JP3335553B2 - フィルムリーダの洗浄装置 - Google Patents

フィルムリーダの洗浄装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フィルムを自動現
像器によって連続的に現像していくときに現像ラインに
通しやすくするために用いるフィルムリーダを水洗いす
るための洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】写真フィルムを自動的に現像していく現
像装置では、フィルムを条材として装置内に送り込み、
現像液及び洗浄液にフィルムを順に浸漬していくことで
現像処理される。このような連続的なフィルムの現像で
は、フィルムケースからフィルムを1本の条材として現
像ラインに供給されるフィルム自体の剛性が小さいこと
や曲がりやすいことから、ラインに送り込むのに備えて
フィルムリーダが一般に利用される。
【0003】このフィルムリーダは、適度な硬さと厚さ
を持つポリエチレンのシートを素材としたもので、たと
えば2本のフィルムケースからのそれぞれのフィルムを
2本の条材としてそれぞれの先端をテープ等によって接
合してラインに送り込まれる。これにより、フィルムリ
ーダは現像装置の内部のローラ列を巡りながらパスして
フィルムをガイドしていき、現像液や洗浄液に浸しなが
ら現像の連続処理が行われる。
【0004】フィルムリーダは、1回の現像だけでなく
繰り返して使用されるので、使用の度に汚れてしまう。
たとえば、現像の最終工程の現像液やその他の処理液が
付着したまま新たなフィルムの現像にそのまま使ってし
まうと、付着液が最初の工程の液剤中に混入し、現像の
際の発色性に影響を及ぼすことになる。このため、1回
の現像過程が終わればフィルムリーダを洗うことが必要
とされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来では、フィルムリ
ーダの洗浄は手洗いによるものが殆どであり、たとえば
ボールの中に水を垂れ流しながらフィルムリーダを水の
中に浸して手洗いし、これを引き上げて布で水滴を拭き
取るという作業に頼っている。このような手作業で洗浄
を済ませている理由の一つは、フィルムリーダがA4判
の用紙程度の大きさであって、その硬さ等が手洗いに比
較的適していることにあると思われる。
【0006】しかしながら、多量のフィルムを現像する
場合では使用するフィルムリーダの枚数も多くなり、こ
れらを1枚ずつ手洗いするのでは、作業負担も大きくな
るしその洗浄時間も長くなる。そして、現像過程を終え
たフィルムリーダには各種の処理液が付着しているの
で、作業者は専用のビニル手袋等を使ったとしても手を
荒らしてしまうことが多い。
【0007】また、手洗いによる洗浄では、洗浄時間が
十分でなかったり作業者の技量が洗浄の良否にも差が出
るので、再使用するときのフィルムリーダの洗浄度にば
らつきを生じてしまう。そして、最終工程での処理液が
十分に洗い落とされていないままでラインに送り込んで
しまうと、現像しようとするフィルムについての色の発
色性の不良を招く可能性がある。
【0008】本発明において解決すべき課題は、使用後
のフィルムリーダを機械的に高い洗浄度で洗浄できると
ともに再利用するときの色の発色性への影響も及ぼすこ
とがないフィルムリーダの洗浄装置を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、自動現像装置
の現像ラインにフィルムを流すときにこのフィルムの先
端に接続して現像ライン中でのガイド材とする屈曲自在
なフィルムリーダを洗浄する装置であって、フィルムリ
ーダを入側から出側まで搬送する搬送ラインと、この搬
送ラインの中に組み込まれフィルムリーダに送りを与え
ながら洗浄液で洗浄する洗浄部と、この洗浄部の下流に
配置され同様にフィルムリーダに送りを与えながら乾燥
させる乾燥部とからなることを特徴とする。
【0010】このような構成において、洗浄部は、フィ
ルムリーダを上に凹となる向きに曲げ変形させて通過さ
せる洗浄パスを備え、この洗浄パスに洗浄液の供給系統
及び回収系統をそれぞれ接続したものとすることができ
る。この場合、洗浄パスは、円弧状の断面形状を持つ洗
浄ポットの内周面と、この洗浄ポットの中にほぼ半分程
度が埋没するほぼ円筒状のヘッダーの外周面との間の隙
間として形成し、ヘッダーには洗浄パスに洗浄液を供給
する配管を備えるとともに、洗浄パスからのオーバーフ
ローの水位に合わせた位置から外部にかけてのオーバー
フロー流路を備えた構成とすることもできる。
【0011】また、乾燥部は、フィルムリーダのパスラ
インを挟む一対の加熱源と、これらの加熱源を包囲して
フィルムリーダの送り方向にループを描いてパス方向に
走行駆動される拭触帯とを備えた構成とすることがで
き、この場合拭触帯は吸水性の布を素材としたものとし
てよい。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は本発明のフィルムリーダ洗
浄装置の要部を示す縦断面図、図2は平面断面図、図3
はフィルムリーダの出口側から見た正面縦断面図であ
る。
【0013】図において、洗浄装置は箱状のハウジング
1の左端にフィルムリーダをセットて送り込むためのガ
イド1a及び右端に洗浄処理後のフィルムリーダを回収
するためのトレー1bを備え、ガイド1aにフィルムリ
ーダを手差し式で洗浄ラインに供給可能としている。
【0014】ハウジング1の内部には、ガイド1aから
のフィルムリーダを受けてこれを搬送するための上下一
対の第1の送りローラ2a,2bと、これらの下流に配
置された第2の送りローラ3a,3bを備える。これら
の第1,第2の送りローラ2a,2b,3a,3bは、
後述する乾燥ユニットでの送りにも兼用される駆動モー
タ4を駆動源とし、この駆動モータ4の出力軸にベルト
4a及び下段配置の第1,第2の送りローラ2b,3b
に同軸上に備えたプーリ4b,4cによって同期して回
転駆動される。
【0015】第1の送りローラ2a,2bと第2の送り
ローラ3a,3bとの間には、供給されたフィルムリー
ダを洗浄するための洗浄ユニット5を本実施の形態にお
ける洗浄部として設ける。図4に洗浄ユニット5の要部
の縦断面図を示す。
【0016】洗浄ユニット5は、下配置の第1及び第2
の送りローラ2b,3bの上端よりも少し低いレベルに
上端を位置させた洗浄ポット6と、この洗浄ポット6の
中にほぼ下半分を埋没状態に組み込んだ本実施の形態に
おけるヘッダーとしての給水ヘッダー7との組合せであ
り、これらの洗浄ポット6及び給水ヘッダー7の長手方
向(図2において上下方向)はそれぞれフィルムリーダ
の幅よりも少し長い寸法を持つ。
【0017】洗浄ポット6は、図4に示すように、中心
角度が180程度の半円弧状の断面の桶状であり、この
中に給水ヘッダー7から水を供給すると共に第1の送り
ローラ2a,2bから送り込まれるフィルムリーダが第
2の送りローラ3a,3b方向に引き抜かれてパスする
間にこのフィルムリーダを洗浄する。
【0018】給水ヘッダー7はたとえば塩化ビニルのパ
イプを素材としたもので、図4に示すように、洗浄ポッ
ト6と同軸上であって且つその外周面が洗浄ポット6の
内周面との間に円弧状断面の隙間ができるように組み込
み、この隙間の部分を洗浄パスCとする。そして、給水
ヘッダー7の外周面には、洗浄ポット6の上端縁に臨む
姿勢のガイド7a,7bを突き出して設け、これらのガ
イド7a,7bよってフィルムリーダの洗浄パスCへの
入り込み及び第2の送りローラ3a,3b方向への抜け
を案内できるようにする。
【0019】給水ヘッダー7の軸線方向の両端は、図5
の(a)に示すように、面板7cによって閉じたものと
し、一端側の面板7cには外部からの給水配管に接続す
る給水管8及び給水ヘッダー7からの水を回収する排水
ソケット9を取り付ける。給水管8は面板7cを貫通し
て給水ヘッダー7の他端側の面板7cに先端が着座する
軸線方向の長さを持ち、周壁には一定の間隔をおいて流
出口8aを開けたもので、面板7cの外に突き出ている
部分に水道配管からのホース(図示せず)を接続するこ
とによって給水可能とする。また、排水ソケット9は面
板7cの下端側に固定されたもので、洗浄パスCからの
オーバーフローを給水ヘッダー7の中を経由してドレン
として排出する。
【0020】給水ヘッダー7の周壁には、図5の(b)
に示すように、複数の供給孔7d及び回収孔7eをそれ
ぞれ軸線方向に間隔をおいて開ける。すなわち、供給孔
7dは給水管8の流出口8aの配列ピッチと同じとする
ことによって、図4に示すように、これらの供給孔7d
と流出口8aとを連通させる位置関係として、給水ヘッ
ダー7に対して給水管8を組み込んで固定する。これに
より、外部から給水管8に供給された水は、流出口8a
から供給孔7dを経由して洗浄パスCへと送り出され
る。
【0021】一方、回収孔7eは、図4に示すように、
洗浄ポット6の上端縁よりも低い部分に位置して洗浄パ
スCに臨んでいる。したがって、洗浄パスC中に供給さ
れた水は、この回収孔7eの位置が最高水位となり、こ
れを越えるようになると回収孔7eから給水ヘッダー7
側にオーバーフローとして流れ込む。そして、給水ヘッ
ダー7の面板7cの下端部には排水ソケット9を設けて
いるので、オーバーフローした水はこの排水ソケット9
からドレンとして回収される。
【0022】図1及び図2に戻って、第2の送りローラ
3a,3bの下流にはベルト4aに張力を付与するため
のテンションローラ4dを配置し、更にその下流であっ
てトレー1bとの間に洗浄後のフィルムリーダを乾燥さ
せるための乾燥ユニット10を本実施の形態における乾
燥部として設ける。
【0023】この乾燥ユニット10は、図6及び図7に
詳細に示すように、フィルムリーダのパスラインの上下
に一対配置したたヒータブロック10a,10bとこれ
らの周りを周回する拭触帯11,12を備えたものであ
る。
【0024】これらの拭触帯11,12は、それぞれロ
ーラ11a,11b及び12a,12bの組によってル
ープ状に巻回され、下段配置のローラ12aに同軸上に
設けたプーリ12cにはベルト4aを掛け回す。したが
って、駆動モータ4の駆動時には、第1,第2の送りロ
ーラ2a,2b,3a,3bの回転と同期してローラ1
2aが回動して拭触帯12が図6において矢印方向に走
行し、この拭触帯12に接触している上側配置の拭触帯
11も図中の矢印方向に走行する。
【0025】また、ヒータブロック10a,10bは、
その内部にコイル等を配線して発熱可能とした従来周知
の面状ヒータを用いることができ、過熱によるフィルム
リーダの損傷を防ぐためにサーモスタット等による温度
制御を行わせることは無論である。
【0026】なお、拭触帯11,12の素材としては、
フィルムリーダの表面に付着した水滴を拭い取れるよう
な布とすることが好ましく、吸水性がよくしかも乾燥し
た後でも硬くならないネル製品とすることが最適であ
る。また、これらの拭触帯11,12を巻回しているロ
ーラ11a,11b,12a,12bは、それぞれフィ
ルムリーダのパス方向またはこれと直交する方向に位置
を変更できる組立て構造としておき、送り込まれるフィ
ルムリーダに対して適度な接触圧を作用させることがで
きるようにする。更に、駆動モータ4やヒータブロック
10a,10bへの通電及びこれらの制御は、ハウジン
グ1内または外部に備えるコントローラユニット(図示
せず)によるものとする。
【0027】以上の構成において、給水ヘッダー7には
外部の水道配管等に接続した給水管8から水が供給さ
れ、流出管8aから供給孔7dを抜けた水が洗浄パスC
に送り込まれる。この給水の期間では、前述のように、
オーバーフロー用孔として設けた回収孔7eによって洗
浄ポット6からの水の溢れ出しはない。また、給水の開
始と同時に、ヒータブロック10a,10bへの通電を
始め、拭触帯11,12を予熱しておく。
【0028】駆動モータ4を駆動させると、ガイド1a
から手差しされたフィルムリーダ(図示せず)は、第1
の送りローラ2a,2bのニップによって下流側に引き
込まれ、このニップの直ぐ下流に位置している斜め下向
きのガイド7aによって先端側が下に曲げられる。そし
て、このガイド7aには洗浄ポット6と給水ヘッダー8
との間の洗浄パスCが円弧状に連なっているので、フィ
ルムリーダはこの洗浄パスCの中に潜り込んで第2の送
りローラ3a,3b側に進む。この場合、洗浄パスCを
経由するときのフィルムリーダの搬送方向の長さが第1
の送りローラ2a,2bと第2の送りローラ3a,3b
との間のニップ間距離よりも少し長くしておけば、フィ
ルムリーダは第2の送りローラ3a,3b側に引き渡さ
れて乾燥ユニット9側への送りを与えることができる。
【0029】フィルムリーダが洗浄パスCを抜けるとき
には、供給孔7dからの水に浸漬されて移動していく。
そして、供給孔7dは図4に示すように第2の送りロー
ラ3a,3b側に偏っていて、回収孔7eはフィルムリ
ーダの入側の近傍に位置しているので、供給孔7dから
の水は移送されるフィルムリーダの進行方向と逆向きに
流れる。すなわち、フィルムリーダと水の流れとは互い
に向流の関係に近いものとなり、オーバーフローを積極
的に発生される供給流量としておけば、洗浄パスCの中
で水が淀んだり滞留したりしない流れの場となり、供給
された清浄な水によるフィルムリーダの洗浄が可能とな
る。
【0030】洗浄パスCの中は、薄肉のフィルムリーダ
が通過してその表面を水が伝って汚れを流し落とせるだ
けの空間の大きさとしておけばよい。このため、たとえ
ばボール等の槽に水を溜めたりしてフィルムリーダを通
過させる場合に比べると、外部から供給する水の流量は
少なくて済む。したがって、多量にフィルムリーダを洗
浄する場合でも水の消費量を削減できるほか、洗浄パス
Cは外部と遮断されているので、通水音や洗浄音も小さ
くなり、静寂な運転が行える。
【0031】洗浄パスCを抜けたフィルムリーダは、第
2の送りローラ3a,3bから乾燥ユニット10の拭触
帯11,12の間に送り込まれ、これらの拭触帯11,
12の走行によって乾燥ユニット10に引き込まれて乾
燥処理された後、トレー1bに排出される。
【0032】この乾燥ユニット10によるフィルムリー
ダの乾燥工程では、拭触帯11,12によってフィルム
リーダ表面の水滴が吸収され、この吸収された水分がヒ
ータブロック10a,10bからの加熱によって蒸発す
る。すなわち、フィルムリーダはヒータブロック10
a,10bに直に接触しないまま拭触帯11,12に保
持されて互いのスリップを生じないように搬送される。
したがって、拭触帯11,12が恰もアイロンをかける
ときに衣服の間に挟み込む湿った布と同じような作用を
し、フィルムリーダから水分の吸収と加熱による乾燥を
促すことができ、フィルムリーダへの表面疵等の発生が
防止される。
【0033】なお、乾燥ユニットとしては、ドライヤの
ように温風を吹き付ける方式のものとしてもよいが、温
風による水滴に飛散があることや乾燥時間が比較的長く
なる傾向にあるので、本実施の形態によるものが好まし
い。
【0034】以上のように、現像過程を経た後のフィル
ムリーダをガイド1aに載せて送り込むだけで、水によ
る洗浄とその後の乾燥とを自動的に行わせることがで
き、従来の手洗いに比べると作業負担の軽減が可能とな
るほか、洗い落としがなく良好に洗浄することができ
る。
【0035】
【発明の効果】請求項1の発明では、フィルムの現像処
理に使用されたフィルムリーダを搬送ラインに送り込め
ば、たとえば水等を洗浄液として洗浄部によって洗浄さ
れた後、乾燥部によって乾燥されたフィルムリーダが回
収でき、手洗いによる作業負担の軽減とフィルムリーダ
の良好な洗浄及び再使用が可能となる。
【0036】請求項2の発明では、洗浄パスの中にフィ
ルムリーダがほぼU字状に曲がりながら通過していくの
で、洗浄パスに洗浄液を供給してやれば、これによって
フィルムリーダ自身の動きと洗浄液との接触による洗浄
が可能となり、洗浄のためにフィルムリーダを強制的に
振り動かしたりする機構は一切不要となり、装置構成が
簡単になる。
【0037】請求項3の発明では、洗浄ポットとヘッダ
ーとの間の小さな隙間を洗浄パスとすることができるの
で、洗浄液の供給流量が少なくても十分な洗浄が可能と
なり、オーバーフロー流路を備えることによって洗浄装
置内に洗浄液が溢れ出ることによる不都合を防止でき
る。
【0038】請求項4の発明では、フィルムリーダに加
熱源が直に接触しないで拭触帯による水滴の拭き取りが
行われ、加熱源によって拭触帯からの水分の蒸発により
乾燥が行われるので、フィルムリーダの表面疵の発生が
防止される。
【0039】請求項5の発明では、拭触帯をたとえばネ
ル等のような吸水性の高い布とすることで、フィルムリ
ーダに付着した水滴の良好な拭き取りによる乾燥が促進
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のフィルムリーダの洗浄装置の要部を
示す縦断面図である。
【図2】 図1の洗浄装置の内部構造を示す平面断面図
である。
【図3】 図1の洗浄装置をフィルムリーダの排出側か
ら見た正面縦断面図である。
【図4】 洗浄ユニットの要部を示す縦断面図である。
【図5】 洗浄ユニットの給水ヘッダーの概略であっ
て、(a)は給水管及びソケットの配置を示す部分斜視
図、(a)は給水ヘッダーと給水管を分解して示す概略
斜視図である。
【図6】 乾燥ユニットの要部をフィルムリーダの送り
方向と直交した方向から見た図である。
【図7】 乾燥ユニットの要部を示す平面図である。
【符号の説明】
1 ハウジング 1a ガイド 1b トレー 2a,2b 第1の送りローラ 3a,3b 第2の送りローラ 4 駆動モータ 4a ベルト 5 洗浄ユニット(洗浄部) 6 洗浄ポット 7 給水ヘッダー(ヘッダー) 7a,7b ガイド 7c 面板 7d 供給孔 7e 回収孔 8 給水管 8a 流出口 9 排水ソケット 10 乾燥ユニット(乾燥部) 10a,10b ヒータブロック 11,12 拭触帯 C 洗浄パス

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動現像装置の現像ライン中でフィルム
    の先端に接続されるフィルムリーダを洗浄する装置とし
    、フィルムリーダを入側から出側まで搬送する搬送ラ
    インと、この搬送ラインの中に組み込まれフィルムリー
    ダに送りを与えながら洗浄液で洗浄する洗浄部と、この
    洗浄部の下流に配置され同様にフィルムリーダに送りを
    与えながら乾燥させる乾燥部とからなるフィルムリーダ
    の洗浄装置において、前記洗浄部は、円弧状の断面形状
    を持つ洗浄ポットの内周面とこの洗浄ポットの中にほぼ
    半分程度が埋没するほぼ円筒状のヘッダーの外周面との
    間の隙間として形成した洗浄パスを備え、前記乾燥部
    は、フィルムリーダのパスラインを挟む一対の加熱源
    と、これらの加熱源を包囲してフィルムリーダの送り方
    向にループを描いてパス方向に走行駆動される拭触帯と
    からなることを特徴とするフィルムリーダの洗浄装置。
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