JP3329680B2 - 光センサ - Google Patents

光センサ

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JP3329680B2
JP3329680B2 JP3508097A JP3508097A JP3329680B2 JP 3329680 B2 JP3329680 B2 JP 3329680B2 JP 3508097 A JP3508097 A JP 3508097A JP 3508097 A JP3508097 A JP 3508097A JP 3329680 B2 JP3329680 B2 JP 3329680B2
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明博 佐々木
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    • G01JMEASUREMENT OF INTENSITY, VELOCITY, SPECTRAL CONTENT, POLARISATION, PHASE OR PULSE CHARACTERISTICS OF INFRARED, VISIBLE OR ULTRAVIOLET LIGHT; COLORIMETRY; RADIATION PYROMETRY
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  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、受光素子に生じ
る光電流を所要に処理してこれを外部出力する光センサ
に関し、特に1つの受光素子に生じる光電流を複数の異
なる制御に適応せしめる上で有益な処理回路構造の具現
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば車載用光センサとしては、
周囲の明るさに応じて自動的にテールランプやヘッドラ
ンプを点灯・消灯制御するいわゆるオートライト装置に
用いられる光センサが知られている。このオートライト
装置用光センサの場合、上記各ランプの点灯・消灯制御
に用いられる性格上、その感度は、薄暮れどきを検出し
得る照度範囲、すなわち0〜1000[Lx]の範囲に
設定される。
【0003】また、同車載用光センサとしては、同じく
周囲の明るさに応じてメータ輝度を補正するメータ輝度
補正装置に用いられる光センサもある。このメータ輝度
補正装置用光センサの場合には、薄暮れどきに至る以前
から適正なメータ輝度補正が行われるよう、その感度も
通常、上記オートライト装置用光センサよりはやや広い
照度範囲、すなわち0〜1万[Lx]の範囲に設定され
る。
【0004】一方、これら光センサとは多少趣を異にす
るものの、同じく車載用光センサとしては、日差しの強
さに応じて空調装置の吹き出し温度を制御する空調制御
装置に用いられる光センサ(いわゆる日射センサ)など
もよく知られている。この光センサ(日射センサ)の場
合、上記日差しの強さ検出に用いられる性格上、その感
度は、白昼の明るさに十分に対応できる照度範囲、すな
わち1000〜10万[Lx]の範囲に設定される。
【0005】なおこれら光センサは何れも、フォトダイ
オードやフォトトランジスタ等からなる受光素子に生じ
る光電流をそれぞれ所要に処理する処理回路を有して構
成されており、上記各用途に見合った感度を有するセン
サ信号がそれら処理回路から上記各制御装置に対し外部
出力されるようになる。そして従来、これら受光素子並
びにその処理回路は、上記各用途においてそれぞれ必要
なS/N比を確保すべく、各々別途に配設されるのが普
通であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、例えば車
載用光センサにあっては、オートライト装置用光セン
サ、メータ輝度補正装置用光センサ、及び空調制御装置
用光センサ(日射センサ)として各別の受光素子並びに
処理回路を具えるようにすることでそれら光センサに必
要とされるS/N比は確かに確保される。
【0007】しかし一方、1つの車両においてこれら光
センサを各別に具えることは明らかに不経済であるとと
もに、その生産過程における組み付け時間、並びに配線
数も無視できないものとなっている。
【0008】そこで昨今は、1つの受光素子を共用して
上記各光センサとしての機能を併せ実現すべく処理回路
の開発も進められてはいるが、1つの光電流をもとにそ
れら光センサとして所望される仕様の全てを満たすとな
ると、その実現は未だ難しいものとなっている。
【0009】例えば、特開平4−194626号公報に
記載の光センサなども、こうした光センサの統合を意図
して、上記1つの受光素子を複数の光センサで共通利用
するようにしたものであり、ここでは基本的に、 ・受光素子に生じる光電流を増幅出力(電圧変換)する
電流増幅器の帰還抵抗値として、同電流増幅器に第1の
出力特性を持たせる第1の帰還抵抗値と、同じく第2の
出力特性を持たせる第2の帰還抵抗値とを用意する。 ・これら第1の帰還抵抗値と第2の帰還抵抗値とが上記
光電流に応じて自動的に切り替え設定されるようにす
る。 といった構成によって、その出力特性を変更し(出力特
性に屈折点を持たせ)、ひいては同光センサを、例えば
上記オートライト装置用光センサと上記空調制御装置用
光センサ(日射センサ)とで共用しようとしている。
【0010】しかし同公報に記載の光センサの場合、照
度0〜1万[Lx]の範囲であれば一応実用に供しうる
S/N比を得ることはできるものの、上記空調制御装置
用の光センサ(日射センサ)において必要とされる照度
0〜10万[Lx]の範囲となるとS/N比の低下を招
き、実用も難しいものとなっている。このことを図8を
参照して更に詳述する。
【0011】すなわち図8は、同公報の第7図に対応し
て、その光センサの照度−出力電圧特性を示したもので
あり、この図8に示されるように、例えば上記オートラ
イト装置用光センサとしての上記第1の帰還抵抗値(第
1の出力特性)に基づく照度0〜2000[Lx]の範
囲での光検出に際しては好適なS/N比が確保されるも
のの、それ以降、上記第2の帰還抵抗値(第2の出力特
性)に基づき照度10万[Lx]までの光を検出しよう
とすると、照度に対する出力電圧の傾きが鈍くなる。す
なわち、上記第2の帰還抵抗値(第2の出力特性)に基
づき、照度1万[Lx]までの光を検出する場合には、
同図8に破線L1にて示される特性で照度に対する電圧
が出力されるものの、その検出対象とする照度範囲を1
0万[Lx]まで拡大した場合には、同図8に実線L2
として示される特性で、同照度に対する電圧が出力され
るようになる。このため、同光センサを上記空調制御装
置用光センサ(日射センサ)として使用する場合には、
その検出精度も自ずと低いものとなる。
【0012】なお、このような車載用光センサに限られ
ることなく、1つのシステムに併用される複数の光セン
サおいてそれら検出対象とする照度範囲が異なる場合に
は、上述した課題も概ね共通したものとなっている。
【0013】また、上記公報に記載の光センサの場合、
照度0〜1万[Lx]の範囲で一応実用に供しうるS/
N比を得ることができるとはいえ、その出力信号はアナ
ログ信号であることから、ノイズ等の外乱が重畳されや
すいことも否めない。例えばヘッドライトを点灯・消灯
制御する上述したオートライト装置など、安全面からそ
の制御の正確さが望まれる装置にとっては、こうしたノ
イズ等に起因する検出信号の信頼性低下も無視できない
ものとなっている。
【0014】この発明は、上記実情に鑑みてなされたも
のであり、こうした複数の光センサおいてそれら検出対
象とする照度範囲が異なる場合であれ、それら所望とさ
れる仕様、並びにS/N比を好適に保持してその統合を
図ることのできる光センサを提供することを目的とす
る。
【0015】またこの発明は、例えば上述したオートラ
イト装置等、特に精度の高い制御が望まれる装置に対し
ても、ノイズ等の外乱に強い極めて信頼性の高いセンサ
信号を出力することのできる光センサを提供することを
目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】こうした目的を達成する
ため、この発明では、請求項1に記載のように、 (a)受光される光量に応じた光電流を発生する受光素
子。 (b)この発生される光電流を各別に増幅する複数の増
幅器を有して同光電流に比例した複数の信号を生成する
前処理回路。 (c)それら生成された信号を各異なる制御内容に適応
可能な各別の信号形態に変換し、該変換した信号を各対
応する制御装置に各別に出力する複数の処理回路。 をそれぞれ具えて光センサを構成する。
【0017】光センサとしてのこうした構成によれば、
只1つの受光素子から発生される光電流は、上記前処理
回路を通じて、各々完全に独立して且つ同光電流に比例
する複数の信号にいわば分岐増幅されるようになる。
【0018】このため、上記複数の処理回路を通じてこ
れら信号を各異なる制御内容に適応可能な各別の信号形
態に変換する場合であれ、それら各信号は、従来、各別
の受光素子の光電流を各別の処理回路にて処理していた
ときと同様、十分なS/N比をもって、各々所望とされ
る信号形態に変換されるようになる。
【0019】すなわち、同光センサが、例えば前述した
車載用光センサのように、各異なる複数の照度範囲の光
を検出対象とする場合であれ、只1つの光センサにて、
それら各異なる照度範囲に対応した各々十分なS/N比
を有する検出信号を出力することができることとなり、
センサ自体の生産コストはもとより、例えば車両生産過
程における光センサ組み付け時間や組み付け工数等も大
幅に削減されるようになる。
【0020】また、こうした光センサにおいて、(c
1)前記複数の処理回路の少なくとも1つを、前処理回
路にて生成された信号の大きさに比例して発振周波数が
変化する発振回路を具えて構成すると共に、前記光量と
前記発振回路から出力される周波数信号との出力特性を
三直線による特性とし、当該三直線は前記光量の出力が
低い順に、オートライト使用領域、メータ輝度補正使用
領域、リミッタ領域に対応しており、前記オートライト
使用領域における直線の傾きが前記メータ輝度補正使用
領域における直線の傾きより急峻であるといった構成に
よれば、前処理回路にて生成されるアナログ信号をノイ
ズ等の外乱に強い周波数信号に変換することができるよ
うになり、例えば前述したオートライト装置等、特に精
度の高い制御が望まれる装置に対しても極めて信頼性の
高いセンサ信号を出力することができるようになる。
【0021】また、この請求項記載の発明の光センサ
において、更に請求項記載の発明によるように、(c
11)前記発振回路を具えて構成される処理回路は、前
処理回路にて生成された信号に所定のオフセットを付与
するバイアス回路を更に具える。といった構成によれ
ば、受光素子への受光がなされない状態でも、上記バイ
アス回路によって付与されるオフセット分に対応した周
波数信号は出力されるようになる。すなわち、特に精度
の高い制御が望まれる例えば前記オートライト装置等に
対し、同光センサから常にセンサ信号が出力されること
で、制御装置側では、その信号線の断線の有無等を容易
に判断することができるようになり、同センサ信号の信
頼性も更に向上されるようになる。
【0022】また、この請求項2記載の発明の光センサ
において、更に請求項記載の発明によるように、(c
12)前記発振回路を具えて構成される処理回路は、前
処理回路にて生成された信号を所定の大きさでクランプ
するリミット回路を更に具える。といった構成によれ
ば、上記変換される周波数信号の周波数値にも所定の上
限値が設けられるようになる。すなわち、制御装置側に
おいて、その処理能力以上の高い周波数が入力されるこ
とに起因する誤った周波数カウントが行われるようなこ
とはなくなり、これによっても同センサ信号の信頼性は
更に向上されるようになる。
【0023】また、以上の各光センサにおいて、請求項
記載の発明によるように、(b1)前記前処理回路
は、前記光電流に比例した複数の電流信号を生成するカ
レントミラー回路である。といった構成によれば、上記
発生される光電流に比例した複数の信号を容易に、しか
も安定して生成することができるようになる。
【0024】一方、請求項5記載の発明によるように、
光センサとして、 (A)受光される光量に応じた光電流を発生する受光素
子。 (B)この発生される光電流の大きさに比例して発振周
波数が変化する発振回路を有して同光電流を周波数信号
に変換し、この変換した周波数信号を制御装置に対し出
力する処理回路。をそれぞれ具え、前記光量の大きさと
前記周波数信号との出力特性を三直線による特性とし、
当該三直線は前記光量が低い順に、オートライト使用領
域、メータ輝度補正使用領域、リミッタ領域に対応して
おり、前記オートライト使用領域における直線の傾きが
前記メータ輝度補正使用領域における直線の傾きより急
峻であるとしても、光電流といったいわばアナログ信号
をノイズ等の外乱に強い周波数信号に変換することがで
きるようになり、例えば前述したオートライト装置等、
特に精度の高い制御が望まれる装置に対して極めて信頼
性の高いセンサ信号を出力することができるようにな
る。
【0025】また、この請求項記載の発明の光センサ
において、更に請求項記載の発明によるように、(B
1)前記処理回路は、前記光電流に所定のオフセットを
付与するバイアス電流回路を更に具える。といった構成
によれば、上記請求項記載の発明に準じて、受光素子
への受光がなされない状態でも、上記バイアス電流回路
によって付与されるオフセット電流に対応した周波数信
号は出力されるようになる。すなわちこの場合も、特に
精度の高い制御が望まれる例えば前記オートライト装置
等に対し、同光センサから常にセンサ信号が出力される
ことで、制御装置側では、その信号線の断線の有無等を
容易に判断することができるようになり、同センサ信号
の信頼性も更に向上されるようになる。
【0026】また、これら請求項または記載の発明
の光センサにおいて、更に請求項記載の発明によるよ
うに、(B2)前記処理回路は、前記光電流を所定の大
きさでクランプするリミット回路を更に具える。といっ
た構成によれば、上記請求項記載の発明に準じて、上
記変換される周波数信号の周波数値に所定の上限値が設
けられるようになる。すなわちこの場合も、制御装置側
において、その処理能力以上の高い周波数が入力される
ことに起因する誤った周波数カウントが行われるような
ことはなくなり、同センサ信号の信頼性は更に向上され
るようになる。
【0027】
【発明の実施の形態】図1〜図4に、この発明にかかる
光センサについてその一実施形態を示す。この実施形態
の光センサは、例えば前述した車載用光センサ、すなわ
ちオートライト装置用光センサ、メータ輝度補正装置用
光センサ、空調制御装置用光センサ(日射センサ)を、
それら所望とされるS/N比等を低下させることなく1
つに統合した光センサとして構成されている。
【0028】以下、図1〜図4を参照して、同実施形態
にかかる光センサの構成並びに動作を詳述する。図1に
示されるように、同実施形態の光センサは基本的に、フ
ォトダイオード等からなる受光素子1と、この受光素子
1から発生される光電流iLに比例した2種類の電流i
1及びi2を生成するカレントミラー回路2、そしてこ
れら生成された電流i1及びi2をそれぞれ所要に処理
する2種類の処理回路3及び4を集積化された半導体セ
ンサとして1つの基板(基体)に具える構成となってい
る。同基板の端子T1は電源端子、端子T2は接地端
子、そして端子T3及びT4はそれぞれ、上記処理回路
3及び4によって処理された信号を各々対応する制御装
置に出力するための出力端子である。
【0029】ここで、処理回路3は、空調制御装置用光
センサ(日射センサ)として、前述した照度0〜10万
[Lx]の範囲で受光素子1の受光量を検出し、これを
電流信号として出力する回路である。
【0030】これは、従来の日射センサが受光素子のみ
にて構成されていたことを考慮してその互換性を維持す
るための配慮であり、ここでは特に、演算増幅器31を
はじめ、トランジスタ32、抵抗33及び34からなる
電流増幅回路を構成することで、上記照度範囲0〜10
万[Lx]において発生される光電流iL、ひいては電
流i1に比例した電流信号を生成出力する。
【0031】因みに同処理回路3によれば、上記抵抗3
3及び34の抵抗値をそれぞれR1及びR2とすると
き、その出力電流Ioutは、 Iout=i1×(R1/R2) といったかたちで得られることとなり、これら2つの抵
抗33及び34の抵抗値R1及びR2を調整すること
で、例えば従来の日射センサの特性に合わせ込むなど、
任意の特性に合わせ込むことができるようになる。
【0032】しかも同処理回路3によれば、上記光電流
iLに比例した電流i1が上記の式に基づき独自に増幅
されるようになるため、先の公報に記載の光センサのよ
うにS/N比が低下する等の懸念もない。図2に、この
処理回路3から上記出力端子T3を通じて空調制御装置
等に出力される電流信号の出力特性を示す。
【0033】この図2に示されるように、同処理回路3
によれば、空調制御装置用光センサ(日射センサ)とし
て必要とされる照度10万[Lx]の範囲まで、その都
度の照度に比例したリニアな電流信号が得られるように
なる。
【0034】一方、図1に示す同実施形態の光センサに
おいて、処理回路4は、主にオートライト装置用光セン
サとして、或いはメータ輝度補正装置用光センサをも兼
ねて、前述した照度1万[Lx]までの範囲で受光素子
1の受光量を検出し、これを、その光電流iL、ひいて
は電流i2に比例した周波数信号として出力する回路で
ある。
【0035】すなわち同処理回路4において、コンデン
サ41をはじめ、トランジスタ42a〜42c及び4
3、ヒステリシスを持つコンパレータ44は、電流i2
の大きさに比例してその発振周波数が変化する発振回路
を構成している。
【0036】因みにこの発振回路では、図3(a)〜
(c)に示されるように、 (1)上記電流i2に比例した電流i21に応じてコン
デンサ41への充電が行われる。 (2)その充電電圧が抵抗46と抵抗47との分圧値か
らなるコンパレータ44の第1の閾値Vref1に達し
たとき(図3(b)参照)、同コンパレータ44からは
論理ハイレベルの信号が出力される。そして同時に、出
力端子T4からは、インバータ49によってこれが論理
レベル反転された論理ローレベルの信号が出力される
(図3(c)参照)。 (3)上記コンパレータ44の出力が論理ハイレベルと
なることでトランジスタ45がオンとなり、同コンパレ
ータ44の閾値は、抵抗46と抵抗47及び48の並列
回路との分圧値からなる第2の閾値Vref2に切り替
わる(図3(b)参照)。また同時に、上記インバータ
49の出力に応じてコンデンサ41の放電経路がオンと
なり、同コンデンサ41の放電が開始される(図3
(b)参照)。なおこのとき、同放電にかかる速度は、
トランジスタ43から供給される大きな電流i22(≒
i21×2)によって加速され、図3(b)に示される
ような、同電圧の立上り速度に匹敵する速い立下りが実
現されている。 (4)その後、このコンデンサ41の電圧がコンパレー
タ44の上記第2の閾値Vref2に満たなくなるとき
(図3(b)参照)、同コンパレータ44からは論理ロ
ーレベルの信号が出力され、同時に、出力端子T4から
は、インバータ49によってこれが論理レベル反転され
た論理ハイレベルの信号が出力される(図3(c)参
照)。またこれにより、上記コンデンサ41の放電経路
が絶たれ、再び上記(1)に準じて同コンデンサ41へ
の充電が開始される。 といったメカニズムにて、上記電流i2(i21)に基
づき周波数信号(パルス信号、ディジタル信号)を形成
出力する。
【0037】したがっていま、図3(a)に示されるよ
うに、上記電流i2(i21)が受光素子1の受光量に
応じて徐々に大きくなるものとすると、それら電流の大
きさに応じて上記コンデンサ41における充放電速度が
高まり、同形成される周波数信号としても図3(b)或
いは(c)に示されるように、電流i2(i21)の大
きさに比例してその周波数が高まるようになる。
【0038】同処理回路4においてはこのように、電流
信号といったいわばアナログ信号をノイズ等の外乱に強
い周波数信号に変換することで、上記オートライト装置
等、特に精度の高い制御が望まれる装置に対して信頼性
の高いセンサ信号を出力するようにしている。ヘッドラ
イトを点灯・消灯制御する該オートライト装置など、安
全面からその制御の正確さが望まれる装置にとって、こ
うしたノイズ等に起因する検出信号の信頼性低下が無視
できないものとなっていることは前述した通りである。
【0039】また、同処理回路4では、図1に併せ示さ
れるように、バイアス電流回路5、及びリミット回路6
を併せ具えることで、上記周波数信号からなるセンサ信
号としての信頼性を更に高いものとしている。
【0040】まず、トランジスタ51及び52と抵抗5
3とを有して構成されるバイアス電流回路5は、バイア
ス電流i3による所定のオフセットを上記電流i2に対
して付与する回路である。
【0041】因みに、このバイアス電流回路5がない場
合には、受光素子1の受光量が「0」のとき(完全な暗
時)、その光電流iLは「0」となり、したがって上記
電流i2も「0」となる。すなわちこのとき、上記処理
回路4の出力信号は論理ハイレベルに固定され、該信号
を受ける上記オートライト装置やメータ輝度補正装置の
側では、真に受光量が「0」なのか、或いは光センサの
故障(例えばその出力信号線の断線等)なのかの判断が
つかなくなる。
【0042】ところが、同バイアス電流回路5を通じて
そのバイアス電流i3による所定のオフセットが上記電
流i2に対し付与されることにより、受光素子1の受光
量が「0」のときでも、上記処理回路4には、図3
(a)の左端部に示されるような電流(バイアス電流i
3)が流れ続け、同処理回路4からは、同電流に対応し
た図3(b)或いは(c)の左端部に示されるような所
定の周波数信号が出力されるようになる。すなわち、特
に精度の高い制御が望まれる上記オートライト装置等に
対し、同光センサから常にセンサ信号(周波数信号)が
出力されることで、制御装置側では、上記出力信号線の
断線の有無等を容易且つ的確に判断することができるよ
うになる。
【0043】他方、図1に併せ示されるリミット回路6
は、コンパレータを構成するトランジスタ61及び6
2、その入力回路を構成する抵抗63、そして基準値設
定回路を構成する抵抗64及び65の分圧回路によって
構成されている。
【0044】このリミット回路6では、上記電流i2に
比例する電流i23の上記抵抗63による電圧降下分が
抵抗64と抵抗65とによる分圧値を超えるとき、図中
P点の電位を論理ハイレベルとすることによりトランジ
スタ40をオンせしめ、上記発振回路に入力される電流
i21のレベルを所定レベルでクランプする。
【0045】ここで、上記抵抗64と抵抗65とによる
分圧値(基準値)は、例えば上記オートライト装置やメ
ータ輝度補正装置を構成するマイクロコンピュータにお
いて処理し得る(周波数カウントし得る)任意の周波数
に対応するレベルで上記電流i21をクランプすること
のできる値に設定される。
【0046】因みに同実施形態の光センサでは、このク
ランプする電流i21の値を、・例えば上記オートライ
ト装置用光センサに必要とされる照度範囲が2000
[Lx]位までであるため、それよりもやや高い照度範
囲が望ましい。・上記メータ輝度補正装置用光センサと
して兼用するためには、その照度範囲である1万[L
x]程度までは確保したい。等々の考慮のもとに、照度
約1万[Lx]に対応する値に設定している。
【0047】したがってこの場合、上記処理回路4にあ
っては、図3(a)の右端部に示される態様で上記電流
i21がクランプされることとなり、その結果、同処理
回路4から出力される周波数信号も、図3(b)或いは
(c)の右端部に示される態様でその周波数が飽和され
るようになる。
【0048】また、リミット回路6を通じてこうして周
波数が飽和されることにより、上記オートライト装置や
メータ輝度補正装置等の制御装置側において、その処理
能力以上の高い周波数が入力されることに起因する誤っ
た周波数カウントが行われるようなこともなくなる。
【0049】図4に、これらバイアス電流回路5及びリ
ミット回路6が併せ設けられた上記処理回路4としての
出力特性を示す。この図4に示されるように、処理回路
4からオートライト装置用光センサ、或いはメータ輝度
補正装置用光センサの検出信号として出力される周波数
信号は、受光素子1への受光量(照度)比例してその周
波数が高くなるとともに、同受光素子1への受光がない
状態でも上記バイアス電流i3によるオフセット分に対
応した所定の周波数を持つようになる。そして、照度約
1万[Lx]以上では、上記リミット回路6による発振
源電流(電流i21)のクランプによって、その周波数
値も飽和されるようになる。
【0050】以上説明したように、同実施形態にかかる
光センサによれば、 (イ)只1つの受光素子1から発生される光電流iL
は、カレントミラー回路2を通じて、各々完全に独立し
て且つ同光電流iLに比例する複数の電流信号にいわば
分岐増幅されるようになる。このため、上記複数の処理
回路3、4を通じてこれら電流信号を各異なる制御内容
に適応可能な各別の信号形態に変換する場合であれ、そ
れら各電流信号は、従来、各別の受光素子の光電流を各
別の処理回路にて処理していたときと同様、十分なS/
N比をもって各々所望とされる信号形態に変換されるよ
うになる。すなわち、只1つの光センサにて上記各異な
る照度範囲に対応した各々十分なS/N比を有する検出
信号を出力することができることとなり、センサ自体の
生産コストはもとより、車両生産過程における光センサ
組み付け時間や組み付け工数等も大幅に削減されるよう
になる。
【0051】(ロ)また、上記光電流iLの分岐増幅と
いったいわば前処理に上記カレントミラー回路2を用い
たことで、同光電流iLに比例した複数の電流信号を容
易に、しかも安定して生成することができるようにな
る。
【0052】(ハ)また、処理回路3では、空調制御装
置用光センサ(日射センサ)として、照度0〜10万
[Lx]の範囲で受光素子1の受光量を検出し、これを
電流信号として出力するようにしたことで、従来の日射
センサとの互換性も良好に保たれるようになる。
【0053】(ニ)一方、処理回路4では、特に精度の
高い制御が望まれる主にオートライト装置用の光センサ
として、ノイズ等の外乱に強い周波数信号を出力するよ
うにしたことで、同オートライト装置等に対し極めて信
頼性の高いセンサ信号を供給することができるようにな
る。
【0054】(ホ)また、この処理回路4にバイアス電
流回路5を併せ設けたことで、受光素子1への受光がな
されない状態でも、同バイアス電流回路5によって付与
されるオフセット電流に対応した周波数信号が出力され
るようになり、上記オートライト装置等の制御装置側で
は、その出力信号線の断線の有無等を容易に判断するこ
とができるようになる。
【0055】(ヘ)更に、同処理回路4にリミット回路
6を併せ設けたことで、上記出力される周波数信号の周
波数値にも所定の上限値が設けられ、同制御装置側にお
いてその処理能力以上の高い周波数が入力されることに
起因する誤った周波数カウントが行われるようなことも
なくなる。等々、多くの優れた効果が奏せられるように
なる。
【0056】これまで説明した実施形態以外にも下記の
ように実施してもよい。図4においては1本の直線に対
しリミット回路による飽和領域を有する特性を得たが、
図5(a)に示すように三直線による特性とし、最も低
い照度でのオートライト使用領域においては急峻な傾き
を有するものとしてもよい。これにより、オートライト
使用領域の更なる精度向上が図られる。この特性を得る
ために図1のリミット回路6の代わりに図6の処理回路
600を用いる。
【0057】図6において、処理回路(オートライト及
びメータ輝度補正光センサ用処理回路)にはトランジス
タ71と抵抗72の直列回路、トランジスタ73と抵抗
74の直列回路、定電流回路75と抵抗76の直列回路
が備えられている。また、抵抗74には定電流回路77
が並列に接続されている。ここで、抵抗72の抵抗値R
72は抵抗74の抵抗値R74よりも大きくなっている
(R72>R74)。各直列回路の接続点a,b,cが
3入力オペアンプ78の入力端子に接続されている。3
入力オペアンプ78は3つの入力値の内、最も低い値を
選択して出力を次段の回路(電圧/周波数変換回路)に
伝達する機能を有する。
【0058】よって、図6に示すように、受光素子1か
ら発生される光電流iLに比例した電流i4が生成さ
れ、更にこの電流i4に比例する電流i41の上記抵抗
72による電圧降下分がオペアンプ78に入力される。
また、光電流iLに比例した電流i5が生成され、更に
この電流i5に比例する電流i51(詳しくは電流i5
1に定電流回路77にて生成された電流を加えた電流)
の上記抵抗74による電圧降下分がオペアンプ78に入
力される。さらに、定電流回路75にて生成された定電
流i60の上記抵抗76による電圧降下分がオペアンプ
78に入力される。電流i41にて図5(b)の特性線
L31が得られ、電流i51にて図5(b)の特性線L
32が得られ、定電流i60にて図5(b)の特性線L
33が得られる。このとき、R72>R74であるので
特性線L32に比べ特性線L31の方が傾きが急にな
る。
【0059】そして、3入力オペアンプ78は3つの特
性の内、最も低い値を選択して出力するので、3本のリ
ニアな特性L31,L32,L33の合成したものが最
終的に次段に送られる。即ち、3本の内の最も値の小さ
な特性を選択して出力される。
【0060】このようにして、図5(a)の特性が得ら
れる。また他にも、上記実施形態の光センサでは、空調
制御装置用光センサ(日射センサ)としてのセンサ信号
を生成出力する処理回路3、及びオートライト装置用光
センサやメータ輝度補正装置用光センサとしてのセンサ
信号を出力する処理回路4といった2種類の処理回路を
具える構成としたが、それら同時に配設する処理回路の
数(種類)は任意である。例えば、図7に例示する態様
でカレントミラー回路のトランジスタ段数を変更するこ
とで、上述した2種類の処理回路に限らない更に多くの
用途に対応した各種の処理回路を増設することも容易で
ある。
【0061】また、用途や種類の異なる処理回路という
ことで、同実施形態の光センサでは電流信号を出力する
処理回路(処理回路3)と周波数信号を出力する処理回
路(処理回路4)とを例示したが、同処理回路としては
他にも例えば、 ・太陽方位検出日射センサ用処理回路として複数の電流
信号を出力する回路。 ・制御装置側がA/D(アナログ/ディジタル)変換回
路でセンサ信号を受けることを考慮して電圧信号を出力
する回路。 ・車内LAN(ローカルエリアネットワーク)への接続
を可能とするシリアルデータを出力する回路。 等々も適宜採用することができる。
【0062】また、図7に示した例も含め、同実施形態
の光センサでは、光電流iLに比例した複数の信号を生
成する前処理回路としてカレントミラー回路を採用した
が、その選択も任意である。要は、光電流iLを各別に
増幅する複数の増幅器を有して同光電流に比例した複数
の電流信号、或いは電圧信号を生成することのできる回
路であれば如何なる回路をも同前処理回路として採用す
ることができる。
【0063】また、このような光センサが上述した車載
用光センサに限られるものでないことも勿論であり、1
つのシステムに併用される複数の光センサおいてそれら
検出対象とする照度範囲が異なる場合にその統合を図る
技術として、この発明にかかる光センサの上記構成は有
効である。
【0064】そして更に、例えば上述したオートライト
装置等、特に精度の高い制御が望まれる装置に使用され
る光センサとしては、上記受光素子1から発生される光
電流iLを直接上記処理回路4にて周波数信号に変換す
る構成、或いは必要に応じて上記バイアス電流回路5や
リミット回路6を併せ具える構成なども十分に意義のあ
るものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる光センサの一実施形態を示す
回路図。
【図2】同光センサの日射センサとしての出力特性を示
すグラフ。
【図3】同光センサの電流−周波数変換態様を示すタイ
ムチャート。
【図4】同光センサのオートライト用及びメータ輝度補
正用光センサとしての出力特性を示すグラフ。
【図5】別例の出力特性を示すグラフ。
【図6】別例の処理回路の電気的構成を示す回路図。
【図7】カレントミラー回路による同光センサの拡張例
を示す回路略図。
【図8】従来の統合型光センサによる出力特性を示すグ
ラフ。
【符号の説明】
1…受光素子、2…カレントミラー回路、3…処理回路
(日射センサ用処理回路)、4…処理回路(オートライ
ト及びメータ輝度補正光センサ用処理回路)、5…バイ
アス電流回路、6…リミット回路、T1…電源端子、T
2…接地端子、T3…出力端子(空調制御装置用出力端
子)、T4…出力端子(オートライト装置及びメータ輝
度補正装置用出力端子)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高木 信友 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式 会社デンソー内 (72)発明者 鈴木 智則 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自 動車株式会社内 (72)発明者 酒井 和憲 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自 動車株式会社内 審査官 田邉 英治 (56)参考文献 特開 平6−94525(JP,A) 特開 昭61−167824(JP,A) 特開 平5−196500(JP,A) 特開 平1−170820(JP,A) 実開 昭61−197527(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01J 1/00 - 1/60 B60Q 1/00 - 1/56

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】受光される光量に応じた光電流を発生する
    受光素子と、 この発生される光電流を各別に増幅する複数の増幅器を
    有して同光電流に比例した複数の信号を生成する前処理
    回路と、 それら生成された信号を各異なる制御内容に適応可能な
    各別の信号形態に変換し、該変換した信号を各対応する
    制御装置に各別に出力する複数の処理回路と、 を具え、 前記複数の処理回路の少なくとも1つを、前記前処理回
    路にて生成された信号の大きさに伴い発振周波数が変化
    する発振回路を具えて構成すると共に、 前記光量と前記発振回路から出力される周波数信号との
    出力特性を三直線による特性とし、当該三直線は前記光量の出力が低い順に、オートライト
    使用領域、メータ輝度補正使用領域、リミッタ領域に対
    応しており、 前記オートライト使用領域における直線の傾きが前記メ
    ータ輝度補正使用領域における直線の傾きより急峻であ
    ことを特徴とする光センサ。
  2. 【請求項2】請求項1記載の光センサにおいて、 前記発振回路を具えて構成される処理回路は、前記前処
    理回路にて生成された信号に所定のオフセットを付与す
    るバイアス回路を更に具える ことを特徴とする光セン
    サ。
  3. 【請求項3】請求項2記載の光センサにおいて、 前記発振回路を具えて構成される処理回路は、前記前処
    理回路にて生成された信号を所定の大きさでクランプす
    るリミット回路を更に具える ことを特徴とする光セン
    サ。
  4. 【請求項4】請求項1〜3の何れかに記載の光センサに
    おいて、 前記前処理回路は、前記光電流に比例した複数の電流信
    号を生成するカレントミラー回路であることを特徴とす
    光センサ。
  5. 【請求項5】受光される光量に応じた光電流を発生する
    受光素子と、 この発生される光電流の大きさに比例して発振周波数が
    変化する発振回路を有して同光電流を周波数信号に変換
    し、この変換した周波数信号を制御装置に対し出力する
    処理回路とを具え、 前記光量の大きさと前記周波数信号との出力特性を三直
    線による特性とし、当該三直線は前記光量が低い順に、オートライト使用領
    域、メータ輝度補正使用領域、リミッタ領域に対応して
    おり、 前記オートライト使用領域における直線の傾きが前記メ
    ータ輝度補正使用領域における直線の傾きより急峻であ
    ことを特徴とする光センサ。
  6. 【請求項6】請求項5記載の光センサにおいて、 前記処理回路は、前記光電流に所定のオフセットを付与
    するバイアス電流回路を更に 具えることを特徴とする光
    センサ。
  7. 【請求項7】請求項5または6記載の光センサにおい
    て、 前記処理回路は、前記光電流を所定の大きさでクランプ
    するリミット回路を 更に具えることを特徴とする光セン
    サ。
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