JP2580035B2 - 感光材料現像処理装置 - Google Patents
感光材料現像処理装置Info
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- JP2580035B2 JP2580035B2 JP1099608A JP9960889A JP2580035B2 JP 2580035 B2 JP2580035 B2 JP 2580035B2 JP 1099608 A JP1099608 A JP 1099608A JP 9960889 A JP9960889 A JP 9960889A JP 2580035 B2 JP2580035 B2 JP 2580035B2
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- developing
- developer
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は画像が焼付けられた感光材料を現像部で現像
液を供給した後に水洗部へ搬送して水洗水で洗浄しフイ
ニツシング部で、フイニツシヤー液を塗布して現像処理
する感光材料現像処理装置に関する。
液を供給した後に水洗部へ搬送して水洗水で洗浄しフイ
ニツシング部で、フイニツシヤー液を塗布して現像処理
する感光材料現像処理装置に関する。
[従来の技術] 画像が焼付けられた感光材料(例えば感光性平版印刷
版等)は感光材料現像処理装置で現像処理される。
版等)は感光材料現像処理装置で現像処理される。
上記感光材料現像処理装置は、現像部、水洗部、フイ
ニツシング部等の各処理部が配設されておりこれらの各
処理部を搬送されながら感光材料は各処理がなされる。
ニツシング部等の各処理部が配設されておりこれらの各
処理部を搬送されながら感光材料は各処理がなされる。
[発明が解決しようとする課題] ところが、感光材料を現像処理した後、各処理部が現
像液、現像かす等によって汚れる。
像液、現像かす等によって汚れる。
このため、感光材料の現像処理の終了後や1日の作業
の終了後にあるいは定期的に操作員が各処理部を洗浄し
ているが、この作業は手間がかかり面倒であった。
の終了後にあるいは定期的に操作員が各処理部を洗浄し
ているが、この作業は手間がかかり面倒であった。
本発明は上記事実を考慮し、各処理部を自動的に洗浄
することが出来る感光材料現像処理装置を得ることが目
的である。
することが出来る感光材料現像処理装置を得ることが目
的である。
[課題を解決するための手段] 本発明は、上下方向両面に画像が焼付けられた感光材
料を搬送ローラによって略水平方向へ搬送して前記感光
材料の上下方向両面を現像処理する感光材料現像処理装
置であって、前記感光材料の上下方向両面へ現像液を塗
布する現像部と、前記現像部の搬送方向下流側に設置さ
れ、前記感光材料に塗布された現像液のうちの余分な現
像液を絞り取るスクイズローラと、前記現像液の搬送方
向下流側に設置され前記感光材料に水洗水を供給して前
記感光材料を洗浄する水洗部と、前記水洗部の搬送方向
下流側に設置され前記洗浄後の感光材料へフイニツシヤ
ー液を塗布するフイニツシング部と、前記搬送路の下方
に設置され、現像処理後の現像液及び洗浄後の水洗水を
収拾して廃棄する廃棄槽と、前記搬送ロール、前記スク
イズローラ、及び前記排液槽の内壁を含んだ装置全体に
洗浄水を供給して前記搬送ロール、前記スクイズロー
ラ、及び前記排液槽の内壁を含んだ装置全体を自動的に
洗浄する洗浄手段と、を設けたことを特徴としている。
料を搬送ローラによって略水平方向へ搬送して前記感光
材料の上下方向両面を現像処理する感光材料現像処理装
置であって、前記感光材料の上下方向両面へ現像液を塗
布する現像部と、前記現像部の搬送方向下流側に設置さ
れ、前記感光材料に塗布された現像液のうちの余分な現
像液を絞り取るスクイズローラと、前記現像液の搬送方
向下流側に設置され前記感光材料に水洗水を供給して前
記感光材料を洗浄する水洗部と、前記水洗部の搬送方向
下流側に設置され前記洗浄後の感光材料へフイニツシヤ
ー液を塗布するフイニツシング部と、前記搬送路の下方
に設置され、現像処理後の現像液及び洗浄後の水洗水を
収拾して廃棄する廃棄槽と、前記搬送ロール、前記スク
イズローラ、及び前記排液槽の内壁を含んだ装置全体に
洗浄水を供給して前記搬送ロール、前記スクイズロー
ラ、及び前記排液槽の内壁を含んだ装置全体を自動的に
洗浄する洗浄手段と、を設けたことを特徴としている。
[作用] 上記構成の本発明によれば、搬送ローラによって上下
方向両面に画像が焼き付けられた感光材料が略水平方向
へ搬送されて現像部へ到達すると、感光材料の上下方向
両面に現像液が供給されて塗布される。これによって、
感光材料の上下方向両面が現像処理される。
方向両面に画像が焼き付けられた感光材料が略水平方向
へ搬送されて現像部へ到達すると、感光材料の上下方向
両面に現像液が供給されて塗布される。これによって、
感光材料の上下方向両面が現像処理される。
次いで、前記感光材料に塗布された現像液のうちの余
分な現像液がスクイズローラによって絞りとられる。現
像液が塗布された感光材料が水洗部に達すると感光材料
に水洗水が供給されて感光材料が洗浄される。ここで、
搬送中の感光材料やスクイズローラから落下した現像液
等の現像処理後の現像液や、感光材料洗浄後の水洗水が
搬送路下方に設置された排液槽内に収拾され廃棄され
る。
分な現像液がスクイズローラによって絞りとられる。現
像液が塗布された感光材料が水洗部に達すると感光材料
に水洗水が供給されて感光材料が洗浄される。ここで、
搬送中の感光材料やスクイズローラから落下した現像液
等の現像処理後の現像液や、感光材料洗浄後の水洗水が
搬送路下方に設置された排液槽内に収拾され廃棄され
る。
さらに、水洗後の感光材料がフイニツシング部に到達
すると感光材料へフイニツシヤー液が感光材料へ塗布さ
れ、現像処理が終了する。
すると感光材料へフイニツシヤー液が感光材料へ塗布さ
れ、現像処理が終了する。
さらにこの後、洗浄手段から洗浄水が搬送ロール、ス
クイズローラ、及び排液槽の内壁を含んだ装置全体に自
動的に供給され装置全体が洗浄される。このため、従来
煩雑で面倒であった装置内部の洗浄作業が容易となる。
クイズローラ、及び排液槽の内壁を含んだ装置全体に自
動的に供給され装置全体が洗浄される。このため、従来
煩雑で面倒であった装置内部の洗浄作業が容易となる。
[実施例] 第1図には本発明に係る感光材料現像処理装置10の実
施例が示されている。
施例が示されている。
感光材料処理装置10には図示しない焼付装置で、上下
両面へ画像が焼付けられた感光材料である感光性平版印
刷版(以下「PS版」という)12を現像処理するための現
像部14と、現像後のPS版12を水洗するための水洗部16
と、PS版12へフイニツシヤー液を塗布するためのフイニ
ツシング部とを備えている。これらの現像部14、水洗部
16、フイニツシング部18は順に設けられており、上下両
面に画像が焼付けられたPS版12は略水平方向に搬送され
て処理される。
両面へ画像が焼付けられた感光材料である感光性平版印
刷版(以下「PS版」という)12を現像処理するための現
像部14と、現像後のPS版12を水洗するための水洗部16
と、PS版12へフイニツシヤー液を塗布するためのフイニ
ツシング部とを備えている。これらの現像部14、水洗部
16、フイニツシング部18は順に設けられており、上下両
面に画像が焼付けられたPS版12は略水平方向に搬送され
て処理される。
第1図に示されるように現像部14へのPS版12の挿入側
には搬送ローラ対20が配置されている。この搬送ローラ
対20は図示図示しない駆動手段によって回転し、挿入さ
れたPS版12を現像部14へと送り出す。現像部14には排液
槽22が備えられている。この排液槽22は上方が開口さ
れ、底部中央部が下方に向けて突出された略逆山形状と
され、底部には現像液が貯留される。
には搬送ローラ対20が配置されている。この搬送ローラ
対20は図示図示しない駆動手段によって回転し、挿入さ
れたPS版12を現像部14へと送り出す。現像部14には排液
槽22が備えられている。この排液槽22は上方が開口さ
れ、底部中央部が下方に向けて突出された略逆山形状と
され、底部には現像液が貯留される。
排液槽22の上方には、PS版12の挿入側の搬送路の下方
にフアウンテンワイヤバー24が配置され、図示しない一
対の側板に支持されている。このフアウンテンワイヤカ
バー24は第2図に示されるように、現像液が貯留される
現像液貯留槽28と、この現像液貯留槽28の上部に位置し
て現像液貯留槽28に貯留された現像液をPS版12の下面側
へ塗布するワイヤバー30と、塗布の余剰液を回収し現像
液タンク44へ戻す回収槽29とで形成されている。
にフアウンテンワイヤバー24が配置され、図示しない一
対の側板に支持されている。このフアウンテンワイヤカ
バー24は第2図に示されるように、現像液が貯留される
現像液貯留槽28と、この現像液貯留槽28の上部に位置し
て現像液貯留槽28に貯留された現像液をPS版12の下面側
へ塗布するワイヤバー30と、塗布の余剰液を回収し現像
液タンク44へ戻す回収槽29とで形成されている。
現像液貯留槽28は第2図に示されるように、PS版12の
幅方向に沿って長い箱型で、上部が山形形状に形成さ
れ、長手方向に沿って上方に向けて開口した開口部26が
形成されている。この開口部26内にはワイヤバー30の外
周の半分〜3/4が挿入されている。
幅方向に沿って長い箱型で、上部が山形形状に形成さ
れ、長手方向に沿って上方に向けて開口した開口部26が
形成されている。この開口部26内にはワイヤバー30の外
周の半分〜3/4が挿入されている。
ワイヤバー30はシヤフト32の外周へワイヤ34が螺旋状
に巻き付けられて形成されている。このワイヤバー30は
図示しない駆動手段の駆動力で第1図反時計方向へ回転
し、現像液貯留槽28内の現像液をワイヤ34の巻き間に付
着させてPS版12の下面へ塗布する。この塗布量は、ワイ
ヤ34の径によって設定され、ワイヤ34の径が大きけれ
ば、ワイヤ34間へ付着する現像液の量も多いので、塗布
量も多い。またワイヤ34の径が小さければ、塗布量は少
ない。また、ワイヤバーの回転方向および/または回転
速度によっても塗布量を設定することができる。
に巻き付けられて形成されている。このワイヤバー30は
図示しない駆動手段の駆動力で第1図反時計方向へ回転
し、現像液貯留槽28内の現像液をワイヤ34の巻き間に付
着させてPS版12の下面へ塗布する。この塗布量は、ワイ
ヤ34の径によって設定され、ワイヤ34の径が大きけれ
ば、ワイヤ34間へ付着する現像液の量も多いので、塗布
量も多い。またワイヤ34の径が小さければ、塗布量は少
ない。また、ワイヤバーの回転方向および/または回転
速度によっても塗布量を設定することができる。
フアウンテンワイヤバー24の上方には、ワイヤバー30
が配置されている。このワイヤバー30はPS版12の搬送路
の上側に配置されており、搬送ローラ対20から送り出さ
れたPS版12の上面と接するように配置されている。
が配置されている。このワイヤバー30はPS版12の搬送路
の上側に配置されており、搬送ローラ対20から送り出さ
れたPS版12の上面と接するように配置されている。
搬送ローラ対20の上側ローラとワイヤバー30との間
で、ワイヤバー30の斜め上方にはL字断面の現像液案内
板36が配置されている。この現像液案内板36はワイヤバ
ー30に平行に、かつそのL字の下側の一端縁がワイヤバ
ー30の外周へ近接するように配設されている。この現像
液案内板36は、PS版12の幅方向に沿って長く形成されて
おり、スプレーパイプ38が対向している。
で、ワイヤバー30の斜め上方にはL字断面の現像液案内
板36が配置されている。この現像液案内板36はワイヤバ
ー30に平行に、かつそのL字の下側の一端縁がワイヤバ
ー30の外周へ近接するように配設されている。この現像
液案内板36は、PS版12の幅方向に沿って長く形成されて
おり、スプレーパイプ38が対向している。
スプレーパイプ38は軸方向に沿って複数の吐出口が現
像液案内板36のコーナー部に向かって、等間隔に開口し
ている。スプレーパイプ38には管路40が連通されてい
る。この管路40は管路42から分岐されている。管路42は
現像液タンク44の底部と連通されており、途中に現像液
供給ポンプ46が配置されている。この現像液供給ポンプ
46の作動によってスプレーパイプ38へ現像液が供給され
る。
像液案内板36のコーナー部に向かって、等間隔に開口し
ている。スプレーパイプ38には管路40が連通されてい
る。この管路40は管路42から分岐されている。管路42は
現像液タンク44の底部と連通されており、途中に現像液
供給ポンプ46が配置されている。この現像液供給ポンプ
46の作動によってスプレーパイプ38へ現像液が供給され
る。
また管路42から分岐した管路48は、現像液貯留槽28と
連通されている。現像液供給ポンプ46の作動によって現
像液タンク44から現像液が供給される。現像液回収槽29
は管路41が連通されている。この管路41は現像液タンク
44の上部と連通されている。
連通されている。現像液供給ポンプ46の作動によって現
像液タンク44から現像液が供給される。現像液回収槽29
は管路41が連通されている。この管路41は現像液タンク
44の上部と連通されている。
スプレーパイプ38へ供給された現像液は現像液案内板
36に案内され、ワイヤバー30へ供給され、ワイヤバー30
によって、所定の量に設定されてPS版12上へ塗布され
る。
36に案内され、ワイヤバー30へ供給され、ワイヤバー30
によって、所定の量に設定されてPS版12上へ塗布され
る。
また現像液タンク44の底部には管路52の一端が連通さ
れている。この管路52の途中には循環ポンプ54、熱交換
器56が配置されている。管路52の他端は再び現像液タン
ク44へ連通されている。循環ポンプ54の作動によって現
像液タンク44内の現像液が循環されると共に所定の温度
に加熱される。
れている。この管路52の途中には循環ポンプ54、熱交換
器56が配置されている。管路52の他端は再び現像液タン
ク44へ連通されている。循環ポンプ54の作動によって現
像液タンク44内の現像液が循環されると共に所定の温度
に加熱される。
また排液槽22の底部には管路58の一端が連通されてい
る。この管路58の途中にはバルブ60が配置されている。
このバルブ60の開放によって排液槽22内の現像液が廃液
タンク62へ排出される。
る。この管路58の途中にはバルブ60が配置されている。
このバルブ60の開放によって排液槽22内の現像液が廃液
タンク62へ排出される。
また廃液槽22の上部には串型ローラ64、66が配置され
ている。これらの串型ローラ64、66はPS版12の搬送路下
方に配置され、搬送ローラ対20から送り出されて、搬送
されるPS版12の下面を支持する。
ている。これらの串型ローラ64、66はPS版12の搬送路下
方に配置され、搬送ローラ対20から送り出されて、搬送
されるPS版12の下面を支持する。
排液槽22内には、スプレーパイプ116、118が配設され
ている。スプレーパイプ116は管路120から分岐した管路
122と連通され、スプレーパイプ118は管路120の先端部
と連通されている。管路120は一端が洗浄水貯留タンク1
24と連通された管路126と連通されている。管路126の途
中には洗浄水供給ポンプ128が配設されており、洗浄水
供給ポンプ128の作動によって洗浄水がスプレーパイプ1
16、118へ供給される。
ている。スプレーパイプ116は管路120から分岐した管路
122と連通され、スプレーパイプ118は管路120の先端部
と連通されている。管路120は一端が洗浄水貯留タンク1
24と連通された管路126と連通されている。管路126の途
中には洗浄水供給ポンプ128が配設されており、洗浄水
供給ポンプ128の作動によって洗浄水がスプレーパイプ1
16、118へ供給される。
スプレーパイプ116、118は軸方向に沿って適宜間隔で
複数個の水洗水吐出口が、排液槽22の側壁に向かって開
口している。この水洗水吐出口からは、供給された水洗
水が排液槽22内へ吐出される。
複数個の水洗水吐出口が、排液槽22の側壁に向かって開
口している。この水洗水吐出口からは、供給された水洗
水が排液槽22内へ吐出される。
また串形ローラ64、66のPS版12の搬送方向上流側には
スプレーパイプ130、132が配設されている。スプレーパ
イプ130は管路126から分岐した管路134と連通されてい
る。スプレーパイプ132は管路126から分岐した管路136
と連通されている。これらのスプレーパイプ130、132へ
は管路126、134、136を通って水洗水が供給される。
スプレーパイプ130、132が配設されている。スプレーパ
イプ130は管路126から分岐した管路134と連通されてい
る。スプレーパイプ132は管路126から分岐した管路136
と連通されている。これらのスプレーパイプ130、132へ
は管路126、134、136を通って水洗水が供給される。
スプレーパイプ130、132は軸方向に沿って適宜間隔に
複数個の洗浄水吐出口が設けられており、供給された水
洗水を串形ローラ64、66へ向けて吐出する。
複数個の洗浄水吐出口が設けられており、供給された水
洗水を串形ローラ64、66へ向けて吐出する。
さらにスクイズローラ対68の上側のローラのPS版12の
搬送方向上流側にもスプレーパイプ138が配設されてい
る。このスプレーパイプ138は管路126の先端部と連通さ
れており、洗浄水供給ポンプ128の作動によって、水洗
水が供給される。このスプレーパイプ138も軸方向にそ
って適宜間隔で水洗水吐出口が複数個設けられており、
供給された水洗水をスクイズローラ対68の上側のローラ
へ向けて吐出する。
搬送方向上流側にもスプレーパイプ138が配設されてい
る。このスプレーパイプ138は管路126の先端部と連通さ
れており、洗浄水供給ポンプ128の作動によって、水洗
水が供給される。このスプレーパイプ138も軸方向にそ
って適宜間隔で水洗水吐出口が複数個設けられており、
供給された水洗水をスクイズローラ対68の上側のローラ
へ向けて吐出する。
洗浄水供給ポンプ128は、PS版12の現像処理が終了し
た後や、一日の作業が終了した後等に作動され、排液槽
22、串形ローラ64、66、スクイズローラ対68へ水洗水を
供給して、汚れを洗浄する。
た後や、一日の作業が終了した後等に作動され、排液槽
22、串形ローラ64、66、スクイズローラ対68へ水洗水を
供給して、汚れを洗浄する。
現像部14と水洗部16との間には、スクイズローラ対68
が配置されている。このスクイズローラ間へは、搬送ロ
ーラ対20から送り出され、所定量の現像液が上下両面に
塗布されたPS版12が挿入される。これによって、PS版12
の表面に付着している現像かす及び余剰の現像液が絞り
取られる。
が配置されている。このスクイズローラ間へは、搬送ロ
ーラ対20から送り出され、所定量の現像液が上下両面に
塗布されたPS版12が挿入される。これによって、PS版12
の表面に付着している現像かす及び余剰の現像液が絞り
取られる。
水洗部16には水洗槽70が備えられており、水洗部16の
PS版12の後流側には、搬送ローラ対72が配置されてい
る。この搬送ローラ対72は図示しない駆動手段の駆動力
が伝達されて回転しスクイズローラ対68から送り出され
たPS版12が挿入され、フイニシング部18へ送り出す。
PS版12の後流側には、搬送ローラ対72が配置されてい
る。この搬送ローラ対72は図示しない駆動手段の駆動力
が伝達されて回転しスクイズローラ対68から送り出され
たPS版12が挿入され、フイニシング部18へ送り出す。
スクイズローラ対68と搬送ローラ対72との間にはスプ
レーパイプ74、76が配設されている。スプレーパイプ74
はPS版12の搬送路の上方に配置され、スプレーパイプ76
は搬送路の下方に配置されている。
レーパイプ74、76が配設されている。スプレーパイプ74
はPS版12の搬送路の上方に配置され、スプレーパイプ76
は搬送路の下方に配置されている。
これらのスプレーパイプ74、76は軸方向にそって等間
隔に吐出口が設けられており、供給された水洗水をスク
イズローラ対68及び搬送ローラ72へ吐出する。
隔に吐出口が設けられており、供給された水洗水をスク
イズローラ対68及び搬送ローラ72へ吐出する。
スプレーパイプ74、76は一端が水洗槽70の底部と連通
された管路78と連通されている。この管路78の途中には
水洗水供給ポンプ80が配置されており、この水洗水供給
ポンプ80の作動によって、水洗槽70の底部に収容された
水洗水82がスプレーパイプ74、76へ供給される。
された管路78と連通されている。この管路78の途中には
水洗水供給ポンプ80が配置されており、この水洗水供給
ポンプ80の作動によって、水洗槽70の底部に収容された
水洗水82がスプレーパイプ74、76へ供給される。
また水洗槽70の底部には管路84の一端が連通されてい
る。この管路84の途中にはバルブ86が配置されており、
このバルブ86の開放によって水洗槽70内の水洗水82が廃
液タンク88へ排出される。
る。この管路84の途中にはバルブ86が配置されており、
このバルブ86の開放によって水洗槽70内の水洗水82が廃
液タンク88へ排出される。
フイニツシング部18にはフイニツシング槽92が備えら
れている。このフイニツシング槽92の底部にはフイニツ
シング液94が収容されている。
れている。このフイニツシング槽92の底部にはフイニツ
シング液94が収容されている。
フイニツシング槽92の上方にはPS版12の搬送方向に沿
って2組の搬送ローラ対96、98が配置されている。これ
らの搬送ローラ対96、98は図示しない一対の側板に軸支
されており、図示しない駆動手段の駆動力で回転する。
搬送ローラ対96へは搬送ローラ対72から送り出されたPS
版12が挿入され、搬送ローラ対98へ送り出される。
って2組の搬送ローラ対96、98が配置されている。これ
らの搬送ローラ対96、98は図示しない一対の側板に軸支
されており、図示しない駆動手段の駆動力で回転する。
搬送ローラ対96へは搬送ローラ対72から送り出されたPS
版12が挿入され、搬送ローラ対98へ送り出される。
搬送ローラ対96と搬送ローラ対98との間にはスプレー
パイプ100、102が配置されている。スプレーパイプ100
はPS版12の搬送路の上方に位置し、スプレーパイプ102
は搬送路の下方に位置している。スプレーパイプ100、1
02は搬送ローラ96、98へ向けて開口した複数個の吐出口
が、軸方向に沿って等間隔に設けられている スプレー
パイプ100、102は一端がフイニツシング槽92の底部と連
通された管路104と連通されている。この管路104の途中
にはフイニツシング液供給ポンプ106が配置されてお
り、この供給ポンプ106の作動によってフイニツシング
槽92内のフイニツシング液94がスプレーパイプ100、102
へ供給される。
パイプ100、102が配置されている。スプレーパイプ100
はPS版12の搬送路の上方に位置し、スプレーパイプ102
は搬送路の下方に位置している。スプレーパイプ100、1
02は搬送ローラ96、98へ向けて開口した複数個の吐出口
が、軸方向に沿って等間隔に設けられている スプレー
パイプ100、102は一端がフイニツシング槽92の底部と連
通された管路104と連通されている。この管路104の途中
にはフイニツシング液供給ポンプ106が配置されてお
り、この供給ポンプ106の作動によってフイニツシング
槽92内のフイニツシング液94がスプレーパイプ100、102
へ供給される。
またフイニツシング槽92の底部には管路110の一端が
連通されている。この管路110の途中にはバルブ112が配
置されており、このバルブ112の開放によってフイニツ
シング槽92内のフイニツシング液94が廃液タンク114へ
排出される。
連通されている。この管路110の途中にはバルブ112が配
置されており、このバルブ112の開放によってフイニツ
シング槽92内のフイニツシング液94が廃液タンク114へ
排出される。
次に本実施例の作用について説明する。
図示しない焼付装置によって上下両面に画像が焼付け
られたPS版12は搬送ローラ対20内へ挿入された後に現像
部14内へ挿入される。現像部14内へ挿入されたPS版12は
略水平に搬送されてフアンテンワイヤバー24上へ送られ
る。フアンテンワイヤバー24のワイヤバー30によって所
定量の現像液24がPS版12の下面側へ塗布される。
られたPS版12は搬送ローラ対20内へ挿入された後に現像
部14内へ挿入される。現像部14内へ挿入されたPS版12は
略水平に搬送されてフアンテンワイヤバー24上へ送られ
る。フアンテンワイヤバー24のワイヤバー30によって所
定量の現像液24がPS版12の下面側へ塗布される。
さらに搬送されるとワイヤバー30によって上面側へ所
定量の現像液が塗布される。この場合スプレーパイプ38
から吐出された現像液はL字状の現像液案内板36に案内
されてそのL字の下側一端縁からワイヤバー30へ滴下さ
れる。
定量の現像液が塗布される。この場合スプレーパイプ38
から吐出された現像液はL字状の現像液案内板36に案内
されてそのL字の下側一端縁からワイヤバー30へ滴下さ
れる。
ワイヤバー30によって上面に所定量の現像液24が塗布
されたPS版12は串型ローラ64、66に案内されてさらに搬
送され、この搬送中にPS版12の上面及び下面は所定量の
現像液によって感光層が膨潤または溶解する。
されたPS版12は串型ローラ64、66に案内されてさらに搬
送され、この搬送中にPS版12の上面及び下面は所定量の
現像液によって感光層が膨潤または溶解する。
この状態でスクイズローラ対68間へ挿入され、感光層
が膨潤または溶解したいわゆる現像かすと余分な現像液
が絞り取られる。スクイズローラ対68間を通過したPS版
12は水洗槽の上方へ送られて、搬送ローラ対72間へ挿入
される。
が膨潤または溶解したいわゆる現像かすと余分な現像液
が絞り取られる。スクイズローラ対68間を通過したPS版
12は水洗槽の上方へ送られて、搬送ローラ対72間へ挿入
される。
この搬送の途中で、PS版12の上下両面へはスプレーパ
イプ74、76によって水洗水が供給され、版面上に残って
いる現像かすや、余剰の現像液が洗い流される。 上下
両面が水洗されたPS版12は搬送ローラ対72間から送り出
されてフイニツシング部18の上方へ送りだされる。
イプ74、76によって水洗水が供給され、版面上に残って
いる現像かすや、余剰の現像液が洗い流される。 上下
両面が水洗されたPS版12は搬送ローラ対72間から送り出
されてフイニツシング部18の上方へ送りだされる。
搬送ローラ対72によって水洗部16から送り出されPS版
12は搬送ローラ対96間へ挿入される。搬送ローラ対96へ
挿入されたPS版12は略水平方向に搬送されて搬送ローラ
対98間へ挿入される。この搬送の途中でPS版12はスプレ
ーパイプ100、102によって上下両面へフイニツシング液
94が供給される。スプレーパイプ100、102によってフイ
ニツシング液94が塗布されたPS版12は搬送ローラ対98に
よって感光材料現像処理装置10の外方へ送り出されて図
示しない乾燥装置へと搬送され、PS版12の上下方向両面
の現像処理が終了する。
12は搬送ローラ対96間へ挿入される。搬送ローラ対96へ
挿入されたPS版12は略水平方向に搬送されて搬送ローラ
対98間へ挿入される。この搬送の途中でPS版12はスプレ
ーパイプ100、102によって上下両面へフイニツシング液
94が供給される。スプレーパイプ100、102によってフイ
ニツシング液94が塗布されたPS版12は搬送ローラ対98に
よって感光材料現像処理装置10の外方へ送り出されて図
示しない乾燥装置へと搬送され、PS版12の上下方向両面
の現像処理が終了する。
PS版12の現像処理が終了した後に、現像部を洗浄する
場合には、洗浄水供給ポンプ128を作動させる。この洗
浄水供給ポンプ128の作動によって、水タンク124内へ貯
留された洗浄水がスプレーパイプ116、118、130、132、
138へ供給されて、排液槽22、串形ローラ64、66、スク
イズローラ対68へ吐出され、これらが洗浄される。
場合には、洗浄水供給ポンプ128を作動させる。この洗
浄水供給ポンプ128の作動によって、水タンク124内へ貯
留された洗浄水がスプレーパイプ116、118、130、132、
138へ供給されて、排液槽22、串形ローラ64、66、スク
イズローラ対68へ吐出され、これらが洗浄される。
このように、本実施例では、PS版12の上下方向両面を
一工程にて現像処理でき、しかも、PS版12の現像処理の
終了後に洗浄水供給ポンプ128を作動させるだけで、現
像部の洗浄が出来るので、洗浄が容易となる。
一工程にて現像処理でき、しかも、PS版12の現像処理の
終了後に洗浄水供給ポンプ128を作動させるだけで、現
像部の洗浄が出来るので、洗浄が容易となる。
なお本実施例では、現像部14について説明したが、洗
浄手段を水洗部16、フイニツシング部18へ配設し、各処
理部を洗浄することも出来る。
浄手段を水洗部16、フイニツシング部18へ配設し、各処
理部を洗浄することも出来る。
[発明の効果] 以上に説明した通り本発明では、上下方向両面に画像
が焼き付けられた感光材料の現像処理を一工程で行うこ
とができるのみならず、従来煩雑で面倒であった搬送ロ
ール、スクイズローラ、及び排液槽の内壁を含んだ装置
全体の洗浄作業が容易になるという優れた効果が得られ
る。
が焼き付けられた感光材料の現像処理を一工程で行うこ
とができるのみならず、従来煩雑で面倒であった搬送ロ
ール、スクイズローラ、及び排液槽の内壁を含んだ装置
全体の洗浄作業が容易になるという優れた効果が得られ
る。
第1図は本発明が適用された感光材料現像処理装置の実
施例を示す概略構成図、第2図はフアウンテンワイヤバ
ーを示す斜視図である。 10……感光材料現像処理装置、12……PS版、14……現像
部、16……水洗部、18……フイニツシング部、116、11
8、130、132、138……スプレーパイプ、120、122、12
6、134、136……管路、124……水タンク。
施例を示す概略構成図、第2図はフアウンテンワイヤバ
ーを示す斜視図である。 10……感光材料現像処理装置、12……PS版、14……現像
部、16……水洗部、18……フイニツシング部、116、11
8、130、132、138……スプレーパイプ、120、122、12
6、134、136……管路、124……水タンク。
Claims (1)
- 【請求項1】上下方向両面に画像が焼付けられた感光材
料を搬送ローラによって略水平方向へ搬送して前記感光
材料の上下方向両面を現像処理する感光材料現像処理装
置であって、 前記感光材料の上下方向両面へ現像液を塗布する現像部
と、 前記現像部の搬送方向下流側に設置され、前記感光材料
に塗布された現像液のうちの余分な現像液を絞り取るス
クイズローラと、 前記現像液の搬送方向下流側に設置され前記感光材料に
水洗水を供給して前記感光材料を洗浄する水洗部と、 前記水洗部の搬送方向下流側に設置され前記洗浄後の感
光材料へフイニツシヤー液を塗布するフイニツシング部
と、 前記搬送路の下方に設置され、現像処理後の現像液及び
洗浄後の水洗水を収拾して廃棄する廃棄槽と、 前記搬送ロール、前記スクイズローラ、及び前記排液槽
の内壁を含んだ装置全体に洗浄水を供給して前記搬送ロ
ール、前記スクイズローラ、及び前記排液槽の内壁を含
んだ装置全体を自動的に洗浄する洗浄手段と、 を設けたことを特徴とする感光材料現像処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1099608A JP2580035B2 (ja) | 1989-04-19 | 1989-04-19 | 感光材料現像処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1099608A JP2580035B2 (ja) | 1989-04-19 | 1989-04-19 | 感光材料現像処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02277063A JPH02277063A (ja) | 1990-11-13 |
JP2580035B2 true JP2580035B2 (ja) | 1997-02-12 |
Family
ID=14251810
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1099608A Expired - Fee Related JP2580035B2 (ja) | 1989-04-19 | 1989-04-19 | 感光材料現像処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2580035B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03107950A (ja) * | 1989-09-22 | 1991-05-08 | Konica Corp | 感光性平版印刷版の自動現像機 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5719705U (ja) * | 1980-07-09 | 1982-02-01 | ||
JPS57162642U (ja) * | 1981-04-04 | 1982-10-13 |
-
1989
- 1989-04-19 JP JP1099608A patent/JP2580035B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02277063A (ja) | 1990-11-13 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
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