JPH087990B2 - 脱着式操作部の保護回路 - Google Patents
脱着式操作部の保護回路Info
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- JPH087990B2 JPH087990B2 JP2081008A JP8100890A JPH087990B2 JP H087990 B2 JPH087990 B2 JP H087990B2 JP 2081008 A JP2081008 A JP 2081008A JP 8100890 A JP8100890 A JP 8100890A JP H087990 B2 JPH087990 B2 JP H087990B2
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- Japan
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- circuit
- operation unit
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- device main
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-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02H—EMERGENCY PROTECTIVE CIRCUIT ARRANGEMENTS
- H02H9/00—Emergency protective circuit arrangements for limiting excess current or voltage without disconnection
- H02H9/001—Emergency protective circuit arrangements for limiting excess current or voltage without disconnection limiting speed of change of electric quantities, e.g. soft switching on or off
- H02H9/004—Emergency protective circuit arrangements for limiting excess current or voltage without disconnection limiting speed of change of electric quantities, e.g. soft switching on or off in connection with live-insertion of plug-in units
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、オーディオ装置本体に脱着自在とされ、装
置本体へ装着された時に接点を介して装置本体から電圧
の異なる2つの動作電源を供給するように構成されたオ
ーディオ装置の脱着式操作部の保護回路に関する。
置本体へ装着された時に接点を介して装置本体から電圧
の異なる2つの動作電源を供給するように構成されたオ
ーディオ装置の脱着式操作部の保護回路に関する。
〔従来の技術〕 例えば、カーステレオ,カーCDプレーヤ,カーラジオ
などのいわゆる車載用オーディオ装置においては、第2
図に示すように、パネル前面に配置された入力キー1や
液晶表示部2などの操作部3を装置本体4から脱着自在
に構成し、停車時や駐車時にはこの脱着式操作部3を取
り外してしまうことによりオーディオ装置の盗難防止を
図ったものが見られる。
などのいわゆる車載用オーディオ装置においては、第2
図に示すように、パネル前面に配置された入力キー1や
液晶表示部2などの操作部3を装置本体4から脱着自在
に構成し、停車時や駐車時にはこの脱着式操作部3を取
り外してしまうことによりオーディオ装置の盗難防止を
図ったものが見られる。
前記脱着式操作部3内には、第3図にその電気回路を
示すように、入力キー1や液晶表示部2などを制御する
ためのIC回路5、液晶表示部2の液晶面を照らすための
イルミネーション・ランプ6なども内蔵されている。
示すように、入力キー1や液晶表示部2などを制御する
ためのIC回路5、液晶表示部2の液晶面を照らすための
イルミネーション・ランプ6なども内蔵されている。
ところで、IC回路5の動作電源VDDは例えば+5V程度
の低い電圧であり、一方、イルミネーション・ランプ6
点灯用の動作電源ILLは例えば+14V程度の高い電圧のた
め、両者の電源を共用することができず、それぞれに対
して電源接点7a,7cから動作電源を供給している。な
お、接点7bはグランド(GND)接点である。
の低い電圧であり、一方、イルミネーション・ランプ6
点灯用の動作電源ILLは例えば+14V程度の高い電圧のた
め、両者の電源を共用することができず、それぞれに対
して電源接点7a,7cから動作電源を供給している。な
お、接点7bはグランド(GND)接点である。
しかし、前記のように電圧の異なる2つの動作電源VD
DとILLを供給する形式の脱着式操作部の場合、脱着式操
作部3を脱着する際、グランド接点7bの接触タイミング
が2つの電源接点7a,7cよりも遅れると、第4図に示す
ように、IC回路5には2つの動作電源ILLとVDDの差電圧
に相当する逆電圧、すなわち前記例の場合5V−14V=−9
Vの逆電圧が印加され、IC回路5が破壊される恐れがあ
る。
DとILLを供給する形式の脱着式操作部の場合、脱着式操
作部3を脱着する際、グランド接点7bの接触タイミング
が2つの電源接点7a,7cよりも遅れると、第4図に示す
ように、IC回路5には2つの動作電源ILLとVDDの差電圧
に相当する逆電圧、すなわち前記例の場合5V−14V=−9
Vの逆電圧が印加され、IC回路5が破壊される恐れがあ
る。
そこで、これを防止するため、脱着式操作部を備えた
従来のオーディオ装置では、第2図に示すように、装置
本体4の操作部装着面に脱着検知スイッチ8などを設
け、脱着式操作部3が装置本体4に確実に装着されたこ
とを検出してから電源接点7aと7cにそれぞれの動作電源
VDD,ILLを供給するように構成していた。
従来のオーディオ装置では、第2図に示すように、装置
本体4の操作部装着面に脱着検知スイッチ8などを設
け、脱着式操作部3が装置本体4に確実に装着されたこ
とを検出してから電源接点7aと7cにそれぞれの動作電源
VDD,ILLを供給するように構成していた。
しかしながら、前記のように動作電源の供給タイミン
グを制御することによりIC回路の破壊を防止するように
した場合、前記脱着検出スイッチ8の他にも、電源のON
・OFF機構とその制御回路およびこれらの検出・制御動
作処理のためのソフトウェアなどが必要となり、部品点
数と作業工数が増えてコスト高の原因となり、また取り
付けスペースが大きくなって装置の小型化の妨げになる
という問題があった。
グを制御することによりIC回路の破壊を防止するように
した場合、前記脱着検出スイッチ8の他にも、電源のON
・OFF機構とその制御回路およびこれらの検出・制御動
作処理のためのソフトウェアなどが必要となり、部品点
数と作業工数が増えてコスト高の原因となり、また取り
付けスペースが大きくなって装置の小型化の妨げになる
という問題があった。
本発明は、前記問題を解決するためになされたもの
で、その目的とするところは、簡単な回路構成でありな
がら、操作部の脱着時にグランド接点の接触順位が遅れ
ても逆電圧によってIC回路などの内部回路が破壊される
ことのない脱着式操作部の保護回路を提供することであ
る。
で、その目的とするところは、簡単な回路構成でありな
がら、操作部の脱着時にグランド接点の接触順位が遅れ
ても逆電圧によってIC回路などの内部回路が破壊される
ことのない脱着式操作部の保護回路を提供することであ
る。
本発明は、前記目的を達成するため、オーディオ装置
本体に脱着自在とされ、装置本体へ装着された時に接点
を介して装置本体から電圧の異なる2つの動作電源を供
給するように構成されたオーディオ装置の脱着式操作部
において、前記2つの動作電源のうちの電圧の低い側の
電源入力端子とグランド端子間に保護ダイオードを逆極
性に接続したものである。
本体に脱着自在とされ、装置本体へ装着された時に接点
を介して装置本体から電圧の異なる2つの動作電源を供
給するように構成されたオーディオ装置の脱着式操作部
において、前記2つの動作電源のうちの電圧の低い側の
電源入力端子とグランド端子間に保護ダイオードを逆極
性に接続したものである。
操作部の脱着時にグランド接点の接続タイミングが他
の2つの電源接点よりも遅れた場合、2つの動作電源の
電圧差のために生じる逆電圧により保護ダイオードが導
通する。このため、電圧の低い側の電源入力端子とグラ
ンド間に発生する逆電圧は、たかだかこの導通した保護
ダイオードの順方向電圧降下分に相当する電圧にしかな
らず、電圧の低い側の動作電源につながれたIC回路など
の内部回路が逆電圧のために破壊されることがなくな
る。
の2つの電源接点よりも遅れた場合、2つの動作電源の
電圧差のために生じる逆電圧により保護ダイオードが導
通する。このため、電圧の低い側の電源入力端子とグラ
ンド間に発生する逆電圧は、たかだかこの導通した保護
ダイオードの順方向電圧降下分に相当する電圧にしかな
らず、電圧の低い側の動作電源につながれたIC回路など
の内部回路が逆電圧のために破壊されることがなくな
る。
第1図に本発明の一実施例を示す。この実施例は、脱
着式操作部3内において電源接点7aとグランド接点7bの
間に保護ダイオード9を逆極性に接続したものである。
なお、第1図中、第3図〜第5図と同一符号は同一の回
路構成素子であるからその説明は省略する。
着式操作部3内において電源接点7aとグランド接点7bの
間に保護ダイオード9を逆極性に接続したものである。
なお、第1図中、第3図〜第5図と同一符号は同一の回
路構成素子であるからその説明は省略する。
第1図において、いま、グランド接点7bの接触タイミ
ングが2つの電源接点7a,7cよりも遅れた状態(第4図
の状態)を考えると、IC回路5には、前述したように2
つの動作電源ILLとVDDの差電圧に相当する逆電圧、すな
わち5V−14V=−9Vの逆電圧が作用しようとする。しか
し、この逆電圧によって電源接点7aとグランド接点7b間
に逆極性に接続された保護ダイオード9が導通するた
め、IC回路5の電源入力端子とグランド端子間にはこの
導通した保護ダイオード9の順方向電圧降下分に相当す
る約0.6V程度の逆電位しか発生しない。このため、操作
部3内のIC回路5に従来のごとき大きな逆電圧が作用す
ることがなくなり、IC回路5が破壊されることが防止さ
れる。
ングが2つの電源接点7a,7cよりも遅れた状態(第4図
の状態)を考えると、IC回路5には、前述したように2
つの動作電源ILLとVDDの差電圧に相当する逆電圧、すな
わち5V−14V=−9Vの逆電圧が作用しようとする。しか
し、この逆電圧によって電源接点7aとグランド接点7b間
に逆極性に接続された保護ダイオード9が導通するた
め、IC回路5の電源入力端子とグランド端子間にはこの
導通した保護ダイオード9の順方向電圧降下分に相当す
る約0.6V程度の逆電位しか発生しない。このため、操作
部3内のIC回路5に従来のごとき大きな逆電圧が作用す
ることがなくなり、IC回路5が破壊されることが防止さ
れる。
なお、前記実施例は保護ダイオード9をIC回路5に外
付けしたが、この保護ダイオードはIC製造時にIC回路5
のチップ上に一体に形成することもできる。
付けしたが、この保護ダイオードはIC製造時にIC回路5
のチップ上に一体に形成することもできる。
以上述べたところから明らかなように、本発明による
ときは、脱着式操作部に供給される2つの動作電源のう
ちの電圧の低い側の電源入力端子とグランド端子間に保
護ダイオードを逆極性に接続したので、この保護ダイオ
ードにより逆電圧を吸収することができ、電圧の低い側
の動作電源に接続されたIC回路などの内部回路の破壊を
防止することができる。
ときは、脱着式操作部に供給される2つの動作電源のう
ちの電圧の低い側の電源入力端子とグランド端子間に保
護ダイオードを逆極性に接続したので、この保護ダイオ
ードにより逆電圧を吸収することができ、電圧の低い側
の動作電源に接続されたIC回路などの内部回路の破壊を
防止することができる。
さらに、ダイオードだけで保護回路を構成できるの
で、特別な脱着検知機構が不要となり、回路のコスト低
減ならびに小型化を図ることができる。
で、特別な脱着検知機構が不要となり、回路のコスト低
減ならびに小型化を図ることができる。
第1図は本発明の一実施例のブロック回路図、 第2図は脱着式操作部を備えた従来のオーディオ装置の
外観図、 第3図は同上従来のオーディオ装置のブロック回路図、 第4図はグランド接点が接触していない場合の同上従来
のオーディオ装置のブロック回路図である。 3……脱着式操作部、4……装置本体、5……IC回路、
6……イルミネーション・ランプ、7a,7c……2つの電
源接点、7b……グランド接点、9……保護ダイオード
外観図、 第3図は同上従来のオーディオ装置のブロック回路図、 第4図はグランド接点が接触していない場合の同上従来
のオーディオ装置のブロック回路図である。 3……脱着式操作部、4……装置本体、5……IC回路、
6……イルミネーション・ランプ、7a,7c……2つの電
源接点、7b……グランド接点、9……保護ダイオード
Claims (1)
- 【請求項1】オーディオ装置本体に脱着自在とされ、装
置本体へ装着された時に接点を介して装置本体から電圧
の異なる2つの動作電源を供給するように構成されたオ
ーディオ装置の脱着式操作部において、 前記2つの動作電源のうちの電圧の低い側の電源入力端
子とグランド端子間に保護ダイオードを逆極性に接続し
たことを特徴とする脱着式操作部の保護回路。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2081008A JPH087990B2 (ja) | 1990-03-30 | 1990-03-30 | 脱着式操作部の保護回路 |
DE1990624346 DE69024346T2 (de) | 1990-03-30 | 1990-10-30 | Schutzschaltung für eine abnehmbare Steuereinheit in einem Schallgerät |
EP19900311879 EP0448864B1 (en) | 1990-03-30 | 1990-10-30 | Protection circuit for detachable operating unit used in audio device |
US07/857,719 US5179492A (en) | 1990-03-30 | 1992-03-25 | Protection circuit for detachable operating unit used in audio device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2081008A JPH087990B2 (ja) | 1990-03-30 | 1990-03-30 | 脱着式操作部の保護回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03283077A JPH03283077A (ja) | 1991-12-13 |
JPH087990B2 true JPH087990B2 (ja) | 1996-01-29 |
Family
ID=13734484
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2081008A Expired - Fee Related JPH087990B2 (ja) | 1990-03-30 | 1990-03-30 | 脱着式操作部の保護回路 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0448864B1 (ja) |
JP (1) | JPH087990B2 (ja) |
DE (1) | DE69024346T2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3315131B2 (ja) * | 1991-08-27 | 2002-08-19 | パイオニア株式会社 | 車載用電子機器 |
JP3084114B2 (ja) * | 1992-01-06 | 2000-09-04 | パイオニア株式会社 | カーステレオ |
US5554966A (en) * | 1992-01-20 | 1996-09-10 | Pioneer Electronic Corporation | Car-stereo with removable control panel, alarm, and power conservation |
EP0647546B1 (en) * | 1993-04-30 | 2000-07-26 | Shintom Co., Ltd | Car-mounted sound device |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3624716C3 (de) * | 1986-07-22 | 1993-10-14 | Grundig Emv | Auto-Rundfunkgerät |
-
1990
- 1990-03-30 JP JP2081008A patent/JPH087990B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1990-10-30 DE DE1990624346 patent/DE69024346T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1990-10-30 EP EP19900311879 patent/EP0448864B1/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0448864B1 (en) | 1995-12-20 |
EP0448864A2 (en) | 1991-10-02 |
DE69024346T2 (de) | 1996-07-25 |
JPH03283077A (ja) | 1991-12-13 |
EP0448864A3 (en) | 1992-09-02 |
DE69024346D1 (de) | 1996-02-01 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |