JPH0428033Y2 - - Google Patents
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- JPH0428033Y2 JPH0428033Y2 JP1986013504U JP1350486U JPH0428033Y2 JP H0428033 Y2 JPH0428033 Y2 JP H0428033Y2 JP 1986013504 U JP1986013504 U JP 1986013504U JP 1350486 U JP1350486 U JP 1350486U JP H0428033 Y2 JPH0428033 Y2 JP H0428033Y2
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- light
- transistor
- phototransistor
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- collector
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- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 4
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 4
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 4
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 4
- 229920006395 saturated elastomer Polymers 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Optical Transform (AREA)
- Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
<産業上の利用分野>
本考案は、受光回路に関する。
<従来技術と本考案が解決しようとする課題>
発光素子等からの光を受光して、物体の有無や
位置等を検出するために、従来より第2図に示す
ような受光回路があつた。
位置等を検出するために、従来より第2図に示す
ような受光回路があつた。
図において、Tr1は受光用のフオトトランジス
タ、Tr2は、フオトトランジスタTr1の受光信号
を増幅するためのトランジスタである。またR1
はフオトトランジスタTr1の負荷抵抗、R2および
R3はトランジスタTr2のバイアス抵抗、R4はトラ
ンジスタTr2の負荷抵抗であり、C1は、受光信号
の交流分を通過させる結合コンデンサである。
タ、Tr2は、フオトトランジスタTr1の受光信号
を増幅するためのトランジスタである。またR1
はフオトトランジスタTr1の負荷抵抗、R2および
R3はトランジスタTr2のバイアス抵抗、R4はトラ
ンジスタTr2の負荷抵抗であり、C1は、受光信号
の交流分を通過させる結合コンデンサである。
この受光回路において、例えば一定周期のパル
スで駆動発光された光(変調光)がフオトトラン
ジスタTr1に入射されると、これに応じた受光信
号が、フオトトランジスタTr1のコレクタから結
合コンデンサC1を介して、トランジスタTr2に入
力される。トランジスタTr2は、この受光信号を
増幅して、コレクタ側に出力する。ここである物
体が、変調光の入射を妨げるように置かれるとト
ランジスタTr2には受光信号が出力されなくな
り、この受光信号の有無によつて、物体の有無を
検出することができる。
スで駆動発光された光(変調光)がフオトトラン
ジスタTr1に入射されると、これに応じた受光信
号が、フオトトランジスタTr1のコレクタから結
合コンデンサC1を介して、トランジスタTr2に入
力される。トランジスタTr2は、この受光信号を
増幅して、コレクタ側に出力する。ここである物
体が、変調光の入射を妨げるように置かれるとト
ランジスタTr2には受光信号が出力されなくな
り、この受光信号の有無によつて、物体の有無を
検出することができる。
しかして、フオトトランジスタの受光範囲は、
非常に広いため、その受光面の周囲の明るさに適
した負荷抵抗R1の値を設定する必要がある。
非常に広いため、その受光面の周囲の明るさに適
した負荷抵抗R1の値を設定する必要がある。
即ち、フオトトランジスタの入射照度をパラメ
ータとするコレクタ−エミツタ間電圧対コレクタ
電流Vce−Ic特性は、一般的に第3図に示すよう
に、周囲の明るさが非常に暗い所(例えば
10Lux)と非常に明るい所(例えば1000Lux)と
では、大きく異なる。したがつて、暗い所で用い
る受光回路では2mA以下の電流がフオトトラン
ジスタTr1に流れるように、大きな負荷抵抗(例
えば数+KΩ)を用い、逆に非常に明るい所で用
いる受光回路では、フオトトランジスタTr1に
9mA程度の電流が流れるように、小さな負荷抵
抗(例えば数百Ω)を用いるようにしなければ、
フオトトランジスタTr1のコレクタ−エミツタ間
電圧を最適な動作点(4V付近)で動作させるこ
とができない。このため、負荷抵抗の異なる受光
回路を数種類用意して、周囲の明るさに応じて、
使い分ける必要があつた。
ータとするコレクタ−エミツタ間電圧対コレクタ
電流Vce−Ic特性は、一般的に第3図に示すよう
に、周囲の明るさが非常に暗い所(例えば
10Lux)と非常に明るい所(例えば1000Lux)と
では、大きく異なる。したがつて、暗い所で用い
る受光回路では2mA以下の電流がフオトトラン
ジスタTr1に流れるように、大きな負荷抵抗(例
えば数+KΩ)を用い、逆に非常に明るい所で用
いる受光回路では、フオトトランジスタTr1に
9mA程度の電流が流れるように、小さな負荷抵
抗(例えば数百Ω)を用いるようにしなければ、
フオトトランジスタTr1のコレクタ−エミツタ間
電圧を最適な動作点(4V付近)で動作させるこ
とができない。このため、負荷抵抗の異なる受光
回路を数種類用意して、周囲の明るさに応じて、
使い分ける必要があつた。
しかしながら、上記のような受光回路では、使
用する周囲の明るさに応じて、数種類の受光回路
を用意する必要があり、不経済であつた。
用する周囲の明るさに応じて、数種類の受光回路
を用意する必要があり、不経済であつた。
また、例えば、大きな負荷抵抗を備えたフオト
トランジスタの周囲の明るさが変動して、非常に
明るくなると、フオトトランジスタのコレクタ−
エミツタ間電圧は零ボルト付近まで降下して、飽
和状態あるいは飽和に近い状態となつてしまい、
入射光(前述の変調光等の信号光)の有無の検出
が困難となる。
トランジスタの周囲の明るさが変動して、非常に
明るくなると、フオトトランジスタのコレクタ−
エミツタ間電圧は零ボルト付近まで降下して、飽
和状態あるいは飽和に近い状態となつてしまい、
入射光(前述の変調光等の信号光)の有無の検出
が困難となる。
逆に、小さな負荷抵抗を備えたフオトトランジ
スタの周囲の明るさが変動して、非常に暗くなる
と、フオトトランジスタのコレクタ−エミツタ間
電圧は電源電圧付近まで上昇し、飽和してしま
い、やはり入射光の検出が困難となるという問題
があつた。
スタの周囲の明るさが変動して、非常に暗くなる
と、フオトトランジスタのコレクタ−エミツタ間
電圧は電源電圧付近まで上昇し、飽和してしま
い、やはり入射光の検出が困難となるという問題
があつた。
そして、これらの問題を解決する技術として、
実開昭58−113761号公報(実開昭60−23841号公
報)に、フオトトランジスタの負荷抵抗の一部に
Cds等の感光素子を用いて、周囲の明るさによつ
て負荷抵抗値を変化させる光検出回路が開示され
ている。
実開昭58−113761号公報(実開昭60−23841号公
報)に、フオトトランジスタの負荷抵抗の一部に
Cds等の感光素子を用いて、周囲の明るさによつ
て負荷抵抗値を変化させる光検出回路が開示され
ている。
しかしながら、この技術では、2つの受光素子
(フオトトランジスタCds)を用いなければなら
ず、不経済である。しかも、これら2つの受光素
子を完全に同一な位置に配置することは物理的に
不可能であるため、フオトトランジスタにその周
囲から実際に入射される光とCdsに入射される光
とは完全に同一でない。したがつて、例えば、指
向性の強い外乱光がフオトトランジスタあるいは
Cdsのいずれか一方に入射されれば、フオトトラ
ンジスタは最適な動作点で動作できなくなつてし
まう。
(フオトトランジスタCds)を用いなければなら
ず、不経済である。しかも、これら2つの受光素
子を完全に同一な位置に配置することは物理的に
不可能であるため、フオトトランジスタにその周
囲から実際に入射される光とCdsに入射される光
とは完全に同一でない。したがつて、例えば、指
向性の強い外乱光がフオトトランジスタあるいは
Cdsのいずれか一方に入射されれば、フオトトラ
ンジスタは最適な動作点で動作できなくなつてし
まう。
本考案は上記の問題を一挙に解決した受光回路
を提供することを目的としている。
を提供することを目的としている。
<課題を解決するための手段>
前記課題を解決するため、本考案の受光回路
は、受光素子の受光部周囲の明るさに追従して、
前記受光素子の負荷回路の抵抗値が変化する受光
回路において、 前記負荷回路は、小抵抗値の第1の抵抗器と、
前記第1の抵抗器に直列に接続された大抵抗値の
第2の抵抗器と、前記第2の抵抗器の両端にエミ
ツタとコレクタを接続されたトランジスタとによ
つて構成され、 前記トランジスタのベース電流を前記受光素子
に流れる電流に追従させて、前記受光素子周囲の
明るさが小の場合には、前記トランジスタ自身の
エミツタ−コレクタ間抵抗を大にし、前記受光素
子周囲の明るさが大の場合には、前記トランジス
タ自身のエミツタ−コレクタ間抵抗を小にするこ
とを特徴としている。
は、受光素子の受光部周囲の明るさに追従して、
前記受光素子の負荷回路の抵抗値が変化する受光
回路において、 前記負荷回路は、小抵抗値の第1の抵抗器と、
前記第1の抵抗器に直列に接続された大抵抗値の
第2の抵抗器と、前記第2の抵抗器の両端にエミ
ツタとコレクタを接続されたトランジスタとによ
つて構成され、 前記トランジスタのベース電流を前記受光素子
に流れる電流に追従させて、前記受光素子周囲の
明るさが小の場合には、前記トランジスタ自身の
エミツタ−コレクタ間抵抗を大にし、前記受光素
子周囲の明るさが大の場合には、前記トランジス
タ自身のエミツタ−コレクタ間抵抗を小にするこ
とを特徴としている。
<作用>
このようにしたため、本考案の受光回路では、
受光素子の受光部周囲の明るさが小でその受光素
子を流れる電流が少ないときにはトランジスタの
ベース電流が小となり、トランジスタのエミツタ
−コレクタ間抵抗が大となるため、フオトトラン
ジスタの負荷抵抗値は、大となる。
受光素子の受光部周囲の明るさが小でその受光素
子を流れる電流が少ないときにはトランジスタの
ベース電流が小となり、トランジスタのエミツタ
−コレクタ間抵抗が大となるため、フオトトラン
ジスタの負荷抵抗値は、大となる。
逆に、受光素子の受光部周囲の明るさが大で受
光素子を流れる電流が多いときには、トランジス
タのベース電流が大となり、トランジスタ自身の
エミツタ−コレクタ間抵抗が小となるため、フオ
トトランジスタの負荷抵抗値は小となる。
光素子を流れる電流が多いときには、トランジス
タのベース電流が大となり、トランジスタ自身の
エミツタ−コレクタ間抵抗が小となるため、フオ
トトランジスタの負荷抵抗値は小となる。
<本考案の一実施例>
次に、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
第1図は、本考案の一実施例を示す受光回路で
ある。
ある。
図において、Tr3は、入射光を電気信号に変換
するフオトトランジスタ、Tr4はフオトトランジ
スタTr3の負荷抵抗値を可変するためのPNP型の
トランジスタ、Tr5はフオトトランジスタTr3か
らの受光信号を増幅するためのトランジスタであ
る。
するフオトトランジスタ、Tr4はフオトトランジ
スタTr3の負荷抵抗値を可変するためのPNP型の
トランジスタ、Tr5はフオトトランジスタTr3か
らの受光信号を増幅するためのトランジスタであ
る。
電源+BとトランジスタTr4のエミツタとの間
の抵抗器R5は、本考案の第1の抵抗器であり、
トランジスタのベース−コレクタ間の抵抗R6と
ともに、フオトトランジスタTr3の負荷抵抗の一
部を成し、低い抵抗値(例えば数百Ω)を有す
る。
の抵抗器R5は、本考案の第1の抵抗器であり、
トランジスタのベース−コレクタ間の抵抗R6と
ともに、フオトトランジスタTr3の負荷抵抗の一
部を成し、低い抵抗値(例えば数百Ω)を有す
る。
トランジスタTr4のエミツタ−コレクタ間に両
端を接続された抵抗R7は、本考案の第2の抵抗
器であり、高い抵抗値(例えば数+KΩ)を有
し、この抵抗R7とトランジスタTr4自身のエミツ
タ−コレクタ間抵抗との並列抵抗値が、負荷抵抗
の一部として、抵抗R5、R6に対して直列に接続
されている。
端を接続された抵抗R7は、本考案の第2の抵抗
器であり、高い抵抗値(例えば数+KΩ)を有
し、この抵抗R7とトランジスタTr4自身のエミツ
タ−コレクタ間抵抗との並列抵抗値が、負荷抵抗
の一部として、抵抗R5、R6に対して直列に接続
されている。
R8およびR9はトランジスタTr5のバイアス抵
抗、R10はTr5の負荷抵抗である。また、C2は、
フオトトランジスタTr3からの受光信号の交流成
分を通過させるための結合コンデンサである。
抗、R10はTr5の負荷抵抗である。また、C2は、
フオトトランジスタTr3からの受光信号の交流成
分を通過させるための結合コンデンサである。
<上記実施例の動作>
次に上記実施例の動作について説明する。
例えば、フオトトランジスタTr3の受光面の周
囲が非常に暗い場合、フオトトランジスタTr3自
身のコレクタ−エミツタ間抵抗は非常に大きな値
となるため、トランジスタTr4のベース電流は非
常に小さくなる。このため、トランジスタTr4自
身のエミツタ−コレクタ間抵抗は抵抗R7に比べ
て非常に大きくなり、フオトトランジスタTr3の
負荷抵抗値は、各抵抗R5、R6、R7のほぼ合計値
(R5+R6+R7)となり、抵抗R7に近い大きな負
荷抵抗をもつことになる。
囲が非常に暗い場合、フオトトランジスタTr3自
身のコレクタ−エミツタ間抵抗は非常に大きな値
となるため、トランジスタTr4のベース電流は非
常に小さくなる。このため、トランジスタTr4自
身のエミツタ−コレクタ間抵抗は抵抗R7に比べ
て非常に大きくなり、フオトトランジスタTr3の
負荷抵抗値は、各抵抗R5、R6、R7のほぼ合計値
(R5+R6+R7)となり、抵抗R7に近い大きな負
荷抵抗をもつことになる。
また、フオトトランジスタTr3の受光面の周囲
の明るさが中程度の場合、トランジスタTr4のベ
ース電流が増して、トランジスタTr4自身のエミ
ツタ−コレクタ間抵抗が抵抗R7とほぼ同程度と
なり、フオトトランジスタTr3の負荷抵抗値は、
抵抗R7とトランジスタTr4のエミツタ−コレクタ
間抵抗との並列抵抗値R′7に抵抗R5、R6を加えた
値(R5+R6+R′7)となる。
の明るさが中程度の場合、トランジスタTr4のベ
ース電流が増して、トランジスタTr4自身のエミ
ツタ−コレクタ間抵抗が抵抗R7とほぼ同程度と
なり、フオトトランジスタTr3の負荷抵抗値は、
抵抗R7とトランジスタTr4のエミツタ−コレクタ
間抵抗との並列抵抗値R′7に抵抗R5、R6を加えた
値(R5+R6+R′7)となる。
また、フオトトランジスタTr3の受光面の周囲
が非常に明るい場合は、トランジスタTr4のベー
ス電流がさらに大となり、トランジスタTr4のエ
ミツタ−コレクタ間がほぼ短絡状態となるため、
フオトトランジスタTr3の負荷抵抗値は、抵抗
R5、R6のほぼ合計値(R5+R6)となり、小さな
負荷抵抗をもつことになる。
が非常に明るい場合は、トランジスタTr4のベー
ス電流がさらに大となり、トランジスタTr4のエ
ミツタ−コレクタ間がほぼ短絡状態となるため、
フオトトランジスタTr3の負荷抵抗値は、抵抗
R5、R6のほぼ合計値(R5+R6)となり、小さな
負荷抵抗をもつことになる。
このように、フオトトランジスタTr3の負荷抵
抗値は、周囲が明るいときには小、暗いときには
大に変化するため、そのコレクタ−エミツタ間電
圧は、常に最適な動作状態に維持され、入射され
る変調光を確実に受光検知することができる。
抗値は、周囲が明るいときには小、暗いときには
大に変化するため、そのコレクタ−エミツタ間電
圧は、常に最適な動作状態に維持され、入射され
る変調光を確実に受光検知することができる。
フオトトランジスタTr3で受光された受光信号
は、結合コンデンサC2を介して、パルス成分の
みがトランジスタTr5のベースに入力され、必要
な大きさに増幅されて、コレクタより出力され
る。この出力を検出することによつて、例えば、
入射光を遮る物体の有無や位置が検知される。
は、結合コンデンサC2を介して、パルス成分の
みがトランジスタTr5のベースに入力され、必要
な大きさに増幅されて、コレクタより出力され
る。この出力を検出することによつて、例えば、
入射光を遮る物体の有無や位置が検知される。
<本考案の他の実施例>
なお、上記実施例の受光回路では、受光素子と
してフオトトランジスタを用いたが、これは、受
光ダイオードでもよく他の受光素子でも適用可能
である。また受光素子からの受光信号を増幅する
回路も上記実施例の回路に限定されるものでな
く、要は本考案の要旨を逸脱しない範囲で種々変
形応用が可能である。
してフオトトランジスタを用いたが、これは、受
光ダイオードでもよく他の受光素子でも適用可能
である。また受光素子からの受光信号を増幅する
回路も上記実施例の回路に限定されるものでな
く、要は本考案の要旨を逸脱しない範囲で種々変
形応用が可能である。
<本考案の効果>
以上の説明から明らかなように、本考案の受光
回路では、受光部周囲の明るさが小のときには、
トランジスタのコレクタ−エミツタ間抵抗を大に
して、受光素子の負荷抵抗値を大とし、逆に受光
部周囲の明るさが大のときには、トランジスタの
コレクタ−エミツタ間抵抗を小にして、受光素子
の負荷抵抗値を小とすることによつて、受光素子
を常に最適な動作状態にしている。このため、ど
のような明るさの所でも一種類の受光回路で対応
でき、周囲の明るさの大きな変動による受光素子
の飽和がなく、入射光の検知を安定に行なうこと
ができる。
回路では、受光部周囲の明るさが小のときには、
トランジスタのコレクタ−エミツタ間抵抗を大に
して、受光素子の負荷抵抗値を大とし、逆に受光
部周囲の明るさが大のときには、トランジスタの
コレクタ−エミツタ間抵抗を小にして、受光素子
の負荷抵抗値を小とすることによつて、受光素子
を常に最適な動作状態にしている。このため、ど
のような明るさの所でも一種類の受光回路で対応
でき、周囲の明るさの大きな変動による受光素子
の飽和がなく、入射光の検知を安定に行なうこと
ができる。
また、Cds等の感光素子を別に用いる必要がな
いため経済的で、しかも、受光素子自身の周囲の
明るさに応じて負荷抵抗値が変化するため、受光
動作が確実となる。
いため経済的で、しかも、受光素子自身の周囲の
明るさに応じて負荷抵抗値が変化するため、受光
動作が確実となる。
第1図は本考案の一実施例の受光回路を示す
図、第2図は従来の受光回路を示す図、第3図は
フオトトランジスタのコレクタ−エミツタ間電圧
対コレクタ電流(Vcc−Ic)特性を示す図であ
る。 Tr3……フオトトランジスタ、Tr4……トラン
ジスタ、R5、R6、R7……負荷抵抗。
図、第2図は従来の受光回路を示す図、第3図は
フオトトランジスタのコレクタ−エミツタ間電圧
対コレクタ電流(Vcc−Ic)特性を示す図であ
る。 Tr3……フオトトランジスタ、Tr4……トラン
ジスタ、R5、R6、R7……負荷抵抗。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 受光素子の受光部周囲の明るさに追従して、前
記受光素子の負荷回路の抵抗値が変化する受光回
路において、 前記負荷回路は、小抵抗値の第1の抵抗器と、
前記第1の抵抗器に直列に接続された大抵抗値の
第2の抵抗器と、前記第2の抵抗器の両端にエミ
ツタとコレクタを接続されたトランジスタとによ
つて構成され、 前記トランジスタのベース電流を前記受光素子
に流れる電流に追従させて、前記受光素子周囲の
明るさが小の場合には、前記トランジスタ自身の
エミツタ−コレクタ間抵抗を大にし、前記受光素
子周囲の明るさが大の場合には、前記トランジス
タ自身のエミツタ−コレクタ間抵抗を小にするこ
とを特徴とする受光回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986013504U JPH0428033Y2 (ja) | 1986-01-31 | 1986-01-31 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986013504U JPH0428033Y2 (ja) | 1986-01-31 | 1986-01-31 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62124524U JPS62124524U (ja) | 1987-08-07 |
JPH0428033Y2 true JPH0428033Y2 (ja) | 1992-07-07 |
Family
ID=30802623
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986013504U Expired JPH0428033Y2 (ja) | 1986-01-31 | 1986-01-31 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0428033Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5257873A (en) * | 1975-11-06 | 1977-05-12 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Photometer |
JPS6023841B2 (ja) * | 1977-11-25 | 1985-06-10 | 日東電工株式会社 | 膜モジユ−ルによる液体の処理方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6023841U (ja) * | 1983-07-22 | 1985-02-18 | 日本電気株式会社 | 光検出回路 |
-
1986
- 1986-01-31 JP JP1986013504U patent/JPH0428033Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5257873A (en) * | 1975-11-06 | 1977-05-12 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Photometer |
JPS6023841B2 (ja) * | 1977-11-25 | 1985-06-10 | 日東電工株式会社 | 膜モジユ−ルによる液体の処理方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62124524U (ja) | 1987-08-07 |
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