JP3328245B2 - キーボードによる文字入力方式、文字入力方法、および記録媒体 - Google Patents

キーボードによる文字入力方式、文字入力方法、および記録媒体

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JP3328245B2
JP3328245B2 JP28356699A JP28356699A JP3328245B2 JP 3328245 B2 JP3328245 B2 JP 3328245B2 JP 28356699 A JP28356699 A JP 28356699A JP 28356699 A JP28356699 A JP 28356699A JP 3328245 B2 JP3328245 B2 JP 3328245B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キーボードによる
文字入力方式、文字入力方法、および記録媒体に関し、
1つのキーに複合的な機能を持たせることにより、より
少ないキー数で、アルファベット文字の入力を行うキー
ボードによる文字入力方式、文字入力方法、および記録
媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子式のデジタル機器において
は、キーボードによる文字情報の入力が広く行われてい
る。代表的なキーボードとしては、パソコン等で標準的
に使われているいわゆるQWERTYキーボードが存在
する。このQWERTYキーボードは、キーの数が多い
ために、最近の小型化された携帯用のデジタル機器の入
力としては、キーの数を少なくして、小型化等に対処す
る必要が生じて来た。たとえば、携帯電話機では、電話
番号を入力するための10キーで、アルファベット26
文字を入力することが行われている。
【0003】この種の従来技術としては、「特開平6−
102979号公報」記載の技術が存在する。この技術
に関して図15を参照して説明する。図15はこの「片
手用キーボード」のキー配列を示す配置図である。図1
5を参照すると、片手用キーボード801は、15個の
主キー802と、5個の制御キー803と、10個の機
能キー804と、4個のカーソルキー805と、カナモ
ードキー806と、記号モードキー807と、数字モー
ドキー808と、シフトキー809とを有して構成され
ている。また、カナモードキー806、記号モードキー
807、数字モードキー808はそれぞれオンのときラ
ンプ表示される。
【0004】データ入力用の主キー802は3段5列に
構成されている。うち1段を母音用の5文字に対応して
いる。あとの2段を日本語の子音の清音と半濁音10文
字に対応している。濁音4文字は、対応する清音のシフ
ト機能で入力する。残りのアルファベットは、シフト機
能で入力する。濁音は、対応する清音の子音を2度打鍵
することによっても入力できる。このようにして、ロー
マ字による日本語の入力およびアルファベットによる英
字の入力を、操作性よく実現できるようにしている。
【0005】また、主キー802の周囲に、制御キー8
03、機能キー804、カーソルキー805、カナモー
ドキー806、記号モードキー807、数字モードキー
808、シフトキー809等を配置して、通常のデータ
入力用キーボードと同様の機能を実現できるようにして
いる。
【0006】また、「特開平5−216575号公報」
記載の技術は、「子音入力用のキー群と母音入力用のキ
ー群をそれぞれ左右のいずれかに分離配置し、かつ左右
に少くもそれぞれ1ケの親指シフトキーを持つキーボー
ドにおいて、子音キーを打鍵時に左親指シフトキーでシ
フトするか右親指キーでシフトするか或いは左右の両方
のキーの同時押しによる2重シフトをするか或いはシフ
トを全くしないかによる4種のシフトパターンと、母音
キーを打鍵時に子音キーの場合と同様に生ずる4種のシ
フトパターンとの組み合わせでできる合計16種のシフ
トパターンの中から5組のシフトパターンを選択し、前
記5組のシフトパターンと母音キーの上段、中段、下段
の3段との組み合わせでできる15ケの組み合わせに日
本語で使用される14ケの子音の大部分と子音が存在し
ないことを示す記号を割り当て、この割り当てを同一段
に各母音キーに共通点に付随させて母音と子音との複合
キーを構成させ、前記複合キーにより入力すべき和語の
奇数番目の音節の母音とその奇数番目に続く偶数番目の
音節の子音とを同時入力し、その偶数番目の音節の入力
打鍵を省略するようにした」ものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述の「特開平6−1
02979号公報」記載の従来技術の問題点は、濁音の
子音を入力する場合に、キーの2回連続打鍵を行うが、
単なる同一の文字の2回連続打鍵と、濁音のための2回
連続打鍵とが区別できないことである。
【0008】その理由は、単なる同一の文字の2回連続
打鍵と、濁音のための2回連続打鍵とを区別する特別の
手段を有していないからである。また、他の問題点は、
操作性が悪いことである。その理由は、母音キーと子音
キーとが隣接しているからである。
【0009】また、上述の「特開平5−216575号
公報」記載の技術の問題点は、英語の文章が作成できな
いことである。その理由は、日本語のローマ字入力に使
用されない文字(たとえば、L等)を入力するキーを有
していないからである。
【0010】本発明の目的は、上記問題点を解決し、比
較的キー数を少なくして、操作効率のよい(打鍵数を多
く要しない)小型で使い易いキーボードを実現すること
である。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、5個の母音を示す文字を含む第1文字群と、日本語
入力に使用される5個の子音を示す文字を含む第2文字
群と、前記第2文字群に含まれない5個の子音を示す文
字を含む第3文字群と、前記第2文字群、前記第3文字
群のいずれにも含まれない5個の子音を示す文字を含む
第4文字群と、前記第2文字群、前記第3文字群、前記
第4文字群のいずれにも含まれない5個の子音を示す文
字を含む第5文字群と、前記第2文字群、前記第3文字
群、前記第4文字群、第5文字群のいずれにも含まれな
い2個の子音を示す文字および「,」、「.」、「/」
の3個の記号を含む第6文字群と、「1」〜「5」を示
す5個の数字を含む第7文字群と、「6」〜「9」、
「0」を示す5個の数字を含む第8文字群とから、それ
ぞれ1文字ずつを選択し組み合わせ、入力可能とする5
個の「文字キー」と、「第1組み合わせキー」と、「第
2組み合わせキー」とを有し、前記「文字キー」の1回
打鍵により前記第1文字群の文字を入力し、前記「文字
キー」の2回連続打鍵により前記第2文字群の文字を入
力し、前記「第1組み合わせキー」の1回打鍵と前記
「文字キー」の1回打鍵との組み合わせにより前記第3
文字群の文字を入力し、前記「第2の組み合わせキー」
の1回打鍵と前記「文字キー」の1回打鍵との組み合わ
せにより前記第4文字群の文字を入力し、前記「第1組
み合わせキー」の2回連続打鍵と前記「文字キー」の1
回打鍵との組み合わせにより前記第6文字群の文字を入
力し、前記「第2の組み合わせキー」の2回連続打鍵と
前記「文字キー」の1回打鍵との組み合わせにより前記
第5文字群の文字を入力し、前記「第1組み合わせキ
ー」の1回打鍵と前記「文字キー」の2回連続打鍵との
組み合わせにより前記第7文字群の文字を入力し、前記
「第2の組み合わせキー」の1回打鍵と前記「文字キ
ー」の2回連続打鍵との組み合わせにより前記第8文字
群の文字を入力することを特徴とする。
【0012】請求項2に記載の発明は、5個の母音を示
す文字を含む第1文字群と、日本語入力に使用される5
個の子音を示す文字を含む第2文字群と、前記第2文字
群に含まれない5個の子音を示す文字を含む第3文字群
と、前記第2文字群、前記第3文字群のいずれにも含ま
れない5個の子音を示す文字を含む第4文字群と、前記
第2文字群、前記第3文字群、前記第4文字群のいずれ
にも含まれない5個の子音を示す文字を含む第5文字群
と、前記第2文字群、前記第3文字群、前記第4文字
群、第5文字群のいずれにも含まれない2個の子音を示
す文字および「,」、「.」、「/」の3個の記号を含
む第6文字群と、「1」〜「5」を示す5個の数字を含
む第7文字群と、「6」〜「9」、「0」を示す5個の
数字を含む第8文字群とから、それぞれ1文字ずつを選
択し組み合わせ、入力可能とする5個の「文字キー」
と、「第1組み合わせキー」と、「第2組み合わせキ
ー」とを有するキーボードによる文字入力方法であっ
て、前記文字入力方法は、前記「文字キー」の1回打鍵
により前記第1文字群の文字を入力する過程と、前記
「文字キー」の2回連続打鍵により前記第2文字群の文
字を入力する過程と、前記「第1組み合わせキー」の1
回打鍵と前記「文字キー」の1回打鍵との組み合わせに
より前記第3文字群の文字を入力する過程と、前記「第
2の組み合わせキー」の1回打鍵と前記「文字キー」の
1回打鍵との組み合わせにより前記第4文字群の文字を
入力する過程と、前記「第1組み合わせキー」の2回連
続打鍵と前記「文字キー」の1回打鍵との組み合わせに
より前記第6文字群の文字を入力する過程と、前記「第
2の組み合わせキー」の2回連続打鍵と前記「文字キ
ー」の1回打鍵との組み合わせにより前記第5文字群の
文字を入力する過程と、前記「第1組み合わせキー」の
1回打鍵と前記「文字キー」の2回連続打鍵との組み合
わせにより前記第7文字群の文字を入力する過程と、前
記「第2の組み合わせキー」の1回打鍵と前記「文字キ
ー」の2回連続打鍵との組み合わせにより前記第8文字
群の文字を入力する過程とを有することを特徴とする。
【0013】請求項3に記載の発明は、5個の母音を示
す文字を含む第1文字群と、日本語入力に使用される5
個の子音を示す文字を含む第2文字群と、前記第2文字
群に含まれない5個の子音を示す文字を含む第3文字群
と、前記第2文字群、前記第3文字群のいずれにも含ま
れない5個の子音を示す文字を含む第4文字群と、前記
第2文字群、前記第3文字群、前記第4文字群のいずれ
にも含まれない5個の子音を示す文字を含む第5文字群
と、前記第2文字群、前記第3文字群、前記第4文字
群、第5文字群のいずれにも含まれない2個の子音を示
す文字および「,」、「.」、「/」の3個の記号を含
む第6文字群と、「1」〜「5」を示す5個の数字を含
む第7文字群と、「6」〜「9」、「0」を示す5個の
数字を含む第8文字群とから、それぞれ1文字ずつを選
択し組み合わせ、入力可能とする5個の「文字キー」
と、「第1組み合わせキー」と、「第2組み合わせキ
ー」とを有するキーボードを使用した文字入力プログラ
ムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であ
って、前記文字入力プログラムは、前記「文字キー」の
1回打鍵により前記第1文字群の文字を入力するステッ
プと、前記「文字キー」の2回連続打鍵により前記第2
文字群の文字を入力するステップと、前記「第1組み合
わせキー」の1回打鍵と前記「文字キー」の1回打鍵と
の組み合わせにより前記第3文字群の文字を入力するス
テップと、前記「第2の組み合わせキー」の1回打鍵と
前記「文字キー」の1回打鍵との組み合わせにより前記
第4文字群の文字を入力するステップと、前記「第1組
み合わせキー」の2回連続打鍵と前記「文字キー」の1
回打鍵との組み合わせにより前記第6文字群の文字を入
力するステップと、前記「第2の組み合わせキー」の2
回連続打鍵と前記「文字キー」の1回打鍵との組み合わ
せにより前記第5文字群の文字を入力するステップと、
前記「第1組み合わせキー」の1回打鍵と前記「文字キ
ー」の2回連続打鍵との組み合わせにより前記第7文字
群の文字を入力するステップと、前記「第2の組み合わ
せキー」の1回打鍵と前記「文字キー」の2回連続打鍵
との組み合わせにより前記第8文字群の文字を入力する
ステップとをコンピュータに行わせることを特徴とす
る。
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】
【0026】
【0027】
【0028】
【0029】
【0030】
【発明の実施の形態】次に、本発明の第1の実施の形態
について図面を参照して説明する。図1は、本発明の第
1の実施の形態を示す説明図である。図1を参照する
と、本発明の第1の実施の形態は、第1キー群10と、
第2キー群20と、「δキー」40と、スペースを入力
する「スペースキー」50と、確定を入力する「確定キ
ー」60とから構成される。
【0031】第1キー群10は、母音を入力する「Aキ
ー」101、「Iキー」102、「Uキー」103、
「Eキー」104、および「Oキー」105の5種のキ
ーから構成される。第2キー群20は、子音を入力する
「K/Gキー」201、「S/Zキー」202、「T/
Dキー」203、「P/Fキー」204、「N/NNキ
ー」205、「H/Bキー」206、「M/Xキー」2
07、「L/Qキー」208、「Y/Jキー」209、
「R/Cキー」210、「W/Vキー」211、およ
び、句読点を入力する「、/。キー」212とから構成
される。
【0032】次に、このキー配列が、日本語の仮名ロー
マ字の入力に適している理由について説明する。日本語
の仮名ローマ字(50音を表現する)では、アルファベ
ットの26文字全てを必要とはしないが、通常、現代の
日本語の文章においては、英語の単語が存在し、日本語
の文字とアルファベットとは混在して使用される。した
がって、アルファベット26文字の入力が可能でなけれ
ばならない。本発明の第1の実施の形態は、仮名ローマ
字を、効率よく、かつ容易に入力できるようにしたもの
である。
【0033】次に、日本語の仮名ローマ字の出現頻度の
応用について説明する。本発明の第1の実施の形態は、
日本語の入力に適したものである。図2は、日本語の仮
名ローマ字の平均的な出現頻度を示す説明図である。日
本語をローマ字で入力する場合には、ほとんどの文字を
母音単独か、「子音+母音」の形で入力するので、母音
の出現頻度が圧倒的に多い。この母音A、I、U、E、
Oを入力するキーを第1キー群10の「Aキー」101
〜「Oキー」105としてまとめて配置する。図2の日
本語の仮名ローマ字の平均的な出現頻度(「森田正典1
992年3月25日発行、これが日本語に最適なキーボ
ードだ、日本経済新聞社、ページ17」記載)を参照す
ると、清音が濁音よりも出現頻度が多い。図2は、出現
頻度を%で表したもので、あ行の頻度“35(100−
65(あ行以外の合計))”を加えて100[%]とな
る。
【0034】したがって、子音を第2キー群20に配置
し、清音を1回打鍵で入力し、濁音を2回連続打鍵で入
力する。キー割り当てとしては、清音と対応する濁音と
は同一キーに割り当てる(「K/Gキー」201、「S
/Zキー」202、「T/Dキー」203、「H/Bキ
ー」206、)。
【0035】ローマ字で対応する濁音がない清音に対し
ては、2回連続打鍵を行う文字としてローマ字にはない
アルファベット文字と対にしてキー割り当てを行う
(「P/Fキー」204、「M/Xキー」207、「Y
/Jキー」209、「R/Cキー」210、「W/Vキ
ー」211)。
【0036】また、全26アルファベット文字を入力す
るためには、LとQの入力のためのキーを設ける必要が
ある。Lは1回打鍵で、Qは2連続打鍵で入力する
(「L/Qキー」208)。
【0037】また、Nと対になる2回連続打鍵はNNと
し、ローマ字では撥音「ん」が入力される(「N/NN
キー」205)。
【0038】なお、拗音に関しては、たとえば「きゃ」
は「K、Y、A」と打鍵することによって入力され、促
音「つ」は「L、T、U」と打鍵することによって入力
される。また、句点「、」と2回連続打鍵の読点「。」
とが対で配置され(「、/。キー」212)る。
【0039】さらに、第1キー群10、第2キー群20
以外に、スペースを入力する「スペースキー」50と、
「確定キー」60とが配置される。
【0040】次に、子音の1回打鍵および2回連続打鍵
の区別について説明する。子音キーの打鍵後、一定時間
内の同一キーの打鍵は2回連続打鍵と判定され、子音キ
ーの1回打鍵と区別される。すなわち、子音キーの1回
打鍵は、その子音キーの打鍵の後に他のキーが打鍵され
るか、同一キーの打鍵が一定時間後に打鍵された場合を
いう。この一定時間をタイマーで設定し、操作者の特性
に合わせて設定できるようにする。このことは、キーの
入力に必要な操作者のリズムに合わせたリズミカルな入
力を可能とする。
【0041】また、このようなリズミカルな入力を不得
手とするような操作者のために、「δキー」40を設け
ている。子音キーを打鍵し、連続して「δキー」40を
打鍵すれば、子音キーが連続打鍵されたものとみなさ
れ、同一キーの一定時間内での打鍵をすることなく、所
定の文字を入力することができる。
【0042】たとえば、「K/Gキー」201、「δキ
ー」40の順に打鍵すると、文字「G」を入力すること
ができる。
【0043】なお、上記においては電子機械的に構成さ
れるキーボードによる文字入力について説明したが、デ
ィスプレイ上での仮想的なキーボードでソフトウェア的
に文字入力が行われる場合にも適用することができる。
【0044】次に、本発明の第1の実施の形態の動作に
ついて図面を参照して説明する。図3は、本発明の第1
の実施の形態のハードウェア構成を示すブロック図であ
る。図4は、本発明の第1の実施の形態の動作を示すタ
イムチャートである。図5は、本発明の第1の実施の形
態の動作を示すフローチャートである。図6は、コード
データの詳細を示す説明図である。図3を参照すると、
本発明の第1の実施の形態は、キーボード70と、論理
和回路71と、デコーダ72と、微分回路73と、レジ
スタ74と、プロセッサ75と、主記憶装置76と、デ
ィスプレイ装置77とから構成される。
【0045】キーボード70の各キー(図1の全てのキ
ー)の出力は、論理和回路71、デコーダ72に入力さ
れる。論理和回路71の出力は、微分回路73に入力さ
れる。デコーダ72の出力は、レジスタ74に入力され
る。微分回路73、およびレジスタ74の出力はプロセ
ッサ75に入力される。また、プロセッサ75には、主
記憶装置76が接続され、プロセッサ75の制御にした
がって、文字がディスプレイ装置77に表示される。ま
た、主記憶装置76は、2回連続打鍵データ領域760
と、コードデータ記憶領域761と、時刻記憶領域76
2とを含む。
【0046】キーボード70の「K/Gキー」201が
打鍵される(図4サイクルT1)と、論理和回路71に
よりキーボード70の全てのキーからの出力の論理和が
作成される(図4サイクルT2)。この時、「K/Gキ
ー」201の出力のみが“1”となるので、論理和回路
71の出力も“1”となる(図4サイクルT2)。
【0047】また、デコーダ72によりキーボード70
の全てのキーからの出力がコード化され、コードデータ
として出力される(図4サイクルT2)。これは、たと
えば、図6に示すように5ビットにコード化される。
「K/Gキー」201が打鍵された場合には、コードデ
ータ“01000”が出力される。
【0048】次に、微分回路73により論理和回路71
の出力の微分が形成され、キーが打鍵されたことを示す
打鍵パルスが出力される(図4サイクルT3)。また、
レジスタ74にデコーダ72からのコードデータが取り
込まれる。このレジスタ74からのコードデータは、打
鍵パルスと同期して出力される(図4サイクルT3)。
【0049】次に、プロセッサ75により、打鍵パル
ス、および、レジスタ74からのコードデータが取り込
まれる(図4サイクルT4)。
【0050】次に、プロセッサ75における動作につい
て説明する。プロセッサ75は、微分回路73からの打
鍵パルス、レジスタ74からのコードデータを同時に受
け取り(図5ステップS1)、主記憶装置76内の2回
連続打鍵データ領域760内の2回連続打鍵データを読
み出し、2回連続打鍵データが、前回の処理で2回連続
打鍵を示す値であるかどうかを判断する(図5ステップ
S2)。
【0051】この判断において前回の処理で2回連続打
鍵でない場合(図5ステップS2NO)、今回受け取っ
たコードデータが「δキー」40の打鍵を示すものであ
るかどうか判断する(図5ステップS3)。
【0052】コードデータが「δキー」40の打鍵を示
すものでなければ(図5ステップS3NO)、今回受け
取ったコードデータと、 主記憶装置76内のコードデ
ータ記憶領域761内の前回の処理におけるコードデー
タとを比較する(図5ステップS4)。コードデータが
一致すれば(図5ステップS4YES)、現在の時刻
と、主記憶装置76内の時刻記憶領域762内の前回の
処理における時刻データとを比較する(図5ステップS
5)。
【0053】時刻の差分がある一定値より以下であれば
(図5ステップS5YES)、または、コードデータが
「δキー」40の打鍵を示すものであれば(図5ステッ
プS3YES)、2回打鍵に対応する文字(たとえば、
コードデータが「K/Gキー」201を示すコードデー
タ“01000”の場合、「G」)を表示させる指示を
ディスプレイ装置77に出力し(図5ステップS6)、
2回連続打鍵を示す値を主記憶装置76内の2回連続打
鍵データ領域760内に2回連続打鍵データとして格納
し(図5ステップS7)、次に、今回受け取ったコード
データを主記憶装置76内のコードデータ記憶領域76
1に格納し、かつ、現在の時刻を主記憶装置76内の時
刻記憶領域762内に時刻データとして格納する(図5
ステップS10)。
【0054】前回の処理で2回連続打鍵である場合(図
5ステップS2YES)、コードデータが一致しない場
合(図5ステップS4NO)、または、時刻の差分があ
る一定値より大である場合には(図5ステップS5N
O)、今回受け取ったコードデータ1回打鍵に対応する
文字(たとえば、コードデータが「K/Gキー」201
を示すコードデータ“01000”の場合、「K」)を
表示させる指示をディスプレイ装置77に出力し(図5
ステップS8)、1回打鍵を示す値を主記憶装置76内
の2回連続打鍵データ領域760内に2回連続打鍵デー
タとして格納し(図5ステップS9)、次に、今回受け
取ったコードデータを主記憶装置76内のコードデータ
記憶領域761に格納し、かつ、現在の時刻を主記憶装
置76内の時刻記憶領域762内に時刻データとして格
納する(図5ステップS10)。
【0055】1回打鍵か2回連続打鍵かを判断するため
の、一定値は、操作者が、前もってキーボード70を介
してプロセッサ75内に記憶させることにより、操作者
の操作に適した値に設定することができる。
【0056】次に、本発明の第2の実施の形態について
図面を参照して詳細に説明する。図7は、本発明の第2
の実施の形態を示す説明図である。図7を参照すると、
本発明の第2の実施の形態は、第1キー群10と、第3
キー群30と、「δキー」40と、スペースを入力する
「スペースキー」50と、確定を入力する「確定キー」
60とから構成される。
【0057】第1キー群10は、上述した本発明の第1
の実施の形態と同一である。第3キー群30は、子音を
入力する「C/Bキー」301、「L/Jキー」30
2、「R/Qキー」303、「W/Zキー」304、
「D/Fキー」305、「M/Kキー」306、「S/
Vキー」307、「Yキー」308、「H/Gキー」3
09、「N/Pキー」310、「T/Xキー」311、
および、カンマ・ピリオドを入力する「,/.キー」3
12とから構成される。
【0058】次に、英語のアルファベットの出現頻度の
応用について説明する。本発明の第2の実施の形態は、
英語の入力に適したものである。図8は、英語のアルフ
ァベットの平均的な出現頻度を示す説明図である。これ
は、「SUNSHINE ENGLISH COURS
E 2、4版、島岡他、開隆堂出版株式会社 平成8年
12月5日発行」の1課〜10課の最初のページに出現
する文字の頻度を算出したものである。図8を参照する
と、母音A(8.5[%])、I(7.6[%])、U
(3.5[%])、E(11.8[%])、O(9.2
[%])の出現頻度が多い。この母音A、I、U、E、
Oを入力するキーを第1キー群10の「Aキー」101
〜「Oキー」105としてまとめて配置する。
【0059】また、頻度が高いもの11文字は、T、
N、S、R、L、H、D、Y、W、M、Cである。これ
ら11文字を1回打鍵の文字とする。
【0060】次に、残りの文字をアルファベット順に、
B、F、G、J、K、P、Q、V、X、Zを2回打鍵の
文字とする。1回打鍵、および、2回打鍵の文字をアル
ファベット順にキーに割り当てると、図7に示すよう
に、CにはBが、DにはFが、・・・、のように対にな
る。
【0061】次に、本発明の第2の実施の形態の動作に
ついて説明する。本発明の第2の実施の形態の動作は、
本発明の第1の実施の形態と同一である。異なるのは、
各キーに割り当てられた文字であり、プロセッサ75が
それを認識することにより、本発明の第1の実施の形態
と同一に動作する。
【0062】次に、本発明の第1の実施の形態および第
2の実施の形態の打鍵数について図面を参照して説明す
る。図9は、打鍵数の比較を示す説明図である。まず、
日本語文章を入力する場合について説明する。図2を参
照すると、文字「K」に関しては、か行の頻度が“1
1”なので、各打鍵数は、「QWERTYキー」では、
1(回打鍵)×11=11、本発明の第1の実施の形態
では1(回打鍵)×11=11、本発明の第2の実施の
形態では2(回打鍵)×11=22であり、文字「S」
に関しては、さ行の頻度が“9”なので、「QWERT
Yキー」では1(回打鍵)×9=9、本発明の第1の実
施の形態では1(回打鍵)×9=9、本発明の第2の実
施の形態では1(回打鍵)×9=9であり、・・・、文
字「D」に関しては、だ行の頻度が“3”なので、「Q
WERTYキー」では1(回打鍵)×3=3、本発明の
第1の実施の形態では2(回打鍵)×3=6、本発明の
第2の実施の形態では1(回打鍵)×3=3、・・・、
である。
【0063】また、文字「A、I、U、E、O」は、あ
行、か行、・・・、のすべての入力に入力されるので、
頻度は、100であり、打鍵数は、「QWERTYキ
ー」では1(回打鍵)×100=100、本発明の第1
の実施の形態では1(回打鍵)×100=100、本発
明の第2の実施の形態では1(回打鍵)×100=10
0である。
【0064】このようにして、算出した打鍵数を合計す
ると、「QWERTYキー」では11+9+・・・3+
・・・+100=165、本発明の第1の実施の形態で
は11+9+・・・6+・・・+100=175、本発
明の第2の実施の形態では22+9+・・・3+・・・
+100=183である。
【0065】したがって、「QWERTYキー」に対す
る打鍵数の比率は、図9に示すように、本発明の第1の
実施の形態では175/165=1.06、本発明の第
2の実施の形態では183/165=1.11である。
【0066】つぎに、英語文章を入力する場合について
説明する。図8を参照すると、文字「A」に関しては、
頻度が“8.5”なので、各打鍵数は、「QWERTY
キー」では、1(回打鍵)×8.5=8.5、本発明の
第1の実施の形態では1(回打鍵)×8.5=8.5、
本発明の第2の実施の形態では1(回打鍵)×8.5=
8.5であり、文字「C」に関しては、頻度が“2”な
ので、「QWERTYキー」では1(回打鍵)×2=
2、本発明の第1の実施の形態では2(回打鍵)×2=
4、本発明の第2の実施の形態では1(回打鍵)×2=
2であり、・・・、文字「P」に関しては、頻度が
“1.5”なので、「QWERTYキー」では1(回打
鍵)×1=1.5、本発明の第1の実施の形態では1
(回打鍵)×1.5=1.5、本発明の第2の実施の形
態では2(回打鍵)×1.5=3、・・・、である。
【0067】このようにして、算出した打鍵数を合計す
ると、「QWERTYキー」では8.5+・・・+2+
・・・+1.5+・・・=100、本発明の第1の実施
の形態では8.5+・・・+4+・・・+1.5・・・
=111.9、本発明の第2の実施の形態では8.5+
・・・+2+・・・+3+・・・=110.9である。
【0068】したがって、「QWERTYキー」に対す
る打鍵数の比率は、図9に示すように、本発明の第1の
実施の形態では111.9/100=1.12、本発明
の第2の実施の形態では110.9/100=1.11
である。
【0069】次に本発明の第3の実施の形態について説
明する。本発明の第3の実施の形態は、微分回路73か
らの打鍵パルス、レジスタ74からのコードデータを同
時に受け取る第1のステップ(図5ステップS1)と、
主記憶装置76内の2回連続打鍵データ領域760内の
2回連続打鍵データを読み出し、2回連続打鍵データ
が、前回の処理で2回連続打鍵を示す値であるかどうか
を判断する第2のステップ(図5ステップS2)と、こ
の判断において前回の処理で2回連続打鍵でない場合
(図5ステップS2NO)、今回受け取ったコードデー
タが「δキー」40の打鍵を示すものであるかどうか判
断する第3のステップ(図5ステップS3)と、コード
データが「δキー」40の打鍵を示すものでなければ
(図5ステップS3NO)、今回受け取ったコードデー
タと、主記憶装置76内のコードデータ記憶領域761
内の前回の処理におけるコードデータとを比較する第4
のステップ(図5ステップS4)と、コードデータが一
致すれば(図5ステップS4YES)、現在の時刻と、
主記憶装置76内の時刻記憶領域762内の前回の処理
における時刻データとを比較する第5のステップ(図5
ステップS5)と、時刻の差分がある一定値より以下で
あれば(図5ステップS5YES)、または、コードデ
ータが「δキー」40の打鍵を示すものであれば(図5
ステップS3YES)、2回打鍵に対応する文字を表示
させる指示をディスプレイ装置77に出力する第6のス
テップ(図5ステップS6)と、2回連続打鍵を示す値
を主記憶装置76内の2回連続打鍵データ領域760内
に2回連続打鍵データとして格納する第7のステップ
(図5ステップS7)と、前回の処理で2回連続打鍵で
ある場合(図5ステップS2YES)、コードデータが
一致しない場合(図5ステップS4NO)、または、時
刻の差分がある一定値より大である場合には(図5ステ
ップS5NO)、今回受け取ったコードデータ1回打鍵
に対応する文字を表示させる指示をディスプレイ装置7
7に出力する第8のステップ(図5ステップS8)と、
1回打鍵を示す値を主記憶装置76内の2回連続打鍵デ
ータ領域760内に2回連続打鍵データとして格納する
第9のステップ(図5ステップS9)と、今回受け取っ
たコードデータを主記憶装置76内のコードデータ記憶
領域761に格納し、かつ、現在の時刻を主記憶装置7
6内の時刻記憶領域762内に時刻データとして格納す
る第10のステップ(図5ステップS10)とを含むキ
ーボードによる文字入力方法である。
【0070】次に本発明の第4の実施の形態について図
面を参照して説明する。図10は、本発明の第4の実施
の形態を示す説明図である。図10を参照すると、本発
明の第4の実施の形態は、本発明の第3の実施の形態の
各ステップを携帯電話を含む電子機器400に実行させ
るプログラムを記録した記録媒体430である。この記
録媒体430に記録されたプログラムは、電子機器40
0の記録装置にロードされ実行される(たとえば、プロ
セッサ75で)。
【0071】詳細には、微分回路73からの打鍵パル
ス、レジスタ74からのコードデータを同時に受け取る
第1のステップ(図5ステップS1)と、主記憶装置7
6内の2回連続打鍵データ領域760内の2回連続打鍵
データを読み出し、2回連続打鍵データが、前回の処理
で2回連続打鍵を示す値であるかどうかを判断する第2
のステップ(図5ステップS2)と、この判断において
前回の処理で2回連続打鍵でない場合(図5ステップS
2NO)、今回受け取ったコードデータが「δキー」4
0の打鍵を示すものであるかどうか判断する第3のステ
ップ(図5ステップS3)と、コードデータが「δキ
ー」40の打鍵を示すものでなければ(図5ステップS
3NO)、今回受け取ったコードデータと、主記憶装置
76内のコードデータ記憶領域761内の前回の処理に
おけるコードデータとを比較する第4のステップ(図5
ステップS4)と、コードデータが一致すれば(図5ス
テップS4YES)、現在の時刻と、主記憶装置76内
の時刻記憶領域762内の前回の処理における時刻デー
タとを比較する第5のステップ(図5ステップS5)
と、時刻の差分がある一定値より以下であれば(図5ス
テップS5YES)、または、コードデータが「δキ
ー」40の打鍵を示すものであれば(図5ステップS3
YES)、2回打鍵に対応する文字を表示させる指示を
ディスプレイ装置77に出力する第6のステップ(図5
ステップS6)と、2回連続打鍵を示す値を主記憶装置
76内の2回連続打鍵データ領域760内に2回連続打
鍵データとして格納する第7のステップ(図5ステップ
S7)と、前回の処理で2回連続打鍵である場合(図5
ステップS2YES)、コードデータが一致しない場合
(図5ステップS4NO)、または、時刻の差分がある
一定値より大である場合には(図5ステップS5N
O)、今回受け取ったコードデータ1回打鍵に対応する
文字を表示させる指示をディスプレイ装置77に出力す
る第8のステップ(図5ステップS8)と、1回打鍵を
示す値を主記憶装置76内の2回連続打鍵データ領域7
60内に2回連続打鍵データとして格納する第9のステ
ップ(図5ステップS9)と、今回受け取ったコードデ
ータを主記憶装置76内のコードデータ記憶領域761
に格納し、かつ、現在の時刻を主記憶装置76内の時刻
記憶領域762内に時刻データとして格納する第10の
ステップ(図5ステップS10)とを電子機器400に
実行させるプログラムを記録した記録媒体430であ
る。
【0072】また、以上では、「δキー」40に関し
て、直前に打鍵されたキーと同一のキーを打鍵したとみ
なす機能を有していたが、逆に、「δキー」40を打鍵
した直後のキーを2回連続打鍵したとみなす機能をもつ
ようにすることも可能である。
【0073】この場合、図5のステップS3では、前
回、「δキー」40が打鍵されたかどうかを判断するこ
とになる。
【0074】次に、本発明の第5の実施の形態について
図面を参照して説明する。図11は、本発明の第5の実
施の形態を示す説明図である。図11を参照すると、本
発明の第5の実施の形態は、文字を入力するための「K
・1・G・Fキー」501、「S・2・Z・Jキー」5
02、「T・3・D・Lキー」503、「N・4・NN
・Qキー」504、「H・5・B・Cキー」505、
「A・6・M・Xキー」506、「I・7・Y・,キ
ー」507、「U・8・R・.キー」508、「E・9
・W・/キー」509、「*キー」510、「O・0・
P・Vキー」511、「#キー」512、および「スペ
ースキー」513と、その他の、「↑キー」521、
「↓キー」522、「←キー」523、「→キー」52
4、「BSキー」525、「DLキー」526、「1/
2Bキー」527と、「A/Nキー」528、「英キ
ー」529、「大/小キー」530、「確定キー」53
1とから構成される。
【0075】たとえば、「K・1・G・Fキー」501
には、第1行に「K」、第2行に「1」、第3行左に
「G」および、第3行右に「F」が刻印されている。
【0076】「K・1・G・Fキー」501を1回打鍵
すると、第1行の「K」が入力され、「K・1・G・F
キー」501の2回連続打鍵により、第3行左の「G」
が入力される。また、「*キー」510の打鍵直後に、
「K・1・G・Fキー」501を打鍵すると、第2行の
「1」が入力される。また、「#キー」512の打鍵直
後に、「K・1・G・Fキー」501を打鍵すると、第
3行右の「F」が入力される。
【0077】「S・2・Z・Jキー」502〜「E・9
・W・/キー」509、および、「O・0・P・Vキ
ー」511も「K・1・G・Fキー」501と同様に1
回打鍵、2回連続打鍵、「*キー」510の打鍵、「#
キー」512により、それぞれ第1行、第3行左、第2
行、第3行右に刻印された文字が入力される。
【0078】また、「↑キー」521、「↓キー」52
2、「←キー」523、「→キー」524は、それぞ
れ、カーソルを、上、下、左、右に移動させるためのキ
ーである。また、「BSキー」525は、カーソルの存
在する位置の直前の位置に存在する文字を削除するため
のキーである。また、「DLキー」526は、カーソル
の存在する位置に存在する文字を削除するためのキーで
ある。また、「1/2Bキー」527は、入力文字が1
バイトコードに対応する文字か2バイトコードに対応す
る文字かを切り替えるキーであり、すなわち、英文入力
か日本語入力かを切り替えるキーである。このキーの打
鍵ごとに入力が切り替わるようになっているロックタイ
プのキーである。このキーは、パソコンの標準のキーボ
ードにおける「ALTキー」と「半角/全角キー」とを
同時に打鍵するのと同等の機能を有している。また、
「A/Nキー」528は、数字入力かアルファベット入
力かを切り替えるためのキーであり、このキーの打鍵ご
とに入力が切り替わるようになっているロックタイプの
キーである。
【0079】また、「英キー」529は、日本語入力中
に、全角文字の入力と半角文字の入力とを切り替えるた
めのキーであり、このキーの打鍵ごとに入力が切り替わ
るようになっているロックタイプのキーである。このキ
ーは、パソコンの標準のキーボードにおけるF9キーに
相当する。
【0080】また、「大/小キー」530は、大文字の
入力と小文字の入力とを切り替えるためのキーであり、
このキーの打鍵ごとに入力が切り替わるようになってい
るロックタイプのキーである。このキーは、パソコンの
標準のキーボードにおけるCAPSキーに相当する。
【0081】なお、1回打鍵で入力する子音の文字、2
回連続打鍵入力する子音の文字、「*キー」510、
「#キー」512との組み合わせで入力する文字は、適
宜選択可能である。また、「*キー」510、「#キ
ー」512の「*」、「#」の刻印も自由に選択可能で
ある。
【0082】次に、本発明の第5の実施の形態の動作に
ついて図面を参照して説明する。本発明の第5の実施の
形態は、図3に示すような本発明の第1の実施の形態と
同様のハードウェア構成に適用することができる。した
がって、動作は、本発明の第1の実施の形態と同様の図
5に示すフローチャートで表すことができる。ただし、
「δキー」40を持っていないので、図5のステップS
3の動作は、存在しない。
【0083】また、本発明の第3の実施の形態と同様
に、本発明の第5の実施の形態の動作を示す図5の各ス
テップを含む文字入力方法が実現可能である。さらに、
本発明の第4の実施の形態と同様に、本発明の第5の実
施の形態の動作を示す図5の各ステップを電子機器40
0に実行させるプログラムを記録した記録媒体430が
実現可能である。
【0084】次に、本発明の第6の実施の形態について
図面を参照して説明する。図12は、本発明の第6の実
施の形態を示す説明図である。図12を参照すると、本
発明の第6の実施の形態は、「X・F・A/K・M・G
・1/6キー」601と、「,・J・I/S・Y・Z・2
/7キー」602と、「.・L・U/T・R・D・3/8
キー」603と、「/・F・E/N・W・NN・4/9キ
ー」604と、「V・C・O/H・P・B・5/0キー」
605と、「スペースキー」606と、「確定キー」6
07と、「*キー」610と、「#キー」611とから
構成される。
【0085】たとえば、「X・F・A/K・M・G・1/
6キー」601には、第1行左に「X」、第1行右に
「F」、第2行に「A/K」、第3行左に「M」、第3
行右に「G」、第4行に「1/6」が刻印されている。
【0086】「X・F・A/K・M・G・1/6キー」6
01を1回打鍵すると、第2行の「A」が入力され、
「X・F・A/K・M・G・1/6キー」601の2回連
続打鍵により、第2行の「K」が入力される。また、
「*キー」610の打鍵直後に、「X・F・A/K・M
・G・1/6キー」601を打鍵すると、第3行左の
「M」が入力される。また、「#キー」611の打鍵直
後に、「X・F・A/K・M・G・1/6キー」601を
打鍵すると、第3行右の「G」が入力される。
【0087】また、「*キー」610の2回連続打鍵直
後に、「X・F・A/K・M・G・1/6キー」601を
打鍵すると、第1行左の「X」が入力される。また、
「#キー」611の2回連続打鍵直後に、「X・F・A
/K・M・G・1/6キー」601を打鍵すると、第1行
右の「F」が入力される。
【0088】また、「*キー」610の打鍵直後に、
「X・F・A/K・M・G・1/6キー」601を2回連
続打鍵すると、第4行の「1」が入力される。また、
「#キー」611の打鍵直後に、「X・F・A/K・M
・G・1/6キー」601を2回連続打鍵すると、第4
行の「6」が入力される。
【0089】なお、2回連続打鍵入力する子音の文字、
「*キー」610、「#キー」611との組み合わせで
入力する文字は、適宜選択可能である。また、「*キ
ー」610、「#キー」611の「*」、「#」の刻印
も自由に選択可能である。
【0090】次に、本発明の第6の実施の形態の動作に
ついて図面を参照して説明する。本発明の第6の実施の
形態は、図3に示すような本発明の第1の実施の形態と
同様のハードウェア構成に適用することができる。した
がって、動作は、本発明の第1の実施の形態と同様の図
5に示すフローチャートで表すことができる。ただし、
「δキー」40を持っていないので、図5のステップS
3の動作は、存在しない。
【0091】また、本発明の第3の実施の形態と同様
に、本発明の第6の実施の形態の動作を示す図5の各ス
テップを含む文字入力方法が実現可能である。さらに、
本発明の第4の実施の形態と同様に、本発明の第6の実
施の形態の動作を示す図5の各ステップを電子機器40
0に実行させるプログラムを記録した記録媒体430が
実現可能である。
【0092】次に、本発明の第5の実施の形態および第
6の実施の形態の打鍵数について図面を参照して説明す
る。図13は、打鍵数の比較を示す説明図である。ま
ず、日本語文章を入力する場合について説明する。本発
明の第1、第2の実施の形態と同様に、図9の値を算出
したのと同様な計算を実施すると、本発明の第5の実施
の形態の打鍵数は188であり、第6の実施の形態の打
鍵数は、230である。
【0093】したがって、「QWERTYキー」に対す
る打鍵数の比率は、図13に示すように、本発明の第5
の実施の形態では188/165=1.14、本発明の
第6の実施の形態では230/165=1.39であ
る。
【0094】次に、英語の文章を入力する場合について
説明する。本発明の第1、第2の実施の形態と同様に、
図9の値を算出したのと同様な計算を実施すると、本発
明の第5の実施の形態の打鍵数は131.8であり、第
6の実施の形態の打鍵数は、169.4である。
【0095】したがって、「QWERTYキー」に対す
る打鍵数の比率は、図13に示すように、本発明の第5
の実施の形態では131.8/100=1.32、本発
明の第6の実施の形態では169.4/100=1.6
9である。
【0096】次に本発明の第7の実施の形態について図
面を参照して詳細に説明する。図14は、本発明の第7
の実施の形態を示す説明図である。図14を参照すると
本発明の第7の実施の形態は、第4キー群1010と、
第5キー群1020と、第6キー群1030と、「δ/
Qキー」1040と、スペースを入力する「スペースキ
ー」50と、確定を入力する「確定キー」60とから構
成される。
【0097】第4キー群は、上述した本発明の第1の実
施の形態における第1キー群の母音A,I,U,E,O
の機能に加えて、句読点のカンマ・ピリオド等の入力キ
ーとしての機能を有する。第5キー群は、上述した本発
明の第1の実施の形態における子音を入力する第2キー
群と類似しているが、キー数は2キー少なく、「N/L
キー」1204と「P/Fキー」1210が第2キー群
とは異なっている。第6キー群は、数字と記号を入力す
るキー群であり、「7/−キー」1301、「8/^キ
ー」1302、「9/¥キー」1303、「4/@キ
ー」1304、「5/[キー」1305、「6//」キ
ー1306、「1/;キー」1307、「2/:キー」
1308、「3/]キー」1309、「0/<キー」1
310から成る。
【0098】次に、「δ/Qキー」1040の機能と動
作について説明する。「δ/Qキー」1040を打鍵す
ると、第4キー群の「A/,キー」1101は、「カン
マ,」入力キーとなる。同様に「I/.キー」110
2、「U/ーキー」1103、「E/nキー」110
4、「O/tキー」1105は母音の入力キーではな
く、それぞれ「ピリオド.」、「長音ー」、「揆音
ん」、「促音っ」の入力キーとなる。同様に第5キー群
の子音の入力キー「K/Gキー」1201、「S/Zキ
ー」1202、「T/Dキー」1203、「N/Lキ
ー」1204、「H/Bキー」1205、「M/Xキ
ー」1206、「Y/Jキー」1207、「R/Cキ
ー」1208、「W/Vキー」1209、「P/Fキ
ー」1210はそれぞれ、G、Z、D、L、B、X、
J、C、V、Fの入力キーとなる。同様に、第6キー群
の数字、記号の入力キー「7/−キー」1301、「8
/^キー」1302、「9/¥キー」1303、「4/
@キー」1304、「5/[キー」1305、「6//
キー」1306、「1/;キー」1307、「2/:キ
ー」1308、「3/]キー」1309、「0/<キ
ー」1310は、それぞれ、記号−、^、¥、@、[、
/、;、:、]、<の入力キーとなる。
【0099】「δ/Qキー」1040の打鍵に引き続い
て「δ/Qキー」1040が打鍵されると子音Qが入力
される。「δ/Qキー」1040の打鍵後、第4キー
群、第5キー群、第6キー群のどれかのキーが打鍵され
ると、それぞれの文字、記号が入力される。「δ/Qキ
ー」1040が打鍵されていない状態では、第4キー群
1010は、母音の入力キーとなり、第5キー群102
0は、子音のK、S、T、N、H、M、Y、R、W、P
の入力キーとなり、第6群1030は、数字7、8、
9、4、5、6、1、2、3、0の入力キーとなる。他
のキー入力動作については、第1の実施の形態と同様で
ある。
【0100】
【発明の効果】本発明の第1の効果は、携帯電話等に適
用できることである。その理由は、QWERTYキーの
約1/2のキーですむからである。
【0101】本発明の第2の効果は、打鍵の回数が多く
ないことである。
【0102】本発明の第3の効果は、子音を入力する場
合に、単なる同一の文字の2回連続打鍵と、濁音のため
の2回連続打鍵とが区別できることである。その理由
は、単なる同一の文字の2回連続打鍵と、濁音のための
2回連続打鍵とが区別する特別の手段を有しているから
である。
【0103】本発明の第4の効果は操作性がよいことで
ある。その理由は、母音キーと子音キーとが分かれてい
る配置されているからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態を示す説明図であ
る。
【図2】 日本語の仮名ローマ字の平均的な出現頻度を
示す説明図である。
【図3】 本発明の第1の実施の形態のハードウェア構
成を示すブロック図である。
【図4】 本発明の第1の実施の形態の動作を示すタイ
ムチャートである。
【図5】 本発明の第1の実施の形態の動作を示すフロ
ーチャートである。
【図6】 コードデータの詳細を示す説明図である。
【図7】 本発明の第2の実施の形態を示す説明図であ
る。
【図8】 英語のアルファベットの出現頻度を示す説明
図である。
【図9】 打鍵数の比較を示す説明図である。
【図10】 本発明の第4の実施の形態を示すブロック
図である。
【図11】 本発明の第5の実施の形態を示す説明図で
ある。
【図12】 本発明の第6の実施の形態を示す説明図で
ある。
【図13】 打鍵数の比較を示す説明図である。
【図14】 本発明の第7の実施の形態を示すブロック
図である。
【図15】 従来技術を示す説明図である。
【符号の説明】
10 第1キー群 20 第2キー群 30 第3キー群 40 「δキー」 50 「スペースキー」 60 「確定キー」 70 キーボード 71 論理和回路 72 デコーダ 73 微分回路 74 レジスタ 75 プロセッサ 101 「Aキー」 102 「Iキー」 103 「Uキー」 104 「Eキー」 105 「Oキー」 201 「K/Gキー」 202 「S/Zキー」 203 「T/Dキー」 204 「P/Fキー」 205 「N/NNキー」 206 「H/Bキー」 207 「M/Xキー」 208 「L/Qキー」 209 「Y/Jキー」 210 「R/Cキー」 211 「W/Vキー」 212 「、/。キー」 301 「C/Bキー」 302 「L/Jキー」 303 「R/Qキー」 304 「W/Zキー」 305 「D/Fキー」 306 「M/Kキー」 307 「S/Vキー」 308 「Yキー」 309 「H/Gキー」 310 「N/Pキー」 311 「T/Xキー」 312 「,/.キー」 400 電子機器 430 記録媒体 501 「K・1・G・Fキー」 502 「S・2・Z・Jキー」 503 「T・3・D・Lキー」 504 「N・4・NN・Qキー」 505 「H・5・B・Cキー」 506 「A・6・M・Xキー」 507 「I・7・Y・,キー」 508 「U・8・R・.キー」 509 「E・9・W・/キー」 510 「*キー」 511 「O・0・P・Vキー」 512 「#キー」 513 「スペースキー」 521 「↑キー」 522 「↓キー」 523 「←キー」 524 「→キー」 525 「BSキー」 526 「DLキー」 527 「1/2Bキー」 528 「A/Nキー」 529 「英キー」 530 「大/小キー」 531 「確定キー」 601 「X・F・A/K・M・G・1/6キー」 602 「,・J・I/S・Y・Z・2/7キー」 603 「.・L・U/T・R・D・3/8キー」 604 「/・Q・E/N・W・NN・4/9キー」 605 「V・C・O/H・P・B・5/0キー」 606 「スペースキー」 607 「確定キー」 610 「*キー」 611 「#キー」 760 2回連続打鍵データ領域 761 コードデータ記憶領域 762 時刻記憶領域 1010 第4キー群 1020 第5キー群 1030 第6キー群 1040 δ/Qキー 1101 A/,キー 1102 I/.キー 1103 U/ーキー 1104 E/nキー 1105 O/tキー 1201 K/Gキー 1202 S/Zキー 1203 T/Dキー 1204 N/Lキー 1205 H/Bキー 1206 M/Xキー 1207 Y/Jキー 1208 R/Cキー 1209 W/Vキー 1210 P/Fキー 1301 7/−キー 1302 8/^キー 1303 9/¥キー 1304 4/@キー 1305 5/[キー 1306 6//キー 1307 1/;キー 1308 2/:キー 1309 3/]キー 1310 0/<キー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−207601(JP,A) 特開 平5−108243(JP,A) 特開 平3−31920(JP,A) 特開 平3−156627(JP,A) 特開 平3−53313(JP,A) 特開 平6−102979(JP,A) 特開 平3−28917(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 3/02 310 G06F 3/023

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 5個の母音を示す文字を含む第1文字群
    と、 日本語入力に使用される5個の子音を示す文字を含む第
    2文字群と、 前記第2文字群に含まれない5個の子音を示す文字を含
    む第3文字群と、 前記第2文字群、前記第3文字群のいずれにも含まれな
    い5個の子音を示す文字を含む第4文字群と、 前記第2文字群、前記第3文字群、前記第4文字群のい
    ずれにも含まれない5個の子音を示す文字を含む第5文
    字群と、 前記第2文字群、前記第3文字群、前記第4文字群、第
    5文字群のいずれにも含まれない2個の子音を示す文字
    および「,」、「.」、「/」の3個の記号を含む第6
    文字群と、 「1」〜「5」を示す5個の数字を含む第7文字群と、 「6」〜「9」、「0」を示す5個の数字を含む第8文
    字群とから、それぞれ1文字ずつを選択し組み合わせ、
    入力可能とする5個の「文字キー」と、 「第1組み合わせキー」と、 「第2組み合わせキー」とを有し、前記「文字キー」の
    1回打鍵により前記第1文字群の文字を入力し、前記
    「文字キー」の2回連続打鍵により前記第2文字群の文
    字を入力し、前記「第1組み合わせキー」の1回打鍵と
    前記「文字キー」の1回打鍵との組み合わせにより前記
    第3文字群の文字を入力し、前記「第2の組み合わせキ
    ー」の1回打鍵と前記「文字キー」の1回打鍵との組み
    合わせにより前記第4文字群の文字を入力し、前記「第
    1組み合わせキー」の2回連続打鍵と前記「文字キー」
    の1回打鍵との組み合わせにより前記第6文字群の文字
    を入力し、前記「第2の組み合わせキー」の2回連続打
    鍵と前記「文字キー」の1回打鍵との組み合わせにより
    前記第5文字群の文字を入力し、前記「第1組み合わせ
    キー」の1回打鍵と前記「文字キー」の2回連続打鍵と
    の組み合わせにより前記第7文字群の文字を入力し、前
    記「第2の組み合わせキー」の1回打鍵と前記「文字キ
    ー」の2回連続打鍵との組み合わせにより前記第8文字
    群の文字を入力することを特徴とするキーボードによる
    文字入力方式。
  2. 【請求項2】 5個の母音を示す文字を含む第1文字群
    と、 日本語入力に使用される5個の子音を示す文字を含む第
    2文字群と、 前記第2文字群に含まれない5個の子音を示す文字を含
    む第3文字群と、 前記第2文字群、前記第3文字群のいずれにも含まれな
    い5個の子音を示す文字を含む第4文字群と、 前記第2文字群、前記第3文字群、前記第4文字群のい
    ずれにも含まれない5個の子音を示す文字を含む第5文
    字群と、 前記第2文字群、前記第3文字群、前記第4文字群、第
    5文字群のいずれにも含まれない2個の子音を示す文字
    および「,」、「.」、「/」の3個の記号を含む第6
    文字群と、 「1」〜「5」を示す5個の数字を含む第7文字群と、 「6」〜「9」、「0」を示す5個の数字を含む第8文
    字群とから、それぞれ1文字ずつを選択し組み合わせ、
    入力可能とする5個の「文字キー」と、 「第1組み合わせキー」と、 「第2組み合わせキー」とを有するキーボードによる文
    字入力方法であって、 前記文字入力方法は、 前記「文字キー」の1回打鍵により前記第1文字群の文
    字を入力する過程と、 前記「文字キー」の2回連続打鍵により前記第2文字群
    の文字を入力する過程と、 前記「第1組み合わせキー」の1回打鍵と前記「文字キ
    ー」の1回打鍵との組み合わせにより前記第3文字群の
    文字を入力する過程と、 前記「第2の組み合わせキー」の1回打鍵と前記「文字
    キー」の1回打鍵との組み合わせにより前記第4文字群
    の文字を入力する過程と、 前記「第1組み合わせキー」の2回連続打鍵と前記「文
    字キー」の1回打鍵との組み合わせにより前記第6文字
    群の文字を入力する過程と、 前記「第2の組み合わせキー」の2回連続打鍵と前記
    「文字キー」の1回打鍵との組み合わせにより前記第5
    文字群の文字を入力する過程と、 前記「第1組み合わせキー」の1回打鍵と前記「文字キ
    ー」の2回連続打鍵との組み合わせにより前記第7文字
    群の文字を入力する過程と、 前記「第2の組み合わせキー」の1回打鍵と前記「文字
    キー」の2回連続打鍵 との組み合わせにより前記第8文
    字群の文字を入力する過程と を有することを特徴とする
    キーボードによる文字入力方法。
  3. 【請求項3】 5個の母音を示す文字を含む第1文字群
    と、 日本語入力に使用される5個の子音を示す文字を含む第
    2文字群と、 前記第2文字群に含まれない5個の子音を示す文字を含
    む第3文字群と、 前記第2文字群、前記第3文字群のいずれにも含まれな
    い5個の子音を示す文字を含む第4文字群と、 前記第2文字群、前記第3文字群、前記第4文字群のい
    ずれにも含まれない5個の子音を示す文字を含む第5文
    字群と、 前記第2文字群、前記第3文字群、前記第4文字群、第
    5文字群のいずれにも含まれない2個の子音を示す文字
    および「,」、「.」、「/」の3個の記号を含む第6
    文字群と、 「1」〜「5」を示す5個の数字を含む第7文字群と、 「6」〜「9」、「0」を示す5個の数字を含む第8文
    字群とから、それぞれ1文字ずつを選択し組み合わせ、
    入力可能とする5個の「文字キー」と、 「第1組み合わせキー」と、 「第2組み合わせキー」とを有するキーボードを使用し
    た文字入力プログラムを記録したコンピュータ読み取り
    可能な記録媒体であって、 前記文字入力プログラムは、 前記「文字キー」の1回打鍵により前記第1文字群の文
    字を入力するステップと、 前記「文字キー」の2回連続打鍵により前記第2文字群
    の文字を入力するステップと、 前記「第1組み合わせキー」の1回打鍵と前記「文字キ
    ー」の1回打鍵との組み合わせにより前記第3文字群の
    文字を入力するステップと、 前記「第2の組み合わせキー」の1回打鍵と前記「文字
    キー」の1回打鍵との組み合わせにより前記第4文字群
    の文字を入力するステップと、 前記「第1組み合わせキー」の2回連続打鍵と前記「文
    字キー」の1回打鍵との組み合わせにより前記第6文字
    群の文字を入力するステップと、 前記「第2の組み合わせキー」の2回連続打鍵と前記
    「文字キー」の1回打鍵との組み合わせにより前記第5
    文字群の文字を入力するステップと、 前記「第1組み合わせキー」の1回打鍵と前記「文字キ
    ー」の2回連続打鍵との組み合わせにより前記第7文字
    群の文字を入力するステップと、 前記「第2の組み合わせキー」の1回打鍵と前記「文字
    キー」の2回連続打鍵との組み合わせにより前記第8文
    字群の文字を入力するステップと をコンピュータに行わ
    せることを特徴とする文字入力プログラムを記録した記
    録媒体。
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