JP2002278688A - 文字等の入力方法、および文字等の入力装置 - Google Patents

文字等の入力方法、および文字等の入力装置

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JP2002278688A
JP2002278688A JP2001081582A JP2001081582A JP2002278688A JP 2002278688 A JP2002278688 A JP 2002278688A JP 2001081582 A JP2001081582 A JP 2001081582A JP 2001081582 A JP2001081582 A JP 2001081582A JP 2002278688 A JP2002278688 A JP 2002278688A
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Hajime Nakahara
肇 中原
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Abstract

(57)【要約】 【課 題】 0ないし9、♯および/または*からなる
12個のキーを用いて各種文字、数字、記号等、あるい
は文字列を容易に入力することができると共に、文字入
力方法を覚える必要がない。 【解決手段】 一方の座標軸に少なくとも数字の0ない
し9、♯および/または*を配置し、他方の座標軸に少
なくとも数字の0ないし9、♯および/または*を配置
し、前記各座標軸の交点となる領域に文字、数字、記号
等を割り当てる。そして、文字等の入力に際し、第1打
目用のハードキーを押すことにより、当該ハードキーに
割り当てられた第2打目用入力画面が表示され、当該第
2打目用入力画面を見ながら所望の文字等が表示されて
いるハードキーを第2打として打ち込むことにより、文
字等や文字列等が入力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電話機等の情報処
理装置に備えられている少なくとも0ないし9と♯およ
び/または*と、数少ない変換キー、機能キーとからな
るキーを用いて各種文字等、あるいは文字列等を容易
に、しかも、早く入力することができると共に、キーの
数が少ないので、ブラインドタッチが容易な文字等の入
力方法、および文字等の入力装置に関するものである。
また、本発明の文字等の入力方法、および文字等の入力
装置は、老若を問わず誰でもが通常のキーを使用する以
上に早く入力ができるものである。
【0002】本発明は、キーに割り当てられている文字
等を記憶することなく、第2打目用候補を画面に表示さ
せることにより、視覚的に入力ができる文字等の入力方
法、および文字等の入力装置に関するものである。特
に、本発明の文字等の入力装置を備えた携帯電話機等モ
バイル情報処理装置は、表示画面内のキーを見ることに
よって、文字等あるいは文字列等の入力が容易であるた
め、小型であるにもかかわらず、フルキーボードを持っ
たものと同じ能力や機能を持つようになった。
【0003】本発明の文字等の入力方法、および文字等
の入力装置は、11個ないし12個のキーを使用し、二
度の打ち込みのみによって一つの文字等や文字列等を入
力することができるため、キーと文字等の配置を簡単に
覚えることができる。携帯電話機を始め、これ以外のモ
バイル情報処理装置や端末機器は、従来のテンキーをそ
のまま使用できるため、小型化が達成される。本発明
は、アルファベット、片仮名、平仮名、漢字、中国文
字、ハングル文字、その他の外国文字等、あるいはこれ
らの文字列、数字、句読点、記号等を入力することがで
きる。
【0004】
【従来の技術】図15は従来の電話機等に備えられてい
る各テンキーの番号と、当該番号に対する文字情報を示
す図である。図15において、テンキーは、少なくと
も、「0、1、2、3、・・・、9」と「*」および
「♯」との12個から構成されている。なお、図15は
複数の機能キーが省略されている。
【0005】そして、電話機におけるテンキーは、
「1」から順に「あ行」、「か行」、・・・、「8」に
「や行」、「9」に「ら行」、「0」に「わ、を、ん」
を割り当てている。また、アルファベットは、図15に
示すように数字の「2」から3文字ないし4文字を一つ
のキーに割り当てている。したがって、一つの文字を打
ちたい場合、「あ、か、さ、た、・・・、わ」は、一回
で済むが、「お、こ、そ、と、・・・、ろ」は、五回同
じキーを打つ必要があった。同様に、アルファベットの
「C」、あるいは「F」等は、三回同じキーを打つこと
になる。
【0006】図16は二桁の数字を打つことにより仮名
を入力する従来のカナコード表を説明するための図であ
る。図16において、カナコード表は、「11ないし1
5」、「21ないし25」、・・・、「91ないし9
5」、「01ないし05」に「ア、イ、ウ、エ、オ」、
「カ、キ、ク、ケ、コ」、・・・、「ラ、リ、ル、レ、
ロ」、「ワ、ヲ、ン、”°」をそれぞれ単純に割り振っ
ている。そして、文字等は、これらの二桁の数字を打つ
ことにより入力される。
【0007】図17は二桁の数字を打つことによりアル
ファベットを入力する従来の英数字記号コード表を説明
するための図である。図17において、英数字記号コー
ド表は、「16ないし19、10」、「26ないし2
9、20」、・・・、「96ないし99,90」に
「A、B、C、D、E」、「F、G、H、I、J」、・
・・、「1ないし5」、「6ないし0」をそれぞれ単純
に割り振っている。そして、前記アルファベットや数字
等は、これらの二桁の数字を打つことにより入力され
る。
【0008】図18は図15のテンキーを図16および
図17と同様に表わしたものである。図16および図1
7に示すコード表は、NTTがポケットベル(登録商
標)用に開発した一覧表で、数字二桁によって、入力す
る方式である。図18に示すコード表は、現在の携帯電
話機に使用されている方式である。図16および図17
に示すコード表は、入力スピードが速いが、文字と数字
の対応関係が採れていないために、記憶に頼る必要があ
った。また、図18のコード表は、テンキーに表示され
ている通りに入力できるため、習得が簡単であるが、入
力スピードの点で前者より落ちる難点がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】携帯電話機を始めとす
るモバイル情報処理装置等は、小型化が進むと共に、コ
ンピュータと略同じ機能を有するようになり、インター
ネットやe−mailが可能になった。前記インターネ
ットやe−mailは、文字情報や画像情報を得ること
ができる。また、反対に携帯電話機等からe−mail
を送る場合、あるいはインターネットを介して所望の情
報にアクセスする場合、文字を入力する必要がある。
【0010】しかし、従来のテンキーにおける文字入力
方法は、一つの文字を打つ場合、1回から最大5ないし
6回打つ必要がある。しかも、従来の文字入力方法は、
「お、こ、そ、と、・・・、ろ」のように、図15に示
す5番目にある文字は、打つ数をいちいち数えながら入
力しなくてはならないという問題があった。
【0011】以上のような課題を解決するために、本発
明は、少なくとも「0、1、2、3、・・・、9、*、
♯」の中から第1打と第2打とを組み合わせることによ
り、一つの文字、数字、記号を打ったり、あるいは、変
換機能、編集機能等を行うことができる文字等の入力方
法、および文字等の入力装置を提供することを目的とす
る。すなわち、本発明は、少なくとも「0、1、2、
3、・・・、9、♯、」を縦軸と横軸に採った、11個
×11個の121箇所、「*」を加えた11個×12
個、12個×11個、12個×12個、・・・の交点と
なる領域に文字等を割り当てることにより、文字等を割
り当てた位置が容易に覚えられ、しかも早く入力するこ
とができると共に、ブラインドタッチが容易な文字等の
入力方法、および文字等の入力装置を提供することを目
的とする。
【0012】また、本発明のテンキーは、二度の打ち込
みで変換または機能キーを行うことができ、キーの数が
少ないにもかかわらず、第2打目用入力画面を見なが
ら、早く、簡単、小型の文字等の入力装置を提供するこ
とを目的とする。さらに、本発明は、数少ないキーであ
るにもかかわらず、多くの文字、数字、記号等からなる
文字列を容易に、かつ迅速に入力することができる文字
等の入力方法および文字等の入力装置を提供することを
目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】(第1発明)第1発明の
文字等の入力方法は、一方の座標軸に少なくとも数字の
0ないし9と♯および/または*を配置し、他方の座標
軸に少なくとも数字の0ないし9と♯および/または*
を配置し、前記各座標軸の交点となる領域に文字、数
字、記号、変換機能、編集機能等を割り当て、一方の座
標軸の数字の0ないし9と♯および/または*を第1打
に、他方の座標軸の数字の0ないし9と♯および/また
は*を第2打とした文字等の入力方法であり、キーに表
示されている文字、数字、記号、変換機能、編集機能等
を第1打として入力した後、前記第1打に表示されてい
るキーに割り当てられている文字、数字、記号、変換機
能、編集機能等が第2打目用入力画面として表示装置に
表示され、第2打目用入力画面に表示されたキーに割り
当てられた文字等を見て、所望の文字等が割り当てられ
たキーを押すことにより、前記座標軸の交点となる領域
に割り当てられた文字、数字、記号等、あるいは文字列
等が出力することを特徴とする。
【0014】(第2発明)第2発明の文字等の入力方法
は、一方の座標軸に少なくとも数字の0ないし9と♯お
よび/または*を配置し、他方の座標軸に少なくとも数
字の0ないし9と♯および/または*を配置し、前記各
座標軸の交点となる領域にアルファベット、数字、記
号、変換機能、編集機能等を割り当て、一方の座標軸の
数字の0ないし9と♯および/または*を第1打に、他
方の座標軸の数字の0ないし9と♯および/または*を
第2打としたアルファベット、数字、記号、変換機能、
編集機能等の入力方法であり、キーに表示されているア
ルファベットおよび数字を第1打として入力した後、前
記第1打に表示されているキーに割り当てられているア
ルファベット、数字、記号、変換機能、編集機能等が第
2打目用入力画面として表示装置に表示され、第2打目
用入力画面に表示されたキーに割り当てられたアルファ
ベット等を見て、所望のアルファベット等が割り当てら
れたキーを押すことにより、前記座標軸の交点となる領
域に割り当てられたアルファベット、数字、記号等、あ
るいは文字列等が出力することを特徴とする。
【0015】(第3発明)第3発明の文字等の入力方法
は、モバイル情報処理装置に使用されることを特徴とす
る。
【0016】(第4発明)第4発明の文字等の入力方法
において、アルファベットは、英語圏以外の文字に置き
変えられることを特徴とする。
【0017】(第5発明)第5発明の文字等の入力方法
において、第1打および第2打に使用されるキーの数
は、6個以上であることを特徴とする。
【0018】(第6発明)第1発明ないし第5発明にお
ける文字等の入力方法を達成するプログラムは、アプリ
ケーションとしてプロバイダーの記憶装置に記憶されて
おり、前記アプリケーションを前記モバイル情報処理装
置にダウンロードすることによって使用できることを特
徴とする。
【0019】(第7発明)第7発明の文字等の入力装置
は、一方の座標軸に少なくとも数字の0ないし9と♯お
よび/または*を配置し、他方の座標軸に少なくとも数
字の0ないし9と♯および/または*を配置し、前記各
座標軸の交点となる領域に文字、数字、記号、変換機
能、編集機能等が割り当てられている文字等の入力装置
であり、文字、数字、記号、変換機能、編集機能等が表
示されているキーと、前記キーにより文字等の入力であ
ることを検知する検知手段と、前記各座標軸の交点に割
り当てられた文字、数字、記号、変換機能、編集機能等
が表示されている文字等を入力するための第2打目用入
力画面を記憶する記憶手段と、前記検知手段により文字
等の入力であることを検知することにより、前記記憶手
段に記憶されている第2打目用入力画面を表示する表示
制御手段と、前記表示制御手段によって前記第2打目用
入力画面を表示する表示装置と、前記表示装置によって
表示された前記第2打目用入力画面における所望のキー
と同じキーを押すことにより、前記座標軸の交点となる
領域に割り当てられたアルファベット、数字、記号等を
出力させる文字発生手段と、を少なくとも備えているこ
とを特徴とする。
【0020】(第8発明)第8発明の文字等の入力装置
は、一方の座標軸に少なくとも数字の0ないし9と♯お
よび/または*を配置し、他方の座標軸に少なくとも数
字の0ないし9と♯および/または*を配置し、前記各
座標軸の交点となる領域にアルファベット、数字、記
号、変換機能、編集機能等が割り当てられている文字等
の入力装置であり、アルファベット、数字、記号、変換
機能、編集機能等が表示されているキーと、前記キーに
よりアルファベット等の入力であることを検知する検知
手段と、前記各座標軸の交点に割り当てられたアルファ
ベット、数字、記号、変換機能、編集機能等が表示され
ているアルファベット等を入力するための第2打目用入
力画面を記憶する記憶手段と、前記検知手段によりアル
ファベット等の入力であることを検知することにより、
前記記憶手段に記憶されている第2打目用入力画面を表
示する表示制御手段と、前記表示制御手段によって前記
第2打目用入力画面を表示する表示装置と、前記表示装
置によって表示された前記第2打目用入力画面における
所望のキーと同じキーを押すことにより、前記座標軸の
交点となる領域に割り当てられたアルファベット、数
字、記号等を出力させる文字発生手段と、を少なくとも
備えていることを特徴とする。
【0021】(第9発明)第9発明の文字等の入力装置
において、第1打用キーおよび/または前記第2打目用
入力画面は、表示装置に仮想キーボードとして表示され
ることを特徴とする。
【0022】(第10発明)第10発明の文字等の入力
装置において、前記キーボードと第2打目用入力画面と
に表示されるキーボードは、相似形であることを特徴と
する。
【0023】(第11発明)第11発明の文字等の入力
装置は、少なくとも数字の0ないし9と♯および/また
は*にそれぞれ割り当てられた機能、文字あるいはアル
ファベット、数字、記号、文字列等に変換するソフトウ
エアがモバイル情報処理装置のメモリにダウンロードさ
れていることを特徴とする。
【0024】(第12発明)第12発明の文字等の入力
装置において、キーは、一列または二列に配置されてい
ることを特徴とする。
【0025】(第13発明)第13発明の文字等の入力
装置において、第2打目用入力画面および仮想キーボー
ドは、大きさおよび位置の変更、あるいは消去すること
ができることを特徴とする。
【0026】(第14発明)第14発明の文字等の入力
装置において、キーは、携帯電話機を含む情報処理装置
で使用されることを特徴とする。
【0027】(第15発明)第15発明の文字等の入力
装置において、キーには、アルファベットあるいは仮名
以外の文字が割り当てられていることを特徴とする。
【0028】(第16発明)第16発明の文字等の入力
装置は、第1打に「8」、第2打に「2」、「4」、
「6」に、それぞれ小文字の「ゃ(ャ)」、「ゅ
(ュ)」、「ょ(ョ)」が配置され、第1打「7」、第
2打「6」に「S」が、第1打「9」、第2打「6」に
「Z」がそれぞれ配置されていることを特徴とする。
【0029】(第17発明)第17発明の文字等の入力
装置において、長音、濁点、半濁点は、第1打「0」
と、第2打「7」ないし「9」に割り当てられているこ
とを特徴とする。
【0030】
【発明の実施の形態】(第1発明)第1発明は、一方の
座標軸に少なくとも数字の0ないし9と♯および/また
は*を配置し、他方の座標軸に少なくとも数字の0ない
し9と♯および/または*を配置し、前記各座標軸の交
点となる領域に文字、数字、記号、変換機能、編集機能
等が割り当てられている。そして、オペレータは、一方
の座標軸の数字の0ないし9と♯および/または*を第
1打に、他方の座標軸に数字の0ないし9と♯および/
または*を第2打として文字等を入力する。第1発明
は、X軸およびY軸に10個の数字と♯、*を配してい
るが、この数を増加したり、あるいは減少することは任
意にできる。
【0031】また、第1発明は、情報処理装置における
表示画面内に実際のハードキーボードと同じキーが表示
されているため、表示画面内で文字等が割り当てられて
いるキーを見ながら実際のハードキーボードにおいて同
一文字等の入力ができる。すなわち、第1発明は、文字
等の入力に際し、ハードキーに表示されている文字、数
字、記号、変換機能、編集機能等を第1打として入力し
た後に、押されたハードキーに割り当てられているキー
の全ての文字、数字、記号、変換機能、編集機能等が表
示装置における第2打目用入力画面に表示される。
【0032】オペレータは、前記第2打目用入力画面を
見て、所望のハードキーを押すことにより、前記座標軸
の交点となる領域に割り当てられた所望の文字、数字、
記号等、あるいは文字列等が出力する。従来の第1打と
第2打で一つの文字を入力する方法は、第1打のキーを
目視して打てるが、第2打のキーが目視できない場合が
あるので、何番目の数字を打てば当該文字を確定させる
ことができるのかを覚えておく必要があった。
【0033】しかし、第1発明は、前記ハードキーに付
けられている表示を見て、所望の文字等が表示されてい
るハードキーを押した後に、第2打目用入力画面が表示
されるため、前記第2打目用入力画面を見て、当該文字
等が表示されているハードキーを押すことにより、当該
文字等が出力する。すなわち、第1発明は、文字等の位
置や入力方法を記憶する必要がなく、全て所望の文字等
を目視して、打てるため、入力が容易である。
【0034】第1発明は、第1打と第2打により、文
字、数字、記号、変換機能、編集機能等がフルキーボー
ドと同じように入力できるにもかかわらず、キーの数が
少ないため、ブラインドタッチが短期間に容易にできる
ようになる。また、第1発明は、お年寄りや子供、ある
いは当該キーボードの初心者向けに都合がよい。
【0035】(第2発明)第2発明は、アルファベッ
ト、数字、記号、変換機能、編集機能等が割り当てられ
ている点で、第1発明と異なっている。すなわち、第2
発明は、ハードキーに表示されているアルファベット等
を押すと、当該押されたアルファベット等が割り当てら
れている第2打目用入力画面が表示される。オペレータ
は、前記第2打目用入力画面のキーを目視して、所望の
アルファベット等を確定するために、前記キーと同じ位
置のハードキーを押す。
【0036】(第3発明)第3発明は、キーの数が少な
いにもかかわらず、フルキーボードと同じ機能を有する
ため、モバイル情報処理装置に使用すると大きな効果を
発揮する。第3発明は、他12個のキーを使用した場
合、12×12=144個の文字、アルファベット、記
号、変換、その他の機能を割り当てることができる。
【0037】(第4発明)第4発明は、第2発明におけ
るアルファベットを英語圏以外の文字に置き変えられて
いる。たとえば、第4発明は、アルファベットの代わり
に、ドイツ、フランス、イタリア、スペイン、・・・、
等ヨーロッパを始め、世界中の言語を割り当てることが
できる。記号等は、その国の独特のものを任意に採用す
ることができる。
【0038】(第5発明)アルファベットは、最低26
個のキーが必要である。そこで、第5発明は、ハードキ
ーの数を少なくとも6個にすると、6×6=36とな
り、26個のアルファベットおよび0ないし9の数字、
あるいはその他の記号とすることができる。たとえば、
第5発明は、英語辞書等の場合、最低の6個のキーを備
え、一つの文字に対して2打することで、アルファベッ
トの入力ができる。第5発明は、アルファベット以外の
文字、あるいは36個ないし100個程度のものを表す
場合に、少ないキーにそれぞれ割り当てておくことがで
きる。
【0039】たとえば、前記英語辞書において、アルフ
ァベットを7個として、一つのキーに最大4個を割り当
てたとする。第1打は、所望のアルファベットが表示さ
れているキーを押し、第2打にキーに表示されている位
置によって1ないし4の数字(左端のアルファベットは
1、次のアルファベットは2、その隣のアルファベット
は3、右端のアルファベットは4)を押すことによって
アルファベットを打つことが簡単にできる。第5発明
は、前記のように、第2打目用入力画面を省略しても、
アルファベットのみの入力であれば、迅速に入力が可能
である。
【0040】(第6発明)第1発明ないし第5発明にお
ける文字等の入力方法を達成するプログラムがアプリケ
ーションとしてプロバイダーの記憶装置に記憶されてい
る。モバイル情報処理装置のオペレータは、たとえば、
iモードにより、前記アプリケーションを前記モバイル
情報処理装置にダウンロードする。前記オペレータは、
ダウンロードされたアプリケーションを使用して文字等
が入力できる。第6発明は、モバイル情報処理装置の種
類等に関係なく、文字等の入力方法を自分の所有する機
器にダウンロードして使用することができる。
【0041】(第7発明)第7発明は、ハードキーに表
示された文字等を見て、第1打を打った後に表示装置内
に表示された第2打目用入力画面のキーを見ながら、第
2打が割り当てられた実際のハードキーを打つことによ
り、文字等を入力することができる文字等の入力装置で
ある。文字、数字、記号、変換機能、編集機能等は、一
方の座標軸の数字の0ないし9と♯および/または*を
第1打に、他方の座標軸の数字の0ないし9と♯および
/または*を第2打とし、これらの交点となる領域に割
り当てられている。
【0042】検知手段は、第1打目の文字が入力された
ことを検知する。そして、第1打目に割り当てられた文
字等は、第2打目用入力画面が記憶されている第2打目
用入力画面記憶手段から読み出されて表示装置に表示さ
れる。その後、オペレータは、前記第2打目用入力画面
を見て、所望の第2打目用入力画面のキーに割り当てら
れたキーと同じハードキーを押すことにより、前記座標
軸の交点となる領域に割り当てられた文字、数字、記号
等が選択される。その結果、文字発生手段は、前記文字
等、あるいは文字列等を出力させる。第7発明は、第1
打がキーに表示されており、第2打が第2打目用入力画
面として表示されるため、文字等のキーに対する配置、
あるいは文字等の入力方法を覚える必要がない。
【0043】(第8発明)第8発明は、文字がアルファ
ベット専用の機器であり、ハードキーに表示されている
アルファベットを第1打として入力した後、第2打目用
入力画面が表示装置に表示される。オペレータは、前記
第2打目用入力画面を見て、所望の同じハードキーを打
つことにより、アルファベット等の入力が迅速かつ容易
にできる。アルファベット入力が専用の機器、たとえ
ば、英語辞書であれば、第2打目用入力画面が不要であ
る。しかし、アルファベットの入力以外に、記号、変換
機能、編集機能がどのキーに割り当てられているか不明
である場合、アルファベット以外を第1打で入力する
と、第2打目用入力画面に記号、変換機能、編集機能の
キーがどこに割り当てられているかが表示装置に表示さ
れるため、オペレータは、キーの割り当てを覚える必要
がない。
【0044】(第9発明)第9発明は、第1打用キーお
よび/または前記第2打目用入力画面は、表示装置に仮
想キーボードとして表示される。第9発明は、第1打用
にハードキーボードを用い、第2打目用入力画面を表示
装置に仮想キーボードとすることができる。また、第9
発明は、第1打用キーおよび第2打目用入力画面におけ
る第2打用キーの両方を仮想キーボードとすることがで
きる。第1打および第2打を仮想キーボードとした場
合、モバイル情報処理装置の表示装置は、従来のハード
キーボードの分だけ大きくとることができ、入力された
文字列、あるいは送信されてきた文字列を読むのが容易
になる。
【0045】(第10発明)第10発明における文字等
が表示されている第1打目用のハードキーと、第2打目
用入力画面として表示装置に表示されるキーは、相似形
になっている。オペレータは、キーの配置が相似形であ
るため、ミスタッチを無くすことができる。また、前記
キーの配置は、左右の指やペンタッチ等により、所望の
キーを正確に打つことができる。
【0046】(第11発明)第11発明は、オペレータ
がハードキーに表示されている文字等を見て第1打を打
ち込み、その後、表示装置に表示された第2打目用入力
画面を見ながら、少なくとも数字の0ないし9と♯およ
び/または*にそれぞれ割り当てられた文字、数字、記
号等を2打で入力することにより、文字、アルファベッ
ト、数字、記号等やこれらの文字列等に変換したり、あ
るいは所望の機能を行うためのソフトウエアがモバイル
情報処理装置の少なくとも一つのメモリに組み込まれ
る。たとえば、前記ソフトウエアは、iモードを介し
て、各社が備えているモバイル情報処理装置のメモリに
ダウンロードして使用することができる。
【0047】(第12発明)第12発明は、キーボード
に比べて表示装置を大きく、しかも文字列等を読み易く
するために、従来縦長のものを横長に構成している。す
なわち、第12発明は、横長の表示画面の下に一列また
は二列にキーが配置されている。第12発明は、第1打
の後、第2打目用入力画面を見ながら、オペレータが数
少ないハードキーを一本の指等で入力するため、ハード
キーを一列または二列に配置しても入力の速度を落とす
ことがない。
【0048】(第13発明)第13発明は、仮想キーボ
ード等のソフトキーボードを使用する場合、表示画面内
のキーボードを入力の目的や必要に応じて、大きさおよ
び位置の変更、あるいは消去が可能である。また、第2
打目用入力画面は、前記仮想キーボードと同様に画面の
大きさや位置を変更することができる。さらに、第2打
目用入力画面により、第2打目を記憶しているオペレー
タは、前記第2打目用入力画面の表示を消すこともでき
る。
【0049】(第14発明)第14発明のキーは、パー
ソナルコンピュータ、固定式電話機、コードレス電話
機、携帯電話機、モバイル機器、端末機器、遊技機、電
子辞書、システム手帳、電子本、電子手帳等を含む全て
の情報処理装置における表示画面内にキーボードの画面
または仮想キーボードを設けることができる。また、第
14発明は、デジタルテレビジョン、遊技機、電子機器
のコントローラーに付いている表示画面に設けられた1
2個のキーを利用して文字等の入力を行う。デジタルテ
レビジョン等端末器のコントローラーは、チャンネル切
換用と兼用でき、文字等を双方向性で容易に送ることが
できる。前記キーは、たとえば、10→0、11→*、
12→♯に読み変えることにより、容易に達成できる。
前記キーは、その他、電子機器や端末機器の入力装置、
あるいは遊技機のコントローラー等のテンキーとして使
用できる。
【0050】(第15発明)第15発明のキーには、ア
ルファベットあるいは仮名以外の文字が割り当てられて
いる。たとえば、前記キーには、アルファベットの代わ
りに、ドイツ、フランス、イタリア、スペイン、・・
・、等ヨーロッパを始め、世界中の言語を割り当てるこ
とができる。記号等は、その国の独特のものを任意に採
用することができる。
【0051】(第16発明)第16発明は、第1打の
「8」と第2打「2」、「4」、「6」に使用されてい
ない領域がある点に着目したものである。この領域を利
用して、小文字の「ゃ(ャ)」、「ゅ(ュ)」、「ょ
(ョ)」が配置されている。また、第1打「7」と第2
打「6」および第1打「9」と第2打「6」の領域に
「S」および「Z」がそれぞれ配置されている。このよ
うな文字の割り当ては、第1打「6」、第2打「6」に
割り当てた「っ(ッ)」が例外であるため、この例外だ
けを覚えるようにすると、文字の割り当て位置を容易に
覚えることができる。第1打と第2打を逆に打つこと
は、ソフトウエアを対応させておけば可能である。ま
た、第16発明は、変換キー等を有するハードウエアに
適している。
【0052】(第17発明)第17発明は、たとえば、
長音が第1打「0」と第2打「7」に、濁点が第1打
「0」と第2打「8」に、半濁点が第1打「0」と、第
2打「9」にそれぞれ割り当てられている。日本の文章
において、前記長音、濁点、半濁点は、頻繁に使用され
ている。第17発明は、この頻繁に使用する長音、濁
点、半濁点を「0」、「7」、「8」、「9」という最
下段の数字に割り当てた。携帯電話機のキーは、前記数
字が下部にあり、親指を主に使用して入力するため、前
記割り当てを上部のキーに割り当てるより、入力が早く
容易であることが判った。
【0053】
【実 施 例】図1は第1打用のテンキーと表示画面内
に設けられた第2打目用入力画面とを説明するための概
念図である。図2は本発明の実施例で、それぞれのキー
に対して第1打目として打った際の第2打目用入力画面
を説明するための図である。図1における第1打目用の
キーは、少なくとも12個あり、一つのキーに複数個の
文字、数字、記号、変換機能、編集機能等が表示されて
いる。図1におけるキーは、従来各社で市販されている
ものと同じ構造のものである。すなわち、図1に示され
た携帯電話機は、上部に表示装置、中間に機能キー、下
部にテンキーが設けられている。
【0054】図1における携帯電話機は、市販されてい
るものと同様に、少なくとも「1、2、3、・・・・
9、*、0、♯」のテンキーがあり、それぞれに第1打
目用の文字、「あ、か、さ、た、な、は、ま、・・
・」、「A、B、C、・・・・」が割り当てられてい
る。たとえば、数字「2」が押された場合、第2打目用
入力画面は、図1の表示装置に示されているように、数
字の「2」に割り当てられている「か、き、く、け、
こ、イ 、A、B、C、(、2、)」が表示される。図1
におけるキーの数字「2ないし9」には、アルファベッ
トが3個ないし4個それぞれ配置されている。前記アル
ファベットのキーに対する配置は、万国共通の配置であ
る。
【0055】オペレータは、キーボードに表示されてい
る文字等を見て、前記第1打目を入力すると、表示装置
に第2打目用入力画面が表示される。前記第2打目用入
力画面は、単なる割り当てられた文字や記号等を見るた
めの表示画面にしたり、あるいは仮想キーボード(ソフ
トキーボード)として画面内のキーを指でおしたり、ペ
ンタッチ等によって文字を入力するようにすることがで
きる。また、前記第1打目用および第2打目用を共に仮
想キーボードとすることもできる。
【0056】図1に示す実施例は、第1打目用キーのそ
れぞれに対して、図2に示すような、12個の第2打目
用入力画面がある。図2に示された「*」および「♯」
には、変換機能および編集機能が割り当てられている。
「*」および「♯」には、後述する図3のように記号等
を割り当て、変換機能等を別のキーによって行うことも
できる。本発明は、市販されている各社のハードウエア
に対応してソフトウエアを作成することができる。
【0057】図2における「1」のキーに相当する第2
打目用入力画面は、「あ」、「い」、「う」、「え」、
「お」、「ア 」、「−」、「,」、「、」、「@」、
「1」、「’」からなる。「2」ないし「9」、「0」
は、図2に示す文字や記号等が割り当てられている。
「*」が表示されているキーには、図2に示すように変
換機能が割り当てられている。また、「♯」が表示され
ているキーには、図2に示すように編集機能が割り当て
られている。
【0058】図3は本発明の他の実施例で、Y軸および
X軸の交差する領域に割り当てられた文字や記号等を説
明するための図である。図3において、たとえば、Y軸
に数字の1ないし0、および*と♯の12個が、X軸に
数字の1ないし0、および*と♯の12個が、それぞれ
配置され、その交差する領域に文字、数字、記号、ある
いはアルファベット等が割り当てられている。すなわ
ち、本実施例は、12個×12個の144箇所の領域に
文字、数字、記号、アルファベット、変換機能、編集機
能等が割り当てられている。
【0059】また、本実施例は、X軸およびY軸の交差
する領域に割り当てる文字や記号の配置を工夫してい
る。比較的使用頻度の高い長音、濁音、半濁音は、テン
キーの下部に配置することによって、上部より入力を容
易にしている。たとえば、長音は、第1打「0」と第2
打「7」に、濁点は、第1打「0」と第2打「8」に、
半濁点は、第1打「0」と、第2打「9」にそれぞれ割
り当てられている。日本の文章において、前記長音、濁
点、半濁点は、頻繁に使用されているため、親指で押す
場合に押し易いように工夫している。また、本実施例
は、変換キーおよび編集キーを設けることにより、図3
における上段と下段とに文字等を割り当てることができ
るため、前記の2倍の文字等を入力することができる。
【0060】たとえば、数字「1」のキーに「あ(ア)
行、ぁ、−、,、.1、’」、数字「2」のキーに「か
(カ)行、イ 、A、B、C、2、)」、数字「3」のキ
ーに「さ(サ)行、ウ 、D、E、F、3、>」、数字
「4」のキーに「た(タ)行、エ 、・・・」、数字
「5」のキーに「な(ナ)行、オ 、・・・」、数字
「6」のキーに「は(ハ)行、っ、・・・」、数字
「7」のキーに「ま(マ)行、ゅ、・・・」、数字
「8」のキーに「や(ヤ)行、ゃ、・・・」、数字
「9」のキーに「ら(ラ)行、ょ、・・・」、数字
「0」のキーに「わ、″、°、−、を、ん、・・・」が
それぞれ図示のように割り当てられている。図2および
図3における文字等の割り当ては、結果的には殆ど同じ
になっている。しかし、前記文字等の割り当ては、配置
の覚え易さあるいは合理性があれば、必要に応じて任意
に位置を変えることができる。
【0061】図1において、本実施例は、第1打目を入
力した後に、表示装置内に第2打目用入力画面が表示さ
れている。オペレータは、前記第2打目用入力画面を見
て所望の文字や記号等の配置されているキーと同じ数字
のハードキーにより入力する。オペレータは、たとえ
ば、「き」を入力したい場合、「か行」が表示されてい
るハードキー「2」を押すことにより、図2に示す上欄
の2番目のキー群が第2打目用入力画面として表示され
る。
【0062】オペレータは、第2打目用入力画面の数字
「2」の所に「き」があるため、同じく、図1における
ハードキーの数字の「2」を押すことにより、「き」が
出力する。オペレータは、文字の割り当て方、あるいは
文字の打ち方を知らなくとも、ただキーに表示されてい
る文字等および第2打目用入力画面を見て、表示されて
いる通りに、2打することによって一つの文字等を出力
する。本実施例は、単に視覚によって文字等が入力でき
るため、訓練や規則を覚える必要がない。
【0063】アルファベットは、仮名と同様に、図1に
おけるアルファベットが表示されているキーを押すと、
表示装置内に第2打目用入力画面が表示される。オペレ
ータは、前記第2打目用入力画面を見て、所望のアルフ
ァベットが表示されている図1に示すキーを押すことに
より、所望のアルファベットが入力される。
【0064】図1において、数字の「2」を打つ場合、
オペレータは、「2」が表示されているキーを第1打と
して打つと、図2に示す第2打目用入力画面が表示装置
内に表示される。オペレータは、第2打目用入力画面を
見て、図1に示すキーの「2」が表示されている「0」
を打つことにより、数字「2」が入力できる。
【0065】オペレータは、一方の座標軸の*を第1打
とすると、図2に示す変換機能が第2打目用入力画面と
して表示装置内に表示される。オペレータは、前記変換
機能を見て、たとえば、半角文字を入力した場合、
「5」を押すことにより達成される。また、♯を第1打
とすると、図2に示す編集機能が第2打目用入力画面と
して表示装置内に表示される。オペレータは、前記編集
機能を見て、たとえば、取消の場合、「2」を押すこと
により達成される。
【0066】次に、図2に示す変換機能および編集機能
について、説明する。図2における「*」およ「♯」を
使用して変換や編集を行うことができる。すなわち、図
2において、前記第1打の「*」には、「頭一」、「単
字」、「後続」、「異形」、「半角」、「送か」、「同
種」、「無変」、「漢字」、「記号」、「選択」が配置
される。前記第1打の「♯」には、「繰返」、「取
消」、「削除」、「BS」、「挿入」、「改行」、「F
W」、「保存」、「復元」、「方式」、「終了」が配置
される。
【0067】「頭一」は、単語の頭を一文字入力するこ
とにより、登録されている単語が入力できる変換機能。
「単字」は、単独の漢字を入力する機能を有する。すな
わち、前記入力は、当て字のような各漢字ごとの入力に
便利である。「後続」は、後続の文字を変換する機能を
有する。すなわち、前記入力は、英文の大文字と小文字
とが混在して入力できるため、便利な機能である。
【0068】「異形」は、日本語をローマ字に変換、外
来語を英語表記に変換、英語を片仮名に変換、またはこ
れらの逆変換を行うことができる。「半角」は、全角文
字を半角文字に変換する機能を有する。「送か」は、漢
字等の送り仮名がふられる。「同種」は、同じ文字種に
変換する機能を有する。すなわち、片仮名あるいは平仮
名の大文字から小文字、英大文字から英小文字に変換す
る。「無変」は、平仮名および英大文字等が登録されて
いると、変換されずに出力する機能を有する。
【0069】その他、編集機能の一部を説明すると、
「復元」は、変換前のデータに復元する機能を有する。
すなわち、前記入力は、文字入力をした後に修正したい
場合である。「削除」は、入力した文字を削除する機能
を有する。その他も同様な編集機能を有する。
【0070】図4は本発明の実施例で、アルファベット
のみがキーに表示されている携帯電話機を説明するため
の図である。図4に示す実施例で、それぞれのキーに対
して第1打目として打った際の第2打目用入力画面を説
明するための図である。図1に示す例と異なる所は、キ
ーには、数字とアルファベットのみが表示されている点
で異なる。
【0071】図4において、オペレータは、たとえば、
「C」を入力したい場合、「C」が表示されている
「2」のハードキーを押すと、表示装置に図4に示す第
2打目用入力画面が表示される。オペレータは、前記第
2打目用入力画面を見て、所望の「C」が表示されてい
る「9」を押す。すなわち、第1打「2」、第2打に
「9」を押すことにより、「C」が入力される。
【0072】図4に示すハードキーは、数字とアルファ
ベットの位置が表示されているため、容易に入力するこ
とができる。また、記号、変換機能、編集機能等は、図
1ないし図3と同様にできる。前記アルファベットは、
英語以外のもので、如何なる国の言葉であっても容易に
置き換えることができる。
【0073】図5は本発明の他の実施例で、テンキーに
表示されている文字等を説明するための図である。図6
は図5に示す実施例の入力方法を説明するための図であ
る。図5および図6における例は、第2打目を容易にす
るためのものである。たとえば、キーの左下に囲まれて
いる「他か」は、第1打目用の他の仮名を意味してい
る。すなわち、前記「他か」は、「わ」、「を」、
「ん」である。第1打に「0」を押し、第2打に
「1」、「5」、または「6」を押す。
【0074】キーの右下に囲まれている「小か」、「英
1」ないし「英4」、「記左」、「数字」、「記右」
は、第2打目用である。「小か」は、キーに表示されて
いる仮名を入力した後、「6」を第2打とする。アルフ
ァベットは、キーに表示されている位置が一番左の場
合、「英1」が表示されている「7」を押す。左から2
番目のアルファベットは、「英2」が表示されている
「8」を押す。左から3番目のアルファベットは、「英
3」が表示されている「9」を押す。左から4番目のア
ルファベットは、「英4」が表示されている「6」を押
す。数字および記号等に関しても同様にキーに表示され
ている位置によって容易に入力ができる。図6には、入
力の方法が容易に判るように説明されている。
【0075】図7は本発明の実施例で、携帯電話機にお
ける表示部分とキーボードを説明するための概念図で、
第1打目用キーと第2打目用入力画面とが示されてい
る。図7において、携帯電話機71は、表示装置72
と、スピーカー73と、マイクロホン74と、ハードキ
ー75と、第2打目用入力画面76とが少なくとも備え
られている。前記携帯電話機71の表示装置72は、仮
想キーボードとすることによって、ハードキーボードを
省略することができる。たとえば、オペレータは、文字
の入力モードにすることにより、表示装置72における
ハードキー75で第1打を行う。
【0076】オペレータは、たとえば、前記第1打とし
て数字の「2」を押した後、表示装置72に前記「2」
に割り当てられている第2打目用入力画面を表示させ
る。オペレータは、前記第2打目用入力画面76を見
て、数字「7」が表示されているハードキー75を押す
ことにより、「A」が入力される。なお、ハードキー7
5および第2打目用入力画面76における文字等の表示
は、一種類としてその他を省略している。
【0077】図8は本発明の実施例で、モバイル情報処
理装置における表示部分とキーボードを説明するための
概念図で、第1打目用キーと第2打目用入力画面とが示
されている。図8における実施例は、アルファベット専
用の入力装置であり、英語辞書または国語辞書のような
ものに最適である。図8に示すモバイル情報処理装置
は、図7における仮名の部分に記号、変換機能、編集機
能等を割り当てることができる。
【0078】図7および図8に示すモバイル情報処理装
置は、表示装置を横長にすると共に、キーボードを一列
に配置していることが特徴である。このような配置の情
報処理装置は、文字等の入力が容易であるだけでなく、
表示装置が横長であるため、入力された文字等が多くて
も読み易くなる。図7および図8に示す実施例は、数字
キーが小さく、かつ各数字キーの間にスペースが設けら
れている。このように、数字キーの間に略指一本分のス
ペースが開いていると、隣のキーを同時に押すことがな
いだけでなく、前記スペースに太陽電池等を設け、モバ
イル情報処理装置の電源あるいは補助電源とすることが
できる。
【0079】図9は本発明の実施例で、情報処理装置に
おけるコントローラーから文字等を入力する例を説明す
るための図である。図9に示すコントローラーは、たと
えば、デジタルテレビジョンのリモートコントローラー
である。入力キーは、たとえば、12個であり、その他
のキーの表示等が省略されている。キーに割り当てられ
ている文字等は、数字と仮名のみが代表されて表示され
ている。キーに対する表示は、図1または図5のように
することは任意にできる。前記コントローラーにおける
チャネル切換キーは、テンキーが「*、0、♯」である
のに対して、「10、11、12」である点で異なって
いる。
【0080】したがって、文字変換メモリは、上記部分
のみを変えるだけで、略同じソフトウエアを用いること
ができる。また、前記コントローラーは、カラオケ用の
場合、アナログテレビジョンと兼用になっている場合が
多い。このような場合、前記コントローラーは、チャネ
ル選択モードおよび文字入力モードを設け、テレビジョ
ンとカラオケを楽しむことができる。カラオケの歌手や
曲名の選択は、図1および図2に示す2打方式により、
離れた位置から簡単に入力ができる。
【0081】図10は本発明の実施例で、テンキーが2
段に設けられている例を説明するための図である。モバ
イル情報処理装置101は、表示装置102と、第2打
目用入力画面103と、ハードキー104と、変換キー
および編集キーとが少なくとも設けられている。ハード
キー104を第1打として入力すると、当該ハードキー
104に割り当てられている複数の文字等が表示装置1
02内に第2打目用入力画面103として表示される。
オペレータは、前記第2打目用入力画面103を見て、
所望の文字等が割り当てられているキーと同じハードキ
ー104を押す。前記二列のテンキーは、モバイル情報
処理装置をコンパクトにするだけでなく、表示装置を大
きくすることができる。
【0082】さらに、本実施例は、電子辞書、電子手帳
等、完全な文章とする必要がないものの場合、入力が簡
単でしかも迅速にできる。英語辞書は、最低6個のキー
があれば、36箇所に文字等を割り当てることができ
る。前記割り当ては、たとえば、アルファベット26文
字と数字0ないし9で36になる。また、前記割り当て
は、アルファベット26文字と記号等にすることもでき
る。
【0083】また、本実施例に示すキーボードは、携帯
電話機等の携帯情報処理装置、端末機器、電子辞書、電
子手帳等のフルキーボードとして、使用することができ
る。すなわち、前記キーボードは、通常のアルファベッ
トと同じ位置になっている。通常のキーボードと異なる
ところは、キーの数が極端に少ないため、目視と共に文
字等の入力が早く上達するようになる。また、前記端末
機器としては、デジタルテレビジョンにおけるチャンネ
ル切換器を備えたコントローラーにおけるキーによって
多くの文字列等が容易に入力できるため、デジタルテレ
ビジョンの双方向性が活かされる。
【0084】本実施例における前記仮想キーボードは、
公知または周知のものであり、指以外のものによるペン
タッチ、カーソル等のクリックによっても文字等の入力
ができる。
【0085】本発明は、図示されていないワードプロセ
ッサの機能をROM等により備えることにより、仮名漢
字交じり文を容易に作成することができる。本発明のキ
ーは、電話機、携帯電話機、携帯情報処理装置、電子辞
書、電子手帳等に適用した場合、その他の機能、たとえ
ば、電話であれば、送受信機能等を備えている。ワード
プロセッサは、既製のものを使用することができる。第
1打と第2打の区別は、第1打の数字が入力された際
に、当該数字の色をグレイにしたり、網かけ、字体の変
形等により行うことができる。
【0086】次に、本発明の実施例である文字等の入力
装置を説明する。図11は本発明の実施例で、文字等の
入力装置の概略を説明するためのブロック構成図であ
る。前記文字等の入力装置は、文字等を入力するキーボ
ード111と、当該キーボード111から入力された第
1打のアドレスを発生するアドレス発生回路112と、
前記第1打のアドレスを一時記憶するバッファメモリ1
13と、前記キーボード111から入力された数字等が
第1打かあるいは第2打であるかを検知する入力検知手
段114と、前記入力検知手段114において、キーボ
ード111から文字が入力されたことを検知した場合、
押された数字に対応する第2打目用入力画面、たとえ
ば、図1に示す上部を表示するための記憶部である第2
打目用入力画面記憶部115と、前記第2打目用入力画
面記憶部115に記憶されている第2打目用入力画面を
表示する第2打目用入力画面表示部116と、第2打の
数字から文字等のアドレスと、前記バッファメモリ11
3に記憶されたアドレスから格納されている文字を発生
させる文字記憶装置117と、前記文字記憶装置117
に記憶されている文字を出力する出力装置118と、前
記各ブロックを制御するための制御回路119とから少
なくとも構成されている。
【0087】図12は本発明の実施例で、携帯電話を例
にした場合のフローチャートである。図11および図1
2に基づいて本実施例を説明する。携帯電話機を使用し
て電話をかける場合を説明する。最初、オペレータは、
電話機モードに設定した後、テンキーによって数字を入
力する(ステップ121)。図11における制御回路1
19は、電話機モードであるか否かを調べる(ステップ
122)。
【0088】前記制御回路119は、予め電話機モード
が設定されていると判断した場合、入力された数字をそ
のまま電話番号として出力する(ステップ123)。前
記制御回路119は、電話機モードが設定されておら
ず、文字入力モードが設定されていると判断した場合、
第1打目の数字が入力される(ステップ124)。
【0089】前記制御回路119は、第1打目のキーが
押されたか否かを入力検知手段114によって調べる
(ステップ125)。ステップ125において、前記制
御回路119は、第1打目が押されていないと判断した
場合、ステップ124に戻り、第1打目が押されるまで
待つ。
【0090】前記制御回路119は、第1打目が押され
たと判断した場合、第2打目用入力画面記憶部115か
ら当該画面を読み出し、表示装置における第2打目用入
力画面表示部116に第2打目用入力画面を表示させる
(ステップ126)。前記制御回路119は、オペレー
タが第2打目を押したか否かを調べる(ステップ12
7)。
【0091】前記制御回路119は、オペレータが第2
打目を押したと判断した場合、前記第1打目の数字と第
2打目の数字に相当するアドレスに記憶されている文字
を出力するように制御する(ステップ128)。ステッ
プ127において、前記制御回路119は、第2打目が
押されていないと判断した場合、第2打目が押されるま
で、第2打目用入力画面を表示装置に表示させる。
【0092】一つの文字が出力された後、前記制御回路
119は、次に第1打があるか否かを待つ(ステップ1
29)。前記制御回路119は、次に第1打があると判
断した場合、ステップ124に戻り、次の文字が無くな
るまで、同じ処理を繰り返す。前記制御回路119は、
次の第1打がないと判断した場合、文字の入力を終了さ
せる(ステップ120)。
【0093】図13は本発明の変換キーの実施例で、*
キーを押した場合の拡大図である。図14は本発明の編
集キーの実施例で、図2と異なる配置にした場合の♯キ
ーを押した場合の拡大図である。図13は図2に示す変
換キーを拡大したもので配置は同じである。図14は図
2と異なる配置に編集キーを割り当てている。使用頻度
の高い編集機能は、下部に設け使用し易いように工夫さ
れている。
【0094】以上、本実施例を詳述したが、本発明は、
前記実施例に限定されるものではない。そして、特許請
求の範囲に記載された本発明を逸脱することがなけれ
ば、種々の設計変更を行なうことが可能である。テンキ
ーの配置および文字等の割り当ては、基本と原則が同じ
であれば、一部の配置および割り当てを変更することが
できる。
【0095】文字等の表示装置に対する表示、ワードプ
ロセッサの機能等は、本発明ではないため、省略されて
おり、従来のものを利用することができる。本発明の実
施例の多くは、電話機のテンキーが示されているが、
「1、2、3」と「7、8、9」を上下逆にして、情報
処理装置用にできることはいうまでもない。テンキーか
らの入力により文字等を作成する技術、仮想キーボード
における技術は、公知または周知の技術を使用すること
ができる。
【0096】本実施例におけるブロック構成図は、周知
あるいは公知の技術によって構成されるものであるた
め、詳細な回路等が省略されている。
【0097】
【発明の効果】本発明によれば、文字入力が第1打を一
方の軸、第2打を他方の軸とみなして、12個×12個
の144箇所の領域に文字等を割り当てたため、「0、
1、2、3、・・・、9」、「♯」、「*」の中のもの
を2打することにより、全ての仮名文字やアルファベッ
ト、数字、記号、変換機能、編集機能等を入力すること
ができ、数少ないキーを備えているにもかかわらず、フ
ルキーボードに相当する文字、数字、記号、変換機能、
編集機能を備えている。
【0098】本発明によれば、第1打後に、第2打目用
入力画面を表示装置に表示させることができるので、前
記表示装置に表示されたキーを見ながら同じキーを打つ
ことができ、文字等が表示されているキーの位置や文字
等の打ち方を覚える必要がない。すなわち、本発明の文
字等の入力方法あるいは文字等の入力装置は、お年寄
り、子供、あるいは初心者等に最適であるだけでなく、
キーに割り当てられた文字等を覚えた後に、前記表示装
置にキーを表示させずに文字等を入力することができ
る。
【0099】本発明によれば、各社から市販されている
既製のハードウエアに、文字入力方法のソフトウエアを
入れるだけで、文字等の入力方法が容易に覚えられるだ
けでなく、文字等の入力が容易、簡単、かつ迅速にでき
る。
【0100】本発明によれば、前記最大144箇所に割
り当てられた文字等を入力した後に変換キー等を打つこ
とにより、所望の文字列にしたり、大文字から小文字、
文字種等を変換、あるいはその他各種変換が可能になっ
た。
【0101】本発明によれば、仮名文字、アルファベッ
ト、記号等を従来のものと略同じ位置に配置すると共
に、文字記号等の配列を体系化しているため、機種を変
更しても、文字等が早く打てるだけでなく、配置を覚え
るのが簡単で、ブラインドタッチが容易にできる。
【0102】本発明によれば、片手の指一本、あるいは
ペンタッチ等で、携帯電話機等超小型の情報処理装置に
備えられているテンキー等が使用でき、インターネット
を介した、情報検索、お金の決済、購買、あるいはe−
mail等が簡単にできるようになる。
【0103】本発明によれば、仮想キーボードを使用す
ることにより、テンキーの部分をさらに小型にし、使い
勝手を良くすることができる。
【0104】本発明によれば、仮名文字、アルファベッ
ト、記号等が合理的に工夫されて配置されているため、
文字等が早く打てるだけでなく、配置を覚えるのが簡単
で、ブラインドタッチが容易にできる。
【0105】本発明によれば、ポケベル方式のように1
0×10ではなく*および♯を使用することで、仮名小
文字、変換キー、編集キー等を持たせることができた。
また、ポケベル方式のように、コード表を暗記する必要
がないため、お年寄り等に最適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1打用のテンキーと表示画面内に設けられた
第2打目用入力画面とを説明するための概念図である。
【図2】本発明の実施例で、それぞれのキーに対して第
1打目として打った際の第2打目用入力画面を説明する
ための図である。
【図3】本発明の他の実施例で、Y軸およびX軸の交差
する領域に割り当てられた文字や記号等を説明するため
の図である。
【図4】本発明の実施例で、アルファベットのみがキー
に表示されている携帯電話機を説明するための図であ
る。
【図5】本発明の他の実施例で、テンキーに表示されて
いる文字等を説明するための図である。
【図6】図5に示す実施例の入力方法を説明するための
図である。
【図7】本発明の実施例で、携帯電話機における表示部
分とキーボードを説明するための概念図で、第1打目用
キーと第2打目用入力画面とが示されている。
【図8】本発明の実施例で、モバイル情報処理装置にお
ける表示部分とキーボードを説明するための概念図で、
第1打目用キーと第2打目用入力画面とが示されてい
る。
【図9】本発明の実施例で、情報処理装置におけるコン
トローラーから文字等を入力する例を説明するための図
である。
【図10】本発明の実施例で、テンキーが2段に設けら
れている例を説明するための図である。
【図11】本発明の実施例で、文字等の入力装置の概略
を説明するためのブロック構成図である。
【図12】本発明の実施例で、携帯電話を例にした場合
のフローチャートである。
【図13】本発明の変換キーの実施例で、*キーを押し
た場合の拡大図である。
【図14】本発明の編集キーの実施例で、図2と異なる
配置にした場合の♯キーを押した場合の拡大図である。
【図15】従来の電話機等に備えられている各テンキー
の番号と、当該番号に対する文字情報を示す図である。
【図16】二桁の数字を打つことにより仮名を入力する
従来のカナコード表を説明するための図である。
【図17】二桁の数字を打つことによりアルファベット
を入力する従来の英数字記号コード表を説明するための
図である。
【図18】図15のテンキーを図16および図17と同
様に表わしたものである。
【符号の説明】
71・・・携帯電話機 81、101・・・モバイル情報処理装置 72、82、102・・・表示装置 75、85、104・・・ハードキーボード 76、83、103・・・第2打目用入力画面または仮
想キーボード(ソフトキーボード) 73・・・スピーカー 74・・・マイクロホン 111・・・キーボード 112・・・アドレス発生回路 113・・・バッファメモリ 114・・・入力検知手段 115・・・第2打目用入力画面記憶部 116・・・第2打目用入力画面表示部 117・・・文字記憶装置 118・・・出力装置 119・・・制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 1/23 G06F 3/023 310K 1/247 (72)発明者 中原 肇 香川県香川郡香南町大字吉光448番地 Fターム(参考) 5B020 CC06 CC12 DD02 DD04 DD30 FF14 FF53 5K023 AA07 BB11 GG07 GG09 HH03 HH07 5K027 AA11 BB02 FF01 FF22 MM04 MM17

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一方の座標軸に少なくとも数字の0ないし
    9と♯および/または*を配置し、他方の座標軸に少な
    くとも数字の0ないし9と♯および/または*を配置
    し、前記各座標軸の交点となる領域に文字、数字、記
    号、変換機能、編集機能等を割り当て、一方の座標軸の
    数字の0ないし9と♯および/または*を第1打に、他
    方の座標軸の数字の0ないし9と♯および/または*を
    第2打とした文字等の入力方法において、 キーに表示されている文字、数字、記号、変換機能、編
    集機能等を第1打として入力した後、 前記第1打に表示されているキーに割り当てられている
    文字、数字、記号、変換機能、編集機能等が第2打目用
    入力画面として表示装置に表示され、 第2打目用入力画面に表示されたキーに割り当てられた
    文字等を見て、所望の文字等が割り当てられたキーを押
    すことにより、 前記座標軸の交点となる領域に割り当てられた文字、数
    字、記号等、あるいは文字列等が出力することを特徴と
    する文字等の入力方法。
  2. 【請求項2】一方の座標軸に少なくとも数字の0ないし
    9と♯および/または*を配置し、他方の座標軸に少な
    くとも数字の0ないし9と♯および/または*を配置
    し、前記各座標軸の交点となる領域にアルファベット、
    数字、記号、変換機能、編集機能等を割り当て、一方の
    座標軸の数字の0ないし9と♯および/または*を第1
    打に、他方の座標軸の数字の0ないし9と♯および/ま
    たは*を第2打としたアルファベット、数字、記号、変
    換機能、編集機能等の入力方法において、 キーに表示されているアルファベットおよび数字を第1
    打として入力した後、 前記第1打に表示されているキーに割り当てられている
    アルファベット、数字、記号、変換機能、編集機能等が
    第2打目用入力画面として表示装置に表示され、 第2打目用入力画面に表示されたキーに割り当てられた
    アルファベット等を見て、所望のアルファベット等が割
    り当てられたキーを押すことにより、 前記座標軸の交点となる領域に割り当てられたアルファ
    ベット、数字、記号等、あるいは文字列等が出力するこ
    とを特徴とする文字等の入力方法。
  3. 【請求項3】前記文字等の入力方法は、モバイル情報処
    理装置に使用されることを特徴とする請求項1または請
    求項2に記載された文字等の入力方法。
  4. 【請求項4】前記アルファベットは、英語圏以外の文字
    に置き変えられることを特徴とする請求項2に記載され
    た文字等の入力方法。
  5. 【請求項5】前記第1打および第2打に使用されるキー
    の数は、6個以上であることを特徴とする請求項1ない
    し請求項4のいずれか1項に記載された文字等の入力方
    法。
  6. 【請求項6】請求項1ないし請求項5のいずれか1項に
    おける文字等の入力方法を達成するプログラムがアプリ
    ケーションとしてプロバイダーの記憶装置に記憶されて
    おり、前記アプリケーションを前記モバイル情報処理装
    置にダウンロードすることによって使用できることを特
    徴とする文字等の入力方法。
  7. 【請求項7】一方の座標軸に少なくとも数字の0ないし
    9と♯および/または*を配置し、他方の座標軸に少な
    くとも数字の0ないし9と♯および/または*を配置
    し、前記各座標軸の交点となる領域に文字、数字、記
    号、変換機能、編集機能等が割り当てられている文字等
    の入力装置において、 文字、数字、記号、変換機能、編集機能等が表示されて
    いるキーと、 前記キーにより文字等の入力であることを検知する検知
    手段と、 前記各座標軸の交点に割り当てられた文字、数字、記
    号、変換機能、編集機能等が表示されている文字等を入
    力するための第2打目用入力画面を記憶する記憶手段
    と、 前記検知手段により文字等の入力であることを検知する
    ことにより、前記記憶手段に記憶されている第2打目用
    入力画面を表示する表示制御手段と、 前記表示制御手段によって前記第2打目用入力画面を表
    示する表示装置と、 前記表示装置によって表示された前記第2打目用入力画
    面における所望のキーと同じキーを押すことにより、前
    記座標軸の交点となる領域に割り当てられたアルファベ
    ット、数字、記号等を出力させる文字発生手段と、 を少なくとも備えていることを特徴とする文字等の入力
    装置。
  8. 【請求項8】一方の座標軸に少なくとも数字の0ないし
    9と♯および/または*を配置し、他方の座標軸に少な
    くとも数字の0ないし9と♯および/または*を配置
    し、前記各座標軸の交点となる領域にアルファベット、
    数字、記号、変換機能、編集機能等が割り当てられてい
    る文字等の入力装置において、 アルファベット、数字、記号、変換機能、編集機能等が
    表示されているキーと、 前記キーによりアルファベット等の入力であることを検
    知する検知手段と、 前記各座標軸の交点に割り当てられたアルファベット、
    数字、記号、変換機能、編集機能等が表示されているア
    ルファベット等を入力するための第2打目用入力画面を
    記憶する記憶手段と、 前記検知手段によりアルファベット等の入力であること
    を検知することにより、前記記憶手段に記憶されている
    第2打目用入力画面を表示する表示制御手段と、 前記表示制御手段によって前記第2打目用入力画面を表
    示する表示装置と、 前記表示装置によって表示された前記第2打目用入力画
    面における所望のキーと同じキーを押すことにより、前
    記座標軸の交点となる領域に割り当てられたアルファベ
    ット、数字、記号等を出力させる文字発生手段と、 を少なくとも備えていることを特徴とする文字等の入力
    装置。
  9. 【請求項9】第1打用キーおよび/または前記第2打目
    用入力画面は、表示装置に仮想キーボードとして表示さ
    れることを特徴とする請求項7または請求項8に記載さ
    れた文字等の入力装置。
  10. 【請求項10】前記キーボードと第2打目用入力画面と
    に表示されるキーボードは、相似形であることを特徴と
    する請求項7ないし請求項9のいずれか1項に記載され
    た文字等の入力装置。
  11. 【請求項11】少なくとも数字の0ないし9と♯および
    /または*にそれぞれ割り当てられた機能、文字あるい
    はアルファベット、数字、記号、文字列等に変換するソ
    フトウエアがモバイル情報処理装置のメモリにダウンロ
    ードされていることを特徴とする請求項7ないし請求項
    10のいずれか1項に記載された文字等の入力装置。
  12. 【請求項12】前記キーは、一列または二列に配置され
    ていることを特徴とする請求項7ないし請求項11のい
    ずれか1項に記載された文字等の入力装置。
  13. 【請求項13】前記第2打目用入力画面および仮想キー
    ボードは、大きさおよび位置の変更、あるいは消去する
    ことができることを特徴とする請求項7ないし請求項1
    2のいずれか1項に記載された文字等の入力装置。
  14. 【請求項14】前記キーは、携帯電話機を含む情報処理
    装置で使用されることを特徴とする請求項7ないし請求
    項13のいずれか1項に記載された文字等の入力装置。
  15. 【請求項15】前記キーには、アルファベットあるいは
    仮名以外の文字が割り当てられていることを特徴とする
    請求項7ないし請求項14のいずれか1項に記載された
    文字等の入力装置。
  16. 【請求項16】第1打に「8」、第2打に「2」、
    「4」、「6」に、それぞれ小文字の「ゃ(ャ)」、
    「ゅ(ュ)」、「ょ(ョ)」が配置され、第1打
    「7」、第2打「6」に「S」が、第1打「9」、第2
    打「6」に「Z」がそれぞれ配置されていることを特徴
    とする請求項7ないし請求項15のいずれか1項に記載
    された文字等の入力装置。
  17. 【請求項17】長音、濁点、半濁点は、第1打「0」と
    第2打「7」ないし「9」に割り当てられていることを
    特徴とする請求項7ないし請求項16のいずれか1項に
    記載された文字等の入力装置。
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JP2019159927A (ja) * 2018-03-14 2019-09-19 セイコーソリューションズ株式会社 電子機器

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