JP3315131B2 - 車載用電子機器 - Google Patents

車載用電子機器

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JP3315131B2
JP3315131B2 JP21547491A JP21547491A JP3315131B2 JP 3315131 B2 JP3315131 B2 JP 3315131B2 JP 21547491 A JP21547491 A JP 21547491A JP 21547491 A JP21547491 A JP 21547491A JP 3315131 B2 JP3315131 B2 JP 3315131B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カーステレオ装置等の
車載用電子機器に係り、特に車載用電子機器の盗難防止
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】カーステレオ装置には車内のコックピッ
ト内に固定的に取付けられるものと、容易に着脱可能に
取付けられるものとの2種類が存在する。着脱可能とす
る理由は、盗難防止対策として所有者が車から離れると
きに取外しておくことができるようにするためである。
【0003】このカーステレオ装置の着脱のための手段
としては、当該カーステレオ装置の主要部分のみを着脱
可能とした要部着脱方式と、カーステレオ装置全体をコ
ックピットから着脱可能とした全体着脱方式とがある。
以下、要部着脱方式について説明する。
【0004】要部着脱方式は、図6乃至図8に示すよう
に、キャビネット100の前面に配置された操作パネル
101を、開閉可能に枢着された中蓋102に着脱可能
に支持させ、取外し時には操作パネル101を中蓋10
2とともに開き(図7)、次いで操作パネル101のみ
を取外すことができるようになっている(図8)。符号
103はカセットテープ挿入口である。この方式の場
合、当該カーステレオ装置の中枢機能部分を操作パネル
101内にマウントしてあるため、操作パネル101を
取外すことにより、この操作パネル101なしではカー
ステレオ装置として機能することができないようになっ
ている。このようにして盗難防止策が講じられている。
【0005】上記従来の要部着脱方式において、操作パ
ネル101の装着の有無の検出は、キャビネット100
にメカニカルスイッチSWM を設け、このメカニカルス
イッチSWM が操作パネル101の突起部106により
押圧されることによりオンされたことを、キャビネット
100側に設けられているマイクロコンピュータのデジ
タルポートを介して検出することにより行っていた。
【0006】より具体的には、図9に示すように、マイ
クロコンピュータ107のデジタルポートに電源VDD
らを抵抗R10を介して電圧(=“H”レベル)を印加
し、抵抗R10とグランド間に設けられているメカニカル
スイッチSWM が突起部106により押圧されて閉状態
となると、電源VDD、抵抗R10、メカニカルスイッチS
M 、グランドの順番で電流が流れ、デジタルポートに
印加される電圧は“L”レベルとなるので、マイクロコ
ンピュータ107はこの電圧変化を検出して、操作パネ
ル101の装着の有無を検出していた。
【0007】または、図10に示すように、図9の構成
に加えてキャビネット100側にメカニカルスイッチS
M のグランド側に端子T11およびグランドに接続した
端子T12を設け、操作パネル101側に短絡した端子T
13および端子T14を設けていた。これにより、操作パネ
ル101が装着された場合には、電源VDD、抵抗R10
メカニカルスイッチSWM 、端子T11、端子T12、端子
13、端子T14、グランドの順番で電流が流れるので、
デジタルポートに印加される電圧は“L”レベルとな
る。マイクロコンピュータ107は、この電圧変化を検
出することにより操作パネル101の装着の有無を検出
していた。この場合において、誤って他の電子機器の操
作パネルが装着されるのを防止するため、端子T11、端
子T12、端子T13および端子T14を設ける位置を電子機
器ごと異なる位置にしていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の要部着脱方
式のカーステレオ装置においては、操作パネル101の
装着状態を検出するためのメカニカルスイッチおよび検
出用の回路を設ける必要があり、回路構成が複雑になる
とともに、コストが上昇するという問題点があった。ま
た、図9の従来例の場合には、メカニカルスイッチSW
M が押されれば、操作パネルが正しく装着されたと認識
するため、誤って他の装置の操作パネルを取り付けてし
まった場合でも、それを検出することができないという
問題点があった。
【0009】さらに、図10の従来例の場合には、誤っ
て他の装置の操作パネルが取り付けられたことを検出す
るためには電子機器ごとに異なる端子位置にする必要が
あり、コストアップにつながるという問題点があった。
【0010】なお、このような問題はカーステレオ装置
に限らず、着脱可能なラジオ等の他のオーディオ装置に
ついても同様に考えられる。そこで本発明の目的は、特
別なスイッチや回路等を設けることなしに、操作パネル
の装着状態を検出することができるとともに、正しい操
作パネルが装着されたか否かを検出することができるカ
ーステレオ装置等の車載用電子機器を提供することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載の発明は、車輌側に固定され、第1
接続端子および前記第1接続端子に第1抵抗器を介して
基準電圧を印加する基準電源と、前記第1接続端子に第
2抵抗器を介して電気的に結合される変換回路と、前記
変換回路に印加される電圧を検出する電圧検出手段と、
を有する本体と、前記本体に着脱可能に装着され、前記
装着時に電気的に前記第1接続端子に結合される第2接
続端子と前記第2接続端子に接続される1または複数の
第3抵抗器と、を有する操作入力装置と、を備えた車載
用電子機器であって、前記第1接続端子と前記第2接続
端子が電気的に結合された状態では、前記変換回路に印
加される電圧が第1電圧範囲内にあり、前記第1接続端
子と前記第2接続端子が電気的に結合されていない状態
では、前記変換回路に印加される電圧が第2電圧範囲内
にあるように、前記第1抵抗器、前記第2抵抗器および
前記第3抵抗器の抵抗値が設定され、前記本体は、前記
電圧検出手段により検出された電圧が前記第1電圧範囲
内にある場合には、前記操作入力装置が前記本体に装着
されていることを検出し、前記検出された電圧が前記第
2電圧範囲内にある場合には、前記操作入力装置が前記
本体に装着されていないことを検出する装着検出手段
を、備えるように構成する。
【0012】請求項2に記載の発明は、車輌側に固定さ
れ、第1接続端子および前記第1接続端子に電気的に結
合される変換回路と、前記第1接続端子に基準電圧を印
加する基準電源と、前記変換回路に印加される電圧を検
出する電圧検出手段と、を有する本体と、前記本体に着
脱可能に装着され、前記装着時に電気的に前記第1接続
端子に結合された第2接続端子と、前記第2接続端子に
電気的に結合された複数のキースイッチと、を有する操
作入力装置と、を備えた車載用電子機器であって、前記
複数のキースイッチは互いに並列に接続され、それぞれ
キースイッチは、互いに異なった抵抗値を有する抵抗
を介して接地され、前記本体は、前記電圧検出手段によ
り検出された電圧のレベルに基づいて、前記キースイッ
のうち、どのキースイッチが押下されたかを検出する
操作入力キー判別手段を備えるように構成する。
【0013】
【作用】請求項1に記載の発明によれば、本体の第1接
続端子(T1)第1抵抗器(抵抗R1)を介して基準
電圧が印加される。一方、第1接続端子(T1)第2
抵抗器(抵抗R2)を介して電気的に結合される変換回
路(A/Dポート部)に印加される電圧が検出される。
そして、検出された電圧が第1電圧範囲内にある場合に
は、操作入力装置(操作パネル)が本体に装着されてい
ることが検出され、検出された電圧が前記第2電圧範囲
内にある場合には、操作入力装置(操作パネル)が本体
に装着されていないことが検出される。つまり、操作入
力装置(操作パネル)が本体に装着されていない状態で
は、本体の第1接続端子(T1)は開放状態にあるた
め、変換回路(A/Dポート部)に印加される電圧は、
第1抵抗器(抵抗R1)および第2抵抗器(抵抗R2)
により決まる電圧値となる。一方、操作入力装置(操作
パネル)が本体に装着されている状態では、本体の第1
接続端子(T1)は、操作入力装置(操作パネル)の第
2接続端子(T2)に電気的に結合されるため、変換回
路(A/Dポート部)に印加される電圧は、第1抵抗器
(抵抗R1)および第2抵抗器(抵抗R2)に加えて、
第2接続端子(T2)に接続された1または複数の第3
抵抗器(抵抗R3〜R5)により決まる電圧値となる。
従って、これらの検出された電圧値の違いを利用して、
操作入力装置(操作パネル)が本体に装着されているか
否かを判別するので、簡易な回路構成によって操作入力
装置(操作パネル)の着脱状態を検出することができ
る。
【0014】請求項2に記載の発明によれば、本体の第
1接続端子(T1)に基準電圧が印加される。一方、
1接続端子(T1)に電気的に結合される変換回路に印
加された電圧が検出される。そして、検出された電圧の
レベルに基づいて、操作入力装置(操作パネル)の第2
接続端子(T2)に電気的に結合された複数のキースイ
ッチ(例えば、図5(b)のSWb〜SWe)のうち、
どのキースイッチが押下されたかが検出される。 つま
り、第2接続端子(T2)に電気的に結合された複数の
キースイッチは、互いに並列に接続されており、それぞ
れのキースイッチは、互いに異なった抵抗値を有する抵
抗(例えば、図5(b)のR6〜R9)を介して接地さ
れているため、押下されたキースイッチにより、電圧検
出手段により検出される電圧のレベルが異なってくる。
従って、どの操作入力装置(操作パネル)が装着された
かを判断することができる。
【0015】
【0016】
【実施例】次に、本発明の実施例を図1乃至図5を参照
して説明する。第1実施例 まず、発明にかかる車載用電子機器の第1実施例を以
下説明する。図6乃至図10の従来例と同一の部分には
同一の符号を付し、その詳細な説明を援用する。
【0017】車載用電子機器10は、大別して制御用コ
ントローラを有するキャビネット100と、図示しない
操作キーが設けられた操作パネル101と、を備えて構
成されており、キャビネット100と操作パネル101
とは着脱可能に、図示しない接続端子を介して接続され
ている。接続端子は、図2に示すように、例えば14ピ
ンのコネクタで構成されており、これらのピンのうち操
作パネル101が装着されているか否かの判別(以下、
デタッチセンスという。)を行うために用いるデタッチ
センス(DSENSE)用ピンを11番ピンとしてい
る。デタッチセンス電圧は、例えば、1.304〜2.
350Vのように設定する。この場合において、デタッ
チセンス電圧は、デタッチコネクタが金属などにより誤
って短絡されても、操作パネルが装着されたと誤認識し
ないように、0V以外の電圧に設定することが好まし
い。
【0018】キャビネット側デタッチセンス用ピンT1
(キャビネット側11番ピン)は、マイクロコンピュー
タ11のA/Dポート12に接続され、このA/D(An
alog/Digital)ポート12には操作パネル101が装着
されたか否かを検出するデタッチセンス回路が接続され
ている。ここでA/Dポートとは、入力アナログ信号の
電圧レベルに応じて、当該入力アナログ信号の属する電
圧範囲を示すデジタルデータに変換して出力する回路を
いう。例えば、入力アナログ信号の電圧範囲がが0〜1
0Vの場合、入力アナログ信号電圧が0〜2.5Vであ
れば、デジタルデータ“00”を出力し、入力アナログ
信号電圧が2.5〜5.0Vであれば、デジタルデータ
“01”を出力し、入力アナログ信号電圧が5.0〜
7.5Vであれば、デジタルデータ“10”を出力し、
入力アナログ信号電圧が7.5〜10Vであれば、デジ
タルデータ“11”を出力する。
【0019】キャビネット側デタッチセンス回路は、基
準電源VDDとキャビネット側デタッチセンス用ピンT1
との間に直列に接続された抵抗R1 と、A/Dポートに
一端が接続され、他端が抵抗R1 およびキャビネット側
デタッチセンス用ピンT1 の中間接続点に接続された抵
抗R2 と、を備えて構成されている。
【0020】操作パネル側デタッチセンス回路は、操作
パネル側デタッチセンス用ピンT2 (操作パネル側11
番ピン)とグランドとの間に直列に接続された抵抗R3
を備えて構成されている。
【0021】次に、動作について説明する。操作パネル
側デタッチセンス用ピンT2 とキャビネット側デタッチ
センス用ピンT1 が接続されていない状態においては、
基準電源VDDの電圧は抵抗R1 、抵抗R2 を介してA/
Dポート12に印加されることとなる。例えば、上述の
例の場合、スレッショルド電圧を1.7Vとすれば、抵
抗R1、抵抗R2 を介してA/Dポート12に印加され
る電圧が1.7〜2.350V(=“H”レベル)の範
囲になるように、適当な抵抗R1 、抵抗R2 を設定す
る。ただし、確実に検出を行うためA/Dポート12に
印加される電圧がスレシュルド値に等しくならないよう
に抵抗R1 、R2 を設定する必要がある(以下同様)。
これにより、A/Dポート12に“H”レベルの電圧が
検出されれば、マイクロコンピュータ11は操作パネル
101が装着されていないことを検出することとなる。
【0022】また操作パネル側デタッチセンス用ピンT
2 とキャビネット側デタッチセンス用ピンT1 が接続さ
れている状態においては、基準電源VDDの電圧は抵抗R
1 、キャビネット側デタッチセンス用ピンT1 、操作パ
ネル側デタッチセンス用ピンT2 、抵抗R3 を介してグ
ランドに電流が流れる。したがって、A/Dポート12
に印加される電圧が1.304〜1.7V(=“L”レ
ベル)の範囲になるように、抵抗R3 を設定すれば、マ
イクロコンピュータ11は“L”レベルの電圧を検出す
ることにより、操作パネル101が正しく装着されてい
ると認識することができる。これにより、マイクロコン
ピュータ11は、操作パネル101側に必要な電源等の
供給を開始することとなり、ユーザは操作パネル101
を介して電子機器の操作を行うことができる。
【0023】以上の説明のように、本実施例によれば、
操作パネル101がキャビネット100に正しく装着さ
れているか否かを容易に判別することができる。また、
操作パネル101の接続端子の構造を同じにしても、電
子機器ごとに操作パネルのデタッチセンス電圧を異なる
ように設定すれば、誤って他の装置の操作パネルが取り
付けられるのを防止することができる。この場合、操作
パネル101側の抵抗R3 を必要に応じて変更すれば良
い。
【0024】第2実施例 次に、発明にかかる車載用電子機器の第2実施例を以
下説明する。本実施例において、キャビネットについて
は、第1実施例と同様であるので、以下においては操作
パネルについて説明する。
【0025】操作パネル101Aのキースイッチ回路2
0は図3に示すように、19個のキースイッチと、17
個の抵抗と、を備えて構成されている。キースイッチ回
路20から出力されるキーデータは、4つのキーセンス
ラインKD1〜KD4を介して、キャビネット100側
に伝達される。本実施例においては、これらの4つのキ
ーセンスラインKD1〜KD4のうちキーセンスライン
KD4をデタッチセンス回路として用いている。この場
合において、デタッチセンス電圧は、例えば、3.15
19〜4.3578Vのように設定する。このデタッチ
センス電圧は、デタッチコネクタが金属などにより誤っ
て短絡されても、操作パネルが装着されたと誤認識しな
いように、0V以外の電圧に設定することが好ましい。
【0026】キーセンスラインKD4は、操作パネル側
デタッチセンス用ピンT2 およびキャビネット側デタッ
チセンス用ピンT1 を介してマイクロコンピュータ11
のA/Dポート12に接続され、このA/Dポート12
には操作パネルが装着されたか否かを検出するキャビネ
ット側デタッチセンス回路が接続されている。
【0027】キャビネット側デタッチセンス回路は、基
準電源VDDとキャビネット側デタッチセンス用ピンT1
との間に直列に接続された抵抗R1 と、A/Dポート1
2に一端が接続され、他端が抵抗R1 およびキャビネッ
ト側デタッチセンス用ピンT 1 の中間接続点に接続され
た抵抗R2 と、を備えて構成されている(図1参照)。
【0028】操作パネル側デタッチセンス回路は、キー
センスラインKD4が接続された図示しない操作パネル
側デタッチセンス用ピンとグランドとの間に直列に接続
された抵抗R4 および抵抗R5 を備え、これらの抵抗R
4 および抵抗R5 の中間接続点とグランド間にはスイッ
チSW1 が接続されている。
【0029】操作パネルの接続端子は、図4に示すよう
に、例えば14ピンのコネクタであり、操作パネルのい
ずれのキースイッチが押されたかを判別するためのキー
データ用ピンを図3に示すような19キーの場合、キー
センスラインKD1〜KD4に8番ピン〜11番ピンの
4つのピンを用いている。この場合において、11番ピ
ンは操作パネル側デタッチセンス用ピンT2 として用い
ている。
【0030】次に、動作について説明する。操作パネル
側デタッチセンス用ピンT2 とキャビネット側デタッチ
センス用ピンT1 が接続されていない状態においては、
基準電源VDDの電圧は抵抗R1 、抵抗R2 を介してA/
Dポート12に印加されることとなる。例えば、上述の
例の場合、スレッショルド電圧を3.75Vとし、抵抗
1 、抵抗R2 を介してA/Dポート12に印加される
電圧が3.75〜4.3578V(=“H”レベル)の
範囲になるように、適当な抵抗R1 、抵抗R2 を設定す
る。これにより、マイクロコンピュータ11は、“H”
レベルの電圧を検出すれば、操作パネル101Aが装着
されていないと認識することとなる。
【0031】また操作パネル側デタッチセンス用ピンと
キャビネット側デタッチセンス用ピンが接続されている
状態においては、基準電源VDDから抵抗R1 、キャビネ
ット側デタッチセンス用ピンT1 、操作パネル側デタッ
チセンス用ピンT2 、抵抗R 4 および抵抗R5 を介し
て、または抵抗R1 、キャビネット側デタッチセンス用
ピンT1 、操作パネル側デタッチセンス用ピンT2 、抵
抗R4 およびスイッチSW1 を介してグランドに電流が
流れることとなる。これによりA/Dポート12に印加
される電圧が3.1519〜3.75V(=“L”レベ
ル)の範囲になるように、抵抗R4 および抵抗R5 を設
定すれば、マイクロコンピュータ11は“L”レベルの
電圧を検出した場合には、操作パネルが装着されている
と認識することができる。これにより、マイクロコンピ
ュータ11は、操作パネル101A側に必要な電源等の
供給を開始することとなる。
【0032】以上の説明のように、本実施例によれば、
操作パネル101Aがキャビネット100に装着してい
るか否かを容易に判別することができるとともに、キー
スイッチの入力判別のための回路をデタッチセンス回路
と共用することができるので、デタッチセンス回路のた
めに特別な配線などを行う必要がなくなり、より容易に
装着状態を判別することができる。さらに、操作パネル
101Aの接続端子の構造を同じにしても、電子機器ご
とに抵抗R4 および抵抗R5 を適宜設定し、デタッチセ
ンス電圧が異なるように設定すれば、誤って他の装置の
操作パネルが取り付けられるのを防止することができ
る。
【0033】第3実施例 次に、発明にかかる車載用電子機器の第3実施例を以
下説明する。本実施例において、キャビネットについて
は、第1実施例および第2実施例と同様であるので、そ
の詳細な説明を省略する。本実施例が第1実施例と異な
る点は、第2実施例と同様にデタッチセンスラインおよ
びキーセンスラインを共用した点であり、第2実施例と
異なる点は、一のデタッチセンスラインに複数のキーを
設けた点である。
【0034】ここでは、図5(a)に示すように、A/
Dポート12を6つの電圧範囲に分割して用いる場合に
ついて説明する。この場合において、他の装置の操作パ
ネルが誤って取り付けられることを考慮する必要が無け
れば、キースイッチ回路30おいては、図5(b)に示
すように最大4つのキースイッチと1つのデタッチセン
スラインを共用することができる。すなわち、図5
(a)の端子f間を短絡し、端子b間、端子c間、端子
d間および端子e間にそれぞれキースイッチSWb 〜S
e を設けることにより、キャビネット100側のA/
Dポート12で1.3〜4.79Vの電圧が検出されれ
ば、操作パネル100Bが確実に装着されたということ
を検出することができる。他の装置の操作パネルが誤っ
て取り付けられることを考慮する必要がある場合には、
装置Aは端子b間にキースイッチを設けて端子c間を短
絡し、他の装置Bは端子d間および端子e間にキースイ
ッチを設けて端子f間を短絡するように構成すれば、マ
イクロコンピュータ11は、A/Dポート12において
1.3〜3.15Vの電圧が検出されれば、装置Aの操
作パネルが装着されたと認識し、3.15〜4.79V
の電圧が検出されれば、装置Bの操作パネルが装着され
たと認識することとなる。したがって、容易に他の装置
の操作パネルが装着されたことを認識することができる
ので、警報などを発することにより誤装着を防止するこ
とができる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、第
1接続端子(T1)と第2接続端子(T2)が電気的に
結合された状態では、変換回路(A/Dポート部)に印
加される電圧が第1電圧範囲内にあり、第1接続端子と
第2接続端子が電気的に結合されていない状態では、変
換回路に印加される電圧が第2電圧範囲にあるように、
第1抵抗器(抵抗R1)、第2抵抗器(抵抗R2)およ
び第3抵抗器(抵抗R3〜R5)の抵抗値を設定するこ
とにより、簡易な回路構成によって操作パネルの着脱状
態を検出することができる。また、操作パネルに設けら
れた複数のキースイッチに対して、それぞれ抵抗値の異
なる抵抗を接続しているので、それらのキースイッチ
操作によって検出される電圧レベルが異なるため、他の
装置が装着されたものであると判別でき、誤装着を防止
することができる。
【0036】
【図面の簡単な説明】
【図1】発明にかかる第1実施例の基本構成を示すブ
ロック図である。
【図2】第1実施例の接続ピンの機能説明図である。
【図3】発明にかかる第2実施例のキースイッチ回路
例を示す図である。
【図4】第2実施例の接続ピンの機能説明図である。
【図5】発明にかかる第3実施例のキースイッチ回路
例を示す図である。
【図6】従来の車載用電子機器の外観斜視図(その1)
である。
【図7】従来の車載用電子機器の外観斜視図(その2)
である。
【図8】従来の車載用電子機器の外観斜視図(その3)
である。
【図9】従来の装着検出回路の例を示す図(その1)で
ある。
【図10】従来の装着検出回路の例を示す図(その2)
である。
フロントページの続き (72)発明者 吉沢 修 埼玉県川越市大字山田字西町25番地1 パイオニア株式会社川越工場内 (72)発明者 脇本 啓史 埼玉県川越市大字山田字西町25番地1 パイオニア株式会社川越工場内 (72)発明者 河原 彰 埼玉県川越市大字山田字西町25番地1 パイオニア株式会社川越工場内 (72)発明者 飯嶋 隆行 埼玉県川越市大字山田字西町25番地1 パイオニア株式会社川越工場内 (56)参考文献 特開 平3−45441(JP,A) 特開 平3−238645(JP,A) 実開 平1−132449(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 11/02 G08B 15/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車輌側に固定され、第1接続端子および
    前記第1接続端子に第1抵抗器を介して基準電圧を印加
    する基準電源と、前記第1接続端子に第2抵抗器を介し
    て電気的に結合される変換回路と、前記変換回路に印加
    される電圧を検出する電圧検出手段と、を有する本体
    と、 前記本体に着脱可能に装着され、前記装着時に電気的に
    前記第1接続端子に結合される第2接続端子と前記第2
    接続端子に接続される1または複数の第3抵抗器と、を
    有する操作入力装置と、を備えた車載用電子機器であっ
    て、 前記第1接続端子と前記第2接続端子が電気的に結合さ
    れた状態では、前記変換回路に印加される電圧が第1電
    圧範囲内にあり、前記第1接続端子と前記第2接続端子
    が電気的に結合されていない状態では、前記変換回路に
    印加される電圧が第2電圧範囲内にあるように、前記第
    1抵抗器、前記第2抵抗器および前記第3抵抗器の抵抗
    値が設定され、 前記本体は、前記電圧検出手段により検出された電圧が
    前記第1電圧範囲内にある場合には、前記操作入力装置
    が前記本体に装着されていることを検出し、前記検出さ
    れた電圧が前記第2電圧範囲内にある場合には、前記操
    作入力装置が前記本体に装着されていないことを検出す
    る装着検出手段を、備えることを特徴とする車載用電子
    機器。
  2. 【請求項2】 車輌側に固定され、第1接続端子および
    前記第1接続端子に電気的に結合される変換回路と、前
    記第1接続端子に基準電圧を印加する基準電源と、前記
    変換回路に印加される電圧を検出する電圧検出手段と、
    を有する本体と、 前記本体に着脱可能に装着され、前記装着時に電気的に
    前記第1接続端子に結合された第2接続端子と、前記第
    2接続端子に電気的に結合された複数のキースイッチ
    と、を有する操作入力装置と、を備えた車載用電子機器
    であって、 前記複数のキースイッチは互いに並列に接続され、それ
    ぞれのキースイッチは、互いに異なった抵抗値を有する
    抵抗を介して接地され、 前記本体は、前記電圧検出手段により検出された電圧の
    レベルに基づいて、前記キースイッチのうち、どのキー
    スイッチが押下されたかを検出する操作入力キー判別手
    段を備えることを特徴とする車載用電子機器。
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