JP2006252683A - 光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006252683A
JP2006252683A JP2005068448A JP2005068448A JP2006252683A JP 2006252683 A JP2006252683 A JP 2006252683A JP 2005068448 A JP2005068448 A JP 2005068448A JP 2005068448 A JP2005068448 A JP 2005068448A JP 2006252683 A JP2006252683 A JP 2006252683A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shutter
tray
opening
lever
cam
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005068448A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadayoshi Sekida
直敬 関田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Teac Corp
Original Assignee
Teac Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Teac Corp filed Critical Teac Corp
Priority to JP2005068448A priority Critical patent/JP2006252683A/ja
Priority to US11/372,303 priority patent/US7559069B2/en
Publication of JP2006252683A publication Critical patent/JP2006252683A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B17/00Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
    • G11B17/02Details
    • G11B17/04Feeding or guiding single record carrier to or from transducer unit
    • G11B17/05Feeding or guiding single record carrier to or from transducer unit specially adapted for discs not contained within cartridges
    • G11B17/051Direct insertion, i.e. without external loading means

Abstract

【課題】光ディスクの着脱を行うためにディスクトレイを外部に露出させたときに光ピックアップをシャッタでカバーし、光ピックアップの汚れや損傷を防ぐ。
【解決手段】フレーム10にトレイユニット5をスライド自在に組み付けする。トレイユニット5は、フレーム10に対してスライドするディスクトレイ20と、ディスクトレイ20にダンパーで支持されたピックアップユニット22とを有する。ピックアップユニット22はシャッタ26を含み、ディスクトレイ20がフレーム10から外部に引き出されたときに、光ピックアップを露出させる開口37を閉じる。ディスクトレイ20の側面から突出したシャッタ開閉レバーの先端41aと、シャッタロックレバーの一端47aがフレーム10に固定されたカムに係合してシャッタ26が開閉される。
【選択図】 図2

Description

本発明は、光ピックアップにより光ディスクに記録された情報の再生や記録を行う光ディスク装置に関するものである。
CD−R、DVDなどの光ディスクはパーソナルコンピュータなどの記憶媒体として広く用いられている。最近ではデスクトップ型のものだけでなく、ノートパソコンと称される携帯型のものにも光ディスク装置が内蔵され、これらの光ディスクを用いることが可能となっている。光ディスク装置は、ディスクトレイ上に装填された光ディスクを高速で回転させるディスク回転機構と、光ディスクの半径方向に移動しながら光ディスクにレーザ光を照射して情報を記録し、あるいは光ディスクから反射されたレーザ光を受光して情報の読み出しを行う光ピックアップとを備えている。特に薄型化が要求されるノートパソコンに光ディスク装置を内蔵させるには、パソコン本体に対してディスクトレイをスライド自在に組み込み、光ディスクの着脱時にはディスクトレイをパソコン本体外に引き出し、使用時にはディスクトレイをパソコン本体内に格納するように構成される。
光ピックアップは、光源からのレーザ光を対物レンズを通して光ディスクの情報記録面に照射し、また光ディスクからの反射光を前記対物レンズを通して受光するが、対物レンズの表面に汚れや塵埃が付着したり、また光ピックアップを光ディスクの半径方向に移動させるピックアップ送り機構部に異物が紛れ込んだりすると正常な動作が期待できなくなる。光ディスクの使用時には、ディスクトレイとともに光ピックアップもパソコン本体内に格納されるので問題はないが、光ディスクの着脱時には光ピックアップもディスクトレイと一体となって外部に引き出され、光ピックアップの対物レンズはディスクトレイに形成された開口から外部に露出する。そして、ディスクトレイに光ディスクの着脱を行うときに、光ピックアップの対物レンズに不用意に手を触れたり、ピックアップ送り機構部に異物や塵埃が紛れ込むおそれがある。
光ディスクの着脱時に光ピックアップを保護するために、光ディスク装置の蓋を開放したときに、光ピックアップからのレーザ光を光ディスクに向けて通過させる開口をシャッタで覆い、光ピックアップが直接外部に露出しないように保護することが特許文献1で知られている。このシャッタは、光ディスク装置の蓋の開放と機械的に連動して閉じ位置に移動し、光ピックアップの送り経路全体を覆うようになっているので、光ピックアップの対物レンズに手が触れたり、またピックアップ送り機構に異物や塵埃が紛れ込むことを防ぐことができる。そして、光ディスク装置の蓋の閉じ動作に連動してシャッタが開放されるので、特別な付加操作を要せずにこれまでと同様の操作で光ディスクを利用することが可能となる。
特開平9−288836号公報
しかしながら特許文献1記載の装置では、光ピックアップを覆うシャッタが光ディスク装置の蓋に対してギヤやカムなどの連動機構を介して機械的に連結されるため、光ディスクの使用時には、光ディスク回転用のスピンドルモータや光ピックアップ送りモータの駆動に伴う振動が蓋や外部に伝わってしまい、光ディスク装置の筐体を振動させたり不快なうなり音を発生させる要因にもなりかねない。また、前述したように薄型化が要求されるノートパソコンでは、ディスクトレイがスライド式にパソコン本体に組み込まれるのが通常である。このようなスライド方式を採用した場合には、ディスクトレイの引き出し・格納操作に連動して光ピックアップを確実に開閉し、しかもその組み込みスペースも節約できるようにコンパクト化されたシャッタ開閉機構が必要となる。
本発明は上記背景を考慮してなされたもので、ディスクトレイを外部に露出させることに連動して光ピックアップをカバーするシャッタを備え、そしてディスクトレイを格納位置に移動したときにはシャッタを開放して光ピックアップが光ディスクにアクセスできるようにするだけでなく、外部からの振動や衝撃が加わってもシャッタが光ディスクや光ピックアップに何ら悪影響を及ぼすことがないようにした光ディスク装置を提供することを目的とし、さらにディスクトレイをスライドさせて外部に露出させるようにした光ディスク装置に好適な光ピックアップのシャッタ開閉機構を提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するために、光ピックアップ及び光ディスク駆動用のスピンドルモータを保持したピックアップベースを、光ディスクの着脱時に外部に露出されるディスクトレイに取り付けるにあたり、その両者間に弾性に富んだダンパーを設ける。そして、光ピックアップからのレーザ光を光ディスクに向けて通過させる開口を開閉するシャッタを、ピックアップベースに移動自在に組み付けている。普及型のパソコンに内蔵される光ディスク装置は、パソコン本体の内部に固定されるフレームに対してディスクトレイが移動自在であり、光ディスクの着脱時にはディスクトレイがフレームから外部に突出されるのが一般であるから、このような場合にはフレームに対してディスクトレイを移動させることに連動してシャッタを開閉させるのがよい。
フレームに対してディスクトレイをスライドさせる構造を採った場合には、フレーム側に第一カムを設けるとともに、シャッタ開閉用のシャッタ開閉レバーもピックアップベースに変位自在に取り付け、ディスクトレイとともにピックアップベースが所定のスライド範囲を通過するときに前記第一カムとの係合によりシャッタ開閉レバーを介してシャッタが開閉するように構成される。そして、ディスクトレイ及びピックアップベースがフレーム内の格納位置に移動したときにはシャッタ開閉レバーが第一カムから離脱し、ピックアップベースはダンパーだけでディスクトレイと連結された状態となる。
ディスクトレイがフレームの外部に突出したときにはシャッタが閉じられているが、光ディスクの着脱操作を行うときにシャッタが開いてしまうことがないように、シャッタを閉じ位置でロックするシャッタロックレバーを用いるのが効果的である。シャッタロックレバーはディスクトレイに変位自在に組み付けられ、シャッタロックレバーを動作させる第二カムはフレームに設けられる。そして、シャッタが閉じ位置に移動した後のディスクトレイのスライドに連動してシャッタロックレバーは第二カムの作用によりロック位置に変位し、シャッタが閉じ位置から開き方向に移動することを阻止する。
光ディスクの使用時にはシャッタが開放されるが、シャッタはバネの付勢力のもとで開放位置に保持され、閉じ方向への移動はバネの付勢力に抗して行われる。そして、ディスクトレイとともにピックアップベースが格納位置から突出位置に向かってスライドするとき、シャッタは前記シャッタ開閉レバーと第一カムとの係合により前記バネの付勢に抗して閉じ方向に移動して所期の閉じ位置を越えてオーバーストローク移動した後、第一カムとシャッタ開閉レバーとの係合が解除されることによって前記バネの付勢により開き方向に移動するように構成される。シャッタがオーバーストローク移動している間に前記シャッタロックレバーが前記第二カムによってロック位置に移動し、オーバーストローク移動後のシャッタの開き方向への移動は所期の閉じ位置で阻止される。
上記構成により本発明によれば次の効果が得られる。光ピックアップからのレーザ光を光ディスクに向けて通過させる開口を開閉するためのシャッタが、スピンドルモータなどを保持したピックアップベースに設けられ、そしてピックアップベースはディスクトレイに対してダンパーを介して連結されているから、シャッタを開放した状態では、ピックアップベースをダンパーのみでディスクトレイに支持させ、他の機械的な連結を不要にする構成が採りやすくなり、スピンドルモータや光ピックアップの送り用モータを駆動したときに、その振動が外部に伝わることを防ぐことができる。
また、ディスクトレイを格納位置と突出位置との間で移動させることに連動してシャッタを開閉し、またディスクトレイが突出位置に向かって移動する間に閉じられたシャッタを閉じ位置でロックする構造にしたから、ユーザはこれまでと同様にディスクトレイの引き出し及び収納操作、光ディスクの着脱操作を行うだけでよい。さらに、光ディスクの着脱操作を行う間に不用意にシャッタに手を触れたとしてもシャッタが開くことがないから、光ピックアップやその送り機構部に異物や塵埃が紛れ込むことを確実に防止することが可能となる。
本発明の光ディスク装置を内蔵したノート型パソコンの外観を示す図1において、光ディスク装置2はパソコン本体3の一方の側面に組み込まれる。図は、光ディスク4を装填するためにトレイユニット5をいっぱいに引き出した様子を表している。光ディスク4の装填後、フロントカバー6を押圧するとトレイユニット5はパソコン本体3内に完全に格納された状態でロックされる。トレイユニット5を引き出すときには、フロントカバー6に設けられたイジェクトボタン6aを押す。イジェクトボタン6aが押されたとき、光ピックアップが光ディスク4にアクセスしていなければ格納位置でのロックが解除され、トレイユニット5がバネの付勢により所定ストローク(例えば10mm程度)突出するから、ユーザはフロントカバー6をつまんで図示の突出位置まで引き出し操作することができる。トレイユニット5にはレーザ光を照射して光ディスク4にアクセスする光ピックアップが組み込まれているが、トレイユニット5がパソコン本体3から引き出されるとシャッタ26が閉じ位置に移動し、光ピックアップは外部に露出しない。
図2に示すように、光ディスク装置2は、パソコン本体3の内部に固定される金属薄板製のフレーム10と、フレーム10の左右の側壁に設けられたガイドレールに沿ってスライドするスライドレール11,12と、これらのスライドレール11,12に対してさらにスライド自在に組み付けられたトレイユニット5とからなる。図3に示すように、フレーム10の側壁の内面にはスライドレール11,12の移動をガイドするプラスチック製のガイドレール13,14が固定されている。それぞれのガイドレール13,14には前述したようにスライドレール11,12の移動を規制する突起や係止部が一体に設けられ、さらに一方のガイドレール14にはシャッタカム15とロックカム16とが一体成形されている。これらのカム15,16はスライドレール12の移動を妨げない位置で内側に突出し、シャッタカム15はロックカム16よりも低い位置に設けられている。なお、ガイドレール13,14及びシャッタカム15,ロックカム16は、フレーム10に固着して用いられるから、これらをフレーム10とともにプラスチックで一体成形しても同様の作用を得ることができる。
図2において、トレイユニット5は、光ディスク4の外径に対応した窪みが形成されたプラスチック製のディスクトレイ20と、ディスクトレイ20の開口部20aを下側から塞ぐように組み付けられたピックアップユニット22とを含む。ディスクトレイ20の側壁にはトレイユニット5のスライド方向に延びたガイド用の突条と溝とが一体成形され、前述したスライドレール11,12が係合している。これにより、ディスクトレイ20がスラドレール11,12及び、前述のガイドレール13,14を介してフレーム10にスライド自在に支持され、ピックアップユニット22はディスクトレイ20のスライドに伴って同方向に移動する。なお、ディスクトレイ20、スライドレール11,12、ガイドレール13,14にはそれぞれ適宜の位置にストッパが設けられ、ディスクトレイ20及びスライドレール11,12は予め決められた範囲内でスライドする。
ピックアップユニット22には、光ディスク4を回転させるスピンドルモータ23、スピンドルモータ23の駆動軸に固定されたチャッキングコア24が設けられている。ディスクトレイ20の窪みに合わせて光ディスク4を装填すると、チャッキングコア24が光ディスク4のチャック孔4a(図1)に係合して光ディスク4を保持する。ピックアップユニット22の上面には軸25を中心に回動するシャッタ26が設けられ、図示のようにトレイユニット5をフレーム10から引き出した状態では、光ピックアップを覆う閉じ位置でロックされている。
フレーム10の奥側にはイジェクトバネ28を含むイジェクト機構29が設けられ、イジェクトボタン6aを押して格納位置でのロックが解除されると、前述のようにディスクトレイ5はイジェクトバネ28の付勢により所定ストロークだけ突出する。なお、符号6bは光ディスク4にアクセス中であることを外部表示する表示部、符号6cは緊急操作用のイジェクト穴を示す。故障やパソコンの暴走などでイジェクトボタン6aの操作ではイジェクトできなくなっても、イジェクト穴6cに固い細線を差し込むことによって格納位置でのロックを解除してディスクトレイ20を引き出すことが可能となる。
図2に示す突出位置からディスクトレイ20を押し込むと、スライドレール11,12上をディスクトレイ20が奥に向かってスライドし、またスライドレール11,12がフレーム10に固定されたガイドレール13,14上を奥に向かってスライドする。フレーム10に対してディスクトレイ20が所定の位置まで押し込まれると、イジェクトバネ28をチャージした状態でディスクトレイ20にフック(図示省略)が係合し、ディスクトレイ20は格納位置に機械的にロックされる。
図4に分解して示すように、トレイユニット5は、ディスクトレイ20(フロントカバー6の図示省略)と、ピックアップユニット22と、ボトムカバー31とからなり、ボトムカバー31をディスクトレイ20にビス止めすることによって、ピックアップユニット22がその両者間に保持される。ピックアップユニット22には振動や衝撃を吸収する弾性体として作用する柔軟なゴム製のダンパー33が3箇所に設けられている。ダンパー33のそれぞれの上面をディスクトレイ20の底面に、それぞれの下面をボトムプレート31に軽く接触させた状態で組み付けることによって、ピックアップユニット22はディスクトレイ20とボトムプレート31との間に弾性的に挟持される。
ピックアップユニット22は、光ピックアップ(図5に符号32で示す)及びその送り機構並びにスピンドルモータ23などが組み込まれたピックアップベース35と、その上面を覆うカバープレート36と、カバープレート36の上面に移動自在に設けられたシャッタ26とを備えている。カバープレート36には、スピンドルモータ23から半径方向に延びた開口37が形成され、シャッタ26はこの開口37を開閉する。シャッタ26が開放して開口37を露呈させたとき、この開口37を通して光ピックアップが光ディスクにアクセスする。光ピックアップの先端は、カバープレート36の上面から0.2mm程度突出するため、シャッタ26を閉じたときに光ピックアップと干渉しないように、シャッタ26には膨出部26aが形成されている。なお、シャッタ26は光ピックアップがスピンドルモータ23に最も近接したホームポジションにもどったときに閉じるので、開口37の全域にわたって膨出部26aを設ける必要はない。また、光ディスク4はその回転時に面振れを起こすことがあるが、この面振れによる光ディスクの上下方向の変位量は光ディスクの内周側方向で小さく外周側方向で大きくなる。したがって、膨出部26aを光ディスクの外周側方向ではなく内周側方向に設けておくことによって、膨出部26aの膨出量を小さく抑えることができるので光ディスク装置の薄型化に有利となる。
シャッタ26は軸25を中心に回動自在であり、図示の閉じ位置から時計回り方向に回動して開口37を開放する開き位置に移動する。シャッタ26を閉じ位置と開き位置との間で移動させるために、ピックアップベース35にシャッタ開閉レバー40が組み付けられている。シャッタ開閉レバー40は、L字形の第一レバー41と、この第一レバー41に軸着された第二レバー42とのダブルレバーで構成され、第一レバー41がバネ43により反時計回り方向に付勢された状態でピックアップベース35に取り付けられている。第二レバー42は、第一レバー41に取り付けた板バネ44により第一レバー41に対して時計回り方向に付勢されている。なお、第一レバー41に折り曲げ形成したストッパによって第二レバー42の時計回り方向への回動終端が規制されている。
図2にも示してあるように、第一レバー41の先端41aはディスクトレイ20のスロット20bを通して出入りする。この先端41aには斜面が形成され、ディスクトレイ20を格納位置に向かって所定量移動したときに、ガイドレール14に設けたシャッタカム15に係合する。第二レバー42の先端にはスロット42aが形成されている。このスロット42aには、シャッタ26に形成されたスロット26bと、ピックアップベース35に円弧状に形成されたスロット35aとを貫通したピン45が挿通される。シャッタ開閉レバー40がバネ43の付勢により反時計回り方向に回動するとピン45も同方向に移動し、シャッタ26を軸25を中心に時計回り方向に回動させ、これにより開口37が開放される。すなわち、第一レバー41及び第二レバー42からなるシャッタ開閉レバー40と、このシャッタ開閉レバー40を変位させるシャッタカム15は、ディスクトレイ20のスライドに連動してシャッタ26を開閉動作させる連動機構を構成している。シャッタ開閉レバー40の反時計回り方向の回動量はピックアップベース35に一体に設けられたストッパによって制限される。なお、カバープレート36及びシャッタ26には一段低くした段差が設けられ、光ディスク4が装填されたときにピン45の頭部が光ディスク4に干渉しないようにしてある。
ディスクトレイ20の底面側にはシャッタロックレバー47が軸着され、バネ48により図中反時計回り方向に付勢されている。シャッタロックレバー47の一端47aはスロット20cを通してディスクトレイ20の側面から突出し、他端47bはカバープレート36よりも上面でシャッタ26の移動路内に出入りする。なお、シャッタ26がカバープレート36の上面に沿って移動するときにその先端側が浮き上がらないように、ピックアップベース35に円弧状のシャッタガイド49が固定されている。このシャッタガイド49は、スピンドルモータ23に対面する側が下向きに折り曲げられた断面L字形となっており、折り曲げた下縁がシャッタ26の先端部の上面を規制している。また、図中の右端側にはシャッタ26の移動路まで下向きに突出したストッパが形成され、シャッタ26が閉じ方向に回動したときにシャッタ26の回動方向の前縁に当接し、閉じ方向へのシャッタ26の最大回動位置を決めるようになっている。また、シャッタ26の先端部には垂直上方に舌片状に折り曲げたロック片26cが形成されており、このロック片26cはシャッタ26が回動したときにはシャッタガイド49の外側で移動する。
シャッタロックレバー47はシャッタガイド49の下面側で回動し、シャッタロックレバー47の他端47bがシャッタ26のロック片26cに係脱する。図2にも示すとおり、シャッタ26が閉じ位置にあるときにはバネ48の付勢によりシャッタロックレバー47はロック位置にあり、その一端47aはディスクトレイ20の側方に突出している。そして、ディスクトレイ20を格納位置に向けて移動する過程で、この一端47aの斜面が図3に示すロックカム16に係合すると、ロックレバー47が時計回り方向に揺動してロック解除位置に移動するようになる。なお、ディスクトレイ20を格納位置から引き出すときには、上述したシャッタ開閉レバー40及びシャッタロックレバー47はシャッタカム15及びロックカム16に対して逆向きに係合あるいは係合解除し、シャッタ26を開き位置から閉じ位置に移動させ、さらにシャッタ26を閉じ位置でロックする動作を行う。
上記構成による作用について以下に説明する。図5にトレイユニット5がパソコン本体3内の格納位置でロックされている様子を示す。シャッタ開閉レバー40は、図4に表したバネ43の付勢により反時計回り方向に回動し、ピックアップベース35に一体的に形成されたストッパに当接して位置決めされた状態となっている。シャッタ開閉レバー40がこの位置にあるときには、第二レバー42及びピン45によりシャッタ26は軸25を中心に時計回り方向に回動した開き位置に移動しており、カバープレート36に形成された開口37が開放され、光ピックアップ32が露出している。したがって、光ディスク4が装填されているときには、ピックアップ送り機構により光ピックアップ32を開口37に沿って移動させることにより、光ディスク4の半径方向の任意の位置へのアクセスが可能となる。
トレイユニット5が格納位置にロックされた状態では、シャッタ開閉レバー40はシャッタカム15よりも奥に移動しており、その第一レバー41の先端41aはフレーム10に固定されたガイドレール14にも接触していない。また、図4に表したバネ48により反時計回り方向に付勢されたシャッタロックレバー47は、その一端47aがガイドレール14に設けられたロックカム16に当接して位置決めされている。この状態では、シャッタロックレバー47の他端47bはシャッタ26の先端の回動軌跡から退避しており、ピックアップベース35及びカバープレート36から離れた位置にある。
このように、ピックアップベース35に取り付けられたシャッタ開閉レバー40はピックアップベース35以外の構成部品とは接触せず、そしてロックカム16に当接しているシャッタロックレバー47はディスクトレイ20に組み付けられていることから、格納位置におけるピックアップベース35はダンパー33のみでディスクトレイ20で保持された状態となっている。そして格納位置ではディスクトレイ20が機械的にロックされ、ピックアップベース35には機械的な係止がかかっていないので、光ディスク4の使用時にスピンドルモータ16や光ピックアップ送り用のモータの駆動に伴う振動はダンパー33で吸収され外部に伝わることがないから、不快な振動音を防ぐ上で効果的である。
トレイユニット5を引き出す時にはまずイジェクトボタン6aを押圧操作する。イジェクトボタン6aの操作が電気的に検知されると、光ピックアップ32が光ディスクにアクセス中であるときには、アクセスを中止して光ピックアップ32はホームポジションに送られた後、ソレノイドの駆動によりディスクトレイ20のロック解除が行われる。これにより、イジェクトバネ28の付勢を受けてトレイユニット5が図6に示す位置まで移動する。この移動長d1は10mm程度であり、この突出位置では未だシャッタ開閉レバー40を構成する第一レバー41の先端41aはシャッタカム15には係合せず、排出抵抗を増やす要因にはならない。したがって、イジェクトバネ28の付勢力だけで確実にトレイユニット5を突出させることができる。また、シャッタロックレバー47の先端47aは依然としてロックカム16に当接した状態を保っているから、シャッタロックレバー47はディスクトレイ20に対して回動はせず、平行移動するだけである。なお、シャッタ26も開き位置のままであるが、カバープレート36の開口37は未だフレーム10の内部に収まっているので問題はない。
続いてユーザがフロントカバー6をつまんで図7に示す位置(格納位置からの移動長d2は約19mm程度)までトレイユニット5を引き出すと、第一レバー41の先端41aの斜面がシャッタカム15に当接し、相対的に第一レバー41がディスクトレイ20の内側に向かって押し込まれ、第一レバー41はバネ付勢に抗して時計回り方向に回動する。第一レバー41の回動に伴って第二レバー42も同方向に回動し、ピン45を介してシャッタ26が軸25を中心に反時計回り方向に回動する。これにより、カバープレート36に形成された開口37がシャッタ26で閉じられる。シャッタ26を閉じ位置に向かって回動させるときには第二レバー42に抵抗が加わるが、図4に示す板バネ44はその抵抗に打ち勝つだけの付勢力をもっているので、シャッタ26の閉じ動作に支障はない。
シャッタ26は、第一レバー41の先端41aがシャッタカム15の上面に乗り上げる前に図7に示す閉じ位置まで移動し、さらに第一レバー41の先端41aがシャッタカム15の上面に乗り上げるまでの間に、シャッタ26は閉じ位置を越えてオーバーストローク移動し、シャッタ26の先端がシャッタガイド49に形成されたストッパに当接する。また、第一レバー41はシャッタ26がオーバーストローク位置まで移動した後もシャッタカム15によってわずかに時計回り方向に回動する。
第一レバー41のこの余剰回動分は、図8(A),(B)に示すように、第一レバー41と第二レバー42とを屈曲させることによって吸収される。このように板バネ44の付勢に抗して第二レバー42を屈曲させることによって、板バネ44の付勢力がシャッタ26をオーバーストローク位置に押しつけるように作用するから、シャッタ26を確実に移動させることができる。また、シャッタ26を所期の閉じ位置を越えてオーバーストロークさせることによって、部品精度に多少のバラツキがあってもシャッタ26を確実に閉じ位置まで移動させることができるようになる。第一レバー41と第二レバー42とからなるシャッタ開閉レバー40が上記の動作を行う間、シャッタロックレバー47の一端47aは依然としてロックカム16の上面に乗り上げたままであるので、トレイユニット5とともに平行移動するだけである。
トレイユニット5を図9に示す位置(格納位置からの移動長d3は約24mm程度)まで引き出すと、シャッタロックレバー47の一端47aがロックカム16から徐々に外れてゆくから、これに対応してシャッタロックレバー47は反時計回り方向に回動する。この回動により、図10に拡大して示すように、他端47bはシャッタガイド49の折り曲げ部に接近してゆく。シャッタ26の閉じ方向の前縁Pは、二点鎖線Sで示す所期の閉じ位置を越えてオーバーストローク移動しており、シャッタガイド49のストッパに当接して停止している。この図9に示す位置にトレイユニットを移動させた状態では第一レバー41の先端41aが未だシャッタカム15に乗り上げているので、シャッタ26は板バネ44の付勢により未だオーバーストローク位置で停止している。なお、図9ではシャッタガイド49を部分破断してある。
トレイユニット5がさらに図11に示す位置(格納位置からの移動長d4は約27mm)まで引き出されると、シャッタロックレバー47の一端47aがロックカム16から外れ、シャッタロックレバー47はさらに反時計回り方向に回動する。そして、図12に示すように、その他端47bがシャッタガイド49の壁面に当接して停止する。また、図11に示すように第一レバー41の先端41aがシャッタカム15の上面から外れだすと、第一レバー41はバネ43の付勢により反時計回り方向へと回動を始める。したがって、第二レバー42は第一レバー41の回動とともに図8(B)の状態から図8(A)の状態へと移行し、板バネ44によるシャッタ26への付勢力は弱められてゆく。
そして図13に示すように、第一レバー41の先端41aがシャッタカム15から離れる位置までトレイユニット5が引き出されると、第一レバー41はバネ43の付勢によりさらに反時計回り方向に回動する。これに伴って第二レバー42も同方向に回動し、シャッタ26は軸25を中心として時計回り方向(開き方向)に回動するようになる。ところが、第一レバー41の先端41aがシャッタカム15から離れる時点では、図12に示すように、シャッタロックレバー47の他端47bがシャッタ26のロック片26cの移動軌跡内に入り込んでいる。したがって、図14に示すように、シャッタ26の前縁Pが二点鎖線Tで示すオーバーストローク位置から実線で示す位置まで戻った時点でロック片26cがシャッタロックレバー47の他端47bに係合し、シャッタ26の時計回り方向への回動が阻止されシャッタ26は所期の閉じ位置で拘束される。図示のように、シャッタロックレバー47の他端47bにはロック片26cの内側に入り込むフック部が一体に形成されているから、組み立て誤差やガタなどによって軸25からロック片26cまでの距離が多少変動したり、ユーザがシャッタロックレバー47の他端47bを不用意に押し込んだりしても、シャッタ26が開き方向に回動することを確実に阻止することができる。
以上のように、トレイユニット5を図5に示す格納位置から図13に示す最大突出位置まで移動させる間に、カバープレート36の開口37がパソコン本体3の外部に現れる前の段階でシャッタ26が閉じられ(図7)、そして閉じられたシャッタ26がわずかに外部に露出する時点ではシャッタ26を所期の閉じ位置を越えたオーバーストローク位置まで移動させるとともに、板バネ44を利用して閉じ方向への付勢を与えておき(図9、図11)、さらにシャッタ26に指が触れられるような位置までトレイユニット5が引き出された時点では、シャッタロックレバー47をロック位置に移動させてシャッタ26の開き方向への移動が禁止されるようになるから、光ディスク4の装填や取り出し時に、ユーザが不用意に光ピックアップ32に手を触れたり、開口37を通して内部に異物や塵埃が紛れ込むことを防ぐことができる。また、シャッタ26の大部分が露出する位置までトレイユニット5が引き出された時点ではシャッタ26の開き方向への移動がロックされているから、シャッタ26にユーザが不用意に手を触れたとしても開口37が開かれることはない。
トレイユニット5を最大突出位置から格納位置に移動させる過程では、シャッタカム15及びロックカム16と、シャッタ開閉レバー40及びシャッタロックレバー47との係合及び係合解除により、シャッタ26は開き位置から閉じ位置へと移動する。図13に示す最大突出位置からトレイユニット5を押し込んでゆくと、まず第一レバー41の先端41aがシャッタカム15に乗り上げ、シャッタ26は所期の閉じ位置から一旦オーバーストローク位置まで閉じ方向に移動し、ロック片26cがシャッタロックレバー47の他端47bから離れる。さらにトレイユニット5が押し込まれると、シャッタロックレバー47の一端47aがロックカム16に乗り上げ、シャッタロックレバー47が時計回り方向に回動してその他端47bがロック片26cの回動軌跡の外側に退避する。さらにトレイユニット5が押し込まれると、第一レバー41の先端41aがシャッタカム15を乗り越え、シャッタ開閉レバー40がバネ43の付勢により全体的に反時計回り方向に回動するから、シャッタ26が開放される。以後はシャッタ26が開き位置で停止したままの状態となり、トレイユニット5が所定の格納位置まで押し込まれた時点でディスクトレイ20に機械的にロックが掛かって図5に示す状態となる。
ところで、光ディスク4の使用時にパソコンの暴走などの何らかのトラブルが発生し、イジェクトボタン6aを操作しても格納位置におけるトレイユニット5のロックが解除できなくなることがある。こうした場合には、イジェクト穴6cに細線を挿入して手動でトレイユニット5のロックを解除すれば、以後は同様にしてトレイユニット5の引き出し操作を行うことができるようにしてある。ところが、このような場合には一般に光ピックアップ32がホームポジショシンに戻っていないことが多い。前述したように、光ピックアップ32の上端はカバープレート36の上面から0.2mm程度とはいえ、少し突出しているのが通常であるため、トレイユニット5の引き出しに連動してシャッタ26を閉じてゆくと、膨出部26a以外の部分がわずかながら突出している光ピックアップ32の上端を横切るように移動し、光ピックアップ32と干渉することが懸念される。
こうした事態を考慮し、図15に示すように、光ピックアップ32の対物レンズ50を保持しているレンズホルダ51の上面に、対物レンズ50よりも高く突出するようにプロテクタ52を設け、まず対物レンズ50が直接光ディスク4と接触して傷つくことを防ぐ。このように、レンズホルダ51の上面にプロテクタ52を設けることによって、カバープレート36の上面からは開口37を通してレンズホルダ51の一部とプロテクタ52が突出するようになるが、レンズホルダ51とプロテクタ52との一方の側面には一連となった斜面53が形成されている。この斜面53は、同図(B)のようにシャッタ26が開口37を閉じるように移動してシャッタ26の縁が当接した以降は、レンズホルダ51及びプロテクタ52を沈み込ませるように作用する。
レンズホルダ51はレーザ光のフォーカス調節などのためにレーザ光の照射方向(図中の上下方向)には移動自在であり、またレーザ光の照射方向に対して直交する方向にも移動できるように支持されているから、シャッタ26が閉じ方向に移動して上記斜面53からの押圧を受けるとシャッタ26の下面に滑り込むように移動する。したがって、光ピックアップ32がホームポジション以外で停止した状態でもシャッタ26を支障なく閉じることが可能となり、緊急イジェクト操作を行った場合でも対物レンズ50及びレンズホルダ51を破損させることはない。
上述した実施形態の特徴のひとつは、シャッタ26が所期の閉じ位置からオーバーストローク移動し、さらにシャッタロックレバー47がロック位置に移動するまではシャッタ26がオーバーストローク位置に向けて付勢されていることにある。この作用は、シャッタ開閉レバー40が第一レバー41と第二レバー42とのダブル構造になっていることと、第一レバー41が回動した後も板バネ44の付勢により第二レバー42がシャッタ26を閉じる方向に回動されることによる。このような作用は、シャッタ開閉レバー40の代わりに図16に示すレバーを用いても得ることができる。
図16に示すレバー56は、一端56aが前述した第一レバー41の先端41aと同様にシャッタカム15に係脱し、他端に設けられた長孔56bがピン45との係合部として用いられる。軸57から長孔56b側に向かって延びたアーム部58には可撓性が付与されているため、一端56aがシャッタカム15に乗り上げて回動されるとき、その途中でシャッタ26がオーバーストローク位置でストッパに当接すると、それ以降の一端56aの回動に伴ってアーム部58が同図(B)に示すように弾性変形する。このアーム部58の変形により一端56aの余剰回動分が吸収されるとともに、アーム部58の変形に伴う付勢力は先の実施形態と同様にシャッタ26を閉じ方向に押圧するので、シャッタ26をオーバーストローク位置に保持することが可能となる。
本発明を実施する上では、シャッタ26は必ずしも回動して開口37を開閉するものに限られない。図17は、カバープレート36の上面にスライド式のシャッタ60を用いた例を示す。なお、先の実施形態と共通に用いることが可能な部材には共通符号を付し、ディスクトレイ20については図示を省略してある。シャッタ60にはピン45が設けられ、このピン45はピックアップベース35に直線状に形成された長孔61に挿通される。シャッタ60はピン45を介して長孔61に沿ってスライドし、カバープレート36に形成された開口37を開閉する。シャッタ60の先端側が浮き上がらないように抑えるシャッタガイド63にも長孔61と平行なガイドスロット63aが形成され、このガイドスロット63aにはシャッタ60の先端部に植設した一対のピン65が係合している。シャッタ開閉レバー66には、図16に示すレバー56と同様のものが用いられ、その一端66aをシャッタカム15に係脱させることによって、シャッタ60を同図(A)に示す閉じ位置と同図(B)に示す開き位置との間で移動させることができる。なお、シャッタ60を閉じ位置にロックするシャッタロックレバーについては先の実施形態と同様のものを用いることができるので図示及び説明については省略する。
以上、図示した実施形態にしたがって本発明について説明してきたが、本発明はさらに別の態様のもとで実施することも可能である。例えば、前述した実施形態では、ディスクトレイ20のスライド機構を奥行き方向でコンパクト化するために、フレーム10に固定したガイドレール11,12とディスクトレイ20との間にスライドレール13,14を用いているが、フレームに固定したガイドレールだけでディスクトレイをスライド自在に支持することも可能である。また、パソコン本体内に組み込まれるフレームに対してディスクトレイを回動自在に支持させ、ディスクトレイを回動して格納位置と突出位置との間で移動させることも可能で、ディスクトレイの回動軌跡に沿ってシャッタカムやロックカムを設けておけば、ディスクトレイの回動操作に連動してシャッタの開閉やロックを行うことができる。
さらに、シャッタカム15及びロックカム16をいずれもガイドレール14から内側に突出した形状にしているが、これらをガイドレール14に凹状に形成したカム溝で構成することも可能で、この場合にはシャッタ開閉レバー40及びシャッタロックレバー47の回動方向が逆になるから、各々のレバー以降の連動系を変更するだけで同様の作用を得ることができる。
本発明の光ディスク装置を備えたノート型パソコンの外観図である。 光ディスク装置の外観斜視図である。 ガイドレール及びスライドレールを設けたフレームの外観斜視図である。 スライドレールで支持されるトレイユニットの概略分解斜視図である。 トレイユニットがフレームに格納された状態を示す概略平面図である。 トレイユニットが格納位置から突出長d1だけ移動した状態を示す概略平面図である。 トレイユニットが格納位置から突出長d2だけ移動した状態を示す概略平面図である。 シャッタ開閉レバーの作用説明図である。 トレイユニットが格納位置から突出長d3だけ移動した状態を示す概略平面図である。 シャッタロックレバーが移動する様子を示す説明図である。 トレイユニットが格納位置から突出長d4だけ移動した状態を示す概略平面図である。 シャッタロックレバーの移動が停止した状態の作用説明図である。 トレイユニットが最大突出長まで移動した状態を示す概略平面図である。 シャッタロックレバーがシャッタに係合した状態の説明図である。 光ピックアップがシャッタで覆われるときの様子を示す説明図である。 シャッタ開閉レバーの別の例を示す説明図である。 スライド式のシャッタを用いた別の例を示す説明図である。
符号の説明
5 トレイユニット
10 フレーム
15 シャッタカム
16 ロックカム
20 ディスクトレイ
22 ピックアップユニット
26 シャッタ
32 光ピックアップ
33 ダンパー
35 ピックアップベース
36 カバープレート
40 シャッタ開閉レバー
47 シャッタロックレバー
49 シャッタガイド

Claims (6)

  1. 光ディスクの着脱時に外部に露出されるディスクトレイと、このディスクトレイに弾性体からなるダンパーを介して支持され、光ピックアップ及び光ディスク駆動用のスピンドルモータを保持したピックアップベースと、このピックアップベースに移動自在に組み付けられ、光ディスクの使用時には光ピックアップからのレーザ光を光ディスクへと通過させる開口を開き、光ディスクの着脱時には前記開口を閉じるシャッタとを備えたことを特徴とする光ディスク装置。
  2. 光ディスクの使用時に前記ディスクトレイを内部に収納する格納位置と、光ディスクの着脱時に前記ディスクトレイを外部に突出させた突出位置との間でディスクトレイを移動自在に支持するフレームを有するとともに、前記格納位置と突出位置との間でディスクトレイを移動させることに連動して前記シャッタを開閉させる連動手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の光ディスク装置。
  3. 前記フレームはディスクトレイを前記格納位置と突出位置との間でスライド自在に支持し、前記連動手段は、フレームに設けられた第一カムと、前記ピックアップベースに変位自在に設けられその変位によって前記シャッタを開閉するシャッタ開閉レバーとからなり、ディスクトレイとともに前記ピックアップベースが所定のスライド範囲を通過するときに、前記第一カムとの係脱によってシャッタ開閉レバーが変位して前記シャッタが開閉されることを特徴とする請求項2記載の光ディスク装置。
  4. 前記シャッタ開閉レバーは、ディスクトレイとともに前記ピックアップベースが格納位置に移動した時点で、前記第一カムから離脱していることを特徴とする請求項3記載の光ディスク装置。
  5. 前記ディスクトレイに変位自在に設けられたシャッタロックレバーと、前記フレームに設けられディスクトレイが所定のスライド範囲を通過するときに前記シャッタロックレバーに係脱する第二カムとを備え、ディスクトレイが突出位置に向かってスライドする途中で前記第二カムによってシャッタロックレバーがロック位置に変位し、閉じ位置に移動したシャッタに係合してシャッタの開き方向への移動を阻止することを特徴とする請求項4記載の光ディスク装置。
  6. 前記シャッタはバネによって前記開口を開く方向に付勢され、前記ディスクトレイとともにピックアプベースが格納位置から突出位置に向かって移動する間に、シャッタは前記シャッタ開閉レバーと第一カムとの係合により前記バネの付勢に抗して閉じ方向に移動して所期の閉じ位置を越えてオーバーストローク移動した後、前記第一カムとシャッタ開閉レバーとの係合が解除されることによって前記バネの付勢により開き方向に移動するように構成され、シャッタがオーバーストローク移動している間に前記シャッタロックレバーが前記第二カムによってロック位置に移動され、オーバーストローク移動後のシャッタの開き方向への移動を所期の閉じ位置で阻止することを特徴とする請求項5記載の光ディスク装置。

JP2005068448A 2005-03-11 2005-03-11 光ディスク装置 Pending JP2006252683A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005068448A JP2006252683A (ja) 2005-03-11 2005-03-11 光ディスク装置
US11/372,303 US7559069B2 (en) 2005-03-11 2006-03-09 Optical disc device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005068448A JP2006252683A (ja) 2005-03-11 2005-03-11 光ディスク装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006252683A true JP2006252683A (ja) 2006-09-21

Family

ID=36972519

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005068448A Pending JP2006252683A (ja) 2005-03-11 2005-03-11 光ディスク装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7559069B2 (ja)
JP (1) JP2006252683A (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5032402B2 (ja) * 2008-06-20 2012-09-26 ソニーオプティアーク株式会社 ディスクドライブ装置及び電子機器
TWI364755B (en) * 2008-09-23 2012-05-21 Quanta Storage Inc Protection cover of pick-up head
JP4591589B2 (ja) * 2008-10-16 2010-12-01 パナソニック株式会社 光ディスク装置
TWI457919B (zh) * 2012-06-15 2014-10-21 Wistron Corp 光碟機及其相關電腦裝置

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02310831A (ja) * 1989-05-24 1990-12-26 Nippon Columbia Co Ltd 光ピックアップの保護装置
JP3320906B2 (ja) * 1994-06-30 2002-09-03 アルパイン株式会社 ディスク装置
JPH09288836A (ja) 1996-04-19 1997-11-04 Nec Corp 光記録再生装置
US5995467A (en) * 1996-07-25 1999-11-30 Sony Corporation Disc recording and/or reproducing apparatus with a liftable optical pickup apparatus and coordinated lens shutter
JPH10199005A (ja) * 1996-12-26 1998-07-31 Sony Corp 光学ピックアップ装置
JP2000011630A (ja) * 1998-06-22 2000-01-14 Sony Corp ディスクドライブ
JP3352416B2 (ja) * 1998-07-08 2002-12-03 三星電機株式会社 光ディスクプレーヤー
JP2000057620A (ja) * 1998-08-05 2000-02-25 Sony Corp 光記録再生装置
JP2000076696A (ja) * 1998-08-28 2000-03-14 Sony Corp 光ディスク装置及びその使用方法
JP2000113483A (ja) * 1998-10-05 2000-04-21 Sony Corp 光ヘッド装置及び光ディスク装置
JP4106786B2 (ja) * 1998-12-25 2008-06-25 ソニー株式会社 光ピックアップ装置
JP2000298863A (ja) * 1999-04-09 2000-10-24 Sony Corp 光ピックアップ装置
US6487158B2 (en) * 1999-07-14 2002-11-26 Hewlett-Packard Company Cover member and method for an optical disc drive
DE10063940A1 (de) * 2000-12-20 2002-07-04 Thomson Brandt Gmbh Aufzeichnungs- und/oder Wiedergabegerät für optische Aufzeichnungsträger
JP2002298409A (ja) * 2001-03-30 2002-10-11 Aiwa Co Ltd 光ディスク装置
JP4337282B2 (ja) * 2001-07-11 2009-09-30 ソニー株式会社 光ピックアップ装置及び記録及び/又は再生装置
JP4088468B2 (ja) * 2002-03-27 2008-05-21 スミダコーポレーション株式会社 ディスク記録再生装置
JP2004310890A (ja) * 2003-04-04 2004-11-04 Sony Corp 記録及び/又は再生装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20060206907A1 (en) 2006-09-14
US7559069B2 (en) 2009-07-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8332879B2 (en) Optical disk drive
WO2002073613A1 (fr) Dispositif de commande de support d'enregistrement
JP2006252683A (ja) 光ディスク装置
US7487519B2 (en) Door interlock unit and disk recording/reproducing apparatus with the same
WO1996016403A1 (fr) Dispositif de chargement d'un support de memoire et equipement d'enregistrement et/ou de reproduction
JPH06349218A (ja) 光磁気ディスク装置
KR100362369B1 (ko) 디스크카트리지어댑터및그구동장치
JP3838782B2 (ja) 記録媒体駆動装置
JP4148237B2 (ja) 記録及び/又は再生装置
US7441255B2 (en) Disk recording/reproducing apparatus with cartridge drop preventing mechanism having elastic flap portion
JP2006309872A (ja) 記録および/または再生装置
JP4315067B2 (ja) ディスクドライブ装置
JP2006323928A5 (ja)
KR950015201B1 (ko) 미니디스크 플레이어의 디스크카트리지 삽입, 배출장치
JP4638472B2 (ja) ディスク装置
JP2006309871A (ja) 記録および/または再生装置
JP3762684B2 (ja) ディスク装置
JP2005100603A (ja) 光ディスク装置
JP2005346895A (ja) ディスクドライブ装置
JP2005346896A (ja) ディスクドライブ装置
JP2006309876A (ja) 記録および/または再生装置
JP2006120315A (ja) ディスクローディング装置
JP2006309875A (ja) 記録および/または再生装置
JP2005267771A (ja) ディスクカートリッジ
JP2006309874A (ja) 記録および/または再生装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070912

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090907

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090916

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100127