JP3313764B2 - 操作部材のシール構造 - Google Patents

操作部材のシール構造

Info

Publication number
JP3313764B2
JP3313764B2 JP18207692A JP18207692A JP3313764B2 JP 3313764 B2 JP3313764 B2 JP 3313764B2 JP 18207692 A JP18207692 A JP 18207692A JP 18207692 A JP18207692 A JP 18207692A JP 3313764 B2 JP3313764 B2 JP 3313764B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover
sliding sheet
pedal
sliding
view
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP18207692A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0624363A (ja
Inventor
荘吾 青木
朗 笹尾
孝幸 磯貝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yanmar Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yanmar Co Ltd filed Critical Yanmar Co Ltd
Priority to JP18207692A priority Critical patent/JP3313764B2/ja
Publication of JPH0624363A publication Critical patent/JPH0624363A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3313764B2 publication Critical patent/JP3313764B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、農用トラクタ等のキャ
ビンを装着した走行作業車において、キャビン内部の座
席の側方に突出した操作レバーや操作ペダルの操作ガイ
ド溝部の閉鎖構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からトラクタ等においてキャビンを
装着した技術はあったのである。また該キャビンの内部
に操作レバーや操作ペダルが突出した技術も公知とされ
ている。しかし、従来の技術では、該レバーやペダルが
回動する部分の溝を閉鎖する技術は無く、故に常時該レ
バー溝やペダル溝が開口されているので、この部分から
外気が侵入するので、エアコンユニットの効率が悪くな
るという不具合があったのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記不具合
を解消するものであり、キャビンの内部に外気が侵入す
る最も大きな原因となるレバー溝やペダル溝の部分を無
くすべく、摺動シートを配置したのである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するため
の手段を説明する。キャビン内に突設した操作部材を、
キャビン底部に配置したカバーに設けた操作ガイド溝に
沿って回動又は踏込み操作可能とした構成において、該
操作部材が移動するカバーの操作ガイド溝を閉鎖し、か
つ操作ガイド溝に沿って操作部材と共に移動する摺動シ
ートを設け、カバーとの間で該摺動シートを摺動可能に
支持する摺動シートガイドを、カバーの一面に間隙を開
けて付設し、前記摺動シートに穿設した嵌入孔に操作部
材の中途部を嵌装し、該嵌入孔内で操作部材が上下にも
摺動可能としたものである。
【0005】
【作用】次に作用を説明する。本発明の摺動シート1・
4・9は、ペダルやレバーの回動に際して、ガイド溝の
内部を前後に摺動し、該摺動した状態でも、常時ガイド
溝の開口部を閉鎖する長さとしている。故に、図3に示
す如く変速レバー摺動シート9は、前後に長く垂れた状
態で突出されているのである。フラットカバー7の上を
前後に大きく摺動する場合には、このように前後に長く
なるが、クラッチペダル2とブレーキペダル3L・3R
の部分の如く、ペダルの杆の部分がフラットフロアの上
下に出没する場合には、ブレーキペダル摺動シート1と
クラッチペダル摺動シート4は前後に短いものでも足り
るのである。
【0006】
【実施例】次に実施例を説明する。図1はキャビンの内
部に於ける変速レバー8とブレーキペダル3L・3Rと
クラッチペダル2の配置を示す平面図、図2はキャビン
の後面図、図3は座席Sと変速レバー8の部分の側面
図、図4はクラッチペダル2とクラッチペダルカバー5
の部分の平面図、図5はブレーキペダル3L・3Rとブ
レーキペダルカバー6の部分の平面図、図6はクラッチ
ペダルカバー5の部分の側面断面図、図7はブレーキペ
ダルカバー6の部分の側面断面図、図8はブレーキペダ
ルカバー6の平面図、図9はブレーキペダルカバー6と
シート摺動ガイド12部分の側面断面図、図10とブレ
ーキペダルカバー6とシート摺動ガイド12の後面断面
図、図11は摺動シート1の平面図、図12は変速レバ
ー8を支持するフラットカバー7の平面図、図13はフ
ラットカバー7と摺動シートガイド10とクラッチの部
分の後面断面図、図14は摺動シート9の平面図であ
る。
【0007】図1・図2において、キャビンとレバーと
ペダルの構成を説明する。キャビンは前部フレーム15
と後部フレーム16と、ドアフレーム17とにより構成
されており、機体との間には振動吸収弾性体を介して、
フローティングマウントしている。そして、該キャビン
の内部に座席Sを配置し、座席Sの左側に変速レバー8
が設けられ、座席Sの前方の左側にクラッチペダル2
が、右側にブレーキペダル3L・3Rが配置されてい
る。これらの変速レバー8とクラッチペダル2とブレー
キペダル3L・3Rは、キャビンの外側にその枢支部を
配置しており、上端の操作部分がキャビンの内部に突出
しているので、これらを回動操作する部分に、長溝の開
口が必要となるのである。本発明はこの長溝を閉鎖する
摺動シートに関するものである。
【0008】図4と図6において、クラッチペダル2と
クラッチペダルカバー5の部分を説明する。該クラッチ
ペダル2が回動する部分のキャビンのフロアに長溝が開
口されており、該長溝の上部を被覆するクラッチペダル
カバー5が配置されている。該クラッチペダルカバー5
は裏面にシート摺動ガイド11が固設されており、クラ
ッチペダルカバー5とシート摺動ガイド11の間にクラ
ッチペダル摺動シート4が摺動可能とする間隙が構成さ
れている。該間隙に嵌装された状態でクラッチペダル摺
動シート4が前後に摺動するのである。しかし、クラッ
チペダル2は該踏込みに際して、クラッチペダル摺動シ
ート4との相対位置も変更するので、クラッチペダル摺
動シート4とクラッチペダル2とは上下に摺動を可能と
しているのである。
【0009】次に、図7・図8・図9・図10・図11
により、ブレーキペダル3L・3Rとブレーキペダルカ
バー6とブレーキペダル摺動シート1の部分の構成を説
明する。該ブレーキペダル3L・3Rは2本が左右別々
に操作されるので、ブレーキペダル摺動シート1は2枚
が配置されている。同じくブレーキペダルカバー6の裏
面に間隙を開けてシート摺動ガイド12が固設されてお
り、該間隙に遊嵌した状態でブレーキペダル摺動シート
1が嵌入されている。ブレーキペダル摺動シート1の嵌
入孔1aの部分にブレーキペダル3L・3Rのペダル杆
が嵌装されている。ブレーキペダル摺動シート1には切
込み部1bが設けられており、該切込み部1bを開けて
ブレーキペダル3L・3Rを挿入するのである。前記し
たクラッチペダル摺動シート4の形状もブレーキペダル
摺動シート1と同じ様な形状である。
【0010】図6と図7において図示した如く、クラッ
チペダルカバー5とブレーキペダルカバー6は円弧状に
構成しておりブレーキペダル摺動シート1とクラッチペ
ダル摺動シート4が前後に摺動し易いように、またオペ
レーターが踏み込んだ足をクラッチペダルカバー5とブ
レーキペダルカバー6において受け易い形状としてい
る。
【0011】次に、図3・図12・図13・図14にお
いて、変速レバー8とフラットカバー7と摺動シートガ
イド10の部分を説明する。該変速レバー8前後に大
きく回動されるのであり、図12に示す如く、フラット
カバー7に長いガイド溝7bが配置されている。該ガイ
ド溝7bの部分の上に、摺動シートガイド10が配置さ
れており、該フラットカバー7と摺動シートガイド10
の間に、図14に示す長い変速レバー摺動シート9が嵌
装されている。該変速レバー8と変速レバー摺動シート
9の関係においても、変速レバー摺動シート9は変速レ
バー8の杆の部分を上下することが可能としている。
【0012】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、次の
ような効果を奏するのである。第1に、単にペダルの案
内溝に摺動シートを設けるものではなくて、ペダルが摺
動シート1の摺動方向と交叉する方向に摺動し、摺動シ
ートから出没出来るように構成しているから、スライド
長さを短くとることができ、摺動シート1も小さくコン
パクトに構成出来るのである。第2に、該長溝を摺動シ
ート1により閉鎖するので、外気や騒音が侵入出来ない
のである。第3に、摺動シート1として高分子量合成樹
脂を使用すれば、無給油で摺動でき、耐久性や耐摩耗性
も高いのである。第4に、摺動シートを、カバーと摺動
シートガイドの間に間隙を開けて支持して摺動可能とし
たので、例えばフラットカバー7の部分で、操作部材に
摺動シートを固定しなくても、摺動シートが落下するこ
となく、ガイド溝7bのシールを構成することが可能と
なったのである
【図面の簡単な説明】
【図1】キャビンの内部に於ける変速レバー8とブレー
キペダル3L・3Rとクラッチペダル2の配置を示す平
面図。
【図2】キャビンの後面図。
【図3】座席Sと変速レバー8の部分の側面図。
【図4】クラッチペダル2とクラッチペダルカバー5の
部分の平面図。
【図5】ブレーキペダル3L・3Rとブレーキペダルカ
バー6の部分の平面図。
【図6】クラッチペダルカバー5の部分の側面断面図。
【図7】ブレーキペダルカバー6の部分の側面断面図。
【図8】ブレーキペダルカバー6の平面図。
【図9】ブレーキペダルカバー6とシート摺動ガイド1
2部分の側面断面図。
【図10】ブレーキペダルカバー6とシート摺動ガイド
12の後面断面図。
【図11】摺動シート1の平面図。
【図12】変速レバー8を支持するフラットカバー7の
平面図。
【図13】フラットカバー7と摺動シートガイド10と
クラッチの部分の後面断面図。
【図14】摺動シート9の平面図。
【符号の説明】
1 ブレーキペダル摺動シート 2 クラッチペダル 3 ブレーキペダル 4 クラッチペダル摺動シート 5 クラッチペダルカバー 6 ブレーキペダルカバー 7 フラットカバー 8 変速レバー 9 摺動シート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭51−1890(JP,A) 特開 昭59−6161(JP,A) 実開 昭63−45329(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62D 49/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャビン内に突設した操作部材を、キャ
    ビン底部に配置したカバーに設けた操作ガイド溝に沿っ
    て回動又は踏込み操作可能とした構成において、該操作
    部材が移動するカバーの操作ガイド溝を閉鎖し、かつ操
    作ガイド溝に沿って操作部材と共に移動する摺動シート
    を設け、カバーとの間で該摺動シートを摺動可能に支持
    する摺動シートガイドを、カバーの一面に間隙を開けて
    付設し、前記摺動シートに穿設した嵌入孔に操作部材の
    中途部を嵌装し、該嵌入孔内で操作部材が上下にも摺動
    可能としたことを特徴とする操作部材のシール構造。
JP18207692A 1992-07-09 1992-07-09 操作部材のシール構造 Expired - Lifetime JP3313764B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18207692A JP3313764B2 (ja) 1992-07-09 1992-07-09 操作部材のシール構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18207692A JP3313764B2 (ja) 1992-07-09 1992-07-09 操作部材のシール構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0624363A JPH0624363A (ja) 1994-02-01
JP3313764B2 true JP3313764B2 (ja) 2002-08-12

Family

ID=16111933

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18207692A Expired - Lifetime JP3313764B2 (ja) 1992-07-09 1992-07-09 操作部材のシール構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3313764B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5331542B2 (ja) * 2009-03-31 2013-10-30 本田技研工業株式会社 ステップフロア構造
JP5564379B2 (ja) * 2010-09-27 2014-07-30 本田技研工業株式会社 鞍乗り型車両

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0624363A (ja) 1994-02-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7168753B1 (en) Door for a vehicle
JP2574469B2 (ja) 自動車の摺動又は摺動一回動屋根の側方隙間を遮蔽するシールド
US3285093A (en) Cover seal for shift console
JP3313764B2 (ja) 操作部材のシール構造
JPS625095B2 (ja)
US6945579B2 (en) Glove box door assembly
US5549348A (en) Door closer mechanism for a vehicle
US20050029057A1 (en) Parking lever apparatus of a vehicle
JP2568564Y2 (ja) ワイパー格納カバー駆動ユニットの取付部構造
JPH06106975A (ja) 車両のドア構造
JPS6145525Y2 (ja)
JPH03139439A (ja) 自動車用コンソールボックス
JP2519721Y2 (ja) 車両用開閉屋根装置のガイド機構
JPH0745374Y2 (ja) 車両用ベンチレータ
JP3781356B2 (ja) 車両におけるサイドウィンドの開閉機構
JPS6232893Y2 (ja)
US20240182004A1 (en) Support structure for brake lever, and off-road vehicle
JPH0745371Y2 (ja) 車両用ベンチレータ
JPH0131573Y2 (ja)
JPH0745373Y2 (ja) 車両用ベンチレータ
JPH0646735Y2 (ja) サンルーフシェードのロック構造
JPH0745372Y2 (ja) 車両用ベンチレータ
JPH0617611Y2 (ja) 自動車のサンルーフ装置
KR19990035680A (ko) 아암레스트겸용 콘솔박스
JP3593824B2 (ja) パーキングブレーキカバーの組付構造

Legal Events

Date Code Title Description
S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100531

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100531

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110531

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110531

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120531

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120531

Year of fee payment: 10

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120531

Year of fee payment: 10

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130531

Year of fee payment: 11

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130531

Year of fee payment: 11