JP3315148B2 - 射出成形同時絵付方法 - Google Patents

射出成形同時絵付方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、射出成形同時絵付方法
に係り、特に雌型に絵付フィルムを密着せしめる間に、
絵付フィルムにシワ・破れ等が発生しないようにした射
出成形同時絵付方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、3次元立体成形品への加飾法とし
てラミネート法および転写法が知られている。ラミネー
ト法は、予め絵柄を印刷しておいたフィルムを変形させ
た後、或いは変形と同時に基材に貼合せるか、フィルム
を変形後、その中に樹脂を充填固化する方法である。ま
た、転写法は、予め絵柄を印刷しておいたフィルムの絵
柄インキだけを成形品に移し替える方法である。
【0003】かかる加飾法を適用する射出成形同時絵付
方法およびその装置として、本願出願人は特開昭62−
196113号公報を提案した。この提案は、供給ロー
ルから供給される帯状の絵付フィルムを熱盤に吸着して
から絵柄一枚分に切断し、切断された絵付フィルムを加
熱しつつ雌型の開口部に搬送し、雌型と雄型とで形成さ
れるキャビティに溶融樹脂を射出して絵柄が転写等をさ
れた成形品を作成するようにしたものである。このよう
に絵付フィルム一枚ずつに分離して転写等の射出成形同
時絵付を行うと、大型の成形品を作成することが可能と
なる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記特
開昭62−196113号公報に示された転写法により
成形品を成形する場合には、雌型に加熱された絵付フィ
ルムを密着せしめる場合に、絵付フィルムにシワが発生
したり、絵付フィルムが破損することがあった。特に薄
い絵付フィルムの場合にこの傾向が現れ易い。そのた
め、射出成形同時絵付された成形品が外観不良となるこ
とがあった。
【0005】そこで、本発明は前記問題点を解決するた
めになされたものであり、絵付フィルムにシワ・破損等
を発生しない射出成形同時絵付方法を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、熱盤に絵付フィルムを保持しつつ加熱し、
加熱された前記絵付フィルムを雌型の開口部に搬送した
後に前記熱盤と雌型とを前記絵付フィルムを介して圧着
し、圧着後の前記絵付フィルムを雌型のキャビティに密
着せしめ、雄型との間に形成されたキャビティに溶融樹
脂を射出し、成形品に絵付をする射出成形同時絵付方法
において、前記熱盤と雌型とを絵付フィルムを挟持して
圧着後、先ず、絵付フィルムを雌型側に膨ませ、しかる
後、雌型のキャビティ面に密着せしめるようにした。
【0007】
【作用】熱盤に絵付フィルムを保持しつつ加熱し、加熱
された前記絵付フィルムを雌型の開口部に搬送する。こ
の搬送後、前記熱盤と雌型とを前記絵付フィルムを介し
て圧着する。この圧着後、例えば熱盤から雌型側に圧空
を送り、僅かに絵付フィルムを雌型側に膨らませる。こ
の僅かに膨らませた後、適宜の時間の経過後に、熱盤側
から強く圧空を送ると共に、雌型の真空孔から真空引き
を行い、絵付フィルムを雌型のキャビティに密着させ
る。従って、絵付フィルムが密着される際に、応力が短
時間に集中されることがなく、又、絵付フィルムの加熱
収縮率の縦横差によって発生するシワ・タルミを伸ばす
ことにより、絵付フィルムにシワ・タルミ破損等が発生
するのを防止できる。
【0008】
【実施例】以下、本発明に適用する射出成形同時絵付装
置を図面に基づいて説明する。図1に射出成形同時絵付
装置の全体概略構成を示す。
【0009】図1に示すように、雄型1は、雌型2に対
向して固定盤3に固定され、該雄型1に射出ゲート4に
連通して射出ノズル5が設けられている。雌型2は、可
動盤6を介してラム7に固定され、該ラム7の進退作動
により雄型1に対して離接する方向に駆動されるように
なされている。また雌型2には、後述する絵付フィルム
の真空圧空成形時に該雌型2内の空気を真空ポンプ(図
示せず)を用いて外部に排出するための排気孔8が設け
られている。
【0010】雄型1と雌型2との間の側部位置(上方位
置)に熱盤9が配置され、この熱盤9は、駆動手段(図
示せず)により「実線」で示す側部位置と「二点鎖線」
で示す金型1、2間の搬入位置との間を横移動するよう
に構成されている。該熱盤9は、側部位置、すなわち待
機位置において絵付フィルムXを吸着し、前記搬入位置
に移動することにより該絵付フィルムXを金型1、2間
に供給する。そして、熱盤9は、待機位置から搬入位置
に向けて移動する過程で、吸着している絵付フィルムX
を加熱して適度に軟化させる。また、絵付フィルムX
は、前記搬入状態から真空圧空成形により熱盤9から雌
型2のキャビティ構成面2aに吸着される。そのため熱
盤9は、雌型2との対向面(絵付フィルム保持面)側に
絵付フィルムXを吸着する。
【0011】図2および図3に前記熱盤9の詳細構成を
示す。図2および図3に示すように、熱盤9は、絵付フ
ィルムXを吸着する面側から加熱板10、ライナー板1
1、ヒーター板12、および絶縁板13の順に複合かつ
積層された一体構造を有し、前記加熱板10の表面に枠
状の吸着板14が取り付けられている。熱盤9は、支持
部材15にソレノイド16,16により支持され、該ソ
レノイド16、16の作動によって熱盤9が前記搬入方
向に対して直角方向に移動可能とされている。その場
合、該ソレノイド16、16による移動方向は雌型2に
対して接近し、かつ離反する方向である。
【0012】熱盤9は、加熱板10が熱伝導性にすぐれ
た金属板により構成され、前記吸着板14の周壁14a
によって囲まれている部分に、表裏に貫通する多数の小
径の空気吹き出し孔17〜17が、所定のピッチ間隔で
配列されている。加熱板10と吸着板14の周壁14a
とにより、凹部14bが形成される。加熱板10の裏面
側に位置されたライナー板11も熱伝導性にすぐれた金
属板からなり、加熱板10裏面に接する面部に、上記空
気吹き出し孔17〜17に圧縮空気を供給するための溝
18が形成され、該ライナー板11の中心部に溝18に
連通して空気通路19が貫設されている。特にヒーター
板を遠赤外線輻射方式として用いる場合、加熱板10の
表面にセラミック・コーティングを施しておくと好まし
い。この空気通路19は、ヒーター板12および絶縁板
13の中心部をも貫通して該絶縁板13の背面に開口さ
れ、該開口部にエアホース20が接続されている。そし
て、このエアホース20が、三方切り換え弁21によっ
て低圧コンプレッサ22と高圧コンプレッサ23とに切
り換え接続されるようになされている。
【0013】前記ヒーター板12には、その内部に多数
本のヒーター24〜24が配設され、これらヒーター2
4〜24に給電するため配線(図示せず)が施されてい
る。絶縁板13は、ヒーター24〜24が発する熱を加
熱板10に効果的に伝達する機能を有する。
【0014】一方、前記吸着板14の周壁14aは、図
3および図4(図2における符号Aの部分の拡大図)に
示すように、表面にOリング嵌着溝25が該吸着板14
の周壁14a方向に沿って環状形成され、該溝25にO
リング26が嵌着されている。このOリング26によ
り、外部へのエアー漏れ、および真空成形時の絵付フィ
ルムのズレを防止できる。
【0015】かかる構成の熱盤9に対して、該熱盤9の
待機位置にフィルム押さえ手段31が対向して設けられ
る(図1および図2参照)。このフィルム押さえ手段3
1は、フィルム押さえ枠32(図6参照)と、該フィル
ム押さえ枠32を熱盤9に直交する方向に移動せしめる
エアシリンダ33と、押さえ枠32を熱盤9及び金型方
向に移動せしめる駆動機構(エアシリンダー等、図示せ
ず)とを有する。フィルム押さえ手段31は、フィルム
押さえ枠32が熱盤9から離反している状態で該熱盤9
とフィルム押さえ枠32との間に絵付フィルムXを引き
込むチャック手段34と、該引き込まれた絵付フィルム
Xを所定の大きさに切断するためにエアシリンダ36に
よって駆動されるカッター手段35とを有する。
【0016】即ち、絵付フィルムXは、任意の絵柄Y
(図3参照)が一定間隔で描画された帯状をなし、フィ
ルムセット部(図示せず)にロール状に巻かれてセット
されている。そして、前記チャック手段34は、絵付フ
ィルムXの端をつかんで該フィルムセット部から熱盤9
の前面に所定長さ引き出すように構成されている。その
場合の引き出し量は、1回の樹脂成形に必要な絵柄部分
を熱盤9の前面に供給するに足る長さであり、この絵柄
Yを有した絵付フィルム部分が前記フィルム押さえ枠3
2によって熱盤9に押さえつけられる。このフィルム押
さえ時、熱盤9の吸着板14の周壁14aには、前記絵
柄Yを囲む周辺部がフィルム押さえ枠32によって押さ
えられタルミのない用展張させられ、この状態で前述の
カッター手段35が絵付フィルムXを切断して、押さえ
られている絵付フィルム部分を切り離す。
【0017】次に、図8に示すタイムチャートを参照し
つつ、本実施例の射出成形同時絵付装置の動作の1例を
説明する。先ず、図1および図2に示す熱盤9が待機位
置にあり、かつ、フィルム押さえ枠32が該熱盤9から
離反している状態で、前述の如くチャック手段34が熱
盤9の前面位置に絵付フィルムXを引き込み(ステップ
S1)、この引き込まれた絵付フィルムXが、フィルム
押さえ枠32により熱盤9の前面に押さえつけられる
(ステップS2)。また、三方切り換え弁21により空
気通路19および溝18が低圧コンプレッサ22に連通
され、該低圧コンプレッサ22からの低圧空気が加熱板
10に設けられている空気吹き出し孔17〜17から微
量ずつ吹き出され(ステップS3)、その後に前記カッ
ター手段35によるフィルム切断がなされる(ステップ
S4)。なお、吹出し孔17〜17からの吹出し量は、
絵付フィルムXが熱盤と平行平面を為し、且つ吸着盤1
4からズレたり、タルミを生じたりしない様に調整す
る。もし、不要であれば吹出しを行わなくとも良い。
【0018】そして、フィルム押さえ枠32と熱盤9が
金型1、2間に移動され、絵付フィルムXが雌型2の前
面に搬入される。この搬入後、それぞれの三方切り換え
弁21、29による真空ポンプ30と低圧コンプレッサ
22との連通を保ち続けることにより、絵付フィルムX
はタルミを生じる事なく、熱盤9と平行平面を保ち吸着
板14の周壁14aに吸着され、該絵付フィルムXと加
熱板10との間に空気が吹き込まれる。従って、絵付フ
ィルムXは加熱板10の表面に接触することがない平面
状態(非接触状態)で前記搬入が行なわれる。熱盤9
は、ヒーター24〜24によって加熱板10が加熱され
ているので、絵付フィルムXは前記吸着から搬入が完了
するまでの間に加熱板10からの幅射熱及び/又は空気
を介しての伝動熱によって加熱され、適度に軟化され
る。なお、絵付フィルムXは加熱軟化させる必要上、熱
可塑性樹脂フィルムからなるが、軟化の程度は該熱可塑
性樹脂の軟化温度(ビカット軟化温度等で定義される)
程度以上、溶融温度未満とする。
【0019】前記搬入後、ソレノイド16、16が励磁
されることにより熱盤9が雌型2に向って前動され(ス
テップS5)、図7に示すように、密接される(ステッ
プS6)と同時に、雌型2において排気孔8を通して該
雌型2の密閉された内部空間(密閉空間)から空気が吸
引排出されると雌型2内部が真空化されるので、絵付フ
ィルムXは図7(A)に示すように、雌型方向にやや膨
み、この膨らみ状態で適宜の時間放置する(1段目引
き、ステップS7において符号Bで示す)。この状態に
対して、絵付フィルムが絵柄周辺部を固定しつつ、伸ば
される為、ステップ3〜ステップ6において絵付フィル
ムXの熱収縮率の縦横差のために発生するシワ・タルミ
が伸ばされて除去される。続いて熱盤9においては三方
切り換え弁21、29の切り換え作動によりそれぞれの
空気通路19、27に高圧コンプレッサ23が接続さ
れ、高圧の圧縮空気が空気吹き出し孔17〜17から吹
き出される(2段目引き、ステップS8において符号C
で示す)。この吹き出しにより、図7(B)に示すよう
に、その空気圧と雌型2内部の真空力とにより絵付フィ
ルムXが雌型2のキャビティ構成面2aに密着される。
即ち、フィルムの金型上における真空圧空成形である。
このように絵付フィルムXを2段に分けてキャビティに
密着せしめると、絵付フィルムXに急激な応力が加えら
れず、絵付フィルムXの破れ、シワの発生等を防止でき
る。
【0020】前記高圧空気の吹き出しと同時に通気孔2
8〜28からも高圧空気が吹き出されて、絵付フィルム
Xの吸着力が解除される。続いて熱盤9が雌型2から離
反されると共に、待機位置へ復帰されるに伴い(ステッ
プS9)、ラム7の作動で雌型2と雄型1が接合され、
型締め状態で両金型1、2内のキャビティに溶融樹脂が
放出され、樹脂成形がなされ(ステップS10)、同時
に樹脂成形品に絵付フィルムXの絵柄Yが転写されて絵
付けが行われる。
【0021】このように、絵付フィルムXを熱盤9によ
って吸着し、かつ、加熱しながら金型1、2間に搬入す
る過程では、絵付フィルムXは絵柄周辺部においてのみ
吸着板14の周壁14aに吸着され、絵柄部分は吸着板
14により形成される凹部14bから浮いた状態にあ
り、かつ、絵付フィルムXと加熱板10との間に微量の
低圧空気を吹き込んで該浮いた状態を強制的に保ってい
るから、絵付フィルムXの絵柄Y部分には加熱板10に
開口されている空気吹き出し孔17〜17の形状が凹凸
として付くことがなくなる。従って、樹脂製品の表面に
も凹凸が付かず、不必要な光沢の変化も生じない。
【0022】なお、本実施例では絵付フィルムを熱盤に
非接触で加熱・保持する場合について説明したが、本発
明は絵付フィルムを熱盤に接触せしめて加熱・保持する
場合にも適用できるのは勿論である。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、絵
付フィルムを雌型に密着せしめる際に、2段に分けてキ
ャビティに絵付フィルムを密着させているので、絵付フ
ィルムに応力が集中せず、絵付フィルムにシワ・破損等
が発生することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の全体概略構成図である。
【図2】前記実施例における熱盤の一部断面を含む側面
図である。
【図3】前記熱盤の正面図である。
【図4】前記熱盤の要部拡大断面図である。
【図5】前記実施例において熱盤と押さえ手段により絵
付フィルムを挟持した状態図である。
【図6】前記実施例における押さえ枠を示す斜視図であ
る。
【図7】(A),(B)は、前記実施例において絵付フ
ィルムが雌型に吸着される際に、2段引きされる様子を
示す断面図である。
【図8】前記実施例の動作を示すタイムチャートであ
る。
【符号の説明】
1…雄型 2…雌型 2a…キャビティ構成面 9…熱盤 10…加熱板 14…吸着板 14a…吸着板の周壁 14b…凹部 17…空気吹き出し孔 25…Oリング嵌着溝 26…Oリング 32…フィルム押さえ枠 X…絵付フィルム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 45/14 B29C 45/17 B29C 33/12 B29C 45/26

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱盤に絵付フィルムを保持しつつ加熱
    し、加熱された前記絵付フィルムを雌型の開口部に搬送
    した後に前記熱盤と雌型とを前記絵付フィルムを介して
    圧着し、圧着後の前記絵付フィルムを雌型のキャビティ
    に密着せしめ、雄型との間に形成されたキャビティに溶
    融樹脂を射出し、成形品に絵付をする射出成形同時絵付
    方法において、 前記熱盤と雌型とを絵付フィルムを挟持して圧着後、先
    ず、絵付フィルムを加熱しつつ雌型側に膨らませて絵付
    フィルムを伸ばし、しかる後、雌型のキャビティ面に密
    着せしめるようにしたことを特徴とする射出成形同時絵
    付方法。
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WO2018186414A1 (ja) 2017-04-04 2018-10-11 大日本印刷株式会社 基材保持機構、搬送装置、保持部材、基材成形システム、基材保持方法および基材成形方法

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