JP3320906B2 - ディスク装置 - Google Patents

ディスク装置

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JP3320906B2
JP3320906B2 JP17371594A JP17371594A JP3320906B2 JP 3320906 B2 JP3320906 B2 JP 3320906B2 JP 17371594 A JP17371594 A JP 17371594A JP 17371594 A JP17371594 A JP 17371594A JP 3320906 B2 JP3320906 B2 JP 3320906B2
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    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/08Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
    • G11B7/085Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam into, or out of, its operative position or across tracks, otherwise than during the transducing operation, e.g. for adjustment or preliminary positioning or track change or selection
    • G11B7/0857Arrangements for mechanically moving the whole head
    • G11B7/08582Sled-type positioners
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/12Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
    • G11B7/121Protecting the head, e.g. against dust or impact with the record carrier

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車載用あるいは家庭用
音響機器などに装備されてコンパクトディスクやミニデ
ィスクあるいは他の光ディスクに対する信号の再生また
は記録が行われるディスク装置に係り、特に光ヘッドの
読取り部(対物レンズ)を覆うシャッタあるいは読取り
部上を摺動する清掃部材が設けられたディスク装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】コンパクトディスクまたはミニディスク
などに対する信号の読取りまたは記録を行うディスク装
置では、読取り部に対物レンズが設けられた光ヘッドが
搭載される。光ヘッドの読取り部からはディスクに検知
光が集束されて照射される。この検知光のディスクから
の戻り光が読取り部にて捕捉され、光ヘッド内に設けら
れた受光素子により受光される。この戻り光の受光光量
に基づいて信号の読取り動作が行われる。上記光ヘッド
の読取り部はディスクに対して距離を開けて対向するも
のであり、常にディスク装置内の空間内にさらされてい
る。そのため、読取り部である対物レンズにディスク装
置内のほこりが付着しやすくなっている。読取り部にほ
こりが付着すると、ディスクからの戻り光の捕捉効率が
低下し、信号の読取り精度が低下することになる。
【0003】そこで、光ヘッドがディスクからの信号を
読取っていない読取り休止期間中に光ヘッドの読取り部
をシャッタにより覆う方法が考えられている。また、光
ヘッドがディスクからの信号を読取っていない読取り休
止期間中において、ブラシなどの清掃部材を読取り部に
対して摺動させて読取り部の清掃を行う方法が考えられ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ただし、シャッタを設
けた場合に、光ヘッドによる読取り動作が休止期間とな
ったときに、このシャッタを読取り部を覆う位置まで移
動させる機構が必要になり、そのための駆動源が必要と
なって、ディスク装置の構造が複雑になり装置の大型化
の原因になる。また、読取り部を摺動するブラシなどの
清掃部材を設けた場合、光ヘッドによる読取り動作が休
止期間となったときに、この清掃部材を読取り部に対し
て摺動させるための駆動機構が必要になり、またそのた
めの駆動源が必要になって、ディスク装置の構造が複雑
になり装置の大型化の原因になる。
【0005】本発明は上記従来の課題を解決するもので
あり、光ヘッドを移動させるヘッド駆動部の動力を利用
してシャッタまたは清掃部材を移動させ、特別な動力源
を用いることなく、光ヘッドの読取り部にほこりなどが
付着するのを防止できるようにしたディスク装置を提供
することを目的としている。
【0006】また本発明は上記従来の課題を解決するも
のであり、ディスク回転駆動部材の回転力を利用して清
掃部材を読取り部に対して摺動させ、特別な駆動源を用
いることなく、光ヘッドの読取り部に付着したほこりな
どの除去を可能にしたディスク装置を提供することを目
的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の本発明は、ディス
ク回転駆動部材と、ディスクに対向する光ヘッドと、光
ヘッドをディスクに対する信号読取り領域にて往復移動
させるヘッド駆動部と、光ヘッドが前記信号読取り領域
の限界位置へ移動して停止したにさらに前記ヘッド駆
動部の動力により移動させられる駆動部材と、光ヘッド
が前記信号読取り領域を移動しているときには光ヘッド
の読取り部から外れる位置にあり光ヘッドが前記限界位
置で停止した後に前記ヘッド駆動部の動力で移動させら
れる前記駆動部材の移動力により前記光ヘッドの読取り
部を覆う位置へ移動させられるシャッタとを有すること
を特徴とするものである。または、光ヘッドが前記信号
読取り領域を移動しているときには光ヘッドの読取り部
から外れる位置にあり光ヘッドが前記限界位置で停止し
た後、さらに前記ヘッド駆動部の動力で移動させられる
前記駆動部材の移動力により前記光ヘッドの読取り部上
を摺動する方向へ移動させられる清掃部材有すること
を特徴とするものである。
【0008】上記において、ディスク回転駆動部材は、
モータにより駆動され且つディスクの中心部を支持して
ディスクを回転させるターンテーブルである。また光ヘ
ッドの読取り部は、例えば、ディスクに検知光を集束し
て与え、ディスクからの戻り光を捕捉する対物レンズで
ある。あるいは対物レンズを覆うカバー部材である。ま
た、ヘッド駆動部は、モータと、モータの出力を減速す
る減速機構と、減速された出力により回転させられるス
クリューと、このスクリューに噛合って光ヘッドと共に
移動する嵌合部材とから構成され、嵌合部材が所定方向
へ移動して信号読取り領域の限界位置へ移動した後に前
記モータによりスクリューが回転し続けたときにこのス
クリューに作用する前記嵌合部材の移動方向と逆方向へ
の移動力により前記駆動部材が移動させられるものであ
る。
【0009】前記スクリューは、例えば光ヘッドの読取
り領域での移動距離に合う長さを有したスクリュー軸で
あり、この場合に、前記嵌合部材は、スクリュー軸の回
転によりスクリュー軸の長手方向へ沿って移動する雌ね
じ部材あるいはスクリューに嵌合する歯などである。ま
たスクリューが軸方向の寸法の短いウオーム歯車である
場合、前記嵌合部材は、このウオーム歯車に噛合うラッ
ク部材である。ラック部材は光ヘッドの読取り領域での
移動距離に合う長さを有しており、ウオーム歯車により
ラックが移動させられ、このラック部材と共に光ヘッド
が往復移動させられる。
【0010】第2の本発明は、ディスク回転駆動部材
と、ディスクに対向する光ヘッドと、光ヘッドをディス
クに対する信号読取り領域にて往復移動させるヘッド駆
動部と、光ヘッドの読取り部を清掃する清掃部材を支持
した支持部材と、光ヘッドが前記信号読取り領域の限界
位置へ移動して停止した後に、さらに前記ヘッド駆動部
の動力により駆動されて前記支持部材を読取り部の近傍
へ移動させる駆動部材とを有し、前記ディスク回転駆動
部材の外周には部分的な歯部が、前記支持部材には清掃
部材が読取り部の近傍に位置したときにこの歯部と噛合
う歯が形成され、前記駆動部材により前記支持部材が前
記読取り部の近傍へ移動させられた後にディスク回転駆
動部材の回転力が前記歯部および歯の噛合いを介して前
支持部材に伝達され、前記清掃部材が読取り部を摺
動する方向へ駆動されることを特徴とするものである。
【0011】好ましい例では、清掃部材が読取り部の近
傍に位置したときに支持部材を付勢する戻り付勢部材
(戻り弾性部材)が設けられ、ディスク回転駆動部材の
外周に設けられた部分的な歯部により支持部材が前記戻
り付勢部材の付勢方向に対抗する方向へ駆動させられる
ものである。また、駆動部材は、光ヘッドが前記信号読
取り領域の限界位置へ移動した後の前記ヘッド駆動部の
動力により移動させられ、この駆動部材の移動力によ
り、前記支持部材は清掃部材が読取り部の近傍へ至る位
置へ移動させられるものである。
【0012】この第2の発明において、ディスク回転駆
動部材は、モータにより駆動され且つディスクの中心部
を支持してディスクを回転させるターンテーブルであ
る。また光ヘッドの読取り部は、例えば、ディスクに検
知光を集束して与え、ディスクからの戻り光を捕捉する
対物レンズである。あるいは対物レンズを覆うカバー部
材である。また第2の発明において、ヘッド駆動部は、
モータと、モータの出力を減速する減速機構と、減速さ
れた出力により回転させられるスクリューと、このスク
リューに噛合って光ヘッドと共に移動する嵌合部材とか
ら構成され、嵌合部材が所定方向へ移動して信号読取り
領域の限界位置へ移動した後に前記モータによりスクリ
ューが回転し続けたときにこのスクリューに作用する前
記嵌合部材の移動方向と逆方向への移動力により前記駆
動部材が移動させられるものである。
【0013】前記スクリューは、例えば光ヘッドの読取
り領域での移動距離に合う長さを有したスクリュー軸で
あり、この場合に、前記嵌合部材は、スクリュー軸の回
転によりスクリュー軸の長手方向へ沿って移動する雌ね
じ部材あるいはスクリューに嵌合する歯などである。ま
たスクリューが軸方向の寸法の短いウオーム歯車である
場合、前記嵌合部材は、このウオーム歯車に噛合うラッ
ク部材である。ラック部材は光ヘッドの読取り領域での
移動距離に合う長さを有しており、ウオーム歯車により
ラックが移動させられ、このラック部材と共に光ヘッド
が往復移動させられる。
【0014】
【作用】上記第1の発明の作用は以下の通りである。デ
ィスクはディスク回転駆動部材に設置されて回転駆動さ
れる。ディスクに一定の間隔を開けて対向する読取り部
を有する光ヘッドは、ヘッド駆動部により往復移動させ
られる。この往復移動は、ディスクの信号記録領域にて
信号の読取りを行う範囲である。または信号の読取りを
行う範囲からわずかに外れる位置まで移動する場合もあ
る。光ヘッドがディスクに対向して信号読取り領域にて
往復移動しているときには、駆動部材には移動力が作用
せず、よってシャッタまたは清掃部材は動作せず、いず
れも光ヘッドの読み取り部から外れた領域に位置してい
る。
【0015】光ヘッドが上記の往復移動領域の限界位
置、例えばディスク内周側の限界位置へ至り、光ヘッド
がストッパなどにより止められた後に、さらにヘッド駆
動部が動力を発揮し続けると、光ヘッドが止まった状態
で駆動部材のみが駆動される。駆動部材が駆動されて移
動したときに、この移動力によりシャッタが読取り部を
覆う位置まで移動させられる。すなわち、光ヘッドが読
取り動作のための往復移動の限界位置へ移動し読取り動
作の休止期間に入ったときに、さらにヘッド駆動部の動
力を発揮させることによりシャッタにより読取り部が覆
われることになる。よって読取り動作の休止期間中は、
読取り部がシャッタにて覆われ続けることになり、読取
り部にほこりなどが付着しにくくなる。または、光ヘッ
ドが往復移動領域の限界位置へ至り、光ヘッドの移動が
停止した後に、さらにヘッド駆動部の動力により、ブラ
シやブチルゴムなどの清掃部材が読取り部を摺動する方
向へ移動し、読取り部の表面のほこりなどが除去され
る。すなわち、光ヘッドの移動が停止して読取り動作が
休止期間に至ったときに、さらにヘッド駆動部の動力が
発揮されることにより読取り部の清掃が行われる。
【0016】また、ヘッド駆動部が、モータと、モータ
の出力を減速する減速機構と、減速された出力により回
転させられるスクリューと、このスクリューに噛合って
光ヘッドと共に移動する嵌合部材とから構成される場合
に、嵌合部材が所定方向へ移動して信号読取り領域の限
界位置へ移動した後に、モータによりスクリューが回転
し続けると、このスクリューに作用する前記嵌合部材の
移動方向と逆方向への移動力により前記駆動部材が移動
させられ、この移動力により前記シャッタまたは清掃部
材が駆動される。
【0017】ヘッド駆動部により光ヘッドが往復移動の
限界位置へ移動した後にさらにヘッド駆動部の動力によ
り駆動部材が移動させられる構造は必ずしも上記スクリ
ューを用いたものに限られず、例えばモータからの動力
伝達経路にスリップ機構が設けられ、光ヘッドが往復移
動の限界位置へ移動した時点で停止すると、前記スリッ
プ機構にてスリップし、スリップしている回転動力をク
ラッチを介して駆動部材に与え、駆動部材を移動させて
もよい。すなわち、ヘッド駆動部が、モータとこのモー
タの回転力を光ヘッドの移動力に変換する動力変換部と
から構成され、光ヘッドが往復移動の限界位置へ移動し
た後に、前記モータから動力変換部へ伝達される途中の
動力により駆動部材を移動させる動力切換部が設けられ
ているものである。
【0018】第2の本発明の作用を説明する。ディスク
はディスク回転駆動部材に設置されて回転駆動される。
ディスクに一定の間隔を開けて対向する読取り部を有す
る光ヘッドは、ヘッド駆動部により往復移動させられ
る。この往復移動は、ディスクの信号記録領域にて信号
の読取りを行う範囲である。または信号の読取りを行う
範囲からわずかに外れる位置まで移動する場合もある。
光ヘッドがディスクに対向して信号読取り領域にて往復
移動しているときには、支持部材は駆動されず、清掃部
材は光ヘッドの読取り部から外れた位置にある。そして
光ヘッドが往復移動領域の限界位置へ至ると、駆動部材
が動作して、この駆動部材により支持部材が移動させら
れ、清掃部材が読取り部の近傍位置に至る。このとき、
支持部材に設けられた歯が、ディスク回転駆動部材の外
周に設けられた部分的な歯部に噛合うことのできる位置
へ移動する。そして、ディスク回転駆動部材が所定時間
回転させられると、歯部と歯との噛合いにより支持部材
が駆動され、清掃部材が読取り部を摺動して読取り部が
清掃される。支持部材が戻り付勢部材により付勢されて
いる場合には、ディスク回転駆動部材の回転によって部
分的な歯部が支持部材の歯と噛合うごとに清掃部材が往
復駆動され、読取り部が清掃部材により繰返し清掃され
る。
【0019】第2の発明では、光ヘッドが往復移動領域
の限界に至り、さらに駆動部材が駆動されることによ
り、まず清掃部材が読取り部の近傍に移動する。例えば
制御回路により、光ヘッドが往復移動領域の限界位置へ
至り読取りの休止期間となったときに、必ずディスク回
転駆動部材を所定回転数だけ自動的に回転させて、清掃
部材による読取り部の清掃を行う。あるいは制御回路に
より、累計の読取り動作時間を計数し、この計数値が所
定値となったら、光ヘッドによる読取りが休止期間にな
った後にディスク回転駆動部材を一定時間回転させて清
掃を行う。あるいは読取り動作の休止期間中に操作部に
設けられたスイッチを押したときにだけ、ディスク回転
駆動部材が回転し、清掃を行うようにしてもよい。ま
た、ヘッド駆動部が、モータと、モータの出力を減速す
る減速機構と、減速された出力により回転させられるス
クリューと、このスクリューに噛合って光ヘッドと共に
移動する嵌合部材とから構成される場合に、嵌合部材が
所定方向へ移動して信号読取り領域の限界位置へ移動し
た後に、モータによりスクリューが回転し続けると、こ
のスクリューに作用する前記嵌合部材の移動方向と逆方
向への移動力により前記駆動部材が移動させられ、この
移動力により支持部材が動作し清掃部材が読取り部の近
傍へ移動させられる。
【0020】ヘッド駆動部により光ヘッドが往復移動の
限界位置へ移動した後にさらにヘッド駆動部の動力によ
り駆動部材が移動させられる構造は必ずしも上記スクリ
ューを用いたものに限られず、例えばモータからの動力
伝達経路にスリップ機構が設けられ、光ヘッドが往復移
動の限界位置へ移動した時点で停止すると、前記スリッ
プ機構にてスリップし、スリップしている回転動力をク
ラッチを介して駆動部材に与え、駆動部材を移動させて
もよい。すなわち、ヘッド駆動部が、モータとこのモー
タの回転力を光ヘッドの移動力に変換する動力変換部と
から構成され、光ヘッドが往復移動の限界位置へ移動し
た後に、前記モータから動力変換部へ伝達される途中の
動力により駆動部材を移動させる動力切換部が設けられ
ているものである。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図3から図9は、第1と第2の本発明のディスク
装置の平面図であり、図1は、光ヘッド、ヘッド駆動
部、および駆動部材などを示す部分分解斜視図である。
図3から図9の各図では、ディスク駆動装置のシャーシ
を符号1で示している。シャーシ1には、ディスク回転
駆動部材としてのターンテーブル2が設けられている。
ターンテーブル2に固定された駆動軸3は、シャーシ1
に保持された軸受により回転自在に支持されている。シ
ャーシ1の下面にはスピンドルモータ(図示せず)が固
設され、このスピンドルモータにより駆動軸3およびタ
ーンテーブル2が回転駆動され、ターンテーブル2上に
設置されるディスクが一緒に回転する。
【0022】シャーシ1には切欠部1aが形成され、こ
の切欠部1a内に光ヘッド6が設けられている。シャー
シ1の下面には図1に示す2組の軸支持部材5,5が固
定され、この軸支持部材5,5間にガイド軸4が固定さ
れている。ガイド軸4は平行に2本設けられている。光
ヘッド6を支持するヘッドベース7には軸受部7a,7
bおよび軸受部7cが設けられ、各軸受部7a,7bお
よび軸受部7cはそれぞれのガイド軸4,4に対し摺動
自在に支持されている。上記ガイド軸4,4にガイドさ
れて、ヘッドベース7と光ヘッド6は、シャーシ1の切
欠部1a内にて(イ)−(ロ)方向へ移動できるように
なっている。
【0023】光ヘッド6内には、レーザ光を検知光とし
て発する発光素子、ディスクからの戻り光を受光する受
光素子などの光学部材が収納されている。また光ヘッド
6の上面の読取り部6aには対物レンズ8が設けられて
いる。検知光はこの対物レンズ8により集束されてディ
スクに照射され、またディスクからの戻り光がこの対物
レンズ8により捕捉される。ガイド軸4,4にガイドさ
れて光ヘッド6が(イ)−(ロ)方向へ往復移動する
間、読取り部6a(対物レンズ8)は、ディスクの記録
領域に対向して移動する。光ヘッド6が(イ)方向へ移
動し、軸受部7bが、ストッパとして機能する1個の軸
支持部材5に当たると、光ヘッド6は往復移動の(イ)
方向への移動限界位置に至り、このとき読取り部6a
は、ディスクの最内周部に対向する。
【0024】図1には、光ヘッド6を移動させるヘッド
駆動部Aを示している。ヘッド駆動部Aには、モータ1
0が設けられている。モータ10の出力軸にはピニオン
歯車11が固定されている。図示しないギヤ支持部には
軸14が固定され、この軸14により、減速歯車12お
よび駆動歯車13とが一体となって回転自在に支持され
ている。シャーシ1の下面には軸受部15と16が固定
され、この軸受部15と16に切換軸17が支持されて
いる。切換軸17の一端は支持軸部17aで他端は押圧
軸部17bであり、その中間はスクリュー軸17cとな
っている。
【0025】上記支持軸部17aは、軸受部15に形成
された有底の軸受穴15a内に挿入されて支持されてい
る。また押圧軸部17bは、軸受部16に貫通して形成
された軸受穴16aに挿入されて支持されている。切換
軸17は、両軸受部15と16に対し回転自在に支持さ
れている。また、切換軸17は軸受部15と16に対し
(イ)−(ロ)方向へ摺動自在に支持されている。支持
軸部17aの先端が軸受部15の軸受穴15aの内底部
(内端部)に当たった状態で、切換軸17がそれ以上
(イ)方向へは移動できないが、切換軸17はその位置
から(ロ)方向へ移動できるようになっている。切換軸
17には従動歯車18が一体に形成されており、この従
動歯車18が前記駆動歯車13と噛合っている。前記ヘ
ッドベース7には嵌合部材9が設けられており、この嵌
合部材9に形成された雌ねじ部9aが前記スクリュー軸
17cの外面に噛合っている。
【0026】この実施例では、モータ10、減速機構を
構成するピニオン歯車11と減速歯車12と駆動歯車1
3と従動歯車18、切換軸17(スクリュー軸17
c)、嵌合部材9により、ヘッド駆動部Aが構成されて
いる。また、スクリュー軸17cと嵌合部材9とで、モ
ータの動力を光ヘッド6の移動力に変換する動力変換部
Bが構成されている。また軸受部7bが軸支持部材5に
当たって光ヘッド6がそれ以上(イ)方向へ移動できな
い移動限界となった後に、さらにモータ10により切換
軸17が回転駆動されると、停止している嵌合部材9の
雌ねじ部9aと噛合っているスクリュー軸17cが
(ロ)方向へ移動する。この(ロ)方向へ移動可能な切
換軸17(スクリュー軸17c)と嵌合部材9とで、動
力切換部Cが構成されている。
【0027】図3から図9の各図に示すように、シャー
シ1の上面には、駆動部材(駆動レバー)20が設けら
れている。駆動部材20の下面には摺動軸20aが、ま
た駆動部材20の側方には摺動片20bが設けられてい
る。摺動軸20aと摺動片20bとがシャーシ1に形成
された案内溝(図示せず)に案内され、駆動部材20は
(イ)−(ロ)方向へ移動できるように支持されてい
る。駆動部材20の図示右端部には折曲片20cが設け
られ、この折曲片20cは前記切換軸17の押圧軸部1
7bの先端に接触している。シャーシ1上には支持片2
1が起立成形され、この支持片21と前記折曲片20c
との間に付勢部材または押圧部材としての圧縮スプリン
グ22が介装されている。この圧縮スプリング22によ
り駆動部材20は常に(イ)方向へ付勢されている。こ
の付勢力は折曲片20cを介して押圧軸部17bの端部
に与えられており、よって切換軸17は(イ)方向へ付
勢されている。
【0028】駆動部材20の図示左端には、歯20dが
形成されている。シャーシ1の上面には回動レバー23
が設けられ、軸23aにより回動レバー23が回動でき
るように支持されている。この回動レバー23には軸2
3aを中心とした円弧状に並ぶ歯23bが形成され、こ
の歯23bが前記歯20dに噛合っている。駆動部材2
0が(ロ)方向へ移動すると、回動レバー23が(ハ)
方向へ駆動される。図3〜図9に示すシャーシ1上には
光学検知部(フォトリフレクタ)24が設けられてい
る。回動レバー23に形成された被検出部23cの下面
には反射シートが貼着されている。図3および図6の位
置からさらに回動レバー23が(ハ)方向へ回動する
と、被検出部23cが光学検知部24の上を横断する。
よって光学検出部24での受光出力は非受光(OFF)
から受光(ON)に切り換りさらに非受光(OFF)に
切り換る。この受光出力を制御回路部にて監視すること
により、回動レバー23が(ハ)方向へ完全に回動し、
駆動部材20が(ロ)方向へ移動したことが検出され
る。
【0029】次に図1に示すヘッド駆動部A、動力変換
部Bおよび動力切換部Cの動作を説明する。ディスクに
対して光ヘッド6が読取り動作を行う場合には、ヘッド
ベース7の軸受部7bが軸支持部材5から離れてヘッド
ベース7と光ヘッド6は(ロ)方向または(イ)方向へ
駆動される。軸受部7bが軸支持部材5から離れている
ときには、圧縮スプリング22に付勢されて駆動部材2
0が(イ)方向へ移動した位置で停止しており、また駆
動部材20の折曲片20cに押されて切換軸17も
(イ)方向へ移動させられ、切換軸17の支持軸部17
aの先端が軸受部15の軸受穴15aの底部(内端)に
当たっている。よって切換軸17はそれ以上(イ)方向
へ移動せずに停止している。
【0030】ヘッド駆動部Aのモータ10の動力は、ピ
ニオン歯車11から従動歯車18までの減速機構により
減速され、この減速動力により切換軸17が回転させら
れる。動力変換部Bでは、切換軸17のスクリュー軸1
7cがα方向へ回転すると、雌ねじ部9aを有する嵌合
部材9には(ロ)方向への移動力が与えられ、ヘッドベ
ース7と光ヘッド6は(ロ)方向へ移動する。モータ1
0が逆転し、スクリュー軸17cがβ方向へ回転する
と、雌ねじ部9aには(イ)方向への移動力が与えら
れ、ヘッドベース7と光ヘッド6は(イ)方向へ移動す
る。軸受部7bが軸支持部材5から離れて、ヘッドベー
ス7と光ヘッド6が(イ)−(ロ)方向へ往復移動する
間、読取り部6aの対物レンズ8は、ディスクの記録領
域のトラックを横断する方向へ移動し、光ヘッドにより
信号の読取り動作が行われる。
【0031】この実施例では、読取り部6a(対物レン
ズ8)がディスクの最内周に対向しているときが初期位
置(イニシャライズ位置)であり、読取り動作の停止操
作がなされると、スクリュー軸17cがβ方向へ回転
し、光ヘッド6は必ず(イ)方向へ移動する。ヘッドベ
ース7の軸受部7bが軸支持部材5に当たると、光ヘッ
ド6の往復移動領域の限界位置に至る。従来は、光ヘッ
ド6がこの限界位置へ移動したときにモータ10を停止
させていた。しかしこの実施例では、図示しない操作部
のスイッチ操作により読取り停止操作がなされたときに
は、軸受部7bが軸支持部材5に当たって光ヘッド6が
(イ)方向への移動限界位置へ至った後もモータ10が
動力を発揮し続け、スクリュー軸17cがβ方向へ回転
し続ける。モータ10は、光学検知部24の受光出力が
1回受光(ON)になりその後に非受光(OFF)にな
るまで回転し続ける。
【0032】ヘッドベース7と光ヘッド6が(イ)方向
への移動限界位置へ至った後もスクリュー軸17cがβ
方向へ回転し続けると、動力切換部Cでは、停止してい
る嵌合部9の雌ねじ部9aと噛合っているスクリュー軸
17cに(ロ)方向への移動力が作用する。よって切換
軸17は(ロ)方向へ移動する。この間、従動歯車18
は、長い寸法の駆動歯車13と噛合いながら回転力を受
け続け、従動歯車18の駆動歯車13に対する噛合い位
置が(ロ)方向へ移動し続ける。切換軸17が(ロ)方
向へ移動すると、押圧軸部17bが折曲片20cを押
し、駆動部材20が(ロ)方向へ移動する。この駆動部
材20の(ロ)方向への移動力により回動レバー23が
(ハ)方向へ回動する。この回動により、被検出部23
cが受光検出部24の上を横断し終わると、光学検知部
24の検出出力に基づいてモータ10が停止する。
【0033】すなわち、読取り動作の停止操作がなされ
ると、スクリュー軸17cのβ方向の回転力により光ヘ
ッド6が(イ)方向へ移動し限界位置に至る。その後も
モータ10によりスクリュー軸17cがβ方向へ回転し
続け、動力切換部Cの機能によりモータ駆動部Aの動力
が駆動部材20に与えられ、駆動部材20が(ロ)方向
へ移動し、その後にヘッド駆動部Aのモータ10が停止
することになる。よってディスク駆動装置の読取り動作
の休止または停止状態では、駆動部材20が(ロ)方向
へ移動した位置にて停止している。
【0034】また、駆動部材20が(ロ)方向へ移動し
ている読取り動作の休止期間(または停止期間)のとき
に、図示しない操作部の読取り動作開始の操作スイッチ
が押されると、ヘッド駆動部Aのモータ10が始動し、
切換軸17がα方向へ駆動される。切換軸17は圧縮ス
プリング22により常に(イ)方向への付勢力(押圧
力)を受けているため、スクリュー軸17cがα方向へ
回転すると、停止している雌ねじ部9aに対して、切換
軸17に(イ)方向への移動力が与えられて、切換軸1
7が(イ)方向へ移動する。よって駆動部材20も
(イ)方向へ復帰する。切換軸17の支持軸部17aが
軸受穴15aの底部(内端部)に当たってそれ以上
(イ)方向へ移動できなくなると、次にスクリュー軸1
7cの回転力により、光ヘッド6は(ロ)方向へ移動し
はじめる。すなわち、読取りの休止期間または停止期間
中は、切換軸17と駆動部材20が(ロ)方向へ移動し
ているが、このときに読取り開始操作がなされると、ま
ず切換軸17と駆動部材20が(イ)方向へ復帰し、そ
の復帰が完了した後に光ヘッド6の移動が開始されるこ
とになる。
【0035】第1と第2の本発明の実施例では、上記駆
動部材20が(ロ)方向へ移動する際に、支持部材(支
持アーム)30が(ニ)方向へ駆動される。図3〜図9
の各図に示すように、支持部材30の基端は軸31によ
りシャーシ1上にて(ニ)−(ホ)方向へ回動自在に支
持されている。駆動部材20上に設けられたばね支持ピ
ン26と支持部材30との間には戻り付勢部材として引
っ張りスプリング32が取付けられており、この引っ張
りスプリング32の弾性力により支持部材30は(ホ)
方向へ付勢されている。支持部材30の軸31による支
持部近傍には、ほぼ三角形状のカム突起33が一体に形
成されている。カム突起33の外辺はストッパ部34で
あり、内辺は凹状のロック部35となっている。
【0036】図3と図6に示すように、切換軸17が
(イ)方向へ移動し、圧縮スプリング22に押されて駆
動部材20が(イ)方向へ移動しているときは、引っ張
りスプリング32にて支持部材30が(ホ)方向へ回動
させられて、ストッパ部34が、駆動部材20に形成さ
れた押圧部20eに当たっている。駆動部材20が
(ロ)方向へ移動しはじめると、駆動部材20の押圧部
20eにより前記ストッパ部34が押される。図4と図
7に示すように、押圧部20eがストッパ部34を押す
力fにより、支持部材30はスプリング32の付勢力に
対向して(ニ)方向へ回動し始める。図5と図8に示す
ように、駆動部材20が(ロ)方向への最終位置まで移
動すると、駆動部材20の押圧部20eがカム突起33
を乗り越えて、ロック部35内に嵌る。支持部材30は
その位置からさらに(ニ)方向へ回動可能であるが、引
っ張りスプリング32に引かれている支持部材30は図
5と図8の位置にて停止する。また、読取り動作の開始
操作がなされ、駆動部材20が(イ)方向へ復帰する
と、支持部材30は(ホ)方向へ回動して図3と図6に
示す位置に復帰する。
【0037】図3〜図5に示す第1の発明の実施例で
は、支持部材30の先端がシャッタ30aとなってい
る。図3に示すように、光ヘッド6が読取り動作のため
に(イ)−(ロ)方向へ移動し、駆動部材20が(イ)
方向へ復帰しているときには、支持部材30の先端部の
シャッタ30aは、光ヘッド6の読取り部6aから外れ
る位置にある。読取り動作の停止操作がなされると、光
ヘッド6が(イ)方向の限界位置まで移動し、さらに切
換軸17と駆動部材20が(ロ)方向へ移動して図5の
位置に至る。このとき、支持部材30は(ニ)方向へ回
動してロック部35と押圧部20eとが嵌合した状態に
なるが、この時点(実際には図4の時点)で、光ヘッド
6の読取り部6aの上方がシャッタ30aにより覆われ
る。すなわち読取り動作の休止期間または停止期間中
は、常に読取り部6aがシャッタ30aにより覆われる
ことになり、よって読取り部6aの対物レンズ8の表面
にほこりが付着しにくくなる。
【0038】また、図3ないし図4に示すように、支持
部材30の前記シャッタ30aよりも基部側の下面に
は、清掃部材36が設けられている。この清掃部材36
は図2(A)に示すようなブラシである。このブラシは
細い合成繊維や動物の毛などの軟質な毛状のものを有し
ている。あるいは図2(B)に示すように、清掃部材3
6はブチルゴムなどの軟質な弾性体である。駆動部材2
0の(ロ)方向への移動力により、支持部材30が
(ニ)方向へ回動し、図3の位置から図4の位置さらに
図5の位置へ至る間に、清掃部材36は、(イ)方向へ
の移動限界位置にある光ヘッド6の読取り部6の対物レ
ンズ8の表面を摺動する。この摺動動作において前記ブ
ラシまたは弾性体により、対物レンズ8の表面のほこり
が除去される。光ヘッド6による読取り動作の停止操作
が行われる度に、駆動部材20が(ロ)方向へ移動する
ため、そのときに必ず、清掃部材36により読取り部6
aが清掃され、清掃後にシャッタ30aにより読取り部
6aが覆われることになる。
【0039】さらに、再生動作の開始操作がなされる
と、駆動部材20が(イ)方向へ復帰し、支持部材30
は、スプリング32により(ホ)方向へ復帰させられる
が、このときにも前記清掃部材36が読取り部6a上を
摺動し対物レンズ8の表面の清掃が行われる。このよう
に、読取り動作の停止操作がなされシャッタ30aによ
り読取り部6aが覆われる直前に1回だけ読取り部6a
が清掃され、また読取り動作が開始する直前にも1回だ
け読取り部6aが清掃される。よって、読取り部6aに
ほこりが付着しない最良の状態で読取り動作が開始され
ることになる。
【0040】図6ないし図9に示す第2の本発明の実施
例では、支持部材30のL字平面形状の屈曲部がシャッ
タ30bとなっている。図3から図5に示す実施例と同
様に、屈曲部の内側部分の下面に清掃部材36が設けら
れている。この清掃部材36は図2(A)に示すような
ブラシ、または図2(B)に示すようなブチルゴムなど
の弾性体である。支持部材30の先端外周には歯30c
が形成されている。この歯30cは歯車と同じ所定モジ
ュールの凹凸が連続するものであり、歯30cは軸31
を中心とする一定の半径の軌跡に沿って配列されてい
る。また図6から図9の実施例では、ディスク回転駆動
部材であるターンテーブル2の外周部分に、2箇所の部
分的な歯部2a,2aが形成されている。この歯部2
a,2aは支持部材30の歯30cと同じ所定モジュー
ルの凹凸が連続するものである。
【0041】図6に示すように、駆動部材20が(イ)
方向へ復帰しているとき、すなわち光ヘッド6が往復移
動して読取り動作が行われているときには、支持部材3
0がスプリング32の戻り付勢力により(ホ)方向へ回
動させられ、ストッパ部34が駆動部材20の押圧部2
0eに当たっている。このとき、シャッタ30bと清掃
部材36は、光ヘッド6の読取り部6aから外れた位置
にある。読取り動作の停止操作がなされ、光ヘッド6が
(イ)方向への移動限界に至り、さらにモータ10が動
力を発揮し続けて駆動部材20が(ロ)方向へ移動する
と、支持部材30は(ニ)方向へ回動させられ、図8の
位置に至り、駆動部材20の押圧部20eと支持部材3
0のロック部35とが嵌合する。
【0042】図8の時点で、(イ)方向の限界位置へ移
動している光ヘッド6の読取り部6aが、支持部材30
のシャッタ30bにより覆われる。すなわち、読取り動
作の休止期間または停止期間では、必ず図8の状態とな
って、読取り部6aの対物レンズ8がシャッタ30bに
覆われることになる。よって休止期間または停止期間中
に読取り部6aにほこりが付着しにくくなる。また、図
8の時点で、清掃部材36は読取り部6aの近傍位置ま
で接近する。また、支持部材30が図6の位置から
(ニ)方向へ回動する間に、支持部材30に形成された
歯30cがターンテーブル2の歯部2aに噛合う位置に
至る。支持部材30が(ニ)方向へ回動する間、歯30
cの移動経路にターンテーブル2の外周の無歯部2bが
ある場合には、図8に至る間に歯30cと歯部2aが噛
合うことはない。また支持部材30が(ニ)方向へ回動
する間、歯30cの移動経路にターンテーブル2の歯部
2aがある場合には、支持部材30の回動途中にて、歯
30cと歯部2aとが噛合うことになる。このとき駆動
軸3を駆動するスピンドルモータを無負荷状態としてお
けば、支持部材30の歯30cに押されてターンテーブ
ル2が時計方向へ自由回転することになる。
【0043】図8に示すようにシャッタ30bにより光
ヘッド6の読取り部6aが覆われた状態となった後に、
スピンドルモータを一定時間駆動し、ターンテーブル2
を時計方向へ一定回転数だけ回転させる。このとき、タ
ーンテーブル2の外周の部分的な歯部2aが支持部材3
0の歯30cと噛合うと、図9に示すように支持部材3
0が(ニ)方向へ一定角度回動させられる。歯30cが
歯部2aから離れると、スプリング32の戻り付勢力に
より、支持部材30が(ホ)方向へ回動復帰し、図8の
位置すなわちロック部35が押圧部20eに当たる位置
まで復帰する。次にターンテーブル2の歯部2aが歯3
0cに噛合うと、ふたたび支持部材30が(ニ)方向へ
回動し、その後に(ホ)方向へ復帰する。すなわち、図
8の状態からターンテーブル2が時計方向へ回動する
と、支持部材30が往復回動させられる。図8の状態で
は、清掃部材36が読取り部6aの近傍位置に接近して
いるが、この時点から支持部材30が往復回動すること
により、清掃部材36が、読取り部6aの対物レンズ8
の表面が何度も往復摺動することになる。この清掃部材
36による往復清掃により、読取り部6aが完全に清掃
され、ほこりなどが確実に除去される。
【0044】この実施例では、光ヘッド6による読取り
動作が完了すると、図8に示すように、シャッタ30b
により読取り部6aが覆われて、その後のターンテーブ
ル2の時計方向の回転により、清掃部材36により読取
り部6aが複数回清掃され、その後に図8に示すように
シャッタ30bにより読取り部6aが覆われた状態にな
る。よって、読取り動作開始時には、読取り部6aにほ
こりなどが付着しにくくなり、高精度な読取り動作が行
われる。なお、読取り動作の休止または停止期間とな
り、図8に示すように支持部材30のシャッタ30bに
より読取り部6aが覆われた直後に、制御回路部により
直ちにスピンドルモータを回転させ、ターンテーブル2
の回転により支持部材30を必ず一定回数往復回動させ
てもよい。あるいは、読取り動作の累積時間を制御回路
部により計数し、計数値が一定以上になったときに、タ
ーンテーブル2を回転させてもよい。あるいは操作部の
清掃操作スイッチが押されたときにのみターンテーブル
2が回転駆動されるようにしてもよい。
【0045】また図3ないし図5に示す実施例および図
6ないし図9に示す実施例では、いずれも支持部材30
にシャッタと清掃部材が両方設けられているため、支持
部材30を動作させることにより、シャッタによる読取
り部6aの閉鎖と、清掃部材36による読取り部6aの
清掃の双方ができるようになる。なお、図6から図9に
示す実施例において、駆動部材20および支持部材30
を図8に示す位置まで回動させる駆動力がモータ10以
外の動力により発揮させるものであってもよい。
【0046】次に図10は、ヘッド駆動部A、動力変換
部Bおよび動力切換部Cの他の実施例を示す平面図であ
り、図11はその主要な構成部材の分解斜視図である。
シャーシ1にはガイド軸4,4が固定され、光ヘッド6
を搭載したヘッドベースの軸受部7a,7bおよび7c
がガイド軸4,4に案内され、光ヘッド6は(イ)−
(ロ)方向へ移動できるようになっている。モータ10
の動力は、ピニオン歯車41から歯車42に伝達され、
歯車42と一体の歯車43から駆動歯車44に伝達され
て減速機構が構成されている。
【0047】図11に示すように、シャーシ1に固定さ
れている軸支持部45には、軸46が固定されている。
この軸46には従動歯車47およびこれと一体のスクリ
ューとしてのウオーム歯車48が(イ)−(ロ)方向へ
摺動できるように挿通されている。前記駆動歯車44は
この従動歯車47と噛合っている。軸46にはストッパ
リング49が嵌着され、これにより従動歯車47とウオ
ーム歯車48の(イ)方向への移動限界が決められてい
る。軸46にはリング51が摺動自在に挿通され、リン
グ51の外周に形成された溝51a内に、駆動部材20
の折曲部に形成された凹部20fが嵌合している。駆動
部材20は、図1に示す駆動部材20と同様の機能を有
するものであり、支持部材30を動作させる押圧部20
eが形成されたものである。リング51と軸支持部45
との間には圧縮スプリング52が介在し、その弾性力に
より、リング51および従動歯車47とウオーム歯車4
8が(イ)方向へ付勢されている。
【0048】図10に示すように、ヘッドベースに設け
られた軸受部7aと7bには、嵌合部材としてのラック
部材53が固定されている。このラック部材53は、光
ヘッド6の読取り駆動時の移動ストローク分の長さを有
している。そしてラック部材53の歯53aが、スクリ
ューとしてのウオーム歯車48と噛合っている。この実
施例では、ウオーム歯車48と嵌合部材としてのラック
部材53とで、動力変換部Bが構成され、軸46に対し
て(ロ)方向へ移動できる従動歯車47とウオーム歯車
48およびリング51とで動力切換部Cが構成されてい
る。
【0049】図10と図11に示す実施例では、モータ
10の動力が、減速機構である歯車41、42,43,
44を介して従動歯車47に伝達され、従動歯車47と
ウオーム歯車48とがα方向へ回動すると、これに噛合
うラック部材53に(イ)方向への駆動力が作用し、光
ヘッド6が(イ)方向へ移動する。モータ10が逆転し
て、ウオーム歯車48がβ方向へ回動すると、ラック部
材53と光ヘッド6は(ロ)方向へ駆動される。この往
復移動時に、光ヘッド6によりディスクの信号の読取り
が行われる。ウオーム歯車48がα方向へ回動し、光ヘ
ッド6が(イ)方向へ移動して移動限界すなわち読取り
部6aがディスクの内周部に対向し、それ以上光ヘッド
6が(イ)方向へ移動しなくなった後に、さらにモータ
10によりウオーム歯車48をα方向へ回動させ続け
る。ラック部材53は停止した状態となるため、回転す
るウオーム歯車48はスプリング52の付勢力に対抗し
て(ロ)方向へ移動し、リング51も(ロ)方向へ移動
する。よって凹部20fにてリング51と嵌合されてい
る駆動部材20も(ロ)方向へ駆動されることになる。
【0050】すなわち、読取り動作の停止操作がなされ
ときには、光ヘッド6が(イ)方向の移動限界に移動し
た後もモータ10によりウオーム歯車48がα方向へ回
動し続け、スクリューとしてのウオーム歯車48に作用
する(ロ)方向への移動力により駆動部材20が(ロ)
方向へ駆動される。図3ないし図9に示すように、この
駆動部材20の移動力により、支持部材30が(ニ)方
向へ回動させられる。なお、上記実施例では、ディスク
に対する読取り動作について説明したが、ディスクが記
録可能なものである場合には、光ヘッドさらには他の磁
気付与部材などの記録媒体によりディスクに信号が記録
される。この場合にも本発明を適用できる。
【0051】
【発明の効果】以上のように、第1の本発明では、光ヘ
ッドを移動させるヘッド駆動部の動力により、シャッタ
を移動させて光ヘッドの読取り部を覆う位置まで移動さ
せ、あるいは清掃部材を移動させて、読取り部に摺動さ
せ、読取り部の清掃を行っている。ヘッド駆動部の動力
を利用してシャッタまたは清掃部材を移動させているた
め、特別な駆動力が不要になり、装置の構造の簡素化と
小型化を実現できる。
【0052】第2の本発明では、ディスク回転駆動部材
の回転力により支持部材を動作させ、清掃部材を読取り
部に対して摺動させているため、清掃部材を動作させる
ための特別な動力が不要になる。さらに清掃部材により
読取り部を繰返し清掃することも可能である。
【0053】またヘッド駆動部の動力により支持部材を
移動させれば、清掃部材が読取り部の近傍に位置するま
での支持部材の移動もヘッド駆動部の動力により行うこ
とができるようになり、特別な動力を全く不要にでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディスク装置のヘッド駆動部、動力変
換部、動力切換部の構造を示す分解斜視図、
【図2】(A)(B)は清掃部材の構造を実施例別に示
す拡大側面図、
【図3】第1の本発明の実施例を示すものであり、シャ
ッタと清掃部材が読取り部から外れた状態を示す平面
図、
【図4】第1の本発明の実施例を示すものであり、シャ
ッタと清掃部材が読取り部の方向へ移動する状態を示す
平面図、
【図5】第1の本発明の実施例を示すものであり、シャ
ッタにより読取り部が覆われた状態を示す平面図、
【図6】第2の本発明の実施例を示すものであり、清掃
部材とシャッタが読取り部から外れた状態を示す平面
図、
【図7】第2の本発明の実施例を示すものであり、清掃
部材とシャッタが読取り部方向へ移動する状態を示す平
面図、
【図8】第2の本発明の実施例を示すものであり、清掃
部材が読取り部の近傍に至り、シャッタにより読取り部
が覆われた状態を示す平面図、
【図9】第2の本発明の実施例を示すものであり、ディ
スク回転駆動部材により清掃部材が移動させられる状態
を示す平面図、
【図10】他の実施例によるヘッド駆動部、動力変換
部、動力切換部を示す平面図、
【図11】図10の主要部を示す分解斜視図、
【符号の説明】
A ヘッド駆動部 B 動力変換部 C 動力切換部 1 シャーシ 2 ターンテーブル(ディスク回転駆動部材) 2a 部分的な歯部 2b 無歯部 4 ガイド軸 6 光ヘッド 6a 読取り部 8 対物レンズ 9 嵌合部材 9a 雌ねじ部 10 モータ 11〜18 減速機構を構成する歯車 17 切換軸 17c スクリュー軸 20 駆動部材 20e 押圧部 22 圧縮スプリング 23 回動レバー 24 光学検知部 30 支持部材 30a,30b シャッタ 36 清掃部材 41〜47 減速機構を構成する歯車 48 ウオーム歯車 53 ラック部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 7/12 - 7/22 G11B 23/00 - 23/02 G11B 33/14

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク回転駆動部材と、ディスクに対
    向する光ヘッドと、光ヘッドをディスクに対する信号読
    取り領域にて往復移動させるヘッド駆動部と、光ヘッド
    が前記信号読取り領域の限界位置へ移動して停止した
    にさらに前記ヘッド駆動部の動力により移動させられる
    駆動部材と、光ヘッドが前記信号読取り領域を移動して
    いるときには光ヘッドの読取り部から外れる位置にあり
    光ヘッドが前記限界位置で停止した後に前記ヘッド駆動
    部の動力で移動させられる前記駆動部材の移動力により
    前記光ヘッドの読取り部を覆う位置へ移動させられるシ
    ャッタとを有することを特徴とするディスク装置。
  2. 【請求項2】 ディスク回転駆動部材と、ディスクに対
    向する光ヘッドと、光ヘッドをディスクに対する信号読
    取り領域にて往復移動させるヘッド駆動部と、光ヘッド
    が前記信号読取り領域の限界位置へ移動して停止した
    にさらに前記ヘッド駆動部の動力により移動させられる
    駆動部材と、光ヘッドが前記信号読取り領域を移動して
    いるときには光ヘッドの読取り部から外れる位置にあり
    光ヘッドが前記限界位置で停止した後、さらに前記ヘッ
    ド駆動部の動力で移動させられる前記駆動部材の移動力
    により前記光ヘッドの読取り部上を摺動する方向へ移動
    させられる清掃部材とを有することを特徴とするディス
    ク装置。
  3. 【請求項3】 ヘッド駆動部は、モータと、モータの出
    力を減速する減速機構と、減速された出力により回転さ
    せられるスクリューと、このスクリューに噛合って光ヘ
    ッドと共に移動する嵌合部材とから構成され、嵌合部材
    が所定方向へ移動して前記光ヘッドが信号読取り領域の
    限界位置へ移動して停止した後前記モータによりス
    クリューがさらに回転させられるときに、このスクリュ
    ーに作用する前記嵌合部材の移動方向と逆方向への移動
    力によって前記駆動部材が移動させられる請求項1また
    は2記載のディスク装置。
  4. 【請求項4】 ディスク回転駆動部材と、ディスクに対
    向する光ヘッドと、光ヘッドをディスクに対する信号読
    取り領域にて往復移動させるヘッド駆動部と、光ヘッド
    の読取り部を清掃する清掃部材を支持した支持部材と、
    光ヘッドが前記信号読取り領域の限界位置へ移動して停
    止した後に、さらに前記ヘッド駆動部の動力により駆動
    されて前記支持部材を読取り部の近傍へ移動させる駆動
    部材とを有し、前記ディスク回転駆動部材の外周には部
    分的な歯部が、前記支持部材には清掃部材が読取り部の
    近傍に位置したときにこの歯部と噛合う歯が形成され、
    前記駆動部材により前記支持部材が前記読取り部の近傍
    へ移動させられた後にディスク回転駆動部材の回転力が
    前記歯部および歯の噛合いを介して前記支持部材に伝達
    され、前記清掃部材が読取り部を摺動する方向へ駆動
    されることを特徴とするディスク装置。
  5. 【請求項5】 ヘッド駆動部は、モータと、モータの出
    力を減速する減速機構と、減速された出力により回転さ
    せられるスクリューと、このスクリューに噛合って光ヘ
    ッドと共に移動する嵌合部材とから構成され、嵌合部材
    が所定方向へ移動して前記光ヘッドが信号読取り領域の
    限界位置へ移動して停止した後に前記モータによりス
    クリューがさらに回転させられるときに、このスクリュ
    ーに作用する前記嵌合部材の移動方向と逆方向への移動
    力によって前記駆動部材が移動させられる請求項記載
    のディスク装置。
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