JPH05318523A - 連続帯状の絵付フィルムの射出成形同時絵付方法 - Google Patents

連続帯状の絵付フィルムの射出成形同時絵付方法

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JPH05318523A
JPH05318523A JP12576392A JP12576392A JPH05318523A JP H05318523 A JPH05318523 A JP H05318523A JP 12576392 A JP12576392 A JP 12576392A JP 12576392 A JP12576392 A JP 12576392A JP H05318523 A JPH05318523 A JP H05318523A
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film
female mold
painting
plate
heating plate
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JP12576392A
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Isao Yoshimura
功 吉村
Kazuhisa Kobayashi
和久 小林
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 連続帯状の絵付フィルにより絵付した成形品
に加熱板の孔跡が残らない射出成形同時絵付方法を提供
する。 【構成】 熱盤9に天面が均一な周壁14aを形成し
て、周壁14aの内側に凹部14bを形成する。そし
て、連続した絵付フィルムの絵柄1ピッチ分の外周部を
前記熱盤9の天面に当接せしめ加熱する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、連続帯状の絵付フィル
ムの射出成形同時絵付方法に係り、特に連続帯状の絵付
フィルムを用いて成形品に絵付する際に、成形品の表面
に加熱板の痕跡等が残らないようにした連続帯状の絵付
フィルムの射出成形同時絵付方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、3次元立体成形品への加飾法とし
てラミネート法および転写法が知られている。ラミネー
ト法は、予め絵柄を印刷しておいたフィルムを変形させ
た後、或いは変形と同時に基材に貼合せるか、フィルム
を変形後、その中に樹脂を充填固化する方法である。ま
た、転写法は、予め絵柄を印刷しておいたフィルムの絵
柄インキだけを成形品に移し替える方法である。
【0003】かかる加飾法を適用する射出同時絵付装置
として、本願出願人は先に特公昭63−6339号公報
を提案した。この提案は、絵柄が印刷された連続帯状の
絵付フィルムを絵柄の1ピッチ分ずつ熱盤で加熱しつつ
雌型の開口部まで搬送し、加熱された絵付フィルムを雌
型に密着せしめ、転写等の終了したフィルムを順次巻き
取り、効率よく成形品を製造するようにしたものであ
る。
【0004】しかし、前記特公昭63−6339号公報
に示された転写法により成形品を成形する場合には、絵
付フィルムが前記熱盤に密着したときに気泡が残ると、
絵付フィルムは均一加熱されず、また、前記熱盤の吸着
用の真空孔の孔跡が成形品の表面に痕跡となり、成形品
が外観不良となることがあった。
【0005】そこで、本願出願人は特開平3−9632
0号公報において、熱盤の加熱面の表面に凹凸を形成
し、前記真空孔間をその凹凸通路により連通させて前記
不都合を解決する手段を提案した。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記特
開平3−96320号公報に開示した表面凹凸形成手段
によると、絵付フィルムの厚さによっては成形品の表面
に前記アラサの凹凸が残ってしまい、成形品が外観不良
となることがある。
【0007】そこで、本発明は上記問題点を解決するた
めになされたものであり、成形品の表面に痕跡の残らな
い連続帯状の絵付フィルの射出成形同時絵付方法を提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、連続帯状の絵付フィルムの絵柄1ピッチ分
の絵柄の外周部分を、周壁により区画された凹部を有す
る熱盤の前記周壁に保持して前記絵柄の部分を熱盤に非
接触に保持せしめ、前記絵柄1ピッチ分の絵付フィルム
を前記熱盤で加熱しつつ雌型の開口部に、前記絵付フィ
ルムの配設方向に搬送し、前記絵柄1ピッチ分の絵付フ
ィルムを前記雌型のキャビティに移行・密着した後、前
記熱盤を退避せしめ、前記雌型に雄型を挿入することに
より形成されるキャビティに溶融樹脂を射出して成形品
に絵付をするようにした。
【0009】また、連続帯状の絵付フィルムの絵柄1ピ
ッチ分の絵柄を雌型の開口部に搬送し、前記帯状の絵付
フィルムの配設方向とほぼ直交する方向に待機した、周
壁により区画された凹部を有する熱盤を、前記開口部に
搬送して前記熱盤の周壁に前記絵柄1ピッチの部分を非
接触に保持・加熱せしめ、前記絵柄1ピッチ分の絵付フ
ィルムを前記雌型のキャビティに移行・密着した後、前
記熱盤を退避せしめ、前記雌型に雄型を挿入することに
より形成されるキャビティに溶融樹脂を射出して成形品
に絵付をするようにした。
【0010】
【作用】連続帯状の絵付フィルの1ピッチ分を、熱盤の
周壁天面に密接した状態で加熱する。この加熱の際に、
絵付フィルムの雌型のキャビティ面に密着される部分
(絵柄部分)は、凹部を介して密閉空間により加熱さ
れ、熱盤に対して非接触状態になる。従って、前記キャ
ビティ面に密着される部分には熱盤の貫通孔は接触せ
ず、成形品に貫通孔の痕跡が残留することがない。
【0011】また、連続帯状の絵付フィルの1ピッチ分
を、雌型の開口部に搬送する。この搬送後、凹部を有す
る熱盤を前記開口部に搬送された絵付フィルム1ピッチ
分の位置に送り込み、熱盤の周壁天面に密接した状態で
加熱する。この加熱の際に、絵付フィルムの雌型のキャ
ビティ面に密着される部分(絵柄部分)は、凹部を介し
て密閉空間により加熱され、熱盤に対して非接触状態に
なる。従って、前記キャビティ面に密着される部分には
熱盤の貫通孔は接触せず、成形品に貫通孔の痕跡が残留
することがない。
【0012】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に基づいて説明
する。第1実施例 図1に本発明を適用する射出成形同時絵付装置の全体概
略構成を示す。
【0013】図1に示すように、雄型1は、雌型2に対
向して固定盤3に固定され、該雄型1に射出ゲート4に
連通して射出ノズル5が設けられている。雌型2は、可
動盤6を介してラム7に固定され、該ラム7の進退作動
により雄型1に対して離接する方向に駆動されるように
なされている。また雌型2には、後述する絵付フィルム
の真空圧空成形時に該雌型2内の空気を真空ポンプ(図
示せず)を用いて外部に排出するための抜気孔8が設け
られている。
【0014】雄型1と雌型2との間にレール31が配設
され、これら型1,2の上方には連続帯状の絵付フィル
Xが巻回された供給ロール61が配設され、前記型1,
2の下方には射出成形後の連続帯状の絵付フィルXを巻
き取る巻取ロール62が配設されている。前記型1,2
の上方には熱盤9が配設され、この熱盤9はシリンダ5
8の伸縮により上下に駆動される。前記熱盤9に対向す
る位置には、絵付フィルムXを熱盤9に押付けるフィル
ム押さえ枠32が配設され、この押さえ枠32はレール
31上を熱盤9と共に上下動するようになっている。前
記絵付フィルムXには絵柄1ピッチ分を示すマークXm
が印刷され、このマークXm は、シリンダ58の右方に
配設されたセンサ63と雌型2の左下方に配設されたセ
ンサ64とにより読取られる。
【0015】前記熱盤9は、上方の「待機位置」から雌
型2の開口部に対向した「搬入位置」に向けて移動する
過程で、後述の如く熱盤9に吸着せしめた絵付フィルム
Xを加熱して適度に軟化させる。また、絵付フィルムX
は、前記搬入状態から真空圧空成形により熱盤9から雌
型2のキャビティ構成面2aに吸着される。そのため熱
盤9は、雌型2との対向面(絵付フィルム保持面)側に
絵付フィルムXを吸着する。
【0016】図2および図3に前記熱盤9の詳細構成を
示す。図2および図3に示すように、熱盤9は、絵付フ
ィルムXを吸着する面側から加熱板10、ライナー板1
1、ヒーター板12、および絶縁板13の順に複合かつ
積層された一体構造を有し、前記加熱板10の表面に枠
状の吸着板14が取り付けられている。熱盤9は、支持
部材15にソレノイド16,16により支持され、該ソ
レノイドの作動により熱盤9が前記レール31の方向に
対して直角方向に移動可能にされている。その場合、該
ソレノイド16,16による移動方向は雌型2に対して
接近し、かつ、離反する方向である。
【0017】熱盤9は、加熱板10が熱伝導性にすぐれ
た金属板により構成され、前記吸着板14の周壁14a
によって囲まれている部分に、表裏に貫通する多数の小
径の空気吹き出し孔17〜17が、所定のピッチ間隔で
配列されている。加熱板10と吸着板14の周壁14a
とにより、凹部14bが形成される。加熱板10の裏面
側に位置されたライナー板11も熱伝導性にすぐれた金
属板からなり、加熱板10裏面に接する面部に、上記空
気吹き出し孔17〜17に圧縮空気を供給するための溝
18が形成され、該ライナー板11の中心部に溝18に
連通して空気通路19が貫設されている。この空気通路
19は、ヒーター板12および絶縁板13の中心部をも
貫通して該絶縁板13の背面に開口され、該開口部にエ
アホース20が接続されている。そして、このエアホー
ス20が、三方切り換え弁21によって低圧コンプレッ
サ22と高圧コンプレッサ23とに切り換え接続される
ようになされている。
【0018】前記ヒーター板12には、その内部に多数
本のヒーター24〜24が配設され、これらヒーター2
4〜24に給電するため配線(図示せず)が施されてい
る。絶縁板13は、ヒーター24〜24が発する熱を加
熱板10に効果的に伝達する機能を有する。
【0019】一方、前記吸着板14の周壁14aは、図
3および図4(図2における符号Aの部分の拡大図)に
示すように、表面にOリング嵌着溝25が該吸着板14
の周壁14a方向に沿って環状形成され、該溝25にO
リング26が嵌着されている。このOリング26によ
り、外部へのエアー漏れ、および真空成形時の絵付フィ
ルムのズレを防止できる。
【0020】かかる構成の熱盤9に対して、該熱盤9の
待機位置にフィルム押さえ枠32(図6参照)が対向し
て配設されている(図1および図2参照)。このフィル
ム押さえ枠32は、エアシリンダ33により熱盤9方向
に押出されるようになっている。
【0021】図3に示すように、絵付フィルムXは、任
意の絵柄Yが一定間隔で描画された帯状をなし、前述の
如く供給ロール61(図1参照)にロール状に巻かれて
セットされ、巻取ロール62の巻取駆動力により、熱盤
9の前面に所定長さ引き出すように構成されている。そ
の場合の引き出し量は、1回の樹脂成形に必要な絵柄部
分を熱盤9の前面に供給するに足る長さであり、この絵
柄Yを有した絵付フィルム部分が前記フィルム押さえ枠
32によって熱盤9に押さえつけられる。このフィルム
押さえ時、熱盤9の吸着板14の周壁14aには、前記
絵柄Yを囲む周辺部がフィルム押さえ枠32によって押
さえられる。
【0022】次に、図7に示すタイムチャートを参照し
つつ、本実施例の射出成形同時絵付装置の動作を説明す
る。先ず、図1および図2に示す熱盤9が待機位置にあ
り、かつ、フィルム押さえ枠32が該熱盤9から離反し
ている状態で、前述の如く巻取ロール62が熱盤9の前
面位置に絵付フィルムXを引き込み(ステップS1)、
この引き込まれた絵付フィルムXが、フィルム押さえ枠
32により熱盤9の前面に押さえつけられ(ステップS
2)、絵付フィルムXの上記絵柄Yを囲む周辺部が枠状
の吸着板14の周壁14aに押圧される(図5参照、ス
テップS3)。また、三方切り換え弁21により空気通
路19および溝18が低圧コンプレッサ22に連通さ
れ、該低圧コンプレッサ22からの低圧空気が加熱板1
0に設けられている空気吹き出し孔17〜17から微量
ずつ吹き出され、この状態でシリンダ58の伸動作によ
り熱盤9とフィルム押さえ枠32は一体に雌型2の開口
部に搬入され、その後、フィルム押さえ枠32が熱盤9
からレール31上を後退移動される(ステップS4)。
なお、吹出し孔17〜17からの吹出し量は、絵付フィ
ルムXが熱盤と平行平面を為し、且つ吸着盤14からズ
レたり、タルミを生じたりしない様に調整する。
【0023】前記熱盤9の搬入後、絵付フィルムXは絵
柄周辺部を吸着板14の周壁14aに吸着され、該絵付
フィルムXと加熱板10との間に空気が吹き込まれる。
従って、絵付フィルムXは加熱板10の表面に接触する
ことがない平面状態(非接触状態)で前記搬入が行なわ
れる。熱盤9は、ヒーター24〜24によって加熱板1
0が加熱されているので、絵付フィルムXは前記押圧か
ら搬入が完了するまでの間に加熱板10からの幅射熱及
び/又は空気を介しての伝動熱によって加熱され、適度
に軟化される。なお、絵付フィルムXは加熱軟化させる
必要上、熱可塑性樹脂フィルムからなるが、軟化の程度
は該熱可塑性樹脂の軟化温度(ビカット軟化温度等で定
義される。)程度以上、溶融温度未満とする。
【0024】前記搬入後、ソレノイド16、16が励磁
されることにより熱盤9が雌型2に向って前動され(ス
テップS5)、図8に示すように、密接される(ステッ
プS6)と同時に、雌型2において抜気孔8を通して該
雌型2の密閉された内部空間(密閉空間)から空気が吸
引排出され、雌型2内部が真空化される(ステップS
7)。続いて熱盤9においては三方切り換え弁21、2
9の切り換え作動によりそれぞれの空気通路19、27
に高圧コンプレッサ23が接続され、高圧の圧縮空気が
空気吹き出し孔17〜17から吹き出される(ステップ
S8)。この吹き出しにより、その空気圧と雌型2内部
の真空力とにより絵付フィルムXが雌型2のキャビティ
構成面2aに密着される。即ち、フィルムの金型上にお
ける真空圧空成形である。続いて熱盤9が雌型2から離
反されると共に、シリンダ58の縮動作により待機位置
へ復帰されるに伴い(ステップS9)、ラム7の作動で
雌型2と雄型1が接合され、型締め状態で両金型1、2
内のキャビティに溶融樹脂が放出され、樹脂成形がなさ
れ(ステップS10)、同時に樹脂成形品に絵付フィル
ムXの絵柄Yが転写されて絵付けが行われる。そして、
所定時間経過後、絵柄が転写された成形品が雌型2から
取出される。
【0025】このように、絵付フィルムXを熱盤9によ
って吸着し、かつ、加熱しながら金型1、2間に搬入す
る過程では、絵付フィルムXは絵柄周辺部においてのみ
吸着板14の周壁14aに押圧され、絵柄部分は吸着板
14により形成される凹部14bから浮いた状態にあ
り、かつ、絵付フィルムXと加熱板10との間に微量の
低圧空気を吹き込んで該浮いた状態を強制的に保ってい
るから、絵付フィルムXの絵柄Y部分には加熱板10に
開口されている空気吹き出し孔17〜17の形状が凹凸
として付くことがなくなる。従って、樹脂製品の表面に
も凹凸が付かず、不必要な光沢の変化も生じない。第2実施例 図9(A)に第2実施例を適用する射出成形同時絵付装
置を示す。なお、既に説明した部分には同一符号を付
し、重複記載を省略する。
【0026】図9(A)に示すように、雄型1Aと雌型
2Aとが対向配置され、絵付フィルムXが図の上方から
下方に向けて搬送される。熱盤9Aの内部は前記第1実
施例と同様に構成され(図2参照)、図に対して垂直方
向に移動されるようになっている。
【0027】次に動作を説明する。先ず、絵付フィルム
Xの絵柄1ピッチ分が雌型2Aの開口部に搬送される。
この場合、図示しない絵付フィルム上のマークをマーク
センサ64Aが検出し、正確に絵柄1ピッチ分が前記開
口部に対向して停止される。次いで、熱盤9Aは、雌型
2Aの開口部に移動され、図示しない駆動手段により熱
盤9Aが絵付フィルムX方向に押し出される(図9
(B))。そして、絵付フィルムXの外周部分が熱盤9
Aの周壁に当接され、加熱・保持される。所定時間加熱
後、絵付フィルムXは、雌型2Aのキャビティ面に吸着
され(図9(C)参照)、熱盤9Aは退避する。以下、
前記第1実施例と同様に、溶融樹脂の放出・ガスの注入
が行われ、成形品が完成する。
【0028】なお、本実施例では転写法の場合について
説明したが、ラミネート法の場合にも本発明を適用でき
るのは勿論である。また、本実施例ではヒータとして遠
赤外線を使用したが、他の加熱手段としては、例えば、
電気ヒータ(ニクロム線条、面抵抗体等のジュール熱の
幅射を直接絵付フィルムに放射する)、近赤外線ヒー
タ、誘電加熱等でもよい。又、絵付フィルムへの伝熱
は、赤外線、電磁波等の幅射を直接利用しても、或い
は、一旦密閉空間内の空気を加熱し、此処からフィルム
Xへの伝動を利用しても良く、勿論両者を併用しても良
い。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、連
続帯状の絵付フィルを予備加熱する際に、非接触で加熱
しているので、加熱板と絵付フィルムの絵付部とが接触
することがない。従って、絵付フィルムには加熱板の貫
通孔の痕跡が残らず、痕跡が残らない成形品を連続して
作成することができる。
【0030】
【図面に簡単な説明】
【0031】
【図1】本発明の第1実施例の全体概略構成図である。
【0032】
【図2】前記第1実施例における熱盤の一部断面を含む
側面図である。
【0033】
【図3】前記熱盤の正面図である。
【0034】
【図4】前記熱盤の要部拡大断面図である。
【0035】
【図5】前記第1実施例において熱盤と押さえ枠により
絵付フィルムを挟持した状態図である。
【0036】
【図6】前記第1実施例における熱盤の斜視図である。
【0037】
【図7】前記第1実施例の動作を示すタイムチャートで
ある。
【0038】
【図8】前記実施例第1において絵付フィルムが雌型に
吸着された状態を示す断面図である。
【0039】
【図9】本発明の第2実施例の構成および概略動作を示
す図である。
【0040】
【符号の説明】
1…雄型 2…雌型 2a…キャビティ構成面 9…熱盤 10…加熱板 14…吸着板 14a…吸着板の周壁 14b…凹部 17…空気吹き出し孔 25…Oリング嵌着溝 26…Oリング 32…フィルム押さえ枠 X…絵付フィルム
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年2月16日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】削除 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年2月16日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の全体概略構成図である。
【図2】前記第1実施例における熱盤の一部断面を含む
側面図である。
【図3】前記熱盤の正面図である。
【図4】前記熱盤の要部拡大断面図である。
【図5】前記第1実施例において熱盤と押さえ枠により
絵付フィルムを挟持した状態図である。
【図6】前記第1実施例における熱盤の斜視図である。
【図7】前記第1実施例の動作を示すタイムチャートで
ある。
【図8】前記第1実施例において絵付フィルムが雌型に
吸着された状態を示す断面図である。
【図9】本発明の第2実施例の構成および概略動作を示
す図である。
【符号の説明】 1…雄型 2…雌型 2a…キャビティ構成面 9…熱盤 10…加熱板 14…吸着板 14a…吸着板の周壁 14b…凹部 17…空気吹き出し孔 25…Oリング嵌着溝 26…Oリング 32…フィルム押さえ枠 X…絵付フィルム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29K 105:20 B29L 9:00

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続帯状の絵付フィルムの絵柄1ピッチ
    分の絵柄の外周部分を、周壁により区画された凹部を有
    する熱盤の前記周壁に保持して前記絵柄の部分を熱盤に
    非接触に保持せしめ、 前記絵柄1ピッチ分の絵付フィルムを前記熱盤で加熱し
    つつ雌型の開口部に、前記絵付フィルムの配設方向に搬
    送し、 前記絵柄1ピッチ分の絵付フィルムを前記雌型のキャビ
    ティに移行・密着した後、前記熱盤を退避せしめ、 前記雌型に雄型を挿入することにより形成されるキャビ
    ティに溶融樹脂を射出して成形品に絵付をすることを特
    徴とする帯状の絵付フィルムの射出成形同時絵付方法。
  2. 【請求項2】 連続帯状の絵付フィルムの絵柄1ピッチ
    分の絵柄を雌型の開口部に搬送し、 前記帯状の絵付フィルムの配設方向とほぼ直交する方向
    に待機した、周壁により区画された凹部を有する熱盤
    を、前記開口部に搬送して前記熱盤の周壁に前記絵柄1
    ピッチの部分を非接触に保持・加熱せしめ、 前記絵柄1ピッチ分の絵付フィルムを前記雌型のキャビ
    ティに移行・密着した後、前記熱盤を退避せしめ、 前記雌型に雄型を挿入することにより形成されるキャビ
    ティに溶融樹脂を射出して成形品に絵付をすることを特
    徴とする帯状の絵付フィルムの射出成形同時絵付方法。
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