JP3382431B2 - 電子写真装置 - Google Patents
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Description
複写機・レーザプリンタ・レーザファクシミリなど、電
子写真方式によって用紙に記録を行う電子写真装置に関
する。詳しくは、帯電・書込みを行って感光体のような
像担持体上に潜像を形成し、現像装置でトナーを付着し
てその潜像を可視像化し、その像担持体上の可視像を用
紙に転写する電子写真装置に関する。
図11に示すように、感光体ドラム1のまわりに、帯電
部・露光部とからなる潜像形成部2から図中矢示する感
光体ドラム1の回転方向に、現像部3、転写部4、転着
ロ−ラ5を順次配置するとともに、該感光体ドラム1を
接触して設ける転着ローラ5に切換スイッチ6を介して
バイアス電源7を接続したものがある(特公昭61−3
0274号公報参照)。
ラム1の表面を一様に帯電してからレーザ光を照射して
静電潜像を形成し、続いて現像部3でトナーを付着して
可視像化し、転写部4でタイミングをとって送られた用
紙Pにその可視像を転写する。
ローラ5に、たとえば+極性のバイアス電圧を印加し、
その転着ローラ5で感光体ドラム1上の転写後の残留ト
ナーを静電的に吸着していた。
た回収トナーを再使用するときは、切換スイッチ6を切
り換えて転着ロ−ラ5に−極性のバイアス電圧を印加
し、該転着ロ−ラ5に吸着した回収トナーを次の画像を
形成するまでの感光体ドラム1表面に付着するととも
に、その感光体ドラム1表面に付着した回収トナーを現
像部3で回収していた。
2に示すように、感光体ドラム1のまわりに、帯電部8
から図中矢示する感光体ドラム1の回転方向に、露光部
9、4つの現像器を有する現像部10、中間転写ドラム
11、回転ブラシ13を配置するとともに、その中間転
写ドラム11の外周に転写器12を設け、回転ブラシ1
3に接触して設ける回収ロ−ラ14にバイアス電源15
を接続したものもある(特開平5−61388号公報参
照)。
帯電部8で一様に帯電し、その表面に露光部9からレー
ザ光を照射して静電潜像を形成し、続いて、現像部10
のうちの1つの現像器を用いて現像してその単色トナー
像を中間転写ドラム11に転写し、多色の場合にはこれ
を繰り返して各色の現像器を用いて現像した各色のトナ
ー像をそれぞれ中間転写ドラム11上に重ねて転写して
多色カラー像を形成し、その中間転写ドラム11上のト
ナー像をタイミングをとって送られてきた用紙Pに転写
器12で転写する。
ラム1上のトナー像を中間転写ドラム11上に転写して
後、その転写後の感光体ドラム1上の残留トナーを回転
ブラシ13で擦り、それを同一極性に帯電して該回転ブ
ラシ13に吸着し、同時にバイアス電源15で回収ロ−
ラ14にバイアス電圧を印加し、その回転ブラシ13に
吸着した残留トナーを回収ロ−ラ14に回収していた。
の転写後の残留トナーは、+極性または−極性のいずれ
か一方のものが多く存在するが、反対の極性のものも存
在する。したがって、上述した従来のもののうち、図1
1に示すものでは、一方の極性の電圧を印加した転着ロ
ーラ5で残留トナーを静電的に吸着するので、他方の極
性の残留トナーを吸着できず、残留トナーのすべてを完
全に吸着できない問題があった。
13で残留トナーを擦るので、同一極性に帯電するのに
必要な摩擦力を確保できず、残留トナーのすべてを完全
に吸着できない問題があった。また、回収ロ−ラ14を
設けるので、構成部品が多くなり、コストアップとなる
という別途の問題もあった。
電子写真装置において、簡単な構成で、像担持体上の転
写後の残留トナーのすべてをクリーニング部材に完全に
吸着することにある。
載の発明は、たとえば以下の図示実施例のとおり、帯電
・書込みを行って感光体20のような像担持体上に潜像
を形成し、現像装置22でトナーを付着してその潜像を
可視像化し、その像担持体上の可視像を用紙Pに転写す
る電子写真装置において、前記像担持体に接触して配置
し、回転して該像担持体との間でその像担持体上の転写
後の残留トナーを擦り、それを同一極性に帯電して吸引
し、体積抵抗が10 3 Ω ・ cm〜10 9 Ω ・ cmである導
電性弾性部材のクリーニングロ−ラ68と、そのクリー
ニングロ−ラ68に電圧を印加し、同一極性に帯電した
前記像担持体上の残留トナーを前記クリーニングロ−ラ
68に吸着する電圧印加手段75と、を備えてなる、こ
とを特徴とする。
時、像担持体の回転とともにクリーニングロ−ラ68を
回転し、それらの間で像担持体上の転写後の残留トナー
を擦り、それを同一極性に帯電してクリーニングロ−ラ
68に吸引する一方、同時に電圧印加手段75でクリー
ニングロ−ラ68に電圧を印加し、同一極性に帯電した
前記像担持体上の残留トナーをクリーニングロ−ラ68
に吸着し、像担持体表面をクリーニングする。
図示実施例のとおり、請求項1に記載の電子写真装置に
おいて、前記クリーニングロ−ラ68に吸着して回収し
た回収トナーを再使用するとき、前記電圧印加手段75
で前記クリーニングロ−ラ68に逆向きの電圧を印加
し、そのクリーニングロ−ラ68に吸着した回収トナー
を次の画像を形成するまでの前記像担持体表面に付着す
るとともに、前記現像装置22の電圧印加手段45でそ
の現像装置22の現像ロ−ラ43に電圧を印加し、前記
像担持体に付着した回収トナーをその現像ロ−ラ43に
吸着してなる、ことを特徴とする。
ーニングロ−ラ68に吸着して回収した回収トナーを再
使用するとき、電圧印加手段75でクリーニングロ−ラ
68に逆向きの電圧を印加し、クリーニングロ−ラ68
に吸着した回収トナーを、次の画像を形成するまでの像
担持体表面に付着するとともに、現像ロ−ラ43に電圧
を印加してその像担持体に付着した回収トナーを現像ロ
−ラ43に吸着し、現像装置22へと戻す。
図示実施例のとおり、請求項1に記載の電子写真装置に
おいて、前記クリーニングロ−ラ68に吸着して回収し
た回収トナーを再使用するとき、前記転写装置23の電
圧印加手段52でその転写装置23に電圧を印加して前
記像担持体の表面を帯電し、前記クリーニングロ−ラ6
8に吸着した回収トナーを次の画像を形成するまでの前
記像担持体表面に付着するとともに、前記現像装置22
の電圧印加手段45でその現像装置22の現像ロ−ラ4
3に電圧を印加し、前記像担持体に付着した回収トナー
をその現像ロ−ラ43に吸着してなる、ことを特徴とす
る。
ーニングロ−ラ68に吸着して回収した回収トナーを再
使用するとき、転写装置23で像担持体表面を帯電し、
クリーニングロ−ラ68に吸着した回収トナーを、次の
画像を形成するまでの像担持体表面に吸着するととも
に、現像ロ−ラ43に電圧を印加してその像担持体に付
着した回収トナーを現像ロ−ラ43に吸着し、現像装置
22へと戻す。
明の実施の形態について説明する。図1には、請求項1
に記載の発明の一実施の形態で、そのレーザ複写機の要
部の概略構成を示す。
ある。その感光体20まわりには、矢示する駆動方向
に、帯電装置21、現像装置22、転写装置23、クリ
ーニング装置24を備える。そして、感光体20や帯電
装置21や現像装置22やクリーニング装置24を一ま
とめにしてプロセスカートリッジDを構成してなる。ま
た、図示省略したが、感光体20の上方に光書込み装置
を備える。
2に示すように構成する。図中符号26は、ソレノイド
である。ソレノイド26の作動棒27には、リンク28
の一端を連結する。リンク28の他端は、アーム29の
一端に連結する。アーム29は、他端側を直角に折り曲
げて横向きL字形状とし、その他端を回転軸30の一端
側に固定する。回転軸30は、複写機本体の側板間で両
端を支持して回転自在に設ける。その回転軸30上に
は、一対のフレーム31・32を間隔をあけて固定し、
それらを対向して設ける。フレーム31の対向板部31
aおよびフレーム32の対向板部32aには、それぞれ
軸受33を図中上下にスライド自在に設け、各々コイル
バネ34で図中下向きに付勢してなる。そして、それら
軸受33でロ−ラ軸36を支持して導電性の帯電ロ−ラ
35を設ける。
態では、付勢部材38で作動棒27を図中上方へ押出
し、リンク28を介してアーム29の一端を押し上げ、
回転軸30を図中矢印A方向へ回動し、帯電ロ−ラ35
を感光体20から離す。一方、前記ソレノイド26をオ
ンすると、付勢部材38に抗して作動棒27を図中下方
に引き込み、リンク28を介してアーム29の一端を引
き、回転軸30を図中矢印B方向へ回動し、帯電ロ−ラ
35を前記感光体20に押しつけ、前記コイルバネ34
を撓ませてその付勢力で帯電ロ−ラ35を感光体20に
押し当てる。
に、リード線37を介して電圧印加手段40を接続して
なる。その電圧印加手段40には、バイアス電源41や
切換スイッチ42などを備える。
える現像ロ−ラ43にリード線44を介して電圧印加手
段45を接続してなる。その電圧印加手段45には、+
極性の電圧を印加するバイアス電源46、−極性の電圧
を印加するバイアス電源47、切換スイッチ48などを
備える。
える転写ロ−ラ49にリード線51を介して電圧印加手
段52を接続してなる。その電圧印加手段52には、バ
イアス電源53や切換スイッチ54などを備える。転写
装置23には、また除電針50を備える
は、詳しくは、図3に示すように構成する。図中符号5
6は、ソレノイドである。ソレノイド56の作動棒57
には、リンク58の一端を連結する。リンク58の他端
は、クラッチレバー59の基端に連結する。クラッチレ
バー59は、支点60を中心として回動自在に設け、先
端の爪部59aをクラッチ61の突起61aに係合自在
に設ける。クラッチ61は、駆動源からの駆動力を伝達
・遮断するもので、胴部外周に突起61aを2つ備え、
カム軸62に取り付けてなる。カム軸62は、両端をレ
ーザ複写機本体の側板間で支持して回動自在に設ける。
そのカム軸62上には、間隔をあけて一対のカム63・
64を固定する。
ングケース65を設ける。クリーニングケース65は、
感光体20の軸方向に横長の箱形状をなし、感光体20
に面して窓穴65aを設けるとともに、長手方向の側板
65bにそれぞれ軸受66を図中左右にスライド自在に
設け、コイルバネ67で図中右向きに付勢してなる。そ
して、それら軸受66でロ−ラ軸69を支持してクリー
ニングケース65内にクリーニングロ−ラ68を設け
る。そのクリーニングロ−ラ68は、導電性ゴムのよう
な導電性弾性部材からなり、前記窓穴65aに臨ませて
なる。しかして、前記クリーニングケース65を支軸7
1を中心として回動自在に設けるとともに、該クリーニ
ングケース65の長手方向両側にそれぞれ引張バネ72
の一端を掛け止める。各引張バネ72は、他端をそれぞ
れ適宜位置に掛け止めて、前記クリーニングケース65
をカム63・64に押しつけてなる。
状態では、図示するように、付勢部材73で付勢し、ク
ラッチレバー59の爪部59aをクラッチ61の突起6
1aに係合してなる。そのとき、カム63・64でクリ
ーニングケース65を押し、該クリーニングケース65
を支軸62を中心として反時計方向へ回動し、クリーニ
ングロ−ラ68を感光体20に押しつけ、前記コイルバ
ネ67を撓ませて3g/cm 2 以上の押圧力でクリーニ
ングロ−ラ68を感光体20に押し当ててなる。
部材73に抗して作動棒57を図中下方に引き込み、該
作動棒57でリンク58を引き、クラッチレバー59を
支点60を中心に時計方向へ回動して突起61aから爪
部59aを外す。すると、クラッチ61をつないでカム
軸62を反時計方向へ回動し、同方向へカム63・64
を回動する。そして、カム63・64の回動に追従して
引張バネ72でクリーニングーケース65を支軸71を
中心として時計方向へ回動し、クリーニングロ−ラ68
を感光体20から離す。
付勢部材74で作動棒57を外部へ押出し、該作動棒5
7でリンク58を押し上げ、クラッチレバー59を回動
して爪部59aを図示しない別の突起に係合する。その
とき、カム63・64が図示状態からほぼ180度回転
した状態となる。このような動作により、前記クリーニ
ング装置24のクリーニングロ−ラ68を感光体20に
対して接離自在としてなる。
ニングロ−ラ68には、図1に示すように、リード線7
4を介して電圧印加手段75を接続してなる。その電圧
印加手段75には、+極性の電圧を印加するバイアス電
源76、−極性の電圧を印加するバイアス電源77、切
換スイッチ78などを備える。
を行うとき、プリントボタンを押すと、帯電ロ−ラ35
やクリーニングロ−ラ68が感光体20と接触する。そ
して、図1に示すように、感光体20が矢示方向へ回転
し始めると同時に、図示しない駆動手段により、帯電ロ
−ラ35、現像ロ−ラ43、転写ロ−ラ49、クリーニ
ングロ−ラ68、搬送ロ−ラ80がそれぞれ矢示方向に
回転駆動する。また、感光体20を回転する際、図4に
示すように、帯電装置21、現像装置22、転写装置2
3、クリーニング装置24では、それぞれバイアス電圧
を印加する。
一様に帯電して後、感光体20の表面に光書込み装置か
らレーザ光を照射することにより画像部の電荷を除去し
て静電潜像を形成する。続いて、現像装置22でトナー
を画像部に付着して静電潜像を可視像化する。それか
ら、図5に示すように、この可視像を感光体20の下側
に搬送した用紙Pの上面に転写装置23で転写する。
電し、図1に示すように、搬送ベルト83で図示しない
定着装置へ搬送し、その定着装置で転写画像を定着して
後、外部へと排出する。
ナーをクリーニング装置24で除去する。すなわち、ク
リーニングロ−ラ68を感光体20との接触部において
互いに同回転方向にかつ感光体20の1.4倍の速さで
回転し、それらの間で感光体20上の転写後の残留トナ
ーを擦る。そのとき、図6に示すように、+極性と−極
性の混在した残留トナーをすべて−極性に摩擦帯電す
る。そして、同一極性に帯電した残留トナーを、バイア
ス電圧を印加されたクリーニングロ−ラ68に吸引して
回収する。
が終了すると、帯電装置21では、バイアス電圧の印加
を停止する。そして、その帯電ロ−ラ35は、上述した
動作により感光体20から離れる。また、画像後端の転
写が終了すると、転写装置23では、バイアス電圧の印
加を停止する。
ると、図1に示すクリーニング装置24では、切換スイ
ッチ78が切り換わり、クリーニングロ−ラ68に残留
トナーと同極性の電圧、すなわち−極性のバイアス電圧
を印加する。そして、クリーニングロ−ラ68に吸着し
た回収トナーを、次の画像を形成するまでの感光体20
表面に付着して現像装置22へと運ぶ。このとき、除電
ランプ84の点灯で感光体20の電位をゼロにし、回収
トナーの付着力を弱める。
現像が終了すると、前記切換スイッチ47が切り換わ
り、現像ロ−ラ43に残留トナーと逆極性の電圧、すな
わち+極性の電圧を印加する。そして、感光体20に付
着した回収トナーを現像ロ−ラ43に吸着し、現像装置
22へと戻す。その現像ロ−ラ43への吸着を終了する
と、現像ロ−ラ43への電圧印加を停止する。
7に示すように、帯電装置21、現像装置22、転写装
置23、クリーニング装置24でバイアス電圧を繰り返
して印加する。
トナー除去率をとり、横軸に印加電圧をとって、印加電
圧とトナー除去率との関係を示すグラフである。図中a
線は、図1に示すクリーニングローラ68との摩擦帯電
により−極性に帯電した残留トナーの例を示し、図中b
線は、図12に示す回転ブラシとの摩擦帯電により+極
性に帯電した残留トナーの例を示す。
ラ68に印加する−極性のバイアス電圧を徐々に大きく
すると、トナー除去率が急激に低下して残留トナーをほ
とんど除去できないが、クリーニングローラ68に+極
性のバイアス電圧を印加すると、トナー除去率が直ちに
高くなり、良好な状態を維持できた。このことから、感
光体20とクリーニングローラ68間で残留トナーのす
べてが−極性に揃っていることがわかる。
収ローラに印加する−極性のバイアス電圧を徐々に大き
くすると、トナー除去率が直ちに高くなるが、さほど高
くならなかった。このことから、回転ブラシで残留トナ
ーを擦ったとき、同一極性に帯電するのに必要な摩擦力
を確保できず、感光体20とクリーニングローラ68間
で残留トナーが+極性に揃っていないことがわかる。
ングローラ68で残留トナーを擦ると、同一極性に帯電
するのに必要な摩擦力を十分に確保でき、従来よりトナ
ー除去率を高めることができる。
ー除去率をとり、横軸にクリーニングローラ68の対感
光体相対速度比をとって、トナー除去率と速度比との関
係を示すグラフである。図中、横軸0は、クリーニング
ロ−ラ68を停止し、感光体20のみを回転したことを
示す。この図からわかるように、感光体20とクリーニ
ングロ−ラ68との接触部において感光体20と同回転
方向にクリーニングローラ68を回転すると、クリーニ
ングローラ68の回転速度が1.4倍になるまで、トナ
ー除去率が高くならない。つまり、速度比を大きくしな
いと、残留トナーを擦って同一極性に帯電させるに必要
な摩擦力を確保できない。一方、感光体20と逆回転方
向にクリーニングローラ68を回転すると、直ぐにトナ
ー除去率が高くなる。つまり、残留トナーを擦って同一
極性に帯電させるに必要な摩擦力を、速度比を小さくし
て確保することができる。
体20とクリーニングロ−ラ68との接触部において感
光体20と同回転方向にクリーニングローラ68を回転
してトナー除去率を高める構成としたが、図示省略する
が、感光体20とクリーニングロ−ラ68との接触部に
おいて感光体20と逆回転方向にクリーニングローラ6
8を回転してトナー除去率を高める構成としてもよい。
クリーニングロ−ラ68に吸着して回収した回収トナー
を再使用するとき、電圧印加手段75でクリーニングロ
−ラ68に逆向きの電圧を印加し、そのクリーニングロ
−ラ68に吸着した回収トナーを次の画像を形成するま
での感光体20表面に付着するとともに、現像装置22
の電圧印加手段45でその現像装置22の現像ロ−ラ4
3に電圧を印加し、感光体20に付着した回収トナーを
その現像ロ−ラ43に吸着する構成とした。しかし、図
示省略するが、クリーニングロ−ラ68に吸着して回収
した回収トナーを再使用するとき、転写装置23の電圧
印加手段52でその転写装置23に電圧を印加して感光
体20の表面を帯電し、クリーニングロ−ラ68に吸着
した回収トナーを次の画像を形成するまでの感光体20
表面に付着するとともに、現像装置22の電圧印加手段
45でその現像装置22の現像ロ−ラ43に電圧を印加
し、感光体20に付着した回収トナーをその現像ロ−ラ
43に吸着する構成としてもよい。
る導電性弾性部材は、硬度をアスカCで20〜30度と
するとよい。このようにすると、感光体20とクリーニ
ングロ−ラ68とのニップ幅が少なくなるので、ロ−ラ
径を小さくすることができ、小型化を図ることができ
る。
る導電性弾性部材は、体積抵抗を103Ω・cm〜10
9Ω・cmとする。このようにすると、クリーニング
時、−極性に帯電した残留トナーが+極性に再反転する
ことを防止できる。
ングロ−ラ68は、発泡成形体でつくることができ、こ
の場合に表面の気泡径が50μm以下で、その内部の気
泡径より小さくする構成とするとよい。このようにする
と、クリーニング時、発泡成形体の内部に残留トナーが
入り込むことなく吸着することができる。
20に接触する接触タイプの帯電装置21を用いたレー
ザ複写機に適用した例を示した。しかし、図10に示す
ように、ワイヤや針状電極等の非接触タイプの帯電装置
21を用いるレーザ複写機にも適用することができる。
20や帯電装置21や現像装置22やクリーニング装置
24を一まとめにしてプロセスカートリッジDを形成
し、そのようなプロセスカートリッジDを備えるレーザ
複写機に適用した例を示した。しかし、図10に示すよ
うに、感光体20や帯電装置21やクリーニング装置2
4を一まとめにしてプロセスカートリッジEを形成し、
そのようなプロセスカートリッジEを備えるレーザ複写
機にも適用することができる。
状の感光体20を用いたレーザ複写機に適用した例を示
した。しかし、図示省略するが、ベルト状の感光体を用
いたレーザ複写機にも適用することができる。
ロのレーザ複写機に適用した例を示した。しかし、カラ
ーレーザ複写機に適用してもよい。そのカラーレーザ複
写機は、たとえば感光体上に形成した画像を順次中間転
写ベルトに転写して該転写ベルト上にフルカラー画像を
形成し、そのフルカラー画像を用紙に転写して画像を形
成する。そのようなカラーレーザ複写機では、像担持体
として、中間転写ベルトのような中間転写体を用いるこ
とができる。
によれば、像担持体とクリーニングロ−ラ間で像担持体
上の転写後の残留トナーを擦り、それを同一極性に帯電
してクリーニングロ−ラに静電的に吸着する一方、同時
に電圧印加手段でクリーニングロ−ラに電圧を印加し、
同一極性に帯電した像担持体上の残留トナーをクリーニ
ングロ−ラに吸着するので、像担持体上の転写後の残留
トナーに+・−両方の極性のものが混在していても、簡
単な構成で、その残留トナーのすべてをクリーニングロ
−ラに静電気力で完全に吸着して像担持体表面をきれい
にクリーニングすることができる。
ングロ−ラに吸着して回収した回収トナーを再使用する
とき、電圧印加手段でクリーニングロ−ラに逆向きの電
圧を印加し、クリーニングロ−ラに吸着した回収トナー
を、次の画像を形成するまでの像担持体表面に付着する
とともに、現像ロ−ラに電圧を印加してその像担持体に
付着した回収トナーを現像ロ−ラに吸着し、現像装置へ
と戻すので、別途複雑な構成を付加することなく、回収
トナーの再使用を確実に行うことができる。
ングロ−ラに吸着して回収した回収トナーを再使用する
とき、転写装置で像担持体表面を帯電し、クリーニング
ロ−ラに吸着した回収トナーを、次の画像を形成するま
での像担持体表面に吸着するとともに、現像ロ−ラに電
圧を印加してその像担持体に付着した回収トナーを現像
ロ−ラに吸着し、現像装置へと戻すので、別途複雑な構
成を付加することなく、回収トナーの再使用を確実に行
うことができる。
ザ複写機の要部の概略構成図である。
一部の斜視図である。
示すタイムチャートである。
図である。
グロ−ラ間で同一極性に揃っていることを説明する説明
図である。
示すタイムチャートである。
印加電圧をとって、印加電圧とトナー除去率との関係を
示すグラフである。
クリーニングローラの対感光体相対速度比をとって、速
度比とトナー除去率との関係を示すグラフである。
の概略構成図である。
る。
構成図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 帯電・書込みを行って像担持体上に潜像
を形成し、現像装置でトナーを付着してその潜像を可視
像化し、その像担持体上の可視像を用紙に転写する電子
写真装置において、 前記像担持体に接触して配置し、回転して該像担持体と
の間でその像担持体上の転写後の残留トナーを擦り、そ
れを同一極性に帯電して吸引し、体積抵抗が10 3 Ω ・
cm〜10 9 Ω ・ cmである導電性弾性部材のクリーニ
ングロ−ラと、 そのクリーニングロ−ラに電圧を印加し、同一極性に帯
電した前記像担持体上の残留トナーを前記クリーニング
ロ−ラに吸着する電圧印加手段と、 を備えてなる、電子写真装置。 - 【請求項2】 前記クリーニングロ−ラに吸着して回収
した回収トナーを再使用するとき、 前記電圧印加手段で前記クリーニングロ−ラに逆向きの
電圧を印加し、そのクリーニングロ−ラに吸着した回収
トナーを次の画像を形成するまでの前記像担持体表面に
付着するとともに、 前記現像装置の電圧印加手段でその現像装置の現像ロ−
ラに電圧を印加し、前記像担持体に付着した回収トナー
をその現像ロ−ラに吸着してなる、請求項1に記載の電
子写真装置。 - 【請求項3】 前記クリーニングロ−ラに吸着して回収
した回収トナーを再使用するとき、 前記転写装置の電圧印加手段でその転写装置に電圧を印
加して前記像担持体の表面を帯電し、前記クリーニング
ロ−ラに吸着した回収トナーを次の画像を形成するまで
の前記像担持体表面に付着するとともに、 前記現像装置の電圧印加手段でその現像装置の現像ロ−
ラに電圧を印加し、前記像担持体に付着した回収トナー
をその現像ロ−ラに吸着してなる、請求項1に記載の電
子写真装置。
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---|---|---|---|
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KR1019950032621A KR0163808B1 (ko) | 1994-09-30 | 1995-09-29 | 화상형성 장치 및, 그에 사용되는 소제장치 |
GB9519932A GB2294007B (en) | 1994-09-30 | 1995-09-29 | Image forming apparatus and cleaning device therefor |
GB9604932A GB2297721B (en) | 1994-09-30 | 1995-09-29 | A single process unit for use in an image forming process |
US08/536,205 US5606408A (en) | 1994-09-30 | 1995-09-29 | Image forming apparatus and cleaning device therefor |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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JP26194994 | 1994-09-30 | ||
JP26213895A JP3382431B2 (ja) | 1994-09-30 | 1995-09-14 | 電子写真装置 |
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- 1995-09-14 JP JP26213895A patent/JP3382431B2/ja not_active Expired - Fee Related
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