JPS6321386Y2 - - Google Patents

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JPS6321386Y2
JPS6321386Y2 JP683582U JP683582U JPS6321386Y2 JP S6321386 Y2 JPS6321386 Y2 JP S6321386Y2 JP 683582 U JP683582 U JP 683582U JP 683582 U JP683582 U JP 683582U JP S6321386 Y2 JPS6321386 Y2 JP S6321386Y2
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mold
female
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male
female mold
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JP683582U
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JPS58110417U (ja
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は射出成形と同時に絵付を行う射出成形
同時絵付装置に関する。
従来よりプラスチツク成形品の表面に絵付をし
て商品価値を高めることが行なわれており、その
具体的手段として特公昭50−19132号公報に記載
された絵付合成樹脂成形品の製造方法がある。
これについて第1〜3図を参照して簡単に説明
すると、先ず第1図に示すように成形台1に、型
台3を介して真空成型用兼射出成型用雌金型2を
取付け、所定の図柄が印刷された熱可塑性合成樹
脂フイルム4を、印刷層4′が雌金型と反対側に
なるように生地押え枠5によつて固定する。次い
でヒーター6によつてフイルム4を加熱軟化せし
め、真空吸引パイプ7に設けられた真空バルブ
7′を開き、真空吸引孔8を通じてフイルム4を
金型面に沿つて吸引密着させる。
その後ヒーター6を取外し、冷却固化せしめ第
1段の絵付けフイルム成形を終る。
第2図に示すようにフイルム押え枠5を取外
し、フイルム4が真空成形によつて密着された雌
金型2に対して、雄金型9を圧着して真空バルブ
7′を閉じ、冷却水通路10を循環する水によつ
て両金型を水冷しつつ、ノズル11の注入孔12
より雄金型9の注入路13を通じてキヤビテイー
14′に溶融合成樹脂を圧入すれば、溶融合成樹
脂と真空成形されたフイルム4が溶融して一体と
なる。第3図はこのようにして得られた絵付成形
品14を示すものであつて、4は融着一体成形さ
れた表面層を、4′は表面層の内側に埋設された
印刷図柄をそれぞれ示している。
ところが以上のような製造方法に使用される装
置は、雌金型2に真空吸引孔8があり、これを通
じてフイルム4を強く吸引し、更に溶融合成樹脂
を圧入するため、成形品の表面に吸引孔8の痕跡
が突出して残るという欠点があり、これを防止す
るには樹脂圧入時の圧力バランスをとるための圧
空バルブ15′を開いてパイプ15より圧力調整
用圧搾空気を送り込むという余分な操作を必要と
していた。
本考案は、このような欠点を解消し、雌金型の
吸引孔を除去して、その痕跡が成形品の表面に残
らないようにすることを目的とするものである。
この目的を達成するため、本考案は雄型側から
雌型側に向つて突出自在な枠体を雄型に対し摺動
自在に外嵌して該枠体の突出端を雌型に接合又は
当接自在に構成すると共に、前記雄型には雌型側
に向けて熱風を噴出する噴出孔を設けたものであ
る。
本考案は、上記の構成としたから、雄型から突
出した枠体が雌型に接合又は当接すると、雌雄金
型及び枠体によつて成形室が形成され、かつ前記
枠体の雌型に対する接合又は当接を熱可塑性合成
樹脂フイルムを介して行なえば、熱可塑性合成樹
脂フイルムは雌型と枠体に挾持されて前記成形室
内に張設されることとなり、この状態において雄
型の噴出孔から熱風を成形室内に噴出すると、熱
可塑性合成樹脂フイルムは、その熱で軟化される
と共にその圧力で雌型に圧着されて第1段の絵付
けフイルム成型がなされ、その後前記枠体の突出
状態を解除し、雌雄の金型を相対移動させてキヤ
ビテイーを形成し、このキヤビテイーに溶融合成
樹脂を射出することにより成形品を得ることがで
きる。この成形品の表面には、従来品のような真
空成形による痕跡が残らない。
以上の本考案を、実施例の図面について説明す
ると、第4図に示すように雄型20と雌型21は
相対向していて、雌型21は雄型20に対して摺
動するようになつている。雄型20は射出成形機
の固定盤23に固着されており、雌型21は、加
圧用ラム22に固定された移動板24に固着さ
れ、図上左右に移動可能となつている。
25は、雄型20に摺動自在に外嵌された枠体
であつて、その底部25bが前記固定盤23の背
面に設けられたシリンダー26,26のロツド2
7,27の先端に当接している。これは、底部2
5bとロツド27とは連結していてもよい。
しかして、枠体25はシリンダー26,26の
ロツド27,27の作用により、雌型21に向つ
て突出自在であり、その突出端25aは雌型21
に当接するようになつている。図面のものは、枠
体の突出端25a及びこれに対向する雌型21の
箇所に段部が形成され、これによつてよりよい両
者の接合状態が得られるようになつている。
雄型20には雌型側に向けて熱風を噴出する噴
出孔28が設けられている。この噴出孔28は雄
型20の雌型21に対向する面に適数設けられて
おり、各噴出孔28は、雄型内の環状流路29を
介し適数本の流路30を通じて図示しない熱風供
給装置に連通している。
また雄型20の中央には射出装置31の射出孔
32が設けられており、ここから溶融樹脂が射出
されるようになつている。
さて次に作用について説明する。
先ず第4図の状態において、従来同様に所用の
図柄が印刷されたフイルム4を、裏刷り又は転写
フイルムの場合はその印刷面が雌型21と反対側
になるようにセツトし、表刷りの場合は雌型面
(成形品表面)に印刷面がくるようにセツトする。
その後、第5図に示すようにシリンダー26,
26が作動し、ロツド27,27が突出すること
により枠体25が雄型20から突出せしめられ、
その突出端25aは前記フイルム4を介して雌型
21に当接する。これによつて、雌雄金型20,
21及び枠体25で成形室Aが形成され、かつフ
イルム4は雌型21と枠体25に挾持されてこの
成形室A内に張設されることとなる。
この状態において、第6図に示すように、雄型
20の噴出孔28から熱風を成形室A内に噴出す
ると、フイルム4は熱風Bの熱及び圧力によつて
軟化され、雌型21に圧着されて第1段の絵付け
フイルム成形が終了する。
次いで、シリンダー26,26の作動が解除さ
れ、これによつて枠体25の突出状態が解除され
ると共にラム22が作動し、これによつて雌型2
1が雄型20に向つて枠体25を押し戻しながら
移動し、第7図に示すようにキヤビテイーCが、
フイルム4の圧着された雌型21、雄型20及び
枠体25の先端部内面によつて形成される。しか
しながら、このキヤビテイーCは、雄型20の段
部20a(第6図参照)を多少雌型寄りに設ける
ことで、雌雄金型20,21のみで形成すること
ができる。
キヤビテイーCが形成された時点においては、
前記熱風Bの圧力に限度があるため、フイルム4
の雌型21への圧着性は充分ではないが、キヤビ
テイーCに射出装置31の射出孔32から溶融樹
脂Dが射出されると、この溶融樹脂Dの熱によつ
てフイルム4は、軟化の促進がなされると共に射
出圧によつて雌型21に密着し、フイルム4と射
出溶融樹脂とは一体化して成形品となる。
なお、溶融樹脂Dの射出時においては、熱風の
噴出孔28に適切な圧力が加えられているのでこ
こに樹脂Dが入り込むことはない。その後雌型2
1をラム22で後進させて、成形品を取出し、フ
イルム4の余分を成形品の周囲36でカツトし第
9図に示すような成形品を得る。なお33はフイ
ルム4の印刷面4′によつて絵付けされた図柄で
ある。
以上本案射出成形同時絵付装置の一実施例につ
いて説明したが、成形品の肉厚を変える場合に
は、第8図に示すように、シリンダー26の後壁
26aに調整用ボルト34を設け、これによつて
ロツド27の突出度、すなわち枠体25と固定盤
23の間隙aを調整することで容易になし得る
し、また雌雄金型20,21の型面を変えれば第
3図に示したような成形品も当然得ることができ
る。
そして更に複雑で細かい形状の第1段の絵付け
フイルム成型が必要とされる場合には、雌型21
の一部(必要箇所)に焼結金属(10μ以下の粒
子)を使用し、かつ雌型21の末端部に排気を助
ける脱気孔35(第4図参照)を設けてフイルム
成型する場合もある。また成形品表面への絵付は
フイルム4の印刷層4′の代りにこれを剥離層と
して転写方式(例えば特開昭56−151542号の方
法)を採用すれば成形品の表面のみに絵柄を付け
ることができる。
以上何れにしても、本案射出成形同時絵付装置
は、第1段の絵付けフイルム成型を行なうのに従
来のような吸引孔8からの吸引を必要とせず、熱
風の熱及び圧力により雌型に圧着せしめて行なう
から従来のような吸引孔の痕跡が残らないという
特徴があり、また従来必要とされた生地押え枠5
やヒーター6が不要であるという特徴を有するも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1,2図は、従来の射出成形同時絵付方法及
びその装置の説明図。第3図は成形品の斜視図。
第4〜7図は、本案射出成形同時絵付装置の説明
断面図。第8図は成形品の肉厚調整用ボルトの説
明図。第9図は成形品の正面図である。 20……雄型、21……雌型、25……枠体、
25a……突出端、28……噴出孔、C……キヤ
ビテー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 相対向して相対移動し、キヤビテイーを形成す
    る雌型と雄型を具備した射出成形装置において、
    雄型側から雌型側に向つて突出自在な枠体を雄型
    に対し摺動自在に外嵌して該枠体の突出端を雌型
    に接合又は当接自在に構成すると共に、前記雄型
    には雌型側に向けて熱風を噴出する噴出孔を設け
    たことを特徴とする射出成形同時絵付装置。
JP683582U 1982-01-21 1982-01-21 射出成形同時絵付装置 Granted JPS58110417U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP683582U JPS58110417U (ja) 1982-01-21 1982-01-21 射出成形同時絵付装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP683582U JPS58110417U (ja) 1982-01-21 1982-01-21 射出成形同時絵付装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58110417U JPS58110417U (ja) 1983-07-27
JPS6321386Y2 true JPS6321386Y2 (ja) 1988-06-13

Family

ID=30019615

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JP683582U Granted JPS58110417U (ja) 1982-01-21 1982-01-21 射出成形同時絵付装置

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Publication number Publication date
JPS58110417U (ja) 1983-07-27

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