JP3348700B2 - エッチング装置 - Google Patents

エッチング装置

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JP3348700B2
JP3348700B2 JP23219099A JP23219099A JP3348700B2 JP 3348700 B2 JP3348700 B2 JP 3348700B2 JP 23219099 A JP23219099 A JP 23219099A JP 23219099 A JP23219099 A JP 23219099A JP 3348700 B2 JP3348700 B2 JP 3348700B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はエッチング装置に係
り、特に平面加工装置で裏面研削されたウェーハをエッ
チング後、自動でダイシング用のウェーハフレームにマ
ウントするエッチング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ICカードなどへの需要から半導
体素子は薄型化の要求が強まっている。このため、半導
体ウェーハは表面に所定の回路パターンを形成した後、
その裏面をバックグラインダ等の平面加工装置で研削し
て薄型化させている。
【0003】しかし、裏面研削することにより半導体ウ
ェーハの裏面には破砕層が形成され、この破砕層が半導
体ウェーハの強度を低下させる原因となる。このため、
裏面研削された半導体ウェーハは、裏面にエッチング処
理を施して破砕層を除去するようにしている。
【0004】ところで、前記のごとく裏面研削後、エッ
チング処理された半導体ウェーハは、その後、ダイシン
グ装置で個々の素子に分断されるが、この際、半導体ウ
ェーハは、ウェーハフレームにマウントされた状態でダ
イシング装置に供給される。そしてこの時、半導体ウェ
ーハは、裏面研削時に表面を保護するために貼り付けら
れた保護テープを剥離してからウェーハフレームにマウ
ントしている。
【0005】従来、この保護テープの剥離作業、及び、
ウェーハフレームへのウェーハのマウント作業は、オペ
レータが手作業で行っていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、裏面研削、エ
ッチング処理されて薄型化された半導体ウェーハは、取
り扱いが容易でなく、歩留りを低下させる大きな要因と
なっていた。
【0007】また、エッチング処理に際して使用される
薬液は劇薬であり、手作業による保護テープの剥離作
業、及び、ウェーハフレームへのウェーハのマウント作
業は、きわめて危険であった。
【0008】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、エッチング処理したウェーハを自動でウェーハ
フレームにマウントすることができるエッチング装置を
提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、処理槽内のエッチング位置と処理槽の上
方の貼着位置との間を昇降自在かつ回転自在なチャック
でウェーハの表面を吸着保持し、該チャックを前記処理
槽内のエッチング位置で回転させながら、前記ウェーハ
裏面にエッチング液を供給してエッチングするととも
に、エッチング後、該ウェーハを回転させながら、その
裏面に洗浄液を噴射して洗浄し、洗浄後、該ウェーハを
回転させながら、その裏面にエアを噴射して乾燥させる
エッチング部と、前記エッチング部にウェーハを供給す
るウェーハ供給部と、ウェーハフレーム受取位置でウェ
ーハフレームを受け取り、前記処理槽の上方に相対的に
移動し、前記エッチング部のチャックが前記エッチング
後のウェーハを吸着保持した状態で前記処理槽の上方の
貼着位置に移動することにより、裏面が前記ウェーハフ
レームの上面と同一面上に位置したエッチング後のウェ
ーハを前記ウェーハフレームと共に粘着シートに貼り付
けてウェーハをウェーハフレームにマウントし、ウェー
ハフレーム受取位置に復帰するマウント部と、前記ウェ
ーハフレーム受取位置に位置したマウント部にウェーハ
フレームを供給するウェーハフレーム供給部と、前記ウ
ェーハフレーム受取位置に復帰したマウント部からウェ
ーハフレームを回収するウェーハフレーム回収部と、か
らなることを特徴とする。
【0010】本発明によれば、まず、ウェーハ供給部に
よってエッチング部にウェーハが供給される。エッチン
グ部に供給されたウェーハは、昇降自在かつ回転自在な
チャックによって表面を吸着保持される。チャックに吸
着保持されたウェーハは、処理槽内で回転させられなが
ら、その裏面にエッチング液が供給されてエッチングさ
れる。エッチングが終了したウェーハは、処理層内で回
転させられながら、その裏面に洗浄液が噴射されて洗浄
され、洗浄後、処理層内で回転させられながら、その裏
面にエアが噴射されて乾燥される。ウェーハの洗浄、乾
燥が終了すると、ウェーハフレーム受取位置でウェーハ
フレーム供給部からウェーハフレームを受け取ったマウ
ント部が処理槽の上方に移動する。そして、この処理層
の上方に移動したマウント部に向けてチャックが上昇
し、ウェーハの裏面がウェーハフレームと共に粘着シー
トに貼り付けられ、これにより、ウェ−ハはウェ−ハフ
レ−ムにマウントされる。ウェーハがウェーハフレーム
にマウントされたマウント部は、ウェーハフレーム受取
位置に復帰し、このウェーハフレーム受取位置に復帰し
たマウント部からウェーハフレーム回収部がウェーハフ
レームを回収する。これにより、エッチング処理したウ
ェーハを自動でウェーハフレームにマウントすることが
できる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に従って本発明に
係るエッチング装置の好ましい実施の形態について詳説
する。
【0012】図1は、本発明に係るエッチング装置の第
1の実施の形態の全体構成を示す平面図である。同図に
示すように、エッチング装置10は、主としてウェーハ
供給部12、エッチング部14、マウント部16、ウェ
ーハフレーム供給部18及びウェーハフレーム回収部2
0から構成されている。
【0013】まず、ウェーハ供給部12の構成について
説明する。ウェーハ供給部12は、エッチング処理する
ウェーハWをエッチング部14に供給する。このウェー
ハ供給部12は、ウェーハカセット置台22、アライメ
ント装置24及びウェーハ搬送ロボット26から構成さ
れている。
【0014】ウェーハカセット置台22には、エッチン
グ処理するウェーハWが多数枚格納されたウェーハカセ
ット28がセットされる。
【0015】アライメント装置24は、エッチング部1
4に供給するウェーハWをアライメントする。このアラ
イメント装置24は、測定テーブル30とアライメント
センサ32とから構成されている。ウェーハWは測定テ
ーブル30に吸着保持されて回転し、その回転するウェ
ーハWに形成されたオリフラ又はノッチの位置と、ウェ
ーハWの中心位置とがアライメントセンサ32によって
検出される。そして、その検出結果に基づいてウェーハ
Wがアライメントされる。すなわち、まず、ウェーハW
に形成されたオリフラ又はノッチが所定方向に向くよう
に測定テーブル30が回転する。次いで、ウェーハWの
中心が、エッチング部のチャックテーブルの中心と一致
するようにウェーハ搬送ロボット26に搬送される。
【0016】ウェーハ搬送ロボット26は、ウェーハカ
セット28からアライメント装置24にウェーハWを搬
送するとともに、アライメント装置24からエッチング
部14にウェーハWを搬送する。このウェーハ搬送ロボ
ット26は、汎用の産業用ロボットであり、アーム34
と、そのアーム34の先端部に設けられた吸着パット3
6とから構成されている。アーム34は、第1アーム3
4Aと第2アーム34Bとから構成されており、第1ア
ーム34Aは、基端部を中心に旋回自在かつ上下動自在
に設けられている。また、第2アーム34Bは、第1ア
ーム34Aの先端部に旋回自在に設けられている。吸着
パッド36は、第2アーム34Bの先端部に回転自在に
設けられており、ウェーハWは、この吸着パッド36に
吸着保持されて搬送される。
【0017】前記のごとく構成されたウェーハ供給部1
2では、ウェーハ搬送ロボット26がウェーハカセット
置台22上にセットされたウェーハカセット28からウ
ェーハWを取り出し、アライメント装置24に搬送す
る。そして、アライメント装置24でアライメントした
のち、エッチング部14に供給する。
【0018】次に、エッチング部14の構成について説
明する。エッチング部14は、ウェーハWの裏面(回路
パターンが形成されている面の反対側の面)をエッチン
グ処理する。このエッチング部14は、処理槽40、チ
ャックテーブル42及び供給装置44から構成されてい
る。
【0019】処理槽40は円筒状に形成されており、こ
の処理槽40の内部にチャックテーブル42が設けられ
ている。チャックテーブル42は、円盤状に形成されて
おり、ウェーハ42の表面(回路パターンが形成されて
いる面)を真空吸着して保持する。このチャックテーブ
ル42は、図示しない回転手段に駆動されて回転すると
ともに、図示しない昇降手段に駆動されて上下方向に移
動する。一方、供給装置44は、アーム46と、そのア
ーム46の先端部に設けられたノズル48とから構成さ
れている。アーム46は、図示しない旋回手段に駆動さ
れて旋回し、ノズル48を供給位置(チャックテーブル
42の上方位置)と待機位置(チャックテーブル42の
上方から退避した位置(図1の位置))とに位置させる
と共に、この間を揺動運動する。このノズル48には、
配管を介して薬液供給手段50、洗浄液供給手段52及
びエア供給手段54が接続されており、薬液、洗浄液、
エアを選択的に供給できるように構成されている。
【0020】前記のごとく構成されたエッチング部14
では、次のようにウェーハWをエッチング処理する。
【0021】ウェーハ搬送ロボット26によってアライ
メント装置24からエッチング部14に搬送されたウェ
ーハWは、所定のウェーハ受取位置に位置したチャック
テーブル42上に載置される。この際、ウェーハWは、
その表面が下になるように、また、オリフラ又はノッチ
が所定方向に向くようにチャックテーブル42上に載置
される。
【0022】ウェーハWがチャックテーブル42上に載
置されると、チャックテーブル42はウェーハWを吸着
保持する。そして、所定量下降して所定のエッチング位
置(図2の位置)に位置する。
【0023】チャックテーブル42が、エッチング位置
に位置すると、アーム46が旋回して、ノズル48が待
機位置から供給位置に移動すると共に、この間を揺動す
る。そして、薬液供給手段50と回転手段が駆動され
る。これにより、回転するウェーハWの裏面に向けてア
ーム46が揺動しながらノズル48から薬液が均一に供
給され、ウェーハWの裏面がエッチングされる。
【0024】薬液の供給開始から所定時間が経過する
と、薬液供給手段50の駆動が停止される。次いで、洗
浄液供給手段52が駆動され、これにより、回転するウ
ェーハWの裏面にノズル48から洗浄液が噴射され、エ
ッチングされたウェーハWの裏面が洗浄される。
【0025】洗浄液の噴射開始から所定時間が経過する
と、洗浄液供給手段52の駆動が停止される。次いで、
エア供給手段54が駆動され、これにより、回転するウ
ェーハWの裏面にノズル48からエアが噴射され、洗浄
されたウェーハWの裏面が乾燥される。
【0026】エアの噴射開始から所定時間が経過する
と、エア供給手段54の駆動が停止される。そして、ア
ーム46が旋回してノズル48が待機位置に復帰すると
ともに、回転駆動手段の駆動が停止されてチャックテー
ブル42の回転が停止する。この停止位置は、ウェーハ
Wに形成されたオリフラ又はノッチが所定方向に向くよ
うに図示しない回転位置検出器で検出された位置に停止
する。これにより、ウェーハWのエッチング処理が終了
する。
【0027】次に、マウント部16の構成について説明
する。マウント部16は、エッチング処理されたウェー
ハWをダイシング用のウェーハフレームFにマウントと
する。すなわち、ダイシング用のウェーハフレームFに
ウェーハシートSを介してウェーハWをマウントする。
このマウント部16は、走行体60、ホルダ62、ウェ
ーハシート貼着装置64及びウェーハシート切断装置6
6から構成されている。
【0028】走行体60は、ガイドレール68、68上
にスライド自在に設けられており、図示しない送り装置
(例えば、送りネジ機構やシリンダ)に駆動されてガイ
ドレール68、68上を走行する。そして、所定のウェ
ーハフレーム受取位置と前記処理槽40の上方に設定さ
れたマウント位置との間を往復移動する。ホルダ62
は、この走行体60上に設けられており、ウェーハフレ
ームFを保持する。
【0029】ウェーハシート貼着装置64とウェーハシ
ート切断装置66とは、走行体60上に設けられてい
る。ウェーハシート貼着装置64は、図2に示すよう
に、帯状のウェーハシートSが巻回されたウェーハシー
ト供給ローラ70と、そのウェーハシート供給ローラ7
0から繰り出されたウェーハシートSを巻き取るウェー
ハシート巻取ローラ72と、ウェーハシートSをウェー
ハWとウェーハフレームFの上面に押し付けて貼着する
ウェーハシート押圧ローラ74とから構成されている。
一方、ウェーハシート切断装置66は、回転及び上下動
自在な切断アーム76と、その切断アーム76の先端部
に設けられた切断刃78とから構成されている。
【0030】前記のごとく構成されたマウント部16で
は、次のようにしてウェーハWをマウントする。
【0031】前記エッチング部14でウェーハWのエッ
チング処理が終了すると、後述するウェーハフレーム供
給部18からウェーハフレーム受取位置に位置したマウ
ント部16にウェーハフレームFが供給され、ホルダ6
2上に載置される。
【0032】ホルダ62上にウェーハフレームFが載置
されると、走行体60がマウント位置に移動する。この
状態において、ホルダ62に保持されたウェーハフレー
ムFは、チャックテーブル42に保持されたウェーハW
の中心と一致する。
【0033】次に、チャックテーブル42が上昇し、所
定の貼着位置に移動する。この状態において、ウェーハ
Wの裏面(上面)は、ウェーハフレームFの上面と同一
面上に位置する。
【0034】次に、ウェーハシート押圧ローラ74が所
定量下降して、ウェーハフレームFにウェーハシートS
を押し付ける。そして、ウェーハフレームFの上面に沿
って走行し、ウェーハWとウェーハフレームFの上面に
ウェーハシートSを貼着する。
【0035】次に、切断アーム76が所定量下降して切
断刃78の先端部をウェーハフレームFの上面に押し当
て、回転する。これにより、ウェーハフレームFに貼着
されたウェーハシートSの余分な外周部が切断刃78に
よって切り抜かれる。
【0036】ウェーハシートSが切り抜かれると、切断
アーム76が所定量上昇する。また、ウェーハシート押
圧ローラ74が元の位置に復帰する。そして、ウェーハ
シート巻取ローラ72が駆動されて、切り抜かれた余分
なウェーハシートSがウェーハシート巻取ローラ72に
巻き取られる。また、チャックテーブル42は、ウェー
ハWの吸着を解除したのち、所定量下降して所定の待機
位置に移動する。
【0037】以上一連の工程でウェーハWのマウント処
理が終了する。マウント処理の終了後、走行体60は、
ウェーハフレーム受取位置に復帰する。
【0038】次に、ウェーハフレーム供給部18の構成
について説明する。ウェーハフレーム供給部18は、ウ
ェーハフレームFをウェーハフレーム受取位置に位置し
たマウント部16のホルダ62にウェーハフレームFを
供給する。このウェーハフレーム供給部18は、ウェー
ハフレームストッカ80とウェーハフレーム供給ロボッ
ト(不図示)とから構成されている。ウェーハフレーム
ストッカ80は、ウェーハフレームFを複数枚積層した
状態で収納し、このウェーハフレームストッカ80に収
納されたウェーハフレームFを図示しないウェーハフレ
ーム供給ロボットがウェーハフレーム受取位置に位置し
たマウント部16のホルダ62上に搬送する。
【0039】次に、ウェーハフレーム回収部20の構成
について説明する。ウェーハフレーム回収部20は、ウ
ェーハWのマウント後、ウェーハフレーム受取位置に復
帰したマウント部16のホルダ62からウェーハフレー
ムFを回収する。このウェーハフレーム回収部20は、
ウェーハフレームカセット置台82とウェーハフレーム
回収ロボット84とから構成されている。
【0040】ウェーハフレームカセット置台82には、
ウェーハWがマウントされたウェーハフレームFを多数
枚格納することができるウェーハフレームカセット86
がセットされる。
【0041】ウェーハフレーム回収ロボット84は、ウ
ェーハフレーム受取位置に復帰したマウント部16のホ
ルダ62からウェーハフレームFを取り上げ、ウェーハ
フレームカセット置台82上にセットされたウェーハフ
レームカセット86に収納する。このウェーハフレーム
回収ロボット84は、汎用の産業用ロボットであり、ア
ーム88と、そのアーム88に先端部に設けられた図示
しないクランパとから構成されている。アーム88は、
第1アーム88Aと第2アーム88Bとから構成されて
おり、第1アーム88Aは、基端部を中心に旋回自在か
つ上下動自在に設けられている。また、第2アーム88
Bは、第1アーム88Aの先端部に旋回自在に設けられ
ている。クランパは、第2アーム88Bの先端部に設け
られており、ウェーハフレームFは、このクランパに把
持されて搬送される。
【0042】前記のごとく構成された第1の実施の形態
のエッチング装置10の作用は次の通りである。
【0043】まず、オペレータは、エッチング処理する
ウェーハWが多数枚格納されたウェーハカセット28を
ウェーハカセット置台22上にセットする。次いで、ウ
ェーハフレームストッカ80にウェーハフレームFをセ
ットする。次いで、空のウェーハフレームカセット86
をウェーハフレームカセット置台82上にセットする。
そして、以上の設定の完了後、装置を稼働させる。
【0044】まず、ウェーハ搬送ロボット26が、ウェ
ーハカセット28からウェーハWを取り出す。そして、
その取り出したウェーハWをアライメント装置24の測
定テーブル30上に搬送する。アライメント装置24
は、その搬送されたウェーハをアライメントする。アラ
イメント完了後、ウェーハ搬送ロボット26は、測定テ
ーブル30からウェーハWを取り上げ、エッチング部1
4に搬送する。
【0045】ウェーハ搬送ロボット26によってエッチ
ング部14に搬送されたウェーハWは、所定のウェーハ
受取位置に位置したチャックテーブル42上に載置され
る。この際、ウェーハWは、その表面側が下になるよう
に、また、オリフラ又はノッチが所定方向に向くように
チャックテーブル42上に載置される。
【0046】ウェーハWがチャックテーブル42上に載
置されると、チャックテーブル42は、そのウェーハW
を吸着保持する。そして、所定量下降してエッチング位
置に位置する。
【0047】チャックテーブル42がエッチング位置に
位置すると、エッチング処理が開始される。すなわち、
まず、アーム46が旋回して、ノズル48が待機位置か
ら供給位置に揺動する。そして、薬液供給手段50が駆
動されて、チャックテーブル42上のウェーハWに薬液
が供給される。また、これと同時に回転手段が駆動され
てチャックテーブル42が回転する。これにより、回転
するウェーハWの裏面(上側の面)に薬液が噴射され
て、ウェーハWの裏面がエッチングされる。エッチング
が終了すると、薬液供給手段50の駆動が停止され、次
いで、洗浄液供給手段52が駆動される。これにより、
回転するウェーハWの裏面にノズル48から洗浄液が噴
射されて、エッチングされたウェーハWの裏面が洗浄さ
れる。また、洗浄が完了すると、洗浄液供給手段52の
駆動が停止され、次いで、エア供給手段54が駆動され
る。これにより、回転するウェーハWの裏面にノズル4
8からエアが噴射され、洗浄されたウェーハWの裏面が
乾燥される。そして、乾燥が完了すると、エア供給手段
54の駆動が停止される。エア供給手段54の駆動停止
後、アーム46が旋回してノズル48が待機位置に復帰
する。これと同時に、回転駆動手段の駆動が停止されて
チャックテーブル42の回転が停止する。これにより、
エッチング処理が完了する。
【0048】一方、エッチング処理が完了すると、ウェ
ーハフレーム供給部18のウェーハフレーム供給ロボッ
ト(不図示)がウェーハフレームストッカ80からウェ
ーハフレームFを取り出し、ウェーハフレーム受取位置
に位置したマウント部16のホルダ62上に載置する。
そして、図2に二点破線で示すように、走行体60がマ
ウント位置、すなわち、処理槽40の上方に移動する。
【0049】走行体60がマウント位置に移動すると、
チャックテーブル42が上昇し、所定の貼着位置に移動
する。これにより、ウェーハWの裏面(上面)が、ウェ
ーハフレームFの上面と同一面上に位置する。そして、
このウェーハWとウェーハフレームFの上面にウェーハ
シートSが貼着される。すなわち、ウェーハシート押圧
ローラ74が所定量下降して、ウェーハフレームFにウ
ェーハシートSを押し付けるとともに、ウェーハフレー
ムFの上面に沿って走行し、ウェーハWとウェーハフレ
ームFの上面にウェーハシートSを貼着する。ウェーハ
シートSの貼着後、切断アーム76が所定量下降し、回
転して、その先端部に設けられた切断刃78によって、
ウェーハフレームFに貼着されたウェーハシートSの余
分な外周部が切り抜かれる。この後、切断アーム76は
所定量上昇し、元の位置に復帰する。また、ウェーハシ
ート押圧ローラ74も元の位置に復帰し、切り抜かれた
余分なウェーハシートSがウェーハシート巻取ローラ7
2に巻き取られる。一方、チャックテーブル42は、ウ
ェーハWの吸着を解除したのち、所定量下降して所定の
待機位置に移動する。これにより、ウェーハWがウェー
ハフレームFにマウントされる。
【0050】ウェーハWがウェーハフレームFにマウン
トされると、走行体60はウェーハフレーム受取位置に
復帰する。そして、このウェーハフレーム受取位置に復
帰したマウント部16のホルダ62からウェーハフレー
ム回収ロボット84がウェーハフレームFを取り上げ、
ウェーハフレームカセット置台82上にセットされたウ
ェーハフレームカセット86に収納する。
【0051】以上一連の工程で1枚のウェーハWの処理
が完了する。以下同様の手順で、ウェーハカセット28
に格納されているウェーハWを順次処理してゆく。
【0052】このように、本実施の形態のエッチング装
置10によれば、ウェーハカセット28に格納されてい
るウェーハWを自動でエッチング処理し、ウェーハフレ
ームFに自動でマウントして、ウェーハフレームカセッ
ト86に収納することができる。これにより、工数を大
幅に削減することができる。また、エッチングされた超
極薄のウェーハWはハンドリングが極めて困難である
が、エッチング部14でウェーハWをマウント処理する
ことにより、ハンドリングを容易に行うことができ、歩
留りを向上することができる。さらに、処理を完全に自
動化することにより、オペレータが危険にさらされるこ
ともない。
【0053】図3は、本発明に係るエッチング装置の第
2の実施の形態の全体構成を示す平面図である。
【0054】上述した第1の実施の形態のエッチング装
置10は、ウェーハWのマウント後、ウェーハフレーム
Fをそのままウェーハフレームカセットに収納するよう
にしている。しかし、エッチング処理されたウェーハW
の表面には、保護テープTが貼着されており、次のダイ
シング工程の前に、この保護テープTをウェーハWから
剥離除去しておく必要がある。第2の実施の形態のエッ
チング装置100は、ウェーハフレームFにマウントさ
れたウェーハWから保護テープTを剥離除去し、洗浄し
たのち、ウェーハフレームカセットに収納する。
【0055】なお、ウェーハフレーム回収部以外の構成
は、上述した第1の実施の形態のエッチング装置10と
同じなので、以下の説明では、このウェーハフレーム回
収部の構成についてのみ説明し、上述した第1の実施の
形態のエッチング装置10と同じ構成部材には同一符号
を付して、その説明を省略する。
【0056】第2の実施の形態のエッチング装置100
のウェーハフレーム回収部は、保護テープ剥離装置10
2、洗浄装置104、ウェーハフレーム置台106、第
1ウェーハフレーム搬送ロボット108及び第2ウェー
ハフレーム搬送ロボット110から構成されている。
【0057】保護テープ剥離装置102は、ウェーハフ
レームFにマウントされたウェーハWの表面から保護テ
ープTを剥離する。この保護テープ剥離装置102は、
UV照射ユニット112と保護テープ剥離ユニット11
4とから構成されている。UV照射ユニット112は、
所定のUV照射位置に搬送されたウェーハWの表面をエ
アブローで乾燥させたのち、UV光(紫外線光)を照射
する。ここで、ウェーハWの表面に貼着されている保護
テープTは、UV光を照射することにより、その粘着剤
が硬化する。これにより、保護テープTは、ウェーハW
の表面から容易に剥離できるようになる。一方、保護テ
ープ剥離ユニット114は、ウェーハWの表面に貼着さ
れている保護テープTを剥離する。この保護テープ剥離
ユニット114は、図4に示すように、粘着テープ供給
ローラ116から接着面を下側にして繰り出された粘着
テープ118を粘着テープ押圧ローラ120によってウ
ェーハWの表面に貼り付け、粘着テープ巻取ローラ12
2で巻き取ることにより、ウェーハWの表面から保護テ
ープTを剥離する。
【0058】洗浄装置104は、保護テープTが剥離さ
れたウェーハWの表面をジェットスクラブ洗浄する。す
なわち、ウェーハWを洗浄槽内に設置されたターンテー
ブル上で吸着保持し、回転させながら洗浄液を噴射して
リンス洗浄する。次いで、回転するウェーハWの表面に
回転するブラシを押し当ててスクラブ洗浄し、その後、
ウェーハWを回転させながら洗浄液を低圧で噴射して低
圧ジェット洗浄する。次いで、ウェーハWを回転させな
がら洗浄液を噴射してリンス洗浄し、最後にウェーハW
を回転させながらエアを噴射してスピン乾燥させる。
【0059】ウェーハフレーム置台106には、ウェー
ハWがマウントされたウェーハフレームFを多数枚格納
することができるウェーハフレームカセット124がセ
ットされる。
【0060】第1ウェーハフレーム搬送ロボット108
は、ウェーハフレーム受取位置に位置したマウント部1
6のホルダ62からウェーハフレームFを取り上げ、反
転させたのち、UV照射ユニット112に搬送する。ま
た、UV照射ユニット112から保護テープ剥離ユニッ
ト114にウェーハフレームFを搬送する。この第1ウ
ェーハフレーム搬送ロボット108は、汎用の産業用ロ
ボットであり、アーム126と、そのアーム126に先
端部に設けられた図示しないクランパとから構成されて
いる。アーム126は、第1アーム126A、第2アー
ム126B及び第3アーム126Cから構成されてお
り、第1アーム126Aは、基端部を中心に旋回自在か
つ上下動自在に設けられている。また、第2アーム12
6Bは、第1アーム126Aの先端部に旋回自在に設け
られており、第3アーム126Cは、第2アーム126
Bの先端部に旋回自在に設けられている。クランパは、
第3アーム126Cの先端部に設けられており、第3ア
ーム126Cの軸回りに回転自在に設けられている。ウ
ェーハフレームFは、このクランパに把持されて搬送さ
れ、このクランプが第3アーム126Cの軸回りに半回
転することにより、上下が反転される。
【0061】第2ウェーハフレーム搬送ロボット110
は、保護テープ剥離ユニット114から洗浄装置104
にウェーハフレームFを搬送するとともに、洗浄装置1
04からウェーハフレームFを回収し、ウェーハフレー
ム置台106上にセットされたウェーハフレームカセッ
ト124にウェーハフレームFを収納する。この第2ウ
ェーハフレーム搬送ロボット110は、前記第1ウェー
ハフレーム搬送ロボット108と同様に汎用の産業用ロ
ボットであり、アーム128と、そのアーム128に先
端部に設けられた図示しないクランパとから構成されて
いる。アーム128は、第1アーム128A、第2アー
ム128B及び第3アーム128Cから構成されてお
り、第1アーム128Aは、基端部を中心に旋回自在か
つ上下動自在に設けられている。また、第2アーム12
8Bは、第1アーム128Aの先端部に旋回自在に設け
られており、第3アーム128Cは、第2アーム128
Bの先端部に旋回自在に設けられている。クランパは、
第3アーム128Cの先端部に設けられており、ウェー
ハフレームFは、このクランパに把持されて搬送され
る。
【0062】前記のごとく構成された第2の実施の形態
のエッチング装置の作用は次のとおりである。なお、マ
ウント工程までは、上述した第1の実施の形態のエッチ
ング装置10と同じなので、ここではマウント後の工程
についてのみ説明する。
【0063】ウェーハWがウェーハフレームFにマウン
トされ、マウント部16がウェーハフレーム受取位置に
復帰すると、第1ウェーハフレーム搬送ロボット108
が、そのマウント部16のホルダ62からウェーハフレ
ームFを取り上げる。そして、ウェーハフレームFの上
下を反転させたのち、UV照射ユニット112のUV照
射位置に搬送する。
【0064】ウェーハフレームFがUV照射位置に搬送
されると、UV照射ユニット112は、まず、エアブロ
ーしてウェーハFの表面を乾燥させる。次いで、UV光
を照射する。そして、UV照射が終了すると、第1ウェ
ーハフレーム搬送ロボット108が、ウェーハフレーム
Fを保護テープ剥離ユニット114に搬送する。保護テ
ープ剥離ユニット114は、搬送されたウェーハフレー
ムFにマウントされているウェーハWの表面から保護テ
ープTを剥離する。
【0065】ウェーハWの表面から保護テープTが剥離
されると、第2ウェーハフレーム搬送ロボット110が
ウェーハフレームFを洗浄装置104に搬送する。洗浄
装置104は、その搬送されたウェーハフレームFにマ
ウントされているウェーハWの表面をジェットスクラブ
洗浄する。
【0066】洗浄が完了し、ウェーハWが乾燥される
と、第2ウェーハフレーム搬送ロボット110が洗浄装
置104からウェーハフレームFを回収し、ウェーハフ
レーム置台106にセットされているウェーハフレーム
カセット124に収納する。
【0067】このように本実施の形態のエッチング装置
100によれば、エッチング処理したウェーハWをウェ
ーハフレームFにマウント後、ウェーハWの表面から保
護テープTを剥離したのち、ウェーハフレームカセット
124に収納する。これにより、ウェーハWをウェーハ
フレームFにマウントした後、別途、他の装置で保護テ
ープTを剥離する必要がなくなり、更に工数を削減する
ことができる。
【0068】また、本実施の形態のエッチング装置10
0では、保護テープTを剥離した後、洗浄装置104で
ウェーハWの表面を洗浄するようにしているので、パタ
ーン面の汚染を除去することができる。
【0069】なお、洗浄装置104は設けずに、保護テ
ープ剥離後、そのままウェーハフレームカセット124
に収納するように構成してもよい。
【0070】また、本実施の形態では、マウント部16
からUV照射ユニット112へのウェーハフレームFの
搬送と、UV照射ユニット112から保護テープ剥離ユ
ニット114へのウェーハフレームFの搬送を同じ第1
ウェーハフレーム搬送ロボット108によって行ってい
るが、それぞれ個別に設置した搬送ロボットで搬送する
ようにしてもよい。また、保護テープ剥離ユニット11
4から洗浄装置104へのウェーハフレームFの搬送
と、洗浄装置104からウェーハフレームカセット12
4へのウェーハフレームFの搬送を同じ第2ウェーハフ
レーム搬送ロボット110によって行っているが、それ
ぞれ個別に設置した搬送ロボットで搬送するようにして
もよい。また、ロボットに限らず、他の搬送手段を用い
て搬送するようにしてもよい。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ウェーハを自動でエッチング処理し、そのエッチング処
理されたウェーハを自動でウェーハフレームにマウント
することができる。これにより、極薄化されたウェーハ
のハンドリング性が向上し、歩留りを向上できるととも
に、工数を大幅に削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るエッチング装置の第1の実施の形
態の全体構成を示す平面図
【図2】エッチング部とマウント部の構成を示す側面図
【図3】本発明に係るエッチング装置の第2の実施の形
態の全体構成を示す平面図
【図4】保護テープ剥離ユニットの構成を示す側面図
【符号の説明】
10…エッチング装置、12…ウェーハ供給部、14…
エッチング部、16…マウント部、18…ウェーハフレ
ーム供給部、20…ウェーハフレーム回収部、24…ア
ライメント装置、26…ウェーハ搬送ロボット、28…
ウェーハカセット、40…処理槽、42…チャックテー
ブル、44…供給装置、60…走行体、62…ホルダ、
64…ウェーハシート貼着装置、66…ウェーハシート
切断装置、68…ガイドレール、80…ウェーハフレー
ムストッカ、84…ウェーハフレーム回収ロボット、8
6…ウェーハフレームカセット、100…エッチング装
置、102…保護テープ剥離装置、104…洗浄装置、
106…ウェーハフレーム置台、108…第1ウェーハ
フレーム搬送ロボット、110…第2ウェーハフレーム
搬送ロボット、112…UV照射ユニット、114…保
護テープ剥離ユニット、124…ウェーハフレームカセ
ット、F…ウェーハフレーム、S…ウェーハシート、T
…保護テープ、W…ウェーハ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/306 H01L 21/301

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理槽内のエッチング位置と処理槽の上
    方の貼着位置との間を昇降自在かつ回転自在なチャック
    でウェーハの表面を吸着保持し、該チャックを前記処理
    槽内のエッチング位置で回転させながら、前記ウェーハ
    裏面にエッチング液を供給してエッチングするととも
    に、エッチング後、該ウェーハを回転させながら、その
    裏面に洗浄液を噴射して洗浄し、洗浄後、該ウェーハを
    回転させながら、その裏面にエアを噴射して乾燥させる
    エッチング部と、 前記エッチング部にウェーハを供給するウェーハ供給部
    と、 ウェーハフレーム受取位置でウェーハフレームを受け取
    り、前記処理槽の上方に相対的に移動し、前記エッチン
    グ部のチャックが前記エッチング後のウェーハを吸着保
    持した状態で前記処理槽の上方の貼着位置に移動するこ
    とにより、裏面が前記ウェーハフレームの上面と同一面
    上に位置したエッチング後のウェーハを前記ウェーハフ
    レームと共に粘着シートに貼り付けてウェーハをウェー
    ハフレームにマウントし、ウェーハフレーム受取位置に
    復帰するマウント部と、 前記ウェーハフレーム受取位置に位置したマウント部に
    ウェーハフレームを供給するウェーハフレーム供給部
    と、 前記ウェーハフレーム受取位置に復帰したマウント部か
    らウェーハフレームを回収するウェーハフレーム回収部
    と、 からなることを特徴とするエッチング装置。
  2. 【請求項2】 前記ウェーハ供給部は、 ウェーハが複数枚格納されたウェーハカセットが設置さ
    れるウェーハカセット置台と、 前記ウェーハカセット置台に設置されたウェーハカセッ
    トからウェーハを取り出し、前記エッチング部に供給す
    るウェーハ搬送手段と、 からなることを特徴とする請求項1記載のエッチング装
    置。
  3. 【請求項3】 前記ウェーハ供給部は、ウェーハをアラ
    イメントするアライメント手段を有し、前記ウェーハ搬
    送手段は、前記ウェーハカセットから取り出したウェー
    ハを前記アライメント手段に搬送し、該アライメント手
    段でアライメントされたウェーハを前記エッチング部に
    供給することを特徴とする請求項2記載のエッチング装
    置。
  4. 【請求項4】 前記ウェーハフレーム回収部は、 ウェーハフレームが複数枚格納されるウェーハフレーム
    カセットが設置されるウェーハフレームカセット置台
    と、 前記ウェーハフレーム受取位置に復帰したマウント部か
    らウェーハフレームを回収し、ウェーハフレームカセッ
    ト置台に設置されたウェーハフレームカセットに収納す
    るウェーハフレーム搬送手段と、 からなることを特徴とする請求項1、2又は3記載のエ
    ッチング装置。
  5. 【請求項5】 前記ウェーハフレーム回収部は、 前記ウェーハフレームにマウントされたウェーハの表面
    に貼り付けられている保護テープを剥離除去する保護テ
    ープ剥離手段と、 ウェーハフレームが複数枚格納されるウェーハフレーム
    カセットが設置されるウェーハフレームカセット置台
    と、 前記ウェーハフレーム受取位置に復帰したマウント部か
    らウェーハフレームを回収し、前記保護テープ剥離手段
    に搬送する第1ウェーハフレーム搬送手段と、 前記保護テープ剥離手段でウェーハの表面から保護テー
    プが剥離除去されたウェーハフレームをウェーハフレー
    ムカセット置台に設置されたウェーハフレームカセット
    に収納する第2ウェーハフレーム搬送手段と、 からなることを特徴とする請求項1、2又は3記載のエ
    ッチング装置。
  6. 【請求項6】 前記ウェーハフレーム回収部は、 前記ウェーハフレームにマウントされたウェーハの表面
    に貼り付けられている保護テープを剥離除去する保護テ
    ープ剥離手段と、 保護テープが剥離されたウェーハの表面を洗浄するウェ
    ーハ洗浄手段と、 ウェーハフレームが複数枚格納されるウェーハフレーム
    カセットが設置されるウェーハフレームカセット置台
    と、 前記ウェーハフレーム受取位置に復帰したマウント部か
    らウェーハフレームを回収し、前記保護テープ剥離手段
    に搬送する第1ウェーハフレーム搬送手段と、 前記保護テープ剥離手段でウェーハの表面から保護テー
    プが剥離除去されたウェーハフレームを前記ウェーハ洗
    浄手段に搬送する第2ウェーハフレーム搬送手段と、 前記ウェーハ洗浄手段でウェーハの表面が洗浄されウェ
    ーハフレームをウェーハフレームカセット置台に設置さ
    れたウェーハフレームカセットに収納する第3ウェーハ
    フレーム搬送手段と、 からなることを特徴とする請求項1、2又は3記載のエ
    ッチング装置。
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