JPS6321387Y2 - - Google Patents

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JPS6321387Y2
JPS6321387Y2 JP2596182U JP2596182U JPS6321387Y2 JP S6321387 Y2 JPS6321387 Y2 JP S6321387Y2 JP 2596182 U JP2596182 U JP 2596182U JP 2596182 U JP2596182 U JP 2596182U JP S6321387 Y2 JPS6321387 Y2 JP S6321387Y2
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JP
Japan
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film
mold
female mold
female
injection molding
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JP2596182U
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JPS58128015U (ja
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  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は射出成形と同時に絵付を行なう射出成
形同時絵付装置に関する。
射出成形同時絵付は雌雄の金型間に所望の図柄
を表示したフイルムを介装し、まずフイルムを雌
型の型に沿つて真空吸引した後、キヤビテイ中に
樹脂を射出することにより行なうことができる。
このような方式ではフイルムを雌型に密着させる
必要があるのでそのためのクランプ装置が金型間
に介装される。
従来、このクランプ装置はフイルムの成形後射
出成形開始前に金型の外へ逃れるようになつてい
る。そのためクランプ装置の作動につき特殊の機
構が設けられている。
本考案はかかるクランプ装置の構成の簡素化を
目的とするものである。
以下、図面に基づいて本考案の実施例につき説
明する。
第1図に示すように雄型10と雌型12は相対
向していて、雌型12は雄型10に対して摺動す
るようになつている。雄型10は射出成形機の固
定盤14に固着されており、雌型12は、加圧用
ラム16に固定された移動板18に固着され、図
上左右に移動可能となつている。また、雌型は望
ましくはその一部を焼結金属で成形しておいて通
気性を付与しておく。
20は、雌型の形状に沿う輪郭たとえば四角形
の枠体であつて、前記移動板18の背面に設けら
れたエジエクタ22にロツド24を介して連結さ
れている。
したがつて、枠体20はエジエクタ22のロツ
ド24の作用により、一方向での移動が自在であ
り、その内周縁26は雌型12に当接するように
なつている。エジエクタは射出成形後成形品を金
型外へ排出するための突出ピン28を備えてい
る。
雄型10には雌型側に向けて熱風を噴出する噴
出孔30が設けられている。この噴出孔30は雄
型10の雌型12に対向する面に適宜数設けられ
ており、各噴出孔は、雄型内の環状流路32を介
し適当数の流路34を通じて図示しない熱風供給
装置に連通している。このような流路32,34
を設けないで雄型の突出ピンの間隙を利用して熱
風を噴出するようにしてもよい。
また雄型10の中央には射出装置36の射出孔
38が設けられており、ここから溶融樹脂が射出
されるようになつている。
次に作用について説明する。
先ず第1図で示されるように、所望の図柄が印
刷されたフイルム40を裏刷り又は転写フイルム
の場合はその印刷面が雌型12と反対側になるよ
うにセツトし、表刷りの場合は雌型面(成形品表
面)に印刷面がくるようにセツトする。
次いで、第2図に示すようにエジエクタ22の
作動と共にロツド24が左方に移動することによ
り枠体20がフイルムを雌型12の周縁に加圧す
る。これによつて、雌雄金型12,10及び枠体
20で成形室42が形成され、かつフイルム40
は雌型12と枠体20に挾持されてこの成形室4
2内に張設されることとなる。
この状態において、第3図に示すように、雄型
10の噴出孔30から熱風を成形室42内に噴出
すると、フイルム40は熱風44の熱及び圧力に
よつて軟化され、又雌型からの排気による吸引作
用を受けて雌型12に圧着されて第1段の絵付け
フイルム成形が終了する。
次いで、ラム16が作動し、これによつて雌型
12が雄型10に向つて枠体20と共に移動し、
第4図に示すようにキヤビテイーが、フイルム4
0の圧着された雌型12、雄型10の内面によつ
て形成され、また熱風44の圧空作用によりフイ
ルム40は雌型12に圧着される。
キヤビテイーが形成された時点においては、フ
イルムの種類によつて40の雌型への圧着性は充
分ではない場合もあるが、キヤビテイーに射出装
置36の射出孔38から溶融樹脂46が射出され
ると、この溶融樹脂46の熱によつてフイルム4
0は、軟化の促進がなされると共に射出圧によつ
て雌型12に密着し、フイルム40と射出溶融樹
脂とは一体化して成形品となる。
なお、溶融樹脂46の射出時においては、熱風
の噴出孔30に予め焼結金属が施されており、又
施されていなくとも5μm程度のすきまとしてい
るのでここに樹脂46が入り込むことはない。そ
の後雌型12をラム16で後進させ、かつエジエ
クタピン28を作動させて、成形品を取出し、フ
イルム40の余分を成形品の周囲でカツトし製品
を得る。
以上本案射出成形同時絵付装置の一実施例につ
いて説明したが、更に複雑で細かい形状の絵付け
フイルム成型が必要とされる場合には、雌型12
の末端部に排気を助ける脱気孔48を設けて真空
作用を助けフイルム成型することもできる。また
成形品表面への絵付はフイルム40の印刷層の代
りにこれを剥離層として転写方式(例えば特開昭
56−151542号の方法)を採用すれば成形品の表面
のみに絵柄を付けることができる。又熱量が必要
なフイルムの場合は補助ヒーターによりフイルム
の軟化を助けてもよい。さらに上記実施例の装置
は横型であるが縦型としてもよいものである。
以上のように本考案に係る射出成形同時絵付装
置はフイルムを雌型に固定するための枠体を雌型
側に存在するエジエクタと連動させるようにした
ので、従来必要とされた枠体独自の駆動機構を省
略し、装置の構成及び作動を簡素にしうるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
図は本考案に係る射出成形同時絵付装置の一実
施例を表わす概略の垂直断面図で、第1図はフイ
ルム供給時、第2図はフイルム固定時、第3図は
フイルム成形時、第4図は射出成形時の夫々説明
図である。 10……雄型、12……雌型、20……枠体、
22……エジエクタ、24……ロツド、40……
フイルム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 相対向して相対移動し、キヤビテイを形成する
    雌型と雄型とを具備した射出成形同時絵付装置に
    おいて、雌型側のエジエクタと連動する枠体を設
    け、射出成形前に当該枠体を雌型の方へ移動させ
    て当該雌型の周縁にフイルムを押し付けるように
    し、射出成形後に雄型の方へ動かせてフイルムの
    保持を解かしめるようにしたことを特徴とする上
    記装置。
JP2596182U 1982-02-25 1982-02-25 射出成形同時絵付装置 Granted JPS58128015U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2596182U JPS58128015U (ja) 1982-02-25 1982-02-25 射出成形同時絵付装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2596182U JPS58128015U (ja) 1982-02-25 1982-02-25 射出成形同時絵付装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58128015U JPS58128015U (ja) 1983-08-30
JPS6321387Y2 true JPS6321387Y2 (ja) 1988-06-13

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ID=30037912

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2596182U Granted JPS58128015U (ja) 1982-02-25 1982-02-25 射出成形同時絵付装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH072342B2 (ja) * 1990-04-09 1995-01-18 アイシン化工株式会社 フィルムインサートインジェクション成形機

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58128015U (ja) 1983-08-30

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