JPH0416176Y2 - - Google Patents

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JPH0416176Y2
JPH0416176Y2 JP1985001486U JP148685U JPH0416176Y2 JP H0416176 Y2 JPH0416176 Y2 JP H0416176Y2 JP 1985001486 U JP1985001486 U JP 1985001486U JP 148685 U JP148685 U JP 148685U JP H0416176 Y2 JPH0416176 Y2 JP H0416176Y2
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light
phototransistor
light emitting
circuit
transistor
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【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はフオトセンサ回路に係り、発光素子よ
り出射された光を受光素子で受光して検出信号を
取り出すフオトセンサ回路に関する。
従来の技術 従来より、テープレコータ、ビデオテープレコ
ーダ等のリール回転数を検出するような場合、リ
ール台と共に回転する円盤に等角度間隔で光反射
板を設け、フオトセンサの発光ダイオードより光
を出射して、この光が光反射板で反射されフオト
センサのフオトトランジスタに入射したとき、フ
オトトランジスタより検出信号を得るよう構成し
たものがある。
上記の回転検出に用いられる如きフオトセンサ
においては、フオトセンサの検出信号はマイクロ
プロセツサ等に供給されデイジタル処理される。
従つて検出信号は矩形波状でなければならない。
そこで本出願人は先に特願昭59−81435号、発明
の名称「光量変化検出回路」により、第3図に示
す如き回路を提案した。
第3図示の回路において、フオトトランジスタ
Q1に反射光が入射されてフオトトランジスタQ1
が導通状態へ移行し始めると、発光ダイオード
D1のカソードと接地間の抵抗が、抵抗R1,R2
並列抵抗値となり、発光ダイオードD1に流れる
電流が増大しその発光量が増大する。これによつ
てフオトトランジスタQ1の導通状態への移行が
加速される。またフオトトランジスタQ1への反
射光の入射が減少し、フオトトランジスタQ1
非導通状態へと移行し始めると、発光ダイオード
D1のカソードは抵抗R1のみで接地されることと
なり、発光ダイオードD1の電流が減少してその
発光量が減少する。これによつてフオトトランジ
スタQ1の非導通状態への移行が加速される。
考案が解決しようとする問題点 第3図示の回路においては、フオトトランジス
タQ1に流れる電流に限界があるため抵抗R2の抵
抗値を所定値以下に下げることができない。この
ためリール回転数が大なるときはフオトセンサの
出力信号波形は矩形波状となるが、リール回転数
が小なるときは出力信号波形は台形波状となるこ
ともあり、このような場合第3図示の回路の後段
に波形整形回路が必要となるという問題点があつ
た。そこで、本考案はスイツチング回路を設ける
ことにより、上記の問題点を解決したフオトセン
サ回路を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 本考案において、第1の抵抗は、受光素子の感
度設定を行う。第2及び第3の抵抗は、発光素子
に接続され、抵抗比に応じて検出信号におけるヒ
ステリシス効果の度合いを設定する。
作 用 本考案においては、第1の抵抗により、受光素
子の感度設定を発光素子に流れる電流に無関係に
設定でき、また、発光素子に流れる電流が小さい
場合には受光素子の感度を上げるようその値を設
定することにより、高感度な光検知を行うことが
でき、また、第2及び第3の抵抗の抵抗値の比に
よつて検出信号のヒステリシス効果の幅を自由に
設定できるので、立上り立下りの急峻な光検出信
号が得られるから、フオトセンサ回路の応用範囲
が従来のものに比べて格段に広がる。
実施例 第1図は本考案回路の第1実施例の回路図を示
す。同図中、発光ダイオード(発光素子)D1
アノードは電源端子1に接続され、カソードは直
列接続された第2の抵抗R3と第3の抵抗R4を介
して接地されている。この抵抗R3,R4の接続点
にはトランジスタQ2のコレクタ及び出力端子2
が接続されている。また、電源端子1にはNPN
形のフオトトランジスタ(受光素子)Q1のコレ
クタが接続され、フオトトランジスタQ1のエミ
ツタは直列接続された抵抗R5,R6を介して接地
されている。抵抗R5,R6の接続点はトランジス
タQ2のベースに接続され、トランジスタQ2のエ
ミツタは接地されている。この抵抗R5,R6、ト
ランジスタQ2でスイツチング回路が構成されて
いる。
ここで、発光ダイオードD1よりの光が光反射
板で反射されてフオトトランジスタQ1のベース
に入射され、フオトトランジスタQ1が非導通状
態から導通状態へ移行し始めると、フオトトラン
ジスタQ1、抵抗R5,R6の経路で電流が流れる。
これによつてトランジスタQ2のベース電圧が略
0.7V(トランジスタQ2がシリコントランジスタの
場合)を越えるとトランジスタQ2は導通し、抵
抗R4の両端が短絡される。ここで、抵抗R3に対
して抵抗R4の抵抗値は1〜10倍とされているた
め、トランジスタQ2の導通により発光ダイオー
ドD1に流れる電流は急速かつ大幅に増大し、発
光ダイオードD1の発光量が急速かつ大幅に増大
する。従つてフオトトランジスタQ1の導通状態
への遷移が急速に行なわれ、端子2よりLレべル
検出信号が出力される。
また、円盤の回転により、光反射板で反射され
た光のフオトトランジスタQ1のベースへの入射
量が減少し、フオトトランジスタQ1が非導通状
態へ移行し始めると、抵抗R5,R6よりフオトト
ランジスタQ1を流れる電流が減少する。これに
よつてトランジスタQ2のベース電圧が略0.7V以
下となるとトランジスタQ2は非導通となり、抵
抗R4の両端は非短絡状態となつて、発光ダイオ
ードD1は抵抗R3,R4を介して接地された状態と
なる。従つて、発光ダイオードD1に流れる電流
は急速かつ大幅に減少し、発光ダイオードD1
発光量が急速かつ大幅に減少する。従つてフオト
トランジスタQ1の非導通状態への遷移が急速に
行なわれ、端子2よりHレべルの検出信号が出力
される。
この場合、フオトトランジスタQ1に流れる電
流は抵抗R5,R6により決定され、また、この抵
抗R5,R6によつてトランジスタQ2の導通、非導
通のスレツシヨールドレべルが決定される。ただ
し抵抗R5,R6はヒステリシス効果には何ら影響
を与えないのでフオトトランジスタQ1の光出力
特性にあわせて夫々の抵抗値を選定できる。従来
回路ではフオトトランジスタQ1の光出力特性を
考慮するとヒステリシス効果が犠牲となつたが、
第1図示の回路では、ヒステリシス効果がフオト
トランジスタQ1の光出力特性と全く無関係な抵
抗R3,R4の抵抗値の比によつて決定される。こ
れによつて光を介在させた発光ダイオードD1
びフオトトランジスタQ1のヒステリシス効果を
従来に比して大とすることができる。また、トラ
ンジスタQ2の導通、非導通により端子2の出力
検出信号のレべルが切換わり、検出信号波形は矩
形波状となる。
なお、第1図示の回路では抵抗R5,R6でフオ
トトランジスタQ1の感度設定を行なつているが
図中破線で示す如く第1の抵抗R7を設けて、こ
の抵抗R7でフオトトランジスタQ1の感度設定を
行なうよう構成しても良い。更に、トランジスタ
Q2のベース、エミツタ間のオン電圧は周囲温度
により変化するため、抵抗R6とトランジスタQ2
のベースの接続点にツエナーダイオードのアノー
ドを接続し、このツエナーダイオードのカソード
を抵抗R5に接続することにより、トランジスタ
Q2の温度特性を補償しても良い。
第2図は本考案回路の第2実施例の回路図を示
す。同図中、第1図と同一部分には同一符号を付
し、その説明を省略する。第2図において、発光
ダイオードD1のカソードは直列接続された抵抗
R4,R3を介して接地されると共に、直列接続さ
れた抵抗R5,R6を介してフオトトランジスタQ1
のコレクタに接続されている。また、発光ダイオ
ードD1のカソードにはPNP形のトランジスタQ3
のエミツタが接続され、トランジスタQ3のコレ
クタは抵抗R4,R3の接続点及び出力端子2に接
続され、ベースは抵抗R5,R6の接続点に接続さ
れている。フオトトランジスタQ1のエミツタは
接地されている。上記の抵抗R5,R6、トランジ
スタQ3でスイツチング回路が構成されている。
この回路においても、フオトトランジスタQ1
に光が入射されこれが導通状態へと移行し始める
と、トランジスタQ3が導通して抵抗R4の両端が
短絡され発光ダイオードの発光量が急速かつ大幅
に増大し、導通状態への遷移が急速に行なわれて
端子2よりLレべルの検出信号が出力される。ま
た、フオトトランジスタQ1が非導通状態へ移行
し始めると、トランジスタQ3が非導通となり発
光ダイオードD1に流れる電流つまりその発光量
が急速かつ大幅に減少し、非導通状態への遷移が
急速に行なわれて端子2よりHレべルの検出信号
が出力される。
この実施例においても第1実施例と同様にヒス
テリシス効果が従来より大となり、検出信号波形
が短絡波状となる。また、抵抗R7を設けてフオ
トトランジスタQ1の感度設定を行なうことがで
きる点も第1実施例と同様である。
なお、第1図、第2図に示すフオトトランジス
タQ1の代わりに、第4図に示す如きフオトトラ
ンジスタQ4、トランジスタQ5をダーリントン接
続した素子を用いても良い。
なお、本発明回路は反射型のフオトセンサに限
らず、透過型のフオトセンサに適用しても良く、
上記実施例に限定されない。
考案の効果 上述の如く、本考案になるフオトセンサ回路
は、スイツチング回路を設けてなるため、光を介
在させた発光素子を受光素子とのヒステリシス効
果が従来に比して大となり、また検出信号波形は
矩形波状となり、後段に波形整形回路を設ける必
要がなくなり、第1の抵抗により、受光素子の感
度設定を発光素子に流れる電流に無関係に設定で
き、また、発光素子に流れる電流が小さい場合に
は受光素子の感度を上げるようその値を設定する
ことにより、高感度な光検知を行うことができ、
また、第2及び第3の抵抗の抵抗値の比によつて
検出信号のヒステリシス効果の幅を自由に設定で
きるので、立上り立下りの急峻な光検出信号が得
られるから、フオトセンサ回路の応用範囲が従来
のものに比べて格段に広がる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図夫々は本発明回路の各実施例の
回路図、第3図は従来回路の一例の回路図、第4
図は第1図、第2図に示すフオトトランジスタの
変形例の回路図である。 1……電源端子、2……出力端子、D1……発
光ダイオード、Q1,Q4……フオトトランジスタ、
Q2,Q3,Q5……トランジスタ、R1〜R7……抵
抗。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 流れる電流に応じて発光する発光素子より出射
    された光を受光素子で受光して光電変換を行い、
    ヒステリシス効果を有する検出信号を取り出すフ
    オトセンサ回路であつて、 該受光素子の感度設定を行う第1の抵抗と、 該発光素子に接続され、抵抗比に応じて該検出
    信号におけるヒステリシス効果の度合いを設定す
    る第2及び第3の抵抗とを備えたことを特徴とす
    るフオトセンサ回路。
JP1985001486U 1985-01-11 1985-01-11 Expired JPH0416176Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985001486U JPH0416176Y2 (ja) 1985-01-11 1985-01-11

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JP1985001486U JPH0416176Y2 (ja) 1985-01-11 1985-01-11

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JPS61118018U JPS61118018U (ja) 1986-07-25
JPH0416176Y2 true JPH0416176Y2 (ja) 1992-04-10

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5855714A (ja) * 1981-09-29 1983-04-02 Fujitsu Ltd 変位検出器
JPS5951360A (ja) * 1982-09-18 1984-03-24 Nippon Denso Co Ltd 回転速度検出装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5855714A (ja) * 1981-09-29 1983-04-02 Fujitsu Ltd 変位検出器
JPS5951360A (ja) * 1982-09-18 1984-03-24 Nippon Denso Co Ltd 回転速度検出装置

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