JP3340479B2 - 感光体駆動装置 - Google Patents

感光体駆動装置

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JP3340479B2
JP3340479B2 JP29595992A JP29595992A JP3340479B2 JP 3340479 B2 JP3340479 B2 JP 3340479B2 JP 29595992 A JP29595992 A JP 29595992A JP 29595992 A JP29595992 A JP 29595992A JP 3340479 B2 JP3340479 B2 JP 3340479B2
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  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Cleaning In Electrography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機,プリンタ等静
電記録方式を使用した機器に適用される感光体駆動装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は静電式記録装置の一般的構成を示
したものである。1は駆動ローラ、2は従動ローラ、3
はテンションローラ、4は、駆動ローラ1,従動ローラ
2およびテンションローラ3によって張設され、矢印方
向に循環移動する感光体である。
【0003】感光体4は、まず除電ランプ5により除電
された後、帯電ユニット6により一様に帯電され、光書
き込みユニット7による露光で静電潜像が形成される。
次いで、現像ローラ8により現像されてトナー像が形成
され、転写ユニット9において、別途送り込まれた記録
紙10にトナー像が転写される。トナー像が転写された記
録紙10は定着ローラ11により定着された後、コピーとし
て排出され、一方、転写後の感光体4は、クリーニング
ブレード12により残留トナーが除去され、次の記録プロ
セスに供される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来においては、ベル
ト状の感光体を複数のローラで張設しながら保持し、回
転駆動させていた。そのため、各ローラには軸受等の部
品が必要となり、また、製造においても各ローラを取り
付ける工程が必要となるため、組立工数が多く、コスト
高になるという問題があった。
【0005】本発明は、このような問題を解決し、部品
点数および組立工数を少なくし、コストの低減を実現し
た感光体駆動装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、ベルト状の感光体を保持し回転駆動する
感光体駆動装置において、前記感光体の内側に、前記感
光体を回転駆動させる駆動ローラと、前記駆動ローラを
支持する支持体と、この支持体に前記駆動ローラの部位
を除いて前記支持体を覆うように設けられ、かつ前記感
光体に摺接するスポンジ状の弾性部材とを設け、前記弾
性部材の内圧によって前記感光体を張設させたことを特
徴とする。
【0007】
【作用】上記構成を採用することにより、ベルト状の感
光体を支持する複数の箇所のうち、少なくとも1箇所を
駆動ローラとし、他の箇所では支持体または弾性部材が
感光体を引張りながら保持する。そして、感光体はその
支持体または弾性部材に摺接しながら回転する。
【0008】特に、感光体を弾性部材に摺接させること
により、感光体と弾性部材との間に異物が混入しても感
光体の受けるダメージは少ない。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。なお、図3に示した従来の技術と同一
の部材には同一の符号を付した。
【0010】図1は本発明の実施例を説明する上での参
考例としての感光体駆動装置の要部を示す側面図であ
り、13は、感光体4の内側に配置された、駆動ローラ1
を支持するフレーム、14は一端がフレーム13に取り付け
られたスプリング、15は、スプリング14の他端に取り付
けられ、感光体4を内側から押圧する第1押当て、16
は、フレーム13と一体的に形成された、感光体4の内側
に当接する円弧状の曲面を有する側面視錨型の第2押当
てを示す。
【0011】感光体4は、駆動ローラ1,第1,第2押
当て15,16により3箇所で支持され、スプリング14の付
勢により、これら3箇所間に張設される。
【0012】第1,第2押当て15,16の感光体4との摺
接面は、研磨等により摩擦力が少なくなるように仕上げ
られている。
【0013】第2押当て16の腕部16a,16aは若干の可撓
性を有しており、一方の腕部16aを通る感光体4にはク
リーニングブレード12が当接する。
【0014】このように構成した参考例では、図3で示
したテンションローラ3に対し、図1に示す第1押当て
15が対応する。同様に従動ローラ2には第2押当て16が
対応する。従って、参考例では、従来のテンションロー
ラ3および従動ローラ2を第1,第2押当て15,16で代
用するために、従来におけるローラを取り付けるための
部品および手間が大幅に削減可能となるので、その分低
コスト化が図れる。
【0015】図2は本発明の一実施例に係る感光体駆動
装置を示す構成図であり、18はフレームを示し、このフ
レーム18は、図1に示す参考例におけるフレーム13よ
り、第1押当て15および一体形成されている第2押当て
16を削除したものである。また、19はスポンジを示し、
このスポンジ19は感光体4の内側で、かつ駆動ローラ1
を除いてフレーム18を覆うように設けられている。
【0016】図2に示すように、このスポンジ19の内圧
により感光体4が張設される。そして、駆動ローラ1の
回転により感光体4が回転し、スポンジ19の表面を摺動
する。
【0017】本実施例は、このように構成することによ
り、参考例と同様にローラの数を減らしたことにより、
それに付随する部品も必要がなくなるため、その分コス
トの低減が図れる。また、感光体4の内面のほぼ全体が
スポンジ19に当接するため、感光体4の内側に異物が混
入しにくくなる。
【0018】
【発明の効果】以上の通りに本発明は構成されるため、
次に記載する効果を奏する。
【0019】請求項1の構成により、ローラの数を減少
させることにより、それらのローラに付随する部品点数
も少なくなり、さらに部品点数が減った分、組立工数も
減るために、コストの低減が図れ、しかも、スポンジと
感光体との間への異物の混入が防げる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を説明する上での参考例として
の感光体駆動装置の要部を示す側面図である。
【図2】本発明の一実施例に係る感光体駆動装置の要部
を示す側面図である。
【図3】静電式記録装置の要部を示す側面図である。
【符号の説明】
1…駆動ローラ、 4…感光体、 13,18…フレーム、
14…スプリング、 15…第1押当て、 16…第2押当
て、 19…スポンジ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 21/00 350 G03G 21/00 550

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベルト状の感光体を保持し回転駆動する
    感光体駆動装置において、前記感光体の内側に、前記感
    光体を回転駆動させる駆動ローラと、前記駆動ローラを
    支持する支持体と、この支持体に前記駆動ローラの部位
    を除いて前記支持体を覆うように設けられ、かつ前記感
    光体に摺接するスポンジ状の弾性部材とを設け、前記弾
    性部材の内圧によって前記感光体を張設させたことを特
    徴とする感光体駆動装置。
JP29595992A 1992-11-05 1992-11-05 感光体駆動装置 Expired - Fee Related JP3340479B2 (ja)

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JP4689162B2 (ja) * 2003-12-26 2011-05-25 株式会社リコー ベルト走行安定化装置及び画像形成装置
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