
0)、27は反転回路、28は制御情報受信用フリップフロ
ップ(FF−C1)、29はシフトレジスタBを示す。
【0044】図9のタイムチャートにおいて、はシリ
アル制御信号、はシフトクロック、はチャネル幅信
号、は#0チャネル幅制御信号、’は#0チャネル
幅制御反転信号、”は#1チャネル幅制御反転信号、
はフレームクロック、は制御信号送信クロック、
’は反転クロック、はパラレル信号、は上り制御
信号を示す。
【0045】図8の機能構成図と図9のタイムチャート
において、#0の機能装置が#0のチャネル幅制御信号
を受信すると共に、の反転’の間だけシフトレジ
スタBが動作するようになる。’が“LLV”のとき
は動作し、“HLV”のときは動作禁止になる。フレー
ムクロックで一斉に全機能装置データをロードし、
’が動作可能になるチャネルで上り制御信号を制御装
置Bへ送信する。
【0046】各機能装置全体のロードはフレームクロッ
クが“LLV”の時の反転クロック’の立ち上がり
で一斉に行われる(太枠の位置)。そしてチャネル幅制
御信号’(の反転)が入力され、直列シフトを行
う。“HLV”の時は直列シフト禁止状態になる。制御
装置からの下り制御信号(SD信号)を受け取るのと同
じチャネルで、各機能装置からの上りの信号(SCN信
号)を制御装置に送信している。
【0047】上記実施例1と実施例2ではチャネル設定
にチャネル先頭の固定ビットとチャネル幅分の設定とに
より、制御装置からのシリアル制御信号から各機能装置
毎の制御信号を取り出す方法について述べたが、この応
用例1としてチャネル先頭の固定ビットからチャネル幅
をカウントする方法と、応用例2として先頭チャネルの
使用チャネル幅から使用チャネル決定のカウントを行う
方法とを述べる。
【0048】応用例1の機能構成図を図10に示す。図
10において、31はカウンタA、32はカウンタB、33は
フリップフロップFF1、34はタイミング作成部、35は
シフトレジスタ、36はフリップフロップFF2、37はア
ンド回路ANDを示す。
【0049】カウンタBで、1フレーム内の先頭ビット
の“1”の数を数える。CK1は、各チャネルの先頭ビ
ットを取り込むためのクロックであり、1フレーム内の
カウンタBの値が決定後、クロックCK2でFF1にそ
の値を保持する。CK2は1フレーム毎にデータを設定
する。CK0はデータの各ビット毎のクロックで、この
クロックを基にカウンタAを動かす。(1フレーム分) タイミング作成部34は、カウンタAによる各ビット対応
のカウンタ値によりデータA,B・・を保持するタイミ
ング、先頭ビットを“L”に固定するタイミング、SC
Nのためのデータを送出するタイミング等を出力する。
そして、それぞれの出力はカウンタBの値により使用す
るチャネルの先頭ビットを“L”に変化させる。
【0050】例えば、フレーム内の先頭ビットが全て
“1”で送られてきている時には、チャネル0でデータ
を取り込むと共にチャネル0の先頭ビットのみ“L”に
マスクする。この時次段のカウンタでは、最初に制御装
置から送信した値より“−1”をカウントしその数値に
より使用チャネルを認識し、同時に先頭ビットを“L”
にマスクして次段へ送出する。
【0051】機能構成図のタイミング作成は例えばRO
M等を用いてアドレスに対するデータを設定しておくこ
とで可能である。以上の方法により、機能装置を順に接
続することによりそれぞれの装置個別に設定を行わなく
てもシリアルで送られる制御データのどのチャネルを使
用して制御信号の送受をするのかが決定される。
【0052】応用例2の機能構成図を図11に示す。図
11において、31はカウンタA、33はフリップフロップ
FF1、34はタイミング作成部、35はシフトレジスタ、
36はフリップフロップFF2、37はアンド回路AND、
38はオア回路ORを示す。
【0053】各フレームの先頭に使用チャネル決定の為
のチャネルを設け、電源投入後ある一定の時間は送受信
チャネルの位置を決定する為にデータの書き込み/読み
出しを禁止させておく。そして、その間にどのチャネル
を使用するかを決定する為に先頭チャネルのb0〜b7
を全て“0”が制御装置より送出され、機能装置#0に
入り、先頭チャネルのデータをシリアル−パラレル変換
してデータが揃った時点でFF−1にCK2で保持させ
る。
【0054】#0装置では全て“0”が保持され、それ
がタイミング作成するROMのアドレスになり、次の装
置には次のフレームの先頭チャネルに“1”のデータを
セットして送出し、#1装置で先頭チャネルのデータ
“1”を認識して次の装置にはその次のフレームの先頭
チャネルに“2”という具合に次段装置には入力されて
きたデータに1を加算して送出し、その値が各機能装置
のタイミング作成ROMのアドレスになり、どのチャネ
ルでFF2にデータを保持すればよいかを判断するよう
に設定する。
【0055】最大接続可能なフレーム数の時間が経過し
た後に各機能装置で認識したチャネルを使用して書き込
み/読み出しを行うことで個々の設定が要らずに制御信
号を送受信可能にする。
【0056】
【発明の効果】制御装置から複数の機能装置それぞれに
信号を伝送する場合の方法において、従来では、各機能
装置の使用チャネルを工注設定等により強制的に指定さ
せていたが、搭載条件や工注設定の誤設定なども考えら
れ、これらの手間を省くと同時に機能装置の増設などを
行う時にも容易に接続できるようになり、本発明の方法
が有効になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理構成図
【図2】 実施例1の機能構成図(下り制御例)
【図3】 実施例1の機能構成図(下り制御例)のタイ
ムチャート
【図4】 実施例1の機能構成図(上り制御例)
【図5】 実施例1の機能構成図(上り制御例)のタイ
ムチャート
【図6】 実施例2の機能構成図(下り制御例)
【図7】 実施例2の機能構成図(下り制御例)のタイ
ムチャート
【図8】 実施例2の機能構成図(上り制御例)
【図9】 実施例2の機能構成図(上り制御例)のタイ
ムチャート
【図10】 応用例1の機能構成図
【図11】 応用例2の機能構成図
【図12】 従来の全体の装置構成例
【図13】 下り/上りの制御データのフォーマット
【図14】 シリアル/パラレル変換機能図
【符号の説明】
1,11,21,41 制御装置 2,12,22,42 機能装置 3 シリアル−パラレル変換部 4 固定ビット検出部 5 制御情報送出部 6 ドライバーゲート部 7 ケーブル接続部 8 リセット信号 9,17,27 反転器 13,20,25,29,35 シフトレジスタ 14,15,16,19,23,26,28,33,36 フリップフロッ
プ 18 ドライバーゲート 24,37 アンド回路 31,32 カウンタ 34 タイミング作成部 38 オア回路 43 下り信号線 44 上り信号線 45 DIP−SW
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−296736(JP,A) 特開 平4−258099(JP,A) 特開 昭62−71344(JP,A) 特開 平8−18562(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/28 H04L 12/40 - 12/46 H04J 3/00 - 3/26

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一つの制御装置から複数の機能装置に対
    して制御信号を伝送する交換機のシステムにおいて、 制御装置から各機能装置にシリアル制御信号を送信し、
    各機能装置においてそれぞれ自チャネルの先頭のビット
    をそれぞれの機能装置の使用チャネル選択のための認識
    用信号として使用し、制御装置から送出される固定ビッ
    トを検出し、残りの7ビットを機能装置にアクセスする
    命令信号を載せたシリアル信号とし、パラレル信号に変
    換して命令信号を送出することにより、 固定ビットを検出した時だけパラレル信号に変換された
    信号をラッチしてパラレル信号として取り出し、該取り
    出された固定ビットを反転させて該機能装置へのシリア
    ル制御信号の挿入を停止すると共に、該反転信号により
    次チャネル以降のシリアル制御信号を次段機能装置へ送
    出することを特徴とする制御情報伝送方法。
  2. 【請求項2】 一つの制御装置から複数の機能装置に対
    して制御信号を伝送する交換機のシステムにおいて、 制御装置より複数の機能装置に制御信号を送信する制御
    信号線とは別にチャネル決定のための信号線と、各機能
    装置にチャネルシフト機能を設け、制御装置から各機能
    装置に共通のシフトクロックと同時に1チャネル幅分の
    信号を送信し、 第1の機能装置のフリップフロップでシフトクロックと
    チャネル幅信号を受信することによりチャネル幅信号を
    1チャネルシフトされた状態にし、該フリップフロップ
    の出力が次段装置へ送信され、段々と基準のチャネル幅
    分だけシフトしていき、 この信号が送信されてきた時のみ各機能装置のシフトレ
    ジスタのクロックを動作させ、そのチャネルの制御情報
    だけを保持させて制御信号の送出を行うことを特徴とす
    る制御情報伝送方法。
  3. 【請求項3】 前記交換機のシステムにおいて、 制御信号の各チャネルの先頭の固定ビットの数をカウン
    トしてどのチャネルのデータを取り込むかを判断し、各
    機能装置のカウンタで認識した値により各種タイミング
    を作成し、制御信号の送受を行うことを特徴とする請求
    項1記載の制御情報伝送方法。
  4. 【請求項4】 前記交換機のシステムにおいて、 各フレームの先頭に使用チャネル決定の為のチャネルを
    設け、制御信号の各フレームの先頭チャネルのデータに
    より使用チャネルを決定すると共に、次段には先頭チャ
    ネルに入力データに1を加算したデータを送信し、各機
    能装置のカウンタにより認識した値により各種タイミン
    グを作成し、制御信号の送受を行うことを特徴とする請
    求項2記載の制御情報伝送方法。
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