JP3350376B2 - 波形整形回路およびそれを用いる赤外線データ通信装置 - Google Patents

波形整形回路およびそれを用いる赤外線データ通信装置

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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L25/00Baseband systems
    • H04L25/02Details ; arrangements for supplying electrical power along data transmission lines
    • H04L25/06Dc level restoring means; Bias distortion correction ; Decision circuits providing symbol by symbol detection
    • H04L25/061Dc level restoring means; Bias distortion correction ; Decision circuits providing symbol by symbol detection providing hard decisions only; arrangements for tracking or suppressing unwanted low frequency components, e.g. removal of dc offset
    • H04L25/062Setting decision thresholds using feedforward techniques only

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力信号を予め定
める閾値でレベル弁別して、矩形波パルスに整形する波
形整形回路およびそれを用いて赤外線データ通信を行う
携帯情報端末などの装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は、典型的な従来技術の赤外線デー
タ受信回路1の概略的構成を示すブロック図である。こ
の赤外線データ受信回路1は、携帯情報端末などに搭載
され、IrDA(赤外線データ通信協議会)1.0の規
格に対応した赤外線データの受信に用いられる回路であ
る。
【0003】フォトダイオード2のカソード側には、電
源電圧Vccが印加されており、このフォトダイオード
2は、受光した赤外光の強度に対応した光電流をアノー
ドからプリアンプ3へ出力する。プリアンプ3は、前記
光電流を電流−電圧変換し、その出力は、結合コンデン
サ4を介して増幅回路5の非反転入力端子に入力されて
いる。この増幅回路5の反転入力端子は、結合コンデン
サ6を介して接地され、また前記非反転入力端子とこの
反転入力端子とは、それぞれプルアップ抵抗7,8によ
って、増幅回路5の所定の直流入力レベルに保持されて
いる。
【0004】増幅回路5からの信号電圧vsigは、波
形整形を行うコンパレータ11の反転入力端子に直接入
力されるとともに、第1段目のローパスフィルタ12に
入力される。ローパスフィルタ12の出力は、バッファ
13を介して、第2段目のローパスフィルタ14に入力
される。ローパスフィルタ14は、コンデンサ15を備
える積分回路などで実現され、これらのローパスフィル
タ12,14は、前記信号電圧vsigを積分して、そ
の平均値vavを求め、前記コンパレータ11の非反転
入力端子に閾値電圧vthとして出力する。コンパレー
タ11は、前記信号電圧vsigが閾値電圧vth以上
となると、出力端子16への出力信号voをローレベル
とする。
【0005】したがって、単位周期をTとすると、パル
スデューティが、たとえばT/4であるとき、前記閾値
電圧vthは、パルスのピーク値をvpとするとき、v
p/4となって、図8(a)→図8(b)…→図8
(e)で示されるように、信号電圧vsigが高くなる
程、該閾値電圧vthも上昇してゆく。こうして、該閾
値電圧vthでレベル弁別して作成される矩形波パルス
のパルス幅が、常にほぼ一定となるように構成されてい
る。
【0006】このように構成される赤外線データ受信回
路1において、通信限界距離を、たとえば1(m)とす
ると、その通信限界距離でのフォトダイオード2の出力
電流は、たとえば数百(nA)であるのに対して、近距
離通信時には、前記出力電流は、たとえば十数(mA)
であり、該赤外線データ受信回路1には、百(dB)近
いダイナミックレンジが要求されることになる。
【0007】また、フォトダイオード2は、赤外光が光
ファイバによって伝送される場合には、あまり高感度の
ものは必要なく、したがってパルスの立上がりおよび立
下がりが速やかであるのに対して、前記赤外光が空間伝
送される場合には、高感度のものが必要となり、強入力
時には、光電流の立下がりが遅くなり、テールを引くと
いう問題がある。すなわち、前記光電流波形が、中距離
通信時には図9(a)で示されるような波形であるのに
対して、近距離通信時には図9(b)で示されるように
なり、立下がりがなまってしまうという問題がある。
【0008】したがって、上述のように、入力される赤
外光の強度に拘らず、コンパレータ11の閾値電圧vt
hを増幅回路5からの信号電圧vsigの平均値vav
にしておくと、近距離通信時に、出力信号voのパルス
幅が実際のパルス幅よりもかなり大きくなってしまう。
このように、通信距離によって出力パルス幅に大きなば
らつきが出てしまうことになり、通信距離に制約が生じ
てしまうという問題がある。
【0009】この点、前記IrDA1.0方式では、最
大データ伝送速度は115(kbps)であり、かつ単
位周期をTとするとき、送信パルス幅は3T/16であ
るので、前記テールの影響によって、たとえば3倍以上
に拡がっても、送信パルスを再生することが可能であ
る。
【0010】しかしながら、図10で示すようなIrD
A1.1の規格では、最大データ伝送速度は4(Mbp
s)であり、4値PPM(Pulse Position Modulation
)が使用され、出力パルス幅に高い精度が要求され
る。したがって、上述の赤外線データ受信回路1は、適
用できないという問題がある。
【0011】また、他の従来技術の赤外線データ受信回
路21のブロック図を図11で示す。この赤外線データ
受信回路21は、前述の赤外線データ受信回路1に類似
し、対応する部分には同一の参照符号を付して、その説
明を省略する。この赤外線データ受信回路21では、増
幅回路5からの信号電圧vsigは、レベル検出回路2
2に入力され、そのピーク値vpが検出される。閾値電
圧発生回路23は、前記レベル検出回路22の検出結果
に対応して、前記ピーク値vpから所定電圧v1だけ低
いシフト値vsftを前記閾値電圧vthとして作成
し、コンパレータ11の非反転入力端子へ出力する。
【0012】したがって、前記閾値電圧vthは、ピー
ク値vpに対応して変動することになり、前記赤外線デ
ータ受信回路1のように、強入力時におけるテールの影
響を受けることなく、出力信号voのパルスを生成する
ことができる。
【0013】しかしながらこの図11で示す赤外線デー
タ受信回路21では、近距離通信時には、比較的正確な
パルスを再生することができるけれども、中長距離通信
時には、前記所定電圧v1を確保することができず、閾
値電圧vthを作成することができないという問題があ
る。
【0014】したがって、前述の赤外線データ受信回路
1,21の特徴点を生かした改良された構成として、図
12で示すような赤外線データ受信回路31が考えられ
る。なお、この赤外線データ受信回路31においても、
前述の赤外線データ受信回路1,21に類似し、対応す
る部分には同一の参照符号を付して示す。
【0015】この赤外線データ受信回路31では、増幅
回路5からの信号電圧vsigは、レベルシフト回路3
2において前記所定値v1、たとえば300(mV)だ
け低下された後、そのピーク値vpがピークホールド回
路33でサンプリングされ、さらにそのホールド結果
が、バッファ34を介してシフト値vsftとして比較
回路35に入力される。
【0016】また、前記信号電圧vsigは、第1のロ
ーパスフィルタ12およびバッファ13、ならびに第2
のローパスフィルタ14およびバッファ40を介して、
平均値vavとして、比較回路35に入力される。比較
回路35は、前記シフト値vsftと、平均値vavと
の高い方のレベルを閾値電圧vthとして、前記コンパ
レータ11の非反転入力端子へ出力する。
【0017】したがって、前記閾値電圧vthは、図1
3(a)、図13(b)、図13(c)で示すように、
信号電圧vsigが比較的低いときには、前記平均値v
avとなり、図13(d)、図13(e)で示すよう
に、該平均値vavがピーク値vpから前記所定値v1
だけ低下した値よりも小さくなる前記信号電圧vsig
が比較的高いときには、シフト値vsftとなる。
【0018】前記IrDA1.1方式では、前述のよう
にデータ伝送速度が4(Mbps)であり、前記図10
で示すように、単位周期T当りデューティが1/4であ
るので、パルス幅は、125(nsec)である。した
がって、前記平均値vavは、信号電圧vsigのピー
ク値vpの1/4となる。また、前記閾値電圧vth
が、この平均値vavからシフト値vsftに切換わる
値hは、前記v1=300(mV)であるとき、 h/4=300(mV) …(1) の関係を満たすようになる。
【0019】このようにして、閾値電圧vthを入力信
号レベルに対応させることで、前記図9(b)で示すよ
うなフォトダイオード2のテールによる影響を除去し
て、該閾値電圧vthで弁別されて整形されたパルスの
パルス幅をほぼ一定とすることができる。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】上述のような赤外線デ
ータ受信回路31では、所定の通信限界距離内で、赤外
線パルスのパルス幅をほぼ正確に再現することができる
けれども、このような赤外線データ受信回路31では、
前記ホールド用コンデンサ38と、ローパスフィルタ1
4に関連して設けられる積分用コンデンサ15とには、
充分な容量、たとえば200(pF)が必要であり、集
積回路化にあたって、そのような大面積のコンデンサを
多数形成することが障害となる。
【0021】本発明の目的は、簡単な構成で、レベル差
の大きいパルス入力に対して、正確にパルス幅を再現し
た波形を出力することができる波形整形回路およびそれ
を用いる赤外線データ通信装置を提供することである。
【0022】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る波
形整形回路は、入力信号のピーク値より予め定める値だ
け低い値に選ばれる第1の閾値と、前記入力信号の平均
値に選ばれる第2の閾値とのいずれか高い方で前記入力
信号をレベル弁別して波形整形を行う波形整形回路にお
いて、前記ピーク値を求めるピークホールド回路のホー
ルド用コンデンサおよび前記平均値を求める平均値演算
回路の積分用コンデンサを共通とし、ピークホールド回
路および平均値演算回路における前記コンデンサへの出
力段は、該コンデンサへ一方方向の電流のみを供給可能
とし、前記コンデンサに関連して、他方方向の電流を供
給する定電流源を並列に接続することを特徴とする。
【0023】上記の構成によれば、前記ピークホールド
回路および平均値演算回路における出力段を、ダイオー
ドやトランジスタなどの一方方向の電流のみを供給する
素子としてコンデンサに充電を行い、放電には、該コン
デンサに並列に設けた定電流源を使用することによっ
て、ピークホールドおよび平均値演算を行うためのコン
デンサの端子電圧を、前記ピーク値および平均値のいず
れか高い方の値とする。
【0024】したがって、2つの閾値を選択的に使用し
て、レベル差の大きいパルス入力に対して、正確なパル
ス幅の波形を再現することができる構成において、ピー
クホールド回路のホールド用コンデンサおよび平均値演
算回路の積分用コンデンサを共用可能とし、大形部品で
あるコンデンサおよび2つの閾値の比較回路を削減し、
構成を簡略化することができる。
【0025】また請求項2の発明に係る波形整形回路で
は、入力信号を増幅する増幅器が反転出力および非反転
出力を導出し、前記予め定める値だけ低い値を求めるレ
ベルシフト回路は、前記非反転出力をレベルシフトし、
レベルシフト回路の出力と前記反転出力との差分を分圧
抵抗で分圧して前記ピークホールド回路の入力とするこ
とを特徴とする。
【0026】上記の構成によれば、前記増幅器を差動増
幅器などの反転出力と非反転出力とを出力可能な構成と
し、ピークホールド回路へは非反転出力のレベルシフト
値と、反転出力との差分を分圧して与えることになる。
【0027】したがって、前記分圧されてピークホール
ド回路に入力されるピーク値を任意のレベルに設定する
ことができ、前記分圧抵抗の比をレベルシフト量および
入力信号のパルスのデューティなどに対応して適宜選択
することによって、前記第1の閾値をほぼ同じレベル、
たとえばパルスのピーク値と平均値との間で1:0.5
のレベルに設定することができ、整形して得られたパル
スのパルス幅の変動をさらに小さくすることができる。
【0028】さらにまた請求項3の発明に係る赤外線デ
ータ通信装置は、前記請求項1または2記載の波形整形
回路を備え、前記入力信号は、空間伝送された赤外光を
光電変換素子によって変換した信号であることを特徴と
する。
【0029】上記の構成によれば、赤外線データ通信装
置は、受光素子の特性に起因して、パルスの立下がり時
にテールを引く傾向があるのに対して、上述のように閾
値を選択することによって、伝送パルス波形を忠実に再
現することができる。また、空間伝送では、その伝送距
離によって受光レベルが大きく変化し、前記傾向が顕著
に現れる。
【0030】したがって、本発明は、赤外線データ通信
に好適に実施することができ、伝送速度および伝送距離
の範囲を大きくすることができる。
【0031】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態について、
図1〜図3に基づいて説明すれば以下のとおりである。
【0032】図1は、本発明の実施の一形態の赤外線デ
ータ受信回路51の概略的構成を示すブロック図であ
る。この赤外線データ受信回路51は、携帯情報端末な
どに搭載され、IrDA1.1の規格に対応した赤外線
データの受信回路である。
【0033】フォトダイオード52のカソード側には、
電源電圧Vccが印加されており、このフォトダイオー
ド52は、受光した赤外光の強度に対応した光電流をア
ノードからプリアンプ53へ出力する。プリアンプ53
は、前記光電流を電流−電圧変換し、その出力は、結合
コンデンサC1を介して増幅回路55の非反転入力端子
に入力されている。この増幅回路55の反転入力端子
は、結合コンデンサC2を介して接地され、また前記非
反転入力端子とこの反転入力端子とは、それぞれプルア
ップ抵抗R3,R4によって、増幅回路55の所定の直
流入力レベルに保持されている。
【0034】増幅回路55からの信号電圧Vsigは、
波形整形を行うコンパレータ61の反転入力端子に直接
入力されるとともに、レベルシフト回路62および第1
段目のローパスフィルタ63に入力される。レベルシフ
ト回路62は、前記信号電圧Vsigを、予め定めるレ
ベルV1、たとえば300(mV)だけ低下させて、そ
のシフト値V3を差動増幅器64の非反転入力端子に与
える。差動増幅器64の反転入力端子には、後述する閾
値電圧Vthが与えられており、この差動増幅器64
は、前記シフト値V3と、閾値電圧Vthとの差に対応
した出力を、ダイオードD2を介してコンデンサ66へ
出力する。
【0035】一方、前記ローパスフィルタ63からの出
力は、バッファ67および第2段目のローパスフィルタ
68を介して、このコンデンサ66に与えられている。
このコンデンサ66は、前記差動増幅器64およびダイ
オードD2とともにピークホールド回路を構成し、ホー
ルド用コンデンサとして機能するとともに、前記ローパ
スフィルタ68の積分用コンデンサとしても機能する。
【0036】したがって、コンデンサ66は、レベルシ
フト回路62および差動増幅器64で得られた前記信号
電圧Vsigのシフト値Vsftと、ローパスフィルタ
63,68によって得られた平均値Vavとの高い方の
値を、バッファ69を介して前記コンパレータ61の非
反転入力端子および差動増幅器64の反転入力端子へ、
閾値電圧Vthとして出力する。コンパレータ61は、
前記信号電圧Vsigが閾値電圧Vth以上である期間
だけローレベルとなる出力信号Voを、出力端子70へ
出力する。
【0037】図2は、図1の構成を具体的に示す電気回
路図である。前記増幅回路55は、大略的に、トランジ
スタQ1,Q2を備える第1段目の増幅回路71と、ト
ランジスタQ3,Q4を備える第2段目の増幅回路72
と、出力用のトランジスタQ5とを備えて構成されてい
る。トランジスタQ1,Q2のベースは前記結合コンデ
ンサC1,C2にそれぞれ接続され、エミッタは共通に
定電流源I1を介して接地レベルの電源ライン73に接
続され、コレクタは抵抗R5,R6をそれぞれ介して前
記電源電圧Vccの電源ライン74に接続されている。
トランジスタQ1,Q2のコレクタ間には、コンデンサ
C3が接続されている。したがって、結合コンデンサC
1からの入力信号V2が高くなる程、トランジスタQ
1,Q2のコレクタ電位は、それぞれ低下および上昇す
る。
【0038】前記トランジスタQ1,Q2のコレクタ
は、バッファ75,76をそれぞれ介して、トランジス
タQ4,Q3のベースに接続されている。トランジスタ
Q3,Q4のエミッタは、それぞれ定電流源I2,I3
を介して前記電源ライン73に接続されるとともに、抵
抗R9を介して相互に接続されている。また、トランジ
スタQ3,Q4のコレクタは、抵抗R7,R8およびダ
イオードD1を介して電源ライン74に接続されるとと
もに、コンデンサC4によって相互に接続されている。
トランジスタQ3のコレクタは、トランジスタQ5のベ
ースに接続されており、このトランジスタQ5のコレク
タは、前記電源ライン74に接続され、エミッタは、レ
ベルシフト回路62を構成する抵抗R10と定電流源I
4との直列回路を介して、前記電源ライン73に接続さ
れている。
【0039】したがって、前記トランジスタQ1,Q2
のコレクタ電位が低下および上昇すると、信号電圧Vs
igであるトランジスタQ5のエミッタ電位は上昇す
る。こうして、該増幅回路55は、入力信号V2の非反
転増幅出力を信号電圧Vsigとして出力する。
【0040】また、抵抗R10と定電流源I4との接続
点からは、差動増幅器64へシフト値V3が入力され
る。前記シフト値V3は、前記信号電圧Vsigから、
前記レベルV1(R10×I4)だけ低下した値とな
る。
【0041】差動増幅器64は、大略的に、カレントミ
ラー回路を構成する一対のトランジスタQ7,Q8と、
入力用のトランジスタQ9と、出力用のトランジスタQ
10〜Q12とを備えて構成されている。前記レベルシ
フト回路62からのシフト値V3はトランジスタQ9の
ベースに与えられており、このトランジスタQ9のコレ
クタはトランジスタQ7のコレクタおよびベースならび
にトランジスタQ8のベースに接続されている。トラン
ジスタQ7,Q8のエミッタは前記電源ライン74に接
続され、トランジスタQ8のコレクタは、前記トランジ
スタQ9と対を成すトランジスタQ10のコレクタに接
続されている。トランジスタQ9,Q10のエミッタ
は、定電流源I6を介して前記電源ライン73に接続さ
れる。
【0042】一方、前記電源ライン74,73間には、
定電流源I7と、ダイオードD3と、トランジスタQ1
2との直列回路が介在されており、定電流源I7とダイ
オードD3との接続点はトランジスタQ11のベースに
接続され、トランジスタQ12のベースは前記トランジ
スタQ9,Q10のエミッタと定電流源I6との接続点
に接続される。トランジスタQ11のコレクタは前記電
源ライン74に接続され、エミッタは前記トランジスタ
Q8,Q10のコレクタ間に接続される。トランジスタ
Q10のベースには、前記閾値電圧Vthが与えられて
いる。
【0043】したがって、前記シフト値V3が閾値電圧
Vth以上であるときには、トランジスタQ9のコレク
タ電流が増加し、これによって、トランジスタQ10の
コレクタ電流が減少するとともに、トランジスタQ7,
Q8のコレクタ電流が増加する。またトランジスタQ1
1のエミッタ電流も増加し、ダイオードD2は順方向バ
イアスとなって、これらトランジスタQ8のコレクタ電
流およびトランジスタQ11のエミッタ電流によって、
コンデンサ66は前記シフト値V3のパルスのピーク値
まで充電され、ホールド動作を行う。
【0044】これに対して、シフト値V3が閾値電圧V
thより小さくなると、トランジスタQ9,Q7,Q8
のコレクタ電流が減少し、トランジスタQ10のコレク
タ電流が増加し、該トランジスタQ10のコレクタ電圧
が低下する。このとき、トランジスタQ11,Q12、
ダイオードD3および定電流源I7の動作によって、該
トランジスタQ10は飽和することはない。これによっ
て、ダイオードD2は逆バイアスとなって、ピークホー
ルド動作は休止状態となる。
【0045】一方、ローパスフィルタ63は、抵抗R1
1と、小容量のコンデンサC5とを備えて構成されてお
り、このローパスフィルタ63の低インピーダンスの出
力は、バッファ67によって高インピーダンスに適合さ
れて、次段のローパスフィルタ68へ入力される。ロー
パスフィルタ68は、定電流源I8と、トランジスタQ
13,Q14の並列回路と、ダイオードD4,D5と
が、前記電源ライン74,73間に直列に接続されて構
成されており、バッファ67の出力はトランジスタQ1
3のベースに入力される。したがって、コンデンサC5
の端子電圧が高くなる程、トランジスタQ14のベース
電流が増加し、このベース電流はコンデンサ66に与え
られる。
【0046】前記コンデンサ66には、並列に放電用の
定電流源I9が接続されている。したがって、コンデン
サ66の端子電圧は、ローパスフィルタ68からの出力
を該コンデンサ66で平滑して得られる平均値Vav
と、差動増幅器64の出力をホールドして得られるシフ
ト値Vsftとの高い方の値となり、この端子電圧は、
バッファ69を介して前記コンパレータ61の非反転入
力端子に、閾値電圧Vthとして入力される。
【0047】前記コンデンサ66は、ピークホールド用
および積分用に充分な容量で、かつ集積回路内に内蔵可
能な容量である、たとえば200(pF)程度に選ばれ
る。ローパスフィルタ68の遮断周波数は、1(kH
z)程度に選ばれている。ローパスフィルタ63は、次
段のローパスフィルタ68のトランジスタQ13,Q1
4の応答速度に関連して設けられており、該トランジス
タQ13,Q14が高周波を通過させてしまうために設
けられるものであり、コンデンサC5の容量は、高周波
信号をバイパスすればよく、前述のように比較的小容量
とすることができる。
【0048】したがって、上述のように構成された赤外
線データ受信回路51では、各部の動作波形は、前記図
12と同様に、図3で示すようになる。すなわち、実線
で示す信号電圧Vsigが比較的低い長距離通信時に
は、図3(a)で示すように、レベルシフト回路62か
ら得られるシフト値V3は破線で示すようになり、得ら
れたシフト値Vsftよりもローパスフィルタ68によ
って得られた平均値Vavの方が高く、閾値電圧Vth
には平均値Vavが設定される。なお、この平均値Va
vの値は、前記IrDA1.1方式では、信号電圧Vs
igのパルスの波高値Hの1/4となる。
【0049】次に、通信距離が短くなって、信号電圧V
sigが上昇してゆくと、図3(b)で示すように、平
均値Vavと、シフト値Vsftとが一致し、さらに信
号電圧Vsigが大きい近距離通信時には、図3(c)
で示すように、前記シフト値Vsftが平均値Vavよ
りも高くなって、閾値電圧Vthにはシフト値Vsft
が設定される。
【0050】このように本発明に従う赤外線データ受信
回路51では、赤外光の受光レベルに対応して閾値電圧
Vthを平均値Vavとシフト値Vsftとの間で切換
え可能とし、パルス幅を正確に再現可能とするにあたっ
て、ローパスフィルタ68の出力段のトランジスタQ1
4およびピークホールド回路の出力段のダイオードD2
によって、いずれか高い方の出力電圧がコンデンサ66
に印加されるようにし、かつ放電用にはこのコンデンサ
66に並列に定電流源I9を設けるので、ピークホール
ド用と積分用とのコンデンサを共用することができ、前
記図12で示す赤外線データ受信回路31におけるコン
デンサ15または38と、比較回路35とを削減するこ
とができる。これによって、回路規模を縮小し、集積回
路化に好都合である。
【0051】本発明の実施の他の形態について、図4〜
図6に基づいて説明すれば以下のとおりである。
【0052】図4は本発明の実施の他の形態の赤外線デ
ータ受信回路81の概略的構成を示すブロック図であ
り、図5はその具体的構成を示す電気回路図である。な
お、これら図4および図5で示す構成は、それぞれ図1
および図2で示す構成に類似し、対応する部分には同一
の参照符号を付して、その説明を省略する。
【0053】注目すべきは、この赤外線データ受信回路
81では、プリアンプ53の出力が与えられる増幅回路
82は反転出力を備えており、これを利用して、差動増
幅器64には、非反転の前記信号電圧Vsigをレベル
シフト回路83で予め定めるレベルV11だけシフトし
た電圧V12と、前記反転出力の電圧V13との電位差
が抵抗R1,R2で分圧されて入力されることである。
すなわち、レベルシフト回路83内の抵抗R20は、前
述の抵抗R10の1/3に選ばれており、これによって
前記レベルV11は、R20×I4=100(mV)と
なる。
【0054】また、増幅回路82内にはトランジスタQ
6が設けられており、このトランジスタQ6は、前記ト
ランジスタQ5のベースがトランジスタQ3のコレクタ
側に接続されて非反転出力を導出するのに対して、ベー
スがトランジスタQ4のコレクタ側に接続されて反転出
力を導出する。このトランジスタQ6のコレクタは前記
電源ライン74に接続され、エミッタは定電流源I5を
介して電源ライン73に接続される。また、前記差動増
幅器64のトランジスタQ9のベースには、抵抗R20
と定電流源I4との接続点の電位と、前記トランジスタ
Q6のエミッタ電位との差が、抵抗R1,R2で、たと
えば1:2に分圧されて入力されている。
【0055】したがって、長距離通信時には、図6
(a)で示すように、実線で示す信号電圧Vsigに比
べて、破線で示すレベルシフト回路83の出力電圧V1
2のピーク値が低く、平均値Vav以下であるので、閾
値電圧Vthは平均値Vavに設定されている。
【0056】通信距離が小さくなってゆき、図6(b)
で示すように、信号電圧Vsigの波高値Hが 3H/4=V11=100(mV) …(2) の関係を満たすまでは、引続き閾値電圧Vthとして、
平均値Vavが設定される。さらに通信距離が小さくな
り、図6(c)で示すように、前記波高値Hが前記式2
の関係を満たすようになると、図6(c)で示すよう
に、実線で示す信号電圧Vsigに対して、レベルシフ
ト回路83の出力電圧V12は破線で示すようになり、
これに対して増幅回路82の反転出力は参照符V13で
示すようになり、これによって差動増幅器64の入力電
圧は参照符V14で示すようになる。
【0057】このように、差動増幅器64への入力電圧
V14のパルスのピーク値が信号電圧Vsigのパルス
の平均値Vavよりも大きい場合には、閾値電圧Vth
は、レベルシフト回路83の出力電圧V12と増幅回路
82の反転出力V13とを抵抗R1,R2で分圧して得
られた電圧Vdivに設定されるので、該閾値電圧Vt
hは、信号電圧Vsigのピーク値と平均値との間で、
前記分圧抵抗R1,R2で設定された所望とする分圧
比、たとえば前記R1:R2=1:2で1:0.5程度
に設定されることになり、特に中距離通信時に、コンパ
レータ61からの出力信号Voのパルス幅の変動をさら
に小さくすることができる。
【0058】
【発明の効果】請求項1の発明に係る波形整形回路は、
以上のように、入力信号のピーク値より予め定める値だ
け低い値に選ばれる第1の閾値と、前記入力信号の平均
値に選ばれる第2の閾値とのいずれか高い方で前記入力
信号をレベル弁別して波形整形を行う波形整形回路にお
いて、ピークホールド回路および平均値演算回路におけ
る出力段を、ダイオードやトランジスタなどの一方方向
の電流のみを供給する素子としてコンデンサに充電を行
い、放電には、該コンデンサに並列に設けた定電流源を
使用することによって、ピークホールドおよび平均値演
算を行うためのコンデンサの端子電圧を、前記ピーク値
および平均値のいずれか高い方の値とする。
【0059】それゆえ、2つの閾値を選択的に使用し
て、レベル差の大きいパルス入力に対して正確なパルス
幅の波形を再現することができる構成において、ピーク
ホールド回路のホールド用コンデンサおよび平均値演算
回路の積分用コンデンサを共用可能とし、大形部品であ
るコンデンサおよび2つの閾値の比較回路を削減し、構
成を簡略化することができる。
【0060】また請求項2の発明に係る波形整形回路で
は、以上のように、増幅器を反転出力と非反転出力とを
出力可能な構成とし、ピークホールド回路へは非反転出
力のレベルシフト値と、反転出力との差分を分圧して与
える。
【0061】それゆえ、分圧されてピークホールド回路
に入力されるピーク値を任意のレベルに設定することが
でき、前記分圧抵抗の比をレベルシフト量および入力信
号のパルスのデューティなどに対応して適宜選択するこ
とによって、前記第1の閾値をほぼ同じレベル、たとえ
ばパルスのピーク値と平均値との間で、1:0.5のレ
ベルに設定することができ、整形して得られたパルスの
パルス幅の変動をさらに小さくすることができる。
【0062】さらにまた請求項3の発明に係る赤外線デ
ータ通信装置は、以上のように、受光素子にはパルスの
立下がり時にテールを引く傾向があり、この傾向は伝送
距離によって受光レベルが大きく変化する空間伝送で顕
著に現れるのに対して、閾値を選択することで伝送パル
ス波形を忠実に再現する。
【0063】それゆえ、本発明は、赤外線データ通信に
好適に実施することができ、伝送速度および伝送距離の
範囲を大きくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態の赤外線データ受信回路
の概略的構成を示すブロック図である。
【図2】図1で示す赤外線データ受信回路の具体的構成
を示す電気回路図である。
【図3】図1および図2で示す赤外線データ受信回路の
動作を説明するための波形図である。
【図4】本発明の実施の他の形態の赤外線データ受信回
路の概略的構成を示すブロック図である。
【図5】図4で示す赤外線データ受信回路の具体的構成
を示す電気回路図である。
【図6】図4および図5で示す赤外線データ受信回路の
動作を説明するための波形図である。
【図7】典型的な従来技術の赤外線データ受信回路の概
略的構成を示すブロック図である。
【図8】図7で示す赤外線データ受信回路の動作を説明
するための波形図である。
【図9】フォトダイオードの出力電流波形を示す図であ
る。
【図10】IrDA1.1方式による変調波形を説明す
るための図である。
【図11】他の従来技術の赤外線データ受信回路の概略
的構成を示すブロック図である。
【図12】さらに他の従来技術の赤外線データ受信回路
の概略的構成を示すブロック図である。
【図13】図12で示す赤外線データ受信回路の動作を
説明するための波形図である。
【符号の説明】
51 赤外線データ受信回路 52 フォトダイオード(光電変換素子) 53 プリアンプ 55 増幅回路 61 コンパレータ 62 レベルシフト回路 63 ローパスフィルタ 64 差動増幅器(ピークホールド回路) 66 コンデンサ 68 ローパスフィルタ 81 赤外線データ受信回路 82 増幅回路 83 レベルシフト回路 D1〜D5 ダイオード I1〜I9 定電流源 R1,R2 分圧抵抗 R10,R20 抵抗(レベルシフト用) Q1〜Q14 トランジスタ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04B 10/28 H04L 25/02 303 25/03 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03K 5/08 H04L 25/02 303 H04L 25/03 H04B 10/14 H04B 10/26 H04B 10/28

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力信号のピーク値より予め定める値だけ
    低い値に選ばれる第1の閾値と、前記入力信号の平均値
    に選ばれる第2の閾値とのいずれか高い方で前記入力信
    号をレベル弁別して波形整形を行う波形整形回路におい
    て、 前記ピーク値を求めるピークホールド回路のホールド用
    コンデンサおよび前記平均値を求める平均値演算回路の
    積分用コンデンサを共通とし、ピークホールド回路およ
    び平均値演算回路における前記コンデンサへの出力段
    は、該コンデンサへ一方方向の電流のみを供給可能と
    し、 前記コンデンサに関連して、他方方向の電流を供給する
    定電流源を並列に接続することを特徴とする波形整形回
    路。
  2. 【請求項2】入力信号を増幅する増幅器が反転出力およ
    び非反転出力を導出し、 前記予め定める値だけ低い値を求めるレベルシフト回路
    は、前記非反転出力をレベルシフトし、 レベルシフト回路の出力と前記反転出力との差分を分圧
    抵抗で分圧して前記ピークホールド回路の入力とするこ
    とを特徴とする請求項1記載の波形整形回路。
  3. 【請求項3】前記請求項1または2記載の波形整形回路
    を備え、前記入力信号は、空間伝送された赤外光を光電
    変換素子によって変換した信号であることを特徴とする
    赤外線データ通信装置。
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