JP3337578B2 - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

Info

Publication number
JP3337578B2
JP3337578B2 JP29473694A JP29473694A JP3337578B2 JP 3337578 B2 JP3337578 B2 JP 3337578B2 JP 29473694 A JP29473694 A JP 29473694A JP 29473694 A JP29473694 A JP 29473694A JP 3337578 B2 JP3337578 B2 JP 3337578B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gate electrode
offset
semiconductor substrate
region
insulating film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP29473694A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08153806A (ja
Inventor
明 奥垣
真一 森
憲次 香田
弘美 定家
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP29473694A priority Critical patent/JP3337578B2/ja
Priority to DE19541469A priority patent/DE19541469C2/de
Publication of JPH08153806A publication Critical patent/JPH08153806A/ja
Priority to US08/963,118 priority patent/US5811862A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3337578B2 publication Critical patent/JP3337578B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C11/00Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor
    • G11C11/56Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using storage elements with more than two stable states represented by steps, e.g. of voltage, current, phase, frequency
    • G11C11/5692Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using storage elements with more than two stable states represented by steps, e.g. of voltage, current, phase, frequency read-only digital stores using storage elements with more than two stable states
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C17/00Read-only memories programmable only once; Semi-permanent stores, e.g. manually-replaceable information cards
    • G11C17/08Read-only memories programmable only once; Semi-permanent stores, e.g. manually-replaceable information cards using semiconductor devices, e.g. bipolar elements
    • G11C17/10Read-only memories programmable only once; Semi-permanent stores, e.g. manually-replaceable information cards using semiconductor devices, e.g. bipolar elements in which contents are determined during manufacturing by a predetermined arrangement of coupling elements, e.g. mask-programmable ROM
    • G11C17/12Read-only memories programmable only once; Semi-permanent stores, e.g. manually-replaceable information cards using semiconductor devices, e.g. bipolar elements in which contents are determined during manufacturing by a predetermined arrangement of coupling elements, e.g. mask-programmable ROM using field-effect devices
    • G11C17/126Virtual ground arrays
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B20/00Read-only memory [ROM] devices
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B20/00Read-only memory [ROM] devices
    • H10B20/27ROM only
    • H10B20/30ROM only having the source region and the drain region on the same level, e.g. lateral transistors
    • H10B20/38Doping programmed, e.g. mask ROM
    • H10B20/387Source region or drain region doping programmed

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Semiconductor Memories (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体装置およびそ
の製造方法に関し、より特定的には、マスクプログラム
用メモリを有する半導体装置およびその製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来からマスクプログラム用メモリに
は、NOR型メモリとNAND型メモリが知られてい
る。NOR型メモリは、メモリトランジスタをソースお
よびドレインに対して並列接続したものであり、NAN
D型メモリはメモリトランジスタをソースおよびドレイ
ンに対して直列接続したものである。図30は、従来の
NOR型メモリの等価回路図である。また図31は図3
0に対応した従来のNOR型メモリの平面図であり、図
32は図31の150−150線に沿った断面図であ
る。
【0003】図30を参照して、従来のNOR型メモリ
では、トランジスタ151および152の一方端子にソ
ース線108が接続されており、そのソース線108は
接地されている。またトランジスタ151および152
の他方導通端子にはビット線107が接続されている。
トランジスタ151および152のゲート電極にはワー
ド線103がそれぞれ接続されている。トランジスタ1
52はワード線103がHレベルになったときにONす
るが、トランジスタ151はワード線103がHレベル
になってもしきい値が高いためONしない。従来のNO
R型メモリではこのようにトランジスタ151および1
52のしきい値電圧を異ならせることによってデータの
記憶を行なっている。
【0004】また、図31および図32に示すように、
従来のNOR型メモリでは、P型半導体基板101の主
表面上に所定の間隔を隔ててフィールド酸化膜104が
形成されている。フィールド酸化膜104によって囲ま
れた活性領域には所定の間隔を隔ててN型不純物領域1
06が形成されている。トランジスタ151のチャネル
領域にはP型半導体基板101よりも不純物濃度の高い
P型不純物領域112が形成されている。これにより、
トランジスタ151のしきい値電圧を高くしている。ト
ランジスタ151のチャネル領域上にはゲート酸化膜1
02を介してゲート電極103が形成されている。ま
た、トランジスタ152のチャネル領域上にはゲート酸
化膜102を介してゲート電極103が形成されてい
る。
【0005】全面を覆うように層間絶縁膜105が形成
されており、その層間絶縁膜105の所定領域にはコン
タクトホールが形成されている。そのコンタクトホール
内でN型不純物領域106に接続するようにビット線1
07およびソース線108が形成されている。ビット線
107およびソース線108ならびに層間絶縁膜105
を覆うように保護膜113が形成されている。このよう
な従来のNOR型メモリでは、フィールド酸化膜104
によってトランジスタ分離を行なっているため、トラン
ジスタが微細化された場合にメモリアレイの面積が大き
くなってしまうという問題点があった。
【0006】そこで、従来、NOR型メモリのトランジ
スタ分離をイオン注入による分離によって行なう仮想G
ND NOR型メモリが提案されている。この仮想GN
DNOR型メモリは、イオン注入領域を用いてトランジ
スタ分離を行なうため上記したNOR型メモリに比べて
メモリアレイ面積は小さくなる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年の
メモリ容量の増加によって仮想GND NOR型メモリ
であってもメモリアレイの面積が増大してしまうという
問題点があった。
【0008】一方、メモリ容量の増加に伴う面積増加を
抑える方法としてメモリトランジスタの多値記憶化も提
案されている。これは、1トランジスタに従来2値記憶
させていたものを4値記憶させるものである。この4値
を持つメモリトランジスタの一例として、従来オフセッ
トを持つトランジスタが提案されている。このオフセッ
トを持つトランジスタは、メモリトランジスタのソース
/ドレイン領域とチャネル領域との間にオフセットを設
けることによって、そのオフセットの有無と読出方法と
の組合せによって4値記憶を行なう。
【0009】図33は、従来のオフセットトランジスタ
を示した断面図である。図33を参照して、従来のオフ
セットトランジスタでは、P型半導体基板201の主表
面上にチャネル領域202を挟むように所定の間隔を隔
ててn型領域203および204が形成されている。チ
ャネル領域202上にはゲート絶縁膜205を介してゲ
ート電極206が形成されている。この従来のオフセッ
トトランジスタでは、オフセット領域207を設けるた
めに、n型領域204は所定のレジストマスクを用いて
イオン注入することによって形成していた。したがっ
て、マスクずれなどからn型領域204の位置を設計寸
法どおりに形成するのは困難であり、その結果オフセッ
ト207を精度よく形成することは困難であった。
【0010】また、この多値メモリを実現するオフセッ
トトランジスタをたとえば上述した従来のNOR型メモ
リセルに適用した場合、フィールド酸化膜104による
分離のためメモリアレイ面積が大きくなってしまうとい
う問題点が考えられる。
【0011】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたもので、の発明の目的は、多値メモリ
を可能にするオフセットトランジスタのソース/ドレイ
ン領域およびオフセット領域を精度よく容易に形成する
ことが可能な半導体装置を提供することである。
【0012】
【0013】また、この発明の目的は、多値メモリを可
能にするオフセットトランジスタのオフセット領域およ
びソース/ドレイン領域を精度よく形成することが可能
な半導体装置の製造方法を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1における半導体
装置では、半導体基板と、複数の第1のゲート電極と、
サイドウォール絶縁膜と、オフセットソース/ドレイン
領域と、データ注入層と、第2のゲート電極とを備えて
いる。半導体基板は、主表面を有している。第1のゲー
ト電極は、半導体基板の主表面上に所定の間隔を隔てて
形成されている。サイドウォール絶縁膜は、複数の第1
のゲート電極の各々の両側表面上に接触して形成されて
いる。オフセットソース/ドレイン領域は、半導体基板
の主表面上の、サイドウォール絶縁膜の外側表面のほぼ
延長線上にその側端部が位置するように所定の間隔を隔
てて複数形成されており、第1導電型を有している。デ
ータ注入層は、データ注入部に位置する、オフセットソ
ース/ドレイン領域と第1のゲート電極との間のオフセ
ット部に形成されており、第1導電型を有している。第
2のゲート電極は複数の第1のゲート電極の上部表面に
接触するように形成されている。
【0015】請求項2における半導体装置では、半導体
基板と、複数の第1のゲート電極と、サイドウォール絶
縁膜と、ソース/ドレイン領域とを備えている。サイド
ウォール絶縁膜は、第1のゲート電極の、オフセット形
成領域に対応する側の側表面にのみ接触して形成されて
いる。ソース/ドレイン領域は、半導体基板の主表面上
の、サイドウォール絶縁膜の外側面の延長線上および第
1のゲート電極の側表面の延長線上にその側端部が位置
するように形成されている。
【0016】請求項3における半導体装置では、半導体
基板と、第1のゲート電極と、ソース/ドレイン領域
と、第2のゲート電極とを備えている。第1のゲート電
極は、半導体基板の主表面上に所定の間隔を隔てて複数
形成されており、オフセット領域に対応する第1のゲー
ト電極の方がオフセット領域に対応しない第1のゲート
電極よりもそのチャネル長方向に沿った方向の長さが短
い。ソース/ドレイン領域は、オフセット領域に対応し
ない第1のゲート電極のチャネル長方向に沿った方向の
長さとほぼ同じ間隔を隔てて第1のゲート電極を挟むよ
うに複数形成されており、ほぼ同一のチャネル長方向に
沿った方向の長さを有している。
【0017】
【0018】
【0019】請求項における半導体装置では、半導体
基板の主表面上に所定の間隔を隔てて第1のゲート電極
を形成する。その第1のゲート電極の両側表面上に接触
するようにサイドウォール絶縁膜を形成する。そのサイ
ドウォール絶縁膜をマスクとして半導体基板の主表面に
不純物をイオン注入することによって第1導電型のオフ
セットソース/ドレイン領域を形成する。データ注入部
に位置する第1のゲート電極をマスクとしてサイドウォ
ール絶縁膜を通して半導体基板の主表面に不純物をイオ
ン注入することによって第1導電型のデータ注入層を形
成する。
【0020】請求項における半導体装置の製造方法で
は、半導体基板の主表面上に所定の間隔を隔てて第1の
ゲート電極を形成する。その第1のゲート電極の両側表
面上に接触するようにサイドウォール絶縁膜を形成す
る。第1のゲート電極のデータ注入領域に対応する側の
側表面に位置するサイドウォール絶縁膜を除去する。残
余したサイドウォール絶縁膜および第1のゲート電極を
マスクとして、半導体基板の主表面に不純物をイオン注
入することによりソース/ドレイン領域を形成する。
【0021】請求項における半導体装置の製造方法で
は、半導体基板の主表面上に所定の間隔を隔てて第1の
ゲート電極を形成する。その第1のゲート電極をマスク
として半導体基板の主表面上に不純物をイオン注入する
ことによってソース/ドレイン領域を形成する。第1の
ゲート電極の、オフセット形成領域に位置する側壁部分
をチャネル長方向の所定の長さ分だけ除去することによ
ってオフセット領域を形成する。
【0022】
【0023】請求項における半導体装置の製造方法で
は、半導体基板の主表面上に所定の間隔を隔てて第1の
ゲート電極を形成する。その第1のゲート電極をマスク
として半導体基板に不純物をイオン注入することによっ
て第1導電型のオフセット注入層を形成する。第1のゲ
ート電極の両側表面に接触するようにサイドウォール絶
縁膜を形成する。サイドウォール絶縁膜をマスクとして
半導体基板の主表面に不純物をイオン注入することによ
って第2導電型のソース/ドレイン領域を形成する。デ
ータ注入部に位置する第1のゲート電極をマスクとして
サイドウォール絶縁膜を通して半導体基板の主表面に不
純物をイオン注入することによって第2導電型のデータ
注入領域を形成する。
【0024】
【作用】請求項1に係る半導体装置では、第1のゲート
電極の両側表面上に接触して形成されたサイドウォール
絶縁膜の外側表面のほぼ延長線上にその側端部が位置す
るように所定の間隔を隔ててオフセットソース/ドレイ
ン領域が設けられるので、そのオフセットソース/ドレ
イン領域の形成時にサイドウォール絶縁膜をマスクとし
てイオン注入することによって容易に自己整合的にオフ
セットソース/ドレイン領域が形成される。また、デー
タ注入部に位置する、オフセットソース/ドレイン領域
とゲート電極との間のオフセット部にデータ注入層が設
けられるので、そのデータ注入層をデータ注入マスクに
よって形成する際に第1のゲート電極がマスクとなり、
データ注入層が自己整合的に形成される。これにより、
オフセットソース/ドレイン領域およびデータ注入層が
容易に精度よく形成される。
【0025】請求項2に係る半導体装置では、サイドウ
ォール絶縁膜が第1のゲート電極のオフセット形成領域
に対応する側の側表面にのみ接触して形成され、ソース
/ドレイン領域がサイドウォール絶縁膜の外側面の延長
線上および第1のゲート電極の側表面の延長線上にその
側端部が位置するように設けられているので、ソース/
ドレイン領域の形成時にサイドウォール絶縁膜および第
1のゲート電極をマスクとしてイオン注入することによ
って容易に自己整合的にソース/ドレイン領域が形成さ
れる。これにより、オフセット領域およびソース/ドレ
イン領域が容易に精度よく形成される。
【0026】請求項3に係る半導体装置では、オフセッ
ト領域に対応する第1のゲート電極の方がオフセット領
域に対応しない第1のゲート電極よりもそのチャネル長
方向に沿った方向の長さが短くなるように設けられ、ソ
ース/ドレイン領域がオフセット領域に対応しない幅の
広い第1のゲート電極のチャネル長方向に沿った方向の
長さとほぼ同じ間隔を隔てて第1のゲート電極を挟むよ
うに設けられているので、ソース/ドレイン領域を第1
のゲート電極をマスクとしてイオン注入することによっ
て形成した後オフセット領域に対応する第1のゲート電
極の幅が短くなるように加工すれば、自己整合的にソー
ス/ドレイン領域が形成される。
【0027】
【0028】
【0029】請求項に係る半導体装置の製造方法で
は、第1のゲート電極の両側表面上に接触するようにサ
イドウォール絶縁膜が形成された後、そのサイドウォー
ル絶縁膜をマスクとして半導体基板の主表面に不純物を
イオン注入することによってオフセットソース/ドレイ
ン領域が形成されるので、容易に自己整合的にオフセッ
トソース/ドレイン領域の形成が可能となる。また、デ
ータ注入部に位置する第1のゲート電極をマスクとして
サイドウォール絶縁膜を通して半導体基板の主表面に不
純物をイオン注入することによってデータ注入層が形成
されるので、データ注入層も自己整合的に形成すること
が可能となる。
【0030】請求項に係る半導体装置の製造方法で
は、第1のゲート電極のデータ注入領域に対応する側の
側表面に位置するサイドウォール絶縁膜を除去した後、
残余したサイドウォール絶縁膜および第1のゲート電極
をマスクとして半導体基板の主表面に不純物をイオン注
入することによりソース/ドレイン領域が形成されるの
で、自己整合的にオフセット領域を有するソース/ドレ
イン領域が形成される。
【0031】請求項に係る半導体装置の製造方法で
は、第1のゲート電極をマスクとしてソース/ドレイン
領域を形成した後、第1のゲート電極の、オフセット形
成領域に位置する側壁部分をチャネル長方向の所定の長
さ分だけ除去することによってオフセット領域が形成さ
れるので、ソース/ドレイン領域が自己整合的に形成さ
れる。
【0032】
【0033】請求項に係る半導体装置の製造方法で
は、第1のゲート電極をマスクとしてオフセット注入層
を形成した後、第1のゲート電極の両側表面に接触する
ようにサイドウォール絶縁膜を形成し、そのサイドウォ
ール絶縁膜をマスクとしてソース/ドレイン領域を形成
し、その後第1のゲート電極をマスクとしてデータ注入
領域が形成されるので、データ注入領域およびオフセッ
ト領域ならびにソース/ドレイン領域が容易に自己整合
的に形成される。
【0034】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0035】図1〜図7は、本発明の第1実施例によ
る、オフセットROMを仮想GNDNOR型メモリアレ
イに適用した半導体装置の製造プロセスを説明するため
の断面図である。図8は第1実施例の半導体装置のメモ
リセルアレイ部分の等価回路図である。まず図1〜図7
を参照して、第1実施例の半導体装置の製造プロセスに
ついて説明する。
【0036】まず、図1に示すように、P型半導体基板
1上にゲート絶縁膜2を形成した後、そのゲート絶縁膜
2上に所定の間隔を隔てて所定の方向に延びる第1ゲー
ト電極3を形成する。第1ゲート電極3およびゲート絶
縁膜2を覆うように層間絶縁膜4を形成する。そしてそ
の層間絶縁膜4を異方性エッチングすることによって、
図2に示されるような、ゲート電極3の両側表面に接触
するサイドウォール絶縁層5が形成される。そしてこの
サイドウォール絶縁層5をマスクとしてP型半導体基板
1にN型の不純物(リンまたは砒素)をイオン注入する
ことによって、N型拡散領域6を自己整合的に形成す
る。N型拡散領域6の側端部はサイドウォール絶縁層5
の側面部下端の延長線上に位置するので、ゲート電極3
下に位置するチャネル領域7内にオフセット17を自己
整合的に形成することができる。
【0037】次に、図3に示すように、第1ゲート電極
3,サイドウォール絶縁層5およびN型拡散領域6を覆
うように層間絶縁膜8を形成した後、ゲート電極3上に
位置する層間絶縁膜8を除去する。これにより、図4に
示されるような平坦な層間絶縁膜8が形成される。その
後、層間絶縁膜8上および第1ゲート電極3上に第2ゲ
ート電極9を形成する。そして、写真製版技術とドライ
エッチング技術とを用いて、第2ゲート電極9、第1ゲ
ート電極3、サイドウォール絶縁層5および層間絶縁膜
8をパターニングすることによって、図5に示されるよ
うな形状が得られる。
【0038】次に、図6に示すように、データ注入マス
ク10を用いて所望のオフセット位置にN型の不純物を
イオン注入することによってデータ注入を行なう。これ
により、図7に示されるようなN型のデータ注入領域1
5が形成される。このデータ注入領域15の形成によっ
てデータの書込が行なわれる。なお、図6に示す工程に
おいてデータ注入領域10に示される領域に不純物の注
入が行なわれるが、その不純物は第1ゲート電極3を突
き抜けることはなく、結局第1ゲート電極3をマスクと
してデータ注入領域15が自己整合的に形成される。こ
れにより、ソース/ドレイン領域を構成するN型拡散領
域6およびデータ注入領域15を容易に精度よく形成す
ることができる。それにより、オフセット領域17を精
度よく形成することができる。なお、図7は図6の10
0−100線に沿った断面図である。また図8は、図6
に示したオフセットメモリセルトランジスタからなるメ
モリアレイの等価回路図である。
【0039】図9は、オフセットROMの動作を説明す
るための回路であり、図10はオフセットROMの動作
を説明するための断面図である。図11は、オフセット
ROMのゲート電圧とドレイン電流との関係を示した相
関図である。図9〜図11を参照して、オフセットRO
Mの動作について説明する。V1 =0Vの場合、図11
に示すように通常のトランジスタと同様の動作をする。
すなわち、しきい値電圧Vthになると電流Idsが流
れ出す。しかしながら、V2 =0Vとして読出を行なっ
た場合にはオフセットがあるためチャネルが形成されな
い。このため、オフセットトランジスタには電流が流れ
ない。本実施例では、このようなオフセットROMを、
イオン注入によるトランジスタ分離を用いた仮想GND
NOR型メモリに適用することによって、メモリアレ
イ面積の小さい多値メモリを実現することができる。
【0040】図12は、従来の仮想GND NOR型メ
モリの構成を説明するための等価回路図である。まず図
12を参照して、従来の仮想GND NOR型メモリの
構成および読出方法について説明する。仮想GND N
OR型メモリでは、主ビット線BL1,BL2,BL
3,BL4にそれぞれ、副ビット線BL11およびBL
12、BL21およびBL22、BL31およびBL3
2、BL41およびBL42が接続されている。また、
主ソース線SL1、SL2、SL3、SL4に、それぞ
れ副ソース線SL11およびSL12、SL21および
SL22、SL31およびSL32、SL41およびS
L42が接続されている。主ビット線BL1〜BL4
は、センスアンプSAに接続されている。主ソース線S
L1〜SL4は、接地されている。主ビット線BL1〜
BL4は、選択信号Y1〜Y4によって選択される。ま
た、副ビット線BL11,BL12,〜,BL41,B
L42は、選択信号BS1およびBS2によって選択さ
れる。また、接地されるべき主ソース線SL1〜SL4
は、選択信号Z1〜Z4によって選択される。副ソース
線SL11,SL12,〜,SL41,SL42は選択
信号SS1およびSS2によって選択される。
【0041】また、図12を参照して、メモリアレイ中
のBL2,BL21,BL22,SL21,SL22,
SL31,SL2,SL3からなる部分を最小ユニット
と考えて読出方法について説明する。BS1がHレベル
であるとともに、BS2がLレベルである場合には、ト
ランジスタAがオンして主ビット線BL2が副ビット線
BL21に接続される。このとき、SL21またはSL
22のどちらを選択するかによってA2 列かB2 列かが
決まる。すなわち、SS1をHレベルとしてSS2をL
レベルとすれば、トランジスタCがオンして主ソース線
SL2は副ソース線SL21に接続される。これによ
り、A2 が選択される。また、SS2をHレベルとして
SS1をLレベルとすれば主ソース線SL2は副ソース
線SL22に接続される。これにより、B2 列が選択さ
れる。このように、BS1,BS2,SS1およびSS
2の組合せによって、A2 ,B2 ,C2 およびD2 の各
列を選択することができる。このようにして副ソース線
および副ビット線の選択が行なわれる。
【0042】また、主ビット線と主ソース線の選択方法
としては、選択する列がA2 ,B2およびC2 の場合に
は、主ビット線BL2と主ソース線SL2とを選択す
る。そして、選択する列がD2 列の場合には、主ビット
線BL2と主ソース線SL3とを選択する。具体的に
は、選択する列がA2 〜 C2 の場合には、Y2をHレ
ベルとすることに対応してZ2をHレベルにし、選択す
る列がD2 の場合にはY2をHレベルにすることに対応
してZ3をHレベルとして選択する。このような選択の
しかたによってBL2をセンスアンプSAに接続すると
ともに、SL2またはSL3をGNDに接地してデータ
の読出を行なう。なお、1つのセンスアンプSAに接続
される4つの主ビット線BL1〜BL4につながるメモ
リセル群が1つのI/Oから読み出される。
【0043】この仮想GND NOR型メモリでは、隣
接するメモリトランジスタのソース/ドレイン領域が共
通であるので、1本のワード線と1本の副ビット線と1
本の副ソース線とを選択して1つのトランジスタから読
出を行なう際にその選択されたトランジスタに隣接する
トランジスタにリーク電流が発生する場合がある。その
場合、読出を行なえないことになるので、選択された主
ソース選択に隣接する非選択の主ソース線にバイアス回
路B1およびB2を用いてバイアス電圧を印加してい
る。たとえば、選択された主ビット線および主ソース線
がそれぞれBL2,SL2である場合には、主ソース線
SL1およびSL3にバイアス電圧が印加される。これ
により、リーク電流が発生するのを防止しながら読出を
行なえるようにしている。このような構成を有する従来
の仮想GND NOR型メモリのメモリアレイ構造に本
実施例ではオフセットROMを組合せる。これにより、
メモリアレイ面積の小さい多値メモリを可能にする。
【0044】図13は、本発明の第1実施例による、仮
想GND NOR型メモリのメモリアレイ構造にオフセ
ットROMを適用した半導体装置の等価回路図である。
図13を参照して、この半導体装置では、図12に示し
た従来の仮想GND NOR型メモリのバイアス回路B
1,B2およびセンスアンプSAを同じ回路(センスア
ンプ兼用バイアス回路14a,14b)にしている。こ
れにより、たとえば一方のセンスアンプ兼用バイアス回
路14aをビット線を充電するセンスアンプとし、他方
のセンスアンプ兼用バイアス回路14bをソース線を充
電するバイアス回路とするとともに、センスアンプ兼用
バイアス回路14aと14bの使い方を入れ換えること
によって、双方向読出が可能となる。なお、図13に示
されるセンスアンプ兼用バイアス回路14aの側のSA
信号および/SA信号は、図12に示す信号Y1〜Y4
に相当し、センスアンプ兼用バイアス回路14b側のS
A信号および/SA信号は図12に示す信号Z1〜Z4
に相当する。
【0045】具体的には、図13に示すように、副ビッ
ト線選択線BS1およびBS2と、副ソース線選択線S
S1およびSS2と、ワード線WL1〜WLnとの組合
せによって、読出されるべきメモリセル11が選択され
る。選択された主ビット線および主ソース線をたとえば
主ビット線BL1と主ソース線SL1とすると、その主
ビット線BL1と主ソース線SL1とをSA信号および
/SA信号によりビット線として用いるかソース線とし
て用いるかを決定する。
【0046】たとえば、SA信号をHレベルとした場
合、/SA信号はLレベルとなり、主ソース線SL1が
センスアンプ兼用バイアス回路14bに接続され、主ビ
ット線BL1がGNDに接地される。これにより、SL
1を主ビット線、BL1を主ソース線として使用し、読
出を行なうことになる。逆に、/SA信号をHレベルと
すると、SA信号はLレベルとなり、上記した読出の逆
の読出となる。すなわち、SL1を主ソース線、BL1
を主ビット線として読出を行なう。したがって、1つの
トランジスタを双方向から読出すことができ、その結果
多値読出が可能となる。なお、センスアンプ兼用バイア
ス回路14aおよび14bは、センスアンプとして使用
するかバイアス回路として使用するかを切換えることが
可能な切換手段を有するように構成する。これにより、
センスアンプ兼用バイアス回路14aが選択された主ビ
ット線BL1に接続されている場合には、センスアンプ
兼用バイアス回路14bは、選択された主ソース線SL
1の両隣の非選択の主ソース線SL0およびSL2(図
示せず)にバイアス電圧を印加する。また、センスアン
プ兼用バイアス回路14bが選択された主ビット線とし
て働くSL1に接続されている場合には、センスアンプ
バイアス回路14aは、選択された主ソース線として働
くBL1の両隣の非選択のBL0(図示せず)およびB
L2にバイアス電圧を印加する。その結果、リーク電流
の発生を防止でき、選択されたトランジスタのデータを
容易に読出すことができる。
【0047】図14〜図17は、本発明の第2実施例に
よる、オフセットROMを用いた仮想GND NOR型
メモリアレイ部の製造プロセスを説明するための断面図
および平面図である。図14〜図17を参照して、次に
第2実施例のメモリアレイ部の製造プロセスについて説
明する。
【0048】まず、図1で説明した第1実施例の半導体
装置の製造プロセスと同様のプロセスを用いて、第1ゲ
ート電極3およびその第1ゲート電極3の両側表面に接
触するサイドウォール絶縁層5までを形成する。その
後、サイドウォール絶縁層5のオフセット領域を形成し
ない部分(データ注入部分)を除去する。その後、残余
したサイドウォール絶縁層5および第1ゲート電極3を
マスクとしてN型の不純物をP型半導体基板1にイオン
注入することによって、ソース/ドレイン領域を構成す
るN型拡散領域6を形成する。図14の状態の平面図が
図15に示される。この後、図16および図17に示す
ように、層間絶縁膜8および第2ゲート電極9を形成す
る。
【0049】この第2実施例では、上記のように、ソー
ス/ドレイン領域(N型拡散領域6)を形成するための
イオン注入の前に、オフセット17を形成しない領域に
対応するサイドウォール絶縁層5の部分を除去すること
によって、イオン注入を行なった際にソース/ドレイン
領域6およびオフセット17を自己整合的に容易に形成
することができる。これにより、精度よくオフセット1
7およびソース/ドレイン領域(N型拡散領域6)を形
成することができる。なお、図17の200−200線
に沿った断面が図16に示されている。
【0050】図18〜図21は、本発明の第3実施例に
よる半導体装置のメモリセルアレイ部分の製造プロセス
を説明するための断面図および平面図である。図18〜
図21を参照して、次に第3実施例の半導体装置の製造
プロセスについて説明する。まず、図18に示すよう
に、P型半導体基板1の主表面上にゲート絶縁膜2を介
して第1ゲート電極3を所定の間隔を隔てて形成する。
第1ゲート電極3をマスクとしてN型の不純物をP型半
導体基板1にイオン注入することによって、ソース/ド
レイン領域を構成するN型拡散領域6を形成する。そし
て、第1ゲート電極3のオフセットを形成する部分のみ
を図19に示すように除去する。その後、図20および
図21に示すように、層間絶縁膜8および第2ゲート電
極9を形成する。図21は図20の300−300線に
沿った断面図である。この第3実施例では、ソース/ド
レイン領域を構成するN型不純物領域6が第1ゲート電
極3をマスクとして自己整合的に形成された後、オフセ
ット17を形成するので、ソース/ドレイン領域の形成
を容易に行なうことができる。
【0051】図22および図23は、本発明の第4実施
例による半導体装置のメモリアレイ部分の製造プロセス
を説明するための断面図および平面図である。図22お
よび図23を参照して、この第4実施例の半導体装置の
製造プロセスでは、上記した第3実施例と同様第1ゲー
ト電極3の所定部分を除去することによってオフセット
を形成する。この第4実施例では、第1ゲート電極3と
第2ゲート電極9とが削られる部分(チャネル領域部
分)に位置する第1ゲート電極のチャネル長方向に沿っ
た幅を図22に示すように予め大きくなるように形成す
る。そしてこの状態で第1ゲート電極3をマスクとして
N型の不純物をP型半導体基板1にイオン注入すること
によって、ソース/ドレイン領域を構成するN型不純物
領域6を形成する。その後、第1ゲート電極3のオフセ
ット形成領域に相当する部分3aを除去した後、層間絶
縁膜(図示せず)およびパターニングされた第2ゲート
電極9を形成する。これにより、ソース/ドレイン領域
を構成するN型拡散領域6を自己整合的に形成すること
ができるとともに、オフセット領域17も容易に形成す
ることができる。なお、図23の350−350線に沿
った断面図は図21に示した第3実施例の半導体装置の
断面図と同じになる。
【0052】図24〜図26は、本発明の第5実施例に
よる半導体装置のメモリセルアレイ部の製造プロセスを
説明するための斜視図、平面図および断面図である。図
24〜図26を参照して、以下に第5実施例の半導体装
置の製造プロセスについて説明する。
【0053】まず、図24に示すように、P型半導体基
板1の主表面上にゲート絶縁膜2を介して第1ゲート電
極3を所定の間隔を隔てて形成する。第1ゲート電極3
をマスクとしてP型半導体基板1にN型の不純物をイオ
ン注入することによって、ソース/ドレイン領域を構成
するN型拡散領域6を自己整合的に形成する。
【0054】そして、図25および図26に示すよう
に、層間絶縁膜8および第2ゲート電極9を形成した
後、第2ゲート電極9、層間絶縁膜8および第1ゲート
電極3ならびにゲート絶縁膜2をパターニングする。そ
の後、図25に示すように、オフセット注入マスクを用
いてオフセット注入領域13にP型の不純物(たとえば
ボロン)をイオン注入する。このイオン注入では、実際
には第1ゲート電極3がマスクとなるので、形成される
P型のオフセット領域16は図26に示すように自己整
合的に形成される。このようにこの第5実施例では、第
1ゲート電極3をマスクとしてソース/ドレイン領域を
構成するN型拡散領域6およびオフセット領域16を自
己整合的に形成することができ、その結果、N型拡散領
域6およびオフセット領域16を精度よく形成すること
ができる。
【0055】図27〜図29は、本発明の第6実施例に
よる半導体装置のメモリセルアレイ部の製造プロセスを
説明するための断面図である。図27〜図29を参照し
て、次に第6実施例の半導体装置の製造プロセスについ
て説明する。
【0056】まず、図27に示すように、P型半導体基
板1の主表面上にゲート絶縁膜2を形成する。ゲート絶
縁膜2上の所定領域に所定の間隔を隔てて第1ゲート電
極3を形成する。第1ゲート電極3をマスクとしてP型
の不純物をイオン注入することによって、P型拡散領域
26を形成する。この後、図1および図2に示した製造
プロセスと同様のプロセスを用いて、第1ゲート電極3
の両側表面に接触するように図28に示すようなサイド
ウォール絶縁層5を形成する。そして、第1ゲート電極
3およびサイドウォール絶縁層5をマスクとしてP型半
導体基板1にN型の不純物をイオン注入する。これによ
り、ソース/ドレイン領域を構成するN型拡散領域6を
形成する。
【0057】その後、図29に示すように、層間絶縁膜
8および第2ゲート電極9を形成した後、第2ゲート電
極9、層間絶縁膜8、第1ゲート電極3をパターニング
する。この後、図6に示した第1実施例の製造プロセス
と同様のプロセスを用いて、データ注入領域にN型の不
純物をイオン注入する。これにより、データ注入領域
(図示せず)を形成することができる。
【0058】このように、この第6実施例では、オフセ
ット領域26およびソース/ドレイン領域を構成するN
型拡散領域6を自己整合的に形成することができるの
で、ソース/ドレイン領域およびオフセット領域26を
精度よく形成することができる。
【0059】なお、上記した第2実施例〜第6実施例の
オフセットROMからなるメモリセルアレイも図13に
示した第1実施例の仮想GND NOR型メモリに適用
可能である。
【0060】
【発明の効果】請求項1に記載の半導体装置によれば、
オフセットソース/ドレイン領域をサイドウォール絶縁
膜の外側表面のほぼ延長線上にその側端部が位置するよ
うに形成し、データ注入部に位置するオフセットソース
/ドレイン領域と第1のゲート電極との間にデータ注入
層を設けることによって、オフセットソース/ドレイン
領域を形成する際にサイドウォール絶縁膜をマスクとし
て容易に自己整合的に形成することができるとともに、
データ注入層も第1のゲート電極をマスクとしてイオン
注入することによって容易に自己整合的に形成すること
ができる。これにより、オフセットソース/ドレイン領
域およびデータ注入層を精度よく形成することができ
る。
【0061】請求項2に記載の半導体装置によれば、第
1のゲート電極のオフセット形成領域に対応する側の側
表面にのみ接触するようにサイドウォール絶縁膜を形成
し、そのサイドウォール絶縁膜の外側表面の延長線上お
よび第1のゲート電極の側表面の延長線上にその側端部
が位置するようにソース/ドレイン領域を設けることに
よって、ソース/ドレイン領域の形成時に上記残余した
サイドウォール絶縁膜および第1のゲート電極をマスク
としてイオン注入することによって、ソース/ドレイン
領域およびオフセット領域を自己整合的に精度よく形成
することができる。
【0062】請求項3に記載の半導体装置によれば、オ
フセット領域に対応する第1のゲート電極の方がオフセ
ット領域に対応しない第1のゲート電極よりもそのチャ
ネル長方向に沿った方向の長さが短くなるように形成
し、ソース/ドレイン領域をオフセット領域に対応しな
い第1のゲート電極のチャネル長方向に沿った方向の長
さとほぼ同じ間隔を隔てて設けることによって、予め第
1のゲート電極をマスクとしてソース/ドレイン領域を
自己整合的に形成した後短い第1のゲート電極を形成す
るようにすれば、ソース/ドレイン領域を精度よく形成
することができるとともにオフセット領域を容易に形成
することができる。
【0063】
【0064】
【0065】請求項に記載の半導体装置の製造方法に
よれば、第1のゲート電極の両側表面上に位置するサイ
ドウォール絶縁膜をマスクとして半導体基板の主表面に
不純物をイオン注入することによってオフセットソース
/ドレイン領域を形成し、データ注入部に位置する第1
のゲート電極をマスクとしてサイドウォール絶縁膜を通
して半導体基板の主表面に不純物をイオン注入すること
によってデータ注入層を形成することによって、オフセ
ットソース/ドレイン領域およびデータ注入層を自己整
合的に精度よく形成することができる。
【0066】請求項に記載の半導体装置の製造方法に
よれば、第1のゲート電極の両側表面上にサイドウォー
ル絶縁膜を形成した後、第1のゲート電極のデータ注入
領域に対応する側の側表面に位置するサイドウォール絶
縁膜を除去し、残余したサイドウォール絶縁膜および第
1のゲート電極をマスクとしてソース/ドレイン領域を
形成することによって、ソース/ドレイン領域およびオ
フセット領域を自己整合的に精度よく形成することがで
きる。
【0067】請求項に記載の半導体装置の製造方法に
よれば、第1のゲート電極をマスクとしてソース/ドレ
イン領域を形成した後、第1のゲート電極の、オフセッ
ト形成領域に位置する側壁部分を除去することによって
オフセット領域を形成することにより、ソース/ドレイ
ン領域を自己整合的に精度よく形成することができると
ともに、オフセット領域も容易に形成することができ
る。
【0068】
【0069】請求項に記載の半導体装置の製造方法に
よれば、第1のゲート電極をマスクとしてオフセット注
入層を形成し、第1のゲート電極の両側表面に位置する
サイドウォール絶縁膜をマスクとしてソース/ドレイン
領域を形成し、データ注入部に位置する第1のゲート電
極をマスクとしてデータ注入領域を形成することによっ
て、ソース/ドレイン領域、オフセット注入層およびデ
ータ注入領域を自己整合的に精度よく形成することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例による半導体装置のオフ
セットROMからなるメモリセルアレイ部の製造プロセ
スの第1工程を説明するための斜視図である。
【図2】 本発明の第1実施例による半導体装置のオフ
セットROMからなるメモリセルアレイ部の製造プロセ
スの第2工程を説明するための斜視図である。
【図3】 本発明の第1実施例による半導体装置のオフ
セットROMからなるメモリセルアレイ部の製造プロセ
スの第3工程を説明するための斜視図である。
【図4】 本発明の第1実施例による半導体装置のオフ
セットROMからなるメモリセルアレイ部の製造プロセ
スの第4工程を説明するための斜視図である。
【図5】 本発明の第1実施例による半導体装置のオフ
セットROMからなるメモリセルアレイ部の製造プロセ
スの第5工程を説明するための斜視図である。
【図6】 本発明の第1実施例による半導体装置のオフ
セットROMからなるメモリセルアレイ部の製造プロセ
スの第6工程を説明するための平面図である。
【図7】 図6に示した工程における100−100線
に沿った断面図である。
【図8】 本発明の第1実施例による半導体装置のメモ
リセルアレイ部を示した等価回路図である。
【図9】 オフセットROMの動作を説明するための等
価回路図である。
【図10】 オフセットROMの動作を説明するための
断面図である。
【図11】 オフセットROMの電流−電圧特性を示し
た相関図である。
【図12】 従来の仮想GND NOR型メモリの構成
を示した等価回路図である。
【図13】 本発明の第1実施例による多値メモリの構
成を示した等価回路図である。
【図14】 本発明の第2実施例による半導体装置のメ
モリセルアレイ部の製造プロセスの第1工程を説明する
ための斜視図である。
【図15】 図14に示した工程における平面図であ
る。
【図16】 本発明の第2実施例による半導体装置のメ
モリセルアレイ部の製造プロセスの第2工程を説明する
ための断面図である。
【図17】 図16に示した工程における平面図であ
る。
【図18】 本発明の第3実施例による半導体装置のメ
モリセルアレイ部の製造プロセスの第1工程を説明する
ための斜視図である。
【図19】 本発明の第3実施例による半導体装置のメ
モリセルアレイ部の製造プロセスの第2工程を説明する
ための斜視図である。
【図20】 本発明の第3実施例による半導体装置のメ
モリセルアレイ部の製造プロセスの第3工程を説明する
ための平面図である。
【図21】 図20に示した工程における300−30
0線に沿った断面図である。
【図22】 本発明の第4実施例による半導体装置のメ
モリセルアレイ部の製造プロセスの第1工程を説明する
ための斜視図である。
【図23】 本発明の第4実施例による半導体装置のメ
モリセルアレイ部の製造プロセスの第2工程を説明する
ための平面図である。
【図24】 本発明の第5実施例による半導体装置のメ
モリセルアレイ部の製造プロセスの第1工程を説明する
ための斜視図である。
【図25】 本発明の第5実施例による半導体装置のメ
モリセルアレイ部の製造プロセスの第2工程を説明する
ための平面図である。
【図26】 図25に示した工程における400−40
0線に沿った断面図である。
【図27】 本発明の第6実施例による半導体装置のメ
モリセルアレイ部の製造プロセスの第1工程を説明する
ための断面図である。
【図28】 本発明の第6実施例による半導体装置のメ
モリセルアレイ部の製造プロセスの第2工程を説明する
ための平面図である。
【図29】 本発明の第6実施例による半導体装置のメ
モリセルアレイ部の製造プロセスの第3工程を説明する
ための平面図である。
【図30】 従来のNOR型メモリの構成を示した等価
回路図である。
【図31】 従来のNOR型メモリのメモリセル部分を
示した平面図である。
【図32】 図31に示した150−150線に沿った
断面図である。
【図33】 従来のオフセットトランジスタを示した断
面図である。
【符号の説明】 1 P型半導体基板、3 第1ゲート電極、5 サイド
ウォール絶縁層、6N型拡散領域、9 第2ゲート電
極、14a,14b センスアンプ兼用バイアス回路、
17 オフセット(領域)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 香田 憲次 兵庫県伊丹市瑞原4丁目1番地 三菱電 機株式会社北伊丹製作所内 (72)発明者 定家 弘美 兵庫県伊丹市中央3丁目1番17号 三菱 電機セミコンダクタソフトウエア株式会 社内 (56)参考文献 特開 昭63−64361(JP,A) 特開 平5−299613(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/8246 H01L 27/112

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主表面を有する半導体基板と、 前記半導体基板の主表面上に所定の間隔を隔てて形成さ
    れた複数の第1のゲート電極と、 前記複数の第1のゲート電極の各々の両側表面上に接触
    して形成されたサイドウォール絶縁膜と、 前記半導体基板の主表面上の、前記サイドウォール絶縁
    膜の外側表面のほぼ延長線上にその側端部が位置するよ
    うに所定の間隔を隔てて形成された複数の第1導電型の
    オフセットソース/ドレイン領域と、 データ注入部に位置する、前記オフセットソース/ドレ
    イン領域と前記第1のゲート電極との間のオフセット部
    に形成された第1導電型のデータ注入層と、 前記複数の第1のゲート電極の上部表面に接触するよう
    に形成された第2のゲート電極とを備えた、半導体装
    置。
  2. 【請求項2】 主表面を有する半導体基板と、 前記半導体基板の主表面上に所定の間隔を隔てて形成さ
    れた複数の第1のゲート電極と、 前記第1のゲート電極の、オフセット形成領域に対応す
    る側の側表面にのみ接触して形成されたサイドウォール
    絶縁膜と、 前記半導体基板の主表面上の、前記サイドウォール絶縁
    膜の外側面の延長線上および前記第1のゲート電極の側
    表面の延長線上にその側端部が位置するように形成され
    たソース/ドレイン領域とを備えた、半導体装置。
  3. 【請求項3】 主表面を有する半導体基板と、 前記半導体基板の主表面上に所定の間隔を隔てて複数形
    成され、オフセット領域に対応するものの方が前記オフ
    セット領域に対応しないものよりもそのチャネル長方向
    に沿った方向の長さが短い第1のゲート電極と、 前記オフセット領域に対応しない第1のゲート電極のチ
    ャネル長方向に沿った方向の長さとほぼ同じ間隔を隔て
    て前記第1のゲート電極を挟むように形成され、ほぼ同
    一の前記チャネル長方向に沿った方向の長さを有する複
    数のソース/ドレイン領域と、 前記複数の第1のゲート電極の上部表面に接触するよう
    に形成された第2のゲート電極とを備えた、半導体装
    置。
  4. 【請求項4】 半導体基板の主表面上に所定の間隔を隔
    てて第1のゲート電極を形成する工程と、 前記第1のゲート電極の両側表面上に接触するようにサ
    イドウォール絶縁膜を形成する工程と、 前記サイドウォール絶縁膜をマスクとして前記半導体基
    板の主表面に不純物をイオン注入することによって第1
    導電型のオフセットソース/ドレイン領域を形成する工
    程と、 データ注入部に位置する前記第1のゲート電極をマスク
    として前記サイドウォール絶縁膜を通して前記半導体基
    板の主表面に不純物をイオン注入することによって、第
    1導電型のデータ注入層を形成する工程とを備えた、半
    導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 半導体基板の主表面上に所定の間隔を隔
    てて第1のゲート電極を形成する工程と、 前記第1のゲート電極の両側表面上に接触するようにサ
    イドウォール絶縁膜を形成する工程と、 前記第1のゲート電極のデータ注入領域に対応する側の
    側表面に位置するサイドウォール絶縁膜を除去する工程
    と、 前記残余したサイドウォール絶縁膜および前記第1のゲ
    ート電極をマスクとして、前記半導体基板の主表面に不
    純物をイオン注入することによりソース/ドレイン領域
    を形成する工程とを備えた、半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 半導体基板の主表面上に所定の間隔を隔
    てて第1のゲート電極を形成する工程と、 前記第1のゲート電極をマスクとして前記半導体基板の
    主表面上に不純物をイオン注入することによってソース
    /ドレイン領域を形成する工程と、 前記第1のゲート電極の、オフセット形成領域に位置す
    る側壁部分を前記チャネル長方向の所定の長さ分だけ除
    去することによってオフセット領域を形成する工程とを
    備えた、半導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 半導体基板の主表面上に所定の間隔を隔
    てて第1のゲート電極を形成する工程と、 前記第1のゲート電極をマスクとして前記半導体基板に
    不純物をイオン注入することによって第1導電型のオフ
    セット注入層を形成する工程と、 前記第1のゲート電極の両側表面に接触するようにサイ
    ドウォール絶縁膜を形成する工程と、 前記サイドウォール絶縁膜をマスクとして前記半導体基
    板の主表面に不純物をイオン注入することによって第2
    導電型のソース/ドレイン領域を形成する工程と、 データ注入部に位置する前記第1のゲート電極をマスク
    として前記サイドウォール絶縁膜を通して前記半導体基
    板の主表面に不純物をイオン注入することによって第2
    導電型のデータ注入領域を形成する工程とを備えた、半
    導体装置の製造方法。
JP29473694A 1994-11-29 1994-11-29 半導体装置およびその製造方法 Expired - Fee Related JP3337578B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29473694A JP3337578B2 (ja) 1994-11-29 1994-11-29 半導体装置およびその製造方法
DE19541469A DE19541469C2 (de) 1994-11-29 1995-11-07 Maskenprogrammierbare Halbleitervorrichtungen und Verfahren zu deren Herstellung
US08/963,118 US5811862A (en) 1994-11-29 1997-10-28 Semiconductor device having a mask programmable memory and manufacturing method thereof

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29473694A JP3337578B2 (ja) 1994-11-29 1994-11-29 半導体装置およびその製造方法

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002185779A Division JP2003068884A (ja) 2002-06-26 2002-06-26 半導体装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08153806A JPH08153806A (ja) 1996-06-11
JP3337578B2 true JP3337578B2 (ja) 2002-10-21

Family

ID=17811644

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29473694A Expired - Fee Related JP3337578B2 (ja) 1994-11-29 1994-11-29 半導体装置およびその製造方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US5811862A (ja)
JP (1) JP3337578B2 (ja)
DE (1) DE19541469C2 (ja)

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3006548B2 (ja) * 1997-06-23 2000-02-07 日本電気株式会社 Mos型半導体読み出し専用メモリ装置
JP3885844B2 (ja) 1998-01-27 2007-02-28 ローム株式会社 半導体装置
US6016390A (en) * 1998-01-29 2000-01-18 Artisan Components, Inc. Method and apparatus for eliminating bitline voltage offsets in memory devices
DE19815873A1 (de) * 1998-04-08 1999-10-14 Siemens Ag Verfahren zur Herstellung einer Halbleiter-Speichervorrichtung
EP0977258B9 (en) * 1998-07-29 2005-07-27 Macronix International Co., Ltd. Process and integrated circuit for a multilevel memory cell
US6329695B1 (en) * 1999-01-06 2001-12-11 Advanced Micro Devices, Inc. Merged sidewall spacer formed between series-connected MOSFETs for improved integrated circuit operation
JP3506668B2 (ja) 2000-11-17 2004-03-15 沖電気工業株式会社 読み出し専用不揮発性メモリの製造方法
JP2003092365A (ja) 2001-09-18 2003-03-28 Oki Electric Ind Co Ltd 読み出し専用不揮発性メモリ
DE10162307A1 (de) * 2001-12-19 2003-07-03 Philips Intellectual Property Verfahren und Anordnung zur Herstellung von maskenprogrammierten ROMs unter Verwendung einer mehrere Systeme umfassenden Maske sowie ein entsprechendes Computerprogrammprodukt und ein entsprechendes computerlesbares Speichermedium
EP1353371A1 (en) * 2002-04-12 2003-10-15 STMicroelectronics S.r.l. Two-bit rom cell manufacturing process
CN100352060C (zh) * 2002-05-20 2007-11-28 旺宏电子股份有限公司 双位操作的掩模式只读存储器结构及其制造方法
ITRM20030354A1 (it) 2003-07-17 2005-01-18 Micron Technology Inc Unita' di controllo per dispositivo di memoria.
US7012310B2 (en) * 2003-08-14 2006-03-14 Silcon Storage Technology, Inc. Array of multi-bit ROM cells with each cell having bi-directional read and a method for making the array
JP5028007B2 (ja) * 2005-12-01 2012-09-19 ラピスセミコンダクタ株式会社 不揮発性記憶装置およびその書込み方法

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS589518B2 (ja) * 1975-08-22 1983-02-21 三菱電機株式会社 半導体メモリ装置
JPH0628303B2 (ja) * 1984-07-17 1994-04-13 三菱電機株式会社 読み出し専用半導体記憶装置の書き込み方法
JPS62194662A (ja) * 1986-02-21 1987-08-27 Hitachi Ltd 半導体集積回路装置の製造方法
JPH0828431B2 (ja) * 1986-04-22 1996-03-21 日本電気株式会社 半導体記憶装置
JPS6364361A (ja) * 1986-09-03 1988-03-22 Sharp Corp マスクromの製造方法
US5258958A (en) * 1989-06-12 1993-11-02 Kabushiki Kaisha Toshiba Semiconductor memory device
JPH0380497A (ja) * 1989-08-23 1991-04-05 New Japan Radio Co Ltd Romの書き込み方法
IT1239707B (it) * 1990-03-15 1993-11-15 St Microelectrics Srl Processo per la realizzazione di una cella di memoria rom a bassa capacita' di drain
US5117389A (en) * 1990-09-05 1992-05-26 Macronix International Co., Ltd. Flat-cell read-only-memory integrated circuit
JPH04119665A (ja) * 1990-09-10 1992-04-21 Matsushita Electron Corp 半導体記憶装置とその製造方法
JPH05152547A (ja) * 1991-11-26 1993-06-18 Toshiba Corp マスクromの製造方法
JPH0637284A (ja) * 1992-01-07 1994-02-10 Mega Chips:Kk 半導体装置及びその製造方法
US5432103A (en) * 1992-06-22 1995-07-11 National Semiconductor Corporation Method of making semiconductor ROM cell programmed using source mask
JPH06318683A (ja) * 1993-05-01 1994-11-15 Toshiba Corp 半導体記憶装置及びその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
DE19541469C2 (de) 2001-03-15
DE19541469A1 (de) 1996-05-30
JPH08153806A (ja) 1996-06-11
US5811862A (en) 1998-09-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7049654B2 (en) Memory with split gate devices and method of fabrication
US7416941B2 (en) Four-bit finfet NVRAM memory device
JP3317459B2 (ja) 不揮発性記憶素子およびこれを利用した不揮発性記憶装置、この記憶装置の駆動方法、ならびにこの記憶素子の製造方法
JP5350589B2 (ja) 個別ゲート構造を備えたトランジスタ
JP3150362B2 (ja) Eprom仮想接地アレイ
US7642606B2 (en) Semiconductor device having non-volatile memory and method of fabricating the same
US5600171A (en) Mask ROM device
JP3337578B2 (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP3201370B2 (ja) 不揮発性半導体記憶装置及びその製造方法
US7889556B2 (en) Flash memory having insulating liners between source/drain lines and channels
JP2009535810A (ja) 低抵抗共通ソースおよび高電流駆動能力を有するメモリセルアレイ
JP2802470B2 (ja) 半導体装置およびその製造方法
US10762966B2 (en) Memory arrays and methods of forming the same
KR20150121399A (ko) 전하 트랩층을 갖는 불휘발성 메모리소자 및 그 제조방법
US9741768B1 (en) Controlling memory cell size in three dimensional nonvolatile memory
JP2825407B2 (ja) 不揮発性半導体記憶装置
US10541273B2 (en) Vertical thin film transistors with isolation
JPH04275457A (ja) 半導体装置及びその製造方法
KR100265770B1 (ko) 워드라인 보다 짧은 비트라인을 갖는 에스램 셀
JP2001284472A (ja) ノア型マスクロム素子のセルアレイ領域及びその形成方法
KR20190118103A (ko) Nor형 플래시 메모리 및 이의 제조 방법
JP2793722B2 (ja) 不揮発性半導体記憶装置およびその製造方法
JP2003068884A (ja) 半導体装置
US6146943A (en) Method for fabricating nonvolatile memory device
KR100244276B1 (ko) 비휘발성 메모리 소자의 어레이 및 그의 제조방법

Legal Events

Date Code Title Description
S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070809

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080809

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080809

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090809

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees