JPH0328917A - 同一の入力キーによる設定値の表示切り換え方法

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(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

【発明の詳細な説明】「産業上の利用分野」本発明は、例えば新聞に挟み込むための広告紙を複数枚
丁合する丁合機において、丁合の部数とか丁合の速度を
設定するに当たって１個の入力キーをもってその切り換
えをなさんとする同一の入力キーによる設定値の表示切
り換え方法に関するものである。

「従来の技術」従来、ある装置に多数の設定値が必要な場合は、ロータ
リースイッチ、デジタルスイッチ、デイップスイッチな
どが使用されている。

これらのスイッチは何れも多数のスイッチ部を具備して
いるものであり、このスイッチ部を利用して直接所要設
定値に切り換えるものである。

また複数の表示装置と１個の表示切り換えスイッチをも
ってその切り換えをなしているものがある。

例えば５種類の表示から所要のものを選択せんとする場
合、５個のＬＥＤ（発光ダイオード）を使い、これを１
個の切り換えスイッチで切り換える。すなわちこの１個
の切り換えスイッチを一度押す毎に表示を順次切り換え
所要の表示を選択する。

「発明の解決しようとする問題点」従来のものは、前記のように、設定値に対応する多数の
スイッチ部を有するスイッチを使いその複数個のスイッ
チ部を各別に利用するものなので設定値に対応する多数
のスイッチ部を必須の必要要件としその構成が複雑とな
り高価となる。

また１個のスイッチで表示を順次切り換えて所要の表示
を選択するものは、スイッチは１個であるが表示器は所
要の数だけ必要となり、これも全体の構成が複雑となり
、取り扱いが簡単でなく高価となる。

「問題点を解決するための手段」本発明は前記のような問題を解決するために、１個の入
力キーを設け、この入力キーを押すことにより表示装置
そのものを変化させて設定値の内容を変更させるように
したものである。

すなわち、表示装置と特定の１個の入力キーを設け、入力キーを押
すことにより、一定時間、表示を入力キーに対応した内
容に切り換え、前記一定時間の間に、さらに、その入力キーを押すこと
により、表示装置そのものを変化させて設定値の内容を
変更させるようにしたものである。

「実　施　　例」本発明を丁合機に使用した場合を詳細に説明する。

丁合機に部数を表示するための数字表示器を使用する。

数字表示器は７セグメントＬＥＤであって５桁である。

゜丁合速度”という名称の押しボタンスイッチを１個設
ける。

丁合の速度は５０、５５、６０、６５、７０、７５の合
計６種類をプログラムで準備しておく。

通常の丁合作業の途中では、現時点での作業ずみ部数が
表示されている。丁合速度の押しボタンスイッチを押す
と数字表示５桁が切り換わって変化し現在の丁合速度の
値を表示する。

約３秒たつとその数値は消え、当初の部数表示に戻る。

３秒たたない内に、さらに、押しボタンスイッチを押す
と１回押す毎に表示は所要数値に変化する。

この表示の変化に対応してプログラムの丁合速度の設定
値も変更される。

押しボタンスイッチの最後の押圧から約３秒たつと丁合
速度の表示は消え元の部数表示に戻る。

これをさらに第１図及び第２図について説明する。

第１図において、作動順序は■スタート■押しボタンスイッチを押す■約
３秒間経過■終了　となる。

■のスタート時点で、数字表示は２６８となり部数が表
示されている。

■の押しボタンスイッチを押す結果、数字表示は６０と
変化し、現在の丁合速度が示される。数字の前の一一一
は数字表示が丁音速度であることを強調するために付し
たものである。

■約３秒間たつと数字表示は元の部数表示２６８に戻り
■終了となる。

第２図において、 ■の押しボタンスイッチを押すと数字表示は■の表示−
−−６０が一一−６５に変化する。

■の押しボタンスイッチを押すと■の表示６５がー−−
７０に変化する。

他は第１図と同様である。

「効果の説明」本発明方法によると表示装置と１個の入力キーとを設け
表示装置は入力キーを押す毎に所要の表示に変化するも
のなので、装置そのものが簡素化されそしてその取り扱
いが極めて簡単になる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による設定値の表示切り換え方法を示し
同図（イ〉はその作動順序同図（口）Ｃイ）（０）は切り換えられた数字表示表を示す。第２ｖｒ他の設定
値の表示切り換え方法を示す。

【特許請求の範囲】