JP2005100603A - 光ディスク装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構造により、カートリッジの位置決めを確実に行う。
【解決手段】カートリッジ2を載置するためのトレイ3と、トレイ3を第1の方向に沿って移動可能に支持するシャーシ6、7と、スピンドルモータ13と、光ヘッド14と、トレイ3に載置されたカートリッジ2内のディスク1と平行であり、かつ、第1の方向に沿う一端近傍において第1の方向に直交する第2の方向に平行な軸の周りに回転可能なようにシャーシ6、7に支持されており、モータおよび光ヘッドが搭載されたトラバースベース12と、トラバースベース12に連結されたトラバースホルダ17と、トラバースホルダに設けられ、カートリッジ2の位置決め穴と係合することによりカートリッジ2の位置決めを行う位置決めピン18と、トラバースホルダ17の一部をカートリッジ2内のディスク1と垂直な第3の方向に移動させる昇降部とを備える光ディスク装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、カートリッジに収納された光ディスク等のディスク状情報記録媒体に情報を記録したり、情報記録媒体に記録された情報を再生する光ディスク装置に関する。
CDやDVDなど、光ビームを用いて情報を記録したり、記録された情報を光ビームを用いて再生するディスク状の情報記録媒体(以下、単にディスクと呼ぶ)が広く普及している。また、これらのディスクに情報の記録を行ったり、ディスクに記録された情報を再生するための光ディスク装置も広く利用されている。近年、ディスクに映像情報を記録するために、ディスクの記録密度を高める技術開発が進められている。
ディスクの記録密度を高めるためには、ディスクに形成される記録マークやピットを小さくし、記録や再生に用いる光ビームのスポット径を小さくする必要がある。このため、光ディスク装置では、光ビームの光源となるレーザの波長を短くし、光ビームを集光するためのレンズの開口数(NA)を大きくすることが行われている。
このように、記録マークやピットが小さくなり、記録再生に用いる光ビームのスポットも小さくなると、ディスク表面に付着する埃や指紋、傷などが情報の記録や再生に悪影響を与え易くなる。このため、ディスク表面を保護するカートリッジの重要性はますます増加している。
カートリッジに収納されたディスクに対応した従来の光ディスク装置は、たとえば、ディスクを回転駆動するスピンドルモータと、ディスクに対して情報の記録再生を行う光ヘッドと、スピンドルモータおよび光ヘッドを保持するトラバースベースとを備えている。トラバースベースにはカートリッジの位置決めを行うための位置決め部材が設けられており、ローディング機構によりカートリッジがディスク装置内に搬入された後、トラバースベースを昇降駆動させてカートリッジ内のディスクをスピンドルモータに搭載する。この構成ではカートリッジの位置決めを行う位置決め部材もトラバースベースに搭載するので、トラバースベースが大型となり、装置の小型軽量化やコストの低減が難しい。またトラバースベースを昇降駆動するモータの負荷が大きくなり、騒音が発生しやすいなどの問題があった。
特許文献1は、カートリッジに収納されたディスクに対応した他の従来の光ディスク装置を開示している。この光ディスク装置では、トラバースベースと位置決め部材とは分離しており、上述の問題を解決している。図11に示すように、この光ディスク装置は本体100を備え、ディスク101を収納したカートリッジ102に対応している。以下、カートリッジ102が光ディス装置へ挿入され、光ディスク101に対して記録再生動作を行うことが可能な状態になるまでの光ディスク装置の動作を説明する。
まず、ディスク101を収納したカートリッジ102は操作者によってトレイ103に載置される。トレイ103は、挿入および排出方向Aに移動可能なようにメカボトムシャーシ106により支持されている。メカボトムシャーシ106に設けられたローディングモータ108の回転がローディングギア系109を介してトレイ103の裏側に構成されたラックに伝達され、トレイ103は装置本体100に搬入される。
カートリッジ102に設けられたシャッタ102aは、トレイ103に設けられたオープナー105により開閉する。オープナー105は、カートリッジ102がトレイ103に載置された状態において、シャッタ102aが移動する方向に移動可能なように支持されており、オープナーのツメはシャッタ102aの突起に当接している。オープナー105にはアッパーシャーシ107のカム溝に係合するピンが設けられており、トレイ103の挿入と共にピンがカム溝を移動し、オープナー105がスライドする。これにより、シャッタ102aもスライドする。
トレイ103の挿入動作が完了すると同時に光ディスク101を固定するためのクラパーを移動させる動作が開始する。クランプアーム125は中間部においてアッパーベース107に対し回転可能なように支持されており、一端にはクランパ124が設けられている。クランプアーム125の他端には、屈曲部が設けられている。クランパ124は上下方向に2分割可能な部材で構成され、クランプアーム125の穴部のエッジを上下の部材が隙間を有して挟み込むように構成されている。このため、クランプアーム125に対してクランパ124は回転自在に支持される。トレイ103が本体100に挿入されていない状態では、屈曲部がアッパーベース107の裏面側に突出し、クランパ124は表面側に突出している。
トレイ103の本体100内への搬入が完了すると同時にトレイ103の一部がクランプアーム125の屈曲部を押し上げる。これにより、クランプアーム125が回転し、クランパ124は押し下げられる。前述したシャッタ102aの開放動作により、ディスク101のクランプ領域は露出されており、押し下げられたクランパ124は、101のクランプ領域の上方に配置される。これにより、クランプ準備動作が完了する。
次にカートリッジの位置決め動作について、図11、図12および図13を参照して説明する。図12および図13は、カートリッジ102の位置決めに用いられる位置決めピンピース118およびスライドカム123の構造を示している。
位置決めピンピース118は、カートリッジ102の位置決め穴102bに係合する位置決めピン118aと、一対の凸部118bとを備えおり、凸部118bがスライドカム123に構成されたカム溝123aと摺動可能に係合している。このため、スライドカム123のD方向に移動すると、位置決めピン118aはC方向に移動する。
スライドカム123は、トレイ103の搬入搬出方向Aと直角な方向に摺動し得るように、ボトムシャーシ106に取り付けられており、トレイ103の裏面に設けられた溝状のロードカム(図示せず)に摺動突起123bが摺動し得るよう係合している。またスライドカム123はローディングギア系109と係合するラック部123cを有している。
トレイ103の裏側に設けられたロードカムは、トレイ103の挿入が完了する挿入位置付近でスライドカム123を少し移動させるための傾斜部と、さらに連続して摺動突起123bをトレイ103の移動方向と直交する方向に案内するための延出部とを備えている。このため、ローディングモータ108の回転によりトレイ103の挿入が完了する直前に、ロードカムの傾斜部によって、スライドカム123が若干駆動され、スライドカムのラック部123cとローディングギア系109とが係合を開始する。トレイ103のラックとローディングギア系109との噛合が外れ、挿入が完了した後も、スライドカム123はロードカムの延出部に沿って移動を続ける。スライドカム123は、位置決めピンピース118をカム溝123aに沿って駆動し、位置決めピン118aがカートリッジの位置決め穴103aに挿入される。これにより、カートリッジ102の位置決めが行われる。
ボトムシャーシ106には位置決めピンピース118の上昇を補助するアシストアーム135が回動自在に設けられており、スライドカム123の移動によって駆動される。トレイ103内においてカートリッジ102の位置ズレが大きい場合、位置決めピンピース118が位置決め穴102bへ挿入される際にカートリッジ102の位置ズレを修正する挿入力が必要になる。このため、アシストアーム135が位置決めピン118a近傍を押し上げる補助をすることで位置決めピンピース118のたわみ変形を防止し、位置決めピン118aを位置決め穴102bに強制的に挿入してカートリッジ102の位置ズレを補正する。
また、ボトムシャーシ106には、位置決めピンピース118の搬入搬出方向Aのガタを規制するアジャストプレート136が設けられており、位置決めピン118aの搬入搬出方向Aにおける位置が調整され、ボトムシャーシ106に固定されている。
トラバースベース112は、ディスク101を搭載して回転するスピンドルモータ113と、ディスク101の半径方向にガイドシャフト115によって移動可能であり、ディスク101に対して記録再生動作を行う光ヘッド114とを支持している。トラバースベース112の4隅は、ゴムダンパ120によってトラバースホルダ117に弾性的に保持されている。トラバースホルダ117の両側面にはディスク101と平行な面上において一対の回動支軸117aが設けられており、メカボトムシャーシ106に設けられた軸受け部106aと回動支軸117aとが係合することによって、トラバースベース112が回動支軸117aを中心として回動自在に支持されている。
トラバースホルダ117のスライドカム123に対向する面にはカム溝123aと摺動自在に係合するカムフォロア117bが突出しており、スライドカム123の移動にともなって、トラバースホルダ117およびトラバースベース112は支軸117aを中心として回動し、上昇する。このため、スピンドルモータ113が上昇し、ディスク101がターンテーブル113aに搭載される。また、スピンドルモータ113の中央頂上部に埋め込まれた磁性体とクランパ124に内蔵された磁石との吸引力により、クランパ124はディスク101をターンテーブル113a側に付勢する。これによりクランプ動作が完了する。
スライドカム123のカム溝123aには、位置決めピンピース118も摺動可能に係合しているため、スライドカム123の移動により、まず位置決めピンピース118が上昇して前述のカートリッジ位置決め動作を行い、少し遅れてトラバースホルダ117が上昇してディスク101がスピンドルモータ113に搭載される。
このような構造を備える光ディスク装置によれば、トラバースベースと位置決め部材とが分離されているため、トラバースベースの外形を小さくすることが可能となり、トラバースベースを昇降駆動するモータの負荷も低減し、騒音の発生も抑制することができる。
特開2003−217214号公報
しかし、特許文献1によれば、カートリッジを位置決めするための位置決めピンをトラバースベースと独立した部材により構成する必要がある。また、位置決めピンの動きを補助するアシストレバーや位置調整のためのアジャストプレートも必要となる。このため、光ディスク装置を構成する部品の数が増加し、製造コストも増大する。
また、一般にディスクとカートリッジとに介在する構成部品は少ないほうが、ディスクとカートリッジとの隙間における累積誤差が小さく、位置決め精度が向上する。しかし、特許文献1に示された光ディスク装置ではディスクとカートリッジとの間には、スピンドルモータ、トラバースベース、ゴムダンパ、トラバースホルダ、ボトムシャーシ、位置決めピンと6点もの部品が介する。このため、ディスクモータに対する位置決めピンの位置を正しく調整する必要があった。このことは、工数の増加やコストの上昇を招く。また、トラバースホルダがトラバースベース全体を保持しており、部品が大型化してコストアップになる他、装置の小型化が困難となる。
本発明は上記従来技術の問題を解決し、簡単な構造により、カートリッジの位置決めを確実に行うことのできる光ディスク装置を提供することを目的とする。
本発明の光ディスク装置は、情報記録媒体であるディスクを収納し、位置決め穴を有するカートリッジを載置するためのトレイと、前記トレイを第1の方向に沿って移動可能に支持するシャーシと、前記カートリッジ内のディスクを載置し、回転させるスピンドルモータと、前記ディスクに情報の記録を行い、または、前記ディスクに記録された情報を再生するための光ヘッドと、前記トレイに載置されたカートリッジ内のディスクと平行であり、かつ、前記第1の方向に沿う一端近傍において前記第1の方向に直交する第2の方向に平行な軸の周りに回転可能なように前記シャーシに支持されており、前記モータおよび前記光ヘッドが搭載されたトラバースベースと、前記トラバースベースに連結されたトラバースホルダと、前記トラバースホルダに設けられ、前記カートリッジの位置決め穴と係合することにより前記カートリッジの位置決めを行う位置決めピンと、前記トラバースホルダの一部を前記カートリッジ内のディスクと垂直な第3の方向に移動させる昇降部とを備える。
ある好ましい実施形態において、光ディスク装置は、弾性および制振性を有し、前記トラバースベースの前記第1の方向に沿う他端近傍において前記トラバースホルダと前記トラバースベースとを連結する第1の制振部材をさらに備える。
ある好ましい実施形態において、光ディスク装置は、弾性および制振性を有し、前記シャーシと前記トラバースベースとを、前記トラバースベースが前記第2の方向に平行な軸の周りに回転可能なように連結する第2の制振部材とをさらに備える。
ある好ましい実施形態において、前記位置決めピンは前記トラバースホルダと一体に形成されている。
ある好ましい実施形態において、前記トラバースホルダは、基部および、前記基部からトラバースベースの前記一端に向かって延びる腕部を有し、前記腕部の端部は前記第1の方向に移動可能なように前記シャーシに支持されている。
ある好ましい実施形態において、前記トラバースホルダは、前記基部に設けられた支持ピンを有し、前記昇降部は、前記トラバースホルダの支持部を昇降させる。
ある好ましい実施形態において、記昇降部は、前記第1の方向と垂直な方向に移動可能であり、前記支持ピンが係合するカム溝が設けられた昇降スライドラックを含み、前記昇降スライドラックが移動することにより、前記カム溝内を相対的に前記支持ピンが移動し、前記トラバースホルダが前記第3の方向に移動する。
ある好ましい実施形態において、前記トラバースホルダは支持面を有し、前記昇降スライドラックは支持稜を有し、前記トラバースホルダが上昇して、前記位置決めピンが前記位置決め穴に挿入される際、前記昇降スライドラックの支持稜が前記トラバースホルダの支持面と当接することにより、前記昇降部が前記トラバースホルダを支持する。
ある好ましい実施形態において、前記トラバースホルダは、前記第1の制振部材の取り付け位置近傍に設けられた規制ピンを有し、前記シャーシは、前記規制ピンの移動方向を規制するガイド部を有する。
ある好ましい実施形態において、前記ガイド部は、少なくとも前記位置決めピンが前記位置決め穴に侵入する際、前記規制ピンが前記第1の方向へ移動するのを規制する。
ある好ましい実施形態において、前記シャーシは、前記ガイド部の上部に前記規制ピンが前記第3の方向へ移動するのを規制する壁を有する。
ある好ましい実施形態において、光ディスク装置は、前記カートリッジを前記トレイ側に付勢する押圧部をさらに備え、前記トラバースホルダの移動により前記位置決めピンが前記カートリッジの位置決め穴に挿入された後、前記押圧部が前記カートリッジを付勢する。
ある好ましい実施形態において、前記カートリッジは、前記ディスクの情報を示すための状態検出穴を有し、前記トラバースホルダは、前記カートリッジの状態検出穴に対向する位置に設けられた状態検出スイッチを含む。
本発明によれば、トラバースホルダに位置決めピンが設けられているため、トラバースベースの外形を小さくすることが可能となり、トラバースベースを昇降駆動するモータの負荷も低減し、騒音の発生も抑制することができる。また、トラバースホルダとトラバースベースとが連結されているため、位置決めピンとスピンドルモータとに介在する部品の数を低減することができ、スピンドルモータに対する位置決めピンの位置調整が不要となる。この結果、部品点数の削減に加えて調整工程も不要となり、製造コストを低減させることが可能となる。
以下、図面を参照しながら本発明の光ディスク装置の実施形態を説明する。
図1は本発明による光ディスク装置80の分解斜視図である。光ディスク装置100は、情報を記録するためのディスク1を収納したカートリッジ2に対応しており、カートリッジ2を装填してディスク1に情報を記録し、または、ディスク1に記録された情報を再生することができる。まず、図1を参照して、光ディスク装置80の構造の概略を説明する。
光ディスク装置80は、トレイ3と、ボトムシャーシ6と、トップシャーシ7と、トラバースベース12とを備えている。ボトムシャーシ6とトップシャーシ7によりシャーシを構成し、ボトムシャーシ6と、トップシャーシ7と、トラバースベース12により本体が構成される。
トレイ3はカートリッジ2を載置し、図1に示すy方向に沿って移動可能なようにトップシャーシ7に支持される。y方向に沿ってトレイ3が移動することによって、ボトムシャーシ6、トップシャーシ7およびトラバースベース12によって構成される本体にカートリッジ2を搬入したり、本体からカートリッジ2を搬出したりすることができる。トレイ3にはカートリッジ2のシャッタ2cを開閉するためのシャッターオープナー5と、カートリッジ2をトレイ3内の所定の位置に固定するためにカートリッジ2を押圧するための与圧部4とが設けられている。以下で言及する図面では、y方向はトレイが本体に対してカートリッジ2を搬入・搬出するために本体に挿入されあるいは本体から排出される方向をいう。この方向を基準とし、トレイ3に垂直な方向をz方向とする。また、トレイと平行な面内であって、y方向と垂直な方向をx方向とする。
トップシャーシ7は、トレイ3をy方向に移動させるための駆動部51と、クランパ24を保持したクランパホルダ25と、カートリッジ2をトレイ3側に付勢する押圧部52とを備える。駆動部51は、ローディングモータ8と、ローディングギア系9と、トレイ駆動ラック10と、トレイアーム11とを含む。また、押圧部52はサイドアーム26,27とサイドアーム昇降レバー28とを含む。
トラバースベース12は、ディスク1を載置し回転させるスピンドルモータ13と、ディスク1に情報を記録し、または、ディスク1に記録された情報を再生するための光ヘッド14とを含む。トラバースベース12は、第1の制振部材20c、20dを介してトラバースホルダ17に連結されている。また、第2の制振部材20a、20bを介してボトムシャーシ6に支持されている。トラバースホルダ17にはカートリッジ2の位置決め穴2aと係合する位置決めピン18が設けられている。また、カートリッジ2の状態を検出するための状態検出スイッチ19が設けられている。以下において詳細に説明するように、トラバースベース12は、第2の制振部材20a、20bを貫くx軸と平行な軸の周りに回転可能なようにボトムシャーシ6に支持されている。
次に、上記各部の構造を詳細に説明する。
(トレイ)
図2はカートリッジ2およびトレイ3を示した斜視図である。カートリッジ2は、ディスク1を収納しており、ディスク1に光ヘッド14(図1)およびモータ13(図1)がアクセスするための開口部をシャッタ2cが覆っている。カートリッジ2には、位置決め穴2aおよび状態検出穴2bが設けられている。カートリッジ2は、両面記録タイプのディスクに対応しているため、カートリッジ2の両面2e、2fに位置決め穴2aおよび状態検出穴2bが設けられている。位置決め穴2aは、ディスク1と平行な方向であるxy平面およびディスク1と垂直な方向であるz方向において、光ヘッド14(図1)およびモータ13(図1)に対するカートリッジ2の位置を規定する。カートリッジ2の位置決めにより、記録あるいは再生動作中、モータ13に載置されたディスク1、光ヘッドおよびモータ13がカートリッジ2に接触しないようにする。状態検出穴2は、カートリッジ2に収納されたディスク1の情報を示すために用いられ、状態検出穴2が開放されている(塞がっている)かどうかによって、たとえば、ディスク1が両面記録タイプであるかどうかを示すことができる。
トレイ3は、カートリッジ2の外寸よりもわずかに大きい空間を規定する前壁面3a1、左壁面3a2および右壁面3a3を有する。これらは、操作者がカートリッジ2をトレイ3に載置するためのガイドの役割を果たしている。トレイ3の奥側には与圧部4が設けられており、ばね4aによって前壁面3a1へ付勢している。操作者がカートリッジ2をトレイ3に置く場合、与圧部4にカートリッジ2を接触させ、ばね4aを押し込めながらカートリッジ2を与圧部4、前壁面3a1、左壁面3a2および右壁面3a3で規定される空間内に配置する。カートリッジ2がトレイ3に載置された状態ではカートリッジ2は前壁面3a1に当接するよう、与圧部4によって付勢される。このため、トレイ3内において、y方向におけるがたつきがないよう、カートリッジ2が保持される。トレイ3の与圧部4の近傍には、シャッターオープナー5が設けられている。シャッターオープナー5はx方向に摺動可能であり、トレイ3が本体に挿入される際、トレイ3に載置されたカートリッジ2のシャッタ2cと係合し、シャッタ2cを開放する。
トレイ3の与圧部4、前壁面3a1、左壁面3a2および右壁面3a3で規定される空間内には、カートリッジ2に収納されていないディスクを直接載置するための凹部3hを設けてもよい。また、さらに小径のディスクが載置できるよう、凹部3hの底部にさらに凹部3iを設けてもよい。
トレイ3にはトラバースホルダ17(図1)に設けられた位置決めピンおよび状態検出スイッチ19を貫通させるための穴3c、3dが設けられている。
(トップシャーシ)
図3はトップシャーシ7の分解斜視図である。トップシャーシ7はボトムシャーシ6の上側に位置し、y方向へ移動可能なようにトレイ3を支持する。前述したように、ローディングモータ8、ローディングギア系9、トレイ駆動ラック10、トレイアーム11からなる駆動部51が配置されている。トレイ駆動ラック10はy方向へ移動可能なように、トップシャーシ7の上面に支持されている。トレイ駆動ラック10のラック部10aはローディングギア系9と係合している。トレイアーム11は、互いに逆方向に伸びるよう両端に設けられた回転軸11cとピン11bとを有し、中央付近にはカム溝11aが形成されている。回転軸11cがトップシャーシ7の軸受け部7aに挿入されることにより、トレイアーム11は軸受け部7aの周りに回転する。トレイアーム11のカム溝11aには、トレイ駆動ラック10から下方に突出したピン(図示せず)が係合している。また、ピン11bは、トレイ3のカム溝3e(図2)に係合している。
あらかじめ本体から排出されたトレイ3にカートリッジ2あるいはディスク1を搭載し、操作者が光ディスク装置の前面等に配置されたイジェクトスイッチ(図示せず)を押圧した場合、あるいは、操作者がトレイ3を直接搬入方向(y方向)へ押圧し、トレイ3の位置検出スイッチ(図示せず)がONとなった場合、駆動回路からローディングモータ8に電流が流れ、トレイ3の挿入動作が開始する。ローディングモータ8がトレイ3を搬入する方向へ回転すると、ローディングギア系9に伝達されてトレイ駆動ラック10が搬入方向となるy方向へ移動する。トレイ駆動ラック10のピンによりトレイアーム11が回転し、先端にあるピン11bがトレイ3をy方向へ移動させる。
トップシャーシ7の中央部には、ディスク1をスピンドルモータ13のターンテーブル13aに固定するためのクランパ24が、クランパホルダ25に回転自在に保持されている。クランパホルダ25は回転可能なようにトップシャーシ7に支持され、ばね(図示せず)によってクランパ24がディスク1へ接近する方向へ付勢されている。また、x方向に突出した支持ピン25aがトレイ駆動ラック10に設けられたテーパ部10cを有するガイド部と当接している。トレイ駆動ラック10が移動してトレイ3を挿入している間はクランパ24は上昇した位置を保ち、トレイ3の挿入が完了すると同時に支持ピン25aはテーパ部10cを下降してクランパ24も下降し、クランプ準備状態が完了する。この状態において、ディスク1はまだモータ13のターンテーブルに載置されてはいない。
トップシャーシ7の挿入方向の奥側には、トレイ駆動ラック10の位置検出を行う挿入検出スイッチ30が基板に取り付けられ、固定されている。トレイ3が本体内部へ挿入され、クランプ準備が完了すると、トレイ駆動ラック10が挿入検出スイッチ30をオン状態にする。これにより、ローディングモータ8の回転が一旦停止され、トレイ挿入動作が完了する。
(トラバースベース、トラバースホルダおよびボトムシャーシ)
図4は、トラバースベース12、トラバースホルダ17およびボトムシャーシ6を示す斜視図である。前述したようにトラバースベース12にはスピンドルモータ13が支持されている。また、光ヘッド14は、一対のガイドシャフト15によってディスクの半径方向(y方向)に移動可能なようにトラバースベース12に支持される。ガイドシャフト15は、光ヘッド14より照射される光スポットがディスク1の中心線上に沿って移動するように、スピンドルモータ13を挟み込んで略平行にトラバースベース12に固定されている。
ガイドシャフト15の一方に隣接して、リードスクリュー16aがガイドシャフト15と平行に固定されており、光ヘッド14に固定されたナットピース(図示せず)がリードスクリュー16aと係合している。リードスクリュー16aにはトラバースモータ16が直結されて、トラバースモータ16が回転すると、ナットピースを介して光ヘッド14がディスク1の半径方向へ移動し得る駆動力が発生する。このため、光ヘッド14がディスク1の目標の半径位置へ高速で移動することができる。
図5は、トラバースホルダ17を示す斜視図である。図5に示すように、トラバースホルダ17は、x方向に沿って延びる基部17gと、基部17gの両端に設けられたy方向に伸びる一対腕部17hとを含む。腕部17hの先端にはx方向に延びる腕部ピン17cが設けられている。基部17gには長手方向に伸びる溝17iが設けられ、溝17i内において、y方向に伸びる支持ピン17aが設けられている。また、基部17gのx方向の両端にはx方向に伸びる一対の規制ピン17bがそれぞれ設けられている。
基部17gには、カートリッジ2の位置決め穴2a(図1)に対応する間隔を隔てて一対の位置決めピン18が設けられている。位置決めピン18はそれぞれ台座18aを有し、台座18aがカートリッジ2の位置決め穴2aの周囲の面と当接することにより、ディスク1と垂直な方向におけるカートリッジの位置を規定している。
基部17gの一端近傍であって、カートリッジ2の状態検出穴2bに対応する位置には、基板に設けられた3つの状態検出スイッチ19が取り付けられている。また、以下において詳細に説明するように、エッジコーナが丸められた端部17jを有する支持面17dが形成されている。
トラバースベース12は、第1の制振部材20c、20dによってトラバースホルダ17と連結されている。また、好ましくは、トラバースベース12は第2の制振部材20a、20bによってボトムシャーシ6と連結される。図6(a)および(b)は、第1の制振部材20c、20dおよび第2の制振部材20a、20b近傍の断面構造を示している。図6(a)に示すように、トラバースベース12は、第2の制振部材20a、20bを挿入するための切欠状の穴12eを有し、第2の制振部材20a、20bが切欠状の穴12eに挿入されている。ボトムシャーシ6には、第2の制振部材20a、20bに挿入されるボスを有する一対の凸部6dが設けられ、第2の制振部材20a、20bが凸部6dのボスに挿入され、ねじ32aによって固定されている。
一方、図6(b)に示すように、トラバースホルダ17には、第1の制振部材20c、20dを挿入するための穴17eを有し、第1の制振部材20c、20dが穴17eに挿入されている。ねじ32bが第1の制振部材20c、20dを貫通してトラバースベース12に固定され、これにより、トラバースホルダ17とトラバースベース12とが連結される。図6(c)に示すようにトラバースベース12に穴を設け、その穴に第1の制振部材20c、20dを挿入し、第1の制振部材20c、20dを貫通してトラバースホルダ17にねじ23bを固定してもよい。
第1の制振部材20c、20dおよび第2の制振部材20a、20bは、制振性を備え、それぞれが連結する2つの部材間において、一方の振動を他方へ伝播させないよう、減衰させる。また、制振部材20a、20bは弾性変形が可能なような弾性を備えている。第1の制振部材20c、20dおよび第2の制振部材20a、20bは、たとえば、ゴムなどの弾性体によって形成されている。
(昇降部)
図4、図5および図7を参照してトラバースベースを昇降させるための昇降部を説明する。図7は、昇降部53を示す斜視図である。昇降部53は、昇降モータ21と、昇降駆動ギア系22と、昇降スライドラック23とを含む。昇降スライドラック23は、x方向に移動可能なようにボトムシャーシ6に支持されている。図5に示すように、昇降スライドラック23は、y方向と垂直であり、互いに平行な第1の面23g、第2の面23hおよび第3の面23iを有する。第1の面23gおよび第3の面23iにラック部23aおよびカム溝23bがそれぞれ形成されている。第2の面23hには傾斜稜23cおよび水平支持稜23dとが形成されている。
図7に示すように、ラック部23aは、昇降駆動ギア系22と噛み合っており、昇降モータ21の回転が昇降駆動ギア系22によってラック部23aに伝達され、昇降スライドラック23がx方向に移動する。カム溝23bは第3の面23iにおいて傾斜部を有するように形成され、カム溝23bにトラバースホルダ17の支持ピン17aが係合している。傾斜稜23cは、第2の面23hの一辺により構成され、カム溝の傾斜部と同じ方向に傾斜している。水平支持稜23dはx方向と平行である。
図4および図7に示すように、ボトムシャーシ6の中央部にはトラバースホルダ17の支持ピン17aに係合しx方向の位置を規制する第1の規制ガイド6bが設けられている。またボトムシャーシ6の左右の壁面には規制ピン17bに係合し、トラバースホルダ17のy方向の位置を規制する第2の規制ガイド6cが設けられている。
次に光ディスク装置の動作を説明する。
(ディスクの載置およびカートリッジの位置決め動作)
このように構成された光ディスク装置80において、トラバースベース12の回転により、ディスク1をスピンドルモータ13に載置する動作を説明する。図8(a)はトラバースベース12が下降した状態を示し、図8(b)はトラバースベース12が上昇した状態を示す側面図である。一部の構造については断面で示している。
図8(a)に示すように、排出されたトレイ3にカートリッジ2を載置し、トレイ3を本体内へ挿入する動作を行う間、支持ピン17aがカム溝23bの下部に位置するよう、昇降スライドラック23は図5において、矢印Rで示す側に位置している。このため、トラバースベース12は挿入方向手前側が下降し、傾斜した状態をとり、スピンドルモータ13が挿入されるディスク1あるいはカートリッジ2と干渉しないように下側へ退避している。
昇降モータ21(図7)が上昇動作の方向に回転すると、昇降駆動ギア系22は昇降スライドラック23を図5において矢印Lの向きに駆動する。これにより、トラバースホルダ17の支持ピン17aはカム溝23b内を相対的に移動し、カム溝23bの傾斜部に沿って上昇する。支持ピン17aはボトムシャーシ6に設けられた第1の規制ガイド6bによってz方向への移動するように規制されている。このため、トラバースホルダ17は、腕部ピン17cとボトムシャーシ6の受け部6aとの接点を中心として図8(a)において矢印Uで示す方向に回転する。
このとき、図7に示すように、ボトムシャーシ6の第2の規制ガイド6cとトラバースホルダ17の規制ピン17bとが係合しているため、トラバースホルダ17の回転動作中の一部の期間では、トラバースホルダ17の基部17gはz方向にのみ移動する。昇降スライドラック23の第2の面23hに設けられた傾斜稜23cはトラバースホルダ18の基部17gに設けられた切欠き17kに位置しているため、第2の面23hは基部17gとは当接しない。
図8(a)に示すように、トラバースホルダ17の回転に伴い、トラバースホルダ17と第1の制振部材20c、20dで連結されたトラバースベース12は、第2の制振部材20a、20bを結ぶx方向と平行な軸12zを回転軸として、トラバースベース12がおよそ水平となる図8(b)の状態まで矢印Uの方向に回動する。トラバースベース12の軸12z周りの回転は第2の制振部材20a、20bの弾性により変形により可能となる。また、トラバースベース12が下降している状態では、トラバースベース12とトラバースホルダ17とは非平行であるが、トラバースベース12が上昇している状態では、トラバースベース12とトラバースホルダ17とは平行になる。つまり、これら2つの状態間でトラバースベース12に対するトラバースホルダ17の相対角度が変化する。この相対角度の変化は第1の制振部材20c、20dが弾性変形することにより吸収される。
トラバースベース12の軸12z周りの回転にともなって、トラバースベース12と第1の制振部材20c、20dにより連結されたトラバースホルダ17は、腕部ピン17cの位置がy方向に移動することにより、腕部ピン17cとボトムシャーシ6の受け部6aとの接点をy方向に移動させながら回転する。このため、腕部ピン17cはy方向に移行可能なようにボトムシャーシ6の受け部6aに支持されていることが好ましい。このような構造により、トラバースホルダ17のxy平面における位置は、第1の制振部材20c、20dにより連結されたトラバースベース12により規定される。つまり、トラバースホルダ17に設けられた位置決めピン18の位置とトラバースベース12に設けられたスピンドルモータ13の位置とは、第1の制振部材20c、20dを介して一義的に定まる。このため、スピンドルモータ13のターンテーブルに載置されたディスクがカートリッジ2に接触しないよう、位置決めピン18がカートリッジ2の位置を正しく規定することができる。。また、トラバースベース12とトラバースホルダ17とは第1の制振部材20c、20dにより連結されるので、トラバースベース12とトラバースホルダ17との間では振動の伝播が抑制される。
図5および図7に示すように、昇降スライドラック23がL方向へ移動し、支持ピン17aがカム溝23bの上側水平部に至ると、昇降スライドラック23の第2の面23hの傾斜稜23cが支持面27dの端部17jと当接する。そして、支持稜23dトラバースホルダ17の支持面17dと接触し、カム溝23bに代わってトラバースホルダ17を支持する。このため、トラバースベース12が完全に上昇した状態では、昇降スライドラック23の支持稜23dとトラバースホルダ17の支持面17dとが線接触し、安定してトラバースベース12の上昇状態を維持することができる。
トラバースベース12の上昇に伴い、スピンドルモータ13のターンテーブル13aにディスク1が搭載される。図9に示すように、ターンテーブル13aの中央部には円形のテーパ状突起13bが構成されており、ディスク1の中心穴にこのテーパ状突起が挿入されることにより、スピンドルモータ13の中心とディスク1の中心とを一致させる「ディスク1の芯出し」が行われる。テーパ状突起13bの内側には磁石13cが埋設されており、降下しているクランパ24に埋設された磁性体24aとの吸着力によりディスク1をスピンドルモータ12に挟持し、固定する。磁石13cがクランパ側に構成されて、磁性体24aがスピンドルモータ側に埋設されていてもよい。
スピンドルモータ13のターンテーブル13aにディスク1が載置されると同時に、トラバースホルダ17の上昇によって、位置決めピン18がカートリッジ2の位置決め穴2aに挿入され、カートリッジ2の位置決めがなされる。位置決めピン18の先端部はテーパ形状を有しており、カートリッジ2と位置決めピン18との間に部品の寸法公差などで多少のずれが生じている場合でも挿入し易くなっている。
このとき、位置決めピン18は、トレイ3に設けられた孔3cを貫通してカートリッジ2の位置決め穴2aに挿入される。位置決めピン18の断面形状に対して、トレイ3の孔3cは所定の隙間を確保する程度の大きさに形成されている。このため、たとえば光ディスク装置が落下衝撃を受けた場合、トレイ3の穴3cを規定する側面が位置決めピン18と当接し、トレイ3が本体から飛び出すのを防止する役割も果たす。
図10は、トラバースホルダ17の上昇にともなって移動する位置決めピン18の軌跡を示している。図10に示すように、ボトムシャーシの第2の規制ガイド6cの上部は、規制ピン17bがy方向に少し移動可能なようにy方向に伸びている。第2の規制ガイド6cの底部では規制ピン17bがyおよびz方向へ移動可能な空間が広がっている。規制ガイド6cの上部と底部との間では、規制ピン17cがz方向にのみ移動するようにy方向の幅が狭くなっている。
前述したように、トラバースホルダ17は、第1の制振部材20c、20dによってトラバースベース12に連結されており、トラバースホルダ17の腕部ピン17cは固定されていない。したがって、トラバースベース12が軸12zを中心として回転すると、規制ピン17bが規制ガイド6cの底部にある間、規制ピン17bは規制ガイド6cによる規制を受けることがなく、トラバースホルダ17の基部17gおよび基部17gの規制ピン17bは、軸12zを中心とした円弧を描くように移動する。
トラバースベース12の回転が進み、規制ピン17bが規制ガイド6cの上部と底部との間に位置すると、規制ピン17bは、規制ガイド6cからz方向にのみ移動可能なように移動方向が規制される。このため、トラバースホルダ17の基部17gおよび基部17gの規制ピン17cは、z方向にのみ移動する。第1の制振部材20c、20dおよび第2の制振部材20a、20b(特に第1の制振部材20c、20d)は、依然として軸12zを回転軸とし、回転するトラバースベース12とz方向にのみ移動が許容されるトラバースホルダ17との移動方向の差を吸収する。このとき、基部17gに設けられた位置決めピン18は、実線18’で示すように、位置決め穴2aのほぼ直下に位置している。このため、位置決めピン18がy方向に移動することによって、位置決めピン18が位置決め穴2aにまっすぐ挿入される。したがって、図10において二点鎖線18’’で示すように、位置決めピンが円弧状の軌跡を描きながら位置決め穴2aに挿入される場合に比べて、位置決めピンの挿入時のマージンを十分確保することができ、確実に位置決めピン18を位置決め穴2aに挿入することができる。
規制ピン17bが規制ガイド6cの上部に達し、トラバースベース12の上昇が完了すると、規制ピン17bは規制ガイド6cの上部内においてy方向へ移動可能となる。このため、変形していた第1の制振部材20c、20dおよび第2の制振部材20a、20b(特に第1の制振部材20c、20d)は、所定の形状に復元し、位置決めピン18とトラバースベース12との位置関係は維持される。このような位置決めピンの動作を実現することにより、従来のように位置決めピン18をトラバースホルダ17と別部材にしなくても位置決めピン18の挿入を確実なものとすることが可能となる。したがって、部品数を減少させ、製造コストを低減することが可能となる。また、トラバースベース12に直接位置決めピンを形成する場合に比べ、第1および第2の制振部材の変形により、位置決めピンの挿入時のマージンを大きく確保できるので、挿入を確実なものとすることができる。
図4および図7に示すように、ボトムシャーシ6の規制ガイド6cの上部にはトラバースホルダ17の規制ピン17がy方向へさらに上昇するのを防止する壁6hを設けることが好ましい。壁6hによって、トラバースホルダ17bが上昇している状態では、トラバースホルダ17の規制ピン17bの上側方向への過分な上昇を規制し、第1の制振部材20c、20dの弾性によってトラバースホルダ17の姿勢がばらつきを抑制し、トラバースホルダ17の姿勢をおおよそ水平に維持することができる。また、さらに上側方向への衝撃力を光ディスク装置80が受けた場合にも、規制ピン17bの規制ガイド6c上方への逸脱を防止することができる。
(ディスク状態の検出)
トラバースホルダ17の位置決めピン18近傍には、基板に固定された状態検出スイッチ19が設けられている。トラバースベース12が上昇し、ターンテーブルへのディスクの載置および位置決めピン18によるカートリッジ2の位置決めと同時に、状態検出スイッチ19もカートリッジ2の状態検出穴2bに挿入される。状態検出穴2bが形成されているかふさがっているかにより、ディスクへの情報の書き込み可否情報、カートリッジ2からのディスク1の取出し履歴情報、1層もしくは2層記録メディア等メディアの種類の情報などを検出する。
(カートリッジ固定)
図3に示すように、トップシャーシ7のx方向の両側には、カートリッジ2をトレイ3に付勢するための一対のサイドアーム26、27が回転可能に保持されており、バネで一定の方向へ付勢することができる。サイドアーム26のカートリッジ2を付勢する点の近傍では、テーパ部を有したトレイ駆動ラック10のガイド部10dと当接しており、同様にサイドアーム27のカートリッジ2を付勢する点の近傍ではサイドアーム昇降レバー28のテーパ部を有するガイド部28aと当接している。サイドアーム昇降レバー28はトップシャーシ7に回転可能に保持されており、裏面に突出したピン28bはトレイ駆動ラック10のカム10eに係合している。
トレイ3の挿入が完了した時点で挿入検出スイッチ30により停止していたトレイ駆動ラック10は、トラバースベース12の上昇が完了し、カートリッジ2の位置決めが成された後、ローディングモータ8が再び回転することによりy方向へさらに移動する。トレイ駆動ラック10の移動に伴い、テーパ部10dがサイドアーム26を下降し、サイドアーム昇降レバーが回転することによりテーパ部28aがサイドアーム27を下降する。これにより、サイドアーム26、27がそれぞれカートリッジ2をトレイ3側へ付勢する。サイドアーム26、27はカートリッジ2をトレイ3へ、トレイ3をボトムシャーシ6に固定されたトップシャーシ7へ付勢することにより、カートリッジ2、トレイ3、ボトムシャーシ6間に発生するガタを解消してディスク1の回転時に発生する振動と騒音を低減する機能を有している。
サイドアーム26、27によるカートリッジ2の付勢は、トラバースベース12の上昇によって、位置決めピン18が位置決め穴2aへ挿入されてから行われる。このため、位置決めピン18を位置決め穴2aに挿入する際、カートリッジ2の位置が正規の位置からずれていた場合でも、位置決めピンの挿入によってカートリッジ2を移動させる場合の負荷は少なくなっている。これにより、昇降モータ21への負荷を低減するともに騒音も小さくなり、安定した挿入動作が可能となる。
以上の説明に示す構成および一連の動作で、カートリッジ2はディスク装置80内へ装填され、トラバースベースの上昇によりディスク1がスピンドルモータ13へ載置される。また、クランプ動作によりディスクが回転可能な状態となり、ディスク1への記録再生が可能な状態が完了する。
光ディスク装置80からカートリッジ2を排出する場合には、前述の動作と逆の過程を取る。具体的には、まず、サイドアーム26、27によるカートリッジの付勢が解除される。続いて、トラバースベースの降下により、位置決め穴2aから位置決めピン18が抜かれ、ターンテーブルおよびクランパによるディスクの保持も解除される。その後、トレイ3が本体から排出される。
光ディク装置80によれば、トラバースホルダ17に位置決めピン18が設けられているため、トラバースベース12の外形を小さくすることが可能となり、トラバースベース12を昇降駆動するモータの負荷も低減し、騒音の発生も抑制することができる。
また、カートリッジ2の位置決めに関する部品数が大幅に削減されている。カートリッジ2は回転するディスク1との接触を防止するため一定以上の隙間を確保する必要があるが、スピンドルモータ13に固定されたディスク1からカートリッジ2を位置決めする位置決めピンまでに介在する部品の数は少ない程、部品の寸法公差の累積が小さくなり、精度よくカートリッジを保持できる。本実施形態の場合、ディスク1とカートリッジ2の間に介在する部品は、スピンドルモータ13、トラバースベース12、第1の制振部材20c、20dおよびトラバースホルダ17と一体に構成された位置決めピン18の4点である。従来の装置では6点必要であったので、3割以上部品数を削減することができる。このため、累積誤差が小さくなり、本発明の光ディスク装置を製造する場合には、スピンドルモータ13に対する位置決めピン18の位置調整が不要となる。この結果、部品点数の削減に加えて調整工程も不要となり、製造コストを低減させることが可能となる。
また、本実施形態では、トラバースホルダ17はトラバースベース12全体を包含して保持する構造を採用しておらず、第1の制振部材20c、20dによる2箇所のみでトラバースベース12を保持している。よってトラバースホルダ17の小型化が可能となり、装置全体の外形を小さくすることができる。
さらに、図8(a)および(b)に示すように、トレイ3が移動する際、昇降部51はトラバースホルダ17及びトラバースベース12を降下させているが、このときトラバースホルダ17は腕部ピン17cを中心に回動する。つまり、トラバースベース12とトラバースホルダ17は、互いに異なる軸の周りに回動し、トラバースホルダ17は、第1の制振部材20c、20dの変形可能な範囲でトラバースベース12に対しより大きく回転して屈曲した状態となる。よって位置決めピン18がトラバースベース12に一体に構成された構成と比べ、トラバースベース12の少ない回転で、位置決めピン18や状態検出スイッチ19が搭載されたトラバースホルダ17の先端付近降下量を十分に確保できる。よって重量の大きいトラバースベース12の回転量を小さくできる。さらに、板金等で構成された重量の大きなトラバースベース12を小型化できるので軽量化され、昇降モータの負荷を抑制してスムーズな昇降動作が可能となる。
トラバースホルダ17およびトラバースベース12が上昇している状態では、昇降スライドラック23のトラバースホルダ支持稜23cと接触する支持部17dと、反対側でボトムシャーシ6と接触する腕部ピン17cとが支持点となりトラバースホルダ17の姿勢が決定する。このとき、サイドアーム26、27によるカートリッジ2の付勢力は位置決めピン18を介してトラバースホルダ17を押圧する。この付勢力の力点はトラバースホルダ17の支持部17dと腕部ピン17cとの間に位置するため、トラバースベース17の姿勢は安定した状態となる。
また、トラバースベース12は第1の制振部材20c、20dおよび第2の制振部材20a、20bにより4隅で支持されているが、そのうち奥側の2点は第2の制振部材20a、20bを介して直接ボトムシャーシ6に固定されている。よって、重量の大きいボトムシャーシ6への固定により、CDなどで多く流通している規格外の大きな偏重心を有するディスクが搭載された場合でも、振動を周辺に伝えにくく、ビビリ等の発生が抑制される。
なお、本実施形態の構成では、制振部材として弾性を有するゴムダンパを用いたが、制振性を有して弾力性のある材質であればゴム材に限られず、たとえば、中空構造で中に空気や粘性体を封入したダンパなどを用いてもよい。さらにボトムシャーシ6全体をダンピングするダンパを外部に追加すれば、外部のダンパは装置の設置環境の振動や衝撃など外部からの振動衝撃を吸収するためのダンパとして、またトラバースベースに取り付ける内部のダンパはディスクの偏重心を吸収するダンパとして、それぞれ最適な状態に設計することが可能となり、振動特性の優れた装置を実現できる。
また、本実施形態では、トラバースホルダに位置決めピンは2つ設けられていた。しかし、トレイにカートリッジを載置する際のガイドとして設ける立ち壁等をカートリッジの位置決めにも利用する場合、位置決めピンは1つでもよい。また、トレイはトップシャーシに支持されていたが、ボトムシャーシに支持される構造を採用してもよい。
本発明は、ディスクを収納したカートリッジに適合し、種々の分野で用いられる光ディスク装置に適用することができる。特に、光ディスク装置を用いた記録再生装置、コンピュータ、ナビゲーションシステム等への適用が可能である。
本発明の光ディスク装置の実施形態を示す分解斜視図である。 カートリッジとトレイを示す斜視図である。 トップシャーシの斜視図である。 トラバースホルダ、トラバースベースおよびボトムシャーシの斜視図である。 トラバースホルダおよび昇降スライドラックの斜視図である。 (a)および(b)は、それぞれ第2および第1の制振部材近傍の構造を示す断面図であり、(c)は第1の制振部材近傍の他の構造を示す断面図である。 トラバースホルダおよび駆動部の斜視図である。 (a)および(b)は、それぞれトラバースベースが下降した状態および上昇した状態を示す部分断面図である。 ディスクがクランプされた状態を示す断面図である。 トラバースホルダが移動する際の位置決めピンの軌道を示す模式図である。 従来例の光ディスク装置の分解斜視図である。 従来例の光ディスク装置における位置決めピンを示す斜視図である。 従来例の光ディスク装置の昇降手部を示す斜視図である。
符号の説明
1 ディスク
2 カートリッジ
2a 位置決め穴
2b 状態検出穴
2c シャッタ
3 トレイ
3a1 前壁面
3a2 左壁面
3a3 右壁面
3c 穴
3d 穴
3e カム溝
4 与圧部
5 シャッターオープナー
6 ボトムシャーシ
6a 受け部
6b 第1の規制ガイド
6c 第2の規制ガイド
7 トップシャーシ
8 ローディングモータ
9 ローディングギア系
10 トレイ駆動ラック
10a ラック部
10b ピン
10c テーパ部
10d 駆動ガイド
10e 駆動カム
11 トレイアーム
11a カム溝
11b ピン
11c 回転軸
12 トラバースベース
13 スピンドルモータ
13a ターンテーブル
13b テーパ状突起
13c 磁石
14 光ヘッド
14a ナットピース
15 ガイドシャフト
16 トラバースモータ
16a リードスクリュー
17 トラバースホルダ
17a 支持ピン
17b 規制ピン
17c 腕部ピン
17d 支持部
17e ダンパ保持穴
18 位置決めピン
19 状態検出スイッチ
20 ゴムダンパ
21 昇降モータ
22 昇降駆動ギア系
23 昇降スライドラック
23a ラック部
23b カム溝
23c 支持稜
24 クランパ
24a 磁性体
25 クランパホルダ
25a 支持ピン
26 サイドアーム
27 サイドアーム
28 サイドアーム昇降レバー
28a テーパ部
28b ピン
30 搬入検出スイッチ
31 昇降検出スイッチ
32a,32b ダンパ固定ネジ

Claims (13)

  1. 情報記録媒体であるディスクを収納し、位置決め穴を有するカートリッジを載置するためのトレイと、
    前記トレイを第1の方向に沿って移動可能に支持するシャーシと、
    前記カートリッジ内のディスクを載置し、回転させるスピンドルモータと、
    前記ディスクに情報の記録を行い、または、前記ディスクに記録された情報を再生するための光ヘッドと、
    前記トレイに載置されたカートリッジ内のディスクと平行であり、かつ、前記第1の方向に沿う一端近傍において前記第1の方向に直交する第2の方向に平行な軸の周りに回転可能なように前記シャーシに支持されており、前記モータおよび前記光ヘッドが搭載されたトラバースベースと、
    前記トラバースベースに連結されたトラバースホルダと、
    前記トラバースホルダに設けられ、前記カートリッジの位置決め穴と係合することにより前記カートリッジの位置決めを行う位置決めピンと、
    前記トラバースホルダの一部を前記カートリッジ内のディスクと垂直な第3の方向に移動させる昇降部と、
    を備える光ディスク装置。
  2. 弾性および制振性を備え、前記トラバースベースの前記第1の方向に沿う他端近傍において前記トラバースホルダと前記トラバースベースとを連結する第1の制振部材をさらに備える請求項1に記載の光ディスク装置。
  3. 弾性および制振性を備え、前記シャーシと前記トラバースベースとを、前記トラバースベースが前記第2の方向に平行な軸の周りに回転可能なように連結する第2の制振部材とをさらに備える請求項1または2に記載の光ディスク装置。
  4. 前記位置決めピンは前記トラバースホルダと一体に形成されている請求項1から3のいずれかに記載の光ディスク装置。
  5. 前記トラバースホルダは、基部および、前記基部からトラバースベースの前記一端に向かって延びる腕部を有し、前記腕部の端部は前記第1の方向に移動可能なように前記シャーシに支持されている請求項4記載の光ディスク装置。
  6. 前記トラバースホルダは、前記基部に設けられた支持ピンを有し、前記昇降部は、前記トラバースホルダの支持部を昇降させる請求項5に記載の光ディスク装置。
  7. 前記昇降部は、前記第1の方向と垂直な方向に移動可能であり、前記支持ピンが係合するカム溝が設けられた昇降スライドラックを含み、前記昇降スライドラックが移動することにより、前記カム溝内を相対的に前記支持ピンが移動し、前記トラバースホルダが前記第3の方向に移動する請求項6に記載の光ディスク装置。
  8. 前記トラバースホルダは支持面を有し、前記昇降スライドラックは支持稜を有し、前記トラバースホルダが上昇して、前記位置決めピンが前記位置決め穴に挿入される際、前記昇降スライドラックの支持稜が前記トラバースホルダの支持面と当接することにより、前記昇降部が前記トラバースホルダを支持する請求項7に記載の光ディスク装置。
  9. 前記トラバースホルダは、前記第1の制振部材の取り付け位置近傍に設けられた規制ピンを有し、前記シャーシは、前記規制ピンの移動方向を規制するガイド部を有する請求項8に記載の光ディスク装置。
  10. 前記ガイド部は、少なくとも前記位置決めピンが前記位置決め穴に侵入する際、前記規制ピンが前記第1の方向へ移動するのを規制する請求項9に記載の光ディスク装置。
  11. 前記シャーシは、前記ガイド部の上部に前記規制ピンが前記第3の方向へ移動するのを規制する壁を有する請求項10に記載の光ディスク装置。
  12. 前記カートリッジを前記トレイ側に付勢する押圧部をさらに備え、前記トラバースホルダの移動により前記位置決めピンが前記カートリッジの位置決め穴に挿入された後、前記押圧部が前記カートリッジを付勢する請求項1から11のいずれかに記載の光ディスク装置。
  13. 前記カートリッジは、前記ディスクの情報を示すための状態検出穴を有し、
    前記トラバースホルダは、前記カートリッジの状態検出穴に対向する位置に設けられた状態検出スイッチを含む請求項1から12のいずれかに記載の光ディスク装置。
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