JP2002521268A - 車両用開口ルーフ構造及び該開口ルーフ構造を備えた車両 - Google Patents
車両用開口ルーフ構造及び該開口ルーフ構造を備えた車両Info
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- B60J7/22—Wind deflectors for open roofs
Abstract
Description
パネルを備えた組合せルーフに関するものであるが、これに限定はされない。こ
の開口ルーフ構造は、車両と完全に一体化され、車両の全ルーフプレートを構成
する。
らなる改良を加えることである。前記サイドビームは、概して、車両のルーフの
前後方向縁部における補強ビームに直接固定される。
から構成され、異なる設計の開口ルーフ構造に極めて容易に適合させることがで
き、また、合理的手法により車両に取付けることが可能で、かつ付加的機能を提
供するものである。
説明する。
(図示せず)のルーフに装着された開口ルーフ構造を示す。本発明によるこの開
口ルーフ構造は、事実上、車両のルーフ全体を構成し、この開口ルーフ構造のフ
レームは、車両ルーフの前縁部、後縁部、前後方向縁部に存在する補強ビーム1
に直接取付けられている。このような開口ルーフ構造は、rail-to-railシステム
として知られている。
示している。この場合、閉鎖部材は剛体パネルの形態で構成され、これらは透明
であっても、そうでなくてもよく、固定的に、または可動状態で取付けられてい
る。図示の実施形態の開口ルーフ構造は、風防2として機能する前部パネルを備
えている。前部パネルは、原則として開口ルーフ構造における開口部3の前側に
設けられる。風防2は、閉鎖ポジションから後傾ポジションへと、自身の駆動ユ
ニットによって、またはその他の手段によって回動可能とされている。
するので当業者には上部スライダとして知られるパネル4を備えている。パネル
4は、追って説明する方式によりガイドレール内でガイドされる。パネル4は、
このガイドによって、閉鎖ポジションから上方へと移動可能であり、次いで、車
両固定ルーフの上方の後方位置へと移動可能である。固定ルーフは、本実施形態
では、車両に固定的に装着された、開口ルーフ構造のパネル5で構成されている
。
。前記パネル6は、スライド・チルトルーフの動きが可能であるように構成され
ている。すなわち、パネル6は、一方で、閉鎖ポジションから後傾換気ポジショ
ンへと移動可能とされ、他方で、下方へ移動した後に後方へ、すなわちパネル5
からなる車両固定ルーフの下方へ移動可能とされている。車両の乗員が、種々の
可動パネル2,4,6のポジションを意のままに調節できるように、これら可動
パネルは、それぞれにそれ自身の駆動ユニットを備えていることが好ましい。も
ちろん、種々のポジションを、制御ユニットに予めプログラムすることもできる
。パネル4及びパネル6の両方が完全に開口されると、極めて大きな開口部が実
現される。
ち、左右方向に延在する前部ビーム7、後部において前部ビーム7と平行に延在
する後部ビーム8、前記両ビームと相互接続されたサイドビーム9を識別するこ
とができる。サイドビーム9は、開口部3及びパネル5の両側において前後方向
に延在しているが、図ではその一方のみを示している。図2に示す部材は、軸線
に対する反対側にも鏡像対称の関係で存在する。前部ビーム7及び後部ビーム8
上には、種々のパネル2,4,6、及び巻取り可能な日よけ13(いわゆるroll
o)を操作するための種々の電気モーター10,12が配設されている。日よけ
13は、前側でローラー14に、後側でローラー15に巻取られる。前記ローラ
ー14,15の一方は駆動され、他方はばね付勢されている。太陽光耐久性及び
/または耐熱性を有する布地またはその類いからなる日よけ13は、その側縁部
が前記サイドビーム9内でガイドされ、さらに、両サイドビーム9内を移動する
狭幅帯材を備えている。これら狭幅帯材は、開口部3を開口させるように開口部
3の前方に配置される。日よけ13には、日よけ13をぴんと張った状態に保持
するための、左右方向に延在する部材を設けてもよい。日よけ13には、長さ方
向に、種々の遮光特性等を有する部分を設け、こうして車両の乗員が好みの特性
を選択できるように構成してもよい。
ルーフトリム11と共に、パネル6開口の際にパネル6を収容する空間を形成し
ている。
イドビーム9の長さ方向の数ヶ所で切った種々の断面を示している。
し部材17とを重ねて形成されている。下方押出し部材16は、上方に開口した
ガイド溝19を有する水平ガイドレール18を備えている。ガイド溝19は、ス
ライド−チルトルーフのパネル6の操作機構をガイドする機能を有する。前記操
作機構は、従来型構造のものでよく、これは本発明の主要部分を構成するもので
はないので図示しない。前記ガイドレール18は、左右方向で開口部3の境界を
形成し、さらに、日よけ13の側縁部をガイドするための溝20を備えている。
下方押出し部材16に属するガイドレール18の外側部分は、いわゆる水濡れ部
分21となっており、浸透した水を集めて排出する役目を果たす。サイドビーム
9の水濡れ部分21は、少なくとも前部ビーム7の水濡れ部分22に連結されて
いる。水濡れ部分22には、車体外部から浸透した水を排水するために、少なく
とも2本の排水ホースが接続されている。
締結ねじまたはボルト30が螺合可能であり、こうしてサイドビーム9を固定ル
ーフの補強ビーム1に固定することができる。締結ねじ部24の近傍には、外側
に延在する水平フランジ25が、下部シール26を取付けるために設けられてい
る。
トし、上方押出し部材17を下方押出し部材16上に嵌め込むか、滑り込ませて
、これらによって閉鎖ユニットを構成することができる。次いで、上方押出し部
材17をねじ31によって固定することができる。ねじ31は、締結ねじ部27
に螺合する。締結ねじ31の頭部は、上方押出し部材17に設けられた溝28内
に収容することができ、この溝は、鳩の尾形に広がるカバー29で覆うことがで
きる。
挟まれた外縁シール部32を示している。シール部32は、開口ルーフ構造と車
両ルーフに補強ビーム1の上面との間をシールする上側シール部分を構成してい
る。上方押出し部材17の下方に傾斜する外側フランジ33は、上方からシール
部32を押圧し、これを補強ビーム1と係合関係に保持している。
を示している。このガイド部分34は、トップスライダのパネル4のガイド部材
(追って説明する)をガイドするためのものである。図4と図5の比較によって
分かるように、ガイド部分34を押出し部材16,17の間に収容するためには
、上方押出し部材17の一部を、特にフライス加工によって切除しなければなら
ない。図4に示される上方押出し部材17の鉛直壁部35及び水平壁部36は、
ガイド部分34を収容するために、図5〜8では大きく切除されている。ガイド
部分34には、内側に開口した上部水平ガイド溝37と下部空間38とが設けら
れている。下部空間は、押出し部材17の長さの大部分において、充填部材39
によって封止されているが、部分的には、トップスライダのパネル4のガイド部
材を下方ガイドするための(プラスチック製)ガイドブロック(図示せず)が嵌
め込まれている。
イド部材は、スライディングシュー40の形態で形成され、ガイド部分34に設
けられたガイド溝37内にスライド可能に収容され、かつ関連するガイドブロッ
ク(図示せず)内でも移動可能とされている。スライディングシュー40は、ス
ライディングシュー40とパネル4とを接続する接続部材41に取付けられてい
る。図7に明瞭に示すように、接続部材41はパネルの下側部分に取付けられて
いるが、パネル4の側縁部では上方に向けて延在し、こうして、パネル4の輪郭
シール42に沿ってその上方に延在している。このような構成による主な利点は
、パネルが、その閉鎖ポジションにある際に(例えば図3参照)、スライディン
グシュー40のためのガイド溝37の下方に配置された下方押出し部材16の略
鉛直シール面43に少なくとも当接してシール部を形成し、前記ガイド溝が存在
することにより生じるパネル4の縁部にけるシールの問題を回避できることであ
る。スライディングシュー40が輪郭シール42より低い高さに配置されている
と、実際、このような問題が生じる。接続部材41は、パネル4に、封入部材4
4を介して取付けられている。前記封入部材44はまた、一方で、接続部材41
とパネル4との間のシールを、他方で、輪郭シール42との間のシールを構成し
ている。輪郭シール42も同様に、パネル4に、封入部材44を介して取付けら
れている。
によってシールされている様子を示している。シール部材45は、その上部と下
部とを、ガイド部分34と上方押出し部材17との間、またはガイド部分34と
充填部材39との間にクランプされている。図示の実施形態では、シール部材4
5は、上部・下部からそれぞれ延在し無変形状態では互いに当接するシールリッ
プから構成されている。これらシールリップは変形可能であり、そのようにして
パネル4の接続部材41を通過させることができるように構成されている。前記
シール部材45は、ガイド溝37内におけるスライディングシュー40の滑らか
な動きを阻害することになる水分及び埃を、できる限りガイド溝37に侵入させ
ないように機能する。
ランジ47に、ねじ46を介して着脱可能に取付けられている様子を示している
。前記パネル5は、パネル4と同様に輪郭シール42を備えている。図5,7に
示すように、チルト−スライドルーフのパネル6にも、前記輪郭シール42が設
けられている。前記各シール42は、パネル4,5,6とビーム7,8,9との
間のシールを形成する。前記パネル4,5,6は、前縁部にはシールを有してい
ない。なぜなら、各パネルと、その前側に位置するパネルとの間のシールは、前
側にあるパネルの後縁部に設けられた輪郭シール42によって行われるからであ
る。これは、風防2の場合にもあてはまる。但し、風防2の場合には、前記輪郭
シール42は全周にわたって形成されている。
レール48を備えている様子を示している。上方押出し部材17の一端は、前記
マウントレール48を包むように形成することができる。マウントレール48は
外側に向けてわずかに傾斜し、こうして、上方押出し部材17の他の部分と車両
のルーフ形状とに、できるだけ滑らかに接続できるように形成されている。
における補強ビーム1または固定ルーフの上面と、マウントレール48′の上面
と、ガイド部分34′の上面と、パネル4,5,6の上面とが、少なくとも部分
的に直線上に並べられ、従って、サイドビーム9がほぼ完全にルーフの凹所内に
収められているものである。そのために、ガイド部分34′は、前述とは異なる
形状の下方押出し部材16′内に収容され、上方押出し部材17′はマウントレ
ール48′のみを構成している。
のパネル4を固定パネル5の上方の高い位置に配置するには、特別な方策が必要
である。そのために、接続部材41′には、鉛直延在部分49が設けられている
。鉛直延在部分49は、パネル4の閉鎖ポジションでは、押出し部材16′内の
キャビティの底部に延在するスライディングシュー40′と共に、押出し部材1
6′内で延在している。押出し部材16′内に配置されガイド部分34′を収容
する前記キャビティ50の上部は、リップ状部材51によってシールされている
。リップ状部材51は、マウントレール48′によって押出し部材16′に押圧
されている。シール部材51は、その自由端部の下側がキャビティ50を形成す
る押出し部材16′の鉛直フランジ上端部に接してシールを構成するように、変
形可能に形成されている。他方、シール部材51は、接続部材41′の通過の際
には上方に湾曲可能であり、接続部材41′の鉛直延在部分49にシール状態で
当接する。図10の断面図は、サイドビーム9′の前方位置において、すなわち
パネル4の閉鎖ポジションにおいて、シール部材51の自由端部がパネル4′の
接続部材41′の上面に接している様子を示している。シール部材51の接続部
材41′に対する適切な当接状態を実現するために、本実施形態では、延在部分
49を板状とし、かつ十分下方にまで延在させて、シール部材51の適切な当接
状態が図12に示すポジションまで継続されるように構成している。延在部分4
9は、スライディングシュー40′の位置ではさらに下方に延在し、スライディ
ングシュー40′は延在部分49の水平突出部分53に接触する。本実施形態で
は、スライディングシュー40′のためのガイド溝37は、下方押出し部材16
′に直接形成されている。しかし、下方押出し部材16′の壁部は、フライス加
工によって部分的に、特に、スライディングシュー40′がガイドされて最下方
位置をとる部分においては、切除されている。
造を提供する。
、その範囲を逸脱することなく種々の変更を加えることが可能である。例えば、
本発明における種々の構成部材を、車両の固定ルーフに形成された開口部に直接
取付けられた従来の開口ルーフ構造に、または、後から取付けられる開口ルーフ
構造に用いることもできる。
ての操作機構を省略して示す前後方向断面図である。
構なしで示す平面図である。
ョンにある状態で示している。
ョンにある状態で示している。
す図である。
示す図である。
図7に対応して示す断面図である。
図8に対応して示す断面図である。
Claims (25)
- 【請求項1】 固定ルーフ内に開口部を有する車両用の開口ルーフ構造であ
って、前記ルーフへの部材取付け用に設けられた固定部材と、トップスライダと
称される少なくとも1つのパネルと、を備え、前記固定部材が、ガイドレールを
含んで前記ルーフ開口部の両側で該開口部の後方へ向けて前後方向に延在するサ
イドビームを備え、前記パネルが、前記ガイドレールに支持され、前記ルーフ開
口部を少なくとも部分的に閉鎖する閉鎖ポジションと該パネルが後方に移動して
前記固定ルーフ上に配置され前記ルーフ開口部を少なくとも部分的に開口する開
口ポジションとの間で調節可能とされ、さらに、前記パネルが、前記ガイドレー
ル内に設けられたガイドスロット内に係合する後部ガイド部材を備え、前記パネ
ルの閉鎖ポジションで前記パネルと前記固定部材との間にシール状態を形成する
シール部材が設けられている開口ルーフ構造において、 前記シール部材は、前記パネルの外周部に設けられ、かつ前記シール部材は、
前記閉鎖ポジションで前記固定部材の略鉛直面に当接し、さらに、前記シール部
材の上側に沿って前記ガイド部材から前記パネルへと接続部材が延在しているこ
とを特徴とする開口ルーフ構造。 - 【請求項2】 前記接続部材は、前記パネルの一側に設けられた板状部材か
らなることを特徴とする請求項1に記載の開口ルーフ構造。 - 【請求項3】 前記板状接続部材は、前記ガイドレールの対応するガイドス
ロット内に係合し、前記ガイドスロットは、その上面を変形可能なシールリップ
で覆われ、前記シールリップは、前記閉鎖ポジションにおいて前記パネルに当接
し、前記開口ポジションにおいて前記板状接続部材の側面に当接することを特徴
とする請求項2に記載の開口ルーフ構造。 - 【請求項4】 前記ガイド部材は、前記板状接続部材の水平方向に突出する
フランジ下端部にスライド当接するスライディングシューからなることを特徴と
する請求項2または3に記載の開口ルーフ構造。 - 【請求項5】 前記接続部材は、前記シール部材の内側かつ前記パネルの下
側に延在し、かつ、前記接続部材及び前記シール部材は、好ましくは、封入部材
によって前記パネルに接続されていることを特徴とする請求項1から4のいずれ
か1項に記載の開口ルーフ構造。 - 【請求項6】 前記各サイドビームは、ルーフキャリアまたはその類いを取
付けるためのマウントレールを備え、該マウントレールの上面は、好ましくは、
左右方向に、前記固定ルーフの形状との継続性を有することを特徴とする請求項
1から5のいずれか1項に記載の開口ルーフ構造。 - 【請求項7】 前記マウントレールは、前記各サイドビームに設けられた上
部ガイドレールの側方に配置され、かつ車両に取付けられた際には前記上部ガイ
ドレールと共に前記固定ルーフの凹所内に収められ、好ましくは、車両の固定ル
ーフの上面と、前記マウントレールの上面と、前記ガイドレールの上面と、前記
パネルの上面とが、少なくとも部分的に直線上に並べて配置されていることを特
徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の開口ルーフ構造。 - 【請求項8】 前記マウントレールは、独立の押出し部材から形成され、か
つ、前記サイドビームの他部分に取付けられていることを特徴とする請求項7に
記載の開口ルーフ構造。 - 【請求項9】 前記マウントレールは、少なくとも実質的に前記ガイドレー
ルの上方に配置され、かつ、前記マウントレールは、好ましくは、上方押出し部
材の一部として一体成形されていることを特徴とする請求項1から6のいずれか
1項に記載の開口ルーフ構造。 - 【請求項10】 前記各ガイドレールには、少なくとも1つのガイド溝が設
けられ、該ガイド溝内には、前記閉鎖部材のための少なくとも1つのガイド部材
がスライド可能に収容され、前記ガイドレールの前記ガイド溝は、変形可能なシ
ール要素によってカバーされ、該シール要素は、前記ガイド溝をカバーすると共
に、閉鎖部材のための前記ガイド部材の通過を許容するために変形可能であるこ
とを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の開口ルーフ構造。 - 【請求項11】 前記シール要素は、互いに当接する2つの柔軟性シールリ
ップ、ブラシ、またはその類いを、対向位置から前記溝を覆うように延在させて
構成されていることを特徴とする請求項10に記載の開口ルーフ構造。 - 【請求項12】 前記シール要素は、柔軟性シールリップを、前記溝の一側
から他側に向けて延在させて構成されていることを特徴とする請求項10に記載
の開口ルーフ構造。 - 【請求項13】 前記各サイドビームは、上方に開口したガイド溝を備えた
水平部分と鉛直部分とを有する2つの押出し部材を互いに接続して構成され、前
記2つの押出し部材の間には独立のガイド部分が挟持されていることを特徴とす
る請求項1から12のいずれか1項に記載の開口ルーフ構造。 - 【請求項14】 前記押出し部材の一部はフライス加工によって切除可能で
あり、こうして、種々の(長さの)ガイド部分を収容可能であることを特徴とす
る請求項1から13のいずれか1項に記載の開口ルーフ構造。 - 【請求項15】 2つの閉鎖部材を備え、第1の閉鎖部材のためのガイド部
材は下方押出し部材に設けられたガイド溝内でガイドされ、第2の閉鎖部材のた
めのガイド部材は前記独立のガイド部分内でガイドされることを特徴とする請求
項13または14に記載の開口ルーフ構造。 - 【請求項16】 前記押出し部材の外側には、前記車両の固定ルーフに対し
てシール状態を形成するシール部材が設けられ、前記シール部材は、前記2つの
押出し部材間に挟持されていることを特徴とする請求項13から15のいずれか
1項に記載の開口ルーフ構造。 - 【請求項17】 固定ルーフ内に開口部を有する車両用の開口ルーフ構造で
あって、前記ルーフへの部材取付け用に設けられかつガイドレールを含んで前記
ルーフ開口部の両側で該開口部の後方へ向けて前後方向に延在するサイドビーム
を備えた固定部材と、前記ガイドレールによって支持された少なくとも1つの第
1閉鎖部材と、前記ガイドレールによって支持されトップスライダと称される第
2パネルと、を備え、前記第1閉鎖部材は、前記ルーフ開口部を部分的に閉鎖す
る閉鎖ポジションと該閉鎖部材が後方に移動して前記固定ルーフ上に配置され前
記ルーフ開口部を少なくとも部分的に開口する開口ポジションとの間で調節可能
とされ、前記第2パネルは、前記ルーフ開口部の他の部分を閉鎖する閉鎖ポジシ
ョンと該パネルが後方に移動して前記固定ルーフ上に配置され前記ルーフ開口部
を少なくとも部分的に開口する開口ポジションとの間で調節可能とされているこ
とを特徴とする開口ルーフ構造。 - 【請求項18】 前記固定ルーフの後部は、該開口ルーフ構造に着脱可能に
設けられたパネルから構成されていることを特徴とする請求項17に記載の開口
ルーフ構造開口ルーフ構造。 - 【請求項19】 固定ルーフ内に開口部を有する車両用の開口ルーフ構造で
あって、前記ルーフへの部材取付け用に設けられかつガイドレールを含んで前記
ルーフ開口部の両側で該開口部の後方へ向けて前後方向に延在するサイドビーム
を備えた固定部材と、前記ガイドレールによって支持されかつ前記ルーフ開口部
を部分的に閉鎖する閉鎖ポジションと前記ルーフ開口部を少なくとも部分的に開
口する開口ポジションとの間で調節可能とされた少なくとも1つの閉鎖部材と、
を備え、前記各ガイドレールには、少なくとも1つのガイド溝が設けられ、該ガ
イド溝内には、前記閉鎖部材のための少なくとも1つのガイド部材がスライド可
能に収容されている開口ルーフ構造において、 前記ガイドレールの前記ガイド溝は、変形可能なシール要素によってカバーさ
れ、該シール要素は、前記ガイド溝をカバーすると共に、閉鎖部材のための前記
ガイド部材の通過を許容するために変形可能であることを特徴とする開口ルーフ
構造。 - 【請求項20】 前記シール要素は、互いに当接する2つの柔軟性シールリ
ップ、ブラシ、またはその類いを、対向位置から前記溝を覆うように延在させて
構成されていることを特徴とする請求項19に記載の開口ルーフ構造。 - 【請求項21】 前記シール要素は、柔軟性シールリップを、前記溝の一側
から他側に向けて延在させて構成されていることを特徴とする請求項19に記載
の開口ルーフ構造。 - 【請求項22】 固定ルーフ内に開口部を有する車両用の開口ルーフ構造で
あって、前記ルーフへの部材取付け用に設けられかつガイドレールを含んで前記
ルーフ開口部の両側で該開口部の後方へ向けて前後方向に延在するサイドビーム
を備えた固定部材と、前記ガイドレールによって支持されかつ前記ルーフ開口部
を部分的に閉鎖する閉鎖ポジションと前記ルーフ開口部を少なくとも部分的に開
口する開口ポジションとの間で調節可能とされた少なくとも1つの閉鎖部材と、
を備え、前記各サイドビームが、上方に開口したガイド溝を備えた水平部分と鉛
直部分とを有する2つの押出し部材を互いに接続して構成されている開口ルーフ
構造において、 前記2つの押出し部材の間には、独立のガイド部分が挟持されていることを特
徴とする開口ルーフ構造。 - 【請求項23】 前記押出し部材の一部はフライス加工によって切除可能で
あり、こうして、種々の(長さの)ガイド部分を収容可能であることを特徴とす
る請求項22に記載の開口ルーフ構造。 - 【請求項24】 2つの閉鎖部材を備え、第1の閉鎖部材のためのガイド部
材は下方押出し部材に設けられたガイド溝内でガイドされ、第2の閉鎖部材のた
めのガイド部材は前記独立のガイド部分内でガイドされることを特徴とする請求
項22または23に記載の開口ルーフ構造。 - 【請求項25】 請求項1から24のいずれか1項に記載の開口ルーフ構造
を備えた車両。
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