JP3088476B2 - ミャンマー語入力装置 - Google Patents

ミャンマー語入力装置

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JP3088476B2 JP03051033A JP5103391A JP3088476B2 JP 3088476 B2 JP3088476 B2 JP 3088476B2 JP 03051033 A JP03051033 A JP 03051033A JP 5103391 A JP5103391 A JP 5103391A JP 3088476 B2 JP3088476 B2 JP 3088476B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はキー入力されるミャンマ
ー語の読みをミャンマー文字列に変換するミャンマー語
入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ミャンマー語の1つの音節を表す文字列
は,頭子音文字を中心に,その上下左右に介子音記号や
母音記号,末子音文字,声調記号が取り囲む形からな
る。ミャンマー語の文字については,例えば、藪司郎の
『ビルマ語会話練習帳』(大学書林,1982.1)を参照さ
れたい。
【0003】頭子音文字を表1に示し,介子音記号を表
2に示し,母音記号と声調記号及び末子音文字の組み合
わせを表3に示す。
【0004】
【表1】
【0005】
【表2】
【0006】
【表3】 頭子音文字と介子音記号との結合は,1つの頭子音文字
に1つの介子音記号が付く場合の他,2つの介子音記号
が同時に1つの頭子音文字に付いたり,ときには一度に
3つの介子音記号が1つの頭子音文字に付く場合があ
る。
【0007】表2及び表3中の点線の四角い枠は頭子音
文字の位置を表す。母音を表す文字記号には,表3の他
に異形のものや特殊な綴りからなるものがある。
【0008】従来のミャンマー語入力装置は,ミャンマ
ー語の子音文字や母音等の記号を入力キーに割当て,こ
れを打鍵してミャンマー文字や記号を直接入力するもの
であった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし,前記のような
ミャンマー文字や記号を直接打鍵入力する装置には,2
つの問題点がある。
【0010】第一の問題点は,ミャンマー文字の中に
は,一般にあまり使用しない外来語のみを書き表す文字
や使用頻度が低い特殊な綴りからなる文字や記号が含ま
れており,このような文字や記号をも入力の対象にする
場合は入力キーの数が非常に多くなり,逆にこのような
文字や記号が入力できるキーを用意しない場合は使うと
きに不便が生じることである。
【0011】なお,入力者が操作し易いキーの数は,上
中下の3段に並べられた30個まで(親指で操作するキ
ーを除く)とされている。第二の問題点は,ミャンマー
文字や記号を割り当てたキーを使ってミャンマー語を入
力するとき,1音節を入力する打鍵回数が非常に多くな
る場合があることである。その一例として,音節pya
un:を表すミャンマー文字列の入力例を図7に示す。
【0012】本発明は以上の課題に鑑みされたものであ
り,入力者が操作し易いように入力キーの数を30個以
内(親指で操作するキーを除く)に押さえ,かつミャン
マー語の全ての音節が2打鍵で入力できる入力速度が速
い,使い易いミャンマー語入力装置の提供を目的とす
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記第一の問題点を解決
するためには,ミャンマー文字や記号を直接入力キーに
割り当てるのではなく,文字や記号の代わりにミャンマ
ー語の読みを入力キーに割当て,ミャンマー語の読みを
打鍵入力してからミャンマー文字列に変換する手段を取
る必要がある。
【0014】上記第二の問題点である打鍵回数を減らす
には,ミャンマー語の音節を子音結合部分と母音結合部
分の2部分に分け,1音節を2打鍵で入力する手段を取
る必要がある。
【0015】ミャンマー語の音節は次のように構成され
ている。 頭子音+(介子音)+母音+(末子音)+声調 上の介子音と末子音に付いている括弧記号( )は,介
子音や末子音を含まない音節もあることを意味してい
る。
【0016】1音節を子音結合部分と母音結合部分の2
つに分解する場合,一般には「頭子音+(介子音)」を
子音結合部分とし,「母音+(末子音)+声調」を母音
結合部分とするが,ここでは介子音について少し考察し
てみる。
【0017】まず,表2に示すミャンマー語の介子音記
号の内,介子音記号I4.は文字の上では介子音である
が,音韻上からみれば鼻音等の頭子音を無声化する機能
を持つため,介子音記号I4. が付いた頭子音を音韻上頭
子音として数えるのが一般的であり,本発明もこれに従
う。即ち,音韻上から見れば,介子音はy(介子音記号
はI1. とI2.)とw(介子音記号はI3.)の2種類になる。
【0018】ところが,介子音y(介子音記号はI1. と
I2.)はほとんどの母音と結合可能であるが,結合できる
頭子音は限られている。逆に介子音w(介子音記号はI
3.)はほとんどの頭子音と結合可能であるが,結合でき
る母音は限られている。
【0019】したがって,介子音を頭子音または母音な
どと結合させて入力する場合,介子音y(介子音記号は
I1. とI2.)については,母音等と結合させて1打鍵で入
力するよりも,頭子音と結合させて1打鍵で入力したほ
うが,用意すべき入力キーの数が少なくなる。逆に,介
子音w(介子音記号はI3.)については,頭子音と結合さ
せて1打鍵で入力するよりも,母音等と結合させて1打
鍵で入力したほうが,用意すべき入力キーの数が少なく
なる。
【0020】このため,本発明では介子音y(介子音記
号はI1. とI2.)を頭子音と結合させて子音結合部分を作
り,介子音w(介子音記号はI3.)を母音等と結合させて
母音結合部分を作るようにした。即ち,本発明でいう子
音結合部分とは「頭子音+(介子音y)」からなり,母
音結合部分とは「(介子音w)+母音+(末子音)+声
調」からなる。
【0021】子音結合部及び母音結合部分の各々の種類
については、後述する実施例にて詳しく説明する。上記
の問題点は、複数個のキーと少なくともシフトキーと変
換キーを有するキーボードと、現在の入力モードが、
ャンマー語の音節を構成する、前記第1種類の介子音y
と頭子音との組み合わせである子音結合部分を入力する
子音入力モードであるか、前記第2種類の介子音wと母
音と声調との組み合わせである母音結合部分を入力する
母音入力モードであるかを示す入力モード情報を有し、
前記複数個のキーの中の一つのキーのみの打鍵または複
数個のキーの中の一つのキーとシフトキーとの同時打鍵
により入力されたキーコードと前記入力モード情報
に基づいて、該当する子音結合部分の読みコードまたは
母音結合部分の読みコードをバッファに出力すると共
に、前記入力モード情報を他の入力モードに変更する読
みコード出力手段と、変換キーの入力により、前記読み
コード出力手段でバッファに出力された子音結合部分の
読みコードと母音結合部分の読みコードとの組み合わせ
基づいて、該当するミャンマー文字に変換するミャン
マー文字変換手段とにより解決される。
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】
【0026】ミャンマー語を入力するときの打鍵回数を
少なくするために,ミャンマー語の音節を「頭子音+
(介子音y)」からなる子音結合部分と「(介子音w)
+母音+(末子音)+声調」からなる母音結合部分の2
部分に分け,第1打鍵で子音結合部分が入力でき,第2
打鍵で母音結合部分が入力でき,ミャンマー語の全ての
音節を2打鍵で入力できるようにした。
【0027】さらに,入力キーの数を少なくするため
に,子音結合部分の入力キーと母音結合部分の入力キー
とを同一のキーに割り当てるようにした。即ち,ミャン
マー語の1音節を入力する場合,第1打鍵で子音結合部
分を入力してから,第2打鍵で母音結合部分を入力する
という順序を常に一定であるので、初期状態は子音入力
モードであり、一回の打鍵毎に入力モードを切り換える
ように構成したため,最初の打鍵では子音結合部分が入
力され,次の打鍵では母音結合部分が入力される。
【0028】
【0029】
【0030】
【実施例】以下図面に基づき本発明の一実施例を詳細に
説明する。まず,図1のミャンマー語入力装置の構成を
説明する。
【0031】図1中,1はキーボードであり,キーの配
列は図2に示されている。2は読みコードテーブルであ
り,子音結合部分及び母音結合部分毎に割り当てられる
コードが格納されている。後述するように子音結合部分
を入力する場合と母音結合部分を入力するときは同じキ
ーの打鍵による同じキーコードが入力されるので,モー
ドフラグ7の値と共にテーブルをアクセスするアドレス
が作成され,ミャンマー語の読み固有の読みコードが読
み出される。
【0032】3はキーボード1から送られるキーコード
に基づき読みコードテーブル2をアクセスし,読みコー
ドを読み出して出力する読みコード出力手段である。ま
た,本実施例の装置においてはモードフラグ7が設けら
れている。この読みコード出力手段3は,キーボード1
からのキーコードと(キーボード1には後述するように
シフトキー13,14があるので,複数のキーコードが
送られるときもある),このモードフラグ7の値に基づ
いて読みコードテーブル2をアクセスするためのアドレ
スを作成し,読みコードを読み出すものである。
【0033】4は該読みコード出力手段3が出力する複
数の読みコードが格納される読みコードバッファであ
る。5は複数の読みコードとミャンマー文字列コードの
対応からなるミャンマー文字変換辞書である。
【0034】6は読みコードバッファ4に格納されてい
る複数の読みコードを読み出してこの情報を基にミャン
マー文字変換辞書5をアクセスするためのアドレスを作
成し,ミャンマー文字列コードを読み出して出力するミ
ャンマー文字変換辞書検索手段である。
【0035】8は表示手段であり,ディスプレイ80と
図示しない画面コードバッファ,キャラクタジェネレー
タ等により構成されるものであり,読みコード出力手段
3の出力とミャンマー文字変換辞書検索手段6の出力を
画面表示するものである。
【0036】この図1に構成を示した本実施例の装置の
動作については,後でより詳しく説明する。 図2は本
実施例のキーボード1のキー配列を説明する図である
が,このような配置を採用した理由を説明する。
【0037】なお,図2及び後に示す図3,図4は,キ
ー配列の原理を説明する図であり,実際に各子音結合部
分や母音結合部分の配列をこのように定めることを示し
たものではない。
【0038】子音結合部分は二つのグループに分けるこ
とができる。
【0039】
【表4】 グループ1の子音結合部分には介子音がなく,グループ
2の子音結合部分は介子音yを表す記号表2のI1. とI
2. )が付いているものである。
【0040】母音結合部分は大きく四つのグループに分
けることができる。
【0041】
【表5】 グループは低平型声調の母音結合部分であり,グルー
プは高平型声調の母音結合部分であり,グループは
下降型声調の母音結合部分であり,グループは閉鎖型
声調の母音結合部分である。また,表5のNO28は弱音で
ある。なお,表5では,介子音w(介子音記号は表2の
I3. )もuを使って表している。
【0042】まず子音結合部分を入力するキーの割当て
を図3を用いて説明する。なお,この図3は説明図であ
り,実際のキーボードの各キーにこのような刻印がなさ
れているものではない。
【0043】図3において,各キーの下段に記された子
音結合部分は表4におけるグループ1のものであり,こ
れは単独打鍵により入力する。また,各キーの上段に記
された子音結合部分はグループ2のものであり,これは
第一のシフトキー13または第二のシフトキー14と同
時打鍵して入力する。
【0044】次に母音結合部分を入力するキーの割当て
を図4に示す。図4において,各キーに記された母音結
合部分は表5におけるグループ(低平型声調)のもの
及びグループ(閉鎖型声調)と弱音のものであり,こ
れは単独打鍵により入力する。また,キー上には記され
ていないグループ(高平型声調)の母音結合部分は,
当該母音や末子音等が記されているキー(グループに
属す母音結合部分と同一キー)と第1のシフトキー13
と同時打鍵して入力する。同様に,キー上には記されて
いないグループ(下降型声調)の母音結合部分は,当
該母音結合部分が記されているキー(グループに属す
母音結合部分と同一キー)と第二のシフトキー14と同
時打鍵して入力する。
【0045】このように子音結合部分の入力キーと母音
結合部分の入力キーは共用するものとして割当てられて
いる。これは図2の音節入力キー11として示されてい
る。各キーの左側には子音結合部分(弱音Eを除いた大
文字の部分)が,右側に母音結合部分(小文字の部分及
び弱音E)が記されている。
【0046】以上のように本実施例においては,同じ音
節入力キー11に子音結合部分と母音結合部分の双方が
割当てられているが,図1の読みコード出力手段3は,
読みコードを読み出すためには現在打鍵されているのは
子音結合部分であるか母音結合部分であるかを認識する
必要がある。
【0047】そこで読みコード出力手段3にモードフラ
グ7を設けることにより,現在のキー打鍵の入力モード
を区別できるようにした。ここで,モードフラグ7がオ
フのときには子音入力モードとし,モードフラグ7がオ
ンのときは母音入力モードとする。フラグの初期値はオ
フである。
【0048】読みコード出力手段3は,音節入力キー1
1が打鍵されたことを示すキーコードを受け取ったとき
は,該キーコードと,シフトキー13,14の打鍵を示
すキーコードと,モードフラグ7の値とにより読みコー
ドテーブル2をアクセスするためのアドレスを作成し,
読みコードを読み出す。読み出した後で,フラグの値を
反転する。
【0049】この構成により,オペレータは上記の方法
で子音結合部分と母音結合部分を入力すればよく,子音
結合部分と母音結合部分の入力順序を間違えなければ,
読みコード出力手段3は現在の打鍵が子音結合部分の入
力であるのか,母音結合部分の入力であるのかを認識す
ることができる。
【0050】以上説明した本実施例のミャンマー語入力
装置における読みコード出力手段3の処理動作を,図1
と図2に加えて,図5と図6とを用いて説明する。まず
図5の本実施例の動作を示すフローチャートに基づき入
力動作の説明をする(100)。
【0051】 ミャンマー語の入力処理を開始する際
に,モードフラグ7の値をオフにする。 入力待ち状
態(101)で打鍵がなされると,読みコード出力手段
3はキーボード1が発生するキーゴードがミャンマー語
の音節入力キーの打鍵またはミャンマー文字変換キーの
打鍵によるものであるか否か(例えば数字入力キーや装
置の機能キーの打鍵によるものか)を認識して(10
2),ミャンマー語の読みの入力や文字変換キーでなけ
れば,入力キーに基づく処理(数字入力や,各種機能の
実行)を行う(111)。
【0052】 ミャンマー語の読みの入力または文字
変換キーの入力であれば,該キー入力はミャンマー語の
読みの入力であるか文字変換キーの入力であるかを判断
し(103),もし文字変換キーの入力であれば,読み
コードバッファ4内にある複数の読みコードを基にミャ
ンマー文字変換辞書を検索し,対応するミャンマー文字
列コードに変換して出力する(108)。その後読みコ
ードバッファ4をクリアし(109),モードフラグ7
の値をオフにする(110)。
【0053】 もしミャンマー語の読みの入力,即ち
音節入力キーの打鍵であれば,該キー入力が子音結合部
分の入力であるのか母音結合部分の入力であるのかを判
断する(104)。これはモードフラグ7の値を参照し
てフラグがオフであれば入力されるのは子音結合部分と
なり,フラグがオンであれば入力されるのは母音結合部
分となる。
【0054】 続いて読みコード出力手段3は,キー
コード及びモードフラグ7の値により読みコードテーブ
ル2から読みコードを読み出し,読みコードバッファに
書き込む(105,106)。その後モードフラグ7の
値を反転する(107)。
【0055】 その後は入力待ち(101)の状態に
戻る。更に図6によりミャンマー語の具体的な入力例を
説明する。左側のブロックは打鍵されたキーを示し,中
側のブロックは左側ブロックの打鍵に基づく読みコード
出力手段3及びミャンマー文字変換辞書検索手段6によ
る処理を示している。
【0056】また右側のブロックはディスプレイ80の
表示を示すものである。これは中側のブロックに示す読
みコード出力手段3及びミャンマー文字変換辞書検索手
段6による出力の画面表示を示している。ちなみに,図
6のミャンマー語は「火山」の意味である。
【0057】イ) まずキー11Aが打鍵されると(2
01),初期状態ではモードフラグはオフ,即ち子音入
力モードであるので,子音結合部分mに対応する読みコ
ードが読みコードバッファ4に書き込まれ,その後モー
ドフラグ7をオンにする(202)。そしてディスプレ
イ80にはこの子音結合部分mが表示される(20
3)。
【0058】ロ) キー11Bと第一のシフトキー13
が同時打鍵されると(211),モードフラグはオン,
即ち母音入力モードであるので,母音結合部分i:に対
応する読みコードが読みコードバッファ4に書き込ま
れ,その後モードフラグ7をオフにする(212)。そ
してディスプレイ80には先に入力した子音結合部分m
の後に,母音結合部分i:が表示される(213)。
【0059】ハ) キー11Cが打鍵されると(22
1),モードフラグはオフ,即ち子音入力モードである
ので,子音結合部分dに対応する読みコードが読みコー
ドバッファ4に書き込まれ,その後モードフラグ7をオ
ンにする(222)。そしてディスプレイ80には先に
入力したmとi:の後に,子音結合部分dが表示される
(223)。
【0060】ニ) キー11Dが打鍵されると(23
1),モードフラグはオン,即ち母音入力モードである
ので,母音結合部分aunに対応する読みコードが読み
コードバッファ4に書き込まれ,その後モードフラグ7
をオフにする(232)。そしてディスプレイ80には
先に入力したmi:dの後に,母音結合部分aunが表
示される(233)。
【0061】ホ) ここで文字変換キーが打鍵されると
(241),読みコードバッファ4にあるmi:dau
nに対応する読みコードを基にミャンマー文字変換辞書
5を検索し,この読みコードに対応するミャンマー文字
列コードに変換し,その後読みコードバッファ4をクリ
アし,モードフラグ7をオフにする(242)。そして
ディスプレイ80にはミャンマー語の読みmi:dau
n代わりに,変換したミャンマー文字列が表示される
(243)。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように,本発明によれば,
非常に使い勝手の良いミャンマー語入力装置が実現でき
る。
【0063】特に子音結合部分と母音結合部分を同一の
キーで入力できる第二及び第三の発明と,子音結合部分
や母音結合部分をグループ別に分け,音節キーの単独打
鍵に加えてシフトキーとの同時打鍵で入力する第四及び
第五の発明により,入力装置のキー数を削減することが
でき,入力が容易になる。
【0064】また,子音結合部分を1打鍵で入力し,母
音結合部分を1打鍵で入力できるようにする第一の発明
により,ミャンマー語の全ての音節が2打鍵で入力で
き,打鍵回数が少なくなる。
【0065】更に,本発明はミャンマー語の読みを入力
し,これをミャンマー文字列に変換する方式を取るた
め,使用頻度の低い外来語のみを書き表す文字や,異形
文字記号,特殊な綴りも,これを入力するために特別な
入力キーを増やすことなく,ミャンマー文字変換辞書中
の変換対象として用意すれば全てサポートできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のミャンマー語入力装置の一実施例の構
成を示すブロック図である。
【図2】図1におけるミャンマー語入力装置のキーボー
ド1のキー配列を説明する図である。
【図3】図2におけるキーボード1の子音結合部分の入
力キーの割当てを説明する図である。
【図4】図2におけるキーボード1の母音結合部分の入
力キーの割当てを説明する図である。
【図5】図1に示したミャンマー語入力装置の一実施例
における処理動作を示すフローチャートである。
【図6】本発明のミャンマー語入力装置による読みコー
ド入力の具体例を示す図である。
【符号の説明】
1 キーボード 2 読みコードテーブル 3 読みコード出力手段 4 読みコードバッファ 5 ミャンマー文字変換辞書 6 ミャンマー文字変換辞書検索手段 7 モードフラグ 8 表示手段
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−78672(JP,A) 特開 平3−15974(JP,A) 特開 昭62−75757(JP,A) 特開 昭63−45675(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】頭子音と介子音と母音と声調の4つより構
    成される音節を有し、口蓋化の介子音である第1の種類
    の介子音yと唇音化の介子音である第2の種類の介子音
    wを有するミャンマー語の読みを打鍵入力してミャンマ
    ー文字列に変換するミャンマー語入力装置において、複数個のキーと少なくともシフトキーと変換キーを有す
    るキーボードと、 現在の入力モードが、 ミャンマー語の音節を構成する、
    前記第1種類の介子音yと頭子音との組み合わせである
    子音結合部分を入力する子音入力モードであるか、前記
    第2種類の介子音wと母音と声調との組み合わせである
    母音結合部分を入力する母音入力モードであるかを示す
    入力モード情報を有し、 前記複数個のキーの中の一つのキーのみの打鍵または複
    数個のキーの中の一つのキーとシフトキーとの同時打鍵
    により 入力されたキーコードと前記入力モード情報
    に基づいて、該当する子音結合部分の読みコードまたは
    母音結合部分の読みコードをバッファに出力すると共
    に、前記入力モード情報を他の入力モードに変更する読
    みコード出力手段と、変換キーの入力により、 前記読みコード出力手段でバッ
    ファに出力された子音結合部分の読みコードと母音結合
    部分の読みコードとの組み合わせに基づいて、該当する
    ミャンマー文字に変換するミャンマー文字変換手段とを
    備えたことを特徴とするミャンマー語入力装置。
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US11429197B2 (en) 2019-02-27 2022-08-30 National Institute Of Information And Communications Technology Latin character conversion apparatus, Latin character conversion method, and non-transitory computer-readable recording medium encoded with Latin character conversion program

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