JP2574469B2 - 自動車の摺動又は摺動一回動屋根の側方隙間を遮蔽するシールド - Google Patents

自動車の摺動又は摺動一回動屋根の側方隙間を遮蔽するシールド

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JP2574469B2
JP2574469B2 JP1190709A JP19070989A JP2574469B2 JP 2574469 B2 JP2574469 B2 JP 2574469B2 JP 1190709 A JP1190709 A JP 1190709A JP 19070989 A JP19070989 A JP 19070989A JP 2574469 B2 JP2574469 B2 JP 2574469B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は自動車の摺動又は摺動−回動屋根の移動可能
の堅い、好ましくは透明の、摺動カバーと屋根フレーム
との間の側方隙間を遮蔽する伸縮自在の多層構造のシー
ルドに関する。
[従来の技術及びその課題] このシールドは、さもないと屋根フレームと摺動カバ
ーとの位置関係で出来る隙間により自動車の内部から大
なり小なり見えてしまう摺動カバーの動作制御に必要と
する作動部分を遮蔽し、カバー面と天井面とが全体的に
調和の取れた外観を呈するようにする機能を持ってい
る。
従来の公知のシールド(ドイツ特許第28 27 889号)
はカバーの両側に2分割形で設けられており、摺動カバ
ーに取り外し可能に取り付けらえた上遮蔽部分と、フレ
ームに取り付けられ且つこれと取り外し可能に結合した
下遮蔽部分と、を持ち、フレームの被覆材上を移動可能
に案内される。この2つの遮蔽部分は基本的には板状に
作られており、摺動カバーを取り付けた後その高さを調
節する調節手段が差し込めるようになっている。この下
遮蔽部分を摺動案内するため、カバーを移動するとき可
なりの摩擦抵抗があり、摺動屋根の動作を困難にし易
く、特に摺動カバーの独立して移動するカバー上部をこ
の下遮蔽部分で案内する場合、この傾向が強い。更に、
この公知のシールドは摺動屋根用に作られたもので、摺
動−回動屋根用には作られていない。
[課題を解決するための手段及びその作用] 本発明の目的は、シールドの移動が摺動カバーと一緒
に行われるシールドを提供することで、このシールドは
付加される摩擦抵抗に打ち勝つ必要がなく、又摺動屋根
と摺動−回動屋根とに共に用いることができるものであ
る。
本発明により提供される、自動車の摺動又は摺動−回
動屋根の側方隙間を遮蔽するシールドは、自動車の屋根
フレームに形成された屋根開口の両側部に設けられた案
内レールの夫々において移動を案内される前方及び後方
案内シューを有しており前方及び後方案内シューを介し
て上記屋根開口に対し摺動又は摺動−回動することによ
り開閉自在な摺動カバーが上記屋根開口を開放した時に
摺動カバーと上記屋根開口との間に生じる側方隙間を遮
蔽する為に使用される。
本発明により提供される、自動車の摺動又は摺動−回
動屋根の側方隙間を遮蔽するシールドは:摺動カバーの
後方縁部の下方に配置され、案内レールの夫々において
移動を案内される追加の案内シューにより移動を案内さ
れる水案内部品と;案内レールの夫々に沿って延出し、
水案内部品に接続されているとともに前方案内シューに
着脱自在に連結され、摺動カバーとともに水案内部品を
移動させる接続腕と;を備えている。
そして上記接続腕の夫々が:案内レールの夫々に沿っ
て延出し上方に開口した細長い隙間を有した下の部分
と;下の部分の細長い隙間に相互に入れ子式に上下方向
に移動自在に設けられた少なくとも1枚の薄層板と;下
の部分と入れ子式の少なくとも1枚の薄層板との相互間
で下の部分においては細長い隙間に、また薄層板が複数
の場合は下方の薄層板の内部の細長い隙間に、設けら
れ、少なくとも1枚の薄層板、また薄層板が複数の場合
は複数の薄層板、を摺動カバーの下面に向かい付勢し、
屋根開口を閉鎖した閉鎖位置から上方への摺動カバーの
移動に追従させる弾性手段と;入れ子式の少なくとも1
枚の薄層板の上下方向における移動範囲を制限する止め
機構と;を含んでいる、ことを特徴としている。
上述した如く構成されたことを特徴とする本発明によ
り提供される、自動車の摺動又は摺動−回動屋根の側方
隙間を遮蔽するシールドでは、上記接続腕の夫々の下の
部分及び入れ子式の少なくとも1枚の薄層板は、摺動カ
バーに直接取り付けられておらず、また屋根フレームや
屋根フレームに固定された他のいかなる部品とも直接結
合されていないので、これらから外力を負荷されること
なく移動可能である。
このために摺動カバーの動きも滑らかになり、摺動カ
バーの動作に要する力も小さくて済む。また、上記接続
腕の夫々の下の部分及び入れ子式の少なくとも1枚の薄
層板が破損を生じさせる可能性が低下する。
しかも入れ子式の少なくとも1枚の薄層板は、厚さが
薄いにもかかわらず側方への撓み強度が大きく自動車の
走行中に開放された摺動カバーが生じさせる空気の流れ
の渦によってあおられることがなく、バタバタと騒音を
生じさせることがない。
また入れ子式の少なくとも1枚の薄層板と下の部分と
の間には指やその他の異物が挟まるような比較的大きな
段部が生じないので、子供が指を挟まれて怪我をしたり
その他の異物が挟まって入れ子式の少なくとも1枚の薄
層板の動作に障害が生じることがなく、見栄えも良く高
級な外観となる。
上記接続腕の夫々は案内レールの夫々において移動を
案内される追加の案内シューにより移動を案内される水
案内部品に接続されているので、上記接続腕の夫々の為
の独立した案内シューが不要となっている。
しかも、接続腕の夫々は摺動カバーの為の前方案内シ
ューに着脱自在に連結されているので、これらを自動車
の屋根フレームの屋根開口に組み付ける作業が容易とな
っていますし、前方案内シューに対する上記接続腕の夫
々の連結を解除して水案内部品とともに前方案内シュー
から移動させることにより、屋根開口の両側部の摺動カ
バーの為の作動部分を露出させることが可能となってい
る。この為に、特別な組み立て費用を要することなく、
例えば摺動カバーの高さの調節等の為に屋根開口の両側
部の摺動カバーの為の作動部分を工作することが可能と
なります。
上記接続腕の夫々はまた摺動カバーの為に上記案内レ
ールの夫々において移動を案内される前方案内シューに
も接続されていて、摺動カバーの後方縁部の下方に配置
された水案内部品と摺動カバーの為の前方案内シューと
の間を延出しているので、摺動カバーが上記屋根開口を
開放した時に摺動カバーと上記屋根開口との間に生じる
側方隙間の大部分の長さに対応している。
止め機構は、摺動カバーが大きく開いた時や屋根開口
から完全に離間されてしまった時でも、入れ子式の少な
くとも1枚の薄層板が弾性手段の発生する付勢力により
下の部分の細長い隙間から飛び出してばらばらになって
しまうことを防止している。
なお止め機構により制限された入れ子式の少なくとも
1枚の薄層板の上下方向における移動範囲の上限は、摺
動カバーが上記屋根開口を最大に開放した時に摺動カバ
ーと上記屋根開口との間に生じる側方隙間の垂直方向に
おける寸法と一致させる必要はない。
上述した如く構成されたことを特徴とする本発明によ
り提供される、自動車の摺動又は摺動−回動屋根の側方
隙間を遮蔽するシールドでは、屋根開口の両側部の前方
案内シューの夫々には側方に突出した側方突起が設けら
れており、接続腕の夫々の下の部分の前端部には、対応
する前方案内シューの側方突起に対して後方から着脱自
在に係合し接続腕の夫々の前端部を対応する前方案内シ
ューの側方突起に着脱自在に連結するロックバネが設け
られている、ことが好ましい。
このような構成であれば、水案内部品とともに屋根開
口の両側部の接続腕を後方に強く引いて接続腕の夫々の
前端部のロックバネを摺動カバーの為の対応する前方案
内シューの側方突起から離脱させ、さらに水案内部品と
ともに屋根開口の両側部の接続腕を後方に移動させるこ
とにより、屋根開口の両側部の摺動カバーの為の作動部
分を露出させることが可能となる。この為に、特別な組
み立て費用を要することなく、例えば摺動カバーの高さ
の調節等の為に屋根開口の両側部の摺動カバーの為の作
動部分を工作することが可能となる。また、このような
着脱自在の連結機構は構成が簡易であり、製造及び組み
立ても容易である。
上述した如く構成されたことを特徴とする本発明によ
り提供される、自動車の摺動又は摺動−回動屋根の側方
隙間を遮蔽するシールドではさらに、前記弾性手段は板
バネであることが好ましい。板バネは幅を小さくまた厚
さを薄く容易に作成することが出来るので、下の部分と
入れ子式の少なくとも1枚の薄層板との相互間で下の部
分においては細長い隙間に、また薄層板が複数の場合は
下方の薄層板の内部の細長い隙間に、設けるのに好都合
である。
上述した如く構成されたことを特徴とする本発明によ
り提供される、自動車の摺動又は摺動−回動屋根の側方
隙間を遮蔽するシールドではまた、摺動カバーの前方縁
部の下方に前方遮蔽板が配置されていれば、屋根開口の
両側部の接続腕の夫々の下の部分の前端部を前方遮蔽板
により相互に接続することが出来る。
そしてこの場合には、前記水案内部品と、前記屋根開
口の両側部の接続腕の夫々の下の部分と、前記前方遮蔽
板と、は堅い一体のフレームとして例えばプラスチック
材料により形成することが好ましい。
これによりこれらを自動車の屋根フレームの屋根開口
に組み付ける作業が容易となる。
[実施例] 第1図に自動車の固定屋根1が1点鎖線で示されてい
る。固定屋根1の前の区域に1点鎖線で示された屋根開
口部3があり、これが摺動カバー2によって閉ざされる
(第2図参照)。固定屋根1の下に屋根開口部3の3面
を囲む屋根フレーム4が固定され、図に示す実施例に於
いては、これが連続的に一定形状を持つ案内フレーム5
と一体に作られている。案内フレーム5の側方案内レー
ル上を、摺動カバー2が前方案内シュー7と後方案内シ
ュー8とにより移動可能い案内され、但し第1図にその
右側のみが描かれている左右対称の屋根構造体の両側に
このシューは設けられる。
図に示す実施例に於いては、固い摺動カバー2が透明
の硝子カバーで、これがフレーム状の摺動カバー補強材
9に固定されている。この補強材は図面を簡単にするた
め第3から5図には示されていない。摺動カバー補強材
9と摺動カバー2の外周部とが全周を包むフレーム10の
中に埋め込まれ、その外表面に端部の隙間のシール11が
固定され、カバーが閉鎖位置にあるとき、これが摺動カ
バー2と屋根開口部3の全周に設けられた折り曲げ縁部
12との間をシールする。
前方案内シュー7がフォーク状の自在軸受の前向き突
起13(第1及び7図)を持ち、軸受ボルト14によりこれ
が案内リンク棒15に対して回動する。少なくとも2つの
離れた点で、この棒15が摺動カバー補強財9に取り付け
られたクリップ16により垂直方向に調節可能に固定さ
れ、その1つが第6図に示されている。軸受ボルト14が
摺動カバー2の前自在軸受を、従って摺動方向に対して
直角の水平軸を形成し、これに、摺動カバー2が回動可
能に装着される。
案内リンク棒15の後方部分に案内溝があり(図示無
し)、この中に案内ピン17が結合し(第1図)、これが
後方案内シュー8に固定される。このシューに、案内フ
レーム5の中を移動可能に案内される圧縮剛体式駆動ケ
ーブル18が結合し、このケーブルが長手方向の移動を行
うためにクランク駆動手段又は電動モーター(いずれも
図示無し)と駆動可能に接続している。この駆動ケーブ
ル18は摺動カバー2の摺動動作と回動即ち開放動作とを
共に行う。回動開放動作の場合は、案内ピン17が上記リ
ンク溝に入り、その形状及び寸法により、案内レール6
上の後方案内シュー8の移動と共に、摺動カバー2の軸
受ボルト14の回りでの回動動作の方向及び範囲を決定す
る。
第1図から判るごとく、屋根開口部3の後方縁部の付
近に、別の案内シュー設備19が案内レール6上に移動可
能に装着され、これと同じものが摺動カバー2の反対側
に対称的に配置される。これらの別の案内シュー設備19
が水案内部品即デフレクター20によって互いにしっかり
と接続され、又この水案内を案内フレーム5の2つの側
方案内レール6上で移動可能に案内する。この水案内20
は実質的に上向きに開口したU形の断面形状を持ち、摺
動カバー2の後方縁部と屋根開口部3の後方縁部との間
に形成される縁部の後部隙間を下から受けている。この
水案内20は側部が開いており、排水を行うために、屋根
フレーム4に組み込まれた排水溝21(第6,7図)の上で
終わっている。水案内20は摺動カバー2の摺動動作に関
与し、そのために、屋根開口部3の両側で、いずれの場
合も接続腕22により、対応する前方案内シュー7に後述
する形で接続されている。
各接続腕22が上向きに開口した細長い隙間24を備えた
下の部分23を持っている。この実施例の場合は、接続腕
22の下の部分23と水案内20と及び前遮蔽板25とが一体の
堅いフレームとして作られている。この前遮蔽板25が接
続腕22の前端部と接続し、L形の断面を持っている(第
2図)。
シールドとして作られた接続腕22の詳細に就いて第2
から5及び9,10図を用いて以下説明する。下の部分23の
断面はほぼL字形をしており、このL形の垂直脚を形成
する部分が平行に向き合う2つの側壁を持ち、その間に
隙間24を形成する。又その水平脚を形成する部分が屋根
開口部3から見て外方向に突出し、第6,7図に示す如く
屋根フレーム4の内側の縁と重なっている。中薄層板27
が上記細長い隙間24の中に移動可能に接合し、これが又
上向きに開口した細長い隙間28を持ち、この中に上薄層
板29が移動可能に接合している。下の部分23、中薄層板
27及び上薄層板29は第9,10図に示す如く互いに伸縮自在
で、縦方向の寸法を変化させることの出来るシールドを
形成する。中薄層板27又は上薄層板29をその側壁によっ
て案内する隙間24及び28の中に板バネとして作られたバ
ネ30,31が置かれ、これが薄層板27,29を第9図に示す位
置に移動させる。中央の区域でバネ30が中薄層板27に下
から固定され、又その反対側の自由端部が下の部分23の
隙間24の底に当接している。一体に作られたバネ31も又
中薄層板27の底に固定され、その自由端部が上薄層板29
の下側に当接している(第4図参照)。
第9,10図と共に第4図に示す如く、下の部分23の1つ
の側壁と及び中薄層板27の1つの側壁の前及び後に、い
ずれも、垂直の縦溝32,33があり、この内、第9,10図に
は中薄層板27の後縦溝33のみが示されている。これらの
縦溝32,33はそれぞれの側壁の高さを超えることはな
く、その上に縁部を残し、止め板34,35が残るようにし
ている。中薄層板27の下部に設けられた止め突起36が縦
溝32と係合し、一方上薄層板29の下部に設けられた止め
突起37が縦溝33と係合する。止め板34,35と止め突起36,
37とは対をなしており、それぞれ薄層板27,29の上方向
の移動路を制限する。
図に示す実施例に於いては、摺動カバー2の閉鎖位置
に於いて、下の部分、薄層板27,29、及び対をなす止め
部が1つの遮蔽部を形成する如くに作られ且つ設けられ
ており(第2,3図)、この場合、上薄層板29がその全長
に亘って、摺動カバー2の下側に当接している。摺動カ
バー2が開かれても(第4図)、上薄層板29はその前端
部で摺動カバー2の下側に接している。側方の楔形の隙
間が摺動カバーの両側の遮蔽部の上に残される。勿論こ
の配置を変更して、上薄層板29がその全長で開かれた摺
動カバーの下側に当接するようにすることも出来る。
組み立て及び修理上の理由から、接続腕22は前方案内
シュー7に取り外し可能に接続される。このために、前
方案内シュー7はいずれも止め金39を備えた側方突起38
を持っている(第8図)。止め金39に隣接して突起38の
下面が支持突起40の上に置かれ、これが下の部分23の水
平脚部26に接続される。止め金39と結合するロックバネ
41が支持突起34に固定される。
最初の組み立て段階に於いては、接続腕22の下の部分
23、水案内20、及び前シールド25と、これに設けられる
案内シュー手段19と、により形成される堅い一体のフレ
ームが後ろ向きに開いた案内レール6の対応する案内溝
に差し込まれ、止め金39を持つロックバネ41が前方案内
シュー7と結合するまで前方に押し込まれる。高さ修正
等の保守上の理由から、カバー取り付け部品又は移動機
構に手を加えねばならない場合、上述した堅いフレーム
をそのロック位置から反対方向に引き戻せば良い。この
様にすることによって、摺動カバー2の開いた又は閉じ
た状態で自動車の内部からカバー移動部品に手を加える
ことが出来る。このように堅いフレームの移動が可能な
のは、このフレームが摺動カバー2に、側方遮蔽部の付
近とも、又前方シールド25とも接続されていないからで
ある。
下の部分23及び又は中薄層板27の縦溝32,33は、これ
らが固定屋根1の折り曲げ縁部12に面しているので、自
動車の中からは見えない。自動車の中から見た場合、遮
蔽部は完全に平滑な面をしており、第2図に見られる如
く、部分23,27,29に分かれているのが判るだけである。
摺動カバー2が第4図に示す開放位置から第3図に示す
閉鎖位置に回動して戻されるか、又は第3図の閉鎖位置
から出発し第5図に示す下げられた位置に摺動カバー2
が回動すると、いずれの場合も摺動カバー2がシールド
をその弾力性に対抗して押し、中薄層板27が下の部分23
の隙間24に入り、上薄層板29が中薄層板27の隙間28に入
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による1つの実施例で、自動車の摺動
屋根又は摺動−回動屋根の屋根フレームを、これにその
作動部分を取り付けた状態で、但し摺動カバーを除外し
た状態で、その右半分を示す平面図、 第2図は、第1図の線II−IIに沿い、摺動カバーの閉ざ
された状態を示す断面図、 第3図は、第1図の線III−IIIに沿い、摺動カバーの閉
ざされた状態を示す断面図、 第4図は、第1図の線III−IIIに沿い、摺動カバーの最
大に開放された状態を示す断面図、 第5図は、第1図の線III−IIIに沿い、摺動動作を行う
ため摺動カバーが下げられた状態を示す断面図、 第6図は、第1図の線VI−VIに沿う断面図、 第7図は、第1図の線VII−VIIに沿う断面図、 第8図は、第1図の線VIII−VIIIに沿う断面図、 第9図は、第4図の線IX−IXに沿い、シールドが最大に
拡げられた状態を示す断面図、 第10図は、第5図の線X−Xに沿い、シールドが最大に
押され畳み込まれた状態を示す断面図、 である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ホルスト・ベーム ドイツ連邦共和国、6000 フランクフル ト・アム・マイン、リークニッツアー・ シュトラーセ 5 (56)参考文献 実開 昭61−199419(JP,U) 実開 昭60−6621(JP,U) 実開 昭58−139320(JP,U)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動車の屋根フレームに形成された屋根開
    口の両側部に設けられた案内レールの夫々において移動
    を案内される前方及び後方案内シューを有しており前方
    及び後方案内シューを介して上記屋根開口に対し摺動又
    は摺動−回動することにより開閉自在な摺動カバーが上
    記屋根開口を開放した時に摺動カバーと上記屋根開口と
    の間に生じる側方隙間を遮蔽する為に使用され: 摺動カバーの後方縁部の下方に配置され、案内レールの
    夫々において移動を案内される追加の案内シューにより
    移動を案内される水案内部品と; 案内レールの夫々に沿って延出し、水案内部品に接続さ
    れているとともに前方案内シューに着脱自在に連結さ
    れ、摺動カバーとともに水案内部品を移動させる接続腕
    と; を備えており, 上記接続腕の夫々は、 案内レールの夫々に沿って延出し上方に開口した細長い
    隙間を有した下の部分と、 下の部分の細長い隙間に相互に入れ子式に上下方向に移
    動自在に設けられた少なくとも1枚の薄層板と、 下の部分と入れ子式の少なくとも1枚の薄層板との相互
    間で下の部分においては細長い隙間に、また薄層板が複
    数の場合は下方の薄層板の内部の細長い隙間に、設けら
    れ、少なくとも1枚の薄層板、また薄層板が複数の場合
    は複数の薄層板、を摺動カバーの下面に向かい付勢し、
    屋根開口を閉鎖いた閉鎖位置から上方への摺動カバーの
    移動に追従させる弾性手段と、 入れ子式の少なくとも1枚の薄層板の上下方向における
    移動範囲を制限する止め機構と、 を含んでいる、 ことを特徴とする自動車の摺動又は摺動−回動屋根の側
    方隙間を遮蔽するシールド。
  2. 【請求項2】屋根開口の両側部の前方案内シューの夫々
    には側方に突出した側方突起が設けられており、 接続腕の夫々の下の部分の前端部には、対応する前方案
    内シューの側方突起に対して後方から着脱自在に係合
    し、接続腕の夫々の前端部を対応する前方案内シューの
    側方突起に着脱自在に連結するロックバネが設けられて
    いる、 ことを特徴とする請求項1に記載の自動車の摺動又は摺
    動−回動屋根の側方隙間を遮蔽するシールド。
  3. 【請求項3】前記弾性手段は板バネである、ことを特徴
    とする請求項1に記載の自動車の摺動又は摺動−回動屋
    根の側方隙間を遮蔽するシールド。
  4. 【請求項4】屋根開口の両側部の接続腕の夫々の下の部
    分の前端部は、摺動カバーの前方縁部の下方に配置され
    た前方遮蔽板により相互に接続されている、ことを特徴
    とする請求項1に記載の自動車の摺動又は摺動−回動屋
    根の側方隙間を遮蔽するシールド。
  5. 【請求項5】前記水案内部品と、前記屋根開口の両側部
    の接続腕の夫々の下の部分と、前記前方遮蔽板と、は堅
    い一体のフレームとして形成されている、ことを特徴と
    する請求項4に記載の自動車の摺動又は摺動−回動屋根
    の側方隙間を遮蔽するシールド。
JP1190709A 1988-07-29 1989-07-25 自動車の摺動又は摺動一回動屋根の側方隙間を遮蔽するシールド Expired - Lifetime JP2574469B2 (ja)

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