JP2841743B2 - 光センサ用発受光回路 - Google Patents
光センサ用発受光回路Info
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- JP2841743B2 JP2841743B2 JP16036190A JP16036190A JP2841743B2 JP 2841743 B2 JP2841743 B2 JP 2841743B2 JP 16036190 A JP16036190 A JP 16036190A JP 16036190 A JP16036190 A JP 16036190A JP 2841743 B2 JP2841743 B2 JP 2841743B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複数の光センサを使用する光センサ用発受
光回路に関する。
光回路に関する。
発光素子として使用される発光ダイオード（LED）や
レーザダイオード（LD）の光出力は、周囲温度の変動で
変化し易いので、温度による変動分を補正する必要があ
る。従来の光センサ用発受光回路は、第２図に示すよう
に発光素子１の光を光ファイバ２を介して光センサ３に
出力し、光センサからの信号を光ファイバ４を介して受
光素子５に出力する。６は受光素子５の起電流検出用の
抵抗、７、８は出力端子、９は発光素子の駆動回路、10
は逆バイアス電源である。
レーザダイオード（LD）の光出力は、周囲温度の変動で
変化し易いので、温度による変動分を補正する必要があ
る。従来の光センサ用発受光回路は、第２図に示すよう
に発光素子１の光を光ファイバ２を介して光センサ３に
出力し、光センサからの信号を光ファイバ４を介して受
光素子５に出力する。６は受光素子５の起電流検出用の
抵抗、７、８は出力端子、９は発光素子の駆動回路、10
は逆バイアス電源である。
このような従来の光センサ用発受光回路では、複数の
光センサを使用する場合、発光素子や光センサに特性の
バラツキがあるため、光センサと同数の駆動回路が必要
である。とくに、発受光回路の中で最も消費電流の多い
発光素子の駆動回路をセンサの数だけ要するため消費電
流がセンサ数に比例し多くなる欠点がある。
光センサを使用する場合、発光素子や光センサに特性の
バラツキがあるため、光センサと同数の駆動回路が必要
である。とくに、発受光回路の中で最も消費電流の多い
発光素子の駆動回路をセンサの数だけ要するため消費電
流がセンサ数に比例し多くなる欠点がある。
本発明は、複数の発光素子をシリーズに接続できるよ
うなフィードバック機能を設けて、発光回路での消費電
流を少なくした光センサ用発受光回路を得ることを目的
とするものである。
うなフィードバック機能を設けて、発光回路での消費電
流を少なくした光センサ用発受光回路を得ることを目的
とするものである。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもの
で、駆動用電源に接続し光センサに出力する発光素子
と、光センサの光信号を受光する受光素子と、受光素子
の起電流を電圧に変換する変換器と、変換器の電圧をロ
ーパスフィルタを介して入力する差動増幅器と、前記差
動増幅器に基準電圧を出力する基準電源と、差動増幅器
の出力を入力し出力端子に一定電圧を出力する利得回路
とを設け、発光素子もしくは受光素子の周囲温度による
変換器の出力変動をローパスフィルタを介して差動増幅
器に出力し、ローパスフィルタの出力と基準電源の出力
とを差動増幅器により比較し、出力変動に応じて利得回
路より出力端子に一定電圧になるように増幅して出力す
るようにしたものである。
で、駆動用電源に接続し光センサに出力する発光素子
と、光センサの光信号を受光する受光素子と、受光素子
の起電流を電圧に変換する変換器と、変換器の電圧をロ
ーパスフィルタを介して入力する差動増幅器と、前記差
動増幅器に基準電圧を出力する基準電源と、差動増幅器
の出力を入力し出力端子に一定電圧を出力する利得回路
とを設け、発光素子もしくは受光素子の周囲温度による
変換器の出力変動をローパスフィルタを介して差動増幅
器に出力し、ローパスフィルタの出力と基準電源の出力
とを差動増幅器により比較し、出力変動に応じて利得回
路より出力端子に一定電圧になるように増幅して出力す
るようにしたものである。
したがって、出力端子に一定電圧を出力するので光セ
ンサからの信号を確実に検出でき、発光素子および受光
素子の消費電流を減らすことができる。
ンサからの信号を確実に検出でき、発光素子および受光
素子の消費電流を減らすことができる。
第１図は、本発明の一実施例を示す回路図である。第
２図と同一部品に同一符号を付して詳細な説明を省略す
る。
２図と同一部品に同一符号を付して詳細な説明を省略す
る。
11は複数の発光素子１に直列に接続された駆動用電源
で、電源12と制限抵抗13が接続されている。14は抵抗15
とフォトアンプ16よりなり、それぞれの受光素子に接続
された変換器で、その出力を利得回路24を介してローパ
スフィルタ17に出力する。この利得回路はトランジスタ
25のコレクタを接地抵抗26の一端に、ベースを差動増幅
器の出力に、エミッタを出力端子７に接続してある。ロ
ーパスフィルタ17は、抵抗18とコンデンサ19を直列に接
続し端部を接地し、抵抗とコンデンサの中点を後記自動
ゲイン制御回路20に接続してある。20は自動ゲイン制御
回路で、基準電源21とローパスフィルタ17に接続された
差動増幅器22を設け、その出力を抵抗23を介して利得回
路24に接続してある。つぎに、動作について説明する
と、駆動用電源11を起動すると、発光素子１より光ファ
イバー２を介して光センサ３に出力し、光センサの光信
号に応じた出力が受光素子に出力する。受光素子からの
起電流は変換器14により電圧に変換され、利得回路24を
介して、ローパスフィタ17に出力する。ローパスフィル
タに入力した電圧は、光量を示す直流分と光センサに印
加された信号によって変調された交流分が含まれてお
り、このローパスフィルタにより直流分のみを検出して
自動ゲイン制御回路20に出力する。発光素子あるいは受
光素子が周囲温度に影響を受けず正常に動作していると
きは、ローパスフィルタの出力と基準電源21の出力が等
しくなり、自動ゲイン制御回路から出力されるベース電
流は一定となり、出力端子７に出力される電圧は一定と
なる。
で、電源12と制限抵抗13が接続されている。14は抵抗15
とフォトアンプ16よりなり、それぞれの受光素子に接続
された変換器で、その出力を利得回路24を介してローパ
スフィルタ17に出力する。この利得回路はトランジスタ
25のコレクタを接地抵抗26の一端に、ベースを差動増幅
器の出力に、エミッタを出力端子７に接続してある。ロ
ーパスフィルタ17は、抵抗18とコンデンサ19を直列に接
続し端部を接地し、抵抗とコンデンサの中点を後記自動
ゲイン制御回路20に接続してある。20は自動ゲイン制御
回路で、基準電源21とローパスフィルタ17に接続された
差動増幅器22を設け、その出力を抵抗23を介して利得回
路24に接続してある。つぎに、動作について説明する
と、駆動用電源11を起動すると、発光素子１より光ファ
イバー２を介して光センサ３に出力し、光センサの光信
号に応じた出力が受光素子に出力する。受光素子からの
起電流は変換器14により電圧に変換され、利得回路24を
介して、ローパスフィタ17に出力する。ローパスフィル
タに入力した電圧は、光量を示す直流分と光センサに印
加された信号によって変調された交流分が含まれてお
り、このローパスフィルタにより直流分のみを検出して
自動ゲイン制御回路20に出力する。発光素子あるいは受
光素子が周囲温度に影響を受けず正常に動作していると
きは、ローパスフィルタの出力と基準電源21の出力が等
しくなり、自動ゲイン制御回路から出力されるベース電
流は一定となり、出力端子７に出力される電圧は一定と
なる。
いま、発光素子あるいは受光素子が周囲温度に影響を
受けて出力が変動すると、ローパスフィルタの出力と基
準電源の出力とに差を生じ、自動ゲイン制御回路20の差
動増幅器22が一定電圧になるように利得回路24のトラン
ジスタ25のベースに出力する。したがって、発光素子お
よび受光素子の光量の変動を補正するようにトランジス
タを駆動する。実施例ではトランジスタを用いたが、フ
ォトカプラを用いても同じ効果が得られる。
受けて出力が変動すると、ローパスフィルタの出力と基
準電源の出力とに差を生じ、自動ゲイン制御回路20の差
動増幅器22が一定電圧になるように利得回路24のトラン
ジスタ25のベースに出力する。したがって、発光素子お
よび受光素子の光量の変動を補正するようにトランジス
タを駆動する。実施例ではトランジスタを用いたが、フ
ォトカプラを用いても同じ効果が得られる。
本発明は、上述のように自動ゲイン制御回路を設けた
ので複数の発光素子をシリーズ接続することができ消費
電流を低減することができ、また、発光部と受光部を完
全に分離した状態でも使用できるなどの実用的効果が顕
著である。
ので複数の発光素子をシリーズ接続することができ消費
電流を低減することができ、また、発光部と受光部を完
全に分離した状態でも使用できるなどの実用的効果が顕
著である。
第１図は本発明の一実施例を示す光センサ用発受光回
路、第２図は従来の光センサ用発受光回路である。 1:発光素子、２、4:光ファイバ、3:光センサ、5:受光素
子、７、8:端子、11:駆動用電源、14:変換器、17:ロー
パスフィルタ、20:自動ゲイン制御回路、21:基準電源、
22:差動増幅器、24:利得回路
路、第２図は従来の光センサ用発受光回路である。 1:発光素子、２、4:光ファイバ、3:光センサ、5:受光素
子、７、8:端子、11:駆動用電源、14:変換器、17:ロー
パスフィルタ、20:自動ゲイン制御回路、21:基準電源、
22:差動増幅器、24:利得回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) H01L 31/12
Claims (1)
- 【請求項１】駆動用電源に接続し光センサに出力する発
光素子と、光センサの光信号を受光する受光素子と、受
光素子の起電流を電圧に変換する変換器と、変換器の電
圧をローパスフィルタを介して入力する差動増幅器と、
前記差動増幅器に基準電圧を出力する基準電源と、差動
増幅器の出力を入力し出力端子に一定電圧を出力する利
得回路とを設け、発光素子もしくは受光素子の周囲温度
による変換器の出力変動をローパスフィルタを介して差
動増幅器に出力し、ローパスフィルタの出力と基準電源
の出力とを差動増幅器により比較し、出力変動に応じて
利得回路より出力端子に一定電圧になるように増幅して
出力するようにしたことを特徴とする光センサ用発受光
回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16036190A JP2841743B2 (ja) | 1990-06-18 | 1990-06-18 | 光センサ用発受光回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16036190A JP2841743B2 (ja) | 1990-06-18 | 1990-06-18 | 光センサ用発受光回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0499073A JPH0499073A (ja) | 1992-03-31 |
| JP2841743B2 true JP2841743B2 (ja) | 1998-12-24 |
Family
ID=15713314
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16036190A Expired - Fee Related JP2841743B2 (ja) | 1990-06-18 | 1990-06-18 | 光センサ用発受光回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2841743B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102805424A (zh) * | 2012-09-27 | 2012-12-05 | 吴伟銮 | 一种可调节香烟焦油、尼古丁含量的物理方法及其应用 |
-
1990
- 1990-06-18 JP JP16036190A patent/JP2841743B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0499073A (ja) | 1992-03-31 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |