JP5035092B2 - ディスク装置 - Google Patents
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Description
トレイ上のディスクが後進側に大きく外れるのを阻止するようにしたものである。
面図、図11は同縦断面図、図12は同要部の斜視図である。
配置したものであって、筐体1は天板部1a及び底板部1bと前板部1cとにより矩形箱
状に形成されている。
持するローダーシャーシ6と、該ローダーシャーシ6に上下動c,d可能に枢支されて光
ピックアップ7及びターンテーブル8を搭載したトラバースシャーシ9とを備え、ローダ
ーシャーシ6の前部にカムスライダ10が前後進a,b方向とは直交する左右方向e,f
に沿ってスライド可能に配置され、該カムスライダ10に形成したカム溝11aとトラバ
ースシャーシ9の前部に突設されてカム溝11aに嵌入するカム軸11bとからなるカム
機構11によりカムスライダ10とトラバースシャーシ9とが連動連結されている。
側板6a間に架設した横桁14にクランパ15が一定範囲内昇降可能に配置されている。
なお、16はターンテーブル8を高速回転させるためのスピンドルモータである。
沿って開口部17が開設されると共に、該トレイ5の上面5aの中央に8cmの小径ディ
スクDaを載置するための小径凹部18と12cmの大径ディスクDbを載置するための
大径凹部19とが同心状に形成されている。
及びメイン基板21を有している。
ーブル8により小径凹部18内の小径ディスクDaまたは大径凹部19内の大径ディスク
Dbを持ち上げ、該ターンテーブル8とクランパ15とでディスクDa(またはDb)を
クランプし、そのクランプしたディスクDa(またはDb)をターンテーブル8により高
速回転させ、該ディスクDa(またはDb)に光ピックアップ7の対物レンズOLを通し
てレーザ光を投射し、その反射光を光ピックアップ7を介して受光し、その受光信号に基
づいてディスクDa(またはDb)に記録されている情報を読み取り、モニター(図示せ
ず)に映像を再生したり録画する。
たは矢印f)方向にスライドさせてトラバースシャーシ9を下動dさせ(図11参照)、
ターンテーブル8からトレイ5にディスクDa(またはDb)を受け渡した後、該トレイ
5を前進aさせ(図11仮想線参照)、そのトレイ5からディスクDa(またはDb)を
取り出し新たなディスクDa(またはDb)をトレイ5上に載置する。
6内に収納した後、カムスライダ10を矢印f(または矢印e)方向にスライドさせてト
ラバースシャーシ9を上動cさせることにより、トレイ5上のディスクDa(またはDb
)をターンテーブル8とクランパ15とでクランプする。
フにすると、トラバースシャーシ9が下動d状態のままで停止され、この状態で、指部に
よりトレイ5を後進b側に強制的に押し込んで、そのトレイ5をローダーシャーシ6内に
戻すと、図11に実線で示すように、ターンテーブル8が下がった状態で保持され、その
ターンテーブル8とクランパ15とでトレイ5上のディスクDa(またはDb)がクラン
プされない。
場所に運ぶために傾けると、トレイ5上のディスクDa(またはDb)が大径凹部19を
越えて後進b側に大きく移動して外れることがあり、この状態から電源オンとし、アンロ
ーディング信号に基づいてトレイ5を前進aさせると、ディスクDa(またはDb)が後
方に取り残されるおそれがある。
図11に示すように、合成樹脂製天板部1aの下面後方の中央及びその左右両端の3箇所
に突起部23a〜23cが一体突設され、その中央の突起部23bがトレイ5の後端縁中
央に接近してその後方に位置決めされ、その左右両端の突起部23a,3cがトレイ5の
両側縁凹段部5bの上方に配置され、その各突起部23a〜23cの下端がトレイ5の上
面5aよりも下方に位置決めされたものである。
径ディスクDbが後進b側に大きく移動したとき、大径ディスクDbの場合には、仮想線
Sbで示すように、3つの突起部23a〜23cでその移動が阻止され、小径ディスクD
aの場合には、仮想線Saで示すように、2つの突起部23a,23b(または23b,
23c)でその移動が阻止され、これによって、ディスクDa(またはDb)が後方に取
り残されないようにしている。
て各突起部23a〜23cがかなり後方に位置決めされているから、図11に仮想線Sa
で示すように、2つの突起部23b,23c(または23a,23b)で小径ディスクD
aの移動を阻止したときに、該小径ディスクDaが大径凹部19から後進b側に大きく外
れてトレイ5の上面5aに水平状態で乗り上げることになり、これでは、トレイ5の前進
aにより、その小径ディスクDaがクランパ15や横桁14及びまたはローダーシャーシ
6の側板6aに接触して損傷されるおそれがある。
搬送時や倉庫内の高温雰囲気によりその各突起部23a〜23cが熱変形されることがあ
り、その熱変形により各突起部23a〜23cの機能が低下するおそれがある。
るのを阻止するようにしたディスク装置を提供することを目的としている。
クであっても従来のように大径凹部から後進側に大きく外れてトレイの上面に乗り上げる
ことがないから、その小径ディスクをローダーシャーシ外にスムーズに取り出すことがで
きる。
ピン及び各突起部が熱変形されることがなく、その両ピン及び各突起部の機能を確実に維
持することができる。
水平断面図、図2は同装置本体の斜視図、図3は同装置本体の分解斜視図、図4は同プレ
イモードの縦断面図、図5は同トレイのローダーシャーシ収納状態の平面図、図6は同要
部の拡大横断面図、図7は同アンクランプ状態の縦断面図、図8は同小径ディスクの移動
阻止状態を示す平面図、図9(a)は同小径ディスクの移動阻止状態の前段階を示す要部
の拡大縦断面図、図9(b)は同後段階を示す要部の拡大縦断面図である。
納され、その遮蔽箱25付き装置本体2が筐体1内に配置され、該筐体1の前板部1cに
形成したディスク取出口26にドア27が開閉可能に配置されている。上記以外の構成で
図10〜図12に示す構成と同一部分に同一符号を付してその説明を省略する。
とトップシャーシ25Bとからなり、そのボトムシャーシ25Aは、平面視矩形状底板部
25aと、該底板部25aの両側縁を折り曲げて形成された一対の基台部25b及び一対
の受台部25cと、その底板部25aの前後両側縁から起立させた前後一対の起立板部2
5d,25eとを有し、その前側起立板部25dにトレイ取出口28が形成され、前記各
基台部25bにローダーシャーシ6の脚部6bが止着されている。
ら下向き直角に折り曲げて形成された左右両側板部25g,25h及び後板部25iと、
左右両側板部25g,25hの下端から外向きに直角に折り曲げて形成された一対の縁板
部25jとを有し、該各縁板部25jが前記各受台部25cに載置されてビス29により
止着されている。なお、30は天板部25fにプレス成形した補強枠である。
してローダーシャーシ6に連結されたシャーシ本体9aと、該シャーシ本体9aの前部に
ゴムからなる前側弾性体39を介して連結された昇降体9bとからなり、シャーシ本体9
aにターンテーブル8付きスピンドルモータ16及び光ピックアップ7が搭載され、昇降
体9bにカム軸11bが一体突設されている。なお、図1中、40は駆動ピニオンであっ
て、カムスライダ10の一端に形成したカムラック10aに噛合して該カムスライダ10
を左右方向e,fにスライドさせたり、トレイ5の下面に一体形成したトレイラック(図
示せず)に噛合して該トレイ5を前後進a,bさせる。
従来例とほぼおなじであるから、その説明を省略する。
てカムスライダ10を矢印e方向にスライドさせることにより、カム機構11を介してト
ラバースシャーシ9を下動dさせ(図4一点鎖線参照)、ターンテーブル8からトレイ5
にディスクDa(またはDb)を受け渡した後、駆動ピニオン40にトレイラック(図示
せず)を噛合させてトレイ5を前進aさせ(図4二点鎖線参照)、該トレイ5からディス
クDa(またはDb)を取り出し新たなディスクDa(またはDb)をそのトレイ5上に
載置する。
せてローダーシャーシ6内に収納した後、カムスライダ10を矢印f方向にスライドさせ
てトラバースシャーシ9を上動cさせることにより、トレイ5上のディスクDa(または
Db)をターンテーブル8とクランパ15とでクランプする(図4実線参照)。
つのコーナ部Aに一対のピン32a,32bが一体突設され、該両ピン32a,32bに
隣接して天板部25fに複数の突起部33a〜33cがプレス成形されている。
の中央と該各ピン32a,32bから所定間隔hをおいた外側とに3つ設けられ、その3
つの突起部33a〜33cの外周面34が下すぼまりのテーパ状に形成されると共に、該
各突起部33a〜33cの下端面35の外径d1が両ピン32a,32bの外径d2より
も大きく設定され、中央の突起部33bの下端面35とトレイ5の上面5aとの間の間隔
kがディスクDa(またはDb)の厚さt〔図9(a)参照〕よりも小さく設定され、各
突起部33a〜33cが両凹部18,19の軸心Oから所定半径Rの基準仮想円Pa上に
位置決めされ、その基準仮想円Pa上に両ピン32a,32bも位置決めされ、該両ピン
32a,32bの上端面36の水平レベルLaに対して各突起部33a〜33cの下端面
35の水平レベルLbが所定間隔βをおいて下方に位置決めされている。
度αが50°、各突起部33a〜33cの下端面35の外径d1が3mm、中央突起部3
3bの突出幅m1が1.5mm、外側突起部33a,33cの突出幅m2が1mm、軸心
Oから各突起部33a〜33cの中心までの半径Rが65mmである。
32a,32bの外径d2が1.5mm、各ピン32a,32bの高さm3が2.25m
m、水平レベルLa,Lb間の間隔βが0.5〜1.5mmである。
ースシャーシ9が下動d状態のままで停止され、この状態で、指部によりトラバースシャ
ーシ9を後進b側に強制的に押し込んで、そのトレイ5をローダーシャーシ6内に戻すと
、図7に示すように、ターンテーブル8が下がったままで、そのターンテーブル8とクラ
ンパ15とでトレイ5上のディスクDa(またはDb)がクランプされていない状態にな
る。
所に運ぶために傾けることにより、トレイ5上のディスクDa(またはDb)が大径凹部
19を越えて後進b側に移動して大きく外れようとしても、その移動を両ピン32a,3
2b及び各突起部33a〜33cで阻止するので、該ディスクDa(またはDb)を大径
凹部19内にとどめて、そのディスクDa(またはDb)がローダーシャーシ6内の後部
に取り残されて取出し不能になるのを確実に防ぐことができる。
互いに重合されているから、ディスクDa(またはDb)がその両ピン32a,32bと
各突起部33a〜33cとの間をくぐり抜けるのを確実に阻止することができる。
33a〜33cが金属製であるから、搬送時や倉庫内の高温雰囲気により該両ピン32a
,32b及び各突起部33a〜33cが熱変形されることがなく、その両ピン32a,3
2b及び各突起部33a〜33cの機能を確実に維持することができる。
径ディスクDbの外周縁が各突起部33a〜33cのテーパ状外周面34に沿って両ピン
32a,32bの外周面まで押し下げられ、その移動が阻止される。
って後進b側に移動した場合には、図9(a)に示すように、該小径ディスクDaの外周
縁が対向する外側突起部33aのテーパ状外周面34に沿って押し下げられながらトレイ
5の中央に向かって導かれ(矢印g方向)、その小径ディスクDaが隣接するピン32a
と中央の突起部33bとで移動を阻止される〔図8の二点鎖線及び図9(b)参照〕。
触して損傷されないようにローダーシャーシ6外に確実に取り出すことができる。
置決めされており、小径ディスクDaであっても従来のように大径凹部19から後進b側
に大きく外れてトレイ5の上面5aに乗り上げることがないから、その小径ディスクDa
をローダーシャーシ6外にスムーズに取り出すことができる。
形例として、図5に示すように、各ピン32a,32bを基準仮想円Paよりわずかの間
隔n(例えば0.5mm〜1mm)をおいて大径の外側仮想円Pb上に位置決めしてもよ
い。これによれば、各ピン32a,32bが各突起部33a〜33cよりも後側に位置す
るので、ディスクDa(またはDb)の外周縁を各突起部33a〜33cのテーパ状外周
面34に沿って各ピン32a,32bの外周面まで一層円滑に導くことができる。
5 トレイ
6 ローダーシャーシ
7 光ピックアップ
8 ターンテーブル
17 開口部
18 小径凹部
19 大径凹部
32a,32b ピン
33a〜33c 突起部
34 突起部の外周面
35 突起部の下端面
36 ピンの上端面
Da 小径ディスク
Db 大径ディスク
d1 突起部の下端面の外径
d2 ピンの外径
k 中央の突起部の下端面とトレイの上面との間の間隔
La ピンの上端面の水平レベル
Lb 突起部の下端面の水平レベル
Pa 基準仮想円
Pb 外側仮想円
t ディスクの厚さ
a,b 前後進
c,d 上下動
e,f 左右方向
Claims (3)
- 小径ディスクおよび大径ディスクを再生可能なディスク装置であって、
前記小径ディスクを載置するための小径凹部と前記大径ディスクを載置するための大径凹部とが上面に同心円状に形成されたトレイと、
前記トレイを前後方向にスライド可能に支持するローダーシャーシと、
前記小径凹部に載置された小径ディスクまたは前記大径凹部に載置された大径ディスクを持ち上げて回転させるターンテーブルと、当該ディスクに記録されている情報を読み取る光ピックアップとを搭載したトラバースシャーシと、
前記ローダーシャーシを覆うトップシャーシとを備え、
前記トレイは、
前記ターンテーブルの位置および前記光ピックアップの移動領域に応じて、前記トレイの中央から後端近傍まで前後方向に沿って開設された開口部を有しており、
前記大径凹部の外周近傍に沿った位置であって前記開口部の左右両側に、上方向に第1の長さを有するピンを突設しており、
前記トップシャーシは、前記トレイ上面において前記大径凹部の外周近傍に沿った位置であって前記ピンの間に、当該トップシャーシの天板から下方向に第2の長さを有する突起部を形成しており、
前記トップシャーシの天板から前記トレイまでの鉛直方向の距離は、前記第1の長さおよび第2の長さの和よりも小さいことを特徴とする、ディスク装置。 - 前記突起部は、下方向に先細りのテーパ形状であり、前記ピンよりも前記同心円状の中心側である内側に配置されることを特徴とする、請求項1に記載のディスク装置。
- 前記突起部は、前記大径凹部の外周近傍に沿った位置であって、前記開口部の左右両側に突設されているピンからそれぞれ前記開口部と反対側に、さらに形成されていることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載のディスク装置。
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JP2006244553A (ja) * | 2005-03-01 | 2006-09-14 | Orion Denki Kk | ディスク記録再生装置 |
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2008
- 2008-04-23 JP JP2008111980A patent/JP5035092B2/ja not_active Expired - Fee Related
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